大峯奥駈道(逆峯) 〜修験者のはしくれ〜

2022年09月26日(月) ~ 2022年10月01日(土)

• GPS: 65:22
• 距離: 97.4km
• 登り: 7,882m
• 下り: 8,214m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:17
• 休憩: 1:18
• 合計: 11:35

距離 20.8km 登り 2,162m 下り 927m

5:57 上千本口バス停
6:35 花矢倉展望台
6:39 吉野水分神社
6:51 高城山
7:01 奥千本口バス停
7:10 7:25 金峯神社
7:51 7:53 青根ヶ峰
8:22 試み茶屋跡
9:34 薊岳
9:43 9:48 四寸岩山
10:05 足摺の宿跡
10:34 九十丁石
10:50 11:10 二蔵宿小屋
12:22 12:30 大天井ヶ岳
13:14 13:15 五番関
13:55 鍋冠行者堂
14:21 今宿跡
15:17 15:18 洞辻茶屋
15:31 陀羅尼助茶屋
15:34 15:35 松清店
15:57 16:04 鐘掛岩
16:18 西の覗岩
16:35 16:52 山上ヶ岳
17:10 17:11 地蔵岳
17:17 投地蔵辻
17:32 小笹ノ宿
17:32 宿泊地

2日目

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:45
• 合計: 10:30

距離 14.0km 登り 1,261m 下り 1,084m

5:48 宿泊地
6:26 脇ノ宿跡
6:36 6:37 明王ヶ岳
7:08 7:15 経函石分岐
7:44 7:50 大普賢岳
8:01 水太覗
8:13 8:19 弥勒岳
8:42 サツマコロビ(薩摩転び)
8:47 国見岳
8:56 9:01 内侍落し(屏風横駈)
9:07 9:12 稚児泊
9:26 9:30 七つ池
9:41 10:03 七曜岳
10:06 無双洞・和佐又山分岐
10:55 みなきケルン碑
11:08 行者還岳分岐
11:12 行者の水場
11:17 行者還岳
11:23 11:35 行者還岳分岐
11:40 11:46 行者の水場
11:51 行者還小屋
11:56 天川辻
12:45 12:51 R309 90番分岐
13:13 しなの木出合
13:24 13:25 一ノ垰
13:31 一の垰プレート
13:54 14:01 奥駈道出合
14:31 14:32 弁天ノ森
15:01 15:12 聖宝ノ宿跡
16:13 16:18 弥山小屋
16:18 弥山

3日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:13

距離 12.5km 登り 769m 下り 1,171m

6:52 弥山
6:57 7:03 弥山小屋
7:06 国見八方睨
7:52 大峰山
8:12 8:17 明星ヶ岳
8:39 8:40 禅師ノ森
9:16 9:18 五鈷峰
10:02 10:03 舟ノ垰
10:42 10:48 楊枝ノ森
11:28 11:52 楊子ノ宿
12:57 12:58 仏生ヶ岳
13:50 14:02 孔雀岳
14:50 14:51 両部分け
14:57 橡の鼻
15:07 15:13 空鉢岳
15:39 15:45 馬の背
15:54 16:03 釈迦ヶ岳
16:43 17:04 深仙ノ宿
17:05 宿泊地

4日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:26

距離 16.4km 登り 1,381m 下り 1,788m

5:18 宿泊地
5:47 5:54 太古の辻
6:11 蘇莫岳
6:14 仙人舞台石
6:30 6:31 石楠花岳
7:16 7:17 天狗山
7:35 7:36 奥守岳
7:54 8:00 嫁越峠
8:21 天狗の稽古場
8:28 地蔵岳
8:46 般若岳
9:20 9:21 滝川辻
9:41 9:50 乾光門
10:18 10:22 涅槃岳
10:47 証誠無漏岳
11:01 鎖場
11:22 阿須迦利岳
11:40 12:05 持経の宿
12:20 持経千年檜
12:56 両又分岐
13:17 13:18 平治ノ宿
13:47 転法輪岳
14:29 14:38 倶利伽羅岳
15:59 水場まで10分
16:01 16:08 怒田宿跡
16:18 16:26 行仙岳
16:44 行仙宿山小屋

5日目

• 山行: 9:43
• 休憩: 2:00
• 合計: 11:43

距離 16.0km 登り 1,316m 下り 1,584m

5:25 行仙宿山小屋
7:22 7:35 笠捨山
7:56 7:57 葛川辻
9:06 9:24 地蔵岳
9:33 水場
9:48 四阿之宿
9:50 10:02 東屋岳
10:03 四阿之宿
10:09 10:10 拝み返し
10:14 10:19 檜之宿跡
10:26 巻道分岐
10:29 10:30 鉄塔
10:55 10:57 香精山
11:32 11:33 貝吹之野
11:39 11:41 塔ノ谷峠
12:22 古屋の辻
12:26 古屋宿
12:39 如意宝珠岳
12:49 蜘蛛ノ口
12:59 13:00 稚児ノ森
13:57 水呑金剛
14:42 14:48 花折塚
15:10 15:25 玉置山展望台
15:56 16:01 玉置山
16:08 16:45 玉置神社
17:05 犬吠檜
17:08 玉置辻

6日目

• 山行: 8:51
• 休憩: 0:32
• 合計: 9:23

距離 17.7km 登り 1,023m 下り 1,708m

6:10 玉置辻
6:39 6:40 水呑宿分岐
7:22 大平多山分岐
7:50 大森山
7:56 7:57 大水ノ森
8:26 岸の宿
8:29 切畑辻
9:27 9:28 五大尊岳（北峰）
9:39 9:42 五大尊岳
10:36 10:38 金剛多和
11:02 11:04 大黒天神岳
11:50 11:58 山在峠
12:09 12:10 吹越山
12:21 12:27 吹越宿跡
13:04 吹越峠
13:16 展望台
13:28 13:29 七越峰広場
13:51 13:56 七越峰
15:10 15:11 熊野本宮大社
15:33 ゴール地点

※玉置神社〜犬吠檜は、ログが途切れてしまいました。残念…。

天候

9/26(月)晴れのち曇り
9/27(火)晴れのち曇りのち雨
9/28(水)曇り時々雨
9/29(木)曇り
9/30(金)快晴のち晴れ
10/1(土)快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
東京　→(新幹線)→　名古屋　→(近鉄)→　吉野

【復路】

熊野本宮大社　→(バス)→　新宮　→(JR)→　名古屋　→(新幹線)→　東京

----------------

【参考】

■熊野本宮大社　バス時刻表
・奈良交通　熊野大社→新宮　(→名古屋方面)
https://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/totsukawa-timetable.html
・南海バス　熊野大社→新宮　(→名古屋方面)
https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/localbus/pdf/time_kawatake.pdf
・龍神バス　熊野大社→紀伊田辺　(→大阪方面)
https://www.ryujinbus.com/app/wp-content/uploads/2021/03/4cf95da9303f827f1692876158304fa6.pdf

■その他
・飛行機の場合、南紀白浜空港か関西空港が最寄りです。
・新宮駅から東京方面へは、夜行バスもあります。

コース状況／危険箇所等

■大峯奥駈道
1300年前に修験道として開かれた道です。要所要所で急峻な岩場や急登も出てきますが、今でも修験者の方により歩かれているようです。道標や赤テープ等も多々ありますが、不明瞭な場所はGPSを頼りました。

※「大峯奥駈道」で検索すると、さまざまな情報が得られるかと思います。下記は十津川村作成のパンフレットPDFです。ご参考まで。
https://www.shinguu.jp/files/pdf/oomineokugakemichi.pdf



■宿泊場所
営業施設や現地ボランティア(「新宮山彦ぐるーぷ」さん)が管理されている山小屋もあり、計画的に使わせていただきました。下記「その他周辺情報」や写真欄もご参照ください。


■水場
この時期は涸れることがあるようです。分かる範囲でまとめておきます。
・小笹の宿：小屋裏に沢あり。豊富！
・弥山小屋：1リットル100円
・鳥の水：チョロチョロ…。
・深仙小屋(香精水)：水場まで徒歩3分。チョロチョロ…。
・行仙小屋：水場まで往復30分だが、出ている！
・玉置神社：社務所に挨拶し、水を分けていただきました。

その他周辺情報

【宿泊】

■太鼓判
http://www.taikoban-yoshino.com/honkan.html#business
・吉野山の中千本にある民宿です。
・吉野駅から送迎してくださいました。
・1泊2食付き8,000円


■山上ヶ岳　宿坊
https://nara-jisya.info/2019/09/10/%E5%A4%A7%E5%B3%B0%E5%B1%B1-%E5%A/E%BF%E5%9D%8A/
・山上ヶ岳には数軒の宿坊がありますが、営業期間外でした。(営業期間は、例年5/3〜9/23です。)


■弥山小屋
https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/news/4761/
・八経ヶ岳界隈にある営業小屋で、例年4月下旬から11月上旬まで営業しています。
・小屋内には個室が数部屋あり、とても清潔です。
・1泊2食付き8,500円。水は1リットル100円。軽食販売もあります。
・テント泊は予約なしで受け入れてくださるようです。


■南奥駈道の山小屋
・「新宮山彦ぐるーぷ」さんにより維持管理されている山小屋が数軒あります。
・LEDの点灯やスマホ充電ができる場所もあります。
・小屋利用時は維持管理料を納付する「志納箱」が置かれています。

※新宮山彦ぐるーぷHP
http://syamabiko.web.fc2.com/
※山小屋についてはこちらをご覧ください。
http://syamabiko.web.fc2.com/yamabiko_manage_hat.html



【温泉】

■本宮保健福祉センター　うらら館　蘇生の湯
※公式HPが見当たらず、ゆる〜とのHPを掲載
https://yuru-to.net/detail.php?oid=9362
・熊野本宮大社より徒歩5分
・ボイラー故障により、しばらくの間は営業休止中でした…。

※熊野本宮大社界隈としては、「渡良瀬温泉」や「湯ノ峰温泉」もあります。
※新宮駅から徒歩5分には「なぎの湯」があります。
https://www.shinguu.jp/spots/detail/D0098

写真

9/24 22:27

前夜祭。こんなんだから、到底ULには辿り着けない…。(ましてや修験者だなんて…。)

9/25 17:31

今夜のお宿「太鼓判」。ご主人が吉野駅まで迎えに来てくださった。

9/25 17:57

夕飯までに周辺散策。こちらは金峯山寺！

9/25 18:38

夕食。吉野で有名な「柿の葉寿司」や、お鍋の中には「吉野葛」が入っていました。

9/26 6:07

【2022.9.26】
出発！　ザックは無駄にでかい…。

9/26 6:11

本日初めて見た生き物。

9/26 6:21

何度も目にしたこの言葉！

ちなみに
・大峯奥駈道
・近畿自然歩道
・弘法トレイル
・紀伊山地の霊場と参詣道
・七十五靡

等、道中いろいろな名称も見かけた。

9/26 6:32

里の風景とも、しばらくはお別れ！

9/26 6:39

(72)吉野水分神社

9/26 7:02

修行門という名前にぐっとくる。

9/26 7:12

(71)金峯神社で、安全祈願！

9/26 7:16

そのそばには、源義経の隠塔、とやらが。

9/26 7:24

ステタラア缶！

9/26 7:27

奈良県バージョン！

9/26 7:44

旧女人結界

9/26 7:56

青根ヶ峰(吉野山)！　まずは青空！

9/26 8:47

モノレール沿いの急登

9/26 9:49

四寸岩山。小ピークがチョコチョコ出てくる。

9/26 10:07

足摺宿。

9/26 10:37

本日のアップダウン…。ひぃー…。

9/26 10:53

(69)二蔵宿

9/26 10:53

中を覗けば、整理整頓がすごい！

9/26 10:55

ここで、お弁当タイム♪

9/26 12:04

その後も、ただただ登る…。

9/26 12:06

多少色づくのは、咲きじまいのトリカブト…。

9/26 12:25

大天井ヶ岳！　どこかで聞き覚えが…。

9/26 13:14

女人結界門！　女人結界には賛否両論らしいが、古からの信仰は受け継がれてほしいな…。

9/26 14:40

時々、お助けロープや鎖も出てくる。

9/26 14:47

あれが山上ヶ岳かな？

9/26 15:17

ここが(68)浄心門？　(洞辻茶屋)

9/26 15:17

今シーズンはすでに店じまい。

9/26 15:35

だらにすけ花丑出店を通過後の分岐。右ルートは主に下りで使われているよう？

9/26 15:42

わらじ履き替え所。ここから長い階段や鎖場が始まる。

9/26 15:54

鐘撞岩。

9/26 16:00

鐘撞岩に登ってみる。下界は晴れているようだけど…。

9/26 16:10

いよいよ、大峯山！

9/26 16:25

宿坊に到着したが、どこも静まり返っている。

9/26 16:32

シンクイサンゴウ？

※身(しん)口(く)意(い)の三業(さんごう)とは、身業・口業・意業の三つをいい、人間の行為(こうい)を身・口・意志の三種に分類したものです。

9/26 16:35

大峯山寺。でかっ！

9/26 16:38

(67)山上ヶ岳！

元気な学生3人組がいたので、撮ってもらい、元気をもらった！　でも君たち、早く下山しなさいっ！　もうすぐ真っ暗だよ!！

9/26 17:02

夕暮れ時。急げ！

9/26 17:33

(66)小篠の宿

今宵は奥の小屋をお借りする。

9/26 17:34

ドアはないけど、雨風しのげるのはありがたい！

9/26 17:37

小屋裏の沢で水を汲む。

9/26 17:37

ちょうど日没！

9/26 18:16

本日の夕食はアルファ米＆野菜スープ。翌朝は、スープの残りでお雑煮。

※今回のアルファ米は友人Rからのいただきもの！

9/27 5:29

【2022.9.27】
出発直前。小笹の宿前にある儀式場(!?)を覗いてみる。

9/27 5:35

さて、2日目スタート！

9/27 5:53

おっ、木々の中から、出てくる！

9/27 5:56

おはようございます！

9/27 6:14

(65)阿弥陀ヶ森。再び、女人結界門をくぐる。

9/27 6:24

(64)脇の宿

9/27 7:06

朝の光も優しい♪

9/27 7:22

アキノキリンソウ

9/27 7:23

眩しい！

9/27 7:39

(63)普賢岳　(大普賢岳)

あまりにも気持ちよくて、のんびり休む♪♪

9/27 7:39

南側。青空！

9/27 7:40

北側。左は山上ヶ岳だね！

9/27 7:55

少し下り、振り返って見上げた、大普賢岳。

9/27 8:12

(61)弥勒岳

9/27 8:25

山上ヶ岳よ、さようなら！

9/27 8:54

七曜岳までは、鎖場の連続

9/27 8:59

鎖場の連続

9/27 9:09

急にモフモフした場所に辿り着けば、

9/27 9:12

(60)稚児泊

9/27 9:37

また登り返して

9/27 9:48

(59)七曜岳

9/27 9:48

うーん…、だんだんガスが…。

9/27 10:14

その後も鎖や梯子あり。

9/27 11:09

行者還岳分岐。ここから寄り道で

9/27 11:18

(58)行者還岳

9/27 11:26

【×】分岐に戻ってからいったん道迷い…。分岐すぐ下のルートはダミーだった。

※みんなの足跡を見ても、みなさん間違えているよう…。

9/27 11:43

再び、急な下りが始まる。

9/27 11:53

行者還避難小屋。まるでログハウス。

9/27 11:54

ご立派！

9/27 11:56

眺望もアリ！

9/27 11:58

すぐ先の天川辻。

9/27 11:58

だそうです！　日帰りピストンされる方、お気を付けください。

9/27 12:24

この緑に優しさを感じる。

9/27 12:41

小ピークで、元気玉！

9/27 13:26

ここが地図上の一ノ垰(いちのたわ)かな。

9/27 13:31

その先にも(57)一の多和

9/27 13:59

奥駈出合

9/27 14:14

だんだんとまた幻想的に…

9/27 14:29

苔の中にクローバー☘

9/27 14:32

弁天の森。鬱蒼さが増す。

9/27 15:02

聖宝ノ宿跡。ここでポツポツと雨…。

9/27 15:16

ここで少し迷うが、この倒木を乗り越えると、登山道が続いている。

9/27 15:20

9/27 15:25

ここいらで、雨…。ザックカバーをし、傘で凌ぐ。

9/27 15:46

雨は強まる…。15時に到着していたらこんなことにはならなかったのに…とも思う。

9/27 16:13

とても大きな、弥山小屋！　全身着替えて、ある意味サッパリ。

9/27 16:53

6人部屋を1人で使わせていただく。とっても清潔！

9/27 17:05

夕食！　おかわりできました！

9/27 17:47

管理人さんとお話しさせていただき、「七十五靡(なびき)」を意識する。

9/28 5:40

【2022.9.28】
朝食！　お茶も美味しい。

9/28 6:52

出発前。弥山の山頂神社で参拝！

9/28 6:57

お世話になりました！

9/28 7:00

「国見八方覗」に立ち寄ってみる。

9/28 7:02

10月以降の澄んだ日には、ここから伊勢湾越しに、400km以上離れた富士山が見えるそう！！

9/28 7:05

「八剣山」は八経ヶ岳のことかな？　では出発！

9/28 7:45

(51)八経ヶ岳！

9/28 7:48

です！(カ)(L)

9/28 8:06

再び、森の中へ。

9/28 8:08

コガラ？　よく鳴いていた。

9/28 8:14

明星ヶ岳。「Mt.Venus」という看板も。

9/28 8:37

本日は幻想的…。

9/28 8:44

ナナカマド

9/28 9:07

9/28 9:07

(47)五鈷嶺

9/28 9:07

長〜いお助けロープも続く。

9/28 9:23

岩々感も出てくる。

9/28 9:54

あっ、開いた！

9/28 10:17

(46)舟の多和（舟ノ垰(たわ)）

9/28 10:19

ここで一瞬、青空！

9/28 10:34

楊枝ノ森。

9/28 10:45

主脈上ではないけれど、(45)七面山へはここからどうぞ。

9/28 10:50

紅葉してきたね〜。

9/28 11:31

(44)楊枝ノ宿

9/28 11:32

靴ひもを緩めて、行動食タイム♪

9/28 11:55

さて、再出発！

9/28 11:58

丸っこいのがかわいい。

9/28 12:51

仏生ヶ岳への登りが始まる。

9/28 12:53

よーく見てください(ど真ん中)

9/28 12:53

です！　(なんでしょ!?)

※トリミング

⇒ムギマキの幼鳥か、オオルリ♀の幼鳥かもしれません。(by okugakeさん)
→ご指摘ありがとうございます！(w)

9/28 12:59

(43)仏性ヶ岳(仏生ヶ岳(ぶっしょうがたけ))

9/28 13:15

こちらも、じわじわと秋。

9/28 13:42

鳥の水。出てました！

9/28 14:03

(42)孔雀岳

9/28 14:37

突然、注意書きがぶら下がっていた。釈迦ヶ岳まで要注意！

9/28 14:48

分岐。右ルートは「危険」とあり、

9/28 14:48

左ルートに進む。

9/28 15:04

橡ノ鼻あたりかな？　ここから釈迦ヶ岳まですぐだと思っていたが、甘かった…。

9/28 15:04

いったん下る。

9/28 15:38

ロープや鎖の登りは、もはや定番。

9/28 15:42

慎重に〜。

9/28 15:56

(40)釈迦ヶ岳

のぼるな！　くずれる！(笑)

9/28 16:03

古銭だ！

9/28 16:11

本日もあとちょっと！

9/28 16:35

(39)都津門。大岩に穴が！

9/28 16:43

見えたー！　(38)深仙宿

9/28 16:48

小屋内は、なんとソーラーによる電気がつきました！

9/28 17:01

水場(香精水)までは徒歩3分。チョロチョロだけど、出てましたー！

※涸れている可能性もあったので、本日は弥山小屋から1.5リットル多めに担いでいました…。

9/28 18:00

キャベツ、持ってきて良かった〜！　やっぱり野菜はうまいっ！

というわけで、夕食はサラダ＆焼きそば＆お吸い物！

9/28 18:29

【2022.9.29】
朝食はお手軽に…。

9/28 18:53

周辺の小屋情報。分かりやすい！

9/29 5:28

4日目、スタート！

9/29 5:37

(35)大日岳は注意書きが険しいので…、ここは省略。

9/29 5:53

(33)二つ岩

9/29 5:53

これより、南奥駈道！

9/29 5:54

まだまだ〜！
(^^;)

9/29 6:10

(32)蘇莫岳(そばくさだけ)

9/29 6:22

今日もアップダウンが続くね〜。

9/29 6:32

石楠花岳。でも山頂周辺にシャクナゲはない。

9/29 7:09

天狗山。ザック下ろして休んでばかり(笑)

9/29 7:10

眺めるときは、眺めよう！

9/29 7:10

地面からにょきにょき。

9/29 7:19

小金沢連嶺を思い出した。

9/29 7:22

雲海＆紅葉♪　(ちとイマイチ…)

9/29 7:37

(27)奥森岳

9/29 8:13

天狗の稽古場。テントが張れそうなくらい、広々！

9/29 8:29

(26)子守岳

9/29 8:30

まだまだ続く〜!

9/29 8:51

(25)般若岳への山頂分岐

9/29 8:55

一応登頂！

9/29 8:55

山頂からの景色。

9/29 9:18

飛んできた！

9/29 9:19

コガラだね！

9/29 9:19

ですよね!?

※トリミング

⇒ゴジュウカラ(by okugageさん)
→ご指摘ありがとうございます！(w)

9/29 9:31

たくさん落ちてたけど、渋かった…。

9/29 9:32

この木から、かな？

9/29 9:33

だんだん陽射しが！

9/29 9:43

(23)乾光門

9/29 10:19

(24)涅槃岳(ねはんだけ)

9/29 10:26

ここ、なんだか綺麗だった！！　

9/29 10:27

こういうところが、ずっと続けばいいのにな。

9/29 10:49

証誠無漏岳

9/29 10:57

激下り〜

9/29 11:11

登り返し〜

9/29 11:24

阿須迦利岳

9/29 11:42

(22)持経宿

9/29 11:43

こちらも綺麗！　維持管理の懸命さが伝わってくる。

9/29 11:52

はらぺこ休憩。

靴を脱いで休足したら、ヒルらしきものが…(泣)。

9/29 12:07

「水を補給せよ！」とのお達しも。

ここは賭けだが、行仙宿には水が出ていると信じる！

9/29 12:08

再出発直後、久々に見たアスファルト！　でもすぐに山道へ！

9/29 12:21

「新宮山彦ぐるーぷ」さんが、長年登山道整備をしてくださっているようです。ありがとうございます！

9/29 13:12

続いて、(21)平治宿

9/29 13:13

もちろん、綺麗！

9/29 13:32

🐒

9/29 13:48

転法輪岳

9/29 14:24

倶利伽羅岳の手前で、「こちらも行ける(くさりなし)」？？

9/29 14:26

「鎖なしルート」を選んでみるが、ロープ付でめちゃくちゃ急登…！

9/29 14:30

登り切ると、鎖ルートと合流する。どっちもどっちではないだろうか…。

9/29 14:32

倶利伽羅岳

9/29 15:17

ヤマドリだ！　ゆっくり歩いていた。

(トリミングなし！)

9/29 15:59

(20)怒田宿

9/29 16:11

本日最後の登りで、まさかの「巻き道」という誘惑が…。

9/29 16:19

おっ、電波塔!?

9/29 16:20

(19)行仙岳！　いやぁ、本日も長かった。そして、もう16時過ぎてるし…。

9/29 16:46

本日のお宿、行仙宿に到着〜。

入口のポリタンクは、ボランティアさんにより担がれたもののようです！

9/29 16:47

中は広い！

9/29 16:54

「水は命なり」を潜って、水場へ。

9/29 16:57

遠い…。

9/29 16:59

ガンバレガンバレ…

9/29 17:14

100m以上下ると、ようやく水の音が！

流れ続ける湧き水を、溜まり池からを汲みました！　そして帰りはまた100m以上登る…。

9/29 18:33

本日の夕食はパスタ！

えのきは2回に分けて使うつもりだったが、ちょっと水分が出ていたので…、急遽炒め物にして終わらせる。

9/30 4:02

【2022.9.30】
おしるこ＆醤油づけの餅！

9/30 5:20

小屋の窓より。5:20で白み始めた！　(写真は明るく撮れてしまうのだが、実際はもう少し暗い。)

9/30 5:32

歩き始め。今日は天気がいいぞー！

9/30 5:34

雲海〜♪

9/30 5:53

木々の隙間から、御来光！

9/30 5:56

朝焼け！

9/30 6:02

中腹で、いったん木々がなくなる。深呼吸〜！

9/30 6:15

さらに登れば

9/30 6:19

もっと明るくなり、神々しきや〜✨

9/30 6:26

山頂までが長いけど…

9/30 6:34

今日もよく鳴いてた。ヤマガラ？

9/30 6:34

いや、違う。なんでしょ!?

※トリミング

⇒エゾビタキ(by okugageさん)
→ご指摘ありがとうございます！(w)

9/30 6:34

舞い上がれ！

9/30 6:34

舞い上がれ!!

※トリミング

9/30 6:58

わが影！

9/30 7:24

(18)笠捨山

全国的に「笠」がつく山は急登だ…。

9/30 7:33

もしや、あれは釈迦ヶ岳！

9/30 7:34

北側。ここ数日間の縦走路が全部見えた！　右のトンガリが大普賢岳？　よく歩いてきたなぁ！！！

9/30 7:56

葛川辻。いったん下ると杉林に。

9/30 8:11

【×】この先でへんな所に登ってしまった…。GPSで軌道修正した者の、タイムロス…。

9/30 8:26

いつだって、鉄塔があると開ける…(^^;)

左のトンガリが槍ヶ岳。

9/30 8:39

鎖が連続する

9/30 8:46

むむむ、この上2分で(17)槍ヶ岳？

9/30 8:47

登れないこともなさそうなので、登ってみる！

9/30 8:49

槍ヶ岳山頂は展望なしっ！

9/30 8:53

ここからが激登り！

9/30 8:55

今回の三大急登の一つといっても過言ではない。

9/30 8:59

うじゃうじゃしてるが、登れるところを登る！

9/30 9:12

地蔵岳。

9/30 9:21

そしてお約束の激下り。ほぼ垂直。

9/30 9:21

南側の景色はいいんだけどね…。(玉置山が見え隠れしているのかな？？)

9/30 9:24

下り切って見上げたところ。足の乗せ場はありました！

9/30 9:27

さらに鎖場の下りは続き、

9/30 9:36

もちろん登り返す。

9/30 9:52

(16)四阿宿(しあのしゅく)　(東屋岳)

9/30 10:09

(15)菊ヶ池

9/30 10:10

(14)拝返し

9/30 10:28

そしてまた鉄塔。明るい

9/30 10:29

振り返る。地蔵岳がもうあんなに遠くに。

9/30 10:49

(13)香精山

ここで3日ぶりに出会った人は、お経を唱えていた！　仏門には興味がないそうだが、瞑想家として各地を歩き、大峯奥駈道は8回目になるとのこと。奥駈道の情報もいろいろと教えていただく。

9/30 10:49

吉野の桜の木で作られた数珠も見せていただいた。信仰の深さを感じる。

9/30 10:58

ここからしばらくは、下り基調！

9/30 11:36

貝吹の野

9/30 11:39

貝吹金剛(塔ノ谷峠)

9/30 12:27

(12)古屋宿

9/30 12:40

(11)如意珠岳

9/30 12:51

蜘蛛ノ口(岩ノ口)。

9/30 12:54

ここから再び、登り返し！

9/30 13:01

稚児の森

9/30 13:09

久々の道路に出たら、サイクリングの方が颯爽と下っていった…。お互い目があったと思うが、何を思われていたのだろう(笑)

ここで靴を脱いだら、ヤツに血を吸われてた…。

9/30 13:21

気分転換☆

9/30 13:58

水呑金剛

9/30 14:14

しばらくは林道と平行。

9/30 14:31

ノアザミ。今年ももう見納めかな。

9/30 14:43

花折塚

9/30 15:10

物見やぐらだ！

9/30 15:23

やぐらからの風景。水があったら、ここで幕営したかったな。

9/30 15:24

あれが釈迦ヶ岳！

9/30 15:24

です！

9/30 15:35

最後にかつえ坂を登って

9/30 15:59

(10)玉置山！

下り始めると、すぐに玉置神社の敷地内に。様々なものが祀られていた。

9/30 16:20

御神木は、樹齢3000年だとか！

9/30 16:23

玉置神社！　いくつかのお堂があり、ゆっくり参拝。

その後社務所に立ち寄り、水を分けていただく。ありがとうございます！

9/30 16:54

ここからダッシュで下り、

9/30 17:10

玉置辻。今夜はここで幕営！

9/30 18:01

今回は軽量化を思ってツエルトにしたのだが…。

正直、テントの良さが身に沁みた…。

9/30 18:55

最後の晩餐は、残り物の野菜たち！　ごぼうサラダ＆野菜炒め＆アルファ米！

10/1 4:57

【2022.10.1】
カレーうどんから始まる朝。(味は薄め。)

これで食料はほぼ使い切ったー!!!　(残すは非常食としてのパスタ1回分＆調味料少々)

10/1 5:30

外に出たら、イイ朝！

正直、ツエルト内では作業がしにくく、明るくなってからパッキングを始めていたら、

10/1 5:56

まるでお月見しているかのような御来光！

10/1 6:00

ちょうど6時。完全に雲からも抜け出た御来光！

10/1 6:03

こういうのをじっくり見てしまうから、また出発が遅れる…。

10/1 6:13

しばらくアスファルト歩きだが、すがすがしい。

10/1 6:40

(9)水呑宿は省略…。

10/1 7:04

そして、朝からまた登らされる…。

10/1 7:38

でも途中で見た雲海がすごかった。風も止んでいるよう！

10/1 7:47

やっとこさで、大森山！

10/1 7:57

大水の森

10/1 8:05

おっ、熊野本宮大社まであと10.0km！

10/1 8:26

(8)岸の宿　(篠尾辻(ささびつじ))

10/1 8:41

この辺りは超激下り。

10/1 9:05

(7)五大尊岳（ごだいそんだけ）

10/1 9:11

つぶれたミニクロワッサン＆最後の元気玉を投入！　時間がないのに25分は休んでしまった。でも気持ちよかった♪

10/1 9:30

キラキラしてる森！

10/1 9:41

その先のピークには、

10/1 9:42

ここが五大尊岳とも。(地形図(ヤマレコMAP)では、ここが五大尊岳と表記。)

10/1 9:46

またまた激下り。ここで2回つまづいた…。

10/1 10:11

熊野川が見えた！

10/1 10:33

(6)金剛多和(六道ノ辻)

10/1 10:36

今日は沢山見たな。(トカゲかヤモリか…。)

10/1 11:01

(5)大黒天岳

10/1 11:23

時折り、森を抜ける。

10/1 11:28

暑い…。

10/1 11:49

山在峠近くにある、宝篋印塔。

10/1 12:16

吹越山。ここにも靡の字があるが、

10/1 12:22

山頂から少し下った場所(林道付近)が、靡の(4)吹越山とされている模様。

10/1 12:33

もうかなりの低山チック。

10/1 12:47

和歌山県！！！

10/1 13:04

吹越峠

10/1 13:09

あとちょっと！

10/1 13:16

おおっ、街だ！

10/1 13:17

しかもあれは、熊野本宮大社の旧社地、大齋原！

10/1 13:35

公園のような場所、七越峰！

10/1 13:35

あとちょっとだけど、おなかが空いて…。靴も脱ぎたくて…！

10/1 13:40

まだ生き残っている行動食たち！　とりあえずアンパン！

※残りの行動食は、帰りの電車で完食！

10/1 14:14

あとはもう下るだけだと思っていたのに、最後に小ピークが…。

10/1 14:31

さらに、本当にあとちょっとのところで、派手にこける。。。顔と腕を擦りむいた…。焦っちゃダメだね…。

そしてよく見れば、ストックが根っこと根っこの間に挟まってしまったようで、折れていた…。でも共に旅をしてくれて、ありがとう！

10/1 14:35

下り切れば「順峯起点」！　終わったー！！

10/1 14:35

最後は橋を渡るつもりだったが、これを見てしまったら、急に渡りたくなった！　行けそうだよね？　時短にもなるはず!!

10/1 14:42

この両足もがんばった！　気持ちいい〜♪　

10/1 14:44

でも、やっぱり深かった。(膝上くらい…。お尻は濡れた。)

10/1 14:56

そして、風景は街に。

10/1 15:01

先ほど見下ろしていた熊野大社の旧社地。今回は時間がないので、いつかまた！

10/1 15:05

熊野本宮大社！！　バンダナとマスクをして、下界人になる。

10/1 15:12

参拝箇所もたくさんあり、どれが本殿なのかが分からない…。しかも人混みだし、自分は臭いしで、そそくさと失礼する。

次回があれば、ゆっくり訪れたい…。

10/1 15:27

そして「うらら館　蘇生の湯」でサッパリ〜〜〜♨

と思ったら！！

まさかの、まさかの！！

ボイラー故障により営業休止中…(泣)。でも屋内の水道をお借りし、全身を拭かせてもらう！　これもいい思い出☆

10/1 20:58

熊野でグルメ…、なんて時間はなく、最後は名古屋駅の駅弁！

おつかれさまでした！

10/3 19:27

【Special Thanks!】

勝手ながらも、下記レコがバイブルでした！　ありがとうございます☆

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-633503.html

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

SH-RM11 SHARP

感想

wildwind

■食料
久々の縦走だったので、食料レコ。

9/25(日)D：民宿の夕食

9/26(月)B：行動食(民宿でお茶をもらう)
9/26(月)L：民宿の弁当
9/26(月)D：コーンリゾッタ(アルファ米)、野菜スープ(玉ねぎ、しめじ、スープの素)、飲み物

9/27(火)B：お雑煮(前夜の野菜スープの残り、餅(×3))、飲み物
9/27(火)L：行動食
9/27(火)D：弥山小屋の夕食

9/28(水)B：弥山小屋の朝食
9/28(水)L：行動食
9/28(水)D：焼きそば(袋麺、キャベツ、ズッキーニ、ベーコン、油)、サラダ(キャベツ、ミニトマト)、お吸い物(お吸い物の素)

9/29(木)B：カレーリゾッタ(アルファ米)、茄子の味噌汁(味噌汁の素)
9/29(木)L：行動食
9/29(木)D：パスタ(パスタ、パスタの素、ベーコン、えのき)、焼きウィンナー(ウィンナー、油)、えのき炒め(えのき、ベーコン、油)、サラダ(キャベツ、ミニトマト)

9/30(金)B：おしるこ(おしるこの素(×2)、餅(×2))、醤油漬けの餅(餅、醤油)
9/30(金)L：行動食
9/30(金)D：ガパオリゾッタ(アルファ米)、野菜炒め(キャベツ、ズッキーニ、油)、ごぼうサラダ(レトルトごぼうサラダ)

10/1(土)B：カレーうどん(袋麺、玉ねぎ、スイートコーン)
10/1(土)L：行動食

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■大峯奥駈道
1300年前に開拓された、南北90kmに渡る修験道。7年前にkeiさんのレコでここを知ったのだが、そのまま寝かせたままだった…。今回ようやく行けたのは、「タイミング×天気×勢い」だったと思う！

また当初はそこまでの思い入れもなかった。奥駈道を歩くなら「柳の宿」から歩くのが正統派だろうが、「金峯神社」まで車が入れるなら、タクシーを使ってでも楽したいと思うのが自分だった。(ちなみにタクシー会社からは早朝対応不可と言われたため、「おまえはしっかり歩け！」と神々に怒られた気もした。)

ただ実際に歩いてみれば、もっと事前に下調べをしておけばよかったと思う。弥山小屋の管理人さんの話によれば、修験者は「七十五靡」でお経を唱えるため、必然的に時間をかけて歩くそうである。また食事はもちろん素食。それが古から伝わる信仰心であり、修行なのだろう。もちろん、自分がこの先仏門を叩くことはないだろうが、登山者として現地の文化を尊重しながら歩き続けたいし、今回は現地の各案内板を読みながら、歴史と文化を体感しながらの山旅となった。



■修験者のはしくれ(＝のろまな旅人)
久々の縦走。当初はがんばって4泊5日案も考えていたが、蓋を開けてみれば今の自分には5泊6日案でも欲張りすぎるほどの内容だった。もちろん単独だからこそ自分のペースで歩けばいいし、予備日も設けていてよかった。それにしても修験者を気取っていたわりには、歩けなさすぎだな…、という思いは今でも残る。もう年かな…。(いや、何もトレーニングしてないもんね…。)

でも、のろまな旅人は一歩一歩ゆっくり歩き、分岐があればザックを置いて寄り道し、写真も撮り、動物や鳥にも目を奪われ、しんどければ休み、ボーっとし…。ただ、ほぼ誰にも会わなかった6日間をやり過ごせたことは、達成感の一言に尽きる！　今の自分のペースも自覚できたことだし、この先も無理せずがんばろう！

ちなみに、現代の自分は赤テープやGPSや山小屋に守られ、無事に歩ききることができたが、古の人たちはもっと過酷な環境で歩いてきたに違いない。ただただ脱帽…。それと、平日だし人も少ないだろうと高を括っていたところはあるが、もう少し山小屋には早く到着しないとな、と反省している。



■もろもろ
・初日。ザックを担げば、歩ける重さだとは思っていた。
・ただ最初からストックを出した。こんなにもストックを使い続けた縦走は初めて！
・むしろ今回は「ストックに慣れよう」もテーマとなった。
・でも想定以上にペースが上がらなかった。もう年だね…。(keiさん、スゴイ！)
・登山道は整備されているとはいえ、岩場や倒木も連続する主脈だった。
・奥多摩はなんて歩きやすいんだろうとも思えてしまった。
・ばてると、昔ばてたときの自分を思い出した。結局は歩くしかない。
・2日目は雨に降られてしまったが、これがドラマを作ると言い聞かせていた(笑)
・小屋はありがたかった。特に電気まで点く小屋には感動！
・切ない夢を見る夜もあれば、眠れなくておひとり様カラオケをする夜もあった。
・切ない？　ただ電波も入らない環境下だからこそ、淡々と目の前の計画をこなそうと思った。
・6日間、ほとんど誰にも会わなかった。
・でもたくさんの動物を見た(シカ、カモシカ、サル、イノシシ、ヘビ、トカゲ、カエル、鳥…)
・2日目の雨により、両足は相当臭かった。
・3日目以降、肩あたりも半端なく臭かった。(洗濯しても着ると臭くなるTシャツは絶対にある…。)
・でも誰にも会わないんだから、と開き直ってた！
・4日目、「南奥駈道」の看板を見て、後半戦もがんばろうと思えた！
・5日目は朝から天気がサイコー。笠捨山からこれまでの縦走路を見た瞬間、報われるものがあった。
・瞑想家の方と出会った！　奥駈道は8回目だというのに敬服！
・玉置神社。お水を分けてくださった女性スタッフさん、とても親切だった。
・5日目にして幕営。10年以上前に購入した新品のツエルトをぶっつけ本番で利用してみたが…。
・こんなにも天井が低かったとは…。常に背中を丸めていた感じだった。とほほ。
・しかも臭いがこもるし、起きたら結露が…。いつものテントに惚れ直した。
・ちなみにツエルトでの寝食は3回目。いいときも悪い時もあるな…。
・最終日、和歌山県に入った！　これで我が47都道府県巡りも、残すは一つ!!　(＝山口県)
・最後の最後で顔からコケた。腕も擦りむいた。ストックを掴んでて、手が出なかった。ダメじゃん…。
・でも熊野川を目の前にした瞬間、急にテンションが上がった！
・熊野本宮大社、次回があるなら、もっとゆっくり堪能したいものだ…。
・蘇生の湯は、まさかのボイラー故障…(泣)　これも修行!?　でもスタッフさんの対応が温かかった。
・翌日は全身が硬かった(笑)

wildwind

コメント

kimipapa

wwさん、おはようございます

100km！！　D+8,000！！
すごいコトしてますね！！

これはBSプレミアムとかで２時間スペシャルやっていいレベルですね。

最後に熊野川突っ切っちゃうところがカッコイイです。
今度お話聞かせてください。

wildwind

kimipapaさん♪

この無駄に長いレコにお付き合いくださり、恐縮です…💦　山行中は、kpさんなら走り切ってしまうかな〜とも思ってましたよ

他の方がモデルなら、BSプレミアムにはなりそう!?(笑)　でも古来から歩かれているので、新ネタを作らないとダメかな

ラストに熊野川を突っ切るのは、他の方のレコをみてずっと憧れていました。大雨が続くと川の流れが速くなるので危ないそうですが…、気持ち良かったです

kimipapa

P.S.　こんなにスクロールしたレコは初めて(笑)

wildwind

kimipapaさん♪

これ、スタンダードではなかったんですね!?(笑)

ポピー🦉popie

6日間の縦走だなんて・・　ビックリしましたよ
しかもつい最近までコロナで体力落ちたー！って言ってたので余計にビックリでした

長〜いレコなのでコメントも箇条書きにしようかしら(^-^;

�＾柄阿離譽海隆響曚�(多分、何とか新道を歩いたレコ)「いつかは大縦走する！」って書いてあったのが印象的でしたが、これがその大縦走？

�∋匐，虜◆�RPGみたいな大冒険を夢見てたと聞いたような気がするけど、RPGを味わえたでしょうか？(今回の仲間はカモシカ君でしたね！)

��山などの名前の前に数字が書いてあって、山の数かな？と思いながら写真を見ていったら標識に「扉」と書かれていましたね！修行者の道なので扉・・納得しました！(違ってたらゴメンなさい)
数字がだんだん小さくなっていったけど、正規には1から順に歩いていくんですか？？

�は族了蓋�に行って、残りがあと山口県の１県のみとは！　羨ましいです〜！！
ちなみに私は山口県へは何回も訪れているので・・歩くのが好きな人におススメなのが、海底地下歩道を歩いて自分の足で九州に行ってみてくださいな

wildwind

popieさん♪

�，燭屬鵑修Δ�もです。大縦走したい場所はいくつかまだありますが、ここ数年は縦走も最長4日間くらいでも十分と思えてたり

�△Α爾鵝帖�しいて言うなら、自分の職業がプリースト(司祭)で、その宗派独特のクエストを受けて、経験値をもらえた感じですかね!?

��「扉」ではなく「靡(なびき)」ですね。本文では説明不足でしたが、修験者はこの靡でお経を唱えるそうで、全部で75ヶ所あります。1から歩くのを順峯、75から歩くのを逆峯と呼び、どちらから歩いてもいいのだと思います

�せ蓋�と福岡がつながる道があるんですね！　おもしろそう。でも山口県にいつ行くかは…。まずは行ってみたい山を探さないと、かな

keichiro01

wwさん、ご無沙汰しております。

奥駈完歩お疲れ様でした！

自分が歩いたのは結構前になりますが
変わっていない所も多く、懐かしく拝見しました。
深仙宿にソーラーのライトが付いたというのには驚きました。

食料レコを拝見して
当時の自分が少しだけ速く歩けたのは食料の重量が軽かったからだと思いました。
なんせ
「朝：フリーズドライの味噌汁→昼：アルファ米→夜：棒ラーメン」
を繰り返すだけでしたから。

修験の道という事で、普通の登山道とは少し違う雰囲気がありますよね。
アルプスのような爽快感という点では、あまり無いかもですが
歴史と文化を体感したり思いを馳せながら歩ける場所かと思います。

今の自分のお腹周りや、テント担いで無いっぷりからすると
「奥駈は遠くになりにけり」ですが、
もうちょっと摂生して(無理かも)、機会があれば又歩きにいければと思いました。

wildwind

keichiroさん♪

いやぁ、あらためまして、ありがとうございます！　レコは何度も拝見してました！　当初はkeiさんがなぜ六田駅から歩き始めているんだろう!?　と思ってたレベルですが…。そりゃ下調べしたらそうなりますよね！

古からの道ですし、変わらないものは変わらないでしょうが、ソーラーは文明の利器ですね！

食料。味噌汁＆アルファ米＆棒ラーメンで乗り切っていたのもすごいです！(笑)　こちらは無駄に欲張りなので…。あと愚痴るならLArcさんの75Lザックは頑丈で(＝重たくて)、大容量だからいろいろ詰められてしまって…。修行でした…

たしかにアルプスのような華やかさはありませんが、森の深さを大いに感じる場所でしたね。この渋さ(!?)はここを歩いた人にしか分からない!?

私も今はおなかいっぱいですが、いつかまたはあるかな!?(→行くなら超軽装で!!)　keiさんのすこやかダイエットも楽しみにしています♪

okugake

野鳥の種類ですが、
125はよくわかりませんが、ムギマキの幼鳥か、オオルリ♀の幼鳥かもしれません。
169は100％ゴジュウカラです。コガラやヤマガラとはまた異なる科（カテゴリ）の野鳥です。
218はエゾビタキですね。今シーズンは近畿地方を通過する個体が多いらしいです。

wildwind

okugakeさん♪

野鳥のご指摘、ありがとうございます!!　そもそも名前を覚えられないどころか、何度見ても見分けもつかない、お恥ずかしいレベルの私ですが…

ハンドルネーム「okugake」というのもステキですね。奥駈道に詳しい方とお見受けしますが、当方の稚拙なレコをご覧いただき…、恐縮ながらもありがとうございます