聖岳・赤石岳（『ことしのなつやすみ2024』取りこぼしを補完せよ！聖沢IN椹島OUT）

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月13日(火)

• GPS: 24:44
• 距離: 34.1km
• 登り: 3,940m
• 下り: 3,967m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:24

距離 8.0km 登り 1,468m 下り 345m

8:18 聖沢登山口
9:35 聖沢吊橋
10:31 10:32 造林小屋跡
11:16 乗越
12:29 12:35 滝見台
13:42 聖平小屋

2日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 2:47
• 合計: 10:01

距離 12.2km 登り 1,551m 下り 1,325m

4:29 聖平小屋
4:33 聖平小屋分岐
4:57 薊畑分岐
5:52 小聖岳
6:53 7:01 聖岳
7:13 7:49 奥聖岳
8:01 8:09 聖岳
8:51 8:52 聖兎のコル
9:32 9:40 兎岳避難小屋
9:49 10:28 兎岳
11:03 11:08 小兎岳
11:49 11:54 中盛丸山
12:05 12:06 中盛丸山・大沢岳間分岐
12:25 12:57 大沢岳
13:11 13:21 大沢岳北峰
14:11 14:25 百間洞山の家
14:30 百間洞テント場

3日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 2:20
• 合計: 7:07

距離 8.1km 登り 843m 下り 795m

4:25 百間洞テント場
5:15 百間平
6:52 8:52 赤石岳避難小屋
8:55 9:02 赤石岳
9:16 9:19 赤石岳・小赤石岳間分岐
9:52 10:02 北沢源頭
11:10 富士見平
11:32 赤石小屋

4日目

• 山行: 1:56
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:02

距離 5.9km 登り 77m 下り 1,502m

5:48 赤石小屋
6:41 休憩ポイント
6:54 6:56 カンバ段
7:40 7:44 赤石岳東尾根コース登山口
7:50 椹島ロッジ

天候

8/10：晴れのちくもり
8/11：晴れ
8/12：晴れ、午後一時雨
8/13：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名新静岡ICより、県道27号線を玉川まで、その後県道189号線・県道60号線と走り続けて畑薙臨時駐車場まで。

畑薙の夏季臨時駐車場から先は東海フォレストのバスを利用。
これに乗るためには小屋素泊まり泊を1日以上行う必要があります。

■駐車場
畑薙臨時駐車場 150台 無料 ※今回はここを利用
沼平ゲート前 40台 無料 ※夏期はここに停めるとバスに乗れない可能性大
畑薙第一ダム駐車場 40台 無料 ※しずてつバス停付近なので出来れば避けたい

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）

[椹島〜聖沢登山口]
林道歩きとなります。車の往来に注意。

[聖沢登山口〜聖沢吊橋〜聖平小屋]
いきなり急登から始まります。またいきなり崩落地の通過があります。その後は聖沢の吊橋付近まで緩めの登りですが、渡渉後はしばらくの間ひたすら登り続ける感じになります。
乗越を過ぎたあたりからは緩い傾斜で推移しますが、思った以上に距離を歩かされるので体力温存しておきましょう。

[聖平小屋〜薊畑分岐〜小聖岳]
薊畑までは軽く登る程度ですが、その先はひたすら急登です。

[小聖岳〜聖岳（前聖）〜奥聖岳]
聖岳まで、引き続き急登が続きます。小聖岳から先は森林限界を超えているため、悪天候時は雨風を凌げませんので要注意。
聖岳−奥聖岳間は緩いアップダウンの道です。目立った危険箇所はありません聖岳の山頂直下は岩場となるため足元注意。

[聖岳（前聖）〜聖兎のコル〜兎岳]
400m程下った後、200m強の登り返しです。
どちらも傾斜がキツく体力勝負です。
聖岳からの下りは一部崩壊地の縁を通過します。通行注意。
兎岳避難小屋は屋内の天井が落ちていました。無理やり使用されている方もいるようですが、完全に崩れたら確実に下敷きになってしまうため使用不可レベルだと思います。

[兎岳〜小兎岳〜中盛丸山〜中盛丸山・大沢岳分岐]
150〜200m程度のアップダウンを繰り返しながら進む区間です。
目立った危険箇所はありませんが、体力勝負です。
兎−小兎間の水場は未確認ですが、聖平小屋の小屋番さん曰く「僅かに出てはいるが往復の道が危なっかしいので推奨はしない」とのことでした。

[中盛丸山・大沢岳分岐〜大沢岳]
100m程の下りと同じく同程度の登り返しです。
大沢岳はこのタイミングで登らないと、百間洞から向かうのは少々大変かと思います。

[大沢岳〜大沢岳北峰〜百間洞山の家]
北峰はバリエーションルートです。軽い薮漕ぎあり＆山頂標識なし。
百間洞山の家までは岩場の激下りとなります。落石等注意。

[百間洞山の家〜百間平〜赤石岳]
200m程の岩場な急登のあと、なだらかになって百間平到着です。
百間平は濃霧時は進行方向に注意。
百間平を超えると300mの登りを経て赤石岳に到着します。

[赤石岳〜赤石・小赤石分岐〜富士見平]
カールを一気に下った後は尾根のトラバースになります。
下りは落石等に注意。トラバースはよく整備された道なので問題ないと思います。

[富士見平〜赤石小屋]
下り基調の樹林帯です。危険箇所はありません。

[赤石小屋〜樺段〜椹島]
歩荷返しの下りがやや傾斜がキツいです。
その先も、2/5の道標少し手前の林道に出るまでひたすら下りです。
林道は一瞬なだらかになるのですが、最後、椹島まで再び延々と急な下りです。
体力と足の負担が大きいのでそこだけお気をつけください。

■登山ポスト
夏季は畑薙臨時駐車場に特設テントが出ていますので、そこで記入します。
下山届の提出も必要ですのでお忘れなく。
椹島、赤石岳登山口にもそれぞれポストあり。

その他周辺情報

■温泉
口坂本温泉浴場 9:30〜16:30（水曜休、年末年始休） 300円
https://kuchisakamoto.jp/
市営の日帰り温泉、地元の人で賑わっています。
今回、お盆のハイシーズンということで白樺荘の混雑が予想されたことから、少し足を延ばしました。
畑薙の駐車場から1時間強、車で走ることになるので、「何日も風呂に入っていなくてもう限界！下山後もそんなに我慢できない！」という方は混んでいても白樺荘を利用したほうが良いかもです。
格安で温泉を存分に楽しむ、という意味ではこちらの方がオススメ…用途に合わせて使い分けてみてください（笑）

井川側から向かうと、ヘアピンカーブで右折することになります。
小さい車でも切り返さないと曲がれないので、大きい車の場合は一旦素通りして広い場所でUターンしないと入場が難しいです。

写真

8/10 8:09

【8/10 Day:1】
実に10年振りとなる聖岳。
今回もここから登ります。

8/10 8:39

いきなり急登で息も絶え絶え…。

8/10 8:43

新しく付けられた道へと迂回するようです。

8/10 8:44

迂回した先もなかなか激しい崩落っぷりですが（苦笑）

8/10 9:07

今日は小屋までなので、ひたすら登り続けます。

8/10 9:13

手摺が雑なのは南アではデフォですねー。（褒めてる）

8/10 9:13

キンちゃん
（シャクジョウソウ）

8/10 9:25

一見、ヤバそうに見えるのですが、ここは全然平気です。

8/10 9:31

むしろこっちの方が危うい。
鉄製の橋なのに抜け落ちてるとか（汗

8/10 9:36

聖沢吊橋。
人が多かったので渡り終わってから振り向いて撮影。

8/10 10:18

吊橋を渡ると再び急登が始まります。

8/10 10:34

あれ、1/7と2/7を見てない…まぁいいや。

8/10 11:17

吊橋の後、1時間以上急登を歩き続けてようやく開けてきました。

8/10 11:18

ここが4/7、乗越。
そろそろ補給タイムですかねー。

8/10 11:20

連泊縦走の初日昼…いつも通りおむすび祭り（笑）
そして、2個食べたところでちょっと苦しくなったので、残り1個は後で食べることにします。

8/10 11:52

吊橋の多い聖沢ルート。
何度も渡るので苦手な方はお気を付けください。

8/10 11:54

ミヤマシャジン

8/10 11:55

割と脆い箇所が多いです…。

8/10 12:01

秋麒麟。

8/10 12:03

メタカラコウ

8/10 12:03

キオン

8/10 12:05

（身元確認中）

8/10 12:06

チラリと展望。
ちょっと不穏な雲…降り出す前に小屋まで行きたいなぁ。

8/10 12:06

細い沢を行ったり来たり。

8/10 12:07

ハナウド

8/10 12:08

一本道なので、迷う心配はないですねー。

8/10 12:09

クサボタン

8/10 12:13

斜めってる一枚岩が滑って登り難いです、ここ…。

8/10 12:19

クロクモソウ

8/10 12:25

分かってはいるのですが、本当ずっと樹林帯。

8/10 12:29

絵が斬新！（笑）

8/10 12:30

目の前に立つ一目瞭然なのですが、写真だと滝を探すのに一苦労。

8/10 12:33

滑るので、木の上に乗っては行けません。。。

8/10 12:54

ああ、不穏。。。
小屋に着くまでは天気持ってほしいなぁ。

8/10 12:56

ミヤマダイモンジソウ

8/10 13:05

ちょっと大味なお花畑。

8/10 13:06

傾斜は緩くなりましたが、沢を行ったり来たりが増えてきました。

8/10 13:12

鉄製の橋が出てきました。

8/10 13:13

気づけば6/7。
どうも見落とし過ぎな件w

8/10 13:25

もう今日はアップダウンほとんどありません。
お気楽です。

8/10 13:26

たまに斜めった橋とか出てくるので、完全に気を抜くのはNGですが（苦笑）

8/10 13:37

沢沿いの道を登っていきます。

8/10 13:41

聖平、到着！
長かった…。

8/10 13:41

とりあえず、受付しに行ってきます！

8/10 14:27

寝床の作成、完了。

8/10 15:24

電波を拾いに、ちょっとそこまで散策。

8/10 15:28

命の水をゲットしまして。

8/10 15:41

残してしまっていたおむすびとおつまみうずらを加熱していただきます。

8/10 16:25

からの夕食w
鰯蒲焼とミニトマト、そしてしめじをチーズソースで軽く煮て、じゃがりことバゲットを添えました。
これは絶対にワイン。

8/10 17:06

食後に抹茶のマドレーヌ。

8/10 19:03

明日は今回の山行で一番内容がヘヴィーな1日。（と言っても大して歩かないw）
おやすみなさい。

8/11 2:53

【8/11 Day:2】
夜食な時間帯ですが、朝食。
残っていたバゲットでオニグラもどき。

8/11 4:29

それでは、出発。
なのですが。。。

8/11 4:31

いきなり真っ白！！
うおーーーーいw

8/11 4:33

気を取り直して、行きますかねー。

8/11 4:49

イブキトラノオ

8/11 4:53

イワインチン

8/11 4:56

薊畑。
ここにザックをデポしている方も多かったですが、自分は縦走なので担いでいきます。

8/11 5:03

マルバダケブキ

8/11 5:08

お、木の間から御来光ですね！

8/11 5:09

流れる雲が赤く染まります。
というか、ちょうど聖平を横切るように雲が流れていたのか…それはいきなりガスガスから始まりますね。

8/11 5:13

立ちはだかる小聖岳と聖岳。
見えているとこんなに圧迫感あるのか。。。

8/11 5:13

チラリと富士山。

8/11 5:20

上河内岳以南の稜線上には雲が。

8/11 5:25

ロープがあるとか、全然記憶にない…。

8/11 5:38

完全に森林限界を超えました。

8/11 5:42

一見、日の出している風（笑）

8/11 5:43

すっかり天気が良くなりました。

8/11 5:45

小聖岳、山頂！
団子標識、ボロボロです。。。

8/11 5:46

あそこまで、1時間じゃきかないのですが、頑張ります。

8/11 5:46

上河内岳はクリアに。
茶臼岳と仁田岳はもう一息。

8/11 5:46

笊、布引、日本一。

8/11 6:01

イワギキョウ

8/11 6:01

タカネツメクサ

8/11 6:03

ひたすら岩っぽい急登です。

8/11 6:30

30分近く歩きましたが、まだまだ絶壁w

8/11 6:35

小聖岳を見下ろす高さになっています。

8/11 6:55

聖岳、山頂！
10年前は真っ白でしたが、今回はちゃんと見えてます！！

8/11 6:55

ホームマウンテン（勝手に認定してるw）

8/11 6:55

前回断念したこちら側もしっかり見えています。

8/11 6:56

南側の稜線、完全に雲が取れました。

8/11 6:56

今日、1日かけて歩く方面。

8/11 7:02

では、奥聖岳へと向かいます。

8/11 7:07

ミヤマダイコンソウは終盤。

8/11 7:08

チングルマの穂がキラキラと。

8/11 7:08

左手に奥聖岳、右に富士山。

8/11 7:13

標識前で1枚。
こちらは10年越しに登頂成功です。

8/11 7:14

目の前の赤石岳の存在感。

8/11 7:14

聖岳方面を振り向いて眺めます。
普段あまり見ないアングルです。

8/11 7:18

赤石岳を眺めながら、コーヒーを淹れて軽食タイム。

8/11 7:25

この先は基本的に冬ルート。

8/11 7:49

ヤマレコの地図を見ていたら山頂まで届いてなくて、「あれ？」と思い、ウロウロしてみたら…。
何と三角点が少しズレたところに！！
ビックリ。

8/11 7:55

ボチボチと戻ります。

8/11 8:00

急に賑わう聖岳の山頂。
荷物を回収したらすぐ出発。

8/11 8:16

早くも雲が出始めてきました。

8/11 8:25

結構な勢いでガレてますねー。

8/11 8:30

ヨツバシオガマ

8/11 8:41

兎岳によって堰き止められる雲。

8/11 8:44

赤い石が何気に滑ります。

8/11 8:45

シコタンハコベ

8/11 8:47

タカネコウリンカ

8/11 8:48

タカネマツムシソウ

8/11 8:49

トウヤクリンドウ・ウメバチソウ・ミネウスユキソウ

8/11 8:50

聖兎のコル付近から。

8/11 9:14

兎岳への登り返しもまた、聖岳と同様にキツい。。。

8/11 9:31

ガスの向こうに薄っすらと何か見えますね。

8/11 9:33

兎岳避難小屋でした。
せっかくなので中を偵察してみます。

8/11 9:33

おっと、、、これはヤバい。
天井が落ちてます。

8/11 9:33

寝泊まりされている方もいるようですが、これはちょっと使用不可かなぁ…と思います。

8/11 9:35

では、山頂へ。

8/11 9:40

地図上ではすぐそこなんですけどねー。
まだまだ、もうひと登りです。

8/11 9:49

かろうじて空が見えている…という感じですが、兎岳に到着。
しぞーか100、96座目になりました。

8/11 9:59

赤石岳も聖岳も、だいぶ雲が出てきましたが、ワイルドな雰囲気で良いです。

8/11 10:04

兎岳でランチ。
桜海老と高野豆腐で和風なスープパスタにしました。

8/11 10:06

進行方向。
こちらも雲が増えてます。
奥に見える大沢岳までは天気持って欲しいなぁ…。

8/11 10:38

コルへ向かって一気に下ります！
結構な急斜面です。。。

8/11 10:44

コルから見上げる小兎岳。
下って登って忙しい。。。

8/11 10:52

やっぱり存在感が抜群な聖岳。

8/11 10:56

手前は偽ピーク、奥が小兎岳です。

8/11 10:57

水場は未確認です。

8/11 11:05

黙々と登り続けて、、、タイミングよく聖岳と兎岳が視界に。

8/11 11:05

という訳で、小兎岳。
この標識、外せるので晴れている方向を向いて写真が撮れます（笑）

8/11 11:06

次のピークは、、、大丈夫かな、これ（汗

8/11 11:18

見えてきたけど、ビックリするくらい尖ってる。。。

8/11 11:18

ハクサンフウロ

8/11 11:22

イワツメクサ

8/11 11:23

細かいアップダウンが続きます。

8/11 11:25

ミヤマコウゾリナ

8/11 11:32

薄っすらガスってはいますが、次のピークを捉えました。

8/11 11:50

登りきって中盛丸山。
ここの標識も外せます（笑）

8/11 12:01

本命は次のピーク。
という訳で、中盛丸山はすぐに出発。

8/11 12:06

分岐は直進です！
これを曲がったらピークを迂回してしまうので、気をつけなくては。。。

8/11 12:08

あまり歩かれてないんだろうなぁ…急に草が茂ってきた（苦笑）

8/11 12:14

距離としてはごく僅か。
サッとあそこまで行きます！

8/11 12:14

しらびそ峠方面への分岐。
このルートは崩壊っぷりから自分は歩ける気がしないです。。。

8/11 12:14

向きによっては凄く青空。

8/11 12:20

これを登りきると…。

8/11 12:26

大沢岳山頂！
ちょうど居合わせた方に撮っていただきました。
しぞーか100、97座目です。

8/11 12:28

今日のゴール、百間洞山の家が見えました。

8/11 12:39

せっかく登ったので、ここでおやつ休憩。
焼きドーナツとコーヒー。

8/11 12:40

向こうにもう1つピーク？と思ったら、この山…双耳峰なんですねー。

8/11 12:58

じゃあ、ちょっと偵察に行ってみますか。

8/11 13:04

あの先でルートから外れて行くようです。

8/11 13:08

…が。
道がないんですけどー！！（漕ぎました）

8/11 13:12

ケルンがあるだけのピーク。
おまけにちょっとガスって何も見えないので、すぐに戻ります。

8/11 13:16

薮漕ぎだし、ちょっと切れ落ち気味だしで普通に危なっかしいので、無理に行かなくて良いかなー、という感じでした。

8/11 13:21

で、元の道に復帰したら、目の前を飛ぶ鳥！！

8/11 13:24

はい、登山道に降りたそこの君です（笑）

8/11 13:25

完全に尾行モードw

8/11 13:25

ここでお別れ。
まさかこんな場所で雷鳥と出会うとは…って感じでした。

8/11 13:32

激下り。
重装備の足に優しくないw

8/11 13:34

あちらが静岡−長野県境なのですが、以前から、なぜ登山道は少しズレているのだろう？と思っていたけど現地で見て納得。
あの向こう、ガレの絶壁でした（苦笑）

8/11 13:38

見るからに傾斜がヤバい。。。

8/11 13:46

何とか降りきりました。
で、この付近にザックをデポ。

8/11 14:11

もう少しだけ進むと、百間洞山の家に到着。
テン場から少し離れているのですが（なのでザックをデポした）、受付の時に忘れ物をして無駄に2往復させられる…orz

8/11 15:11

到着から1時間以上経って、ようやく寝床完成です。

8/11 15:37

受け付けがてら買ってきたビールを開栓！
アーモンドフィッシュと小松菜、しめじを軽く炒めて揚げ玉をばら撒いた、ジャンクなのか何なのかよく分からないものをつまみに。

8/11 16:10

谷間の小屋なので、間もなく陽が沈みます。

8/11 17:15

メインディッシュはカツとじ。
今年は素泊まりのみの営業となってしまった百間洞。
悔しいので、自分で作りました（笑）
駄菓子のカツと卵スープを使ってます。

8/11 18:25

完全に暗くなる前に展望台へ。

8/11 18:26

夕日に照らされる聖岳がキレイでした。
この後、テーブル席で同じルートを歩いている皆さんと少し談笑して就寝です。

8/12 2:59

【8/12 Day:3】
朝食は味噌汁を使って雑煮。

8/12 4:27

まだ薄暗い4時半前。
今日は短い行程なのですが、出発してしまいます。

8/12 4:37

絶壁のような急登の向こうにヘッデンの行列。
（割とすぐ追いついてしまいました…）

8/12 4:50

夜明けの中盛丸山〜大沢岳。

8/12 5:05

もう少しで登り切ります。

8/12 5:09

赤石岳、見えています！！
良かった…。

8/12 5:12

という訳で、百間平。
流石にまだ時間が早いこともあり、静かですねー。

8/12 5:14

太陽が赤石岳の向こう側にあるので、百間平はずっと日蔭。
薄暗いし、立ち止まると若干肌寒い感じがしなくもない。

8/12 5:24

マルバノイチヤクソウ

8/12 5:32

シラネニンジン

8/12 5:37

奥茶臼山とかその辺り。後ろに中央アルプス。

8/12 5:38

小河内岳、塩見岳、悪沢岳。

8/12 5:54

斜めに切られた登山道を見て「あれを行くのか…」と慄くw

8/12 5:55

ってことで、行きます！
緩くカーブしているせいか、先が見えなくて気分的に辛かった。

8/12 6:14

もう一段階登らないといけませんね。。。

8/12 6:20

影赤石。

8/12 6:30

あとちょっとなのですが、これがなかなか到達しません。

8/12 6:39

登り切って、ようやく日差し！！
暖かい…。

8/12 6:41

富士山、良い感じです。

8/12 6:45

悪沢岳の両サイドに仙丈ヶ岳や白峰三山。

8/12 6:49

とりあえず避難小屋まで。

8/12 6:50

ヨツバシオガマ

8/12 6:50

タカネヤハズハハコ

8/12 6:53

避難小屋前の分岐。
これで、懸案事項だった聖〜赤石の未踏区間が繋がりました！

8/12 6:55

2年振りにやってきました。
今日はもう少し進むので、避難小屋泊ではありません。

8/12 7:03

赤石山頂から見るこちら側は安定の迫力です。

8/12 7:04

ようやく繋がったこちら側。
改めて見ると感慨深いですねー。

8/12 7:05

団子標識側から赤石山頂を望む図。

8/12 7:10

毎度お約束なここでの1枚。

8/12 7:14

そして、ここから見る富士山と笊ヶ岳の風景。
朝の澄んだ空気の下で見るこちら側、好きなんですよねー。
（これが見たくて早出しましたw）

8/12 7:14

北アルプス方面もバッチリ。
今日、時間はたっぷりあるので、のんびりと景色を満喫します。

8/12 7:18

八ヶ岳も見えていますね！

8/12 7:22

山頂の祠にお参りします。

8/12 7:44

で、一等地にて朝っぱらからコーヒーブレイク。
初めて赤石岳に登った時、ここで食べたシーフードヌードルが美味しかったなぁ…と思い出しながら景色を眺めます。
設置してあったテーブルは無くなってしまいましたが。

8/12 8:53

のんびり過ごすこと2時間（！）
そろそろ山頂を踏みますかねー。
（コーヒー飲みながら、濡れたテントを乾かしてました。笑）

8/12 8:56

一段登ると伊那谷の集落が良く見えます。

8/12 8:57

赤石岳…2年振り6回目。
もう、ここはホーム認定ですw
そういえば、この2日後に山頂標識へ落雷があり、標識はボロボロになってしまったそうです。

8/12 9:11

まだ全然時間は早いのですが、さすがに赤石岳山頂はひっきりなしに人がやってくるため出発します。

8/12 9:14

定点観測。
ここから見る赤石岳がお気に入り。

8/12 9:16

分岐。
今日は…下ります！

8/12 9:17

という訳で、こちら側の風景はこれで見納めです。

8/12 9:18

イブキジャコウソウ

8/12 9:19

イワベンケイ

8/12 9:19

気が付けば、富士山が噴火していますw

8/12 9:26

一段降りた場所から見る赤石岳も良いです。

8/12 9:29

今日も青空の下で穂を揺らすチングルマ。

8/12 9:44

斜面一面に広がるマツムシソウ

8/12 9:46

ミヤマアケボノソウ

8/12 9:53

水場はちょっと弱いですが、流れているので使えます。

8/12 9:56

ミヤマキンバイ、終盤。

8/12 9:57

ラショウモンカズラ

8/12 10:00

毎度のことながら、一気に高度を下げます。

8/12 10:05

ここからはアップダウンの繰り返しとトラバース。

8/12 10:15

振り向けば、すっかり見上げる高さの赤石岳。

8/12 10:20

ちょっとスリリングな木道。

8/12 10:42

悪沢岳がだいぶ近づきました。
今回は登らないですが（苦笑）

8/12 10:43

今日は青空が割と長持ちしている気がします。

8/12 10:59

もうすぐ11時だというのに、まだ赤石岳が美しい。。。
（早起きしなくても大丈夫だったか！？笑）

8/12 11:08

聖岳もチラリと。

8/12 11:09

という訳で、富士見平。
（富士山は残念ながら雲の中でした…。）
ここでソロテント泊の方と、晴れの赤石の喜びを分かち合いました（笑）

8/12 11:21

富士見平からは爆速です（笑）

8/12 11:31

赤石小屋に到着。
まだ午前中ですが、今日はここで終了です。

8/12 12:23

受付を済ませたら、ランチ。
コンビーフとミニトマトでアラビアータ。

8/12 13:48

アラビアータの残り汁の再利用（笑）
サラダ豆と魚肉ソーセージ（先週の残りのグルコサミン入りw）を絡めて軽く炒めました。ワインが進むー♪
この後、天気急変で結構な雨。雨宿りしながらソロのお姉さんとずっとお喋りしてました。

8/12 17:11

午後は食って飲んで喋って…しかやってないですが、夕食の時間。
赤石小屋といえば生姜焼きですねー。

8/12 18:01

夕方、雨が上がって青空と雲のせめぎ合い。
目まぐるしく変わる空模様でした。
明日、下るだけな皆さんとお喋りを楽しみつつ、残っていたワインを飲みきって就寝です。

8/13 4:38

【8/13 Day:4】
最終日。これまでの経験から、朝ご飯をお弁当に変えると梅のおむすびを渡されて食べられない事件になることが多いので、自分で用意したのですが…。
赤石小屋は普通のお弁当が提供されていたそう。なら頼めばよかったなぁ（手遅れ）

8/13 5:00

相変わらずかわいらしいミニチュア標識。

8/13 5:04

小屋の裏手から御来光。

8/13 5:06

文字通り、赤く染まる赤石岳。
こんなにきれいなモルゲンロートは久し振りに見たかもです。

8/13 5:10

聖岳も色づいていました。

8/13 5:45

支度を終えて、小屋前で1枚。
というか、既に9割以上の人が出発していまして…。
シーンとしております。

8/13 5:47

あとは下るだけなので7時くらいのスタートでいいかな、とか思っていたのに、妙に居づらい雰囲気を漂わせていたので、早々に出発です（笑）

8/13 5:59

自分の足だと、椹島まで2時間程度。
ずっと樹林帯なので、黙々と行きます！

8/13 6:12

歩荷返し（下）。
一昨年はこんなに道標がボロボロじゃなかった気がするんですよねー。

8/13 6:28

これは鹿の仕業ですね。

8/13 6:34

大倉尾根にもこんなに苔がキラキラしちゃうような場所があったとは。

8/13 6:43

ヤニ袋、いっぱい♪

8/13 6:54

樺段。
休憩されている方多数だったのですぐに通過。

8/13 7:02

急斜面のスロープを一気に下ります。

8/13 7:05

2/5…ここの道標もボロボロです。

8/13 7:26

1/5はキレイなまま残っていました。

8/13 7:39

ずっと景色が変わらないとはいえ、写真撮らなさすぎですねww
ようやく林道が見えてきたので1枚撮りました。

8/13 7:41

鉄塔が見えたら0/5。
ゼロから始まるので、実質6段階の案内です。

8/13 7:42

鉄ハシゴを下って林道へ。
あとはロッジまで一直線♪

8/13 7:43

鳥森山には行かないので（！）歩道から戻ります。

8/13 7:46

下山したらいつものここへ寄り道。

8/13 7:47

今回の山行の無事を報告です。

8/13 8:00

着いたらソフトクリーム！と決めていたので、速攻で注文しました（笑）
で、バスが来るまで2時間強…昨日、赤石小屋でお会いしたお姉さんと再びずっとお喋りモードでした。
退屈せずに済んで助かりました。

8/13 11:23

10時半のバスで畑薙へ戻る。
百間洞〜赤石小屋でお会いしていた皆さん、大体このバスだったみたいで、お疲れ様のご挨拶をして解散！という感じでした（笑）

8/13 13:56

バスが2台出ていて白樺荘の混雑が予想できたので、口坂本まで逃げました。
こちらはいつも通りの人の入りで、静かに堪能できましたー。

下山したら魚モード発動。
もはやお約束で寿司を楽しんでから帰宅しました！

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

ジョー🐪

夏休みがお盆ど真ん中に戻ってから2回目のこの季節。
元々は読売新道をこのタイミングで歩くつもりだったのですが、7月末に繰り上げて歩いてしまったので予定が白紙（笑）

どうしようかなーと思い、仙塩尾根あたりを計画してみたのですが、さすがにお盆。
北上するにしても南下するにしても、仙丈ヶ岳周辺の小屋がどうしても押さえられない…。
そんな時にふと思い出して聖ー赤石の未踏区間を繋ぐ山行はどうだろう？とこちらを模索してみたところ、8/12の赤石小屋にキャンセルが出たようで、そこだけが確保できそう。

ということで、赤石小屋でバスの権利（！）を得られるのが確定したことから計画書を組み立ててみて、完成したのが今回の山行です。
まさかのプランC（笑）

百間洞から1日歩こうとすると千枚小屋か椹島泊とするのが良い流れではあるのですが、取れないものはしょうがない…という訳で、今回は2泊でも行ける工程を敢えて3泊で行くのんびりコースにしました。

結果的に、3日目と最終日はどちらも午前中で終了したことにより、午後からのゲリラ豪雨に見舞われることなく今回はレインウェアの出番なし。
良い流れで終わることが出来たかなー、と思います。

そしてこの山行によって、聖岳と赤石岳の区間が繋がりまして。
メジャーコース（！）で残すは仙塩尾根と白峰南嶺の伝付ー笹山間ということになりました。
静岡の百山も2座歩けて、残り3座。いろんなモノがコンプリートに近づいていて名残惜しいようなそうでもないような…ですが、ボチボチと歩いていければと思います。

コメント

yoshi119

ジョーさんこんにちは！
相変わらず爽やかで元気でいらっしゃいますね
赤石岳は今年滑落事故が多発しましたから、油断せずに安全登山を続けられてください

ジョー🐪

To：yoshi119さん

こんにちは！
ボチボチといろんなタイプの山をウロウロしております🙃

赤石岳、今年はいろいろ起きてますね…。
赤石に限らずですが、安全に山を楽しみたいですね🙂

ケン

こんにちは

取りこぼしは気になりますよね。私は小河内岳から荒川中岳が未踏ですが、なかなか順番が来ないです。
ところでテント新調しました？
兎岳避難小屋すごい状況ですね。私は1981年12月30日(水) 〜 1982年01月04日(月)に茶臼から悪沢岳に縦走した時に泊まりました。狭いけど中はきれいでした。ちなみに外観の写真はあります。下記です。
https://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/163/1630324/c944811294f79f87dab2515baf2afbaf.JPG
なかにネズミがいて、夜中にチョロチョロしてました。
あー、南アに行きたい！

お疲れ様でした。

ジョー🐪

To：ケンさん

こんにちは！
取りこぼすとなかなかリカバリーもしづらくて後回しになりがちですね。。。

新しいテントは鳳凰三山から導入していますが、これまでのテントが引退ではなく、条件に応じて使いわけ出来ればと思っています。
ULテントでどうしても強度が心配なため、稜線上のテン場での利用はちょっと躊躇している今日この頃です😅

ぜひ、兎岳の現状を確認しつつ南アへ！😎（笑）