南アルプス縦走(夜叉神〜御前崎)
- GPS
- 324:00
- 距離
- 272km
- 登り
- 14,968m
- 下り
- 16,332m
コースタイム
- 山行
- 15:10
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 16:06
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:54
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:09
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:15
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:15
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:20
- 山行
- 12:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:52
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:15
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:00
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:56
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:19
- 山行
- 13:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 14:10
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:00
夜叉神の森(2:00) - 夜叉神峠(3:15) - 杖立峠(5:18) - 苺平(7:15) - 南御室小屋(7:52-8:48) - 薬師岳(10:30) - 観音岳(11:13) - アカヌケ沢ノ頭(12:50) - 高嶺(14:14) - 広河原峠(17:12) - 早川尾根小屋(18:06)
2日目
早川尾根小屋(5:00) - アサヨ峰(7:30) - 栗沢山(9:00-9:50) - 北沢峠(12:00)
3日目
北沢峠(3:35) - 小仙丈ヶ岳(6:59) - 仙丈ヶ岳(8:20) - 大仙丈ヶ岳(8:53) - 伊那荒倉岳(11:29) - 高望池(11:38) - 横川岳(14:01) - 野呂川越(14:35) - 両俣小屋(15:29)
4日目
両俣小屋(4:06) - 野呂川越(5:23) - 三峰岳(9:34) - 間ノ岳(10:33) - 三峰岳(11:45) - 三国平(12:38) - 熊ノ平(13:15)
5日目
熊ノ平(4:26) - 安倍荒倉岳(5:03) - 新蛇抜山(6:04) - 北荒川岳(7:39) - 北俣岳(9:22) - 塩見岳(10:15) -塩見小屋(11:48) - 本谷山(14:26) - 三伏峠(15:41)
6日目
三伏峠小屋(3:45)→烏帽子岳(4:17)→小河内岳(6:03)→板屋岳(8:35)→高山裏小屋(9:30)→荒川前岳(13:41)→荒川中岳(13:55)→荒川小屋(15:00)
7日目
荒川小屋(6:00)→大聖寺平(6:53)→小赤石岳(8:23)→赤石岳(9:03)→百聞平(10:30)→百聞洞山の家(11:20)
8日目
百聞洞山の家(4:00)→中盛丸山→兎岳(7:17)→聖岳(9:53)→奥聖岳(10:18)→薊畑分岐(12:10)→上河内岳分岐(15:21)→茶臼小屋(16:52)
9日目
茶臼小屋(5:30)→茶臼岳(6:23)→希望峰→仁田岳(7:10)→易老岳(8:47)→イザルヶ岳(11:18)→光小屋(11:40)→光岳(12:32)→光小屋(12:45)
10日目
光小屋(4:00)→百俣沢の頭(5:13)→光岳登山口(7:57)→小根沢小屋先の作業小屋(16:00)
11日目
小根沢小屋先の作業小屋(6:06)→大樽沢橋(6:35)→お立台(7:15)→日向林道分岐(7:38)→朝日岳登山口(10:27)→猿並橋(10:38)→寸又峡(11:02)
12日目
寸又峡(5:16)→沢口山(9:03)→天水(11:42)→板取山(12:32)→広河原峠(13:08)→八丁段(13:58)→山犬段(14:35)
13日目
山犬段(5:20)→蕎麦粒山(5:56)→大札山(8:58)→大札山南尾根登山口(10:42)→梅島(13:30)→下泉駅(14:16)→川根温泉ふれあいの泉(休憩)→島田(19:00)
14日目
島田→金谷→相良→御前崎(11:25)→榛原
天候 | 1日目〜6日目 晴れ 7日目〜9日目 曇り 10日目 雨 11日目〜14日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
帰り:榛原→静岡→小田原→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
光小屋〜光岳登山口 赤テープ等の目印がところどころあり、注意して歩けば迷うことは無いと思われる。 光岳登山口〜小根沢先(寸又川左岸林道) 土砂崩れが多数有り、ガレの斜面を歩かなければいけなかった。 数カ所緊張する場所が有った。 小根沢先〜朝日岳登山口(寸又川左岸林道) 小根沢の先からは、工事車両が入りガレは取り除かれていた。 左岸林道は年により状況が変わるので注意。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
7月17日(日) 1日目 行動距離 15.7km / 行動時間 16時間
今年は金曜の夜ではなく、ゆっくり寝てから土曜の夜に自宅を出発した。
甲府駅に0:40分に到着していつものコンビニで朝ご飯を購入してから、タクシーで夜叉神の森まで行った。これで3年連続でタクシーを使うが、1年目はメータを落とさず1万円、2年目はまけてもらって8千円、今年はメータを落として9千円だった。昨年同様、午前2時から歩き始め暗い内に夜叉神峠に到着して朝ご飯を食べた。今年は土曜日出発だったので小屋の明かりがついていて小屋の方が朝食の用意をしているようだった。まだ暗かったが今年も早川尾根の小屋まで行く予定なので、ヘッドランプを照らして先を急いだ。途中南御室で早めの昼食をとっているときに雨が少し落ちてきたがすぐにやんだ。コースタイムより1時間遅れて10:30分薬師岳に到着した。昼食の時間を差し引くとまあまあのペースできている。ここから観音岳まではコースタイム通りで到着した。ここからアカヌケ沢ノ頭までコースタイムだと1時間となっているが、重い荷物で砂利の登りはペースがあがらず毎年苦労する。今年も1時間半かかってしまい到着は12:50分だった。2時から歩き始めているのですでに11時間たってしまった。ここからコースタイムだと3時間だがいつもここからさらにペースが落ちる。高嶺に14:10分、広河原峠に17:10分、早川尾根小屋に18:10分に到着したので約5時間もかかってしまい16時間も行動してしまった。昔はバスで来ても17時くらいには着いた記憶があるが、今となっては、オベリスクによって鳳凰小屋までがちょうどいい行程かもしれないと改めて思った。
7月18日(月)2日目 行動距離 5.4km / 行動時間 7時間
予定では甲斐駒ピストンをする予定だったか、去年と同様に前日の行動時間を考慮して休養日として遅めに出発して栗沢山から直接長衛小屋へ下ることとしてゆっくり行くこととして栗沢山でゆっくり休んでから、長衛小屋へ下りた。途中登山道整備のために小屋の方が倒木の伐採を行っていた。長衛小屋に着くと去年と違ってテントがほとんどなく、3連休の最終日を感じさせられた。
今年は初めて北沢峠の遊歩道を散歩してみた。大平山荘への降り口付近から始まり甲斐駒への登山道につながっていてちょっと甲斐駒へ行かなかったことを後悔してしまった。
7月19日(火)3日目 行動距離11.7km / 行動時間12時間
去年は大滝の頭前でたくさん人がいて前が詰まってしまい大変だったが、今年は平日ということもあり、あまり人がいなく歩きやすかった。それでも仙丈ヶ岳の頂上には人がたくさんいてゆっくり出来なかった。いつものように仙丈ヶ岳から先に行くハイカーは誰もいなく、静かな山歩きを満喫出来た。高望池でゆっくり昼食をとった。去年の高望池は珍しく水が張っていたが今年は枯れていたが、三峰岳であった方の話によると水場はちゃんと水がでていたそうです。野呂川越には14:35分に到着した。もう少し早く着ければ、熊の平小屋まで足をのばすのだが荷物を減らさないと無理そうだ。両俣小屋に着いて左俣大滝コースの様子をうかがったら、今年は梅雨時に雨が多く道が荒れて明日倒木の伐採をしに行かれるとのことだったので、明日は去年と同じように野呂川越に登り返して、三峰岳からのピストンで間ノ岳、北岳に行くコースとした。
7月20日(水)4日目 行動距離 8.3km / 行動時間9時間
去年と同様に三峰岳から北岳までピストンするつもりで出発したが、暗い中歩き始めたせいで、登り初めで道を間違えてしまい時間をロスしてしまった。途中で後からこられたベテランの方に追いつかれてしまった。これから光岳の先まで行くといったら、深南部はすべて歩かれたのことだったので、朝日岳までのコースの情報を教えてもらった。最後の登り40分くらいが少しわかりづらいだけで後は問題ないとのことだった。三峰岳についた時はコースタイムより1時間多くかかっており、この時点で北岳までのピストンはあきらめて、間ノ岳までのピストンまでとしてゆっくり間ノ岳まで登った。写真を撮ってもらった夫婦連れの方はこれから熊ノ平まで行かれて、明日塩見岳をピストンされるとの事だった。三峰岳に戻ったときに野呂川越方面から登られて来られた方がちょうどこられた。お話を聞くと昨日高望池でテント泊されたそうである。山梨県境をつなげてられているそうで今回はこれから白峰南嶺を行かれるとのことでした。どちらから来られたかお聞きすると、以前つとめていた横浜の中山との事でした。三峰岳でゆっくりしてから、熊の平まで下った。テン場につくと先ほどのご夫婦が先にテントをたてられているところだった。お昼のラーメンを作っているとキャベツを分けてもらった。このキャベツは水洗いをした後キッチンタオルにくるんで新聞紙で包んで持っていくと結構持つとの事でした。長期山行の場合どうしても生ものが不足してしまうので、次回の山行には自分も持っていこうと思った。
7月21日(木)5日目 行動距離 15.6km / 行動時間11時間15分
このコースは何回か歩いているが、一度も安倍荒倉岳と新蛇抜山に行っていなかったので、今回はこの2つによって行くこととした。安倍荒倉岳へは、コース上に有った目印からすぐ上に行くと3等三角点が有りそこが安倍荒倉岳だとすぐに判った。 新蛇抜山へはコース上に目印はなくあたりをつけて、登山道から尾根に上がる。尾根に出てから右に少し進むと石が積んであり、そこが頂上らしかった。樹林帯を抜けて北荒川岳に出るとこれから向かう塩見岳が大きく見えた。以前は蝙蝠岳まで行ったこともあったが、北俣岳の蝙蝠岳への分岐を見送り塩見岳に向かう。塩見岳からは、これまで歩いてきた仙塩尾根が見渡せてまたこれから向かう南アルプス南部の山々が見渡せた。三伏峠には、余裕を持って到着することが出来た。
7月22日(金)6日目 行動距離 13.6km / 行動時間11時間15分
荒川前岳への登りは、初めて来たときには下から一気に登り切って爽快な気分を味わえて大好きな道だったが、4回目となる今回は低木帯を抜けたところで休憩を入れて、何とか登り切ることが出来た。またこの急登を一気に登り切れるほどに鍛えてから来たいものだ。前岳に着いたときには雲が広がり初めて来てしまい、悪沢岳へ行く気が無くなってしまった。これで、甲斐駒ヶ岳、北岳に続いて悪沢岳もはしょってしまったが、複数回登っているので良しと納得しよう。
荒川小屋のテンバにつくと、荒川小屋への降り口に有った静岡大学の調査の方々がいて賑やかにしていた。
7月23日(土)7日目 行動距離 7.2km / 行動時間5時間20分
今日は、百聞洞山の家で名物となっているトンカツとそばを食べるために聖平までは行かないので、朝は遅めに出発した。天候は曇りで、すばらしい景色を見てきた小赤石岳付近もガスで何にも見ることが出来なかったが、代わりに雷鳥を見ることが出来た。赤石岳の山頂では、暖かい飲み物などを無人販売していて、暖かい缶コーヒーを1本頂き体を温める事が出来た。百聞洞山の家には午前中には着いてしまい、空身で大沢岳まで行こうかと思ったが、あいにくの天候で景色が期待できないので、小屋でビールを飲んでゆっくりしてしまった。夕食はお目当てのトンカツとそばをおいしく頂いた上に、合い席の方にそばまで頂いてしまい十分満足した。
7月24日(日)8日目 行動距離 14.3km / 行動時間12時間52分
今日は頑張って茶臼小屋まで行く予定なので、暗いうちから小屋を出て、去年はよった大沢岳にはよらずに中盛丸山に直接向かい時間を稼ぐ。兎岳にはおかげで早い内に着くことが出来た。聖兎コルから聖岳までは南アルプスらしい登りで、荒川前岳の登りの次に楽しめる登りだ。聖岳に着くと小学生をインタビューしているところを撮影していたが何の番組かは判らなかった。一日中重い荷物を背負って歩いているといやになってきてしまうので、先はまだ長いが、空身で奥聖岳まで向かう奥聖岳の手前で雷鳥も確認することが出来て気分転換ができた。聖岳に戻ると撮影の方々が丁度降り始めるところだった。前聖岳から薊畑分岐までの道は下ったことしかないが、荒川前岳の登りと同様に登り甲斐が有りそうなのでいずれ逆コースで縦走してみたいものだ。薊畑分岐につくと腹筋をしながら仲間を待っている?方がいてビックリした。聖平に12時前には着きたかったが少し過ぎてしまったが、ここで気合いを入れ直して南岳へ向かう。上河内岳への分岐に着いたときにはだいぶ疲れていて頂上に行く元気は無くなっていた。茶臼小屋への分岐の手前で、去年通ったときには無かったハイジの丘の新しい標識がたっていたがどこがその場所かはよくわからなかった。
帰ってからたまたま見ていた番組で聖岳の撮影場面が映り、このときの撮影が、NHKの「小さな旅」だったことを知った。
7月25日(月)9日目 行動距離 10.4km / 行動時間7時間15分
本日は、光小屋までの予定なので明るくなってから出発した。毎回よっている仁田岳に今回もよったが、天気が悪くガスっていて景色は見えなかった。頂上の雰囲気が気に入っているイザルヶ岳にもよってから、光小屋に向かった。小屋の方に明日の予定を確認されたが、台風が近づいていて明日は雨が降りそうなので、尾根上を朝日岳に向かうか、左岸林道を寸又峡に向かうか迷っていると明日出発するときに行き先を伝えてくださいとのことだった。小屋の方に朝日岳方面のコースについて確認していると、単独行の女性の方が到着された。この方は奈良田から入山して、明日は寸又峡に向かわれるとの事でした。テントを張り終えてから光岳に向かった。光岩は去年行ったし、雨が降り出しそうだったので行かずにテンバに戻った。ビールを飲んで一息していると隣のテントの方が戻ってきて少し立ち話をした。この方は三伏峠から入山され、昨日は茶臼小屋のテンバにいたそうだが気が付かなかった。雨が降ったきたのでお互いテントに戻った。
北アルプスでは人が多く長期縦走の方がいてもなかなか気が付かないが、南アルプスでは長期縦走の方々によくお会いする。数年前には岡山の人と途中でご一緒させてもらい、去年は愛知の人と熊の平から同じコースを歩いていた。
7月26日(火)10日目 行動距離 21.2km / 行動時間12時間
夜中に風雨が強くなり何度か起こされ雨もやみそうに無かったので、朝日岳に行くのは諦めて、林道から寸又峡に向かうことにした。テントを撤収して一旦小屋にいって林道に降りることを伝えてから出発した。百俣沢ノ頭で多少迷ったが去年のこともあるので、今回はやはり安全に林道から行くことにした。ここから先は初めて歩くコースとなり多少緊張して進んだおかげで、迷うことなく進むことが出来た。順調に高度を下げて木段が出てきたところで、下を見ると濁流が見え橋が無くなっているかと思ったが、木段をスベリながら下っていくとしっかり吊り橋が有り安心した。ここから寸又峡までは40km近く有るが、初めから途中で一泊する予定だったので、のんびり林道を歩いて行こうと思っていたが、雨は強くなっていくし、林道はあちらこちらで土砂崩れが発生していてガレの斜面を雨で崩れ出さないか緊張しながら超していった。これだったら尾根上を行った方が安全だったかもしれない。小根沢を越した先の作業小屋が今までの作業小屋の中で一番きれいそうだったのでまだ時間は早めだったが、ここで泊めてもらうこととした。
7月27日(水)11日目 行動距離 19.3km / 行動時間4時間56分
今日は、林道を寸又峡までなのでゆっくりと出発した。台風をすでに通過して今日はいい天気だ。作業小屋をでてすぐに、去年誤って降り立った工事現場に着いたが、工事は終わっていてきれいになっていた。去年は本当にこの場所で工事をしていてくれて助けられた。お立台から千頭ダムへの降り道は判らなかったので先に進むみしばらくしてから休んでいると、車が通り過ぎて行ったと思ったら止まってバックで戻ってきた。何かと思ったら去年滑落して腕に怪我をして翌日林道に降り立った時に本川根診療所まで送ってもらった柳澤組の現場監督の方だった。おかげで去年のお礼を直接することが出来た。朝日岳登山口に着くとすぐ近くに猿並橋への降り口が有り、急な道をしばらく下ると猿並橋につき渡ると、遊歩道にでてそこからしばらく行くと寸又峡の一番端に到着した。夜叉神の森から寸又峡まで行こうと思ってから4年目にしてようやく到着することが出来た。町営の露天風呂に入ってから、観光案内所で温泉民宿深山を紹介してもらい、宿で手続きをした後まだ時間が早かったので、散歩に出かけた。遊歩道から夢の吊橋に降りて渡った後の急登が結構しんどかった。そこから尾崎展望台、飛竜橋を回って帰る途中に親知らず険、子不知の険の標識が有り、栂海新道の登山口親不知を思い出した。温泉街のバス停まで戻ると、光小屋のテンバでお話しした方がいて左岸林道ですぐ後ろを歩いていたこと知った。夜はおいしい猪鍋をおなかいっぱい頂いてすぐに寝てしまった。
7月28日(木)12日目 行動距離 10.7km / 行動時間9時間19分
今日は時間があれば、山犬段から高塚山までピストンしようとしていたので、早めに宿を出発した。沢口山からは今回行くことが出来なかった朝日岳がよく見えた。天水からは黒法師岳と中腹を貫いている南赤石林道が確認できた。
八丁段手前のホーキ薙は崩壊が進んでいて緊張した。八丁段は木立の中で展望は無かったが、南に少し行った所に展望所があり展望が開けていた。山犬段の避難小屋の中にはいると多数のアブが飛び回っていて、窓を開けて追い出すのに苦労した。おかげで時間が無くなってしまい高塚山は諦め、広場でテント、寝袋を干したりしてのんびりとした。
7月29日(金)13日目 行動距離 徒歩:18.0km 自転車:37.5km/ 行動時間13時間40分
蕎麦粒山からの下りはところどころやせ尾根もあり緊張した。林道に降りたってしばらく進むと、尾根沿いの道の取り付きの場所に着いたが工事をしていて取り付き点が判らずにしょうがなく林道をそのまま進む。休憩舎のある登山口から大札山に登ったがへとへとだった。大札山からは南尾根を降りていった。ここから再び林道歩きとなり、ウッドハウスおろくぼの横を過ぎて、白羽山への道を探したが標識がなく良くわからなかったので、早々に諦めて、車道をそのまま進んだがアスファルトはやはり足にくる。ようやく国道362号にでて梅島の宅配便の営業所に向かった。営業所止めで送っておいた自転車と小ザックを受け取り、代わりに今まで背負ってきたザックを自宅に送った。今回までに3回この営業所に自転車を送っていたがようやく受け取ることが出来た。ここからは自転車で走行となる。川根温泉ふれあいの泉で温泉に入って、遅めの昼食をとって休憩してから島田に向けて再度走り出したが、川沿いだが上り坂が多く苦労したが、最後の方で下り坂が続き気持ちよく走ることが出来た。最後、島田駅の場所が判らずに少し迷った。宿はルートインに泊まったが大浴場がありゆっくりすることが出来た。
7月30日(土)14日目 行動距離 自転車:61km/ 行動時間 ??
朝早く出ようと思っていたが寝坊してしまったので、宿泊料金に含まれていた朝食を頂いてから出発した。まずは大井川を渡り金谷駅まで行き、そこからきつい上り坂を進む。程なく上り坂も終わり、途中のコンビニに寄って冷たいものを補給しつつ先に進む。海岸沿いに出てからも御前崎まではしばらくありきっかった。御前崎の海水浴場脇で海に足だけ浸かった後、御前崎灯台のある場所まで行ってゴールとした。ここからは帰るだけだが、どこまで自転車で進むかが問題だ。当初は静岡まで自転車で行こうかと思ったが、寝坊をしたこともあり、また晴天で非常に暑かったのでいけるところまで行った後はバスで静岡に出ることとした。途中から行きには気が付かなかった太平洋岸自転車道を通って進む。途中からいつのまにか再び行きに通った道に合流してしばらく進んでから、海側に道を変えて進むと上り坂になり、アスファルトからの照り返しがきつく非常に暑かった。坂を上り終えると下り坂となり気持ちよく風に当たりながら進むと榛原のバス停にでた、バスの時間を見ると丁度良い時間だったので自転車を輪行袋にしまい、ここで終了とした。
今回は、甲斐駒ヶ岳、北岳、悪沢岳、上河内岳、朝日岳などの山はショートカットしてしまい少し後悔が残ったが、朝日岳以外は過去に登った山なのでよしとしよう。14日の山行は今までで最長の日数となったが、今後はこんなに長く山に行くことは無いであろうから貴重な体験ができて良かった。
これで、4年前の新穂高温泉〜親不知、と今回の夜叉神の森〜御前崎を歩き(途中自転車あり)通すことが出来たので、後は間を歩ければ日本海から太平洋までつなげることが出来るが、車道がどうしても多くなるのでどのようなコースで行くのか悩みどころだが、深南部にも興味が有るので、日本海から太平洋をつなげるのは深南部に十分いったあとかな?
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