ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7058513
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏御三家 烏帽子・野口五郎・水晶岳(七倉〜新穂高温泉)帰路双六で捻挫

2024年07月21日(日) ~ 2024年07月23日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
29:50
距離
46.4km
登り
3,688m
下り
3,574m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:45
休憩
1:15
合計
11:00
距離 18.2km 登り 2,443m 下り 639m
3:50
2
3:52
8
4:00
64
5:22
5:23
10
5:33
5:34
16
5:50
5:51
34
6:25
6:31
99
8:10
8:15
67
9:22
9:38
20
9:58
8
10:06
10:08
13
10:21
10:35
12
10:47
10:48
11
10:59
20
11:19
11:28
5
11:33
11:34
89
13:03
13:10
100
2日目
山行
8:09
休憩
1:45
合計
9:54
距離 15.1km 登り 1,095m 下り 1,328m
5:23
11
5:34
26
6:00
4
6:04
6:10
68
7:18
40
7:58
8:13
35
8:48
9:04
31
9:35
9:43
26
10:09
9
10:18
3
10:21
10:31
49
11:20
11:26
26
11:52
12:22
33
12:55
12:56
10
13:06
13:17
24
13:41
25
14:06
25
14:31
14:32
27
15:01
15:02
15
15:17
3日目
山行
8:22
休憩
1:05
合計
9:27
距離 13.1km 登り 149m 下り 1,607m
7:05
58
8:03
8:08
19
8:27
8:30
19
8:49
8:57
66
10:03
10:32
3
10:35
10:36
82
11:58
12:00
43
12:43
34
13:17
13:23
19
13:42
13:48
69
14:57
25
15:22
15:27
12
15:39
10
15:49
13
16:02
20
16:32
ゴール地点
GPSウォッチの不調のため、2日目は双六小屋の手前でログが切れています。
天候 7/21(日)曇りのち晴れ
7/22(月)霧暴風のち曇り時々晴れ
7/23(日)晴れ(稜線には雲)
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路:7/20(土)竹橋22:30-7/21(日)七倉3:40 あるぺん号白馬方面行13,300円
※3列シート車の料金。七倉での降車は特別料金として1,300円加算される

復路:7/23(火)新穂高温泉16:56-平湯温泉17:28 濃飛バス910円
平湯温泉18:15-バスタ新宿22:55 中央高速バス5,700円
コース状況/
危険箇所等
■七倉〜高瀬ダムの交通について、7月9日以降、途中の歩行区間を挟んでタクシー輸送が再開しています。必ず最新情報を大町市「信濃大町なび」でご確認ください。https://kanko-omachi.gr.jp/
■7月21日-23日の時点で、行程の登山道上の残雪は皆無といっていい状態でした。滑り止めも持参しましたが、全く必要ありませんでした。

■登山道、道標ともよく整備されています。ただし荒天時には状況が大きく変わることが推測されます。ブナ立尾根・小池新道以外の稜線では、風雨や雷から隠れる場所が全くありません。黒部源流の道も増水の影響を受ける可能性があります。
■烏帽子岳と水晶岳の山頂部、裏銀座縦走路・真砂分岐と水晶小屋間の東沢乗越付近一帯が岩稜となっています。難易度は高くありませんが注意が必要です。東沢乗越では私が通過した翌日、滑落死亡事故が発生しています(そこまでの大事故が起こるような雰囲気の場所ではないので、正直驚きましたが…合掌)。

(注)濁沢の丸太橋は8月15日に土石流のため再度流失したとのことです。上記「信濃大町なび」または烏帽子小屋・野口五郎小屋・水晶小屋等で最新の情報をご確認ください。
その他周辺情報 ■野口五郎小屋(1泊2食(朝食は軽食)13,000円)https://www.gorougoya.com/
■双六小屋(1泊2食14,000円)https://www.sugorokugoya.com/

■Starlinkを利用した「山小屋wifi」が、双六小屋はもちろん野口五郎小屋でさえも(失礼!)使えるようになっていました。しかし、双六小屋(SB以外は圏外)滞在中に試したところ接続に失敗し、お金だけ取られた!改めて帰宅後に確認をしたところ、小さく「対応OSバージョン:Android10以降」と書いてありました。私の少し古めの携帯はAndroid9。涙。https://yamagoya-wi2.com/
予約できる山小屋
七倉山荘
七倉山荘のゲートを越え、最初は完全に真っ暗なトンネルを歩き始める。途中で照明がついてホッと。
2024年07月21日 04:01撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 4:01
七倉山荘のゲートを越え、最初は完全に真っ暗なトンネルを歩き始める。途中で照明がついてホッと。
落石による車両通行止め区間を通過し、つづら折りの堰堤を登って高瀬ダムの上へ。
2024年07月21日 05:19撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 5:19
落石による車両通行止め区間を通過し、つづら折りの堰堤を登って高瀬ダムの上へ。
ダムの先のトンネルを抜けるとレコで見る吊り橋。この沢(不動沢)土砂がすごすぎ。
2024年07月21日 05:27撮影 by  DMC-G8, Panasonic
3
7/21 5:27
ダムの先のトンネルを抜けるとレコで見る吊り橋。この沢(不動沢)土砂がすごすぎ。
6月末の雨で流された濁沢の橋は、ダムを管理する東電によって修復済(注→コース状況参照)。
2024年07月21日 05:33撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 5:33
6月末の雨で流された濁沢の橋は、ダムを管理する東電によって修復済(注→コース状況参照)。
被災地さながらの沢からわずかに高い場所に、有名ルートにしてはひっそりとした取り付き。
2024年07月21日 05:41撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 5:41
被災地さながらの沢からわずかに高い場所に、有名ルートにしてはひっそりとした取り付き。
ブナ立尾根の始まりです。木々の合間、どんどん高度を上げますが、よく整備されています。
2024年07月21日 06:10撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 6:10
ブナ立尾根の始まりです。木々の合間、どんどん高度を上げますが、よく整備されています。
取り付きの12番から烏帽子小屋の0番へと減っていく番号、6番は「中休み」。
2024年07月21日 07:29撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/21 7:29
取り付きの12番から烏帽子小屋の0番へと減っていく番号、6番は「中休み」。
ブナ立尾根にも迫る崩落地、向こうの稜線みたいにならないといいけど。
2024年07月21日 08:36撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 8:36
ブナ立尾根にも迫る崩落地、向こうの稜線みたいにならないといいけど。
梅雨明け猛暑の蒸し暑さに閉口しつつも、順調に烏帽子小屋に到着です。
2024年07月21日 09:23撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 9:23
梅雨明け猛暑の蒸し暑さに閉口しつつも、順調に烏帽子小屋に到着です。
烏帽子岳にも立ち寄ってみましょうか。って小屋付近から見えているのは前烏帽子とのこと。
2024年07月21日 09:45撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 9:45
烏帽子岳にも立ち寄ってみましょうか。って小屋付近から見えているのは前烏帽子とのこと。
前烏帽子に登って初めて烏帽子岳が現れます。燕山荘から燕岳くらいの距離ではなかった。
2024年07月21日 09:57撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/21 9:57
前烏帽子に登って初めて烏帽子岳が現れます。燕山荘から燕岳くらいの距離ではなかった。
一見どこから登るの?って見た目ですが、最後の最後になってちょっとした岩登り。
2024年07月21日 10:21撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 10:21
一見どこから登るの?って見た目ですが、最後の最後になってちょっとした岩登り。
縦走初のメジャーピークに登頂です。この岩が山頂?ということで足元かなり下の方に山頂標を見下ろします。
2024年07月21日 10:26撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 10:26
縦走初のメジャーピークに登頂です。この岩が山頂?ということで足元かなり下の方に山頂標を見下ろします。
朝方にいた高瀬ダムが随分下に見えます。背後に屹立するのが謎の秘峰、唐沢岳か…。
2024年07月21日 10:28撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 10:28
朝方にいた高瀬ダムが随分下に見えます。背後に屹立するのが謎の秘峰、唐沢岳か…。
小屋と反対側、楽園のような四十八池、その先の南沢乗越の両側、稜線から高瀬ダムまで1000m崩落、真砂にやばすぎ。
2024年07月21日 10:31撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 10:31
小屋と反対側、楽園のような四十八池、その先の南沢乗越の両側、稜線から高瀬ダムまで1000m崩落、真砂にやばすぎ。
来た道を戻ります。振り返って烏帽子岳、なかなかの怪峰でした。
2024年07月21日 10:53撮影 by  DMC-G8, Panasonic
5
7/21 10:53
来た道を戻ります。振り返って烏帽子岳、なかなかの怪峰でした。
烏帽子小屋に戻って、小屋の前はイワギキョウがお花畑というより庭園風。
2024年07月21日 11:20撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 11:20
烏帽子小屋に戻って、小屋の前はイワギキョウがお花畑というより庭園風。
テント場は余裕ありそう。ひょうたん池のほとりで張ることも出来るようです。
2024年07月21日 11:32撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 11:32
テント場は余裕ありそう。ひょうたん池のほとりで張ることも出来るようです。
さあいよいよ裏銀座縦走路へ。ノーマークだった三ツ岳が意外とでかい。
2024年07月21日 11:40撮影 by  DMC-G8, Panasonic
4
7/21 11:40
さあいよいよ裏銀座縦走路へ。ノーマークだった三ツ岳が意外とでかい。
結構高度を上げて「らくルート」で三ツ岳となっているピークに到着。でも最高地点はここじゃない。
2024年07月21日 12:40撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 12:40
結構高度を上げて「らくルート」で三ツ岳となっているピークに到着。でも最高地点はここじゃない。
高山植物に注意しながら踏み跡を辿り、三ツ岳最高峰にも登頂しておきました。こちらが三角点、さっきのは何?
2024年07月21日 13:09撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/21 13:09
高山植物に注意しながら踏み跡を辿り、三ツ岳最高峰にも登頂しておきました。こちらが三角点、さっきのは何?
そこで想像以上に格好いい野口五郎岳とご対面。なんだか北海道の山みたいな雄大さじゃないですか?
2024年07月21日 13:01撮影 by  DMC-G8, Panasonic
3
7/21 13:01
そこで想像以上に格好いい野口五郎岳とご対面。なんだか北海道の山みたいな雄大さじゃないですか?
登山道に戻り、三ツ岳西峰はパスして巻き道を経由。雪の少なかった今年では希少な雪渓、その下の谷には高山植物の楽園。
2024年07月21日 13:33撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/21 13:33
登山道に戻り、三ツ岳西峰はパスして巻き道を経由。雪の少なかった今年では希少な雪渓、その下の谷には高山植物の楽園。
烏帽子から三ツ岳へ、そして野口五郎へは更に登って3000m近くまで迫ります。距離も小ピークもある体力勝負の道。
2024年07月21日 14:19撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 14:19
烏帽子から三ツ岳へ、そして野口五郎へは更に登って3000m近くまで迫ります。距離も小ピークもある体力勝負の道。
行く手を右に並走するのは、やたらと赤い赤牛岳。どこからも遠いからって、目立ちたがり屋なんだね。
2024年07月21日 13:53撮影 by  DMC-G8, Panasonic
4
7/21 13:53
行く手を右に並走するのは、やたらと赤い赤牛岳。どこからも遠いからって、目立ちたがり屋なんだね。
並びには、対照的にやたらと黒い水晶岳。明日行きます、その時も晴れていてくれ〜。
2024年07月21日 13:53撮影 by  DMC-G8, Panasonic
4
7/21 13:53
並びには、対照的にやたらと黒い水晶岳。明日行きます、その時も晴れていてくれ〜。
そしていくら進めども、小屋が見えてこないので心配になる…400mって??
2024年07月21日 14:37撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/21 14:37
そしていくら進めども、小屋が見えてこないので心配になる…400mって??
野口五郎の広大な山頂部に入っても小屋の姿はなく、本当に心配になる…
2024年07月21日 14:45撮影 by  DMC-G8, Panasonic
4
7/21 14:45
野口五郎の広大な山頂部に入っても小屋の姿はなく、本当に心配になる…
…あった。到着1分前まで見えないとは、すごい隠れようです。
2024年07月21日 14:48撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 14:48
…あった。到着1分前まで見えないとは、すごい隠れようです。
無事今日のお宿、野口五郎小屋に到着です。
2024年07月21日 14:49撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 14:49
無事今日のお宿、野口五郎小屋に到着です。
チェックインした後、明日朝の天候を考えてこの日のうちに一度山頂を踏んでおきます。広々として気持ちのいい場所。
2024年07月21日 16:06撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/21 16:06
チェックインした後、明日朝の天候を考えてこの日のうちに一度山頂を踏んでおきます。広々として気持ちのいい場所。
山頂からは明日朝歩く予定の道、ここから水晶小屋分岐までの、行程中で最も辺鄙な山並みを見渡します。鷲羽も綺麗。
2024年07月21日 16:08撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/21 16:08
山頂からは明日朝歩く予定の道、ここから水晶小屋分岐までの、行程中で最も辺鄙な山並みを見渡します。鷲羽も綺麗。
今日歩いてきた道を振り返ります。美しいだけではない、想像していた以上にタフな稜線でした。
2024年07月21日 16:10撮影 by  DMC-G8, Panasonic
3
7/21 16:10
今日歩いてきた道を振り返ります。美しいだけではない、想像していた以上にタフな稜線でした。
小屋に戻って夕食。建物は古めで物資に事欠いているようですが、こじんまりとして家庭的な温かさを感じる小屋でした。
2024年07月21日 17:05撮影 by  DMC-G8, Panasonic
4
7/21 17:05
小屋に戻って夕食。建物は古めで物資に事欠いているようですが、こじんまりとして家庭的な温かさを感じる小屋でした。
翌朝。ものすごい強風で出発がためらわれるほど。山頂はやっぱりこんな感じ。
2024年07月22日 05:34撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 5:34
翌朝。ものすごい強風で出発がためらわれるほど。山頂はやっぱりこんな感じ。
時おり煽られるほどの風が吹きつけるなか、ひと気のない稜線を歩いていきます。
2024年07月22日 05:47撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 5:47
時おり煽られるほどの風が吹きつけるなか、ひと気のない稜線を歩いていきます。
左手に竹村新道の通る南真砂岳。2500m峰をやってる人が取りにいく山ですね。
2024年07月22日 05:50撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 5:50
左手に竹村新道の通る南真砂岳。2500m峰をやってる人が取りにいく山ですね。
その真砂岳分岐。2500m峰151座なんてやらないよ、やらないよ。
2024年07月22日 06:03撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 6:03
その真砂岳分岐。2500m峰151座なんてやらないよ、やらないよ。
細くなる稜線の左右で雰囲気が変わります。高瀬川の上流、左の湯俣川側は荒々しく、黒部川に注ぐ右の東沢谷はたおやか。
2024年07月22日 06:02撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 6:02
細くなる稜線の左右で雰囲気が変わります。高瀬川の上流、左の湯俣川側は荒々しく、黒部川に注ぐ右の東沢谷はたおやか。
グッドモーニング、槍さん。今日初めて雲から顔を出しました。
2024年07月22日 07:15撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 7:15
グッドモーニング、槍さん。今日初めて雲から顔を出しました。
東沢乗越の手前まで来ると、いつからこの地を見守っているのか、ぽつんとお地蔵様。
2024年07月22日 07:16撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 7:16
東沢乗越の手前まで来ると、いつからこの地を見守っているのか、ぽつんとお地蔵様。
ここまで来ると暴風も収まり、夏の草花が風にそよぐ黒部川水系の東沢谷。
2024年07月22日 07:24撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 7:24
ここまで来ると暴風も収まり、夏の草花が風にそよぐ黒部川水系の東沢谷。
水晶小屋に向けて登り返し。切り立った斜面にはチシマギキョウ。
2024年07月22日 07:27撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 7:27
水晶小屋に向けて登り返し。切り立った斜面にはチシマギキョウ。
水晶小屋に到着。ここで荷物をデポして水晶岳山頂を目指します。
2024年07月22日 08:01撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 8:01
水晶小屋に到着。ここで荷物をデポして水晶岳山頂を目指します。
ちょうど団体さんが来ていて、山頂手前の岩場は大渋滞。
2024年07月22日 08:33撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 8:33
ちょうど団体さんが来ていて、山頂手前の岩場は大渋滞。
狭い山頂もガスが取れることを待つ人たちで大混雑。
2024年07月22日 08:47撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 8:47
狭い山頂もガスが取れることを待つ人たちで大混雑。
しばらく待つと、雲ノ平が見えて来て…奥には黒部五郎。
2024年07月22日 08:52撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 8:52
しばらく待つと、雲ノ平が見えて来て…奥には黒部五郎。
雲ノ平小屋も見えた!
2024年07月22日 08:53撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 8:53
雲ノ平小屋も見えた!
そこへ「100〜」と言いながら登って来たご夫婦。百名山完登を待っていたかのように、みるみる雲が流れていくミラクル。
2024年07月22日 08:54撮影 by  DMC-G8, Panasonic
6
7/22 8:54
そこへ「100〜」と言いながら登って来たご夫婦。百名山完登を待っていたかのように、みるみる雲が流れていくミラクル。
やったね、私もおこぼれに預かって水晶岳山頂からの北アルプス最深部の絶景を堪能しておきます。
2024年07月22日 09:02撮影 by  DMC-G8, Panasonic
6
7/22 9:02
やったね、私もおこぼれに預かって水晶岳山頂からの北アルプス最深部の絶景を堪能しておきます。
赤牛へ続く稜線も出て来ました。やっぱ遠いしアップダウンもありますね。行く日が来ることあるかな…?
2024年07月22日 08:58撮影 by  DMC-G8, Panasonic
3
7/22 8:58
赤牛へ続く稜線も出て来ました。やっぱ遠いしアップダウンもありますね。行く日が来ることあるかな…?
なんて思いながら見ていたら、さっきの百名山ご夫婦が赤牛岳に向かっていきました。すごいな〜。
2024年07月22日 09:03撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 9:03
なんて思いながら見ていたら、さっきの百名山ご夫婦が赤牛岳に向かっていきました。すごいな〜。
さて小屋に戻ってデポをピックアップ。ワリモ北分岐にて、鷲羽岳は登頂済なので今回はパス。
2024年07月22日 10:09撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 10:09
さて小屋に戻ってデポをピックアップ。ワリモ北分岐にて、鷲羽岳は登頂済なので今回はパス。
その先の岩苔乗越まで来たら、黒部源流の道に入って行きます。
2024年07月22日 10:17撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 10:17
その先の岩苔乗越まで来たら、黒部源流の道に入って行きます。
わりとすぐに水場の標識。ワリモ水場。
2024年07月22日 10:25撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 10:25
わりとすぐに水場の標識。ワリモ水場。
黒部川最初の一滴、みたいなものを想像していたら、すでにそれなりの水量の流れに。
2024年07月22日 10:21撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 10:21
黒部川最初の一滴、みたいなものを想像していたら、すでにそれなりの水量の流れに。
道に戻って下っていくと、どこから水を集めているのかどんどん水量が増えて小さな滝のよう。
2024年07月22日 10:41撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 10:41
道に戻って下っていくと、どこから水を集めているのかどんどん水量が増えて小さな滝のよう。
道が川のようになったり渡渉があったり、エスケープには使いづらそうな源流の道でした。
2024年07月22日 10:54撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 10:54
道が川のようになったり渡渉があったり、エスケープには使いづらそうな源流の道でした。
しかも三俣山荘までは最後150mも登り返し。遠く三俣蓮華を望むクルマユリ。
2024年07月22日 11:02撮影 by  DMC-G8, Panasonic
1
7/22 11:02
しかも三俣山荘までは最後150mも登り返し。遠く三俣蓮華を望むクルマユリ。
山荘まで来ると急に人が増えて賑やかに。女子率高めの展望食堂でランチにします。
2024年07月22日 12:18撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 12:18
山荘まで来ると急に人が増えて賑やかに。女子率高めの展望食堂でランチにします。
鹿ジビエ丼1.800円ナリ。
2024年07月22日 12:05撮影 by  DMC-G8, Panasonic
3
7/22 12:05
鹿ジビエ丼1.800円ナリ。
双六小屋まではどの道を進むか迷うところですが、稜線を行くことにします。まだ晴れてるし…
2024年07月22日 12:48撮影 by  DMC-G8, Panasonic
2
7/22 12:48
双六小屋まではどの道を進むか迷うところですが、稜線を行くことにします。まだ晴れてるし…
しかし、三俣蓮華の山頂はすっかり曇り。そんな時、まさかのあの鳴き声が聞こえて来て…
2024年07月22日 13:16撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/22 13:16
しかし、三俣蓮華の山頂はすっかり曇り。そんな時、まさかのあの鳴き声が聞こえて来て…
ライチョウさん!全く人を恐れずに、手が届くくらいの距離までやってきます。
2024年07月22日 13:10撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/22 13:10
ライチョウさん!全く人を恐れずに、手が届くくらいの距離までやってきます。
ペアでじゃれあっている?愛し合っているようです。今までで一番近く、一番たっぷり楽しみました(20秒ほどのビデオも貼っておきます)。
2024年07月22日 13:10撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/22 13:10
ペアでじゃれあっている?愛し合っているようです。今までで一番近く、一番たっぷり楽しみました(20秒ほどのビデオも貼っておきます)。
行動再開。過去には双六岳だけ巻く道を通っているのですが、今回は山頂を目指してみます。
2024年07月22日 14:04撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 14:04
行動再開。過去には双六岳だけ巻く道を通っているのですが、今回は山頂を目指してみます。
しかし山頂手前で一時雨まで降ってきたりしてこんな感じ。これでは滑走路の方も、視界不良で全便欠航ですね…
2024年07月22日 14:30撮影 by  DMC-G8, Panasonic
7/22 14:30
しかし山頂手前で一時雨まで降ってきたりしてこんな感じ。これでは滑走路の方も、視界不良で全便欠航ですね…
ここで悲劇が。まっ平すぎて気づかなかった30cmほどの段差で転倒、左足が不自然な方向に捻じれて何か両側が切れる。
2024年07月22日 14:40撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/22 14:40
ここで悲劇が。まっ平すぎて気づかなかった30cmほどの段差で転倒、左足が不自然な方向に捻じれて何か両側が切れる。
それでも双六小屋まで、特に大きな問題なく下って来れました。
2024年07月22日 15:13撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/22 15:13
それでも双六小屋まで、特に大きな問題なく下って来れました。
豪華な食事とカプセルホテルのようなベッドで寛ぎます。しかし、我流のテーピングをして湿布を貼っても、徐々に捻挫の状態が悪化。
2024年07月22日 17:36撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/22 17:36
豪華な食事とカプセルホテルのようなベッドで寛ぎます。しかし、我流のテーピングをして湿布を貼っても、徐々に捻挫の状態が悪化。
翌日。朝から暑いくらいに晴れ渡っています。もっとも、日の出の頃に高台に登った人の話では期待外れだったそうで。
2024年07月23日 06:54撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/23 6:54
翌日。朝から暑いくらいに晴れ渡っています。もっとも、日の出の頃に高台に登った人の話では期待外れだったそうで。
私は下山するだけで精一杯です。テント泊の荷物だったら絶対に下りれなかった…
2024年07月23日 07:01撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/23 7:01
私は下山するだけで精一杯です。テント泊の荷物だったら絶対に下りれなかった…
花見平の素晴らしい景色。私は左足を岩に置くたびに激痛に悶絶しながら、1時間半かかってまだ乗っ越せません。
2024年07月23日 08:27撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/23 8:27
花見平の素晴らしい景色。私は左足を岩に置くたびに激痛に悶絶しながら、1時間半かかってまだ乗っ越せません。
ようやく小池新道に入り、痛かったり進めなかったり、結局双六小屋から鏡平山荘まで約3時間。心配して声をかけて下さった方、ありがとうございます。
2024年07月23日 10:08撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/23 10:08
ようやく小池新道に入り、痛かったり進めなかったり、結局双六小屋から鏡平山荘まで約3時間。心配して声をかけて下さった方、ありがとうございます。
鏡平から粘ること更に4時間半。カニ歩きのような体勢で、小池新道入口まで何とか下りられました。心配して励まして下さった皆さん、ありがとうございました。
2024年07月23日 14:56撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/23 14:56
鏡平から粘ること更に4時間半。カニ歩きのような体勢で、小池新道入口まで何とか下りられました。心配して励まして下さった皆さん、ありがとうございました。
林道に下りてからは、ストックを持つ手の力、前足だけで歩く生物のようにしてスムーズに進み、新穂高温泉にゴール。乗りたかったバスにも乗ることが出来ました(終)。
2024年07月23日 16:31撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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7/23 16:31
林道に下りてからは、ストックを持つ手の力、前足だけで歩く生物のようにしてスムーズに進み、新穂高温泉にゴール。乗りたかったバスにも乗ることが出来ました(終)。
エゾシオガマ(ブナ立尾根上部)コマクサ、ハクサンシャクナゲ(烏帽子小屋周辺)
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エゾシオガマ(ブナ立尾根上部)コマクサ、ハクサンシャクナゲ(烏帽子小屋周辺)
ヤマハハコ(ひょうたん池周辺)、タカネツメクサ、コバノコゴメグサ(前烏帽子岳)
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ヤマハハコ(ひょうたん池周辺)、タカネツメクサ、コバノコゴメグサ(前烏帽子岳)
テガタチドリ(ひょうたん池周辺)、ヨツバシオガマ(三ツ岳)
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テガタチドリ(ひょうたん池周辺)、ヨツバシオガマ(三ツ岳)
ハクサンイチゲ、チングルマ(三ツ岳〜野口五郎岳)
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ハクサンイチゲ、チングルマ(三ツ岳〜野口五郎岳)
撮影機器:

装備

備考 我流テーピングについて、収縮性のあるテープを不十分な長さしか持っていなかったことがよくなかった。非収縮性のテープを十分持っていたら、痛めた箇所の固定具合がかなり変わっていたかも知れない。

感想

いよいよ梅雨明けということで、北アルプスのロングコースを歩いてきました。梅雨明けと言ってもすっきりは晴れず、朝方の天気が悪かったり昼間は極端な猛暑だったり。「朝は天気が安定していて、昼からは雷雨に注意(だから早立ち)」といった、これまでの夏山の常識がもはや通用しづらくなっているように感じます。
それでも、未踏の長い縦走路を歩き、未踏の百名山の山頂を踏んで、夏の北アルプスを満喫しました…と言いたかったところ、双六岳の山頂平原の何もないところで、不注意で左足を捻挫(帰宅後の医者の診断では中程度の捻挫とのこと)。軽い小屋泊の荷物で、もともと歩きやすい小池新道だから下ることが出来ましたが、それでもすごい時間をかけて下る羽目になりました(ご心配をおかけしました)。
下っている時は、そもそも登山口まで本当に下りられるかわからず、人々に追い越されながら、その時間が永遠の長さに感じて、下山出来たとしても、この先登山をしたいと思うことは二度とあるのだろうかとさえ思いました。帰宅して落ち着くと、良いことなのか悪いことなのか、その時の痛さと辛さが、どういう訳かどんどん記憶から遠のいていき、山行の楽しかった部分だけが思い返されるようになってきて、医者で固定してもらった添え木が外れたら、また登山しても良いのかしらと、今はぼんやり考えています。

追記:7月30日、添え木(シーネ)が外れてサポーターになりました。もう復帰してもいいかしら?笑



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コメント

背骨折っても、谷底にザック落としてもまた登山してる人もいるらしいですよ!
どんまいどんまい!

少し禊ぎしてからまた復帰してください🎵
2024/7/26 22:36
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baroloさん
実話に基づくアドバイスありがとうございます!
今回は双六岳山頂コースを通過したことで、結果的に騒動を起こしてしまいましたが、伝説のNO PEAKS(巻き道)コースを通っていたら、違った結果になっていたかも知れません。
2024/7/26 23:15
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初めまして(*^^*)
でも実は、10年前に蓼科山で偶然お会いしていた様です(その時はguruさんとは気づきませんでした)
怪我の方がいかがですか?
添え木という事はシーネみたいなものを付けていらっしゃるのでしょうか?
足を怪我すると本当に色々と日常生活も大変になりますよね。

そんな私も、手や足を骨折しながらもまた山に戻ってきています(^^;
足などは医師から「100%戻る事は無い!!よくて90%だからね」
と断言されましたが、自分的には99%戻っていると思っています。
家族からはかなり反対され続けておりますが。。
やっぱり晴れて困難を経ての絶景を知っていまうと辞められませんよね。
ゆっくりリハビリされてまた気持ちが戻られましたら是非レコをアップして下さいね
その間の日記も楽しみにしています(*^^*)

追伸・・荒島岳では縦走方法をレコで拝見させて頂き助かりました。ありがとうございました。
2024/7/27 21:16
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かこღmidoさん
コメントありがとうございます。いつもレコ拝見しています。
(ときどきヤマレコ自体サボってますが。笑)

kakomidoさんが何度も骨折などから復帰されているのも拝見しています。
私の場合は骨折もしていなかったですし(レントゲンも取りました)
恐らくすぐに復帰できると思います。

今回なにより、(想定しておくべきだったのかも知れませんが)
山中で想定していなかったことが起き、それに対してどうしたらいいかわからなかったり、
100%適切に対処できた訳ではなかった、という経験をしたのではないかと、
振り返って思います。

訓練された山ヤではない、万年素人ハイカーなので当然といえば当然なのですが、
同じことが起こらないように、起きた時にもっと良い対応が出来るように、
この経験を糧とすることは素人にでも出来ると思います。

つまり、また行けということでしょう。笑

この添え木、シーネって言うんですね!!画像検索で似たものが出て来ました。
荒島岳も、私が行った時と少し違うだけで花も多くいいタイミングで行かれていましたね。
さすが、どんなもんじゃい!
2024/7/28 0:59
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
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