穂高岳 岳沢から前穂奥穂涸沢岳3000mの岩稜へ
- GPS
- 21:55
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,555m
- 下り
- 2,443m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 5:40
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 9:58
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:04
天候 | 8/2 晴のち雨 8/3 晴のち夕立 8/4 晴のち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
水曜日朝8時半着で9割方駐車。帰りは金曜日14:45で8割方の駐車。 上高地への下りで続々入山者とすれ違ったので満車かと思いましたが、意外と少な目でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地インフォメーションセンター入口横の上高地登山相談所の窓口に 登山届け提出箱があります(届出書用紙あり)。 相談所といっても窓口は固く閉ざされ、人のいる気配はありません。 |
その他周辺情報 | 河童橋周辺と上高地バスターミナル周辺に飲食店や売店は多数あります。 シャトルバスで平湯温泉に戻ると平湯の森で日帰り入浴が可能ですが、 脱衣所のロッカーは小さく、ザック等の大きな手荷物は入りません。 また、使用料100円はリターン式ではないので注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ココヘリ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
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感想
今年こそ行きたかった前穂から奥穂への吊尾根の縦走。
心配した天候にも恵まれなんとか実現しました。
何度も歩いて知っているはずの岳沢湿原の美しさもプロローグとして心地よく、
始めて登る岳沢の険しさや振り返る展望も胸のすくような素晴らしさです。
初めての前穂からの展望は豪快で、足元に上高地とそこから延びる梓川の谷、
登ってきた岳沢を囲むように屹立する峻険な明神岳と西穂の稜線、正面に乗鞍と御嶽、
北尾根のゴジラの背、奥穂から北穂、その先の槍、まさに360°の大パノラマを楽しみました。
これで一応3000m峰21座をコンプリートしたことになりますが、
あまり考えていなかったのでいつの間にか全部?が、正直なところで特に感慨なし(^^;
ただ、吊尾根の先に立ちはだかる奥穂の高さ(100mしか違わないはずなのに…)には
これ登るのかとちょっとだけメゲましたけど。。
吊尾根はなんとなく次々と岩峰を越えて行くのかと安直に思ってましたが、
実際はほとんど長〜いトラバースしながらときどき岩登りを楽しみ、
2009年9月以来二度目の奥穂の山頂へ。(2016年GWは強風のため白出のコルで撤退)
ここでも大絶景をと期待しましたが、ガスが多くて残念でした。
白出のコルへはちょっと緊張しながら下降し、穂高岳山荘でさっそくビールでお疲れ🍺
遅めになった昼食も摂ったあと、疲れたというtukiを残し一人空身で涸沢岳へ。
ここも2016年GWに奥穂の代わりに登って以来の二度目。
前回は爆風の中で耐風姿勢とりながら、雪を纏った槍穂を楽しみましたが、
今回は、違う山かと思うような楽な登り下りで、夏山の展望を楽しめました。
※レコや日記で散々ボヤいてきましたが、右肘の関節包炎から蜂窩織炎に罹患し、
5/25から7/25まで丸々2ヶ月も禁酒と安静を強いられました。
禁酒が辛いのはともかく、ごろごろするのは苦にならず、おかげで体が鈍り切ってしまい、
持病化しつつある右股関節炎他も含め、体力的にはとてもキツい山行でした。
そろそろ、登りたい山から登れる山にシフトしないといけないのかなとも思いますが、
少しずつでも鍛え直して足掻いてみたいですね。
※穂高岳山荘は設立100周年を迎えたということで、記念バッジをいただきました。
山バッジを集める趣味はないのですが、見方によれば二度とないお宝かもしれません。
2017年に雲取山荘でいただいた、雲取山2017mの標高年記念バッジに続く、
2個目のコレクションです。
あ。これを機会に山バッジの沼にハマったりはしませんよ(^^
穂高岳山行お疲れさまでした。
絶好の天気に恵まれての登山は最高でしたね。写真を拝見するとやはりスケールと斜度が違いますね。最近は高くて2000m前後の山ばかりですので余計にそう感じます。
3000m峰21座達成!おめでとうございます。!
すごい記録だと思って、自分はどうなのか調べたら7座でした。
今回歩かれたのと逆のコースをkazunookeikoと2008年に歩きました。
嘉門次小屋小屋に前泊して、穂高岳山荘泊、翌日、奥穂から吊尾根、重太郎新道を下りました。吊尾根で雷雨に遭いバリバリという雷鳴が岳沢の下の方から聞こえて生きた心地がしませんでした。悪天の為、前穂には登りませんでした。
この時は奥穂山頂でガスが立ち込めて天候悪化の兆しがあったので、進むか、涸沢に降りるか迷いました。結果的に初めての吊尾根、重太郎新道に進みましたが、状況が判っている涸沢に下りべきだったと今でも反省しています。
穂高はその後2012年に単独で登って以来、ご無沙汰しています。もう一度は登っておきたい山ですが、体が言うことを聞いてくれるか心配です。
こんにちわ。コメントありがとうございます。
やはり穂高は別格ですね。
屹立する岩峰岩壁に見惚れながら歩きました。
また、天候にも恵まれ本当に幸いでした。
初日二日目とも午後はかなりの雨が降ったのですが、両日とも小屋にチェックインした後だったので助かりました。
”病み上がり”で体調・体力的に自分が信用できなくて、一日あたり行程を短めに計画したのがよかったのかなと思います。
yoritonさんもずいぶん前に歩かれているのですね。
どちら回りにするのかちょっと迷いましたが、岳沢小屋に泊まりたい、重太郎新道を登りたい、との思いで決めました。
でも、いずれにしても吊尾根で雷というのはゴメンです。
稜線で豪雨に見舞われたのは何度かありますが、足の下でゴロゴロ鳴りだんだん遠くから近づいてくるのに恐怖したのは12年前に中ア縦走中の楢尾岳で、慌てて稜線を下りて避難したのをよく覚えています。
二度と遇いたくないですね。
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