双六小屋を 訪ねたついでに 笠ヶ岳

2016年06月18日(土) ~ 2016年06月19日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 34.8km
• 登り: 2,788m
• 下り: 2,795m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 2:56
• 合計: 10:47

5:45 新穂高登山指導センター
6:54 7:04 わさび平小屋
7:27 0:00 小池新道入口
8:25 0:00 秩父沢出合
9:31 9:50 シシウドヶ原
10:29 10:50 鏡池
11:45 0:00 弓折乗越
12:18 12:41 くろゆりベンチ
13:15 14:21 双六小屋
15:26 16:03 双六岳
16:32 双六小屋

2日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:05
• 合計: 10:36

5:14 双六小屋
6:11 0:00 弓折乗越
7:15 7:26 大ノマ岳
7:50 0:00 秩父平
9:00 9:14 抜戸岳分岐
10:26 10:38 笠ヶ岳
10:50 11:08 笠ヶ岳山荘
11:52 0:00 笠新道分岐
12:47 0:00 杓子平
13:58 14:08 1920ｍ標識
15:05 0:00 笠新道登山口
15:50 新穂高センター

天候

6月18日　晴れ
6月19日　曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘前の駐車場利用。
AM5:15頃到着時、一番上の段に停められました。中段、下段はガラガラ。

写真

6/18 5:31

今回は、メインコメント by izshun でお届けします。

【1日目】6月18日（土）
5:31　深山荘前の駐車場　出発。
今回の山行は双六小屋で働くKちゃんを双六小屋まで送り届けるのが目的。
そのついでに、明日が天気良ければ笠ヶ岳を回って帰って来ようと言う計画。
3月にも来てるので、景色の違いが楽しみ♫
晴天がちょうど週末に重なってくれたので、YOKOちゃんも一緒に行ける事になった。

6/18 5:38

まだ日の差さないバスターミナル。
空は青空だ！
今日はかなり気温が上がるらしい・・・ササッと登って涼しい世界に行ってしまおう(^_^)

6/18 5:39

登山指導センターでトイレに行き、計画書をポストに入れる。

6/18 6:08

笠が岳側の岩山を見上げる。

6/18 6:08

長い林道歩き。
でも、話しながらなので時間が短く感じた。

6/18 6:16

林道のあちらこちらでタニウツギが咲いていた。

6/18 6:22

ベニバナイチヤクソウ。今年も毛木平に行きそびれたので見られてよかった。(yoko）

6/18 6:23

名前わからず。(yoko）

6/18 6:30

見上げると新緑のブナ林が光り輝いている。

6/18 6:30

中崎橋を渡ると太陽に当たる場面が多くなる。
笠新道の登山口はもうすぐ。

6/18 6:54

6:54　わさび平小屋着

6/18 6:55

まだ営業前です。
トイレは使用可能でした。

6/18 6:58

小屋の前の清流

6/18 7:06

オダマキ

6/18 7:06

ギボウシ…か？(yoko）

6/18 7:10

ギンリョウソウ

6/18 7:11

さっぱりわかりません。(yoko）

6/18 7:16

オオバミゾホオズキ。(yoko）

6/18 7:23

小池新道の登山口付近から抜戸岳方向を見上げる。
雲がかなりいい感じ。
完全に夏山の色してる(笑)

6/18 7:23

6/18 7:23

雪解け水により、下抜戸沢に滝が出来ている。

6/18 7:24

青空に映える白い花。なんでしょう。(yoko）

6/18 7:25

林道の水たまりにカエルの卵。

6/18 7:25

日差しが強い・・・

6/18 7:26

左の岩山が大ノマ岳。
右奥が弓折岳。
右奥の方へ進んで行く。

6/18 7:27

7:27　小池新道登山口に到着
バスターミナルから1時間40分くらいでようやく登山道。

6/18 7:28

登山口の橋から見える立ち枯れている大木。
水に浸かっているがなかなか倒れない。
でも、もうそろそろかなぁ・・・

6/18 7:31

残雪

6/18 7:52

樹林帯の登りは風がなく暑い・・・

6/18 7:56

タニウツギが青空に映える

6/18 8:00

わんさか咲いてます。(yoko）

6/18 8:02

良く整備された石段をトコトコ登る

6/18 8:07

奥抜戸沢の雪渓も微量に残るのみ。

6/18 8:07

去年の同じ季節は、この辺りはもうずーっと雪渓が続いていたんだけどなぁ。

6/18 8:22

秩父沢が見えました。

6/18 8:25

橋も掛かっています。

6/18 8:26

橋が無くて雪渓まで高巻きするとなると・・・
かなり遠い(笑)

6/18 8:33

ベニバナイチゴ

6/18 8:36

やっと雪渓がお目見え。

6/18 8:36

まぁ、一瞬で通過しちゃいますが・・・

6/18 8:40

秩父小沢

6/18 8:44

アカヤシオ？(yoko）

6/18 8:48

ヤナギラン？？ふわふわと毛が舞っていました。(yoko）

6/18 8:59

イタドリヶ原

6/18 9:01

6/18 9:01

焼岳と乗鞍岳

6/18 9:09

ミヤマキンポウゲ。(yoko）

6/18 9:30

ミネザクラ

6/18 9:34

シシウドヶ原に到着。
ベンチが有るので休憩してエネルギー補給。

6/18 9:46

見上げると雲がとってもいい感じ♫

6/18 9:50

ここからトラバース気味に鏡平から続く谷に入って行きます。

6/18 9:57

コイワカガミ

6/18 10:01

オオバキスミレ…か？(yoko）

6/18 10:02

6/18 10:04

キヌガサソウ

6/18 10:09

熊の踊り場にも残雪まったくなし。

6/18 10:09

ショウジョウバカマ

6/18 10:10

ダケワラビ

6/18 10:13

6/18 10:14

6/18 10:15

エンレイソウ。(yoko）

6/18 10:23

空を見上げる度に気持ち良くなる(^_^)

6/18 10:27

うーん？図鑑で見るとミツバノバイカオウレンにも見えるが…(yoko）

6/18 10:28

熊のおどり場から1段上がると・・・

6/18 10:29

鏡池に到着！

6/18 10:30

今日はとっても綺麗！！

6/18 10:36

逆さ槍もちゃんと映る。

6/18 10:33

3人で記念に。

6/18 10:36

6/18 10:37

板の上はポカポカで気持ちいい(#^.^#)

6/18 10:36

今年はこんなに綺麗な池ですが、

6/22 11:35

去年の6月22日はこうでした(笑)

6/18 10:36

雪なんて見る影もなし・・・

6/18 10:38

6/18 10:49

休みながら空を眺めていると・・・

6/18 10:50

雲の水分がプリズムとなり、虹のように。

6/18 10:51

朝のバスターミナルで会ったお二人は弓折岳中段のトラバース道を進んでる。
速いなぁ〜。

6/18 10:53

鏡平小屋も営業はまだ。

6/18 10:53

小屋前の橋もちゃんと掛けてくれていました。

6/18 10:54

池の畔には水芭蕉がここだけ咲いていた。

6/18 11:13

弓折中段に向かって尾根を登ります。
景色も良いし、植生が低くなって風も通るようになってきたので気持ちがいい。

6/18 11:13

鏡池を見下ろす。(yoko）

6/18 11:14

弓折岳中段には少し雪渓が残っている。
本来ならここから春道を使って弓折岳に直登するのだが、今回は雪も少ないのでトラバース道が開通していた。

6/18 11:16

雪の上は概ね平らで歩きやすい。

6/18 11:18

6/18 11:21

一部斜度のある場所は双六小屋スタッフによって階段状に雪が切られているので安心して越えられる。

6/18 11:23

Kちゃん、トレランシューズで雪渓を登る。

6/18 11:26

サンカヨウ。(yoko）

6/18 11:28

シナノキンバイ

6/18 11:30

6/18 11:35

振り返ると鏡平

6/18 11:36

少し雲が多くなってきてはいるものの、まだまだ槍ヶ岳の美しい景色を望める。

6/18 11:44

さぁ、稜線はもうすぐそこだ！！

6/18 11:44

稜線に出る雪庇の雪も、普通に歩いて登れた。

6/18 11:45

6/18 11:46

お疲れ様〜。
Kちゃん、今年はちゃんと自分でザックを背負ってここまで登ってきた(笑)
しかも前回よりも1時間以上速く歩いている！！
体力付いたんだね。

6/18 11:46

穂高連峰

6/18 11:46

槍ヶ岳

6/18 11:46

お花畑の稜線に突入〜♫

6/18 11:47

弓折岳方面

6/18 11:48

風も心地よいし、快適な稜線歩き。
下界は暑いんだろうなぁ・・・ふふふ

6/18 11:48

西鎌尾根の右俣乗越しの向こうに大天井岳が見えた。

6/18 11:54

6/18 11:54

北鎌尾根。(yoko）

6/18 11:55

双六岳が見えてきた。

6/18 11:57

お！雪渓の向こうに鷲羽岳と水晶岳。

6/18 11:58

稜線上の雪田も早々に消えてなくなりそうです。

6/18 11:59

花見平もこの通り(^^)/
ショウジョウバカマのみ咲いていました。

6/18 11:59

6/18 12:00

このルートは稜線に上がるまでが長いけど、上がってからの稜線歩きは平和そのもの♫

6/18 12:05

絶好の撮影スポットが！！
ハクサンイチゲと槍ヶ岳。

6/18 12:06

いろんなアングルで撮ってみます。

6/18 12:06

6/18 12:06

絵になるよねぇ〜、槍ヶ岳♫

6/18 12:07

6/18 12:07

6/18 12:13

むむむ、向こうに見える赤い屋根は・・・

6/18 12:13

双六小屋見えました。
鷲羽岳を背負っています！

6/18 12:16

急坂を下ると、くろゆりベンチ。

6/18 12:18

双六小屋までもうすぐそこだけど、ここでお昼ご飯を食べることに。

6/18 12:16

ちょっと気が早い気がするけれど、北アルプスの春はやっぱり気持ちがいいねぇ〜。

6/18 12:41

一時は雲が多くなりましたが、いつの間にか青空が広がり、槍ヶ岳にいい感じの雲が流れてきました。

6/18 12:43

お花たちも喜んでおります。

6/18 12:43

いや〜、平和だ(^_^)/

6/18 12:46

振り返ると笠ヶ岳が頭を出していた。
あちらはかなり雲が多い。

6/18 12:47

絵になる小屋だよな〜・・・
映画でも撮ればいいのに。
そしたら出演してやってもいいのに・・・

6/18 12:47

テン場にはテントが6張。

6/18 12:49

そんな背の低い靴じゃあ、中に雪入っちまうんだぜぃ(^^)

6/18 12:51

おおぶりのシナノキンバイ。華やかです。(yoko）

6/18 12:52

キヌガサソウ。群落がいくつも見られました。(yoko）

6/18 12:53

6/18 12:56

ここからトラバース気味に双六小屋に下って行きます。
3月はここが結構な斜度で厳しかった・・・

6/18 13:02

さぁもう目と鼻の先ですよ〜。

6/18 13:09

最後はダラダラーっと登ります(^_^;)
地味に疲れる・・・

6/18 13:10

おやっ？誰か走ってくる。

6/18 13:10

むむ・・・青い人。

6/18 13:10

青い人ぉぉぉぉ〜〜！！

6/18 13:10

そして熱い抱擁〜！！！

6/18 13:11

Kちゃんの旦那さんのY君でした(^_^)
お迎えありがとうございます。

6/18 13:15

話しながら双六小屋へ。

6/18 13:15

13:15　双六小屋到着

6/18 13:18

小屋前で記念写真。
今年もお世話になります。

6/18 14:21

小屋で一休みして、YOKOちゃんと双六小屋まで行ってくることに。
カメラだけ持って出発。

6/18 14:39

稜線ルートは雪渓が急なので、中道ルートの途中から双六岳へ登るルートが有るとの事。
ちゃんと看板が付いているので親切。

6/18 14:40

振り返ると樅沢岳の向こうに槍ヶ岳。

6/18 14:47

ところどころ雪渓を横切ります。
危険な場所はなし。

6/18 14:49

キバナシャクナゲが沢山咲いていました。

6/18 14:51

6/18 14:51

6/18 14:56

この看板の場所から稜線の方向へ雪渓を登って行きます。
途中には赤符もある。
下って来る時は、角度的に双六小屋の方向じゃない方へ進んでしまいそうなのでご注意を。

6/18 15:09

登り切ると平坦な場所に出て、

6/18 15:10

稜線ルートの途中に出てきます。

6/18 15:10

双六岳の象徴的な稜線風景。

6/18 15:10

山頂も近いです。

6/18 15:12

なんか、YOKOちゃんの画像を張り付けたみたいに見える(笑)

6/18 15:18

雲は多くなり、霞み気味ではあるけれど、まだまだ景色は楽しめる。

6/18 16:02

15:20　双六岳山頂　2860.3m

6/18 15:24

バスターミナルで会ったYOKOちゃんの知り合いに、山頂でも出会った。

やったね！tamagooさんと2ショット♪(yoko）

6/18 15:25

僕らの写真も撮っていただきました。

6/18 15:26

槍ヶ岳をバックに。

tamagooさん、どうもありがとうございました！(yoko）

6/18 15:26

黒部五郎・薬師方面

6/18 15:27

稜線ルートと鷲羽岳・水晶岳

6/18 15:27

槍ヶ岳と北鎌尾根

6/18 15:28

燕岳

6/18 15:28

水晶岳・赤牛岳の稜線の向こうに立山

6/18 15:28

大天井岳

6/18 15:28

もう一度燕岳（左）
右の高いところに燕山荘の赤い屋根が見える。

6/18 15:30

黒部五郎岳のカールの雪もかなり少ない状況・・・

6/18 15:30

薬師岳は山頂にガスが掛かっていた。

6/18 15:29

山頂は風も穏やかでとても静かだった。
石の上に腰掛けてのんびりする。

6/18 15:31

先ほど会った二人が稜線を歩いてる。

6/18 15:32

手をつないで歩いてるように見える〜(^.^)

6/18 15:34

緩やかな双六と、険しい槍の対比が素晴らしい。

6/18 16:03

いい写真撮れてご満悦♫
さて帰ろう。

6/18 16:11

下りの雪渓は足スキーでササーっと行きます。

6/18 16:12

YOKOちゃんもストックなしで上手い。

6/18 16:15

6/18 16:25

鷲羽・水晶。

6/18 16:34

16:34　双六小屋
今夜のお宿はコチラ。

6/18 16:50

即行でビール！
その後ワイン。
山頂で会ったお二人も加わって山の話をする。

6/18 18:10

夕食は小屋スタッフと一緒にいただきます。
YOKOちゃん、もう既に目がまったりしてます(笑)

6/18 18:11

今年から唐揚げを販売するらしく、只今練習中。
「テントのみなさん、ビールとセットで唐揚げいかがですかぁ〜♫」
野球場のビールの売り子スタイルでやったら飛ぶように売れそうだ(笑)

6/18 19:07

夕食後、ちょこっと外を散歩。
樅沢岳の方に月が浮かんでいた。
想像以上に寒かったので、早々に退散。
談話室で再びビールを飲むが、YOKOちゃん一瞬で寝てしまう・・・

6/18 19:52

歯を磨いて部屋に行くと、
「もう寝てるー！」

すやすや・・・(yoko）

6/19 4:20

【2日目】6月19日（日）
4:00　起床
空が赤くなって来ていると言う情報から外に出てみると・・・

6/19 4:20

おー、なかなかいい感じの雲が出ているじゃない！

6/19 4:21

燕岳〜唐沢岳までの稜線の上が華やかに染まっている。

6/19 4:21

左端に鷲羽岳

6/19 4:21

6/19 4:21

6/19 4:22

6/19 4:23

6/19 4:23

空が燃えているかのような朝焼けだった。

6/19 4:24

鷲羽岳

6/19 4:24

小屋の周りには宿泊客や小屋スタッフがご来光を観に出てきていた。

6/19 4:24

樅沢岳方面
今日は夕方から雨が降る予報だけど、今のところ空はいい天気だ。

6/19 4:31

小屋に戻って昨夜作ってもらっていたオニギリで朝食。

6/19 5:14

さて出発します。
Y君、Kちゃんに見送っていただきました(^_^)
大変お世話になりました。ありがとう。

6/19 5:15

秋まで体調に気を付けて頑張ってね〜。
夏の縦走でまた来ますね〜。

6/19 5:16

5:16　双六小屋 出発
弓折乗越まで同じルートを戻り、笠ヶ岳を目指します。

6/19 5:20

笠が岳は遥か遥か遠く彼方です・・・

6/19 5:20

双六池は少しだけ姿を見せていました。

6/19 5:21

さようなら〜

6/19 5:34

トラバース道を抜けて再び稜線に出ました。

6/19 5:34

槍ヶ岳も、

6/19 5:34

穂高連峰も見えています。

6/19 5:38

双六岳

6/19 5:40

鷲羽岳と双六小屋

6/19 6:01

花見平

6/19 6:03

弓折のトラバース道が見えてきた。

6/19 6:04

朝日に照らされるYOKOちゃん。

6/19 6:06

ナントカチドリも咲いてた。(yoko）

6/19 6:11

弓折乗越に到着。
ここから笠ヶ岳方向へ稜線を進んで行きます。

6/19 6:12

眼下には鏡平。

6/19 6:12

まずは弓折岳へ。

6/19 6:19

アオノツガザクラ。(yoko)

6/19 6:20

6:20　弓折岳山頂　2588.4m

6/19 6:23

ここから大ノマ乗越までガクンと下ります。

6/19 6:23

わさび平を見下ろす。

6/19 6:27

ダケカンバ帯を下る。

6/19 6:28

ミネザクラと双六岳

6/19 6:34

大ノマ乗越に到着

6/19 6:34

6/19 6:39

大ノマ岳まで一気に高度を上げる。
行く手はいい感じの青空。

6/19 6:55

今日の天気はあまり期待していなかったので、この青空は得した気分だった。

6/19 6:58

残り僅かな雪庇の上を歩く。

6/19 6:59

雪庇に上がると黒部五郎岳が見えた。

6/19 6:59

6/19 6:59

快適快適〜♫

6/19 7:05

6/19 7:08

変な雪のオブジェ

6/19 7:11

熊糞

6/19 7:26

大ノマ岳の直下で休憩。
風がヒンヤリして来て寒いので、下り切る秩父平まで一枚着て歩くことにした。
今日は西風ではなく、稜線の東側から風が吹いている。

6/19 7:31

けっこう崖っぷちを歩く場所もあるが、危険を感じるような場所はなかった。

6/19 7:33

抜戸岳が迫ってきた。

6/19 7:38

お！チングルマが咲いている！！

6/19 7:40

秩父平からの急登部分。
ここは急登区間だが、登りなので問題なく登れると思う。

6/19 7:47

カールの雪解けもかなり進んでいる。

6/19 7:47

この季節は雪渓からの雪解け水を汲むことが出来るようだ。

6/19 7:50

7:50　秩父平着
この辺りが笠ヶ岳までの中間地点。
急登に備えてここでストックを出した。

6/19 7:56

う〜む・・・曇ってきたなぁ。

6/19 7:57

最初の急な場所。
キックステップで登れば滑り落ちるような場所ではない。

6/19 8:00

いまにも消えそうな雪渓の上を歩く。

6/19 8:00

6/19 8:03

秩父岩

6/19 8:03

雪解け水で地面がぬかるんでいる場所が多い。

6/19 8:05

乗越に人が。
この後4人のパーティーとすれ違った。

6/19 8:13

夏道はジグザグに付いているけど、雪が有ると一直線に登れるのであっという間。

6/19 8:13

6/19 8:15

乗越の看板

6/19 8:16

急登を登り終えて、お疲れ様〜。
ストックはしまう。

6/19 8:20

ミネズオウ。(yoko）

6/19 8:27

ガラガラとした夏道を登る。
この辺りはとってもハイマツガ豊かな斜面だ。
ライチョウに出会えそうな感じだったけれど、結局最後まで会う事は出来なかった・・・

6/19 8:32

ひと登りすると笠ヶ岳が見えてきた。
ふふふ〜、ここからは早いよ〜♫

6/19 8:34

かなり雲は多いけれど、時間はまだ8時半。
お昼くらいまではもってくれるといいけどな・・・

6/19 8:39

笠が岳まではまだかなり距離が有るけど、ここからはアップダウンのとても少ない稜線なので、ドンドン笠ヶ岳が近付いてくる快適なルートである。

6/19 8:44

笠が岳をズームで。

6/19 8:48

さぁ行ってみよう！！

6/19 8:55

夏道は抜戸岳はをトラバース。

6/19 9:14

小屋泊まりだと荷物が軽くて楽だよね〜。

6/19 9:15

笠新道分岐に到着。
天気が悪ければ笠ヶ岳はパスして下っても良いかと思っていたけど、まだしばらく平気そうなので笠ヶ岳に向かいます。
笠新道は今まで一度も歩いた事のない道。
けっこう悪名高いルートだけど、何気に楽しみ。

6/19 9:20

東からの風が結構冷たくなってきて、稜線の西側を歩きたい気分が強くなる。

6/19 9:25

崖の上から新穂高温泉が見えた。

6/19 9:29

遠いようで近い稜線。

6/19 9:35

振り返ると槍ヶ岳の穂先は遥か遠くに・・・

6/19 9:38

3月に歩いた時の記憶と比べながら歩く。

6/19 9:41

抜戸岩が見えてきました。

6/19 9:44

本当に岩の戸を抜けて行くような感じ。
なんでここだけこんな地形になったんだろうなぁ。

6/19 9:52

槍の穂先がにょきっとな。(yoko）

6/19 9:52

6/19 9:54

さて、あとひと登りすれば笠ヶ岳のテン場に着くよ〜。

6/19 10:00

ありがとう！

6/19 10:00

テン場に到着。
テン場は半分くらいまだ雪に隠れていた。

6/19 10:05

小屋までの最後の登り。

6/19 10:06

雪渓も少し登る。

6/19 10:09

最後のひと登り。

6/19 10:11

10:11　笠ヶ岳山荘着

6/19 10:12

入り口のガラス戸に穂高と僕らが写る(笑)

6/19 10:13

抜戸分岐からはあっという間だった。
山荘にザックをデポして、取り敢えず山頂に行く事にする。

6/19 10:20

平たい岩が無数に敷き詰められた道を登って山頂を目指す。

6/19 10:20

ずいぶん霞んではいるものの、意外と遠望が利きます。

6/19 10:20

奥穂高岳

6/19 10:25

山頂の祠が見えた。
無事にここまで来れた事を感謝してお参りする。

6/19 10:28

天気がもってくれて本当に良かった。

6/19 10:28

雲ノ平や立山・剣岳

6/19 10:28

左から北ノ股岳・黒部五郎岳・薬師岳

6/19 10:29

6/19 10:28

ほとんど同じ高さだけど、山頂は向こうの峰と言う事になっているので行こう。

6/19 10:30

10:30　笠ヶ岳山頂　2897.5m
お疲れ様(^_^)
ロングルート、YOKOちゃんも良く頑張ったね。
まぁ、まだ先は長いけどね(笑)

6/19 10:33

槍・穂高連峰

6/19 10:33

いつも思うけど、ここから見る穂高岳山荘に続く白出沢ルートは崖にしか見えない(笑)

6/19 10:34

槍・穂高をバックに記念写真。

6/19 10:35

3月に登ってきたクリヤ谷ルートを見下ろす。

6/19 10:35

ライチョウ岩あたりのトラバースルート。

6/19 10:36

YOKOちゃん、笠ヶ岳の看板がお気に入りのようで、まだ持ってる(笑)

6/19 10:36

まだ持ってる〜

6/19 10:36

またまた持ってる〜

6/19 10:37

じゃあ僕も(笑)

6/19 10:37

播隆平。

6/19 10:38

遥か向こうに双六小屋の端っこが見えた。

6/19 10:39

水晶岳

6/19 10:39

立山の御山と剱岳。
手前の台地が雲ノ平。

6/19 10:39

薬師岳

6/19 10:39

黒部五郎岳

6/19 10:47

山荘まで下ってお昼ご飯にする。

6/19 10:48

小屋スタッフは小屋開け準備真っ最中。
トイレをお借りしようとしたら、営業前だから貸さないと言われた。
仕方なく新穂高まで延々と我慢する事に・・・(^_^;)

6/19 10:50

双六小屋で詰めてもらったお弁当をいただいます。
パッケージが素敵です。

6/19 10:51

いっただきま〜す(^o^)/

6/19 10:55

あれ、あれれれれれ〜！！
笠ヶ岳の裏からガスがぁ・・・

6/19 10:59

あっという間に槍までガスに包まれてしまいました。

6/19 11:08

笠ヶ岳山頂も・・・
先に山頂行っといてよかった〜。

6/19 11:08

お弁当を美味しくいただき、笠新道分岐まで戻ります。
ガスに覆われると一気に寒くなってきたので、レインウェアを着て山荘を出発した。

6/19 11:10

山荘下の雪渓は足スキーでツツツ〜と滑り降りる。
雪が有ると本当に早い。

6/19 11:13

また来ます。

6/19 11:15

時々ガスがかすめて行く稜線を足早に進む。
こういう景色も嫌いではない。

6/19 11:24

イワヒバリ。

6/19 11:24

むむ・・・
ガスに紛れて、僅かな水滴を感じる(-_-;)
でもまだ本格的に降り出すまでには余裕が有りそうな予感。

6/19 11:27

抜戸岩を抜ける。

6/19 11:52

笠新道分岐に到着
さっきの予感は大幅に外れ、着るか着ないか迷うくらいの雨が降り出してきてしまった。

6/19 12:05

抜戸岳分岐から笠新道を進み、登り切ったところで雨装備に切り替える。
ここまで来れば、後はほぼ全て下りなので、暑くて大変な事もないだろう。

6/19 12:18

後はトボトボと新穂高まで下るのみ。
予報よりも降り出す時間が早かったものの、ここまで持ち堪えてくれて感謝感謝♫
この後雨は断続的に降ったので、上でレインウェアを着て正解だった。

6/19 12:34

杓子平までのカール地形のルートはなかなか見応えのある景色だったが、雨でカメラをあまり出せなかったのが残念。
欲を言えば、杓子平まで雨が降らなかったら最高だったかな。

6/19 12:42

ガスがカールを駈け登って行く。

6/19 12:44

6/19 12:46

ところどころでチングルマが咲きだしていた。

6/19 12:47

12:47　杓子平着
ここから樹林帯の急斜面をジグザグに下って行く。

6/19 13:10

6/19 13:19

6/19 13:33

途中、穂高の景色を眺められるのであろう場所がいくつかあるが、ひたすら急坂の下りが続く。
ほとんど真下に佐俣沢が見えるので、相当な急斜面に作られたルートなのが分かる。
急斜面をジグザグに降りて行くので、本当に急な場所は少ないが、その分時間が掛かってじれったい感覚もあった。

6/19 13:38

時々、標高の記載された看板が置かれていた。

6/19 13:42

早咲きのニッコウキスゲにいくつか出会えた。
かなりニッコウキスゲがたくさんあるルートのようだった。

6/19 13:50

空はけっこう明るくなったりするんだけど、なかなか止んではくれない。

6/19 13:58

あと1時間で林道か。
足がけっこう疲労して来ているけど、もうひと頑張りだ！

6/19 14:10

6/19 14:42

6/19 15:01

サイハイラン。初めてお目に掛かります。(yoko）

6/19 15:02

あ！見えたー！！

6/19 15:04

YOKOちゃんも到着。

6/19 15:04

双六からのロングルート、本当にお疲れ様でした〜(^_-)-☆

6/19 15:06

でもまだ駐車場まで歩くんだけどね〜(笑)
林道歩きはけっこう寒かった。
トイレがヤバいんですけど・・・

6/19 15:15

オオヤマレンゲかな？行きは咲いてなかったような。(yoko）

6/19 15:41

アスファルトの道になると足がとっても痛い。
新穂高に下山する時って、なんか雨に降られる時が多いような・・・

6/19 15:50

15:50　登山指導センター着
無事下山しました。

6/19 15:57

さぁ、温泉に入ってお家に帰ろう(^_^)

撮影機器：

iPhone 6 Apple

NIKON 1 AW1 NIKON CORPORATION

NIKON D700 NIKON CORPORATION

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

yokowv

この時期の双六、行ってみたかったんです。
といっても、今年の「この時期」は例年の「この時期」とは随分様子が違うようでしたが…（笑）
初日は天気にも恵まれ、色々なお花に出会え、tamagooさんにも出会え（！）、双六小屋で楽しく過ごせ、未踏の笠新道も歩くことができ、充実の2日間でした。
お陰様で筋肉痛です。

izshun

今回は双六小屋に働きに行くKちゃんの付き添いと言う事で、昨年に引き続き新穂高温泉から双六小屋を目指す。
今回はちょうど晴天が週末に重なったので、YOKOちゃんも一緒に行く事が来た。
3人で話しながら進むと、時間も短く感じ（実際にペースも早かったけど）、長い林道も退屈せずに歩くことが出来た。

去年もほぼ同じ日に歩いているのに、今年は雪渓をほとんど歩かずに鏡平まで到着する。
去年とのあまりの違いに、夏以降の水不足が心配になってしまうような光景だった。
鏡平から先も雪はほとんどなく、弓折岳中段からのトラバース道も普通に通る事が出来るようになっており、春道の弓折岳直登ルートを通る必要もなかった。

稜線に出るとハクサンイチゲやシナノキンバイがあちこちに咲き誇り、1か月くらい早いんじゃないかと思う平和な景色が広がっていた。
双六小屋に無事到着し、YOKOちゃんと二人で双六岳まで行ってきた。
双六岳までは春専用のルートが作られており、歩きやすい道を難なく行って来れた。

夕食は小屋のスタッフと一緒に厨房でご馳走になる。
山小屋に泊まる事がほとんどない僕は、小屋泊まりすると勝手がわからずパニクってしまう事が有るが、ここには知り合いが居るので安心して泊まれる(笑)

翌朝外に出ると、上層雲が赤く染まり、なかなか綺麗な朝焼けを楽しむことが出来た。
今日は天気が下り坂で、夕方には雨が降り出す予報になっていたので、綺麗な朝焼けを眺めることが出来てラッキーだったと思う。
去年はここから槍を経由して新穂高に戻ったので、今年は笠ヶ岳に登り、今までに歩いた事のない笠新道を下る計画にした。
笠ヶ岳までの稜線にはほとんど雪はなく、秩父平から抜戸岳の稜線に上がるカール地形に一部雪が残るくらいだった。
雪渓がないとグニャグニャとした夏道を進むことになるので疲れる。
それでもたくさんの花を楽しみながら、景色を楽しみながら歩くことが出来た。

笠ヶ岳山頂までは遠望の利く天気のまま登頂できたが、山荘に戻って昼食を食べていたらガスがあっという間に景色を閉ざしてしまい、笠新道の分岐まで戻る間に雨が降り出してきた。
予想以上に早く降り出してしまったが、あとは下るだけのところまで天気がもってくれたのは有り難かった。

笠新道は話に聞いていた程大変なルートには感じなかったが、ただひたすらに下り続けるルートで、面白みに欠ける。
クリヤ谷ルートの方がずっと変化に富んでいて面白いと思った。

今回も双六小屋の皆さんにはたくさんのおもてなしをいただき、本当に楽しい山行だった。
特に今年は雪も少なく、別に僕らが付き添わなくても行けたんじゃないか？(笑)とも思えたので、熱いおもてなしに少々申し訳なさも感じてしまいました(^_^;)
来年はドッカリと雪が積もって、今年の分もお役に立てると良いですが。

それにしてもこの雪の少なさは本当に異常。
小屋によっては水の確保が難しい為に、早めに営業を終了する・・・なんて情報も流れだしているので、本当に今年の夏以降の登山が心配です。

コメント

ssPENTAGONss

こんにちは
izshunさん、yokowvさん、こんにちは

朝、笠新道の入口で声をかけて頂いた親子です。
双六まで行かれるとの事でしたが、笠ヶ岳も回られたのですね。
以前、izshunさんの雪陵歩きのレコにとても感動しておりました。
このレコを見るまでは、朝お会いしたのがまさかizshunさんだとは思いませんでした。
嬉しさのあまり思わずコメントしてしまった次第です。

日曜は予報より早い雨に、私達もクリヤの谷でトボトボ歩いていました。
でも、朝焼けは最高でしたね♪

またどこかの山でお会いできる事を楽しみにしております。

izshun

Re: こんにちは
ssPENTAGONssさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。

3月の記録を見てくださっていたとの事、ありがとうございました。
単独行だったので顔が写っている写真は殆ど無いですし、分かりませんよね(^_^)

あの日は暑い日だったので、笠新道は杓子平まで蒸し暑い登りが続いて大変だったのではないでしょうか。
ssPENTAGONssさんの記録も観させていただきました。
息子さんもよく頑張りましたね！
クリヤ谷は積雪期はそんなに長く感じませんでしたが、無雪期は長いですね。
お疲れ様でした(^_^)/
またどこかで見掛けましたら声掛けてください！

yokowv

Re: こんにちは
ssPENTAGONssさん、こんばんは！
ヤマレコユーザーさんだったのですね。
暑かった土曜日、笠新道を登るのはさぞかし汗だくだったことでしょう。
でも笠ヶ岳の小屋やテン場は眺めがいいから登り甲斐はありますよね。泊まるには最高のロケーション！笠ヶ岳は私はこれで2度目の登頂ですが、まだ泊まったことはないので一度は泊まってみたいです。でも笠新道は登りたくないのでクリヤ谷から登ろうと思います（笑）
またどこかで！

tamagoo

嬉しかったです(´▽｀*)
yokoさん☆　izshunさん☆
こんばんは(*'▽')
今頃の遅コメントで失礼します

双六では、お二人に会えてほんと感激でした( *´艸｀)
小屋の談話室では図々しくお邪魔しちゃってすみませんでした！
でも、温かく迎え入れてくださりありがとうございました
垂れ流しのトイレの話とか（衝撃的すぎて頭から離れない笑。）、たまごの話とか、伊那谷の話とかできて、も〜いい思い出です(●´∪`●)

次の日は、笠ヶ岳までお天気もったんですね(ﾟ∀ﾟ)
山頂のお二人の写真がとってもステキ(〃ﾉωﾉ)♡
私もあの看板、一人じゃなくて誰かと一緒に持ちたーい( ˘•ω•˘ )

あの日の帰り道、小池新道を親分と歩きながら、
「雪がついてるとこの辺どうやって歩くんだろうね。」
とか話しながら帰ってました。そしたら親分が、
「３月に笠から双六、槍ヶ岳まで歩いてるレコがあったぞ。」
って言ってました。
「槍まで行くってどんな人〜(￣▽￣)‼」
って盛り上がってましたが…
どうやらその人って…izshunさんですね笑(´゜ω゜):;*.':;
帰ってからレコ見て、ビックリ仰天でした！
その時のお話も是非聞いてみたかったです！残念(ΦωΦ)

またステキなレコ、楽しみにしています(*´ω｀)

izshun

Re: 嬉しかったです(´▽｀*)
tamagooさんこんばんは。
書き込みありがとうございます(^^)/

そうなんです。
3月にも笠・双六・槍を歩いていた「どんだけ〜」な男は僕でした(笑)
今回はその時との景色の違いを楽しみながら歩くことが出来ました。
夏道は雪道と違って無駄にジグザグしてるので、冬より遠く感じます・・・

小屋では少々話し足りない感がありました。
またどこかで会ったら垂れ流しトイレについてと、息を吸うと星が見えるトイレについて、もう少し掘り下げたいですよね〜。
今年の夏休みは北アルプスをウロウロしていますので、お会いしましたらよろしく(^_^)v

P.S：笠ヶ岳の看板は親分と一緒に持ったらいかがでしょう

yokowv

Re: 嬉しかったです(´▽｀*)
tamagooさん、こんばんは！コメントありがとうございます。
私もtamagooさんに会えて嬉しかったです！山頂や談話室でのおしゃべりも楽しかった♪
でもまだまだ話し足りない＆飲み足りない感じ…。なのでいつかどこかで、テン場で一緒に飲んだりしたいなぁ〜なんて野望を抱いています（笑）
ではではまたどこかで！