記録ID: 7159640
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北アルプス主要部縦走(劔〜表銀座+笠・常念)
2024年08月06日(火) ~
2024年08月20日(火)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 91:16
- 距離
- 160km
- 登り
- 14,357m
- 下り
- 15,133m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:55
距離 6.6km
登り 600m
下り 505m
2日目
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 10:04
距離 15.1km
登り 1,734m
下り 1,733m
14:31
宿泊地
3日目
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:54
距離 10.2km
登り 1,177m
下り 1,301m
4:05
62分
宿泊地
12:02
4日目
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 11:27
距離 13.3km
登り 1,313m
下り 1,250m
5日目
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:18
距離 8.8km
登り 455m
下り 534m
6日目
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:19
距離 10.2km
登り 558m
下り 802m
7日目
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:12
距離 16.7km
登り 1,375m
下り 1,137m
8日目
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:07
距離 8.4km
登り 866m
下り 642m
9日目
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:49
距離 7.4km
登り 603m
下り 622m
10日目
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:47
距離 18.8km
登り 1,393m
下り 1,404m
13:27
11日目
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:39
距離 7.6km
登り 1,132m
下り 516m
12日目
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:07
距離 9.9km
登り 1,041m
下り 1,151m
13日目
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 10:53
距離 15.1km
登り 1,641m
下り 1,630m
14日目
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:49
距離 11.7km
登り 472m
下り 1,906m
11:37
天候 | 基本全日晴れ (午後〜夕方にぱらつく事はあったが、少なくとも昼前までは晴れ) 8/6 晴れのちガス 8/7 晴れのち曇り 8/8 ガス(未明)のち晴れ 8/9 晴れ〜ガス(薬師岳)〜晴れ(薬師峠) 8/10 晴れ 8/11 晴れ 8/12 晴れ 8/13 晴れ〜ガス(黒部五郎近辺)〜雷雨 2〜4時に三俣の巻道で雷雨遭遇 夕方〜夜は曇り 8/14 未明は豪雨 日の出後は晴れ 8/15 ガス(双六稜線)のち晴れ(双六小屋) たまにパラつく ※鏡平は午後雷雨だったらしい 8/16 晴れ 8/17 晴れ 8/18 晴れ 8/19 晴れ (午後は発雷確率80%だったが晴れ) 8/20 5時半頃まで雨 その後晴れ 8/13 午後2時頃から雷雨 8/20 明方雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
我々は他の部員に送ってもらったが、富山駅までは高速バス5000円ほどで行けるのでその方が安そう。 立山からはアルペンルートで室堂まで。東京発ならおそらく立山経由の方が安くなりそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所 基本的に整理されているので大きな危険箇所は無い ・室堂直後のみくりが池温泉付近は風向によって火山ガスが直撃するので注意 ・剱岳別山尾根ルートのカニの横ばいは1歩目がやや分かりづらい ・鬼岳トラバースの雪渓は今年は無し ・薬師稜線は悪天時暴風注意 ・薬師沢から雲ノ平の急登は滑りやすい、雨天時注意 ・黒部五郎のカールはガスっていたらやや道迷いしそう。危険箇所等は無い ・三俣蓮華の巻道(黒部小屋〜三俣山荘)はやや歩きづらい箇所あり 悪天時注意 ・ワリモと水晶は岩場だが、そこまで難しく無い ・双六稜線は暴風注意 ・双六〜笠ヶ岳間は途中崩落してる箇所があるので10mほど迂回する必要がある(案内がある) 他の場所に比べて整備は行き届いていない (普通の登山道としては十分) ・西鎌尾根は特に大きな問題は無し 悪天時注意 ・槍ヶ岳は高度感があるが、ハシゴを登れれば問題無し ・東鎌尾根もハシゴや鎖が連続するが大きな問題は無し 悪天時注意 ・常念から蝶ヶ岳方面への下りは岩場注意 ・燕岳から中房温泉への下りは人が多いのですれ違い注意 8/6 室堂〜劔沢キャンプ場 室堂から雷鳥沢までは実質下界。人通りも多く何も問題なし。100m事にカフェなりホテルなりが点在する。ただし、風向によっては火山ガスが直撃するので注意。危険時は警報が出るのでそれに従う。観光客が多すぎる。 雷鳥沢から劔御前までは単調な登り。初めは沢沿いでその後尾根に上がる。特に危険箇所等は無い。劔御前小屋から劔沢までも単調な下り。 劔沢は例年であれば雪渓が残っているはずなので注意。一般登山道(別山尾根ルート)を行くだけであれば雪渓がある際でも軽アイゼンで十分。例年小屋の方が雪切りしてくださる。小屋で要確認 8/7 剱岳ピストン 劔沢キャンプ場から剣山荘まではガスっていると微妙に道迷いしやすいかも。ゴーロが続くので危険ではないが足元注意。一服劔までは日の出前でも容易。一服劔を過ぎ、前劔までのガレの急登を登り終えるといよいよ岩&鎖開始。 基本的にどれも足場はしっかりしているが、トラバース箇所(写真あり)と、カニのたてばい、横ばいは要注意。登り自体の難易度よりも、渋滞待ちによる落石等に注意。 縦ばいを終えて少し歩けば山頂。 帰りの核心は横ばい。一歩目が分かりにくくて少し怖い。他は危険箇所等無し。 8/8 劔沢〜五色ヶ原 劔沢から別山乗越までの登りは日の出前だと微妙に道が分かりづらいが、間違えたとしても大きな問題はなし。立山の稜線はどこも基本的に歩きやすい。 真砂、大汝山、雄山と過ぎ一ノ越まで下ったのち富山県立研究所まで再び上げる。鬼岳の巻道は例年は雪渓が残るが今年は無し。獅子岳を過ぎザラ峠まで降ったのち登り返す。木道が見えてきたらもう終わり。山荘まで歩いたのち予約を済ませたら片道10分のテン場まで。水場もテン場にある。 8/9 五色ヶ原〜薬師峠 五色ヶ原からスゴ乗越までは基本的に歩きやすい。越中沢岳を越したあたりから稀に切れている場所もあったがさほど問題ではない。それよりも暑い...。越中沢岳を過ぎた後も微妙なアップダウンを繰り返しスゴ乗越まで。 スゴ乗越から間山までは単調な登り。間山から北薬師にかけては途中ゴーロあり。北薬師から先の薬師稜線は、北薬師の時点で雨が降っていたら暴風雨になると思った方が良いらしい。北薬師近辺は尾根がやや狭いが、薬師山頂後は広い。 薬師岳から薬師山荘まで一気に下ったのち、薬師平、薬師峠と進む。薬師平から薬師峠は基本沢沿いだが、一箇所藪側にも踏み跡がある場所があるので注意。 雨天時増水注意 8/10 薬師峠〜雲ノ平 薬師峠から一旦太郎小屋まで上がったのち雲ノ平方面へ。薬師沢までは、一度下ったのち、左俣出合付近は平坦で、その後再度下る。薬師沢は雨天時増水注意。薬師沢から雲ノ平の登りは滑りやすいのでこちらも雨天時、特に下りは注意。平坦になってしばらくすると木道が現れる。木道が現れればすぐに雲ノ平。 8/11 雲ノ平〜薬師峠 ピストンのため省略 8/13 薬師峠〜黒部五郎〜三俣山荘 薬師峠から、太郎山、北ノ俣岳までは何もない道。途中のハイマツ帯が悪天時は道が沢っぽくなりそうな気がする。黒部五郎のカールはガスっていると道がわかりづらそうなので注意。カールを一気に下ったのち、黒部五郎小屋まで平坦な道をトボトボ進む。 黒部五郎小屋から三俣までは急登。三俣の分岐を三俣山荘への巻道で抜ける。微妙に歩きにくい場所があり、事実我々は雷雨に見舞われたのもあり苦労した。 8/14 鷲羽水晶ピストン(帰りは黒部源流経由) 鷲羽までは単調な登り、ワリモは若干岩場だが怖くはない。ワリモを過ぎ、北分岐や水晶小屋までは平坦で歩きやすい道。水晶小屋から水晶岳は確かに岩場だが楽。ただし悪天時注意。 帰りは雷予報があったので黒部源流碑経由で帰宅。ワリモの北分岐から祖父岳手前の乗越まで下り、そこから黒部源流碑まで下る。流れている小川の水が美味しかった。何も危険はない道で、そのまま黒部源流碑まで。三俣まで登り返すが、こちらも危険箇所等はなく、ただ単に雰囲気の良い道。 8/15 三俣山荘〜双六小屋 三俣山荘から三俣峠、蓮華までは単調な登り。三俣蓮華から双六稜線は今まで無風だったのに風が吹き始めるくらいには強風の箇所らしい。双六は今年もガス...。 双六山頂からはケルンはあるものの平坦すぎて冬だと道迷いしそう。双六からの下りは若干岩っぽい箇所もあったがただの下り。 所用により筆者は中道分岐を往復したが、こちらは景色と雰囲気が良い平坦な道。 双六岳中道分岐から双六小屋までの下りは小屋が見え始めてから思ったより長かった、笑 8/16 笠ヶ岳ピストン 双六岳から笠ヶ岳間はこれまでの道に比べるとややマイナールート。道が整備され切れてない場所もあり、一部ハイマツや藪が登山道に飛び出ていたので掻き分けながら進む。危険箇所にも書いた通り、一箇所登山道を外れて迂回しないといけない場所があるのと、所々落ちたら詰むような斜面で道が細い場所があるので注意。 荷物が軽いおかげかもしれないが、総じて大きな問題はなく進んだ。 8/17 双六小屋〜槍ヶ岳 左俣岳のあたりまでは岩場もあまりないただの道。 左俣岳の先の西鎌尾根は確かにザレていたり鎖はあるが大きな問題は無し。但し悪天時は注意。千丈沢乗越を過ぎれば危険箇所は終わりで後は登るだけ。山荘が見えているのになかなか辿り着かない。 槍の穂先は高度感はあるが、梯子を登れれば問題なし。 我々は大喰岳も行ったが、3100m峰で槍の景色が良いので穂高方面に縦走せずとも暇な人は是非。槍ヶ岳山荘のテント場は一番乗りで一番大きい場所を用意してもらったにも関わらず7人用テントがギリなので、テントがでかいパーティーは早めに行くことをお勧めします。 8/18 槍ヶ岳山荘〜大天井岳 東鎌尾根は水俣乗越〜西岳付近が個人的には歩きづらい。全体的にゴーロ+梯子+鎖なので悪天時注意。西岳後の赤岩岳をすぎると後は簡単な縦走ルート。大天井ヒュッテから行ける2765の牛首展望台は眺望が良いのでお勧め。 ヒュッテから大天荘まで200mほどあげて終了。なだらかに登るだけだが暑くて大変だった。 8/19 常念岳+αピストン 午後からの雷雨予報のため3時発。大天荘から東天井岳を巻いて常念小屋までは日の出前でも容易。常念小屋から常念までの登りは岩岩しているが楽。常念から蝶ヶ岳方面の下の方は長い上に所々下づらくて大変。我々は元々蝶ヶ岳を目指していたが、午後からの雷予報により結局2512で撤退。帰りはピストンなので省略だが、とにかく暑かった。 8/20 大天荘〜燕岳〜中房温泉 大天荘から燕までは人気な道なだけあり危険箇所等なし。一箇所だけ梯子だか鎖があったはず。燕山荘から燕岳は近いようで遠い(片道1km)なので注意。燕山荘から中房温泉への合戦尾根はとにかく人が多く、その割に道がさほど広くはないのですれ違いの通行に時間がかかる。 中房温泉は登山口ちょうどに温泉あり。 |
その他周辺情報 | 折立からのバスは本数が限られているのでタクシー推奨。太郎小屋などで予約すると良い 新穂高温泉には温泉がある。 バスを乗り継いで松本等まで行ける。 中房温泉には温泉がある 中房温泉から穂高駅までバスあり。穂高駅から松本までは電車で30分程度 電波は基本何かしら入る。 前半(劔〜薬師)はau,docomo優勢 黒部五郎小屋以降、 黒部五郎小屋、三俣、双六、槍ヶ岳、表銀座はソフトバンクも昼間はずっと入る ※太郎平小屋のマスター曰く、黒部五郎小屋が発電している間はソフトバンクは入るらしい |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
天候に恵まれてよかった
※一部ログを撮り忘れた区間があります。ヤマレコが不自然に途切れている箇所はそうです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:364人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する