ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6838450
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山(坂本〜八丁尾根〜日向大谷)

2024年05月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
07:56
距離
26.6km
登り
1,872m
下り
2,075m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
1:47
合計
7:56
7:45
58
8:43
8:50
51
9:41
9:47
24
10:11
10:19
1
10:20
10:39
4
10:43
10:53
15
11:08
11:24
9
11:33
7
11:40
11:56
9
12:05
12:08
5
12:13
12:15
9
12:24
3
12:27
12:31
3
12:34
7
12:41
12:44
24
13:08
13:10
19
13:29
13:31
2
13:33
13:37
2
13:39
13:41
22
14:03
22
14:25
14:26
18
14:44
4
14:48
17
15:05
6
15:11
18
15:29
15:30
10
15:41
薬師の湯
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:
西武秩父駅→小鹿野車庫(タクシー)
小鹿野車庫→坂本停留所(西武観光バス)

帰り:
薬師の湯停留所→西武秩父駅(小鹿野町営バス)

坂本停留所へは通常、西武秩父駅から小鹿野車庫行の西武観光バスを利用し乗り換えるが、平日は下り電車との乗り継ぎ時間がないためタクシーを利用した(参考:5,600円)。
相乗りできるならタクシー利用が経済的だが、ソロであれば西武秩父駅そばのカプセルホテルに泊まって始バスを利用する手もある。
コース状況/
危険箇所等
■坂本停留所〜八丁峠
一般道で一応道標もあるが不明瞭な箇所が多くルートファインディングは必須。徒渉や足場の細い斜面を歩く必要もある。
基本的に道型が怪しくなったら周囲を見渡してピンクテープか踏み跡を探す。谷でGPSが乱れているためヤマレコのルート・足跡は大まかな進行方向を知る程度に使う。
大岩の地点までは最終的に右岸(進行方向左側)に渡るという事を意識して歩くと良い。
1300m付近で北側に谷を渡るような踏み跡があるが誤り。南寄りに西側へ登っていくとはっきりとした踏み跡に出て、九十九折れの道を経て八丁峠に出る。

■八丁峠〜両神山山頂(剣ヶ峰)
東岳まで鎖場のアップダウンが連続する険路。一つ一つの鎖場の難度はそれほどではないものの急傾斜の登り下りが続き消耗する。下降時にルート外へ迷い込みそうになる箇所があるため、少しでも難しく感じた場合は引き返してルート確認する事が重要。正しいルート上には必ず鎖かテープがある。
東岳以降は道が安定し、鎖場を1箇所乗り越えると剣ヶ峰の真裏に出る。

■両神山山頂〜日向大谷登山口
全体に歩きやすい一般道。短い鎖場やハシゴがいくつかある。段差が大きいので雨後は注意を要する。
両神清滝小屋〜弘法清水井戸間に小規模の崩壊地あり、固定ロープ利用。会所から日向大谷までは狭いトラバースを歩く。谷底まで50~100m切れ落ちていて高度感がある。
その他周辺情報 ■その他
小鹿野車庫:自販機、トイレあり
坂本停留所:トイレあり
日蔭停留所:自販機、トイレあり

■入浴
西武秩父駅前温泉 -祭の湯(大人平日:1100円)
https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/index.html
駅直結、フードコートもあり至便。土産物コーナーが充実。各種決済方法にも対応している。
休日は混みあう上、料金が上がるので平日利用がおすすめ。
<小鹿野車庫停留所>
平日は電車とバスの乗り継ぎができないダイヤなのでタクシーで乗り付ける。役場下車なら交通費を節約できるけど、こちらならトイレと自販機が利用できる。
2024年05月24日 06:53撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 6:53
<小鹿野車庫停留所>
平日は電車とバスの乗り継ぎができないダイヤなのでタクシーで乗り付ける。役場下車なら交通費を節約できるけど、こちらならトイレと自販機が利用できる。
東には武甲山が良く目立つ。
2024年05月24日 06:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 6:56
東には武甲山が良く目立つ。
<坂本停留所>
終点の坂本BSより行動開始。バスの運転手は終始親切だった。
2024年05月24日 07:45撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:45
<坂本停留所>
終点の坂本BSより行動開始。バスの運転手は終始親切だった。
国道を西へ歩いていく。写真は車道より見下ろす河原沢川。この後入渓する。
2024年05月24日 07:50撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:50
国道を西へ歩いていく。写真は車道より見下ろす河原沢川。この後入渓する。
<坂本コース登山口>
道なりに10分ほどで埼玉おなじみの吊り下げ式の標識が現れた。ここで国道を離れコンクリの細い道を登っていく。
2024年05月24日 07:52撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:52
<坂本コース登山口>
道なりに10分ほどで埼玉おなじみの吊り下げ式の標識が現れた。ここで国道を離れコンクリの細い道を登っていく。
八丁峠まで2時間半、両神山まで4時間45分とあるけどこれはかなりタイトなタイム設定だと後で知る。
2024年05月24日 07:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 7:52
八丁峠まで2時間半、両神山まで4時間45分とあるけどこれはかなりタイトなタイム設定だと後で知る。
擁壁上の祠に山行の無事を祈る。
2024年05月24日 07:52撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:52
擁壁上の祠に山行の無事を祈る。
フタリシズカとコフキサルハムシ
2024年05月24日 07:53撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:53
フタリシズカとコフキサルハムシ
<小鹿野町第2簡易水道浄水場>
コンクリ道は浄水場のためのものだった。登山ポストや立派な看板があっていかにも登山口風。
2024年05月24日 07:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 7:53
<小鹿野町第2簡易水道浄水場>
コンクリ道は浄水場のためのものだった。登山ポストや立派な看板があっていかにも登山口風。
「一部不明箇所」
2024年05月24日 07:53撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:53
「一部不明箇所」
初っ端から道迷いを誘発しそうな分岐が現れる。リカバリーはできるだろうけど正解は電柱左手の山道。
2024年05月24日 07:54撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:54
初っ端から道迷いを誘発しそうな分岐が現れる。リカバリーはできるだろうけど正解は電柱左手の山道。
既に道標が力尽きて横たわっている。この時点で坂本ルートの雰囲気はばっちり掴めた。
2024年05月24日 07:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 7:54
既に道標が力尽きて横たわっている。この時点で坂本ルートの雰囲気はばっちり掴めた。
沢音を下に聞きながら緩やかに登っていく。
2024年05月24日 07:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 7:56
沢音を下に聞きながら緩やかに登っていく。
旧作業小屋だろうか?人工的な石積みの跡が見られる。
2024年05月24日 07:58撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 7:58
旧作業小屋だろうか?人工的な石積みの跡が見られる。
周囲には残留物がたくさん。
2024年05月24日 07:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 7:58
周囲には残留物がたくさん。
しばらく植林の中を道なりに進んでいくと標高650m付近で道は左右に分かれる。山側にピンクテープが付いているがこちらは送電鉄塔の巡視路のようだった。どちらを進んでも先で合流する。
2024年05月24日 08:02撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:02
しばらく植林の中を道なりに進んでいくと標高650m付近で道は左右に分かれる。山側にピンクテープが付いているがこちらは送電鉄塔の巡視路のようだった。どちらを進んでも先で合流する。
分岐→合流を経てすぐでトタン屋根の祠前に出る。
2024年05月24日 08:07撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:07
分岐→合流を経てすぐでトタン屋根の祠前に出る。
祭神不詳
2024年05月24日 08:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:07
祭神不詳
祠を過ぎると様子が一変して道が荒れ始める。
2024年05月24日 08:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:08
祠を過ぎると様子が一変して道が荒れ始める。
少しでも道型が崩れるとルートが判らなくなる。そういった所には大抵赤テープかケルンがあるので目を凝らしながら進んでいく。ここはどうやら徒渉するらしい。
2024年05月24日 08:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:09
少しでも道型が崩れるとルートが判らなくなる。そういった所には大抵赤テープかケルンがあるので目を凝らしながら進んでいく。ここはどうやら徒渉するらしい。
高巻くのかな?と思い斜面を見上げる。新緑が美しい。
2024年05月24日 08:12撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:12
高巻くのかな?と思い斜面を見上げる。新緑が美しい。
渓相も美しい。結局、変に大きく高巻くような部分はなく右岸メインで沢に近い部分を歩く。
2024年05月24日 08:12撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:12
渓相も美しい。結局、変に大きく高巻くような部分はなく右岸メインで沢に近い部分を歩く。
次々に小滝が現れるのでついつい見入ってしまうが崩れ気味の斜面を伝っていくので油断できない。
2024年05月24日 08:13撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:13
次々に小滝が現れるのでついつい見入ってしまうが崩れ気味の斜面を伝っていくので油断できない。
と思ったらしっかりとした踏み跡が現れたりと変化が大きい。
2024年05月24日 08:14撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:14
と思ったらしっかりとした踏み跡が現れたりと変化が大きい。
しばらく進むと右岸が行き止まりになるので徒渉する。大抵川幅は2,3mほどで適当な所を見付けて飛び石していく事になる。
2024年05月24日 08:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:16
しばらく進むと右岸が行き止まりになるので徒渉する。大抵川幅は2,3mほどで適当な所を見付けて飛び石していく事になる。
対岸にはモノレールの軌道がある。足場が浮いているので現用ではなさそう。ちなみにここは渡り切らず右岸に復帰する。
2024年05月24日 08:17撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:17
対岸にはモノレールの軌道がある。足場が浮いているので現用ではなさそう。ちなみにここは渡り切らず右岸に復帰する。
桟道が崩れたものだろうか。落ち葉の下の様子が分からないため探り探り歩いた。
2024年05月24日 08:20撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:20
桟道が崩れたものだろうか。落ち葉の下の様子が分からないため探り探り歩いた。
このルートに道標があるのは違和感を覚えるがあればあるとで有難い。
2024年05月24日 08:20撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:20
このルートに道標があるのは違和感を覚えるがあればあるとで有難い。
道標のすぐ先は徒渉ポイント。ここは早めに渡って5mほど登った所から高巻くか、すぐに右岸に渡り直してクリアする事をおすすめする。
2024年05月24日 08:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:20
道標のすぐ先は徒渉ポイント。ここは早めに渡って5mほど登った所から高巻くか、すぐに右岸に渡り直してクリアする事をおすすめする。
自分のように滝を見ようと沢床をうろうろしていると、
2024年05月24日 08:21撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:21
自分のように滝を見ようと沢床をうろうろしていると、
二進も三進もいかなくなって写真右手の落ち葉を踏み抜いて片足がドボンする羽目になる。
2024年05月24日 08:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:22
二進も三進もいかなくなって写真右手の落ち葉を踏み抜いて片足がドボンする羽目になる。
滝を越えたと思ったらすぐに道がなくなる。今度は右岸上方に踏み跡がある様子。
2024年05月24日 08:26撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:26
滝を越えたと思ったらすぐに道がなくなる。今度は右岸上方に踏み跡がある様子。
細い踏み跡を追って徐々に高度を上げていく。
2024年05月24日 08:28撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:28
細い踏み跡を追って徐々に高度を上げていく。
爬虫類の爪のような滝。足を滑らせたらあそこへ真っ逆さま。
2024年05月24日 08:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:29
爬虫類の爪のような滝。足を滑らせたらあそこへ真っ逆さま。
トラバースではよくある谷越えの悪場も例外なく細くて悪い。
2024年05月24日 08:31撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:31
トラバースではよくある谷越えの悪場も例外なく細くて悪い。
クワガタソウ
今回の山行で最もたくさん見掛けた花。
2024年05月24日 08:32撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:32
クワガタソウ
今回の山行で最もたくさん見掛けた花。
このまま右岸で登り上げるものかと思いきや地図通りとはいかず中洲のような場所を利用して沢を渡る。テープはあるにはあるがルートファインディングに慣れていないと厳しい。
2024年05月24日 08:35撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:35
このまま右岸で登り上げるものかと思いきや地図通りとはいかず中洲のような場所を利用して沢を渡る。テープはあるにはあるがルートファインディングに慣れていないと厳しい。
渡って登り返した先に道標が立っていたので間違いでないことを確認する。
2024年05月24日 08:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:36
渡って登り返した先に道標が立っていたので間違いでないことを確認する。
濡れて崩れて危ない所もあり。
2024年05月24日 08:37撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:37
濡れて崩れて危ない所もあり。
再度右岸を歩くようになるとやや道は安定する。標高900m地点で1基めの堰堤脇を通過した。
2024年05月24日 08:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:38
再度右岸を歩くようになるとやや道は安定する。標高900m地点で1基めの堰堤脇を通過した。
ミヤマハコベ
2024年05月24日 08:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:40
ミヤマハコベ
いつからあるのか、小鹿野山岳会の標識など私標もいくつかあり心の支えになる。
2024年05月24日 08:41撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:41
いつからあるのか、小鹿野山岳会の標識など私標もいくつかあり心の支えになる。
新緑で阻まれているが3基めの堰堤の向こうに林道金山志賀坂線が見えた。
2024年05月24日 08:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:42
新緑で阻まれているが3基めの堰堤の向こうに林道金山志賀坂線が見えた。
<大岩>
行ったり来たりと迷いつつ巨大な一枚岩の下まで辿り着いた。
2024年05月24日 08:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:42
<大岩>
行ったり来たりと迷いつつ巨大な一枚岩の下まで辿り着いた。
大岩の向こう側にはテーブルがあったので祠の前で一息つかせてもらう。
2024年05月24日 08:43撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:43
大岩の向こう側にはテーブルがあったので祠の前で一息つかせてもらう。
石垣の跡
2024年05月24日 08:51撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:51
石垣の跡
本沢を外れて南へ登っていく。堰堤の背が低くなってきた。
2024年05月24日 08:52撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:52
本沢を外れて南へ登っていく。堰堤の背が低くなってきた。
これは極端な例かも知れないが斜面にあるかないの踏み跡を追って進んでいくケースはいくつもあった。
2024年05月24日 08:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:53
これは極端な例かも知れないが斜面にあるかないの踏み跡を追って進んでいくケースはいくつもあった。
碍子のかけらが落ちていた。
2024年05月24日 08:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:55
碍子のかけらが落ちていた。
「足元注意」の標識を見て浅い沢を渡り左岸に出る。
2024年05月24日 08:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:58
「足元注意」の標識を見て浅い沢を渡り左岸に出る。
ぼろぼろの指導標。
2024年05月24日 08:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 8:58
ぼろぼろの指導標。
再度左岸に渡り直し、
2024年05月24日 08:59撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 8:59
再度左岸に渡り直し、
踏み跡を追って切り返すように登り上げていく。
2024年05月24日 09:02撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:02
踏み跡を追って切り返すように登り上げていく。
1200m付近まで標高を上げると名前でも付いていそうな巨岩が西側に連続する。
2024年05月24日 09:04撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:04
1200m付近まで標高を上げると名前でも付いていそうな巨岩が西側に連続する。
最後の水場。
2024年05月24日 09:04撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:04
最後の水場。
辛うじて立っている道標。これを見てまた右岸へ渡る。ここまでとにかくテープと踏み跡探しで忙しく、坂本から両神山まで概ね半分歩いてきたという実感がない。
2024年05月24日 09:07撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:07
辛うじて立っている道標。これを見てまた右岸へ渡る。ここまでとにかくテープと踏み跡探しで忙しく、坂本から両神山まで概ね半分歩いてきたという実感がない。
筍のような巨岩を巻いていく。
2024年05月24日 09:10撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:10
筍のような巨岩を巻いていく。
涸れた谷を渡り対岸の踏み跡へ。以降も細い谷地形はあるものの体感的にここが八丁峠までの最後の谷(沢)越えのポイントとなる。
2024年05月24日 09:12撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:12
涸れた谷を渡り対岸の踏み跡へ。以降も細い谷地形はあるものの体感的にここが八丁峠までの最後の谷(沢)越えのポイントとなる。
谷を詰めるほど徐々に険しさを増してくる。ちょっとした岩場をへつるようにして、
2024年05月24日 09:15撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:15
谷を詰めるほど徐々に険しさを増してくる。ちょっとした岩場をへつるようにして、
ルートは西寄りに変わり九十九折れに登るようになる。
2024年05月24日 09:18撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:18
ルートは西寄りに変わり九十九折れに登るようになる。
斜面と並行に立つ指導標。
2024年05月24日 09:20撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:20
斜面と並行に立つ指導標。
1300m付近でやや迷った。谷を渡った北側(写真右手)へ踏み跡のようなものがあったが引き返しに不安を感じ、右岸寄りを直登した。実際は写真で見る以上の傾斜があり這うようにして上がったところ、右岸のさらに外側に九十九折れの踏み跡が登ってきていた。
2024年05月24日 09:21撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:21
1300m付近でやや迷った。谷を渡った北側(写真右手)へ踏み跡のようなものがあったが引き返しに不安を感じ、右岸寄りを直登した。実際は写真で見る以上の傾斜があり這うようにして上がったところ、右岸のさらに外側に九十九折れの踏み跡が登ってきていた。
ルートに復帰、ここから何度か折り返しながら八丁峠までの高度を稼いでいく。明るい斜面にはバイケイソウやトリカブトの葉が眩しい。
2024年05月24日 09:24撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:24
ルートに復帰、ここから何度か折り返しながら八丁峠までの高度を稼いでいく。明るい斜面にはバイケイソウやトリカブトの葉が眩しい。
ちらちらと東側が開けて見えるようになってきた。
2024年05月24日 09:26撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:26
ちらちらと東側が開けて見えるようになってきた。
北から上がってくる八丁トンネルからの山道と合流。
2024年05月24日 09:34撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:34
北から上がってくる八丁トンネルからの山道と合流。
<八丁峠>
尾根が見えてからも思った以上に距離と高度差があり、やっとの事で八丁峠に乗り上げた。
2024年05月24日 09:40撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:40
<八丁峠>
尾根が見えてからも思った以上に距離と高度差があり、やっとの事で八丁峠に乗り上げた。
すぐ先に展望台とあったので登ってみるも木々が成長したのか眺めはなし。崖のそばだったのでベンチは使わず峠の道標まで戻って休憩した。
2024年05月24日 09:41撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:41
すぐ先に展望台とあったので登ってみるも木々が成長したのか眺めはなし。崖のそばだったのでベンチは使わず峠の道標まで戻って休憩した。
八丁峠の標識は鞍部に立っているわけではないのでまずは少し南に下ることになる。上落合橋からの道が良いのでそちらについ進みそうになってしまう。
2024年05月24日 09:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:42
八丁峠の標識は鞍部に立っているわけではないのでまずは少し南に下ることになる。上落合橋からの道が良いのでそちらについ進みそうになってしまう。
看板から八丁尾根の脅しが掛かる。
2024年05月24日 09:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 9:42
看板から八丁尾根の脅しが掛かる。
が、鞍部付近はまだ平和な山道。
2024年05月24日 09:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:46
が、鞍部付近はまだ平和な山道。
ヤマツツジはまだこの標高では蕾。
2024年05月24日 09:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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ヤマツツジはまだこの標高では蕾。
鞍部には索道跡。
2024年05月24日 09:47撮影 by  X30, FUJIFILM
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鞍部には索道跡。
じきに露岩の登りに変わる。やや痩せているもののまだ序の口。
2024年05月24日 09:49撮影 by  X30, FUJIFILM
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じきに露岩の登りに変わる。やや痩せているもののまだ序の口。
雲取山の三峰ルートにあったような立派な標柱が立てられているが後にも先にも同型のものは見られなかった。
2024年05月24日 09:50撮影 by  X30, FUJIFILM
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雲取山の三峰ルートにあったような立派な標柱が立てられているが後にも先にも同型のものは見られなかった。
ルート上にはテープが点々と付いていて迷い込みそうな箇所にはロープが張られていたりと、坂本コースに比べ待遇は良い。
2024年05月24日 09:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:52
ルート上にはテープが点々と付いていて迷い込みそうな箇所にはロープが張られていたりと、坂本コースに比べ待遇は良い。
緩急を付けつつも道は徐々に険しさを増してくる。
2024年05月24日 09:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:53
緩急を付けつつも道は徐々に険しさを増してくる。
四阿屋山などでも見られるおなじみの鎖看板が現れたと思ったら、
2024年05月24日 09:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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四阿屋山などでも見られるおなじみの鎖看板が現れたと思ったら、
最初の鎖場に差し掛かった。ここは言わば練習区間、木の根や岩に手足を掛けて登っていく。
2024年05月24日 09:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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最初の鎖場に差し掛かった。ここは言わば練習区間、木の根や岩に手足を掛けて登っていく。
上部も鎖は下がっているものの使わずに高度を上げる。
2024年05月24日 09:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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上部も鎖は下がっているものの使わずに高度を上げる。
最初の岩場を過ぎると西側に開ける。
2024年05月24日 09:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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最初の岩場を過ぎると西側に開ける。
南八ヶ岳アップ
2024年05月24日 09:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:55
南八ヶ岳アップ
稜線を彩るトウゴクミツバツツジ。
2024年05月24日 09:56撮影 by  X30, FUJIFILM
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稜線を彩るトウゴクミツバツツジ。
すぐ先に地図に現れないギャップがある。慎重に行動すれば安全に下りられる事は分かっていても左右が切れ落ちているので腰が引け気味に。
2024年05月24日 09:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:57
すぐ先に地図に現れないギャップがある。慎重に行動すれば安全に下りられる事は分かっていても左右が切れ落ちているので腰が引け気味に。
登りでは役に立つ木の根も下りではトラップになりがち。以降もこのような下りが幾度となく現れる。
2024年05月24日 09:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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登りでは役に立つ木の根も下りではトラップになりがち。以降もこのような下りが幾度となく現れる。
ギャップの向かいを観察。一見行けなさそうに見え動揺するが右手から鎖の下がった岩場に取り付ける。
2024年05月24日 09:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:57
ギャップの向かいを観察。一見行けなさそうに見え動揺するが右手から鎖の下がった岩場に取り付ける。
すぐそばには深い谷が口を開けている。
2024年05月24日 09:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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すぐそばには深い谷が口を開けている。
ギャップ向かいの鎖場を登る。きつそうに見えるが向かって右寄りに歩けた。
2024年05月24日 09:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 9:58
ギャップ向かいの鎖場を登る。きつそうに見えるが向かって右寄りに歩けた。
展望地を経て3つめの鎖場へ。ここは登りというよりは下りのスリップ防止のために設置されたような感じ。
2024年05月24日 10:01撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:01
展望地を経て3つめの鎖場へ。ここは登りというよりは下りのスリップ防止のために設置されたような感じ。
その先はまた見晴らしのきく場所に出る。こちらは登ってきた河原沢川の谷を見下ろせた。奥には赤久縄山、上州の名山は霞の向こう。
2024年05月24日 10:03撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:03
その先はまた見晴らしのきく場所に出る。こちらは登ってきた河原沢川の谷を見下ろせた。奥には赤久縄山、上州の名山は霞の向こう。
ルートは尾根の大岩を南に巻くようにしてまた下る。ここは木の根だらけで傾斜があったのでロープがありがたかった。
2024年05月24日 10:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:04
ルートは尾根の大岩を南に巻くようにしてまた下る。ここは木の根だらけで傾斜があったのでロープがありがたかった。
大岩を巻き越すと正面に西岳が立ちはだかる。ピークまでは2,3ギャップを越える必要がありそう。
2024年05月24日 10:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:07
大岩を巻き越すと正面に西岳が立ちはだかる。ピークまでは2,3ギャップを越える必要がありそう。
先ほど見た岩壁の基部より。急傾斜ながらスタンスが取りやすく、クラックを中心に登ればすんなりと越えられた。
2024年05月24日 10:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:07
先ほど見た岩壁の基部より。急傾斜ながらスタンスが取りやすく、クラックを中心に登ればすんなりと越えられた。
岩の上からは北東の眺めが素晴らしい。すぐ目の前には西岳直登ルートの核心部、舟ガババが難ルートであることを主張していた。
2024年05月24日 10:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:08
岩の上からは北東の眺めが素晴らしい。すぐ目の前には西岳直登ルートの核心部、舟ガババが難ルートであることを主張していた。
予想通り行蔵峠まではギャップがあった。岩稜の北に迂回するように下りて行く。
2024年05月24日 10:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:08
予想通り行蔵峠まではギャップがあった。岩稜の北に迂回するように下りて行く。
下の樹林帯は意外にも平和な山道が付いていた。鞍部まで下りると八丁尾根の注意表記が枯木に掛けられている。
2024年05月24日 10:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:09
下の樹林帯は意外にも平和な山道が付いていた。鞍部まで下りると八丁尾根の注意表記が枯木に掛けられている。
鞍部から行蔵峠までは鎖場を交えた長めの登りが続く。
2024年05月24日 10:10撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:10
鞍部から行蔵峠までは鎖場を交えた長めの登りが続く。
岩場の左右にはイワカガミが。
2024年05月24日 10:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:11
岩場の左右にはイワカガミが。
ひとつめの岩場上部は指は掛かるものの靴が掛けにくい。
2024年05月24日 10:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:12
ひとつめの岩場上部は指は掛かるものの靴が掛けにくい。
斜面にイワカガミが多く癒される。
2024年05月24日 10:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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斜面にイワカガミが多く癒される。
続く鎖場を上から。当然だけど登るよりも下る方が大変そう。
2024年05月24日 10:15撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:15
続く鎖場を上から。当然だけど登るよりも下る方が大変そう。
峠に出る直前にも下り用の鎖がある。八丁尾根には鎖が合計30本あるらしいのだけど、この一連の鎖場は1本とするのか、途中で支点のある鎖は分けて数えるのかが判らず途中で数えるのを諦めた。
2024年05月24日 10:15撮影 by  X30, FUJIFILM
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峠に出る直前にも下り用の鎖がある。八丁尾根には鎖が合計30本あるらしいのだけど、この一連の鎖場は1本とするのか、途中で支点のある鎖は分けて数えるのかが判らず途中で数えるのを諦めた。
<行蔵峠(行蔵坊ノ頭)>
西岳の西峰とも言える峠要素のないピークに到着。ここは小川山や三宝山がよく見えた。
2024年05月24日 10:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:16
<行蔵峠(行蔵坊ノ頭)>
西岳の西峰とも言える峠要素のないピークに到着。ここは小川山や三宝山がよく見えた。
結構歩いてきたつもりが八丁峠からは1kmも離れていないらしい。もうアップダウンはお腹いっぱいなのだけど……。
2024年05月24日 10:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:16
結構歩いてきたつもりが八丁峠からは1kmも離れていないらしい。もうアップダウンはお腹いっぱいなのだけど……。
次は岩峰の南側を下りて巻いていく。
2024年05月24日 10:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:18
次は岩峰の南側を下りて巻いていく。
これから歩く稜線。
2024年05月24日 10:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:18
これから歩く稜線。
東に向きを変えて下降。誤ったルートはトラロープでブロックされているしテープも適切に設置されていてありがたい限り。
2024年05月24日 10:19撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:19
東に向きを変えて下降。誤ったルートはトラロープでブロックされているしテープも適切に設置されていてありがたい限り。
登り返しの鎖場は比較的容易で新緑を楽しむ余裕があった。
2024年05月24日 10:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:20
登り返しの鎖場は比較的容易で新緑を楽しむ余裕があった。
続く岩場も張り付いていれば安全。
2024年05月24日 10:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:22
続く岩場も張り付いていれば安全。
<西岳山頂>
難なく登れてしまったのでここが西岳だと気付かずに通り過ぎてしまう。
2024年05月24日 10:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:23
<西岳山頂>
難なく登れてしまったのでここが西岳だと気付かずに通り過ぎてしまう。
行蔵峠を振り返る。
2024年05月24日 10:24撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:24
行蔵峠を振り返る。
西岳の先もちょっとした岩場で気が抜けない。濡れていたら怖いと思う。
2024年05月24日 10:25撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:25
西岳の先もちょっとした岩場で気が抜けない。濡れていたら怖いと思う。
引き続き岩稜を下りて行く。ここでスライドした方と情報交換し西岳を通り過ぎてしまった事に気付いて引き返した。
2024年05月24日 10:27撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:27
引き続き岩稜を下りて行く。ここでスライドした方と情報交換し西岳を通り過ぎてしまった事に気付いて引き返した。
<西岳山頂>
という事で西岳に再登頂。
2024年05月24日 10:33撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:33
<西岳山頂>
という事で西岳に再登頂。
そして先ほどの鎖場の下りの続き。雨後は歩きたくない。
2024年05月24日 10:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:39
そして先ほどの鎖場の下りの続き。雨後は歩きたくない。
その先で道標に従い尾根を南に避ける。
2024年05月24日 10:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:40
その先で道標に従い尾根を南に避ける。
下降路は鎖付き。こんなことなら西岳でもう少し休めば良かった。
2024年05月24日 10:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:40
下降路は鎖付き。こんなことなら西岳でもう少し休めば良かった。
パックマン岩(命名)をくぐり抜ける。
2024年05月24日 10:42撮影 by  X30, FUJIFILM
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パックマン岩(命名)をくぐり抜ける。
尾根道に復帰かなと思ったけど甘かったようでスラブ状の緩い岩盤を下りていく。
2024年05月24日 10:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:43
尾根道に復帰かなと思ったけど甘かったようでスラブ状の緩い岩盤を下りていく。
しかも結構長い。難しくはないけど見ての通りで北側はそのまま切れ落ちているため鎖を持つ手に自然と力が入ってしまう。
2024年05月24日 10:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:45
しかも結構長い。難しくはないけど見ての通りで北側はそのまま切れ落ちているため鎖を持つ手に自然と力が入ってしまう。
着地点より下を覗いてしまう。し、深淵……
2024年05月24日 10:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:46
着地点より下を覗いてしまう。し、深淵……
下りきるとまたすぐきつい登り返しに転じる。ここも手足の置き場の確保にはあまり困らなかったがさすがに疲れてきた。
2024年05月24日 10:47撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:47
下りきるとまたすぐきつい登り返しに転じる。ここも手足の置き場の確保にはあまり困らなかったがさすがに疲れてきた。
ほとんどの岩場で上部の傾斜が緩む、ので何とか腕と足がパンプせずに済んだ。
2024年05月24日 10:48撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 10:48
ほとんどの岩場で上部の傾斜が緩む、ので何とか腕と足がパンプせずに済んだ。
<龍頭神社奥宮>
一旦登り切ると秩父の狼信仰で知られる神社の奥宮が鎮座する小ピークに立つ。真新しい紙垂が下がり両神山修験の札が納められていた。
2024年05月24日 10:50撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:50
<龍頭神社奥宮>
一旦登り切ると秩父の狼信仰で知られる神社の奥宮が鎮座する小ピークに立つ。真新しい紙垂が下がり両神山修験の札が納められていた。
古い修験の道である尾ノ内ルートの警告看板もある。
2024年05月24日 10:50撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:50
古い修験の道である尾ノ内ルートの警告看板もある。
西岳から下りてきた長い鎖場を振り返る。こうして見ると結構きつい所を下りてきたものだ。
2024年05月24日 10:50撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 10:50
西岳から下りてきた長い鎖場を振り返る。こうして見ると結構きつい所を下りてきたものだ。
龍頭神社の先が恐らく八丁尾根の最大の見所であり核心部でもあるナイフリッジとなる。
2024年05月24日 10:51撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:51
龍頭神社の先が恐らく八丁尾根の最大の見所であり核心部でもあるナイフリッジとなる。
鎖が使えそうな北側は足場が不確実に見えたので手を付きながらそろそろと通過。
2024年05月24日 10:51撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:51
鎖が使えそうな北側は足場が不確実に見えたので手を付きながらそろそろと通過。
先も痩せていて木々も薄い。下りながらなのでむしろこちらの方が怖かった。
2024年05月24日 10:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:52
先も痩せていて木々も薄い。下りながらなのでむしろこちらの方が怖かった。
そのまま東岳への登りに繋がるのかと思ったらまた急傾斜を下ろされる。
2024年05月24日 10:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:52
そのまま東岳への登りに繋がるのかと思ったらまた急傾斜を下ろされる。
崖あるところにイワカガミあり。
2024年05月24日 10:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:54
崖あるところにイワカガミあり。
さらに南側へ岩稜を避けるように下りて行く。
2024年05月24日 10:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:54
さらに南側へ岩稜を避けるように下りて行く。
東岳への登りは岩場から始まる。上部は鎖があるが使うほどでもない。
2024年05月24日 10:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:55
東岳への登りは岩場から始まる。上部は鎖があるが使うほどでもない。
道中での情報交換によるとイワカガミは東岳の斜面までとのことだったのでしっかりと見ておいた。
2024年05月24日 10:57撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 10:57
道中での情報交換によるとイワカガミは東岳の斜面までとのことだったのでしっかりと見ておいた。
手摺代わりの鎖も。これも鎖場に数えられているのかな。
2024年05月24日 10:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:58
手摺代わりの鎖も。これも鎖場に数えられているのかな。
北に巻いてからが本番、鎖場のラッシュになる。
2024年05月24日 10:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 10:58
北に巻いてからが本番、鎖場のラッシュになる。
オーバーハング気味の鎖も。登りは岩の隙間に手足がねじ込めるからいいものの、下りは足元が見えなさそうで怖いだろうな……。
2024年05月24日 11:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:00
オーバーハング気味の鎖も。登りは岩の隙間に手足がねじ込めるからいいものの、下りは足元が見えなさそうで怖いだろうな……。
西岳を振り返りながら一息。下ってきた岩場がよく見える。
2024年05月24日 11:01撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 11:01
西岳を振り返りながら一息。下ってきた岩場がよく見える。
登りに復帰。手前の岩は途中でくびれていて見た目よりもスタンス豊富。上部は木の根が張り出してやや狭かった。
2024年05月24日 11:01撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 11:01
登りに復帰。手前の岩は途中でくびれていて見た目よりもスタンス豊富。上部は木の根が張り出してやや狭かった。
続く岩場は傾斜が強めで鎖に頼り気味に。
2024年05月24日 11:03撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/24 11:03
続く岩場は傾斜が強めで鎖に頼り気味に。
次の岩壁の基部に立ち上部を観察。
2024年05月24日 11:03撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:03
次の岩壁の基部に立ち上部を観察。
同じチャートだと思うが先ほどまでの岩と質が異なり足が掛けづらい。その上結構高度感もあって難儀した。
2024年05月24日 11:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:04
同じチャートだと思うが先ほどまでの岩と質が異なり足が掛けづらい。その上結構高度感もあって難儀した。
その先は鎖を使わずとも越えられるのだけど一向に終わる気配がなく精神的に疲れてくる。
2024年05月24日 11:05撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:05
その先は鎖を使わずとも越えられるのだけど一向に終わる気配がなく精神的に疲れてくる。
岩場直下にあるテラスで休んでいる人が見えた。多分あの上が最後の岩場だろう。
2024年05月24日 11:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:06
岩場直下にあるテラスで休んでいる人が見えた。多分あの上が最後の岩場だろう。
テラスから基部をフリーで3m登り、途中から鎖で狭い岩の隙間を這い上がる。もう少し引いて撮れば分かりやすかったが、ここが個人的には一番の難物だった。
2024年05月24日 11:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:08
テラスから基部をフリーで3m登り、途中から鎖で狭い岩の隙間を這い上がる。もう少し引いて撮れば分かりやすかったが、ここが個人的には一番の難物だった。
上部からテラスを見下ろす。
2024年05月24日 11:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:09
上部からテラスを見下ろす。
続きの鎖が相対的に緩やかに見える。
2024年05月24日 11:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:09
続きの鎖が相対的に緩やかに見える。
上部は傾斜も緩んでほぼ手摺状態。どうやらきつい岩場は越えたらしい。
2024年05月24日 11:10撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:10
上部は傾斜も緩んでほぼ手摺状態。どうやらきつい岩場は越えたらしい。
頂上付近に出ると視界が開け東側の断崖が迫る。八ヶ岳にある大同心のよう。
2024年05月24日 11:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:11
頂上付近に出ると視界が開け東側の断崖が迫る。八ヶ岳にある大同心のよう。
頂上は地図よりも少し南側にあるらしくもう少しだけ登る。
2024年05月24日 11:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:12
頂上は地図よりも少し南側にあるらしくもう少しだけ登る。
直下でルートを外れた場所にイワカガミが群生。数・密度ともにここが最高だった。
2024年05月24日 11:13撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:13
直下でルートを外れた場所にイワカガミが群生。数・密度ともにここが最高だった。
本当の頂上直下はまたちょっとだけ岩場。さすがに疲れてきた。
2024年05月24日 11:15撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:15
本当の頂上直下はまたちょっとだけ岩場。さすがに疲れてきた。
しかし登り上げると八丁尾根の絶景に疲れも吹き飛ぶ。これが両神山を遠望した時のあのギザギザかと思うと感慨深い。
2024年05月24日 11:15撮影 by  X30, FUJIFILM
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しかし登り上げると八丁尾根の絶景に疲れも吹き飛ぶ。これが両神山を遠望した時のあのギザギザかと思うと感慨深い。
<東岳山頂>
ようやく東岳に到着。水平で800mしかないのにアップダウンの連続で西岳から1時間近くも掛かった。
2024年05月24日 11:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:16
<東岳山頂>
ようやく東岳に到着。水平で800mしかないのにアップダウンの連続で西岳から1時間近くも掛かった。
頂上には難ルートには不釣合いな立派なベンチが設置してある。ありがたく利用させてもらう。
2024年05月24日 11:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:16
頂上には難ルートには不釣合いな立派なベンチが設置してある。ありがたく利用させてもらう。
東側に大きく開けて気持ちがいい。真下に天理岳から続く天武将尾根、奥は高圧線と地図を見比べながら山座同定。
2024年05月24日 11:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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東側に大きく開けて気持ちがいい。真下に天理岳から続く天武将尾根、奥は高圧線と地図を見比べながら山座同定。
そしてこれから登る両神山剣ヶ峰(中央奥側)。山頂まではあと1km、いよいよ八丁尾根も終盤に。
2024年05月24日 11:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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そしてこれから登る両神山剣ヶ峰(中央奥側)。山頂まではあと1km、いよいよ八丁尾根も終盤に。
南へ下る。前情報通り東岳より先はしばらく鎖がない……のだけど地形図以上にしっかりと下らされる。道も細めで小石が多くて地味に怖かった。
2024年05月24日 11:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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南へ下る。前情報通り東岳より先はしばらく鎖がない……のだけど地形図以上にしっかりと下らされる。道も細めで小石が多くて地味に怖かった。
一旦鞍部まで下りてしまえばこれまでの険路が嘘だったかのような登山道に変わる。
2024年05月24日 11:26撮影 by  X30, FUJIFILM
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一旦鞍部まで下りてしまえばこれまでの険路が嘘だったかのような登山道に変わる。
「自然を大切に」さも普通の登山道ですよと言いたげな看板も。
2024年05月24日 11:30撮影 by  X30, FUJIFILM
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「自然を大切に」さも普通の登山道ですよと言いたげな看板も。
一部道は細いものの通過には支障なし。この先が前東岳らしいがあまり特徴がなくそのまま通過してしまった。
2024年05月24日 11:31撮影 by  X30, FUJIFILM
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一部道は細いものの通過には支障なし。この先が前東岳らしいがあまり特徴がなくそのまま通過してしまった。
しかし平和でいい道。アカヤシオやシロヤシオが咲いていたらなお良かっただろうな。
2024年05月24日 11:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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しかし平和でいい道。アカヤシオやシロヤシオが咲いていたらなお良かっただろうな。
と思ったらシロヤシオの花弁が。今年は秩父や奥多摩、丹沢辺りではいずれも裏年だったらしいので落ちた花弁でも見られたので嬉しい。
2024年05月24日 11:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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と思ったらシロヤシオの花弁が。今年は秩父や奥多摩、丹沢辺りではいずれも裏年だったらしいので落ちた花弁でも見られたので嬉しい。
東岳から数えて4つ目の鞍部にて鎖場の注意看板。という事はそろそろ両神山頂が近いらしい。
2024年05月24日 11:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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東岳から数えて4つ目の鞍部にて鎖場の注意看板。という事はそろそろ両神山頂が近いらしい。
道標に従い東寄りに少し下る。
2024年05月24日 11:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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道標に従い東寄りに少し下る。
テープを探しながら巻いていく。地図を見るともう山頂はすぐそこなのにここにきてやや不明瞭になるとは。
2024年05月24日 11:41撮影 by  X30, FUJIFILM
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テープを探しながら巻いていく。地図を見るともう山頂はすぐそこなのにここにきてやや不明瞭になるとは。
少し巻いたところで最後の鎖場に出た。滑りやすいという事前情報ほどではなく堅調に登れる岩場といった感じ。
2024年05月24日 11:42撮影 by  X30, FUJIFILM
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少し巻いたところで最後の鎖場に出た。滑りやすいという事前情報ほどではなく堅調に登れる岩場といった感じ。
続く鎖場も傾斜が強くない事から比較的登りやすく、ここまで来られた人ならリラックスして登れるような岩場だった。
2024年05月24日 11:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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続く鎖場も傾斜が強くない事から比較的登りやすく、ここまで来られた人ならリラックスして登れるような岩場だった。
登り切った先にはなんだかユーモラスな道標が。すぐ先からは両神山頂の賑やかな声が届いてくる。
2024年05月24日 11:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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登り切った先にはなんだかユーモラスな道標が。すぐ先からは両神山頂の賑やかな声が届いてくる。
ここにも注意喚起の看板あり。
2024年05月24日 11:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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ここにも注意喚起の看板あり。
頂上の方位盤に向けて最後の登り。一応道ではあるけど日向大谷からのハイカーには目立たないようなひっそりとしたものになっていた。
2024年05月24日 11:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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頂上の方位盤に向けて最後の登り。一応道ではあるけど日向大谷からのハイカーには目立たないようなひっそりとしたものになっていた。
<両神山山頂>
無事に頂上に立てた。
2024年05月24日 11:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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<両神山山頂>
無事に頂上に立てた。
見慣れたアングルの山頂社と山名板、そしてチャートの岩塊。険路を越えてきただけに感慨もひとしお。
2024年05月24日 11:47撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:47
見慣れたアングルの山頂社と山名板、そしてチャートの岩塊。険路を越えてきただけに感慨もひとしお。
祠の陰には帝釈天も。適当な石で首を宛がわれている。
2024年05月24日 11:47撮影 by  X30, FUJIFILM
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祠の陰には帝釈天も。適当な石で首を宛がわれている。
1723.3mニ等三角点「両神山」
りょうがみやまと濁る。
2024年05月24日 11:50撮影 by  X30, FUJIFILM
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1723.3mニ等三角点「両神山」
りょうがみやまと濁る。
頂上からは西側の眺めが素晴らしい。中央奥の蓼科山の陰にうっすらと穂高の稜線も見える。
2024年05月24日 11:51撮影 by  X30, FUJIFILM
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頂上からは西側の眺めが素晴らしい。中央奥の蓼科山の陰にうっすらと穂高の稜線も見える。
南側、奥秩父主脈の向こうには富士山が頭を出していた。
2024年05月24日 11:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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南側、奥秩父主脈の向こうには富士山が頭を出していた。
甲武信ヶ岳、三宝山から小川山までを遠望。
2024年05月24日 11:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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甲武信ヶ岳、三宝山から小川山までを遠望。
下りは日向大谷へ。途中何本か鎖場はあるけどこれまでの険路に比べれば厳しくはない。
2024年05月24日 11:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:53
下りは日向大谷へ。途中何本か鎖場はあるけどこれまでの険路に比べれば厳しくはない。
<分岐>
梵天尾根・白井差ルートと別れ東の尾根に入る。日向大谷までは5.6kmと結構長い。
2024年05月24日 11:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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<分岐>
梵天尾根・白井差ルートと別れ東の尾根に入る。日向大谷までは5.6kmと結構長い。
時々露岩の下りが挟まれるので気を抜く訳にはいかない。
2024年05月24日 11:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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時々露岩の下りが挟まれるので気を抜く訳にはいかない。
日向大谷ルート側もトウゴクミツバツツジが鮮やかだった。
2024年05月24日 11:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 11:57
日向大谷ルート側もトウゴクミツバツツジが鮮やかだった。
分岐から100mほど下ったのち緩く登り返す。小丘を越す頃に印を結んだ大日如来像が鎮座している。木札を見ると地元秩父でなく熊野や本山修験の字が。
2024年05月24日 12:05撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:05
分岐から100mほど下ったのち緩く登り返す。小丘を越す頃に印を結んだ大日如来像が鎮座している。木札を見ると地元秩父でなく熊野や本山修験の字が。
<両神御嶽神社本社>
両神神社の手前、南側を向いて鎮座している。
2024年05月24日 12:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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<両神御嶽神社本社>
両神神社の手前、南側を向いて鎮座している。
狛犬は山犬像。
2024年05月24日 12:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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狛犬は山犬像。
秩父の狼は恐ろしい姿をしている事が多いがここに鎮座する2対はひょうきんな顔をしている。
2024年05月24日 12:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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秩父の狼は恐ろしい姿をしている事が多いがここに鎮座する2対はひょうきんな顔をしている。
内陣には御嶽講開祖の普邱埃圓悗了イ奉納されていた。扁額には「両神大神社」とあるが実際には行場の雰囲気が濃い。
2024年05月24日 12:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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内陣には御嶽講開祖の普邱埃圓悗了イ奉納されていた。扁額には「両神大神社」とあるが実際には行場の雰囲気が濃い。
<両神神社本社>
東側に回り込み両神神社へ参拝。
2024年05月24日 12:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:07
<両神神社本社>
東側に回り込み両神神社へ参拝。
阿形
2024年05月24日 12:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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阿形
吽形
デフォルメされた山犬像。
2024年05月24日 12:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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吽形
デフォルメされた山犬像。
内陣は自分で開けて拝む。隣の御嶽神社と同じくイザナギ・イザナミを祀るがこちらの方がより神式。
2024年05月24日 12:07撮影 by  X30, FUJIFILM
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内陣は自分で開けて拝む。隣の御嶽神社と同じくイザナギ・イザナミを祀るがこちらの方がより神式。
両神神社から本格的な下り坂になる。屈曲点である横岩の手前から山頂を振り返ることができた。
2024年05月24日 12:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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両神神社から本格的な下り坂になる。屈曲点である横岩の手前から山頂を振り返ることができた。
<横岩>
今にも登山道へ倒れてきそうな大岩をくぐる様にして山道を切り返す。
2024年05月24日 12:13撮影 by  X30, FUJIFILM
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<横岩>
今にも登山道へ倒れてきそうな大岩をくぐる様にして山道を切り返す。
以前は鎖で上り下りをした岩場に階段が付けられていた。
2024年05月24日 12:14撮影 by  X30, FUJIFILM
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以前は鎖で上り下りをした岩場に階段が付けられていた。
急坂が続く。木の根は要注意だがそれでも八丁尾根の事を思うと易しい。
2024年05月24日 12:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:17
急坂が続く。木の根は要注意だがそれでも八丁尾根の事を思うと易しい。
<分岐>
清滝小屋0.4kmの道標を見て谷へ下降していく。産泰尾根へはロープが張られて入れなくなっていた。
2024年05月24日 12:21撮影 by  X30, FUJIFILM
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<分岐>
清滝小屋0.4kmの道標を見て谷へ下降していく。産泰尾根へはロープが張られて入れなくなっていた。
斜面に目を向けると谷間を埋めるようにバイケイソウが群生。
2024年05月24日 12:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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斜面に目を向けると谷間を埋めるようにバイケイソウが群生。
こちら側も新緑が美しい。
2024年05月24日 12:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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こちら側も新緑が美しい。
鈴が坂の九十九折れを下りる途中、登山道の真ん中に小鹿が蹲っていた。
2024年05月24日 12:25撮影 by  X30, FUJIFILM
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鈴が坂の九十九折れを下りる途中、登山道の真ん中に小鹿が蹲っていた。
<清滝>
小屋裏の滝は涸れかけ。
2024年05月24日 12:28撮影 by  X30, FUJIFILM
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<清滝>
小屋裏の滝は涸れかけ。
小屋の周りには石仏・石塔が点在する。お不動様脇の二童子は休憩中?
2024年05月24日 12:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:29
小屋の周りには石仏・石塔が点在する。お不動様脇の二童子は休憩中?
<両神清滝小屋>
営業休止になってから久しいが綺麗な状態が保たれていた。
2024年05月24日 12:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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<両神清滝小屋>
営業休止になってから久しいが綺麗な状態が保たれていた。
鈴が坂の下部から清滝小屋に掛けてはクワガタソウのお花畑。
2024年05月24日 12:32撮影 by  X30, FUJIFILM
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鈴が坂の下部から清滝小屋に掛けてはクワガタソウのお花畑。
小屋から先は薄川沿いの谷合を下りて行く。
2024年05月24日 12:32撮影 by  X30, FUJIFILM
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小屋から先は薄川沿いの谷合を下りて行く。
すぐに地肌の露出した急斜面に出くわす。これも2019年の台風19号で崩れたものだろうか。
2024年05月24日 12:33撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:33
すぐに地肌の露出した急斜面に出くわす。これも2019年の台風19号で崩れたものだろうか。
<弘法之井戸>
スギやカツラの木漏れ日に目を細めつつ下りて行くとじきに水場に出る。木陰の沢沿いで比較的涼しかったが稜線から既に暑さにあてられていたので水をかぶらせてもらった。
2024年05月24日 12:34撮影 by  X30, FUJIFILM
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<弘法之井戸>
スギやカツラの木漏れ日に目を細めつつ下りて行くとじきに水場に出る。木陰の沢沿いで比較的涼しかったが稜線から既に暑さにあてられていたので水をかぶらせてもらった。
弘法大師坐像
2024年05月24日 12:34撮影 by  X30, FUJIFILM
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弘法大師坐像
凛々しい顔立ちの意波羅天。木曽御嶽五神の一神。ここから北へトラバースしながら高度を下げていく。
2024年05月24日 12:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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凛々しい顔立ちの意波羅天。木曽御嶽五神の一神。ここから北へトラバースしながら高度を下げていく。
白藤の滝方向のサブルートも規制線が張られていた。
2024年05月24日 12:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:40
白藤の滝方向のサブルートも規制線が張られていた。
ルートに従い一度離れた薄川に向かいガレを下りて行く。
2024年05月24日 12:42撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:42
ルートに従い一度離れた薄川に向かいガレを下りて行く。
<八海山>
50mほど急下降した先の大岩の陰に立つのは大頭羅神王の像。八海山の地名は御嶽山と同じく八海山を開いた普寛行者に由来するもの。そしてこちらも木曽御嶽五神の一神。足元には両神山を構成するチャートが敷き詰められているのも興味深い。
2024年05月24日 12:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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<八海山>
50mほど急下降した先の大岩の陰に立つのは大頭羅神王の像。八海山の地名は御嶽山と同じく八海山を開いた普寛行者に由来するもの。そしてこちらも木曽御嶽五神の一神。足元には両神山を構成するチャートが敷き詰められているのも興味深い。
薄川沿いに復帰、岩盤の間を小滝が落ちていく。
2024年05月24日 12:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:46
薄川沿いに復帰、岩盤の間を小滝が落ちていく。
日向大谷コースの半分ほどはこのように切れ落ちた崖のそばを歩く。スライドが発生すると結構怖い。
2024年05月24日 12:47撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:47
日向大谷コースの半分ほどはこのように切れ落ちた崖のそばを歩く。スライドが発生すると結構怖い。
日陰に多いフタリシズカ。
2024年05月24日 12:48撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:48
日陰に多いフタリシズカ。
標高900m付近より薄川と絡みながらのルート取りになる。徒渉はいずれも短く判りやすい。
2024年05月24日 12:50撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:50
標高900m付近より薄川と絡みながらのルート取りになる。徒渉はいずれも短く判りやすい。
むしろ斜面沿いの細い道の方が高度感があって危ない。
2024年05月24日 12:53撮影 by  X30, FUJIFILM
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むしろ斜面沿いの細い道の方が高度感があって危ない。
最も広い徒渉点でこの位。
2024年05月24日 12:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 12:54
最も広い徒渉点でこの位。
渓相の雰囲気はとても良い。
2024年05月24日 12:54撮影 by  X30, FUJIFILM
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渓相の雰囲気はとても良い。
ジムグリの幼体かな?
2024年05月24日 13:02撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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ジムグリの幼体かな?
徒渉を繰り返し左岸に出ると岩から現れたように立つ不動明王に迎えられる。
2024年05月24日 13:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 13:04
徒渉を繰り返し左岸に出ると岩から現れたように立つ不動明王に迎えられる。
対岸には船の舳先のような巨岩が張り出している。川辺に転がっている岩一つとっても人よりも大きく、遠近感が狂うようなスケールにただただ圧倒される。
2024年05月24日 13:05撮影 by  X30, FUJIFILM
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対岸には船の舳先のような巨岩が張り出している。川辺に転がっている岩一つとっても人よりも大きく、遠近感が狂うようなスケールにただただ圧倒される。
日向大谷まで2kmを切った。そろそろ会所かなと思ったけどもう少し先だった。
2024年05月24日 13:06撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/24 13:06
日向大谷まで2kmを切った。そろそろ会所かなと思ったけどもう少し先だった。
<会所>
次の徒渉点を木橋で渡ると会所下の広場に出る。日向大谷までは若干の登り返しがあり、休憩する場所がないのでここで一息つく。
2024年05月24日 13:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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<会所>
次の徒渉点を木橋で渡ると会所下の広場に出る。日向大谷までは若干の登り返しがあり、休憩する場所がないのでここで一息つく。
日向大谷ルートの道脇に立っているのは丁目石。お不動さまの眷属に因んで清滝までの110mおきに三十六基あるらしいのだけど割れたものや流れたものがあり数が合わず、八丁の鎖同様途中で数えるのを諦めてしまった。
2024年05月24日 13:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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日向大谷ルートの道脇に立っているのは丁目石。お不動さまの眷属に因んで清滝までの110mおきに三十六基あるらしいのだけど割れたものや流れたものがあり数が合わず、八丁の鎖同様途中で数えるのを諦めてしまった。
<分岐>
左岸に登り直すとそこは七滝沢ルートの分岐。しっかり通行禁止の案内が出ている。
2024年05月24日 13:10撮影 by  X30, FUJIFILM
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<分岐>
左岸に登り直すとそこは七滝沢ルートの分岐。しっかり通行禁止の案内が出ている。
すぐ先の大岩の庇の下には石造物がずらり。錫杖を握っているのが普寛行者の石像らしい。他にも木曽御嶽信仰の開祖覚明行者や普寛行者の最後の弟子である一心行者の名が刻まれた碑が並ぶ。
2024年05月24日 13:11撮影 by  X30, FUJIFILM
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すぐ先の大岩の庇の下には石造物がずらり。錫杖を握っているのが普寛行者の石像らしい。他にも木曽御嶽信仰の開祖覚明行者や普寛行者の最後の弟子である一心行者の名が刻まれた碑が並ぶ。
会所からは沢を離れかなり高い所を歩くようになる。
2024年05月24日 13:13撮影 by  X30, FUJIFILM
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会所からは沢を離れかなり高い所を歩くようになる。
頭上ではガクウツギが独特の香りを放つ。
2024年05月24日 13:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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頭上ではガクウツギが独特の香りを放つ。
かなり細い崖沿いの道には鎖の他に補助のロープまで張られていた。もちろん見ての通り落ちたらただでは済まない。
2024年05月24日 13:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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かなり細い崖沿いの道には鎖の他に補助のロープまで張られていた。もちろん見ての通り落ちたらただでは済まない。
最後の鎖場をやり過ごし道は北へ向かう。
2024年05月24日 13:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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最後の鎖場をやり過ごし道は北へ向かう。
そして天理岳から注ぐ小さな流れを跨ぎ越す。これで鎖場と徒渉は終了。
2024年05月24日 13:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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そして天理岳から注ぐ小さな流れを跨ぎ越す。これで鎖場と徒渉は終了。
素晴らしい緑のトンネルもあと少し。
2024年05月24日 13:21撮影 by  X30, FUJIFILM
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素晴らしい緑のトンネルもあと少し。
ちょっとした岩の窪みにも石仏が納められている。
2024年05月24日 13:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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ちょっとした岩の窪みにも石仏が納められている。
続いて現れるのは頭のない普邱埃垪疏。この像を過ぎて緩いカーブを曲がると梢越しに日向大谷の両神山荘が梢越しに見えてくる。
2024年05月24日 13:23撮影 by  X30, FUJIFILM
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続いて現れるのは頭のない普邱埃垪疏。この像を過ぎて緩いカーブを曲がると梢越しに日向大谷の両神山荘が梢越しに見えてくる。
登山口そばには大先達の登拝記念碑が建つ。
2024年05月24日 13:26撮影 by  X30, FUJIFILM
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登山口そばには大先達の登拝記念碑が建つ。
そして先のお堂に安置されている両神神社(旧観蔵院)開祖でありこの日向大谷ルートを開いたとされる観蔵行者像が登山道を見守っている。
2024年05月24日 13:26撮影 by  X30, FUJIFILM
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そして先のお堂に安置されている両神神社(旧観蔵院)開祖でありこの日向大谷ルートを開いたとされる観蔵行者像が登山道を見守っている。
鳥居をくぐりもう少しだけ谷沿いの細道を辿る。日向大谷も気の抜けない山道だった。
2024年05月24日 13:27撮影 by  X30, FUJIFILM
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鳥居をくぐりもう少しだけ谷沿いの細道を辿る。日向大谷も気の抜けない山道だった。
森を抜けようやく登山道を脱した。
2024年05月24日 13:28撮影 by  X30, FUJIFILM
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森を抜けようやく登山道を脱した。
<両神山荘>
2024年05月24日 13:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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<両神山荘>
山荘の周りには石祠などが点在。
2024年05月24日 13:30撮影 by  X30, FUJIFILM
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山荘の周りには石祠などが点在。
ウツギ
2024年05月24日 13:30撮影 by  X30, FUJIFILM
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ウツギ
山荘下にあるお宮にもお参り。こちらの狛犬はちょっとおっかない。
2024年05月24日 13:31撮影 by  X30, FUJIFILM
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山荘下にあるお宮にもお参り。こちらの狛犬はちょっとおっかない。
<両神神社里宮>
とても変わった造りの社殿。扇状の扁額には八日見神社の字も見える。
2024年05月24日 13:31撮影 by  X30, FUJIFILM
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<両神神社里宮>
とても変わった造りの社殿。扇状の扁額には八日見神社の字も見える。
<日向大谷登山口>
里宮でしばらく涼ませてもらい下山。
2024年05月24日 13:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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<日向大谷登山口>
里宮でしばらく涼ませてもらい下山。
<日向大谷口停留所>
ここから薬師の湯まで歩く。バスの本数はかなり少ない。
2024年05月24日 13:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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<日向大谷口停留所>
ここから薬師の湯まで歩く。バスの本数はかなり少ない。
天理岳だろうか?
2024年05月24日 13:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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天理岳だろうか?
灼熱の車道歩きに数分で後悔する。時間が掛かっても奈良尾沢峠経由で下りれば良かったか。
2024年05月24日 13:49撮影 by  X30, FUJIFILM
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灼熱の車道歩きに数分で後悔する。時間が掛かっても奈良尾沢峠経由で下りれば良かったか。
祭神不明の木祠。
2024年05月24日 13:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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祭神不明の木祠。
出原集落を通過。各集落には登山口のような吊り下げ状の標識が建てられていた。
2024年05月24日 14:03撮影 by  X30, FUJIFILM
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出原集落を通過。各集落には登山口のような吊り下げ状の標識が建てられていた。
<諏訪小鷹神社>
覆屋に下がっているのは杉玉?それとも蜂の巣?参道が集会所の敷地内を通っていたので参拝を遠慮。
2024年05月24日 14:04撮影 by  X30, FUJIFILM
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<諏訪小鷹神社>
覆屋に下がっているのは杉玉?それとも蜂の巣?参道が集会所の敷地内を通っていたので参拝を遠慮。
大神楽集落の石仏。風化で文字が読めなかった。
2024年05月24日 14:10撮影 by  X30, FUJIFILM
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大神楽集落の石仏。風化で文字が読めなかった。
たまの日陰がありがたい。
2024年05月24日 14:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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たまの日陰がありがたい。
薄川の蛇行がきついカーブに立つ馬頭尊。今のように道が整備されていない頃は難路だっただろう。
2024年05月24日 14:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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薄川の蛇行がきついカーブに立つ馬頭尊。今のように道が整備されていない頃は難路だっただろう。
日蔭・日向集落南にあった地蔵堂。
2024年05月24日 14:22撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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日蔭・日向集落南にあった地蔵堂。
日蔭停留所(ダリア園駐車場)は広く、観光トイレも設けられている。その一角に石碑が集められていた。立札の説明によると楠木正成の一族がこの地に逃れてきて黒沢姓を名乗ったとある。
2024年05月24日 14:26撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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日蔭停留所(ダリア園駐車場)は広く、観光トイレも設けられている。その一角に石碑が集められていた。立札の説明によると楠木正成の一族がこの地に逃れてきて黒沢姓を名乗ったとある。
<諏訪大明神>
ダリア園のそばに鎮座する諏訪社へ参拝。樹齢500年とされる夫婦杉が目を引く。
2024年05月24日 14:27撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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<諏訪大明神>
ダリア園のそばに鎮座する諏訪社へ参拝。樹齢500年とされる夫婦杉が目を引く。
内陣。扁額の上には龍を模した枝が飾られているのも特徴的。
2024年05月24日 14:27撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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内陣。扁額の上には龍を模した枝が飾られているのも特徴的。
ダリア園は時期じゃないけど自販機はやっていて助かった。
2024年05月24日 14:28撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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ダリア園は時期じゃないけど自販機はやっていて助かった。
さらに先のカーブにある集会所の裏手にお堂があった。宝篋印塔も石灯籠も立派なのだけど残念ながら寺号等不明。
2024年05月24日 14:32撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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さらに先のカーブにある集会所の裏手にお堂があった。宝篋印塔も石灯籠も立派なのだけど残念ながら寺号等不明。
<竹平諏訪神社>
林道浦島線の入口より急階段を上った先に鎮座する。秋のお祭りでは獅子舞で賑わうそうだがひっそりとしている。暑さにたまらず庇の陰に駆け込んで小休止した。
2024年05月24日 14:48撮影 by  X30, FUJIFILM
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<竹平諏訪神社>
林道浦島線の入口より急階段を上った先に鎮座する。秋のお祭りでは獅子舞で賑わうそうだがひっそりとしている。暑さにたまらず庇の陰に駆け込んで小休止した。
中を覗くと4柱が祀られている。扁額や由緒書の類はなし。
2024年05月24日 14:49撮影 by  X30, FUJIFILM
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中を覗くと4柱が祀られている。扁額や由緒書の類はなし。
参道の急階段。暑くてへばっていたので心が折れそうだった。
2024年05月24日 14:51撮影 by  X30, FUJIFILM
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参道の急階段。暑くてへばっていたので心が折れそうだった。
四阿屋山がちらちらと見え始めた。
2024年05月24日 15:10撮影 by  X30, FUJIFILM
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四阿屋山がちらちらと見え始めた。
<瀬戸山不動堂>
その四阿屋山を背に北向きに立つお堂。庚申塔等石仏が集められている。
2024年05月24日 15:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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<瀬戸山不動堂>
その四阿屋山を背に北向きに立つお堂。庚申塔等石仏が集められている。
畑をキジが駆けて行った。
2024年05月24日 15:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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畑をキジが駆けて行った。
大平集落にある巳待塔と六地蔵の石幢。
2024年05月24日 15:18撮影 by  X30, FUJIFILM
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大平集落にある巳待塔と六地蔵の石幢。
中郷橋で薄川を渡ると薬師の湯はあと少し。
2024年05月24日 15:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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中郷橋で薄川を渡ると薬師の湯はあと少し。
<小鹿野町役場両神庁舎>
長又三角点は駐車場の一角だろうと見まわしてみたが見付からなかった。道路沿いの生垣の中にあったらしい。
2024年05月24日 15:29撮影 by  X30, FUJIFILM
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<小鹿野町役場両神庁舎>
長又三角点は駐車場の一角だろうと見まわしてみたが見付からなかった。道路沿いの生垣の中にあったらしい。
<両神神社>
こちらは四阿屋山にある方の両神神社の里宮。
2024年05月24日 15:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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<両神神社>
こちらは四阿屋山にある方の両神神社の里宮。
<法養寺薬師堂>
隣接しているのが日本三薬師の一つといわれている薬師堂。目薬師としても知られ、「め」と書かれた絵馬が並ぶ。
2024年05月24日 15:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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<法養寺薬師堂>
隣接しているのが日本三薬師の一つといわれている薬師堂。目薬師としても知られ、「め」と書かれた絵馬が並ぶ。
立派な山門も構えられている。山号は四阿屋山。
2024年05月24日 15:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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立派な山門も構えられている。山号は四阿屋山。
<道の駅 両神温泉薬師の湯>
無事ゴール。最後の車道歩きは蛇足だけどやっぱり両神山は距離以上に長く感じる山だった。
2024年05月24日 15:41撮影 by  X30, FUJIFILM
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<道の駅 両神温泉薬師の湯>
無事ゴール。最後の車道歩きは蛇足だけどやっぱり両神山は距離以上に長く感じる山だった。
西武秩父へ戻るバスより武甲山のパノラマ。西武秩父駅併設の「祭の湯」で入浴して帰宅。
2024年05月24日 16:34撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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西武秩父へ戻るバスより武甲山のパノラマ。西武秩父駅併設の「祭の湯」で入浴して帰宅。
撮影機器:

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:4.06kg

感想

新緑とイワカガミを求め両神山の坂本・八丁尾根コースを歩いてきた。

坂本コースは人がほとんど歩かないようで秘境感が味わえる。一方で噂通り不明瞭な箇所が多く、序盤の1kmほどを除くと荒れとルートファインディングが長く続く大変なルートだった。
朽ちかけた道標が辛うじて登山道であることを主張しているが廃道に近いと言っても過言ではない。かといって荒れ放題の無茶苦茶な道という訳でもないのだけど、沢が狭まった箇所での岩場の通過や、主に右岸で通過することになる崩れたトラバースはやや危険に感じたし、後半は急登が続くので一般的な百名山コースではない事は確かである。

坂本ルート終盤の急登で体力を消耗したところで八丁峠からの鎖場が始まる。一つ一つの難易度は高くはないもののアップダウンが連続するため、こまめに休憩しないとあっという間に息が上がってしまう。目当てのイワカガミは西岳から東岳にかけての北斜面に多く、鎖の途中で斜面に張り付いて撮ったりしたので余計に疲れた。

八丁尾根を割合順調に進めたのは想像していたよりも高度感がなかったためで(実際には切れ落ちているが)、特に龍頭神社奥宮の先にあるキレットで怯む事もなかったのは幸いだった。ただ、何度かある鎖付きの大きな下りで難儀した。
こちらは坂本ルートに比べかなり多くの人が登りに来るようで、平日にもかかわらず10数名の先行者がいた。ほぼ全員がピストンらしい。高度感がないと書いたけどあの鎖を往復でこなす事を考えるとやっぱり自分は勘弁だ。

稜線と両神山頂で眺めを楽しんだ後は日向大谷へ下山。台風の影響か以前登った時と比べルートの状況が変わり、頂上〜清滝小屋の難所が易しくなっていたほか、表参道以外のルートが悉く閉鎖されていた。イワカガミ以外の花が少なかったので清滝小屋付近で見たクワガタソウの群落は嬉しかった。以降の薄川沿いのルートは相変わらずで結構な高さのある所を延々歩かされる。両神山は存外長いという印象が元々あったが今回の下降で改めてそう思ったのだった。

下山後、日向大谷からは薬師の湯まで車道を歩いた。奈良尾沢峠から山道でも良かったのだけど、坂本コースの途中で片足を濡らしてしまったのがいま一つ乾かず、日なたを歩けばマシになるだろうと思ったけどこれは失敗だった。山中で2度靴下を替えたけど最後まで蒸れ、最後は焼けたアスファルトからも熱を拾って靴の中が地獄になった。それに道中はほぼ両神山信仰の名残は見られなかった。やっぱり峠を越えて納宮側に出るべきだったか。それにしても5月の末とはいえとんでもない暑さだった。日差しもきつく、道の駅に着く頃にはもう熱中症気味だったので西武秩父駅の祭の湯ではアルコールは控えた。

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