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Yamareco

記録ID: 214768
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

[百名山5座目]白山(美濃禅定道→観光新道縦走)〜加賀白山へテクテク歩き…夏の花と緑に癒されて

2012年08月09日(木) ~ 2012年08月13日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
69:48
距離
35.7km
登り
3,372m
下り
2,826m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:01
休憩
0:23
合計
4:24
13:08
110
14:58
15:21
13
15:34
15:34
118
2日目
山行
9:51
休憩
1:58
合計
11:49
6:40
6:41
20
7:01
7:15
68
8:23
8:33
59
9:32
9:39
53
10:32
11:26
14
11:40
11:40
86
13:06
13:12
40
13:52
14:08
17
14:25
14:25
89
15:54
15:54
12
16:06
16:07
41
16:48
16:48
24
17:12
17:12
6
17:18
17:27
5
3日目
山行
5:31
休憩
1:24
合計
6:55
7:49
7:49
67
9:18
9:53
56
10:49
11:12
28
11:40
12:03
19
12:30
12:31
36
13:07
13:09
16
4日目
山行
4:45
休憩
0:09
合計
4:54
6:29
6:29
63
7:32
7:32
51
8:23
8:30
93
10:03
10:04
52
10:56
10:57
0
10:57
ゴール地点
天候 1日目(8月9日)晴れ
2日目(8月10日)晴れ時々ガス
3日目(8月11日)晴れ時々雨
4日目(8月12日)晴れ
5日目(8月13日)雲時々雨(金沢市内)
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■経路
【行き】<金山>(8:38)=東海道線〔岐阜で乗り換え1110円〕=高山本線=<美濃太田>(9:50)=長良川鉄道・北濃行〔1650円〕=<白山長滝>(11:48)
【帰り】別当出合休憩舎(10:55)…<別当出合>(11:20)=北陸鉄道バス〔¥2000〕=<金沢駅>(13:30)…東横イン金沢東口(13:45)……東横イン金沢東口(8:55)…<金沢駅>(9:30)=北陸道ハイウェイバス〔4060円〕=<名古屋>(13:28)


▼交通機関
┣金山→美濃太田
┣美濃太田→白山長滝
┣長滝→白山
┣別当出合→金沢駅
┗金沢駅→名古屋駅

▼鉄道🚃
【JR東海】http://jr-central.co.jp/
【長良川鉄道株式会社】http://www.nagatetsu.co.jp/
【長良川鉄道時刻表】http://www.nagatetsu.co.jp/jikoku/jikoku.html

▼バス🚌
[石徹白]
【白鳥交通】http://www.shirotori-kotsu.com/
【石徹白線バス時刻表(日祝運休)】http://www.city.gujo.gifu.jp/life/detail/post-6.html
[白山山麓→金沢]
【めぐーるバス/白山市】http://www.city.hakusan.ishikawa.jp/kikakusinkoubu/koutuutaisaku/koutuutaisaku/megu-ru_h24.html
【北陸鉄道】http://www.hokutetsu.co.jp/
[名古屋→北陸]
【北陸ドリーム名古屋号/JRバス東海】http://www01.jrtbinm.co.jp/highway/direction/#dayNorth09
【名古屋金沢線高速バス時刻表】http://www.hokutetsu.co.jp/bus/highway/index.html#nagoya
【名古屋高山線高速バス時刻表】http://www.meitetsu-bus.co.jp/express/takayama/
【名古屋白川郷線高速バス時刻表】http://www.gifubus.co.jp/highway/shirakawa/
【白川郷・金沢線時刻表/濃飛バス】http://www.nouhibus.co.jp/new/shirakawago_kanazawa.htm
※石徹白へは長良川鉄道とバスで初日は神鳩で1泊か、白鳥で前泊して早朝に移動し三ノ峰で1泊するコース。時間的には金沢を基点にすると別当からも白川からも白山のアクセスはいいです。
経路を調べる(Google Transit)
コース状況/
危険箇所等
■道の状況👣
[白山中居神社→石徹白登山口]〜普通の林道
[石徹白登山口→神鳩ノ宮避難小屋]〜大杉までは階段。かなり整備されています。
[神鳩ノ宮避難小屋→銚子ヶ峰]〜よく整備されています。
[銚子ヶ峰→別山]〜胸までの藪こぎがかなりあり。道も荒れている。
[別山→南竜]〜ガレ場やナギがかなりあり。藪こぎの時にはアザミのトゲに注意。
[南竜→室堂→御前峰→黒ボコ岩]〜かなり整備されている。
[黒ボコ岩→観光新道]〜整備されている。別当坂分岐から急な階段が長く続くので注意。
[観光新道→越前禅定道]〜別当坂分岐から道が急に荒れる。
コース状況/


■登山ポスト📮
石徹白登山口にあります
【登山届/石川県警察本部】 http://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/sub.html?mnucode=260801
【登山情報/岐阜県警察本部】http://www.pref.gifu.lg.jp/bosai-bohan/sangaku/

■トイレ🚻
石徹白登山口ほか山小屋にあります

■駐車場🅿
石徹白登山口に駐車場あり
その他周辺情報 ■関係ウェブサイト💻
【白山/Wikipedia】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B1%B1
【長滝白山神社】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/240.html
【白山中居神社】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/249.html
【白山比弯声辧http://www.shirayama.or.jp/
【石徹白区 公式ホームページ】http://itoshiro.net/
【石徹白の大杉】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%BE%B9%E7%99%BD%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%9D%89
【白山/石川県】http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/
【白山スーパー林道】http://www.hakusan-rindo.jp/
【白山砂防】www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/hakusansabo/
【市ノ瀬ビジターセンター】http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/ichinose/index.html
【白山国立公園センター】http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/haku2.html#kouen
【みんなの白山】http://haku-san.com/
【日本自然保護協会】 https://www.nacsj.or.jp/
【日本のレッドデータ検索システム/環境省】 http://www.jpnrdb.com/


■観光案内📷
【郡上八幡観光協会】http://www.gujohachiman.com/kanko/
【郡上観光連盟】http://www.gujokankou.com/
【財団法人白山観光協会】http://www.kagahakusan.jp/
【高山市観光情報】http://kankou.city.takayama.lg.jp/
【飛騨高山観光公式サイト】http://www.hidatakayama.or.jp/
【飛騨・高山観光コンベンション協会】http://www.takayama-cb.jp/
【世界遺産ひだ白川郷/白川村役場】http://shirakawa-go.org/kankou/
【白川郷観光協会ホームページ】http://www.shirakawa-go.gr.jp/


■小屋などの営業状況🏠
避難小屋が多いのが白山の特徴。
【甚之助避難小屋】石川県白山自然保護センター(20名, 水場💧, トイレ🚻) すごくキレイ
【殿ヶ池避難小屋】石川県白山自然保護センター(12名, トイレ🚻) 建替中
【チブリ尾根避難小屋】石川県白山自然保護センター(20名, トイレ🚻)
【小桜平避難小屋】石川県白山自然保護センター(10名, トイレ🚻)
【ゴマ平避難小屋】石川県白山自然保護センター(25名, 水場💧, トイレ🚻) 2階建
【シナノキ平避難小屋】石川県白山自然保護センター(10名, トイレ🚻)
【奥長倉避難小屋】石川県白山自然保護センター(20名, トイレ🚻) 夜景がキレイ
【大倉山避難小屋】白川村役場産業課(15名, 携帯トイレのみ)
【三ノ峰避難小屋】大野市観光振興課(25名, トイレ🚻)
【神鳩ノ宮避難小屋】郡上市白鳥地域振興事務所(15名, 水場💧, トイレ🚻) ログハウス調
【赤兎避難小屋】大野市観光振興課(15名, トイレ🚻)
【大笠山避難小屋】南砺市上平行政センター(15名)
【白山室堂】http://www.kagahakusan.jp (750名, 水場💧, トイレ🚻, ℹ, 🍴, 🔌)
【南竜山荘・南竜ヶ馬場ケビン】http://city-hakusan.com/stay/nanryu.html (150名, 水場💧, トイレ🚻, ℹ, (テ)) 蚊とブヨが多い💦
【無人小屋紹遊歩ク民)】http://yukiccha.web.fc2.com/hut/hut-top2.html

※(通)通年営業、(年末年始)年末年始営業。
※(テ)テント指定地。自然公園内の特別保護区は罰則規定があります。闇テンをすると別の意味怖い。
※♨温泉もしくは鉱泉、入浴設備があり。冬季は提供なしのとこもあり。


■前泊の宿泊情報など🏨
▼郡上八幡・白鳥
【浅野屋旅館】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/527.html
【いとしろ旅館】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/704.html
【お宿あづまや】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/533.html
【角忠】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/707.html
▼石徹白
【おしたに】http://www.gujokankou.com/spot/03shirotori/727.html ¥6700, 25名
▼金沢
【ホテルルートイン金沢駅前】http://www.route-inn.co.jp
【東横INN金沢駅東口】http://www.toyoko-inn.com
【ドーミーイン金沢】http://www.hotespa.net
【ホテルエコノ金沢駅前】http://www.greens.co.jp
【アパホテル金沢駅前】http://www.apahotel.com
【ビジネスホテル レマン】http://www.hotel-reman.com
【ホテルリソルトリニティ金沢】http://www.trinity-kanazawa.com


■温泉♨
【白川郷の湯公式HP】http://www.shirakawagou-onsen.jp/
【飛騨高山温泉 公式ホームページ】http://www.takayamaryokan.jp/onsen/
【白山温泉】
【白山一里野温泉】http://ichirino.gr.jp/
【白山一里野温泉/岩間山荘】http://www.iwamasanso.jp/
【白山一里野温泉/山びこ荘】http://www.h7.dion.ne.jp/~yamabiko/index.html
【白山一里野温泉/雪国荘】http://homepage3.nifty.com/yukigunisou/index.html
【白山一里野温泉/ホテル牛王印】http://www.gooin.jp/
【新岩間温泉/山崎荘】http://www.iwama-onsen.jp/
【岩間温泉元湯】無料, 混浴
【親谷の湯】無料, 混浴
【中宮温泉】http://www.chuguonsen.com/
【鳩ヶ湯温泉】http://www.hatogayu.jp/
【白峰温泉/永井旅館】http://www.hakusan-nagai.jp/nagai_ryokan
【大白川温泉:白水小屋】 http://tocotoco.de-blog.jp/hakusansuki/2009/06/post_1488.html 温泉が駐車場の奧のほうにあります。受付は白水小屋で¥300。露天風呂で混浴ではないので安心。ほかにも荘川の道の駅にもあり。こちらは¥700。
【白川郷平瀬温泉】 http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%B7%9D%E9%83%B7%E5%B9%B3%E7%80%AC%E6%B8%A9%E6%B3%89


■食事🍴
【道の駅白鳥】http://www.furusato-shirotori.com/mitinoeki-nagataki.html
【道の駅桜の郷荘川】http://www.hida.jp/cgi-bin/kankou/sigview.cgi?admin=contents_view&id=1050201000336
美濃禅定道の起点、白山長滝神社に到着。40分弱しかないので急ぎます。
2012年08月09日 11:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 11:50
美濃禅定道の起点、白山長滝神社に到着。40分弱しかないので急ぎます。
本日のご飯は軽量化でカットしたので、いつも立ち寄る道の駅に寄って昼と夜のご飯+本日分の水を買います。アユ釣りをしている釣り人をみながらベンチでご飯。
2012年08月09日 11:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 11:55
本日のご飯は軽量化でカットしたので、いつも立ち寄る道の駅に寄って昼と夜のご飯+本日分の水を買います。アユ釣りをしている釣り人をみながらベンチでご飯。
上在所のバス停は、美濃禅定道の中間点の白山中居神社の鳥居前です。ここから歩きが始まります。
2012年08月09日 13:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 13:07
上在所のバス停は、美濃禅定道の中間点の白山中居神社の鳥居前です。ここから歩きが始まります。
この林道を歩きます。木がかぶさっているところは涼しいけどムシが多く、開けたらムシはいないけど暑い…。
2012年08月09日 13:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 13:12
この林道を歩きます。木がかぶさっているところは涼しいけどムシが多く、開けたらムシはいないけど暑い…。
登山口までは堰堤が5〜6個あります。堰堤の上流部は大きな河原になっており、この時期いつもどこかでキャンプをしている方がいます。
2012年08月09日 13:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 13:32
登山口までは堰堤が5〜6個あります。堰堤の上流部は大きな河原になっており、この時期いつもどこかでキャンプをしている方がいます。
ガイドブックには2時間20分と書いてあったが、2時間弱で着いた。1ヶ月くらい前に来た時と比べて、ここの水場はすごく細くなっていた。東屋で30分ほど休憩。
2012年08月09日 15:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 15:19
ガイドブックには2時間20分と書いてあったが、2時間弱で着いた。1ヶ月くらい前に来た時と比べて、ここの水場はすごく細くなっていた。東屋で30分ほど休憩。
前は幹の本当に近くまで行けたけど、だんだん入れない範囲が広がっていく。手前の看板まで柵が広がっていました。登山道も前と変わってる。
2012年08月09日 15:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 15:33
前は幹の本当に近くまで行けたけど、だんだん入れない範囲が広がっていく。手前の看板まで柵が広がっていました。登山道も前と変わってる。
いとしろの大杉を越えるとブナ森の登山道(急登💦)に変わります。ここは、いちばん好きな場所だけど、なにせ虫が多い・・・^^;。
2012年08月09日 15:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 15:58
いとしろの大杉を越えるとブナ森の登山道(急登💦)に変わります。ここは、いちばん好きな場所だけど、なにせ虫が多い・・・^^;。
ところどころで展望が広がる。野伏ヶ岳方面を振り返れば、石徹白の集落がとても小さく見えた。
2012年08月09日 17:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
8/9 17:00
ところどころで展望が広がる。野伏ヶ岳方面を振り返れば、石徹白の集落がとても小さく見えた。
おたけり坂、雨宿りの岩屋などの見所もあり。登山口から3km地点の標識を越えると、森の中に避難小屋が顔をだす。神鳩ノ宮に到着^^v ってログハウスだあ。
2012年08月09日 17:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 17:31
おたけり坂、雨宿りの岩屋などの見所もあり。登山口から3km地点の標識を越えると、森の中に避難小屋が顔をだす。神鳩ノ宮に到着^^v ってログハウスだあ。
早速、神鳩ノ宮避難小屋の中に。おおっ!きれいだ!
2012年08月09日 17:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 17:33
早速、神鳩ノ宮避難小屋の中に。おおっ!きれいだ!
明るいうちに水を確保。ドロドロになりそうなので登山靴着用で。水場は、急な階段をおりて7分ほど。美味しい!明日の分の水もくんでおきます。
2012年08月09日 17:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 17:59
明るいうちに水を確保。ドロドロになりそうなので登山靴着用で。水場は、急な階段をおりて7分ほど。美味しい!明日の分の水もくんでおきます。
本日の夕食。道の駅で買ったアユの炊き込みご飯+パスタ+チーズ入り卵スープ♪〜本当はニジマスかアユの甘露煮を買おうと思ったけどなかった。ゆっくりご飯を食べてたらブヨに刺された…シクシク。
2012年08月09日 18:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 18:20
本日の夕食。道の駅で買ったアユの炊き込みご飯+パスタ+チーズ入り卵スープ♪〜本当はニジマスかアユの甘露煮を買おうと思ったけどなかった。ゆっくりご飯を食べてたらブヨに刺された…シクシク。
神鳩からみるとまるで絵画を描くかのように、夕陽が願教寺山周辺の尾根を紫に染める。写真はとれなかったが、この日の星空は最高に素敵だった!
2012年08月09日 18:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 18:41
神鳩からみるとまるで絵画を描くかのように、夕陽が願教寺山周辺の尾根を紫に染める。写真はとれなかったが、この日の星空は最高に素敵だった!
山の朝は、ガスが幻想的な風景をつくりだしてます。
2012年08月10日 05:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 5:56
山の朝は、ガスが幻想的な風景をつくりだしてます。
登山口から4kmの標識を過ぎると森林限界線を越えた。それまではずっとガスの中を歩いていた。母御石に到着する頃に一瞬晴れ、高山方面の山系が姿を現した。
2012年08月10日 06:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 6:45
登山口から4kmの標識を過ぎると森林限界線を越えた。それまではずっとガスの中を歩いていた。母御石に到着する頃に一瞬晴れ、高山方面の山系が姿を現した。
銚子ヶ峰に到着!ようやくひとつめのピークを踏んだ やった! ^^v。ここで休んでいたら、ようやく人と出会う。この標識のほうが感じが出ています。新しい標識はむこう側に。
2012年08月10日 07:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 7:02
銚子ヶ峰に到着!ようやくひとつめのピークを踏んだ やった! ^^v。ここで休んでいたら、ようやく人と出会う。この標識のほうが感じが出ています。新しい標識はむこう側に。
銚子ヶ峰から三ノ峰をみるが、ガスのなか・・・。尾根は藪のなか・・・。銚子ヶ峰から先は藪こぎでした・・・。
2012年08月10日 07:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 7:06
銚子ヶ峰から三ノ峰をみるが、ガスのなか・・・。尾根は藪のなか・・・。銚子ヶ峰から先は藪こぎでした・・・。
一ノ峰から振り返って、銚子ヶ峰を望む。美濃禅定道の醍醐味は振り返ることだとどこかで聞いた。
2012年08月10日 08:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 8:05
一ノ峰から振り返って、銚子ヶ峰を望む。美濃禅定道の醍醐味は振り返ることだとどこかで聞いた。
フウロが咲き乱れているのをみたらあっというまに、一ノ峰山頂^^v。ザックをおろして休憩^^。
2012年08月10日 08:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 8:22
フウロが咲き乱れているのをみたらあっというまに、一ノ峰山頂^^v。ザックをおろして休憩^^。
またしても振り返って一ノ峰を望む。ガスが晴れて、銚子ケ峰をみたときよりもキレイだった。振り返るとキレイだということがだんだんわかってきた。
2012年08月10日 08:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 8:47
またしても振り返って一ノ峰を望む。ガスが晴れて、銚子ケ峰をみたときよりもキレイだった。振り返るとキレイだということがだんだんわかってきた。
二ノ峰に到着。でも休憩するところすらない…。
2012年08月10日 09:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 9:28
二ノ峰に到着。でも休憩するところすらない…。
小屋近くから二ノ峰を振り返ってみた。おお!キレイだ。この時点ではまだ余裕があった。
2012年08月10日 10:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 10:11
小屋近くから二ノ峰を振り返ってみた。おお!キレイだ。この時点ではまだ余裕があった。
振り返らずに前向きにみた三ノ峰。一ノ峰から三ノ峰までは丸い山で兄弟みたいだと思うのは、私だけだろうか?
2012年08月10日 10:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 10:28
振り返らずに前向きにみた三ノ峰。一ノ峰から三ノ峰までは丸い山で兄弟みたいだと思うのは、私だけだろうか?
ニッコウキスゲが咲くのが見え出したら三ノ峰避難小屋はもうすぐ。到着!
2012年08月10日 10:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 10:31
ニッコウキスゲが咲くのが見え出したら三ノ峰避難小屋はもうすぐ。到着!
三ノ峰の小屋を出てから振り返ってみた。〜こんなに振り返るのは初めてかもしれない・・・。到着したときに、小屋手前の石の碑に腰掛けて休んでいた人がいた。同じように腰掛けてみた。とてもすがすがしかった。
2012年08月10日 11:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
4
8/10 11:27
三ノ峰の小屋を出てから振り返ってみた。〜こんなに振り返るのは初めてかもしれない・・・。到着したときに、小屋手前の石の碑に腰掛けて休んでいた人がいた。同じように腰掛けてみた。とてもすがすがしかった。
三ノ峰の山頂を踏んだ^^v
2012年08月10日 11:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 11:31
三ノ峰の山頂を踏んだ^^v
三ノ峰から別山を望む。「あれは神様しか行ったらいけないんではないのかあ?人様は行ったらいけないのではないのかあ?」という気分になる…ちなみに登山道は険しいですけどちゃんとあります〜笑)。
2012年08月10日 11:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 11:40
三ノ峰から別山を望む。「あれは神様しか行ったらいけないんではないのかあ?人様は行ったらいけないのではないのかあ?」という気分になる…ちなみに登山道は険しいですけどちゃんとあります〜笑)。
やっとの思いで登り詰めるとそこは別山平。急に足先が軽やかになった^^v。ガイドブックによると、ここはニッコウキスゲの群落みたい。この日はニッコウキスゲの黄色ではなくイブキトラノオの白が目立っていた。
2012年08月10日 11:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 11:40
やっとの思いで登り詰めるとそこは別山平。急に足先が軽やかになった^^v。ガイドブックによると、ここはニッコウキスゲの群落みたい。この日はニッコウキスゲの黄色ではなくイブキトラノオの白が目立っていた。
ふりかえりー。
2012年08月10日 12:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 12:25
ふりかえりー。
別山の頂上は遠いようだけど、ときたま人が山頂に姿を見せて、距離感がつかめた。山頂は、見てるよりもそんなに遠くはないようだ。別山平から30分程、ガレ場やナギを乗り越えて、ようやく祠が見えてきた。今日5つ目の山頂を力強く踏んだ。
2012年08月10日 13:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 13:55
別山の頂上は遠いようだけど、ときたま人が山頂に姿を見せて、距離感がつかめた。山頂は、見てるよりもそんなに遠くはないようだ。別山平から30分程、ガレ場やナギを乗り越えて、ようやく祠が見えてきた。今日5つ目の山頂を力強く踏んだ。
別山の山頂から南竜を目指して進む。三ノ峰からここまでで出会った人はナシ。別山を越えてから、ようやく福井側からきた2人の方に出会った。人と出会ってあいさつすると心から安心できた。
2012年08月10日 14:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 14:23
別山の山頂から南竜を目指して進む。三ノ峰からここまでで出会った人はナシ。別山を越えてから、ようやく福井側からきた2人の方に出会った。人と出会ってあいさつすると心から安心できた。
ここからは振り返らずにひたすら前を見た。ガスが晴れれば稜線の緑がきれいな眺望を作り出す。あの稜線の端っこまで歩かないと・・・。
2012年08月10日 15:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 15:23
ここからは振り返らずにひたすら前を見た。ガスが晴れれば稜線の緑がきれいな眺望を作り出す。あの稜線の端っこまで歩かないと・・・。
ひたすら歩いて、ようやく油坂の頭に到着。南竜がみえた! と思ったとたんに ズルズルっ とすべった。南竜の先にあるはずの御前峰はガスの中。
2012年08月10日 16:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 16:09
ひたすら歩いて、ようやく油坂の頭に到着。南竜がみえた! と思ったとたんに ズルズルっ とすべった。南竜の先にあるはずの御前峰はガスの中。
南竜ヶ馬場に到着。油坂を降りきって、沢を渡って登り返せば、木道が敷かれている!あともう踏ん張り^^。 頑張ってね、自分♪
2012年08月10日 17:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 17:03
南竜ヶ馬場に到着。油坂を降りきって、沢を渡って登り返せば、木道が敷かれている!あともう踏ん張り^^。 頑張ってね、自分♪
管理棟で受付をすませてテントを張った。今シーズンに購入したオクトスのアルパインテント2〜このテントはプロモンテVL23がモデル(いわばコピー)。石がゴロゴロしていてペグ打ちは3箇所のみ。
2012年08月10日 17:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 17:55
管理棟で受付をすませてテントを張った。今シーズンに購入したオクトスのアルパインテント2〜このテントはプロモンテVL23がモデル(いわばコピー)。石がゴロゴロしていてペグ打ちは3箇所のみ。
テントを張った途端に、テントの中は物干し状態。同じ服も2日目になると正直いって臭いです!〜縦走の時は服が3着くらいはいるなあ。
2012年08月10日 18:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 18:57
テントを張った途端に、テントの中は物干し状態。同じ服も2日目になると正直いって臭いです!〜縦走の時は服が3着くらいはいるなあ。
管理棟でビールを買ったので、飲みにはいりましまた♪メインはスーパーで売っていたレトルトシリーズ=鶏肉のトマトソース煮込み。キャベツの塩昆布チリメンごま油かけ+キュウリの塩もみ中華風+キムチ+お味噌汁2杯分。
2012年08月10日 19:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 19:20
管理棟でビールを買ったので、飲みにはいりましまた♪メインはスーパーで売っていたレトルトシリーズ=鶏肉のトマトソース煮込み。キャベツの塩昆布チリメンごま油かけ+キュウリの塩もみ中華風+キムチ+お味噌汁2杯分。
朝ごはんは昨日の残り+煮卵と梅干♪重いので次は軽量します!
2012年08月11日 05:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 5:11
朝ごはんは昨日の残り+煮卵と梅干♪重いので次は軽量します!
南竜を出たときは晴れわたっが、ここまででガスがつつみ始めた。アルプス展望台からは、北アから中央アルプスが見渡せるとのこと。しかし、アルプスは雲の中。でも雲海がきれい。
2012年08月11日 08:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 8:22
南竜を出たときは晴れわたっが、ここまででガスがつつみ始めた。アルプス展望台からは、北アから中央アルプスが見渡せるとのこと。しかし、アルプスは雲の中。でも雲海がきれい。
平瀬道分岐から御前峰を望んだ。ここで雨が降り出した・・・。長い道程を経てようやく、ここまでたどり着いたという気分。ちなみに美濃禅定道は、トンビ岩コースなんだそうだ・・・。
2012年08月11日 08:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 8:44
平瀬道分岐から御前峰を望んだ。ここで雨が降り出した・・・。長い道程を経てようやく、ここまでたどり着いたという気分。ちなみに美濃禅定道は、トンビ岩コースなんだそうだ・・・。
室堂に到着したとたんに雨がきつくなった。雨の中、御前峰を登る。山頂を踏むころには雨が濃いガスに変わった。このガスで、ここから先に進むのを断念したが、これはこれでいい風景。
2012年08月11日 10:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 10:52
室堂に到着したとたんに雨がきつくなった。雨の中、御前峰を登る。山頂を踏むころには雨が濃いガスに変わった。このガスで、ここから先に進むのを断念したが、これはこれでいい風景。
リタイアすれば、晴れるというジンクス・・・。室堂もくっきり見える。晴れてきたので当然登山者もいっぱい登ってきた。
2012年08月11日 11:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 11:33
リタイアすれば、晴れるというジンクス・・・。室堂もくっきり見える。晴れてきたので当然登山者もいっぱい登ってきた。
甚ノ助避難小屋に到着。神鳩よりもきれいだ!しかもいい場所が空いてる!というので、早速寝る場所と作った。そしてコーヒーを沸かした
2012年08月11日 14:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 14:04
甚ノ助避難小屋に到着。神鳩よりもきれいだ!しかもいい場所が空いてる!というので、早速寝る場所と作った。そしてコーヒーを沸かした
この小屋はあまりにも素敵だった。必要はないけど、雰囲気的にランタンに灯をつけた^^
2012年08月11日 15:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/11 15:22
この小屋はあまりにも素敵だった。必要はないけど、雰囲気的にランタンに灯をつけた^^
神鳩はログハウス調だったけど、甚ノ助は山荘風。
2012年08月11日 15:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 15:33
神鳩はログハウス調だったけど、甚ノ助は山荘風。
なにもすることがないので、ご飯を炊いた♪本日のメニューはスーパーの洋食仕立てのハンバーグ+キュウリの塩もみ和風仕立て+お味噌汁2杯分。次の日は煮卵とキュウリの残り。
2012年08月11日 16:04撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/11 16:04
なにもすることがないので、ご飯を炊いた♪本日のメニューはスーパーの洋食仕立てのハンバーグ+キュウリの塩もみ和風仕立て+お味噌汁2杯分。次の日は煮卵とキュウリの残り。
一雨去って、雲の隙間から沈む陽が空を金色にした。
2012年08月11日 18:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/11 18:10
一雨去って、雲の隙間から沈む陽が空を金色にした。
ご来光は壮大だが、曙は繊細。荒島岳方面の稜線をだんだん染めていく曙。
2012年08月12日 05:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/12 5:46
ご来光は壮大だが、曙は繊細。荒島岳方面の稜線をだんだん染めていく曙。
黒ボコ岩まできたら、御前峰が気になった。弥陀ヶ原まででてみた。案の定とてもきれいな姿を見せていた。
2012年08月12日 07:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 7:16
黒ボコ岩まできたら、御前峰が気になった。弥陀ヶ原まででてみた。案の定とてもきれいな姿を見せていた。
黒ボコ岩の砂防新道観光新道分岐。あまりにすがすがしかったので休憩。汗で濡れた服を乾かすついでに、ちょっと遊んでみました。
2012年08月12日 07:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 7:19
黒ボコ岩の砂防新道観光新道分岐。あまりにすがすがしかったので休憩。汗で濡れた服を乾かすついでに、ちょっと遊んでみました。
殿ケ池小屋が見えてきた。最終日はとても空の青がきれいだった!なんともなく、あそこで休もうって思った
2012年08月12日 08:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 8:21
殿ケ池小屋が見えてきた。最終日はとても空の青がきれいだった!なんともなく、あそこで休もうって思った
観光新道から別山を望む。遠くから見たら神様しか行ったらいけないんではないのかあ?と思うような険しさ・・・。
2012年08月12日 08:46撮影 by  DSC-W380, SONY
4
8/12 8:46
観光新道から別山を望む。遠くから見たら神様しか行ったらいけないんではないのかあ?と思うような険しさ・・・。
枯れ木がオブジェとなって、朽ちて風景を作り出す。観光新道は稜線なので右も左も眺望が抜群。お花も抜群・・^^。この天気なら今日は奥長倉にぬけるべきだったかなあ・・・。
2012年08月12日 09:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 9:22
枯れ木がオブジェとなって、朽ちて風景を作り出す。観光新道は稜線なので右も左も眺望が抜群。お花も抜群・・^^。この天気なら今日は奥長倉にぬけるべきだったかなあ・・・。
定番の別当出合の吊橋。ここまでくると、これまでに挨拶をした人と何人かと再会。妙な心の共有が生まれます。なぜだろうか?技術的にも体力的にもここまでが限界だったかあ。次はここから白川郷に抜けよう!〜懲りない人だわぁ
2012年08月12日 10:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 10:55
定番の別当出合の吊橋。ここまでくると、これまでに挨拶をした人と何人かと再会。妙な心の共有が生まれます。なぜだろうか?技術的にも体力的にもここまでが限界だったかあ。次はここから白川郷に抜けよう!〜懲りない人だわぁ
オカトラノオ。♪^^♪林道に入るともうお花がいっぱい♪。〜でムシもいっぱい。写真を撮るのに立ち止まるたびにアブにブヨに蚊に…どんどん寄ってきます^^;
2012年08月09日 13:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 13:19
オカトラノオ。♪^^♪林道に入るともうお花がいっぱい♪。〜でムシもいっぱい。写真を撮るのに立ち止まるたびにアブにブヨに蚊に…どんどん寄ってきます^^;
ツリフネソウ
2012年08月09日 13:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ツリフネソウ
キヌタソウ
2012年08月09日 13:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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キヌタソウ
アカソ
2012年08月09日 13:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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アカソ
クモマニガナ
2012年08月09日 13:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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クモマニガナ
ヤマアジサイ
2012年08月09日 13:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヤマアジサイ
蝶々さんに会えたのはこれきり・・・。
2012年08月09日 13:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 13:30
蝶々さんに会えたのはこれきり・・・。
ソバナ
2012年08月09日 13:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ソバナ
クサボタン
2012年08月09日 13:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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クサボタン
キンミズヒキ
2012年08月09日 13:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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キンミズヒキ
ヤマブキショウマ
2012年08月09日 14:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヤマブキショウマ
ツリガネニンジン
2012年08月09日 14:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ツリガネニンジン
ススキ。登山口までの林道は、もう秋の気配。
2012年08月09日 14:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 14:19
ススキ。登山口までの林道は、もう秋の気配。
オオウバユリ。登山口の駐車場横でみつけました。刈られずに残っていました。
2012年08月09日 15:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 15:18
オオウバユリ。登山口の駐車場横でみつけました。刈られずに残っていました。
ヤマジノホトトギス
2012年08月09日 15:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヤマジノホトトギス
大杉への階段で出会ったとても小さく可愛らしい花。名前・・・。わかりませぬ・・・。
2012年08月09日 15:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 15:30
大杉への階段で出会ったとても小さく可愛らしい花。名前・・・。わかりませぬ・・・。
ヤグルマソウ。小屋の西側も藪が刈り込まれてよく整備されていました。一株咲いていヤグルマソウ。
2012年08月09日 18:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/9 18:06
ヤグルマソウ。小屋の西側も藪が刈り込まれてよく整備されていました。一株咲いていヤグルマソウ。
ハクサンアザミ。上向きに開花するのがハクサンアザミ、下向きに開花するのがノリクラアザミ。なるほど。
2012年08月10日 06:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
8/10 6:08
ハクサンアザミ。上向きに開花するのがハクサンアザミ、下向きに開花するのがノリクラアザミ。なるほど。
イワオトギリ。亜種にシナノオトギリもあったようだが、歩いているだけでは見分けがつかんかった。
2012年08月10日 06:09撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/10 6:09
イワオトギリ。亜種にシナノオトギリもあったようだが、歩いているだけでは見分けがつかんかった。
コバギボウシ
2012年08月10日 06:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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コバギボウシ
サラシナショウマ
2012年08月10日 07:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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サラシナショウマ
ハクサンフウロ。一ノ峰ではフウロが迎えてくれた。
2012年08月10日 08:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハクサンフウロ。一ノ峰ではフウロが迎えてくれた。
ホツツジ
2012年08月10日 07:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ホツツジ
エゾフウロ
2012年08月10日 08:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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エゾフウロ
ヒメフウロ
2012年08月10日 08:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヒメフウロ
シモツケソウ
2012年08月10日 08:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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シモツケソウ
ノリウツギ
2012年08月10日 08:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ノリウツギ
ヤマハハコ
2012年08月10日 09:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヤマハハコ
タカネナデシコ
2012年08月10日 09:06撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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タカネナデシコ
ミヤマダイモンジソウ
2012年08月10日 09:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマダイモンジソウ
シオガマギク
2012年08月10日 09:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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シオガマギク
オタカラコウ
2012年08月10日 09:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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オタカラコウ
ミヤマシシウド
2012年08月10日 09:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマシシウド
マツムシソウ
2012年08月10日 09:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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マツムシソウ
マルバダケブキ
2012年08月10日 09:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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マルバダケブキ
ヨツバシオガマ
2012年08月10日 10:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヨツバシオガマ
モミジカラマツソウ
2012年08月10日 10:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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モミジカラマツソウ
コイワカガミ
2012年08月10日 10:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 10:25
コイワカガミ
イワハゼ
2012年08月10日 10:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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イワハゼ
ヤマボタルブクロ
2012年08月10日 11:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 11:30
ヤマボタルブクロ
カライトソウ
2012年08月10日 11:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 11:30
カライトソウ
クガイソウ
2012年08月10日 11:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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クガイソウ
キオン
2012年08月10日 11:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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キオン
オオシラビソ
2012年08月10日 11:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 11:42
オオシラビソ
ヤグルマソウ
2012年08月10日 11:43撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ヤグルマソウ
ウメバチソウ
2012年08月10日 11:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ウメバチソウ
カニコウモリ
2012年08月10日 11:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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カニコウモリ
エゾシオガマ
2012年08月10日 11:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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エゾシオガマ
ミヤマリンドウ
2012年08月10日 12:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマリンドウ
チングルマの綿毛
2012年08月10日 12:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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チングルマの綿毛
2012年08月10日 12:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマダイコンソウ
2012年08月10日 12:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマダイコンソウ
イワショウブ
2012年08月10日 12:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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イワショウブ
タテヤマウツボグサ
2012年08月10日 13:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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タテヤマウツボグサ
チングルマ。まだ見れました^^
2012年08月10日 14:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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8/10 14:24
チングルマ。まだ見れました^^
ウサギギク。名前も可愛らしいが、実際のところかわいいやつ。葉っぱの形がウサギの耳に似ているから名前がついたらしい。
2012年08月10日 14:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/10 14:26
ウサギギク。名前も可愛らしいが、実際のところかわいいやつ。葉っぱの形がウサギの耳に似ているから名前がついたらしい。
ミツバノバイカオウレン
2012年08月10日 14:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミツバノバイカオウレン
イブキトラノオ
2012年08月10日 14:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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イブキトラノオ
ミヤマコウゾリナ
2012年08月10日 15:05撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマコウゾリナ
クルマユリ
2012年08月10日 15:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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クルマユリ
ハクサントリカブト。秋の気配はすぐ・・・^^
2012年08月10日 15:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハクサントリカブト。秋の気配はすぐ・・・^^
タカネスミレ
2012年08月10日 16:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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タカネスミレ
イワイチョウ
2012年08月10日 17:02撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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イワイチョウ
タムラソウ
2012年08月11日 07:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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タムラソウ
ハクサンボウフウ
2012年08月11日 07:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハクサンボウフウ
ミヤマホツツジ
2012年08月11日 08:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマホツツジ
ハクサンコザクラ
2012年08月11日 08:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハクサンコザクラ
クロユリ。君にようやく会えた^^
2012年08月11日 09:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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クロユリ。君にようやく会えた^^
ミヤマアキノキリンソウ
2012年08月11日 09:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマアキノキリンソウ
イワツメクサ
2012年08月11日 10:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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イワツメクサ
イワギキョウ。雨に濡れたお花ってなんて素敵なんだろう(*´`)
2012年08月11日 11:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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イワギキョウ。雨に濡れたお花ってなんて素敵なんだろう(*´`)
ミソガワソウ
2012年08月11日 12:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミソガワソウ
シラネニンジン
2012年08月11日 12:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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シラネニンジン
ゴゼンタチバナ
2012年08月12日 06:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ゴゼンタチバナ
シナノキンバイ
2012年08月12日 07:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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シナノキンバイ
ミヤマキンバイ
2012年08月12日 07:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマキンバイ
ミヤマキンポウゲ
2012年08月12日 07:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマキンポウゲ
ハクサンシャジン(ツリガネニンジン)
2012年08月12日 07:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハクサンシャジン(ツリガネニンジン)
殿ケ池小屋に近づくと、ニッコウキスゲが迎えてくれた^^
2012年08月12日 08:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 8:22
殿ケ池小屋に近づくと、ニッコウキスゲが迎えてくれた^^
ミヤマコゴメグサ
2012年08月12日 09:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ミヤマコゴメグサ
ハクサンオミナエシ
2012年08月12日 09:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハクサンオミナエシ
ヨツバヒヨドリ
2012年08月12日 09:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
8/12 9:30
ヨツバヒヨドリ

感想

いつもは白山へは日帰りで自然散策で終わっている。今回はまだ行ったことがない加賀白山への縦走→小屋泊プラス唯一のテン場となる加賀白山の南竜。そして日帰り登山ではなく、最低でも3日の満喫コースを計画した。6月の梅雨の晴れ間以来、なかなか計画を実行できなかったが、ようやくこの日を迎えた。


■1日目(8月9日)
[名古屋→白山中居神社→神鳩ノ宮避難小屋]
前日までに、荷造りをしたかったが、伊吹山日帰りになれた身にはキツイ重量!食料をだいぶ簡素にして水4リットルを含めて15キロに収めるのは大変・・・。この重みは2キロの重みがあるテントだっていうことはわかりきっているが・・・〜せっかくの加賀白山で小屋泊なんて!と思いながら出発。

名古屋から岐阜を経て、美濃太田で長良川鉄道に乗り換え、終点のひとつ手前、白山長滝で下車する。白山長滝神社でお参りした後、いつも寄る道の駅で、かやく弁当と鮎の炊き込みご飯、水を購入。道の駅から徒歩2分くらいにあるバス停でバスをしばし待つ。見慣れた風景もこうしてバスを待つとなんだか違う風景に思えてくる。石徹白へのバスに乗り込むと長良川鉄道でいっしょだった120リットルのザックをそれぞれ手にした大学生7人組と地元の高校生が乗っているのみ(7人を見たのはこれが最後)。

終点の上在所でバスを降りれば、見慣れた白山中居神社の大杉が目に入ってくる。大杉の樹木群を横目に一路登山道へ足を進めた。白山国立公園の碑を過ぎればすぐに、花が満開で、写真を撮るの夢中に。はじめてこの道を歩いたが、虫の多さに閉口。そういえば、この辺はクマをはじめとした野生動物が多いところだった。2時間弱の道程で石徹白の登山口に到着。しかし、車道を長時間歩くのは足にこたえた。登山口の東屋で30分程休憩してから、石徹白の大杉へ。石徹白の大杉から、本格的な登山道になる。急攀ながらよく整備された登山道を神鳩避難小屋を目指して登る。ザックの重量も気にして、1時間ごとの休憩をとるものの、70リットルのザックに15キロの重さは肩と腰にかなりの負担にようだ。

休憩をかなりとっても予定時間どおりに神鳩避難小屋に到着。荷物から夕食用に道の駅白鳥で買っておいた鮎飯と明日の朝食の準備も兼ねた食事の準備。人の気配を感じたのか、ヘビがいそいで逃げ出していった。どうも泊まるのは久しぶりで、今日も私ひとりのようだ。ヒュッテにひとり貸し切りは嬉しい。またたくまに日が落ちて、満天の星空が輝いた。


■2日目(8月10日)
[神鳩ノ宮避難小屋→南竜ヶ馬場野営場(幕営)]
2日目は、一気に南竜まで行く予定。ガスがたちこめているなか、目が覚めた。ガスがたちこめていれば、歩き安いので、急ぎ神鳩避難小屋をあとにした。樹林帯が終わる母御石に着く頃にちょうどガスが晴れ、朝の眺望を楽しめた。銚子ヶ峰から一ノ峰、二ノ峰とピークを踏んで三ノ峰を目指す。ピーク付近はフウロが咲き乱れ、疲れた体を癒してくれた。二ノ峰から三ノ峰までは藪こぎもかなりあってこたえたが、三ノ峰はニッコウキスゲの群落が迎えてくれた。三ノ峰避難小屋で昼食。三ノ峰の碑に腰かけてしばし、すばらしい風景に心を浸した。ここまでで、だいぶ予定時間をオーバー。ザックの重量が体に負担をかけないように休憩を頻繁にとっているのと、普段よりスローペースでアップダウンを繰返しているからなのはもちろんのこと、コースタイムをこのことを考慮せずに計画したからみたいだ。17時過ぎに南竜につけばいいなあ…と、別山に向けて三ノ峰避難小屋をあとにした。

腰から肩くらいまである藪こぎをしたかと思えば、登山道に覆い被さる低木に四苦八苦しながら、三ノ峰から別山を目指すが、別山はみえどもなかなか近づかない。標準コースタイム2時間だが、ガレ場と藪こぎ+ザックの重量に時間をとられる。何個かのピークを越えてようやく別山平へでれば、見渡すかぎりの平原とガスに見栄隠れする別山姿にしばんし心をうばわれた。別山は美しい姿とは逆に急攀とガレ場はなかなかピークを踏ませないようだ。ただ、藪こぎに疲れた身にとっては、ゴールをめざしてスローながらも着実に登っていった。そう、歩いていれば、いつかはピークに着く。いつのまにかに、別山山頂。ガスで眺望はいまいちながらも、やりとげた気分でいっぱい。

しばし休憩の後に御舎利山を見れば、これまでとはうってかわって立派な標識に驚いた。標識とは逆に、御舎利山から油坂までは、かなり面白いコースをたどった。いいかえれば危険箇所の連続。遠くからでもナギの上を登山道が通っている箇所がかなりあり、引き返したくてもエスケープできない状態に心が細くなる〜ザックの重量でバランスを崩しやすいし、少しでも滑れば、滑落=落ちたら死ぬだろうなというきぶん。しかもアップダウンがより一層きつく、なんどピークを踏んでも一向に南竜は見えてこない。救いなのはガスで天然のエアコンがかかっていたことくらいだろうか。油坂の頭でようやく南竜が見えてほっと一息〜で、危険マークを忘れてガレ場で滑ってしまった(滑るのはこの日何度もあったけど...)。目的地が見えたときにほっとする瞬間がいちばん危ない。南竜までは、さあ80%でゴールというときに油坂を下りきって、また登り直し。この最後の登りはさすがにこたえた。

テン場で、ここに張ろうと決めた場所にザックをデポして、受付場所へ。油坂から見たときは晴れわった南竜も、食事の準備をしているときに雨に。湿原だからか蚊が多く、ともかくテント周りは蚊がたかる始末...。雨も降ってきたので、テントの前室でお湯を沸かしてご飯となった。夜は雨が降ったり止んだり。神鳩ではシュラフカバーを必要としなかったまでも、あまりの寒さにシュラフにシュラフカバー+フリースを着こんで寝ることになった。寒さで目が覚め、テントに吊るしておいた温度計をみれば15度...(ちなみに神鳩では20度超)。


■3日目(8月11日)
[南竜ヶ馬場野営場→甚之助避難小屋]
前日と同じように、朝夕兼用の朝ごはんをすませて、御前峰を目指した。アルプス展望台は晴れていれば、北アから中アまで一望できるとのことだが、南竜を立つときは晴れ渡った空も、アルプス展望台に着くころには雲がかかっており、アルプスは雲海の中。眺望はいまいちなれど、ここから急に高山植物も美濃側と表情を変え、イワギキョウ、そして、今回いちばん期待していたクロユリが姿をあらわした。平瀬道分岐手前から雨が降りだし、寒さもあって雨具を着こんで歩き出す。雪渓の手前からクロユリが群生しだし、雨の水滴がかわいらしく光っていい感じだった。

クロユリに目をやりながら歩けばすぐに室堂へ到着。室堂に到着するなり、雨が本降り...。自分の判断的にここで大汝峰を越えるかどうか、かなり悩む...。室堂に掲示されていた天気図をみながらさらに悩む。御前峰にとりあえず登ろうと、とりあえず一歩を。周りをみれば、かなり雨足も強く、寒いのに軽装(Tシャツ姿も...)が多いのが気になる。他の登山者が少ないうちに御前峰を登る。雨はきつく、ガスもきついが、登れないわけではない。足下では、イワギキョウが咲き乱れている。水滴がついた姿も写真におさめながら、山頂に到着。ここで、大汝峰→七倉山→四塚山→加賀禅定道をあきらめて、エスケープルートの砂防新道へ。次に今日の泊りをどこでするかで悩む。ここで、宿泊場所で候補から外れたのが、蚊が多い南竜。次に室堂か甚之助かで悩むが、室堂に到着するなり、団体客が次々に到着するのをみて、室堂を素通りして、甚之助へ向かった。

美濃禅定道とは対照的に天国みたいな登山道に足も速くなる。昼過ぎに甚之助に到着して、泊まる準備をしたが、小屋前の喧騒とは逆に、宿泊者は自分ひとりのようだ。先に休んでおられた方が「縦走でもするんですか?」と声をかけてこられた。この方が出られてから、年配の方が2人入ってこられて、宿泊者は3人となった。しかし、マナーのない登山者だらけで、小屋内に休んで人がいるのに、小屋内で子どもが騒ぎまくるのを親は注意もしない。ドアをあければ寒いし、虫も入ってくるのにほとんどの人間はドアを開けたまま出ていく(そういう人間のほぼ100%はただ小屋内を覗きにきただけ)。トイレを利用して協力金を払った人はゼロ。あげくの果てには、「電気がなくて暗い!」なんて山ガールもいる(甚之助はたぶん白山で最高級のトイレなんですけど...)。こういう山のルールさえ知らない人間にいちいち腹をたてていては、せっかくの白山が台無しになってしまうので〜16時を過ぎればどうせこいつらいなくなるんだし〜と、じっと静けさがくるのを晩ごはんの準備をしながら待った。

案の定、夕方までにはさっと人はいなくなった。晩ごはんを食べ終えたら、同泊の方と談笑。しばらくするとまた雨が降りだした。こうなると、日帰り客はいなくなる。夕陽の時間には雨があがって、静けさを取り戻したなかで雨上がりの夕方を楽しんだ。21時頃にトイレで目が覚め、表に出れば満天の星空に天の川がくっきりみえた。ククリノヒメ様、最高級のプレゼントをありがとうございました!


■4日目(8月12日)
[甚之助避難小屋→東横イン金沢東口(ビジネスホテル泊)]
翌朝は、6時に甚之助を出発。黒ボコ岩まで戻って、観光新道から越前禅定道を通って、市ノ瀬を目指した。同泊の方からの情報で「砂防新道は面白くないので晴れれば絶対にちょっと戻って、観光新道をいったほうがいいですよ」との言葉は、そのとおりだった。道も美濃側に比べれば、しっかりしているし、眺望もきれいだし、花も咲き乱れているし、なんといっても人が少ないのと、それなりにマナーのある人が登り降りしているのがいい。いいかえれば、観光新道は、山を楽しむ人が辿る道という気がした。途中、殿ヶ池避難小屋で休憩した後、分岐に到着。しかし、背丈ほどある藪こぎに、心がおれ、まよわず別当出合へ...。ククリノヒメ様ごめんなさい!私はまだ山屋になりきれません!〜分岐から別当出合まではロングの急攀階段(≒荒島岳)で、最後の最後で汗をかきまくり...。予定時間どおり金沢行きバスの始発30分前の11時まえに下山終了。

下山してからは、温泉宿に泊まりたかったが、休日で会員20%割引=4000円ろいう安価と洗濯ができるという魅力にひかれて金沢駅の東横インに宿泊した。この日は晴れ渡り、あと1日余裕をもって計画していたら、予定どおり一里野コースもいけただろうなと思いながら、洗濯をした。今シーズンに購入した靴下に穴があき、金沢のモンベルショップへ。帰りに予約した高速バスのチケット買いに金沢駅をウロウロしていたら、「白山に行くのかぁ?」と言われた。美濃側が表玄関だったのは過去の話。いまや金沢が表玄関で、「登り千人、下り千人」の賑わいをみせている。この日は、まえまえから行きたかった亀ちゃんラーメンを昼食に。夜は、治部煮としたかったが、部屋から出るのもしんどく、コンビニ弁当となった。金沢はかなりきていたので、どこもよらなくてもいいかあ。気になったのは携帯の充電。エネループの充電器は持ってきたものの、携帯の充電用コンセントを忘れ、エネループを充電しながら交代で携帯に充電することとなった 汗)。


■5日目(8月13日)
[東横イン金沢東口→名古屋]
一夜明けたら、雨。雨は気にならないが、「予定を続行していたら最終日は、雨だったんだろうなあ?それでも、御前峰からの眺望はみれたんだろうなあ?」って、よくありがちな思いを胸にしながら、お盆休みで、予定変更をすれば、急な宿泊予約も取れなかった手前、勇気ある撤退と考えた。週間天気予報をチェックしていても、特に白山の天気は移り変わりが激しいので、計画がたてにくいということを痛感した。帰りの高速バスの車窓から加賀白山の山系に目をやれば、遥かにうっすりと山裾を眺めることができた。反対側は2年ぶりに見る日本海。松任から小松にでれば、雲から太陽も顔を覗かせた。

4時間程のバス移動中に、来年は、金沢→別当→御前峰→大汝峰→白川→金沢か、その逆のコースを早速考えた。登山口が多く、避難小屋も多い白山はバリエーションに富んだルートをたくさん考えられる。白山は、砂防新道から御前峰に登るだけではなんの面白味も、楽しみも、なにもないつまらない山でしかない。変化をつけ、視点の角度を少しでも変えれば、山の表情を知ることができる。山は人間と同じで、知れば知る程、登る登山者に違った印象を与えてくれることだろう。白山に行くなら是非とも縦走で眺望と自然、草花の変化を楽しみたいものだ。1日の変化をみるだけでも、全てが息吹をはじめる日の出から、だんさんと紫色にそまる夕陽、輝く星空を見上げれば、かなり大きな変化があることを知るにちがいない。白山に入ったら、じっと耳をすませて、静かに空を見上げ、足下に注意してもらいたい。そして、自然と対話して欲しい。きっと白山は、登山者の問いかけに、こたえてくれることだろう。

古道に信仰の歴史を想い、咲き乱れる草花に自然を感じたルートだった(最後はルート変更しまくりだったけど^^;〜なにせ加賀白山は、はじめてだったので・・・)。

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http://edus4100h.exblog.jp/18633428/

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コメント

ゲスト
edus4100さん、こんばんは
美濃禅定道からの白山、良いですね。
しかも長良川鉄道とバス利用で長滝と石徹白経由とは。
時間があってもなかなか実行しにくい手段とルートですが、白山の歴史を踏まえた山行は味がありますね。

白山、大きい山なので、いっぺんに周ることはよほど時間が無いと難しいですね。
歩いたことのない北部の各ルートも長いですが、いつか歩いて見たいです。
また、それぞれの花の時期も狙って。
そうすると、さらに時間がかかりそうですが
2012/8/19 23:49
いつもコメありがとうございます!
todokitiさん、コメありがとうございます!

今回は、だいぶルートを変更しましたが、美濃からの90%は達成しましたよ。次回はゴマ平から白川郷にぬけたいですね。

白山の加賀側にははじめて、はいりましたが、加賀側の道が立派なのにはびっくりしました。


大杉までは、伊吹と重なりますが、大杉以降は、白山の威厳がまさってますね

というより、いつも伊吹で、体験できない、1日の変化をたのしめたのが、○でした。

白山を楽しむなら、時間をかけて、人をうまく避けるのが、いいですね。今週1週間は、東北での社会貢献活動で、伊吹にはいけませんが、かわりに岩手の山にいってきます
2012/8/20 17:06
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