ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7061178
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

晴天の赤石、暴風雨の聖、上河内・茶臼

2024年07月23日(火) ~ 2024年07月25日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
21:42
距離
40.6km
登り
4,401m
下り
4,575m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:21
休憩
0:54
合計
8:15
5:42
5
6:59
23
7:22
73
8:35
8:58
30
9:28
63
10:31
43
11:31
11:38
7
12:03
12:10
4
12:14
12:21
63
13:24
33
2日目
山行
6:20
休憩
0:20
合計
6:40
5:16
47
6:03
15
6:18
15
6:49
6:55
33
7:28
35
8:03
7
8:10
8:12
28
8:40
8:46
57
9:43
18
10:01
10:02
25
10:27
10:29
29
10:58
10:59
38
11:37
16
11:53
11:54
2
11:56
3日目
山行
6:20
休憩
0:25
合計
6:45
4:45
2
4:47
4:59
60
5:59
27
6:26
6:27
7
6:34
6:35
4
6:39
6:40
62
7:42
7:44
21
8:05
8:12
60
9:12
43
10:38
10:39
21
11:00
2
11:02
28
11:30
畑薙ダム沼平ゲート
天候 7/23晴れ、24と25はガス、24の10時台に暴風雨(感想欄ご参照)
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
静岡駅近くでタイムズカーを借りて畑薙ダム湖畔の沼平ゲート前駐車場まで往復。3泊4日、距離料金含めて25,570円だった。

沼平の駐車可能台数は情報ソースによって20台とか30台とか書かれているが、この時期はゲートの手前数十メートルのところに臨時駐車場も作られていて、その倍は停められそうに見えた。自分が見た時は、平日のせいか行きも帰りも3〜4割の空きあり。

行きはそこから畑薙夏季臨時駐車場まで2.8キロ歩いて特殊東海のシャトルバスで椹島ロッジへ。

帰りは茶臼岳登山口に下山後、2.6キロゆるジョグして沼平へ。
その他周辺情報 椹島ロッジと百瞭胸海硫箸六馨屋WiFiに加入すればWiFi利用可能。
https://yamagoya-wi2.com/

百瞭胸海硫箸叛司疹屋は今シーズンいずれも食事提供なしと公表されているけれど、自分が利用した日はレトルトのランチは頂くことができた。百瞭胸海硫箸任魯レー、聖平小屋ではこれに加えてキーマカレー、マーボ−丼、親子丼、五目丼。

下山後は白樺荘で入浴、食事。百瞭兇叛司燭領省で同宿だったソロハイカーさん3人とバッタリ再会でき、同窓会のようで嬉しかった(彼らは聖岳登山口→椹島→シャトルバス→マイカーで白樺荘へ)。

白樺荘のあと、車で寸又峡温泉翠紅苑に移動して温泉ハシゴ。
畑薙第一ダムの堰堤から茶臼岳。堰堤の南端からなら右端に上河内岳も映せたかも?
2024年07月22日 13:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/22 13:52
畑薙第一ダムの堰堤から茶臼岳。堰堤の南端からなら右端に上河内岳も映せたかも?
特殊東海のシャトルバスの中から。一番奥で尖っているのが奥聖岳とのこと。
2024年07月22日 15:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/22 15:40
特殊東海のシャトルバスの中から。一番奥で尖っているのが奥聖岳とのこと。
同じくバスの窓越しに、こちらは赤石岳。
2024年07月22日 16:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/22 16:00
同じくバスの窓越しに、こちらは赤石岳。
6年ぶりの椹島ロッジ。リニア関連の作業員宿舎などがたくさん作られていた。
2024年07月22日 16:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/22 16:36
6年ぶりの椹島ロッジ。リニア関連の作業員宿舎などがたくさん作られていた。
翌朝、大倉尾根から登山開始、6時過ぎに樹間から朝陽!
2024年07月23日 06:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 6:10
翌朝、大倉尾根から登山開始、6時過ぎに樹間から朝陽!
赤石小屋に着いて、赤石岳を望む。
2024年07月23日 08:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 8:38
赤石小屋に着いて、赤石岳を望む。
そして今回一番の目的、聖岳。右奥で尖っているのは兎岳。
2024年07月23日 08:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/23 8:38
そして今回一番の目的、聖岳。右奥で尖っているのは兎岳。
小屋の裏に寄り道すると荒川三山も。6年前はこのビューポイントに気づかなかった。
2024年07月23日 08:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 8:40
小屋の裏に寄り道すると荒川三山も。6年前はこのビューポイントに気づかなかった。
2564m峰目指して寄り道をさらに奥に進むと、きれいなハクサンシャクナゲと
2024年07月23日 08:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/23 8:44
2564m峰目指して寄り道をさらに奥に進むと、きれいなハクサンシャクナゲと
富士山が頭だけちょこん!
2024年07月23日 08:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 8:47
富士山が頭だけちょこん!
2564m峰の三角点。
2024年07月23日 08:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 8:46
2564m峰の三角点。
大倉尾根に戻って、富士見平に到着。うしろは赤石・小赤石。
2024年07月23日 09:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 9:30
大倉尾根に戻って、富士見平に到着。うしろは赤石・小赤石。
荒川三山が赤石小屋裏よりも大きくなった。
2024年07月23日 09:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 9:30
荒川三山が赤石小屋裏よりも大きくなった。
聖岳。兎岳が赤石岳南稜に隠れた一方で左奥に上河内岳が姿を現した。そのさらにうしろは大無限岳。茶臼は上河内の裏かな。
2024年07月23日 09:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 9:31
聖岳。兎岳が赤石岳南稜に隠れた一方で左奥に上河内岳が姿を現した。そのさらにうしろは大無限岳。茶臼は上河内の裏かな。
そして富士山が今度はドカーン!
2024年07月23日 09:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 9:31
そして富士山が今度はドカーン!
ウサギギク
2024年07月23日 09:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 9:48
ウサギギク
キバナノコマノツメかな?
2024年07月23日 10:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:08
キバナノコマノツメかな?
オトギリソウは花から実に移行中。
2024年07月23日 10:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:10
オトギリソウは花から実に移行中。
タカネグンナイフウロ。内から外へのグラデーションがきれい。
2024年07月23日 10:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:11
タカネグンナイフウロ。内から外へのグラデーションがきれい。
北沢源頭部。標高2780mあたりで撮っているのに、まだ上にこれだけの沢があるというのがすごい。
2024年07月23日 10:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 10:16
北沢源頭部。標高2780mあたりで撮っているのに、まだ上にこれだけの沢があるというのがすごい。
トリカブト
2024年07月23日 10:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:22
トリカブト
カラマツソウ
2024年07月23日 10:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:24
カラマツソウ
ミヤマミミナグサ
2024年07月23日 10:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 10:25
ミヤマミミナグサ
タカネグンフウロが一面に!
2024年07月23日 10:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:46
タカネグンフウロが一面に!
タカネヤハズハハコかな? この花の写真を撮ったのはたぶん初めて。
2024年07月23日 10:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:46
タカネヤハズハハコかな? この花の写真を撮ったのはたぶん初めて。
ヨツバシオガマ
2024年07月23日 10:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:47
ヨツバシオガマ
ミヤマコゴメグサ
2024年07月23日 10:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:49
ミヤマコゴメグサ
ミヤマキンポウゲ
2024年07月23日 10:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 10:52
ミヤマキンポウゲ
ハクサンイチゲと赤石岳。
2024年07月23日 11:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 11:02
ハクサンイチゲと赤石岳。
チングルマが青空に映えるなー。
2024年07月23日 11:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/23 11:03
チングルマが青空に映えるなー。
イブキジャコウソウとウスユキソウ。
2024年07月23日 11:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 11:08
イブキジャコウソウとウスユキソウ。
シコタンハコベ
2024年07月23日 11:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 11:11
シコタンハコベ
イワツメクサ
2024年07月23日 11:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 11:12
イワツメクサ
タカネツメクサ
2024年07月23日 11:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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7/23 11:14
タカネツメクサ
寄り道して小赤石岳。
2024年07月23日 11:30撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 11:30
寄り道して小赤石岳。
小赤石岳前衛峰から荒川三山を望む。実は、白旗史朗氏がここで撮影した写真を前日椹島の写真館で見て、ここまで足を伸ばすことにした。来て良かった。中岳と東岳の間は左から間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳。前岳の左奥には仙丈ケ岳。
2024年07月23日 11:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/23 11:36
小赤石岳前衛峰から荒川三山を望む。実は、白旗史朗氏がここで撮影した写真を前日椹島の写真館で見て、ここまで足を伸ばすことにした。来て良かった。中岳と東岳の間は左から間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳。前岳の左奥には仙丈ケ岳。
この富士山の構図は少し気に入ってる。
2024年07月23日 11:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 11:36
この富士山の構図は少し気に入ってる。
イワギキョウと赤石岳。
2024年07月23日 11:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 11:50
イワギキョウと赤石岳。
赤石岳到着!
2024年07月23日 12:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:03
赤石岳到着!
北側の展望。今度は悪沢岳の左奥に塩見岳も大きく見える。塩見の上にちょこんと顔だけ出しているのは甲斐駒。
2024年07月23日 12:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:03
北側の展望。今度は悪沢岳の左奥に塩見岳も大きく見える。塩見の上にちょこんと顔だけ出しているのは甲斐駒。
もう一度山頂標識、今度は富士山と。
2024年07月23日 12:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:11
もう一度山頂標識、今度は富士山と。
300m南東にもうひとつ標識が見えた何だろうと足を運んでみた。黄色ジャケットの方に伺ったところ、静岡側山頂というらしい。ここから聖岳が大きく見えたと思うのだけれど撮り忘れた・・。
2024年07月23日 12:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:18
300m南東にもうひとつ標識が見えた何だろうと足を運んでみた。黄色ジャケットの方に伺ったところ、静岡側山頂というらしい。ここから聖岳が大きく見えたと思うのだけれど撮り忘れた・・。
チングルマとイハカガミのお花畑! 指が映りこんでしまった・・
2024年07月23日 12:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:25
チングルマとイハカガミのお花畑! 指が映りこんでしまった・・
少し下って、赤石岳山頂を振り返る。
2024年07月23日 12:31撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:31
少し下って、赤石岳山頂を振り返る。
ミヤマシオガマ
2024年07月23日 12:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/23 12:36
ミヤマシオガマ
明日歩く稜線が見えてきた。右から中森丸山、小兎岳、兎岳、そして聖。
2024年07月23日 12:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 12:43
明日歩く稜線が見えてきた。右から中森丸山、小兎岳、兎岳、そして聖。
聖と兎のアップ。
2024年07月23日 13:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 13:04
聖と兎のアップ。
中森丸山の右に大沢岳も現れる。あの稜線を歩きたくてここまで来たんだ。じわっと来るものがあった。
2024年07月23日 13:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 13:06
中森丸山の右に大沢岳も現れる。あの稜線を歩きたくてここまで来たんだ。じわっと来るものがあった。
百諒拭M訥擦よく見られるらしく、この日もここで見たという人が複数いらっしゃった。百諒燭ら百瞭胸海硫箸呂垢阿隼廚辰討い燭蕁△海海ら激下りが・・。
2024年07月23日 13:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 13:20
百諒拭M訥擦よく見られるらしく、この日もここで見たという人が複数いらっしゃった。百諒燭ら百瞭胸海硫箸呂垢阿隼廚辰討い燭蕁△海海ら激下りが・・。
こんな感じの岩々急斜面をかなり下って・・
2024年07月23日 13:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 13:47
こんな感じの岩々急斜面をかなり下って・・
今宵の宿に到着!
2024年07月23日 13:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 13:57
今宵の宿に到着!
休憩後、小屋から1、2分の聖岳展望台に登ってみた。
2024年07月23日 15:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/23 15:44
休憩後、小屋から1、2分の聖岳展望台に登ってみた。
19時近く、小屋のベランダからアーベンロートの聖岳。
2024年07月23日 18:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/23 18:51
19時近く、小屋のベランダからアーベンロートの聖岳。
2日めはガスガスで、楽しみは花と山頂標識の撮影ぐらい・・・これはツマトリソウ。
2024年07月24日 06:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 6:07
2日めはガスガスで、楽しみは花と山頂標識の撮影ぐらい・・・これはツマトリソウ。
大沢岳
2024年07月24日 06:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 6:17
大沢岳
ライチョウ! どこだかわかります?
2024年07月24日 06:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 6:20
ライチョウ! どこだかわかります?
中森丸山。ガスガス。
2024年07月24日 06:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 6:48
中森丸山。ガスガス。
ウスユキソウ
2024年07月24日 06:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 6:56
ウスユキソウ
小兎岳。背景を入れるために山頂標識を右か左に寄せて撮影する癖が出たけれどこのガスでは無意味・・。
2024年07月24日 07:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 7:28
小兎岳。背景を入れるために山頂標識を右か左に寄せて撮影する癖が出たけれどこのガスでは無意味・・。
兎岳。依然ガスガスだけれど・・・
2024年07月24日 08:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 8:04
兎岳。依然ガスガスだけれど・・・
標識近くにタカネビランジが!
2024年07月24日 08:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 8:05
標識近くにタカネビランジが!
2014年の鳳凰三山以来ではないかと。
2024年07月24日 08:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 8:06
2014年の鳳凰三山以来ではないかと。
ミヤママンネングサというらしい。初めて見るかも?
2024年07月24日 08:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 8:42
ミヤママンネングサというらしい。初めて見るかも?
この子は・・?
2024年07月24日 08:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 8:43
この子は・・?
聖岳への標高差400mを登る途中、一瞬ガスが薄らいで空が明るくなった。写真に映っているYさんとはこのあと聖平小屋や白樺荘で色々お話しさせて頂いた。
2024年07月24日 09:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 9:18
聖岳への標高差400mを登る途中、一瞬ガスが薄らいで空が明るくなった。写真に映っているYさんとはこのあと聖平小屋や白樺荘で色々お話しさせて頂いた。
到着! あこがれていた山頂。何も見えないけれど心の目で・・・。
2024年07月24日 09:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 9:43
到着! あこがれていた山頂。何も見えないけれど心の目で・・・。
展望がないのは承知の上で600mほど先の奥聖岳へ歩いていくと、天空のお花畑。
2024年07月24日 09:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 9:54
展望がないのは承知の上で600mほど先の奥聖岳へ歩いていくと、天空のお花畑。
チングルマがたくさん。
2024年07月24日 09:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 9:56
チングルマがたくさん。
アオノツガザクラも。
2024年07月24日 09:56撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 9:56
アオノツガザクラも。
奥聖岳。
2024年07月24日 10:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 10:00
奥聖岳。
三角点は50mほど奥にあった。この先は切れ落ちていて、自分には到底進めない。
2024年07月24日 10:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 10:01
三角点は50mほど奥にあった。この先は切れ落ちていて、自分には到底進めない。
ミネズオウ
2024年07月24日 10:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 10:10
ミネズオウ
コケモモ。この直後に突然暴風雨が襲ってきた。感想欄ご参照。
2024年07月24日 10:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 10:13
コケモモ。この直後に突然暴風雨が襲ってきた。感想欄ご参照。
嵐の中を小聖岳まで下ってきて振り返ると、なんと聖岳のガスが晴れていた。
2024年07月24日 11:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 11:00
嵐の中を小聖岳まで下ってきて振り返ると、なんと聖岳のガスが晴れていた。
2478m峰を過ぎると風雨が止み、青空の下に明日歩く稜線が姿を出しつつあった。写真中央が茶臼岳。
2024年07月24日 11:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 11:21
2478m峰を過ぎると風雨が止み、青空の下に明日歩く稜線が姿を出しつつあった。写真中央が茶臼岳。
茶臼のアップ。
2024年07月24日 11:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 11:22
茶臼のアップ。
その左には上河内岳。
2024年07月24日 11:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 11:25
その左には上河内岳。
はるか右には光岳。
2024年07月24日 11:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 11:23
はるか右には光岳。
タカネマツムシソウ
2024年07月24日 11:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/24 11:49
タカネマツムシソウ
聖平小屋(到着の7時間後に撮影)。濡れたものを乾かし、冷え切った体を温められる場所に感謝。
2024年07月24日 18:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/24 18:57
聖平小屋(到着の7時間後に撮影)。濡れたものを乾かし、冷え切った体を温められる場所に感謝。
翌早朝、依然ガスガスだったけれど東の空が一瞬明るくなる。
2024年07月25日 04:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
7/25 4:28
翌早朝、依然ガスガスだったけれど東の空が一瞬明るくなる。
小屋から5分、ドコモ電波のつながるここで最新天気予報をチェック。予報は悪くなったまま。予定通り上河内と茶臼を経由するか、聖岳登山口に下山して沼平まで歩くか迷った末、予定通り行くことに。
2024年07月25日 04:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 4:48
小屋から5分、ドコモ電波のつながるここで最新天気予報をチェック。予報は悪くなったまま。予定通り上河内と茶臼を経由するか、聖岳登山口に下山して沼平まで歩くか迷った末、予定通り行くことに。
ザ・南アルプス!
2024年07月25日 05:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 5:25
ザ・南アルプス!
ウメバチソウ
2024年07月25日 05:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ウメバチソウ
マルバタケブキの大群落
2024年07月25日 06:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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マルバタケブキの大群落
イワオオギ
2024年07月25日 06:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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イワオオギ
タカネナデシコ
2024年07月25日 06:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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タカネナデシコ
タカネバラ
2024年07月25日 06:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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タカネバラ
上河内岳。依然真っ白。
2024年07月25日 06:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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上河内岳。依然真っ白。
ライチョウ! 昨日の写真よりさらにわかりにくいですね・・・
2024年07月25日 06:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 6:51
ライチョウ! 昨日の写真よりさらにわかりにくいですね・・・
地図に亀甲状土とあるのはこれか。
2024年07月25日 07:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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地図に亀甲状土とあるのはこれか。
このダケカンバ、カッコいい。
2024年07月25日 07:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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このダケカンバ、カッコいい。
茶臼岳。真っ白シロスケ・・
2024年07月25日 07:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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茶臼岳。真っ白シロスケ・・
イブキトラノオ?
2024年07月25日 08:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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イブキトラノオ?
銘水茶臼の水はおいしかった。源泉掛け流し!
2024年07月25日 08:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 8:06
銘水茶臼の水はおいしかった。源泉掛け流し!
ガスガスの急斜面を横窪沢小屋まで下ってくると、かなり晴れて来た。暑い・・。
2024年07月25日 09:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ガスガスの急斜面を横窪沢小屋まで下ってくると、かなり晴れて来た。暑い・・。
アドベンチャー感たっぷりの橋。
2024年07月25日 09:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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アドベンチャー感たっぷりの橋。
上河内沢がウソッコ沢に合流する直前で滝になっていて、その目の前の橋を渡る。すごい迫力。
2024年07月25日 09:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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上河内沢がウソッコ沢に合流する直前で滝になっていて、その目の前の橋を渡る。すごい迫力。
この4号橋とこのあとの2号橋は木製で揺れた。3号と1号は金属製でガチっとした感じ。
2024年07月25日 10:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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この4号橋とこのあとの2号橋は木製で揺れた。3号と1号は金属製でガチっとした感じ。
このハシゴ、下半分は手すりがなくて怖かった。
2024年07月25日 10:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 10:06
このハシゴ、下半分は手すりがなくて怖かった。
しばらくウソッコ沢沿いに歩く。ガスガスの稜線やここまでの急斜面が嘘のよう。
2024年07月25日 10:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 10:10
しばらくウソッコ沢沿いに歩く。ガスガスの稜線やここまでの急斜面が嘘のよう。
ウソッコ沢を離れると登り返しになり、「この期に及んでもう登らせるなよ〜」などと独り愚痴っていると、ヤレヤレ峠。このネーミング、分かるなあ。
2024年07月25日 10:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 10:38
ウソッコ沢を離れると登り返しになり、「この期に及んでもう登らせるなよ〜」などと独り愚痴っていると、ヤレヤレ峠。このネーミング、分かるなあ。
ウィニングランならぬウィニングブリッジの畑薙大吊橋。橋の途中で両手をワイヤーから離して撮影してみたが、高所恐怖症の自分にはめちゃめちゃ怖かった。高い吊橋は渡ったことがあるけれど、長いとこんなに怖さが増すとは・・。
2024年07月25日 10:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 10:59
ウィニングランならぬウィニングブリッジの畑薙大吊橋。橋の途中で両手をワイヤーから離して撮影してみたが、高所恐怖症の自分にはめちゃめちゃ怖かった。高い吊橋は渡ったことがあるけれど、長いとこんなに怖さが増すとは・・。
橋を渡ったら車を止めてある沼平まで2.6キロをゆるジョグ。写真は大吊橋を横から見たところ。
2024年07月25日 11:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 11:04
橋を渡ったら車を止めてある沼平まで2.6キロをゆるジョグ。写真は大吊橋を横から見たところ。
おまけ:車で立ち寄った奥大井湖上駅展望台。ちょうど電車が来てくれた。
2024年07月25日 15:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
7/25 15:23
おまけ:車で立ち寄った奥大井湖上駅展望台。ちょうど電車が来てくれた。

感想

未踏百名山のうち、体力を要しそうなのは聖岳と笠ヶ岳。このうち聖岳は赤石岳からの縦走で登りたくて、それなら体力のあるうちに早めに挑戦しないと・・・と数年前から思っていた。で、昨年3回予約を入れるも、いずれも天気予報が悪くてキャンセル。

4度目の正直の今回は出発前の天気予報がまずまずで、期待と緊張を抱えて出発した。百瞭兇泙任1日めは最高の天気で素晴らしい山歩きを楽しめた。小赤石岳前衛峰からの荒川三山や、百諒深蠢阿ら望む聖岳への長い稜線は、南アルプスの広大さが感じられて、本当に素晴らしかった。その後予報が悪い方に変わり、ほぼずっとガスガスとなってしまったのは残念(聖岳山頂での暴風雨については後ほど)。

*****
今回、椹島ロッジでは19人のツアー団体と一緒だった。椹島ロッジ→赤石小屋→荒川小屋→千枚小屋の計4泊の行程とのこと。

百軒洞山の家と聖平小屋では雰囲気がガラッと変わり、男性も女性もほとんどソロハイカー、その中に2人連れがポツポツいらっしゃる程度。同宿となった方々といろいろお話しできた。聖平小屋では百瞭胸海硫箸粘藐知りになった方々との再会も楽しかった。

*****
聖岳山頂での暴風雨について

2日めはガスに加えて朝から風が強めではあったけれど、時折ビューッと吹く程度で、稜線歩きに支障は感じていなかった。ところが、奥聖岳から聖岳に写真を撮りながら稜線を戻る途中、聖岳山頂まであと200m弱というところで、いきなり体にバチバチっと何かがあたってきて、それが雨だった(ヒョウだったという方もいらっしゃった)。それとほぼ同時にブオーッという突風が吹きつけてきて、立っていられなくなる。地面にかがんでレインウエアのパンツを身に着けた(上半身には朝からずっとレインウエアを着ていた)。ザックにカバーを付けて立ち上がると、あっという間にカバーが突風で遠くに飛んで行ってしまった。

体が急に冷えてくるのがわかったので、強風によろめきながらも歩き、風が強まると岩に手をついてかがみ・・・を繰り返す。なんとか聖岳山頂に戻ると、昨夜百瞭胸海硫箸覇噂匹世辰進が3人、山頂の小さなハイマツなどの陰で退避なさっていた。その中のOさんが奥聖からヨロヨロ歩いてくる自分を見つけて撮って下さった動画がこちら(あの状況で動画を撮れる平常心はすごい)。




小さなハイマツで除けられるような風ではないと思ったし、少なくとも自分は寒くてたまらず、一方で、転倒しても滑落はしそうもない地形に見えたので、「ここでじっとしていると低体温症が怖いので一緒に下りませんか」と3人に声をかけた。レインウエアを着けるのに手間取っている方が1人いらっしゃって、少しお話しした結果、他の3人(Oさん・Yさん・自分)で先に行かせてもらうことになった。この判断が正しかったのか、今もわからない(ちなみに4人とも無事に聖平小屋に着いた)。

下りでは自分が先頭を行き、低体温症と落雷のリスクを避けたかったので、相当ペースを出した。途中、遠くから雷鳴も聞こえてきて、「近づくな」と祈りながら下り続けた。時々うしろを振り返るとOさんもYさんも付いて来ていらっしゃったのでペースを落とさなかった。聖岳山頂から小聖岳まで、地図に「砂礫の大斜面・・スリップ注意」と書いてある標準タイム50分の区間を29分−−ここまでペースを上げたのが正しかったのかもわからない。OさんとYさんがどれだけ寒さを感じているかは先に聞くべきだったかもしれない。

小聖岳まで来ると、風雨が少し治まり、背の高いハイマツも出てきたので、3人それぞれのペースで進むことにした。

この暴風雨の影響で、麓の井川町では気温が31度から一気に21度まで下がったそうだ。

今回のようなリスクをどう対処しうるか、下山後に色々考えてみた。

・まず、天気予報から今回の急変を予想するのは無理だった。奥聖岳山頂で携帯電波がつながってたまたま確認した聖岳の登山天気は曇りで、気温14度、風速8mだった。雨雲レーダーまで開けば何か予知できたかもしれないが、登山中に雨雲レーダーを頻繁にチェックするのは現実的でない。

・観望天気の知識があっても、ガスガスで何も見えなかったのでやはり役に立たなかっただろう。

反省点(=改善できそうな点)は以下の4つだろうか。

・冬山なら常識のミッドレイヤーを今回着けられなかった。ペラペラシャツ2枚の上にレインウエアを着て朝から歩いていて、嵐が来てからも上半身はそのままだった。レインウエアが水を通したとは思わないが、暴風雨で冷え切ったレインウエアがペラペラシャツ2枚をはさんで肌に張り付き(風で圧着され)、熱伝導で体温を奪っていた気がする。間にミッドレイヤーで空気の層を作れていれば熱伝導を遮断できたはずだが、ミッドレイヤーは山小屋で寝る時用と位置付けてザックの奥のスタッフバッグに入れていたので、あの状況ではとても出せなかった。せめて取り出しやすい所に入れておけば良かった。が、すぐ出せたとしても、いったんレインウエアを脱がなければならず、その間に上半身もミッドレイヤーも濡れてしまっただろう。翌日(やはり強風の日)、上河内岳に登る際、樹林帯を出る直前でレインウエアの内側にミッドレイヤーを着込んでみたところ、稜線上で突風が来ても暖かさが全然違った。風が吹かなければ逆に汗をかいて汗冷えしそうだが、そこは様々なジッパーの上げ下げでの調節を試みた。ベンチレーション付きのレインウエアならこの調節がしやすそう。

・レインパンツのジッパーが、出してすぐはける状態になっていなかった。これで1分近くロスしてしまい、その間にロングパンツが濡れてしまった。

・風向きと最寄りの樹林帯の位置を考えて判断すべきだった。たとえば、風が東風で西側に最寄りの樹林帯があるなら、登ってきた西側に少し戻って風を避けられるポイントを探すという選択肢もあったと思う。実際には今回の風は北から吹いていて南に下ったので結果オーライだったが、風向きなどを考慮して判断していたわけではなかった。

*****
何はともあれ、長く憧れていたコースを無事に歩き通せて良かった。いろいろな方とお話しできたのも良い思い出。

ただ、残念ながら聖岳・上河内岳・茶臼岳の魅力は十分楽しめなかったので、このエリアはいつかまた訪ねてみたい。

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