鷲羽→三俣蓮華→双六〜錦秋の北ア、ド真ん中をのんびりさんぽ〜
- GPS
- 54:59
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 3,161m
- 下り
- 3,185m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:14
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:30
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:12
天候 | 9/30:晴→午後ガス 10/1:晴→午後富山側からガス 10/2:朝、快晴→曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉「深山荘」付近の無料駐車場(150台)を利用。 平日にかかわらず、午前4時には8割程度埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山届 ・新穂高登山指導センター ・左俣林道ゲート ○ルート ・蒲田左俣林道 工事車両等の通行に注意。 ・小池新道 左俣林道登山口〜鏡平からまでは概ね石畳の路面。 鏡平から弓折乗越までトラバースで、一部足場が悪い所があるので注意を。 個人的には笠新道より苦手です(笑) ○弓折乗越〜双六小屋 花見平前後に細い箇所があります。 ○双六小屋〜三俣山荘 巻道、稜線ルートとも概ね歩きやすいルート 一部岩場、浮石に注意が必要。 ○三俣山荘〜鷲羽岳 山頂に近づくほど急勾配のガレ場になります。 ○テント場 ・双六小屋 ¥1,000円(トイレ、水込み、中学生以下¥500円) 夕方〜朝方、南から谷風強し。 効きにくい所もありますが、ペグがは概ね効きます。 携帯電話、テン場は電波ナシ。 ドコモ、auは巻道分岐まで15分程登ればつながります。 ○水場 笠新道入口、わさび平、秩父沢、鏡平山荘(有料)、双六小屋、三俣山荘 ○トイレ ・鏡平山荘、わさび平小屋、双六小屋、三俣山荘 ○紅葉 ・昨年(2013)より1週間以上早めで、標高2,000m前後(2014.10.2現在)が見頃。 今回は鷲羽岳山腹(信州湯俣川側)がキレイでした。 ・今年紅葉は駆け足で、鏡平では2日程で見頃をすぎてしまったようです。 |
その他周辺情報 | ○温泉 ・新穂高温泉 深山荘が駐車場直近 露天風呂¥500円 ・栃尾温泉 荒神の湯 寸志(¥200円) 露天風呂のみ、洗い場なし ※熱くて浸かれないこと多し(笑) |
写真
感想
紅葉には少し早かったんですが、誰かさんとの北ア2泊3日が、
誰かさんのドタキャンで流れて悶々とする日々(笑)
(誰さんとの予定はお流れ率が非常に高いです・・・)
どこかで行かないと精神衛生上よろしくないので、新穂高からがんばって初日に三俣山荘までいけたら、鷲羽、水晶にいくってのをA、
ダメダメで双六小屋までなら、双六BCで鷲羽をBとして、平日北ア奥地2泊3日の計画を立案。
先週末、ハーウーの運動会の昼休憩で帰宅しメールチェックでmacを立ち上げたら、
「御嶽の噴火」の文字・・・
人的被害がなければと願いましたが、紅葉、週末、晴天・・・最悪のタイミング
自然相手に人間ごときがどうこう出来る訳もないのですが、なんで荒天の平日じゃないのよ・・・
微々たることも出来ませんが、
亡くなれた方のご冥福をお祈りするとともに、
まだ山におられる方がすこしでも早くご帰宅されることを願っています。
山で楽しんでこれるのか?と出発直前(ほんと4h前)まで悩みましたが、
たぶん行っても行かなくても悩むことは必至なので行くこと決断をしました。
初日、
途中までは新穂高〜双六〜笠で笠新道下山される女性と、
笠新道のしんどさを話しながら(おどかしながら)すすむも、
小池新道石畳はやっぱり苦手、鏡平までくると脚が上がらずもうダメダメ・・・
なんとか双六でたどり着いて「もう〜嫌〜!」
双六でテント設営してBプランに決定ですわ(情けない・・・)
お隣のテントはわさび平から抜きつ抜かれつしていた4人パーティの富山の男性。
「あれ?女性の方は???」
女性陣は双六小屋OGらしく皆さん小屋泊まりとのことでした。
昼寝をしてすこし体力回復。
携帯電波のある巻道分岐まで登って家に定期連絡をして、夕ごはんを食べておやすみなさい。
紅葉は昨年より1週ほど早く、尚かつ早足で、昨年見頃だった鏡平はもう落葉がはじまっていました。
今後は2,000m以下が見頃のなると思います。
二日目、
今日が本番?
半天の星空の下、テン場を夜明け前に出発。
必要最低限の物を詰めたサブバックの軽いこと軽いことで、快適。
うーん、コレからはULに走らなあかんのかな〜
まずは巻道で三俣山荘。
常念山脈からの日の出は雲でスッキリとは見えなかったけど、大天井からのぼっているようなので、
雲がなければダイアモンド大天井?(←若干語呂感がわるいですな)
陽があたると、高瀬川源流域の谷も紅葉がみごと!
ダケカンバの黄に、ナナカマド等の赤、ベニ、朱、ハイマツの濃緑・・・
ハーモニーのとれた複雑色彩・・・ファンタジーの世界です。
やっぱりここまで来るんやった・・・と思わせる三俣山荘テン場をすぎて、
鷲羽へアタック。
徐々にキツくなる勾配、悪くなる足場・・・
(たいした事はないのですが、ちょっと大袈裟に(笑))
ふりかえると、行きたい山No1の黒部五郎が北ノ俣岳をしたがえドーン。
やっぱり、黒五は北ノ俣から歩きたい!とこゝろに誓いながら山頂へ。
ここは北アルプスのど真ん中・・・
360°、山また山。雲海のためもあるんですが人里が見えない。
冷たい西風に手がかじかむの忘れて、カシャカシャカシャ。
さすがに寒くなったので下山開始。
風裏の鷲羽池側におりて少しのんびり・・・
でも、この池はあきらかに旧火口で、もし噴いたら・・・
こんな状況だったんだったんだろうな。
三俣山荘まで下りて大休憩。
うーん、青空がまぶしい。
帰りは稜線ルートで絶景だな〜なんて思っていると、
三俣蓮華に登る頃にはガスガス・・・あ〜あ
三国境で昨日、新穂高から黒五までいって今日は双六って方と遭遇。
年齢はあきらかに私より上・・・
その後、双六岳でお隣のテント方と遭遇。
黒五まで行って来られたそうで、また落ち込む(笑)
私より+20才の方ですよ・・・
真面目に日頃から鍛えないといかんな〜
ね、諸氏。
テン場にもどってお隣さんと雑談。
定年になって奥さんと日本中廻ろうかと思ったら、矢先に奥さんが亡くなられたらしく、
「しかたないし、ひとりでフラフラしてる」
諸氏、奥さん大切にしましょうね(自分もか)
あまりの風の寒さに退散・・・
双六小屋は強風地帯です(小屋とテン場の位変えてほしいかも)
最終日
雲ひとつない晴天で夜半は満天の星空。
おかげで放射冷却で明け方冷え込んで目が覚めると、テントはパリパリ・・・
凍ってるわ。
厚いシュラフにするんだった・・・
ダイアモンド大天井をみるために、巻道分岐まで行ってご来光待ち。
お〜、みごとなダイア〜とは言わないけど、大天井テン場あたりからの日の出。
うーん、満足。
で、大天井岳ってあんなにカッコいい山だったんだってことを発見。
トラバーでテン場、テン場から直ぐ山頂であんまし印象なかったけど、
なかなかの名峰ぶりです。
もし、安曇野の里から前山がなくて見えてたら、大天井山脈になっていたかも?
常念の最高峰ですしね。
テン場の戻ってさっさと撤収して、後は下るだけ。
凍った池を脇を、霜が降りて滑りやすい木道を慎重にあるいて、
弓折乗越着く頃にはガスガス・・・
さっきまであんなに天気よかったのに・・・
鏡平で小休憩し、お隣さん一行と抜きつ抜かれつして予定より早く登山口に下山。
昨年よりましとはいえ、やっぱり小池新道は苦手ですわ(笑)
わさび平でお昼。
鏡平で一緒になった折立から縦走されてきた東京の男性が、
平湯からバスってことなので、温泉入って平湯までおくりますわと一緒に出発。
あのかったるい左俣林道も山談義をしながらだとは短いこと(笑)
ほんと、あっという間に新穂高温泉に到着。
ご同行ありがとうござました。
その後、栃尾温泉荒神の湯で汗を流して(熱くてつかれなかった・・・)、
平湯のバスターターミナルまでお送りしてから、高山へ。
早く高山につけたので、もうひと目論み
冬、小娘隊でいった上高地のレコのコメントをくださった、raichouさん。
高山で雑貨と絵本のお店をされてるので、一度お伺いしようと思いながらGWは近所まで行っといて失念・・・
なので、今回突然押し掛けてきました。
急に素姓のわからん奴が来たのに、コーヒーをごちそうして頂いて山談義して頂き、
楽しい時間をすごせました、
ほんと、ありがとうございました。
また、高山によった時が寄せて頂きますね。
今回、行くかどうか悩んだけど行って良かった山でした。
自分の体力なさには呆れましたが・・・
ただ、今回の御嶽の一件は山とのつき合い方をイロイロ考えるきっかけになるました。
次は最終遠征の白山。
台風、紅葉いろいろ心配、行けるかな〜?
はて、誰のことでしょうね
って、毎度すみません・・・。
お天気に恵まれ、駆け足の紅葉にも間に合って、
平日に2泊3日ですか・・・なんとも羨ましい
扇沢から周回、来年の宿題で、宜しくお願いします
(ドタキャンしないよう気を付けます )
最終遠征の白山・・・に、突撃隣の晩御飯!?
予定が変わり、あれこれ再妄想しております
ULの道、まずは王蟲テントからですねぇ
nobuchiさん<
誰かさんて、誰でしょうね
針ノ木いいカタチでしたが、
向かいの野口五郎も気になります
白山、
あら立山から変更ですか?
日程あえば合わせましょうか?
でも、台風19号の動き気次第ですね
UL、
軽くても非自立、フルメッシュは勘弁
こんにちは
やっぱり、スケールがちゃいますね。
いつかは・・・
これから、地元でも黄葉が楽しめそう。
また、スケジュールあわせていきましょうね
churabanaさん<
北ア、やっぱりデカイです
山にのぼると次行きたい山が芋ズル式に・・・
ほんとキリがないです
今月後半からは近所の山も紅葉が楽しめますね。
黄葉のブナ林でテン泊なって思ってるんですが、
候補は水場のないとこばっか・・・
また、荷物が増えます
こんばんわ
おひさです
天候不順な年のメイン・シナリオは「色付き早く、見頃短く」ですね
今年の北ア深部で、これだけの紅葉を見れた人はほとんどいないでしょう
色々あっても・・・万々歳な山行でしたね
pokopenさん<ご無沙汰です。
秋はホントウに駆け足ですね。
そーいえば残暑もなかったような
比良も早いのかな?
昨年引き続き、立山に行かれたんですね。
いいな〜バス代が高いのが・・・
いい山行だったんですが、体力のなさに気落ちしています
春先から変な気候だったので葉っぱも困ってるでしょうね(笑)
そんな中、これだけ堪能できたのは羨ましい!
北ア深部はまだ未踏なので、2泊でいけるプランをいろいろ思案中です。
私も今ある装備で軽量化に執念を燃やしてますが、10kg切るのがやっとですわ。
u-saさん<
白山の紅葉はどうでした?
まぁ、宴会山行だったような気がしますが
北アの真中、
どこも遠くて2泊ではもったいないです
せめて3泊あれば・・・と高望みです。
軽量化、10kg切れば全然OKですよ
そろそろ、
地味な山もいい季節になってきますね。
妄想を・・
南竜は紅葉終わってました。
中飯場から甚ノ助小屋までかなぁ。
そこより上はわかりませ〜ん(笑)
紅葉の良さそうな時期に鎌倉・峰床を周回しようと思います。
来月初めくらいですかね?
u-saさん<
情報、ありがとう
やっぱり南竜でダラダラでしたか
今週末も台風が・・・
峰床・鎌倉の紅葉、
例年は11月頭〜中なのですが、今年はちと早いかも?
(例年、武奈、コヤマノが10月25日前後)
11月の頭にテント張ってブナの黄葉を愛でようと思ってますが、
いかがです?
どこも少し早そうですね。
1〜2週目あたりかな。
>テント張ってブナの黄葉を…
素敵なプランなのに…半ばに泊まり予定があるのでお家の許可がでないです(T_T;)
いつもお誘いありがとうございます。
u-saさん<
来月中、ザイルトレですね。
峰床山、
日程がきまれば教えてください。
日程があえばご一緒します(忘れ物もありますね )
なんですかー!?このファンタジーな世界は!?
ダイヤモンド大天井とか最高じゃないですか
羨ましい・・・私は、今年は日数かけてアルプスに行けてないので悲しいですが、また来年楽しみます
白山どうですかね〜??今年はちょっと早いようなので何とかもってほしいですね!とりあえず室堂周辺の紅葉は微妙なので、他の箇所で楽しまれたほうがよいと感じました〜
私も明日が最後です。仕事が休みの日に自然のお仕事を手伝うことになったので、4月まではプライベートなお山はいけないので、レコもお休みします。年末ぐらいはお山に行きたいなぁとも思っているんですが
またみなさんのレコで楽しませていただきます
bebebeさん<
いいでしょ、ファンタジーで
白山、
甚之助あたりが見頃な気がしてますが、
なんせまた台風・・・
で、明日ははどこ行きです?
今年は雪多いかな?
2年越しの計画、どうしましょうか?
傘のもらいにいかなければ・・・
こんばんは。
とても気にナル山域ですが、考えれば考えるほど
身の丈以上の山行になってしまいそうで
(笠を絡めようとすると、キツメ、ナガメの山行に)
三俣山荘のコーヒーが気になってたのですが
ここから眺める鷲羽の稜線、奥深いところからのパノラマ
に紅葉・・・素敵です
niiaiさん<
紅葉にあわせての帰国でしょうか?
欲張るからしんどくなるんですよ
今回笠を含めようかと一瞬、思いました
三俣山荘、
小屋の佇まいといい、ロケーションといい、
ほんといい場所でした。
来シーズンは是非
ともききさん、今更でスミマセン…
jijiさんから以前に紅葉は人の多い涸沢より双六やで〜って聞いてたんですよね
いつか行こうと思ってましたがやっぱめちゃめちゃイイですね
行きたい山、no1の黒部五郎、no2の薬師…も素敵ですが、鷲羽の先の水晶…鷲羽以上にアルプスど真ん中を感じられますよ
と言う事で悩みを一つ増やしときます
utaotoさん<
ダイエットするんですか?
湯俣(高瀬)川源流の紅葉がみごと
槍〜常念への広がる風景も思い出したらヨダレがでますわ
そうなんだ〜涸沢よりいいんですね
黒五のお花畑
北ア一ってjijiさん聞いたんでいきたんです。
水晶、
宿題ふやさんでください
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