富山湾〜上高地〜親不知
- GPS
- 114:47
- 距離
- 255km
- 登り
- 22,215m
- 下り
- 22,195m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:47
- 山行
- 16:00
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 17:12
- 山行
- 12:38
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 13:30
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 11:38
- 山行
- 11:14
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 12:58
- 山行
- 11:04
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 12:30
- 山行
- 13:21
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 14:35
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 12:07
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 12:13
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:23
天候 | 7/30(〜五色ヶ原): 🌤️ → ☁️ 7/31(〜黒部五郎小屋): 🌤️ → ☁️ 8/1(〜小梨平): 🌤️ ※夕方雷雨 8/2(〜南岳小屋): ☀️️ 8/3(〜烏帽子小屋): 🌤️ 8/4(〜種池山荘): 🌤️ ※夜中雷雨 8/5(〜天狗山荘): 🌤️ 8/6(〜栂海山荘): ☀️️ 8/7(〜親不知): ☀️️ 朝は快晴、昼前には稜線にガスが湧いて来る夏天気の毎日。 風の強まる日もなく、天気に恵まれた期間だった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2020の登山道崩落箇所は復旧、通過に問題なし ・船窪岳第2ピーク下で登山道崩れ ・栂海新道サワガニ山の先で登山道崩落 |
その他周辺情報 | 親不知観光ホテルで入浴&送迎@1500円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
◆プロローグ
去年の夏やった静岡-親不知でやり切った感があり、次の目標が定まらないまま7月になった。とりあえず6月後半から10キロ背負った毎日ラントレを開始。八ヶ岳や朝日飯豊なども考えたがなんかピントこない。やっぱり8月はアルプスに行きたい!ということで、今年は北アルプスでどっぷり浸かる計画を立てる。せっかくなのでTJARスタート地点からルートをトレースしつつ親不知まで繋げる。
昨年の装備で不満点はなかったので、シロッコのヘルメットだけ追加で用意。途中で上高地に下りるので夕食や行動食を追加購入できる前提で、出発時の食料を軽量化する作戦だ。
出発時重量(水無し):ザック7.8kg+ポーチ0.8kg
◆1日目 ミラージュランド〜五色ヶ原
仕事を終え、二人の娘とお風呂、夕食食べて19時に自宅発。新幹線と在来線で3時間ほどで東滑川駅へ。タクシーいたら…なんて思ったがいるわけない無人駅だった。ジョグってミラージュランドに向かい海にタッチしたら早月川沿いをロード30キロ。川沿いをずっと走れるわけではなく、右岸と左岸を行ったり来たりしつつルートどりが難しい。5キロくらい走ると自販機があったので補給。その後も自販機あるだろうと思っていたらこれ以降見つからず…水切れ寸前。馬場島手前5キロくらいの地点で早月川に沢が合流している箇所が…沢に降りれそう。いったん通り過ぎたが…引返し沢水をゴクゴク、生き返った。ロード後半は登りも多くなりほとんど歩いて早月尾根登山口へ。キャンプ場の水場は沢水のため要煮沸と書かれていた…、たっぷり補給。急登をガンガン登る、ロードとは使う筋肉が違うので足が動く。早月小屋手前で日の出、良い天気の初日。小屋着いてバテ気味、カップラーメンとジュースを補給し調子が良くなる。途中同じザックを背をった方がいて声をかけたら、今日同じくロード走ってきて五色ヶ原まで行くとのこと、同じ行程でビックリ!岩場の難所も淡々とこなして剱岳ピーク。平日なので人も多くなく別山尾根の渋滞も気にならない。マイペースで剣山荘着いてカレー🍛しかし時間をみるとペースが悪く、眠気もMAX、いつものことだが『なんで来てしまったんだろう』感に襲われて、雷鳥沢泊に切り替えようか本気で迷う。明日以降のことを考えてペースを上げて五色を目指す。長期縦走は体力よりもメンタルが重要だ。ザラ峠手前は多く雪渓が残っていたがツボ足でOK。17時過ぎて五色ヶ原到着。初日から行動時間19時間越えで疲労困憊。TJAR出場選手たちの異次元さを身体で実感。夕食を取りすぐに就寝。
※GPSログ取り:昨年はAppleWatchでログ取りしたが、電池が半日しか持たず苦労した。ログ記録間隔が狭く心拍のデータも記録されるので、ログ容量大きくヤマレコにアップするのも一苦労だった。今年はGarminForeAthlete245に変更。19時間ログとっても電池残量20%以上あり。 腕に装着して就寝すれば時間にバイブで起こしてくれるのも良かった。ヤマレコにも生データでアップできた。高度計があると最高なのだが…上位モデルに買い替えか。
◆2日目 五色ヶ原〜黒部五郎小屋
2時出発。路面が濡れていて越中沢岳からの下りとスゴノ頭周りの岩場を慎重に通過。スゴ乗越小屋で朝からカップラーメン休憩。山全体が朝陽に照られされてどんどん霧が晴れて行く。薬師岳まで登りきりいったん下り道、安定したガレ道をテンポよく下って行く。太郎平小屋のランチがモチベーション。太郎平小屋着いたがランチが始まっていない…聞いてみるとヘリの荷揚げ作業で営業開始が遅れているとのこと😭仕方ないので再度カップラーメン、炭酸と缶詰フルーツもいただく。食べている途中でランチ営業開始した…。黒部五郎まではなだらか登りで歩きやすい。山頂への分岐着いて空身で黒部五郎ピークへ。すでに14時を回っているが、今日は三俣山荘までなので残りCTで4時間程ある。午後からにわか雨予報が出ていたのでもっと早く着くための2時スタートだったがペースは上がらず。ここで気がつく、テン泊装備を背負ってスピードあげると足が痛むので抑えめに歩いていたが、それでは計画値のCT0.6にはたどり着かない。足が痛んでもガシガシ歩く必要あり。黒部五郎カールの景観を堪能しつつ黒部五郎小屋へ。その奥にそびえる三俣蓮華を見たときに戦意喪失、キャンプ予約無しだがここで宿泊を決めた。テント場は携帯の電波が入らず天気予報が確認できずそのまま就寝。
◆3日目 黒部五郎小屋〜小梨平
疲れが溜まっているので前日よりスタートを30分遅らせ2時半スタート。昨日パスした三俣蓮華を登り、双六山頂はパスして中道から双六小屋へ。双六小屋ついてちょうど日の出の時間。休憩しつつ、天気予報を確認すると明日が終日好天予報☀️️この好天を穂高の縦走に当てたい!ので計画修正。計画では常念まで進んで1泊、翌日霞沢岳まで進んで小梨平に下りる予定だったが、今日槍沢から小梨平に降りて計画を一日前倒しすることにした。小梨平(街)に下りれることになったら元気がでてきた。お風呂の時間も決まっているのテキパキすすむ。槍ヶ岳山荘ついて、焼きたてパンとココアで一休み。あとは槍沢をくだるだけ。途中トレランの方に道をゆずる、はやいー!転がるように落ちていった、CT0.3-0.4くらいだろうか。槍沢ロッヂ近づくと日差し全開の猛暑。横尾はパスして徳沢へ、徳沢園でカレーとソフトクリーム。さっき焼きたてパン2つ食べたのもあって食べ過ぎ感あり。軽くジョグりつつ小梨平着。計画変更によりTJARと同じルートとなり、これは中央アルプス向かった方が…と一瞬よぎったが、あのロードを走るには強固な決意が必要だ。
テントを張って15時からお風呂、しあわせ&リフレッシュ。梓川脇のベンチで音楽を聞いたりのんびりタイム、しているとゴロゴロ雷鳴。16時頃から土砂降りでテントに逃げ込む。雨が弱くなったタイミングで食堂に行って夕食。鯖味噌定食大盛りでしばらく下界のご飯とはお別れ。それに後半戦の食料と行動食を補給、コレが小梨平にくる最大の目的。あとデジカメとモバイルバッテリーの充電も。土砂降りのテント場だったが水捌け良く問題なし。明日も早いので明るいうちに就寝した。
◆4日目 小梨平〜西穂〜南岳小屋
0時起床で出発準備、雨は上がっているがあたりは霧。西穂高の登山口から稜線を目指す。西穂山荘への道はしっかり整備されていて歩きやすかった。西穂山荘着くと、出発準備をしている人が数名、自分も岩歩き用に装備を整え、給水もさせてもらう。風が穏やか快晴の天気、計画修正は大正解。西穂−奥穂の稜線も基本にマーキングしてあるのでそれを見逃さないように慎重に進む。天狗の頭までの前半戦の方が難易度高く感じた。槍の北鎌尾根も行ってみたいと思っていたが、この稜線で怖さも感じながらいっぱいいっぱいなので、しばらくないだろうと思った。馬の背はホールドしっかりしているので問題なし、そこから稜線上を辿って奥穂山頂へ。ちょうど人がいたので写真を撮っていただき、穂高岳山荘から団体さんが登ってきたので入れ違いで山荘へくだる。山荘ついてお腹空いたがランチ前、チップスターを購入。北穂への稜線で雷鳥雛が5〜6羽、近づくと飛んで行ってしまった。今日は本当に良い天気、景色を楽しみながら北穂小屋で今日もカレー。夕食は麺なので小屋ランチはご飯を食べたいのです。午後になると稜線にガスが湧いてきた。大キレット最大の難点はガレガレで石が落ちてしまうこと、疲れた足で石を落とさないように慎重にくだるのが本当に大変。幸いというかほぼ人が歩いていなく1名すれ違っただけだった。長谷川ピーク過ぎた稜線の小さな丘にいる猿と目が合った、こんな高山帯で何を食べて生きているのだろう。時間的にも体力的にも余裕があったので槍ヶ岳山荘まで行こうと思っていたが、南岳小屋にてテン泊者向けハンバーグプレートの案内が…惹かれて今日は南岳でテント張ることを決断。提供は17時半なので時間は余裕あり、その間におやつとして豚汁もいただく、生の野菜がたくさん入っていてとても良い。ハンバーグプレートも激うまーだった。3000m近いテント場なので寒さが心配だったため、徳沢園で寝る時用の靴下を追加購入していた。シュラフも3シーズン用なので問題なく熟睡できた。
◆5日目 南岳小屋〜烏帽子小屋
槍ヶ岳でのご来光に合わせて3時出発。毎日いい天気。大喰岳着くと槍の向こうの空が赤くなり始めていた。予定通り山荘ついて槍の右肩から日の出。ご来光を堪能し再びの西鎌尾根、長くてしんどい。双六岳は再度パスして巻き道で三俣山荘へ、巻道カールとお花畑が綺麗、途中の水場で給水もできた。三俣山荘で今日もカレー、ここのは本格派でお肉がほろっと崩れる柔らかさでとても美味しい。主人が最新のデジタル技術(5G,Wifi6等)を使った伊藤新道復活への取り組み、こんな場所だからこそ最新の技術が活きる、みたいな話をしていたのが記憶に残っている。鷲羽〜水晶は歩きやすい道。水晶小屋でもせっかくなのでチカラモチ。午後から裏銀座の稜線はガスってきたが今日も雨はなかった。足裏痛いのを耐えて烏帽子小屋着。広いテント場だが10張もいない。大町市側にひらけた場所から携帯の電波が入り天気予報チェック。2日後までバッチリな天気予報に一安心し就寝。
◆6日目 烏帽子小屋〜種池山荘
今日の行程は長めなので2時出発。地図に特に何も書かれていないので油断していたが、南沢岳の手前から不動岳までの間の登山道がかなり難儀な道だった。倒木が処理されていないので、それを巻くだけでも一苦労。薮がせり出していて中腰になって歩かないと進めいない箇所、ざれざれの崖上トラバース、暗闇もあってメンタル的にもきつい区間だった。船窪岳周辺は道が整備されており、昨年の崩落箇所も鉄パイプを使いしっかり補修されていて通過に問題無し。しかしその後のロープが張られたガケ場のトラバースで足元がおろそかで滑落しかける、緊張感が緩んでいた。船窪テント場で水を給水しようかと思ったが、何か他にも補給したかったので、七倉岳分岐にザックをデポして空身で船窪小屋へ。小屋でカップラーメンとジュースを補給。小屋の方に聞くとテント場下の水は崩れて利用不可になってしまったとのこと。出発時に鐘で見送りしてくれて、しばらく進んで小屋を振り返ると大きく手を振って見送ってくれていた。蓮華岳への登り、コレは巻くだろう…と思ったそそり立つ岩壁を鎖を使って登っていくルート、へばりかけていたのでエナジージェル注入しなんとかやり切る。蓮華岳はガスの中、涼しくて良い。針ノ木峠小屋にて牛丼を補給、ここからまだ長い。針ノ木岳からの下り道のガレ場の石で滑って前のめりに転ぶ、受け身をとったのか右脇の後ろと左手の平を強打、左手薬指にしていた結婚指輪が指の根元にめり込んで大きく出血。アルコールティッシュで拭き取り止血、キズパワーパッドを貼った。今日は集中力が切れてきている気がして、この後はこまめに休憩を取り進むことにした。あまり気にしていなかったが3〜4日目くらいから手足がパンパンにむくんでいて、手を握るのも少し力を入れないとという感じ。そのせいで切れやすかったのかもしれない。新越山荘でポカリと柿の種を補給し一休み、種池山荘のテント場は10張強。この日は22時過ぎてから雷雨、テントの下が川のようになりウォーターベッド状態だが、水がしみてくることはなかった。雨は止みそうになく気にしていても仕方ないのでそのまま就寝。
◆7日目 種池山荘〜天狗山荘
起床すると雨は止んでいて、川になっていたテント下の水もなくなっていた。霧の中を鹿島槍に向けて登って行く。夜明け前だが冷池山荘から出発している登山者がたくさん。布引山越えたあたりでガス越しの日の出、あたりがオレンジ色に染まる。鹿島槍手前でガス抜けて大展望。北アルプスの中心地という感じで歩いてきた稜線全てが見渡せた、それにこれから向かう雲に浮かぶ後立山連峰。キレット小屋への下り道はすれ違いもなくサクッと、小屋スルーして五竜へ。G4G5あたりのガレ登りがしんどい。ピークハントして五竜山荘へ下りカップそばを補給、お湯の温度が低めで麺がバリカタ…ぼりぼりいただく。唐松岳周辺は人がたくさん。不帰キレットはキレットの中ではいちばん簡単な印象。そして今日の〆、天狗の登り。天狗の頭に着けばゴールと思っていたが、登り切ってもなかなかたどり着かない天狗山荘。昨年も通っているが記憶に無し。きっとまた次きたときも同じ思いをするのだろう。南岳小屋でのハンバーグプレートに味をしめて、天狗山荘でもテント泊者向けの夕食定食があることを思い出していた。ウキウキしながら食堂に向かうと、今年からなくなっていた…ざんねん。コンソメポテチとコーラを購入しおやつ。小屋の水は雪解け水なのでキンキンに冷えていて美味しい。白馬周辺は稜線の小屋でも水が豊富にとれる、非常にありがたい。親不知観光ホテルに電話をし下山後の入浴と駅までの送迎を予約した。下山までの行程が確定し後はやるだけ!
◆8日目 天狗山荘〜栂海山荘
朝日小屋までにするか栂海山荘まで行くか、それとも一気に下山してしまうか迷ったが、天気がいいので間をとって栂海山荘までにした。まずは鑓ヶ岳。鑓山頂ついてピークから西側にルートをとる際に、一瞬おやっと思ったが、過去の記憶で鑓ヶ岳からは一旦西にルートをとった後に北に向かう登山道だった記憶があり、地図にもそう書かれていたので、そのまま進んだ。15分くらい下ると分岐の道標があり、こんなところに分岐あったかな…と思って見たら鑓温泉分岐の道標だった。山頂をぐるっと回ってまさかの南に進んでいた。気を取り直して再度鑓ヶ岳。白馬手前で日の出を迎えるはずが少し計画が狂ったが仕方なし。今日も見事な日の出と朝焼け。白馬山荘でスカイプラザに立ち寄り、5時15分から営業開始しているのでそれに合わせて来る予定だったが30分遅れの到着。昨年いただいたウィンナー盛り合わせとか食べたいと思っていたら、軽食は10時からで朝はケーキとドリンクのみ。チーズケーキとコーヒーで優雅な朝を迎える。合わせて売店で行動食を補給、柿ピーとチョコチップクッキー、それに栂海山荘での水汲み用にポカリペットボトルを購入し、水の最大容量を2.5Lにあげた。白馬岳から登ってきた北アルプスの山々&富士山もくっきり見える。白馬岳から雪倉岳への稜線が好きだ。昨年暴風雨の中歩いたことを思い出す、歩いたペースは今年も去年も変わらず、去年はよく頑張っていた。日差したっぷりで風もなく暑い。赤男山の水場に逃げ込み休憩。ここの水場もかなり好き。朝日岳周辺は草かりやテープの設置など登山道がよく整備されていた。朝日岳山頂から大展望、アルプスの山々とお別れ、栂海新道に入る。標高下がるにつれ暑さMAX、デジカメの温度計に34度と出ていた…。汗がどんどん噴き出して来るので水の補給をこまめに。日陰で休憩していても暑いのでとまらず進む。北又の水場に逃げ込み、その場で1リットルほど飲んだ。容量MAXの2.5L担ぎ最後の犬ヶ岳へ。平日なので栂海山荘の宿泊者いないかと思いきや8名の宿泊。翌日出発が早いのもあるので外にテントを張った。16時過ぎても暑くて日向には出られない。小屋の影で早めの夕食をとり、そのまま眠りたかったがテントの中はサウナ状態。日が暮れるのを待って就寝。
◆9日目 栂海山荘〜親不知
標高が低いので虫が多い。テントの撤収をしていると、ヘッデンの光に吸い寄せされて顔の周りに虫がまとわりついて来る。ハッカスプレーをしても大きな効果は感じられないので前に進むしかない。スタート時点で1L水を持っていたので黄蓮の水場はパス。最終日まで温存していたエナジージェルを投入し、下駒岳の登りをこなす。白鳥山ついて屋上に登った、梯子がウェットで少し緊張感あった。シキ割の水場で最後の給水。坂田峠への激下りが最後の難所。7時すぎて日が差込むようになり全身から汗が吹き出す、日中の下山はさらにしんどいだろう。温存していたドライマンゴー、行動食もほとんど食べきりどんどんくだる。尻高山からはフラットな箇所も多く小走りで飛ばす。左膝の上がズキズキ痛むようになるが、最終日なのでお構い無し。標高下がると車の走行音が聞こえて来る。森の中から国道8号線に飛び出す。海岸への最後の階段を駆け下り日本海へ到達。
無人の海岸で写真撮影を済ませホテルへ登り返し。ホテルに入り入浴、全身2度洗って湯船へ、極上の気持ちよさと達成感。ちょうど親不知駅の電車に良い時間。ホテルの送迎で駅へ。駅までの車内、ホテルの主人と『昨年は家族が親不知まで迎えにきてくれてホテル宿泊したが、今年は迎えが無い話…』で盛り上がる。下山したら何食べようか、後半はずっとそればかり考えていたが答えは出ず。糸魚川駅のセブンに入り、イカフライ弁当とサラダを購入し新幹線車内で食べた後、急激な眠気で意識が飛び気づいたら大宮。親不知から3時間で帰宅し旅が終わった。
今回はテント張った後、のんびりリラックスする時間を多く作れました。目標ペースで快適に歩くためにやっているトレーニングの成果と思います。周りからはせかせか歩いているように見えているかもしれませんが、これくらいが自分的には爽快で楽しいのです。
今は在宅ワークなので週末作り置きしたカレーをお昼ごはんに毎日食べていますw
気になった景色があれば行ってみてくださいー
自分も少し前に未丈ヶ岳のレコ拝見させていただいていて、こんなシャッタールート(?)あるんだと、気になっていました。いつか行ってみようと思います😃
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