【1日目】2016年3月28日(月)
新穂高 中尾温泉口駐車場に車を停め、登山口へと歩く。
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3/28 5:51
【1日目】2016年3月28日(月)
新穂高 中尾温泉口駐車場に車を停め、登山口へと歩く。
5:56 笠ヶ岳登山口
登山口に雪は全くなし
クリヤ谷ルートは下るにしても長いルート。
駐車場から笠ヶ岳山頂までの標高差は1,917m。
途中のアップダウンを合わせると2,000mは超えるだろう。
一日で笠ヶ岳山荘まで辿り着けるかが第一の関門だ。
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3/28 5:56
5:56 笠ヶ岳登山口
登山口に雪は全くなし
クリヤ谷ルートは下るにしても長いルート。
駐車場から笠ヶ岳山頂までの標高差は1,917m。
途中のアップダウンを合わせると2,000mは超えるだろう。
一日で笠ヶ岳山荘まで辿り着けるかが第一の関門だ。
登山口からしばらく登り、ひと段落したところ。
ここまでほとんど雪はなし。
少し進むと雪が出てくるが、まだまだ地面の上を歩く場所が多い。
この辺りで少しでも稼いでおきたい。
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3/28 6:23
登山口からしばらく登り、ひと段落したところ。
ここまでほとんど雪はなし。
少し進むと雪が出てくるが、まだまだ地面の上を歩く場所が多い。
この辺りで少しでも稼いでおきたい。
6:42 第一渡渉点
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3/28 6:42
6:42 第一渡渉点
特に問題なく渡ることが出来るくらいの水量だ。
渡れるように木も置いてあった。
滑りそうだが、足を置いても滑ることはない。
ゴロンとならないように注意。
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3/28 6:43
特に問題なく渡ることが出来るくらいの水量だ。
渡れるように木も置いてあった。
滑りそうだが、足を置いても滑ることはない。
ゴロンとならないように注意。
まだ雪は少ないが、この辺りから雪が多くなる。
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3/28 7:04
まだ雪は少ないが、この辺りから雪が多くなる。
前方に錫杖岳2,168mが見えてきた。
雪道には薄っすらとトレースがある。
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3/28 7:09
前方に錫杖岳2,168mが見えてきた。
雪道には薄っすらとトレースがある。
凄い迫力で聳え立っている。
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3/28 7:24
凄い迫力で聳え立っている。
7:30 第二渡渉点
淵に溜まる水がとても綺麗だった。
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3/28 7:30
7:30 第二渡渉点
淵に溜まる水がとても綺麗だった。
クリヤ岩小屋
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3/28 7:32
クリヤ岩小屋
細い谷ルートを抜けると、広く緩やかな斜面が広がる。
太陽も昇ってきて一気に暑くなってきた。
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3/28 7:51
細い谷ルートを抜けると、広く緩やかな斜面が広がる。
太陽も昇ってきて一気に暑くなってきた。
8:05 最終水場付近
出発してから2時間ほど歩いたので、ここで休憩。
水は自宅から汲んで持ってきたが、この場所でも水が取れる。
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3/28 8:05
8:05 最終水場付近
出発してから2時間ほど歩いたので、ここで休憩。
水は自宅から汲んで持ってきたが、この場所でも水が取れる。
振り返ると焼岳。
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3/28 8:29
振り返ると焼岳。
日陰になる樹林のない斜面をずっと登っていく。
夏道だと前方の谷を登って行くが、雪崩も気になるので、向かって右側の尾根に取り付く予定。
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3/28 8:51
日陰になる樹林のない斜面をずっと登っていく。
夏道だと前方の谷を登って行くが、雪崩も気になるので、向かって右側の尾根に取り付く予定。
雲はあるものの、とてもいい天気で暑い。
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3/28 8:52
雲はあるものの、とてもいい天気で暑い。
9:30 計画通り尾根に上がる。
穂高〜槍まで一望できる!
幸いなことに尾根上には比較的新しいトレースがあった。
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3/28 9:30
9:30 計画通り尾根に上がる。
穂高〜槍まで一望できる!
幸いなことに尾根上には比較的新しいトレースがあった。
槍ヶ岳
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3/28 9:30
槍ヶ岳
ジャンダルムの方が高く見えるが、中央が奥穂高岳。
左端のコルに穂高岳山荘がある。
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3/28 9:30
ジャンダルムの方が高く見えるが、中央が奥穂高岳。
左端のコルに穂高岳山荘がある。
尾根はそこまで急登でもなく、とても良い斜度で登って行く。
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3/28 9:33
尾根はそこまで急登でもなく、とても良い斜度で登って行く。
笠ヶ岳第一尾根の大岩壁が見えてきた。
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3/28 10:04
笠ヶ岳第一尾根の大岩壁が見えてきた。
まだいい天気だが、この後から一気に雲が多くなる。
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3/28 10:04
まだいい天気だが、この後から一気に雲が多くなる。
尾根を進むと急登地点にぶつかる。
よく見るとフィックスロープのような物が見えるが、トラバースで夏道の方に抜けれそうだし、トレースもそちらへ伸びているのでついて行く事にした。
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3/28 10:54
尾根を進むと急登地点にぶつかる。
よく見るとフィックスロープのような物が見えるが、トラバースで夏道の方に抜けれそうだし、トレースもそちらへ伸びているのでついて行く事にした。
夏道の谷に一時的に入り、クロスして稜線を目指す。
この辺りの雪崩の心配は薄い。
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3/28 11:24
夏道の谷に一時的に入り、クロスして稜線を目指す。
この辺りの雪崩の心配は薄い。
稜線目前。
けっこう疲れてきている。
トレースが有り難い。
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3/28 11:51
稜線目前。
けっこう疲れてきている。
トレースが有り難い。
稜線に到着。
錫杖岳方面を見下ろす。
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3/28 12:00
稜線に到着。
錫杖岳方面を見下ろす。
12:06 クリヤノ頭2,440m
西から冷たい風が吹いている。
ケルンの後ろ側で休憩する。
ここでアイゼンを履いた。
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3/28 12:06
12:06 クリヤノ頭2,440m
西から冷たい風が吹いている。
ケルンの後ろ側で休憩する。
ここでアイゼンを履いた。
ここからは稜線の西側をトラバース気味に登り続けるルート。
遥か先に笠ヶ岳山頂が薄っすらと見えていた。
谷からは冷たい風が吹き上がって来ているので、天候回復を願いたい。
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3/28 12:31
ここからは稜線の西側をトラバース気味に登り続けるルート。
遥か先に笠ヶ岳山頂が薄っすらと見えていた。
谷からは冷たい風が吹き上がって来ているので、天候回復を願いたい。
クリヤノ頭からは一度コルまで下る。
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3/28 12:48
クリヤノ頭からは一度コルまで下る。
下って登り返すとライチョウ岩。
なぜこれをライチョウ岩と呼ぶのかは全く不明。
雪が舞いだした。
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3/28 13:09
下って登り返すとライチョウ岩。
なぜこれをライチョウ岩と呼ぶのかは全く不明。
雪が舞いだした。
天候はどんどん悪くなっている。
今日は昼ごろに一時的に悪くなるという予報だったので、予定通りといえばその通りだが・・・
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3/28 13:10
天候はどんどん悪くなっている。
今日は昼ごろに一時的に悪くなるという予報だったので、予定通りといえばその通りだが・・・
嫌な感じの下りトラバース。
雪が緩んでいてズルズル。
おまけに団子まで付いてとても歩きにくい。
かなり時間が掛かった。
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3/28 13:19
嫌な感じの下りトラバース。
雪が緩んでいてズルズル。
おまけに団子まで付いてとても歩きにくい。
かなり時間が掛かった。
この後、雪は更に強くなり、ガスも湧いてきて条件は更に悪くなる。
トレースも消え、僅かな視界を頼りに登り続けて行く。
しかし・・・
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3/28 13:25
この後、雪は更に強くなり、ガスも湧いてきて条件は更に悪くなる。
トレースも消え、僅かな視界を頼りに登り続けて行く。
しかし・・・
15時過ぎ、
ついにホワイトアウト。
完全に視界が奪われてしまい、動けなくなってしまった。
隣には雪庇がある。
動いたらヤバイ状況だ。
GPSも雪が多いと狂いが出るので頼りには出来ない。
ザックを置いて視界が回復することを願い待つしかない。
あっという間にザックにも雪が積もる。
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3/28 15:42
15時過ぎ、
ついにホワイトアウト。
完全に視界が奪われてしまい、動けなくなってしまった。
隣には雪庇がある。
動いたらヤバイ状況だ。
GPSも雪が多いと狂いが出るので頼りには出来ない。
ザックを置いて視界が回復することを願い待つしかない。
あっという間にザックにも雪が積もる。
何年か前の飯豊山でのホワイトアウトを思い出す・・・
あの時は暴風の地吹雪と大量の雪で視界を奪われ、その場に幕営して夜を明かした。
今回この場所に幕営するのは不可能だ・・・
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3/28 16:05
何年か前の飯豊山でのホワイトアウトを思い出す・・・
あの時は暴風の地吹雪と大量の雪で視界を奪われ、その場に幕営して夜を明かした。
今回この場所に幕営するのは不可能だ・・・
40分ほど待ったかな。
薄っすらと行く手の視界が確認できた。
見えたのは山頂少し下にあるジャンクションピーク。
よーし、この方向だ!
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3/28 16:05
40分ほど待ったかな。
薄っすらと行く手の視界が確認できた。
見えたのは山頂少し下にあるジャンクションピーク。
よーし、この方向だ!
ガスの切れ間から太陽も。
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3/28 16:08
ガスの切れ間から太陽も。
雪庇の低い場所からジャンクションピークへと登る。
視界は徐々に回復し、山頂も見えてきた。
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3/28 16:45
雪庇の低い場所からジャンクションピークへと登る。
視界は徐々に回復し、山頂も見えてきた。
頼むー、このまま行ってくれー!
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3/28 16:45
頼むー、このまま行ってくれー!
振り返ると歩いてきた雪稜が姿を現している。
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3/28 16:48
振り返ると歩いてきた雪稜が姿を現している。
キレイ・・・
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3/28 16:56
キレイ・・・
ジャンダルムも見えてきた。
午前中に見た時よりも白くなったような・・・
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3/28 16:56
ジャンダルムも見えてきた。
午前中に見た時よりも白くなったような・・・
やばい!このシチュエーション、泣ける・・・
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3/28 17:02
やばい!このシチュエーション、泣ける・・・
山頂まで最後のひと登りのところまで来た。
これを越えれば笠ヶ岳山頂が待っている。
途中、苦しかったなぁー。
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3/28 17:02
山頂まで最後のひと登りのところまで来た。
これを越えれば笠ヶ岳山頂が待っている。
途中、苦しかったなぁー。
17:05 笠ヶ岳山頂 2897.5m
山頂には赤い旗が僅かに顔を出していた。
向こうの方が高くなっているが、あそこは雪が積もって高くなっているだけ。
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3/28 17:07
17:05 笠ヶ岳山頂 2897.5m
山頂には赤い旗が僅かに顔を出していた。
向こうの方が高くなっているが、あそこは雪が積もって高くなっているだけ。
さっき降った雪で一面真っ白な世界が広がっている。
言葉では言い表せないくらい美しい光景だった。
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3/28 17:07
さっき降った雪で一面真っ白な世界が広がっている。
言葉では言い表せないくらい美しい光景だった。
笠ヶ岳から双六岳へと続いていく稜線も真っ白だ。
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3/28 17:07
笠ヶ岳から双六岳へと続いていく稜線も真っ白だ。
ジャンダルムは見えるが、奥穂高岳は微かに見え隠れするくらい。
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3/28 17:07
ジャンダルムは見えるが、奥穂高岳は微かに見え隠れするくらい。
西側には迫力のある雲海。
西日に照らされて神々しい光景だった。
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3/28 17:09
西側には迫力のある雲海。
西日に照らされて神々しい光景だった。
雪稜に自分だけのトレースが一本。
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3/28 17:18
雪稜に自分だけのトレースが一本。
この景色を見ると、なんとも嬉しい気分になる。
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3/28 17:19
この景色を見ると、なんとも嬉しい気分になる。
なんて美しい光景なんだ・・・
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3/28 17:19
なんて美しい光景なんだ・・・
笠ヶ岳、甘くはなかった。
でも、なんとか一日で登り切れた。
あとは山荘まで下れば今日の計画は無事終了だ。
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3/28 17:17
笠ヶ岳、甘くはなかった。
でも、なんとか一日で登り切れた。
あとは山荘まで下れば今日の計画は無事終了だ。
山頂を出発し、神社のある方へと歩いてきた。
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3/28 17:29
山頂を出発し、神社のある方へと歩いてきた。
雪が積もって高くなっている部分にもちゃんと登頂(笑)
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3/28 17:31
雪が積もって高くなっている部分にもちゃんと登頂(笑)
神社は埋まっているが、前で手を合わせる。
太陽の光で柱のようなものを見ることが出来た。
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3/28 17:30
神社は埋まっているが、前で手を合わせる。
太陽の光で柱のようなものを見ることが出来た。
山頂から笠ヶ岳山荘を見下ろす。
またガスが迫ってきて、雪が降り出した。
再び視界が奪われる前に下ってしまおう。
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3/28 17:30
山頂から笠ヶ岳山荘を見下ろす。
またガスが迫ってきて、雪が降り出した。
再び視界が奪われる前に下ってしまおう。
17:35 笠ヶ岳山荘着
下りはあっという間だ。
山荘前は西からの強風で吹雪いている。
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3/28 17:35
17:35 笠ヶ岳山荘着
下りはあっという間だ。
山荘前は西からの強風で吹雪いている。
どうやらこの下に冬期小屋の入り口があるらしい。
スコップを出して掘り返し始める。
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3/28 17:48
どうやらこの下に冬期小屋の入り口があるらしい。
スコップを出して掘り返し始める。
約50分ほど掘り続け、開きました。
すきま風でけっこう雪が入り込んでいる。
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3/28 18:39
約50分ほど掘り続け、開きました。
すきま風でけっこう雪が入り込んでいる。
内部は一段高くなっていて、そちらに雪はない。
建材のスタイロホームが敷いてあり、暖かく過ごせそうだ。
上段は二人が限界。
それ以上来ると厳しい。
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3/28 18:43
内部は一段高くなっていて、そちらに雪はない。
建材のスタイロホームが敷いてあり、暖かく過ごせそうだ。
上段は二人が限界。
それ以上来ると厳しい。
雪を溶かして米を炊き、味噌汁と納豆で夕食。
夕食後はチーズとアボカドと生ハムをクラッカーに乗せ、赤ワインと一緒にいただくいつものコース。
この季節は味噌汁に山ウドが入る。
春の味で何とも幸せな味噌汁の味だ。
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3/28 20:43
雪を溶かして米を炊き、味噌汁と納豆で夕食。
夕食後はチーズとアボカドと生ハムをクラッカーに乗せ、赤ワインと一緒にいただくいつものコース。
この季節は味噌汁に山ウドが入る。
春の味で何とも幸せな味噌汁の味だ。
夕食後に外に出ると星空が広がっていた。
槍・穂高連峰のシルエットと共に、星空撮影。
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3/28 21:48
夕食後に外に出ると星空が広がっていた。
槍・穂高連峰のシルエットと共に、星空撮影。
笠ヶ岳山頂方面。
ほとんど無風状態になっていて、寒さはほとんど感じなかった。
夜もテントとは違って風の影響を受けないので、寒さを感じずにしっかりと眠ることが出来た。
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3/28 21:56
笠ヶ岳山頂方面。
ほとんど無風状態になっていて、寒さはほとんど感じなかった。
夜もテントとは違って風の影響を受けないので、寒さを感じずにしっかりと眠ることが出来た。
【2日目】3月29日(火)
今日は3時半起きの5時出発を狙っていたが、起きてみるとなんと5時(笑)
完全に寝坊だ・・・
急いで準備をするが、もう御来光の時間。
朝食は後回しにして取り敢えず外に出る。
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3/29 5:31
【2日目】3月29日(火)
今日は3時半起きの5時出発を狙っていたが、起きてみるとなんと5時(笑)
完全に寝坊だ・・・
急いで準備をするが、もう御来光の時間。
朝食は後回しにして取り敢えず外に出る。
槍ヶ岳方面が赤く染まり始めている。
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3/29 5:31
槍ヶ岳方面が赤く染まり始めている。
また風が強くなっているが、視界はバッチリだ!!
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3/29 5:31
また風が強くなっているが、視界はバッチリだ!!
山荘の風下に逃げないと地吹雪がひどい・・・
5
3/29 5:32
山荘の風下に逃げないと地吹雪がひどい・・・
素晴らしい雪稜の向こうに槍ヶ岳。
美しい・・・
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3/29 5:32
素晴らしい雪稜の向こうに槍ヶ岳。
美しい・・・
新雪の下は固く締まった雪の斜面。
テントブーツなので斜面は結構やばい(笑)
3
3/29 5:34
新雪の下は固く締まった雪の斜面。
テントブーツなので斜面は結構やばい(笑)
御来光を待ちます。
青白い雪景色。
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3/29 5:38
御来光を待ちます。
青白い雪景色。
今日はこの雪稜を歩いて行けるかと思うと、抑えられないような感情が湧いてきます。
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3/29 5:38
今日はこの雪稜を歩いて行けるかと思うと、抑えられないような感情が湧いてきます。
穂高連峰のシルエット
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3/29 5:42
穂高連峰のシルエット
槍ヶ岳のシルエット
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3/29 5:45
槍ヶ岳のシルエット
さぁ、間も無くです。
太陽は南岳の左、天狗原分岐の辺りから上がってくるようだ。
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3/29 5:46
さぁ、間も無くです。
太陽は南岳の左、天狗原分岐の辺りから上がってくるようだ。
笠ヶ岳山頂が赤く染まり始めた。
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3/29 5:46
笠ヶ岳山頂が赤く染まり始めた。
5:47 御来光
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3/29 5:47
5:47 御来光
感動的!!
この景色、独り占め。
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3/29 5:48
感動的!!
この景色、独り占め。
湧き上がっております。
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3/29 5:48
湧き上がっております。
双六・鷲羽・水晶方面
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双六・鷲羽・水晶方面
山荘も朝日に光り輝いている。
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3/29 5:50
山荘も朝日に光り輝いている。
こちらは白山方面
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3/29 5:52
こちらは白山方面
地吹雪と槍ヶ岳
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地吹雪と槍ヶ岳
冬季小屋に戻り朝食。
パッキング完了。
気温は−7℃。
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3/29 7:02
冬季小屋に戻り朝食。
パッキング完了。
気温は−7℃。
さぁ出発だ!!
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3/29 7:02
さぁ出発だ!!
ありがとうございました。
冬期小屋に入るのと、幕営するのとでは大違い。
本当に有り難い。
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3/29 7:06
ありがとうございました。
冬期小屋に入るのと、幕営するのとでは大違い。
本当に有り難い。
7:06 笠ヶ岳山荘出発
もうすっかり明るくなり、青と白の美しい笠ヶ岳になっている。
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3/29 7:07
7:06 笠ヶ岳山荘出発
もうすっかり明るくなり、青と白の美しい笠ヶ岳になっている。
まずは山荘横の小ピークに登ります。
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3/29 7:09
まずは山荘横の小ピークに登ります。
ケルンがあった。
天気は快晴。
よし行くぞ!!
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3/29 7:10
ケルンがあった。
天気は快晴。
よし行くぞ!!
今日進む双六岳までの稜線。
時間的には遅く出ても間に合うはず・・・
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3/29 7:11
今日進む双六岳までの稜線。
時間的には遅く出ても間に合うはず・・・
左から薬師岳、奥大日岳、天狗山、鷲岳、鳶岳、越中沢岳、剱岳、竜王岳、立山。
雲ノ平小屋と黒部五郎小屋も写っている。
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3/29 7:15
左から薬師岳、奥大日岳、天狗山、鷲岳、鳶岳、越中沢岳、剱岳、竜王岳、立山。
雲ノ平小屋と黒部五郎小屋も写っている。
立山、雲ノ平も真っ白だ。
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3/29 7:15
立山、雲ノ平も真っ白だ。
黒部五郎岳(左)
薬師岳(右)
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3/29 7:16
黒部五郎岳(左)
薬師岳(右)
さぁ、行ってみよーーー!!
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3/29 7:21
さぁ、行ってみよーーー!!
ヒャッホー!!
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3/29 7:22
ヒャッホー!!
一人なんで、撮ったあと戻ってくるんだけどね(笑)
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3/29 7:21
一人なんで、撮ったあと戻ってくるんだけどね(笑)
少し下って来た。
雪質はとても良く、踏み抜かず、表面に10cmほどのサラサラな雪が積もっている。
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3/29 7:29
少し下って来た。
雪質はとても良く、踏み抜かず、表面に10cmほどのサラサラな雪が積もっている。
南方には乗鞍岳・御嶽山
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3/29 7:29
南方には乗鞍岳・御嶽山
どこまでも続くかのような雪稜。
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3/29 7:30
どこまでも続くかのような雪稜。
後ろを向いても雪稜。
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3/29 7:41
後ろを向いても雪稜。
♫
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3/29 7:41
♫
全体的に穏やかな稜線が続く。
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3/29 7:41
全体的に穏やかな稜線が続く。
8時を過ぎ、足が少し沈み込むようになってきたのでワカンを履いた。
アイゼン&ワカン。
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3/29 8:12
8時を過ぎ、足が少し沈み込むようになってきたのでワカンを履いた。
アイゼン&ワカン。
新穂高温泉が見下ろせる。
稜線上は東側に雪庇が出ているところが多く、東側の真下を見下ろせる場所は多くはなかった。
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3/29 8:17
新穂高温泉が見下ろせる。
稜線上は東側に雪庇が出ているところが多く、東側の真下を見下ろせる場所は多くはなかった。
抜戸岳への登り。
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3/29 8:44
抜戸岳への登り。
相変わらず槍ヶ岳が美しい。
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3/29 8:45
相変わらず槍ヶ岳が美しい。
笠ヶ岳までずーっと続いている僕のトレース。
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3/29 9:05
笠ヶ岳までずーっと続いている僕のトレース。
抜戸岳山頂まであともう少し。
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3/29 9:05
抜戸岳山頂まであともう少し。
登り切った。
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3/29 9:10
登り切った。
山頂は向こう側のようだ。
写真中央に一本くぼんでいる線があるのは、ここから右が雪庇であることを表している。
雪で繋がっているが、この線の上を踏むと間に足を落とすので注意して歩く。
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3/29 9:15
山頂は向こう側のようだ。
写真中央に一本くぼんでいる線があるのは、ここから右が雪庇であることを表している。
雪で繋がっているが、この線の上を踏むと間に足を落とすので注意して歩く。
9:17 抜戸岳山頂 2812.8m
写真を撮ったり、いろいろ装備を入れ替えたりして、コースタイムの倍以上かかってしまった(笑)
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3/29 9:17
9:17 抜戸岳山頂 2812.8m
写真を撮ったり、いろいろ装備を入れ替えたりして、コースタイムの倍以上かかってしまった(笑)
抜戸岳山頂から笠ヶ岳を振り返る。
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3/29 9:18
抜戸岳山頂から笠ヶ岳を振り返る。
山頂付近からは鏡平を見下ろすことが出来た。
今のところ、小屋の屋根も、池もまったく見えない。
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3/29 9:19
山頂付近からは鏡平を見下ろすことが出来た。
今のところ、小屋の屋根も、池もまったく見えない。
雪庇の割れ目にはくれぐれも注意。
雪庇の上を歩いてもすぐに崩れる訳ではないが、宙を歩いているような気分になるので向こう側には行かない。
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3/29 9:30
雪庇の割れ目にはくれぐれも注意。
雪庇の上を歩いてもすぐに崩れる訳ではないが、宙を歩いているような気分になるので向こう側には行かない。
雪庇
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3/29 9:41
雪庇
秩父平
今日のルート中、秩父平へのカールの下りが一番の鬼門になるのではないかと思っている。
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3/29 9:49
秩父平
今日のルート中、秩父平へのカールの下りが一番の鬼門になるのではないかと思っている。
雪庇
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3/29 9:56
雪庇
秩父平への下り口の道標が見えてきた。
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3/29 10:06
秩父平への下り口の道標が見えてきた。
10:03 道標に到着。
休憩。
暑いがカールへの下りに備えてシェルをしっかりと着込む。
ワカンも脱いでアイゼンだけで下る準備。
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3/29 10:09
10:03 道標に到着。
休憩。
暑いがカールへの下りに備えてシェルをしっかりと着込む。
ワカンも脱いでアイゼンだけで下る準備。
さぁ、カールに入る。
地形図的にはかなり急斜面で雪崩の心配をしていたが、実際に見るとそこまで急ではない。
しかも雪はけっこう固く締まっていて、問題なさそうだ。
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3/29 10:26
さぁ、カールに入る。
地形図的にはかなり急斜面で雪崩の心配をしていたが、実際に見るとそこまで急ではない。
しかも雪はけっこう固く締まっていて、問題なさそうだ。
それでもやはり心配な場所ではあるので、安全地帯まで休まず一気に下って来た。
稜線の東側に当たるのでまったくの無風。
猛烈に暑い!!
でも休めない(笑)
6
3/29 10:34
それでもやはり心配な場所ではあるので、安全地帯まで休まず一気に下って来た。
稜線の東側に当たるのでまったくの無風。
猛烈に暑い!!
でも休めない(笑)
カールを抜けてコルまで辿り着いた。
暑いー!!
シェルを大急ぎで脱ぐ。
2
3/29 11:00
カールを抜けてコルまで辿り着いた。
暑いー!!
シェルを大急ぎで脱ぐ。
ここから先は双六手前までずっと穏やかな稜線歩きに変わる。
アイゼンを脱ぎ、ワカンにストックで歩いて行くことにする。
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3/29 11:00
ここから先は双六手前までずっと穏やかな稜線歩きに変わる。
アイゼンを脱ぎ、ワカンにストックで歩いて行くことにする。
秩父岩
2
3/29 11:01
秩父岩
穂高方面
少し雲が多くなってきた。
3
3/29 11:32
穂高方面
少し雲が多くなってきた。
槍ヶ岳
何度も撮ってしまう。
5
3/29 11:32
槍ヶ岳
何度も撮ってしまう。
次の山は大ノマ岳
1
3/29 11:32
次の山は大ノマ岳
細い線があっちへこっちへ・・・
ライチョウの足跡だった。
6
3/29 11:34
細い線があっちへこっちへ・・・
ライチョウの足跡だった。
11:45 大ノマ岳山頂 2662m
ここから大ノマ乗越まで一気に下っちゃいます。
2
3/29 11:45
11:45 大ノマ岳山頂 2662m
ここから大ノマ乗越まで一気に下っちゃいます。
双六小屋が見えた。
5
3/29 11:45
双六小屋が見えた。
どんどん下る。
雪の状態が悪くなってきて、ワカンで下るとズルズル滑るようになってきた。
コルまであと少しのところで、本来固定されているはずのワカンのベルトが外れてしまった。
4
3/29 11:56
どんどん下る。
雪の状態が悪くなってきて、ワカンで下るとズルズル滑るようになってきた。
コルまであと少しのところで、本来固定されているはずのワカンのベルトが外れてしまった。
大ノマ乗越に到着
0
3/29 11:59
大ノマ乗越に到着
わさび平へと続く谷筋。
ここもエスケープルートで使えないかと考えていたが、この季節はまだ危険かも知れない。
2
3/29 12:05
わさび平へと続く谷筋。
ここもエスケープルートで使えないかと考えていたが、この季節はまだ危険かも知れない。
昼食休憩中。
ゆっくり休みながらワカンのベルトを直した。
6
3/29 12:17
昼食休憩中。
ゆっくり休みながらワカンのベルトを直した。
秋の雲のよう。
いい感じ。
2
3/29 12:39
秋の雲のよう。
いい感じ。
さて、次の山は弓折岳だ。
一気に登ってしまいたい。
3
3/29 12:39
さて、次の山は弓折岳だ。
一気に登ってしまいたい。
少し登って大ノマ岳を振り返る。
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3/29 13:01
少し登って大ノマ岳を振り返る。
わさび平が見えた。
2
3/29 13:01
わさび平が見えた。
13:13 弓折岳山頂 2588.4m
山頂は立っているところだが、本当に高いのは向こうのピーク。
1
3/29 13:13
13:13 弓折岳山頂 2588.4m
山頂は立っているところだが、本当に高いのは向こうのピーク。
弓折岳から鏡平に降りる尾根を確認。
下山するならやはりこの尾根かな。
2
3/29 13:14
弓折岳から鏡平に降りる尾根を確認。
下山するならやはりこの尾根かな。
高い方のピーク2592mにも立つ。
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3/29 13:17
高い方のピーク2592mにも立つ。
弓折岳山頂の周辺は広々としている。
2
3/29 13:17
弓折岳山頂の周辺は広々としている。
鏡平。
やはり小屋の屋根すら分からない。
1
3/29 13:18
鏡平。
やはり小屋の屋根すら分からない。
槍ヶ岳と、明日歩く予定の西鎌尾根。
明日は風が強まるらしい。
行けるだろうか・・・
8
3/29 13:19
槍ヶ岳と、明日歩く予定の西鎌尾根。
明日は風が強まるらしい。
行けるだろうか・・・
こちらは大喰岳。
大喰岳から伸びている西尾根を降りるルートもエスケープルートとして考慮しているので、よく観察しておく。
4
3/29 13:20
こちらは大喰岳。
大喰岳から伸びている西尾根を降りるルートもエスケープルートとして考慮しているので、よく観察しておく。
柔らかなカーブを描く斜面にダケカンバが絵になる。
5
3/29 13:23
柔らかなカーブを描く斜面にダケカンバが絵になる。
抜戸岳からずいぶん歩いてきたなぁ。
4
3/29 13:34
抜戸岳からずいぶん歩いてきたなぁ。
表面だけが固くなっている雪質ではワカンが大活躍。
やはりもう春と言うことか・・・
2
3/29 13:38
表面だけが固くなっている雪質ではワカンが大活躍。
やはりもう春と言うことか・・・
再び双六小屋が見えてきた。
その向こうに鷲羽岳・水晶岳。
4
3/29 13:59
再び双六小屋が見えてきた。
その向こうに鷲羽岳・水晶岳。
笠ヶ岳からは遥か遠くに見えていた樅沢岳も、もう間近に迫ってきた。
2
3/29 13:59
笠ヶ岳からは遥か遠くに見えていた樅沢岳も、もう間近に迫ってきた。
振り返ると笠ヶ岳が僅かに顔を出していた。
3
3/29 14:00
振り返ると笠ヶ岳が僅かに顔を出していた。
ここから双六小屋へはトラバース気味に下って行くことになる。
双六小屋は携帯の電波が入らないので、ここで最後の休憩を取り、天気情報や仕事の情報収集をした。
風が強くなり、休んでいると寒かった。
天気が変わりつつあるのを感じる。
5
3/29 14:25
ここから双六小屋へはトラバース気味に下って行くことになる。
双六小屋は携帯の電波が入らないので、ここで最後の休憩を取り、天気情報や仕事の情報収集をした。
風が強くなり、休んでいると寒かった。
天気が変わりつつあるのを感じる。
トラバースしながら下る。
斜度がまぁまぁあるのでワカンだとちょっとつらかった。
1
3/29 14:33
トラバースしながら下る。
斜度がまぁまぁあるのでワカンだとちょっとつらかった。
さあ見えた。
広い雪原を緩やかに登って行く。
後ろから強風に押されながら。
寒い。
3
3/29 14:39
さあ見えた。
広い雪原を緩やかに登って行く。
後ろから強風に押されながら。
寒い。
振り返ると笠ヶ岳。
2
3/29 14:44
振り返ると笠ヶ岳。
14:49 双六小屋着
出発が遅くなってしまったが、問題ない時間に到着した。
4
3/29 14:49
14:49 双六小屋着
出発が遅くなってしまったが、問題ない時間に到着した。
今夜は双六小屋の冬期小屋にお世話になります。
ザックを中に押し込み、双六岳ピストンの準備をする。
9
3/29 14:49
今夜は双六小屋の冬期小屋にお世話になります。
ザックを中に押し込み、双六岳ピストンの準備をする。
冬期小屋の入り口から双六岳方面。
まだ青空が見えている。
8
3/29 14:53
冬期小屋の入り口から双六岳方面。
まだ青空が見えている。
双六小屋の本来の入り口。
2階の屋根の高さまで完全に埋まっている(笑)
1
3/29 15:20
双六小屋の本来の入り口。
2階の屋根の高さまで完全に埋まっている(笑)
樅沢岳方面。
強風で雪はあまり付いていない。
4
3/29 15:21
樅沢岳方面。
強風で雪はあまり付いていない。
さあ登ろうか。
軽装なので一気に行って帰ってこよう。
1
3/29 15:24
さあ登ろうか。
軽装なので一気に行って帰ってこよう。
一段上がったところの分岐。
ここも風が強かった。
1
3/29 15:37
一段上がったところの分岐。
ここも風が強かった。
周辺は雪ではなく氷の世界。
4
3/29 15:37
周辺は雪ではなく氷の世界。
稜線ルートは風が強くて寒そうなので、中道ルート途中から山頂へダイレクトに上がる感じで進んだ。
2
3/29 16:00
稜線ルートは風が強くて寒そうなので、中道ルート途中から山頂へダイレクトに上がる感じで進んだ。
16:13 双六岳山頂 2860.3m
西からの強風で寒い!!
15
3/29 16:13
16:13 双六岳山頂 2860.3m
西からの強風で寒い!!
すっかり曇ってしまったけど、視界はなかなかのもの。
10
3/29 16:15
すっかり曇ってしまったけど、視界はなかなかのもの。
黒部五郎岳
14
3/29 16:15
黒部五郎岳
薬師岳
10
3/29 16:15
薬師岳
剱岳・立山・祖父岳・赤牛岳
11
3/29 16:16
剱岳・立山・祖父岳・赤牛岳
水晶岳
11
3/29 16:16
水晶岳
鷲羽岳
12
3/29 16:16
鷲羽岳
野口五郎岳
9
3/29 16:16
野口五郎岳
唐沢岳・餓鬼岳
あちらはずいぶん黒い。
9
3/29 16:17
唐沢岳・餓鬼岳
あちらはずいぶん黒い。
燕岳・燕山荘
9
3/29 16:17
燕岳・燕山荘
大天井岳
7
3/29 16:17
大天井岳
槍ヶ岳
10
3/29 16:17
槍ヶ岳
穂高連峰
15
3/29 16:17
穂高連峰
焼岳
7
3/29 16:17
焼岳
乗鞍岳・御嶽山
7
3/29 16:17
乗鞍岳・御嶽山
笠ヶ岳
18
3/29 16:22
笠ヶ岳
記念写真も撮ったし、寒いので今日はもう帰ろう。
24
3/29 16:20
記念写真も撮ったし、寒いので今日はもう帰ろう。
帰りは寒いけど稜線ルートから。
8
3/29 16:23
帰りは寒いけど稜線ルートから。
ここの広い場所は一面氷だった。
この場所は夏に登山道が伸びている時の景色の方がいいかな・・・
4
3/29 16:27
ここの広い場所は一面氷だった。
この場所は夏に登山道が伸びている時の景色の方がいいかな・・・
ギラギラと輝く斜面を下ります。
5
3/29 16:38
ギラギラと輝く斜面を下ります。
振り返ると太陽の周りに虹が。
天気が悪くなる予兆。
9
3/29 16:44
振り返ると太陽の周りに虹が。
天気が悪くなる予兆。
小屋が見えてきた。
2
3/29 16:50
小屋が見えてきた。
はあー寒かった。
冬期小屋に逃げ込みます。
1
3/29 16:56
はあー寒かった。
冬期小屋に逃げ込みます。
中はこんな感じ。
最近冬期小屋が移転したらしく、まだとっても綺麗。
しっかりと建てられているようで、隙間から雪が入り込んでいる事もなく、天井や壁に霜も付いていなかった。
7
3/29 17:16
中はこんな感じ。
最近冬期小屋が移転したらしく、まだとっても綺麗。
しっかりと建てられているようで、隙間から雪が入り込んでいる事もなく、天井や壁に霜も付いていなかった。
僕は天井に近い上段を使わせてもらいました。
今日は時間的にも余裕があり、双六岳ピストンも出来たし、夜もゆっくりと過ごすことが出来た。
今までで最高の雪稜歩きだったかも知れない。
夢のような時間だった。
ただ、また更に日焼けしただろう・・・
9
3/29 17:16
僕は天井に近い上段を使わせてもらいました。
今日は時間的にも余裕があり、双六岳ピストンも出来たし、夜もゆっくりと過ごすことが出来た。
今までで最高の雪稜歩きだったかも知れない。
夢のような時間だった。
ただ、また更に日焼けしただろう・・・
【3日目】3月30日(水)
3:30 起床
今日は時間通りに起きることが出来た。
夜通し鳴り響いていた風の音は朝になっても止まず、入り口を開けると凄い風が左から右へ流れている。
今日は西鎌尾根を槍まで進む予定。
行けるだろうか・・・
元々風の強い双六小屋なので、出発してみなければ本当の風の強さは分からない。
気は進まないがパッキングをして出発してみることに。
3
3/30 5:34
【3日目】3月30日(水)
3:30 起床
今日は時間通りに起きることが出来た。
夜通し鳴り響いていた風の音は朝になっても止まず、入り口を開けると凄い風が左から右へ流れている。
今日は西鎌尾根を槍まで進む予定。
行けるだろうか・・・
元々風の強い双六小屋なので、出発してみなければ本当の風の強さは分からない。
気は進まないがパッキングをして出発してみることに。
5:38 双六小屋を出発する。
樅沢岳まではストックにアイゼンで進むことにした。
気温はー8℃。
2
3/30 5:38
5:38 双六小屋を出発する。
樅沢岳まではストックにアイゼンで進むことにした。
気温はー8℃。
大変お世話になりました。
2
3/30 5:42
大変お世話になりました。
鷲羽岳はガスに巻かれるも、辛うじて見えている。
稜線から北側はそこまで天気は悪くない。
3
3/30 5:50
鷲羽岳はガスに巻かれるも、辛うじて見えている。
稜線から北側はそこまで天気は悪くない。
振り返って双六岳。
2
3/30 6:12
振り返って双六岳。
時々太陽がガスの合間から見え隠れしている。
2
3/30 6:20
時々太陽がガスの合間から見え隠れしている。
6:22 樅沢岳山頂 2755m
風は強いけど、危険を感じる程ではない。
完全防備で着込んでいるので寒さも感じない。
ダウンジャケットまで着込んでいる(笑)
午後からは更に風が強くなる情報なので、悪化する前に槍まで行ってしまいたい。
5
3/30 6:22
6:22 樅沢岳山頂 2755m
風は強いけど、危険を感じる程ではない。
完全防備で着込んでいるので寒さも感じない。
ダウンジャケットまで着込んでいる(笑)
午後からは更に風が強くなる情報なので、悪化する前に槍まで行ってしまいたい。
笠ヶ岳方面
2
3/30 6:29
笠ヶ岳方面
遥か遠くに薄っすらと乗鞍岳。
1
3/30 6:29
遥か遠くに薄っすらと乗鞍岳。
ほんの少しだけ槍ヶ岳の姿も。
2
3/30 6:31
ほんの少しだけ槍ヶ岳の姿も。
こちらは穂高連峰。
1
3/30 6:31
こちらは穂高連峰。
少し先まで進んでみたが、一気にリッジが立ってきたので、戻ってストックからピッケルにチェンジ。
3
3/30 6:33
少し先まで進んでみたが、一気にリッジが立ってきたので、戻ってストックからピッケルにチェンジ。
幸い、雪庇は出来ていなかったので風裏の斜面を安全に歩けた。
1
3/30 6:36
幸い、雪庇は出来ていなかったので風裏の斜面を安全に歩けた。
樅沢岳から少しの区間は細い稜線のアップダウンがあるので警戒しながら歩く。
2
3/30 6:36
樅沢岳から少しの区間は細い稜線のアップダウンがあるので警戒しながら歩く。
歩くと新雪が舞い上がり、顔が冷たい。
1
3/30 6:38
歩くと新雪が舞い上がり、顔が冷たい。
樅沢岳を振り返る。
2
3/30 6:53
樅沢岳を振り返る。
お!槍ヶ岳が見えた。
この後すぐまた隠れてしまった。
10
3/30 6:53
お!槍ヶ岳が見えた。
この後すぐまた隠れてしまった。
夏はこの辺りはトラバース道が通っているが、冬は一つ一つピークを越えて行かなくてはならない。
3
3/30 7:22
夏はこの辺りはトラバース道が通っているが、冬は一つ一つピークを越えて行かなくてはならない。
硫黄尾根
1
3/30 7:33
硫黄尾根
もう少し行くとなだらかな稜線になる。
4
3/30 8:12
もう少し行くとなだらかな稜線になる。
あの辺りは雪庇が発達している。
2
3/30 8:12
あの辺りは雪庇が発達している。
斜度が緩くなったので夏道を歩くことが出来るところもあった。
1
3/30 8:13
斜度が緩くなったので夏道を歩くことが出来るところもあった。
岩場
2
3/30 8:15
岩場
右俣乗越
強風を少しでも避ける為、道標の後ろ側で小休憩。
この道標に書かれている時間って、間違っている気がする。
6
3/30 8:34
右俣乗越
強風を少しでも避ける為、道標の後ろ側で小休憩。
この道標に書かれている時間って、間違っている気がする。
千丈乗越が近付いてくると、次第に稜線が細くなってきて危険を感じる。
6
3/30 9:38
千丈乗越が近付いてくると、次第に稜線が細くなってきて危険を感じる。
この辺りから千丈乗越までかなり時間が掛かった。
4
3/30 10:00
この辺りから千丈乗越までかなり時間が掛かった。
ここは西鎌尾根で唯一ヤバイ感じの場所。
岩に新雪が付き、爪を掛ける場所が見えない。
殆ど前爪2本だけ岩に引っ掛けて登る感じ。
落ちたらかなり酷いことになる。
古いハーケンが打たれていた。
9
3/30 10:11
ここは西鎌尾根で唯一ヤバイ感じの場所。
岩に新雪が付き、爪を掛ける場所が見えない。
殆ど前爪2本だけ岩に引っ掛けて登る感じ。
落ちたらかなり酷いことになる。
古いハーケンが打たれていた。
千丈乗越が見えてきた。
もう少しだ。
乗越の少し手前の風裏で休憩を取った。
乗越の方からはかなり大きな風の音がゴーゴー聞こえてくる。
3
3/30 10:34
千丈乗越が見えてきた。
もう少しだ。
乗越の少し手前の風裏で休憩を取った。
乗越の方からはかなり大きな風の音がゴーゴー聞こえてくる。
いよいよ千丈乗越!!
ここから先で夏に2回突風に吹き飛ばされた経験がある。
進むのが無理な場合はさっきの風裏に戻ってビバークするつもりで進んできた。
3
3/30 11:11
いよいよ千丈乗越!!
ここから先で夏に2回突風に吹き飛ばされた経験がある。
進むのが無理な場合はさっきの風裏に戻ってビバークするつもりで進んできた。
歩いてきた稜線を振り返る。
4
3/30 11:12
歩いてきた稜線を振り返る。
11:13 千丈乗越着
やはりかなりの強風が吹いているが、風の強さは一定なので、踏ん張っていればバランスを崩す事はない。
6
3/30 11:13
11:13 千丈乗越着
やはりかなりの強風が吹いているが、風の強さは一定なので、踏ん張っていればバランスを崩す事はない。
よし!!
このまま槍まで行くぞ!!
5
3/30 11:13
よし!!
このまま槍まで行くぞ!!
中崎尾根の方からトレースがある。
槍の冬期小屋では誰かに出会うことが出来るかな?
4
3/30 11:14
中崎尾根の方からトレースがある。
槍の冬期小屋では誰かに出会うことが出来るかな?
槍ヶ岳山荘の外トイレの建物は見えているので、あれを目標に頑張って登って行こう。
トレースは見え隠れしていて、あまりあてにはならなかった。
4
3/30 11:33
槍ヶ岳山荘の外トイレの建物は見えているので、あれを目標に頑張って登って行こう。
トレースは見え隠れしていて、あまりあてにはならなかった。
かなり登ってきたが、腹が減ってきてしまった。
ガチガチに凍りついた雪の斜面。
下から猛烈に吹き上がってくる強風でなかなか休める場所がない。
大岩の下に僅かな棚があったので、そこで止まってカロリーメートを食べた。
4
3/30 12:26
かなり登ってきたが、腹が減ってきてしまった。
ガチガチに凍りついた雪の斜面。
下から猛烈に吹き上がってくる強風でなかなか休める場所がない。
大岩の下に僅かな棚があったので、そこで止まってカロリーメートを食べた。
さぁ、もうひと頑張り!!
この後風はいっそう強くなり、更にガスの中に突入してしまい、ただただ登るしかない状況に。
寒くないのが幸いだった。
4
3/30 12:26
さぁ、もうひと頑張り!!
この後風はいっそう強くなり、更にガスの中に突入してしまい、ただただ登るしかない状況に。
寒くないのが幸いだった。
12:57 槍ヶ岳山荘着
トレースがあったのでついて行くと、コルではなくいきなり冬期小屋の前に出た(笑)
入り口はほとんど露出していたので、簡単にスコップで綺麗にして中に入る。
6
3/30 12:57
12:57 槍ヶ岳山荘着
トレースがあったのでついて行くと、コルではなくいきなり冬期小屋の前に出た(笑)
入り口はほとんど露出していたので、簡単にスコップで綺麗にして中に入る。
槍ヶ岳の冬期小屋は2年ぶり。
どことなく懐かしい。
誰かに会うかな?と思ったが、だれも居なかった。
本当は今日のうちに山頂に行きたかったが、今日の天候では行っても仕方ない。
靴を脱いでさっさと行動終了と決め込む。
6
3/30 17:17
槍ヶ岳の冬期小屋は2年ぶり。
どことなく懐かしい。
誰かに会うかな?と思ったが、だれも居なかった。
本当は今日のうちに山頂に行きたかったが、今日の天候では行っても仕方ない。
靴を脱いでさっさと行動終了と決め込む。
まずは余っているラーメンで身体を暖めよう。
歩いている時は寒さを感じなかったが、強風にずっと当たっていたので、実際は芯まで冷えていたようだ。
ラーメンで暖まった後はシュラフにくるまってお昼寝♫
9
3/30 14:13
まずは余っているラーメンで身体を暖めよう。
歩いている時は寒さを感じなかったが、強風にずっと当たっていたので、実際は芯まで冷えていたようだ。
ラーメンで暖まった後はシュラフにくるまってお昼寝♫
寝ていると何となく寒さを感じる・・・
冬期小屋の中の温度は-3.4℃とそんなに寒い訳ではない。
やはり強風に当たっていたせいかな・・・
湯たんぽを取り、腹の中に入れてやっとポカポカしてきた。
時間に余裕があるので、夕食をゆっくり食べ、早めに就寝した。
相変わらず風の音が響いている。
風は仕方ないとして、明朝は晴れていて欲しい。
4
3/30 17:22
寝ていると何となく寒さを感じる・・・
冬期小屋の中の温度は-3.4℃とそんなに寒い訳ではない。
やはり強風に当たっていたせいかな・・・
湯たんぽを取り、腹の中に入れてやっとポカポカしてきた。
時間に余裕があるので、夕食をゆっくり食べ、早めに就寝した。
相変わらず風の音が響いている。
風は仕方ないとして、明朝は晴れていて欲しい。
【4日目】3月31日(木)
4:12 起床
朝食を食べ、もうそろそろかな〜?
と思って入り口を開けると・・・
「あれー!!もう上がっちゃってるーー!!」
大急ぎでカメラを持って外に飛び出す。
10
3/31 5:36
【4日目】3月31日(木)
4:12 起床
朝食を食べ、もうそろそろかな〜?
と思って入り口を開けると・・・
「あれー!!もう上がっちゃってるーー!!」
大急ぎでカメラを持って外に飛び出す。
快晴!!
やったー!!
相変わらず風は強い。
30
3/31 5:37
快晴!!
やったー!!
相変わらず風は強い。
笠ヶ岳
5
3/31 5:38
笠ヶ岳
ここからの御来光はやっぱり一味違うな。
26
3/31 5:38
ここからの御来光はやっぱり一味違うな。
山荘の上から大喰岳
6
3/31 5:38
山荘の上から大喰岳
7
3/31 5:38
浅間山の上から昇ってきた。
13
3/31 5:39
浅間山の上から昇ってきた。
昨日歩いてきた西鎌尾根。
積雪期の西鎌尾根は、東鎌尾根と比べれば簡単だった。
16
3/31 5:40
昨日歩いてきた西鎌尾根。
積雪期の西鎌尾根は、東鎌尾根と比べれば簡単だった。
小槍と槍ヶ岳山頂
9
3/31 5:40
小槍と槍ヶ岳山頂
4
3/31 5:40
東鎌尾根と常念岳
8
3/31 5:42
東鎌尾根と常念岳
山頂
すっきり晴れてくれたし、用意をしてアタックしよう。
4
3/31 5:42
山頂
すっきり晴れてくれたし、用意をしてアタックしよう。
アイゼンにピッケル2本持って出発。
4
3/31 6:06
アイゼンにピッケル2本持って出発。
コルは猛烈な風が吹き上がっている!
2
3/31 6:06
コルは猛烈な風が吹き上がっている!
北アルプス北部の景色。
写真じゃ分からないが、猛烈な風に立ち向かっている(笑)
7
3/31 6:07
北アルプス北部の景色。
写真じゃ分からないが、猛烈な風に立ち向かっている(笑)
双六・黒部五郎など
7
3/31 6:07
双六・黒部五郎など
2
3/31 6:07
6
3/31 6:07
ガッチガチに凍りついている。
蹴り込めばしっかりと利くが、油断して外れれば一巻の終わりだ。
慎重に行こう。
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3/31 6:10
ガッチガチに凍りついている。
蹴り込めばしっかりと利くが、油断して外れれば一巻の終わりだ。
慎重に行こう。
少し登ったところ。
ここから岩裏に回り込む。
4
3/31 6:10
少し登ったところ。
ここから岩裏に回り込む。
小槍が見えた。
4
3/31 6:13
小槍が見えた。
岩裏に来ると猛烈な風が吹き上がってくる。
岩の露出も多く、足を置く場所を慎重に選びながら登って行く。
5
3/31 6:13
岩裏に来ると猛烈な風が吹き上がってくる。
岩の露出も多く、足を置く場所を慎重に選びながら登って行く。
完全に氷のような状態になっているところもあり、ピックがほとんど刺さらず回転してしまう場合があって気を使う。
5
3/31 6:19
完全に氷のような状態になっているところもあり、ピックがほとんど刺さらず回転してしまう場合があって気を使う。
いや〜高いな〜。
出発前日にピッケルの刃先を尖らせてきて本当に良かった。
8
3/31 6:19
いや〜高いな〜。
出発前日にピッケルの刃先を尖らせてきて本当に良かった。
さあ、最後のはしご場に到着。
雪が詰まっていて足が深くはいらないので慎重に登る。
最初から最後まで慎重の連続だ(笑)
9
3/31 6:22
さあ、最後のはしご場に到着。
雪が詰まっていて足が深くはいらないので慎重に登る。
最初から最後まで慎重の連続だ(笑)
これを登れば山頂。
5
3/31 6:23
これを登れば山頂。
6:25 槍ヶ岳山頂 3180m
山頂は思っていたよりも風が弱く、意外と静かだった。
今年も来たか・・・
もう何回登っただろうか。
何回登っても素晴らしい景色だ。
冬に来ると完全に独り占め出来るのがいい。
34
3/31 6:25
6:25 槍ヶ岳山頂 3180m
山頂は思っていたよりも風が弱く、意外と静かだった。
今年も来たか・・・
もう何回登っただろうか。
何回登っても素晴らしい景色だ。
冬に来ると完全に独り占め出来るのがいい。
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3/31 6:26
笠ヶ岳。
あそこからずっと歩いてきたのか・・・・
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3/31 6:27
笠ヶ岳。
あそこからずっと歩いてきたのか・・・・
双六岳・黒部五郎岳と西鎌尾根
10
3/31 6:28
双六岳・黒部五郎岳と西鎌尾根
薬師岳・鷲羽岳・水晶岳・立山・剣岳・野口五郎岳などなど
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3/31 6:28
薬師岳・鷲羽岳・水晶岳・立山・剣岳・野口五郎岳などなど
山頂の社
9
3/31 6:28
山頂の社
燕岳・大天井岳
5
3/31 6:28
燕岳・大天井岳
常念岳・東鎌尾根
6
3/31 6:28
常念岳・東鎌尾根
蝶ヶ岳
6
3/31 6:28
蝶ヶ岳
大喰岳・中岳・南岳・穂高連峰
8
3/31 6:28
大喰岳・中岳・南岳・穂高連峰
乗鞍岳・焼岳
7
3/31 6:29
乗鞍岳・焼岳
影槍ヶ岳
4
3/31 6:29
影槍ヶ岳
槍ヶ岳山荘
3
3/31 6:29
槍ヶ岳山荘
こんな景色が見えています。
22
3/31 6:45
こんな景色が見えています。
双六岳周辺の雪のモコモコ感はとても好き。
14
3/31 6:29
双六岳周辺の雪のモコモコ感はとても好き。
西鎌尾根。
今度は晴れている時に歩きたい。
9
3/31 6:29
西鎌尾根。
今度は晴れている時に歩きたい。
薬師岳辺りもいつか雪深い時に歩いてみたいところ。
6
3/31 6:29
薬師岳辺りもいつか雪深い時に歩いてみたいところ。
水晶岳
8
3/31 6:30
水晶岳
赤牛岳
9
3/31 6:30
赤牛岳
霞んでいるけど、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・白馬岳も見える。
10
3/31 6:31
霞んでいるけど、爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・白馬岳も見える。
まだ冬の穂高には一度も行ったことが無い。
来年あたりは行く事になるかな。
11
3/31 6:31
まだ冬の穂高には一度も行ったことが無い。
来年あたりは行く事になるかな。
三脚は小屋に置いて来たので、地面に置いて記念写真。
19
3/31 6:34
三脚は小屋に置いて来たので、地面に置いて記念写真。
小槍
3
3/31 6:36
小槍
北鎌尾根
7
3/31 6:37
北鎌尾根
2
3/31 6:39
さて、残りの行程もあるし、そろそろ下りますか。
下りは登り以上に慎重にならなくてはいけない。
2
3/31 6:47
さて、残りの行程もあるし、そろそろ下りますか。
下りは登り以上に慎重にならなくてはいけない。
2
3/31 6:51
やっぱり下りは恐ろしい。
慎重に慎重に・・・
2
3/31 7:02
やっぱり下りは恐ろしい。
慎重に慎重に・・・
一番下のはしごから数歩分、かなり雪が少なく手足を置く場所に難儀する場所があった。
無事一番の難所を通過。
2
3/31 7:12
一番下のはしごから数歩分、かなり雪が少なく手足を置く場所に難儀する場所があった。
無事一番の難所を通過。
かなり下まで下って来た。
ここまで来てやっと緊張がほぐれてきた。
1
3/31 7:16
かなり下まで下って来た。
ここまで来てやっと緊張がほぐれてきた。
コルに到着。
ふ〜。今回も無事戻って来れました。
7
3/31 7:18
コルに到着。
ふ〜。今回も無事戻って来れました。
槍沢カール
こっちから登ってきているような痕跡は全くなかった。
4
3/31 7:19
槍沢カール
こっちから登ってきているような痕跡は全くなかった。
冬期小屋に戻り一休み。出発準備をする。
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3/31 7:21
冬期小屋に戻り一休み。出発準備をする。
8:30 槍ヶ岳山荘出発。
3
3/31 8:30
8:30 槍ヶ岳山荘出発。
今日の行程はここから南岳まで稜線を進み、南岳西尾根で槍平の方へ下る予定だったが、昨日のうちに槍ヶ岳山頂に登れなかったので、今回は大喰岳から下山することにした。
2
3/31 8:30
今日の行程はここから南岳まで稜線を進み、南岳西尾根で槍平の方へ下る予定だったが、昨日のうちに槍ヶ岳山頂に登れなかったので、今回は大喰岳から下山することにした。
小屋前のテラスは全くない。
0
3/31 8:35
小屋前のテラスは全くない。
定点カメラがあった。
写ったかな?
3
3/31 8:37
定点カメラがあった。
写ったかな?
槍ヶ岳よ、さようなら。
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3/31 8:46
槍ヶ岳よ、さようなら。
飛騨乗越まで下る。
5
3/31 8:52
飛騨乗越まで下る。
飛騨乗越
ここも風がかなり強かった。
3
3/31 8:56
飛騨乗越
ここも風がかなり強かった。
コルからの登り返し。
斜面の雪はガッチガチに締まっていて、アイゼンの爪がバッチリと決まる。
3
3/31 8:56
コルからの登り返し。
斜面の雪はガッチガチに締まっていて、アイゼンの爪がバッチリと決まる。
飛騨沢方面。
トレースが伸びていたので、歩いている人がいるようだ。
7
3/31 8:57
飛騨沢方面。
トレースが伸びていたので、歩いている人がいるようだ。
中腹まで登ってきた。
この青空と真っ白な雪稜の世界とはもう少しでお別れか・・・
3
3/31 9:04
中腹まで登ってきた。
この青空と真っ白な雪稜の世界とはもう少しでお別れか・・・
振り返ると槍ヶ岳
8
3/31 9:04
振り返ると槍ヶ岳
登り切った。
1
3/31 9:15
登り切った。
風の強さを物語るシュカブラ
5
3/31 9:16
風の強さを物語るシュカブラ
9:19 大喰岳山頂 3101m
ここからの槍ヶ岳は格別に素晴らしい。
今回の山行の最後のピークになった。
14
3/31 9:19
9:19 大喰岳山頂 3101m
ここからの槍ヶ岳は格別に素晴らしい。
今回の山行の最後のピークになった。
大喰岳山頂は広々としている。
夏は岩でガラガラとした場所だが、すべて隠して丸くなっている。
1
3/31 9:21
大喰岳山頂は広々としている。
夏は岩でガラガラとした場所だが、すべて隠して丸くなっている。
本当は南岳まで行ければ良かったんだけど・・・
明日の昼は結婚する彼女の両親と僕の両親の顔合わせの日。
出来れば今日のうちに下山しておきたいところだ。
流石にこの用事だけは動かすこと出来ないよな〜(笑)
また今度の楽しみにとっておこう!
7
3/31 9:19
本当は南岳まで行ければ良かったんだけど・・・
明日の昼は結婚する彼女の両親と僕の両親の顔合わせの日。
出来れば今日のうちに下山しておきたいところだ。
流石にこの用事だけは動かすこと出来ないよな〜(笑)
また今度の楽しみにとっておこう!
絶景を背景に記念写真。
ホワイトアウトに強風に・・・
苦しい場面もあったが、この景色を見れればすべて良い思い出だ。
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3/31 9:31
絶景を背景に記念写真。
ホワイトアウトに強風に・・・
苦しい場面もあったが、この景色を見れればすべて良い思い出だ。
さあ、西尾根で下山しよう。
1
3/31 9:42
さあ、西尾根で下山しよう。
大喰岳西尾根は難易度の低いとても歩きやすそうな尾根だ。
4
3/31 9:43
大喰岳西尾根は難易度の低いとても歩きやすそうな尾根だ。
山頂直下は雪が凍り付いてギラギラと怪しげに光り輝いていた。
1
3/31 9:45
山頂直下は雪が凍り付いてギラギラと怪しげに光り輝いていた。
ガチガチなので駆け降りることはできない・・・
3
3/31 9:45
ガチガチなので駆け降りることはできない・・・
少し高度が下がると柔らかい雪が残っていて、大股で一気に下ることが出来た。
2
3/31 9:47
少し高度が下がると柔らかい雪が残っていて、大股で一気に下ることが出来た。
時々強風が吹き、こんな状況になる(笑)
5
3/31 9:52
時々強風が吹き、こんな状況になる(笑)
槍ヶ岳を仰ぎ見る。
ずいぶん下がってきた。
4
3/31 9:52
槍ヶ岳を仰ぎ見る。
ずいぶん下がってきた。
まだまだ続く西尾根。
1
3/31 9:55
まだまだ続く西尾根。
中岳
3
3/31 10:01
中岳
穂高連峰
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3/31 10:01
穂高連峰
吹き溜まりにはまると股下まで埋まってしまうところも。
2
3/31 10:17
吹き溜まりにはまると股下まで埋まってしまうところも。
時々位置確認をする。右の方向へ進む。
3
3/31 10:24
時々位置確認をする。右の方向へ進む。
広大な飛騨沢のカール。
真っ白で本当に綺麗!
2
3/31 10:25
広大な飛騨沢のカール。
真っ白で本当に綺麗!
赤符が指してある。
正規ルートはあっちのようだが、僕はショートカット気味のルートで進むことにした。
4
3/31 10:31
赤符が指してある。
正規ルートはあっちのようだが、僕はショートカット気味のルートで進むことにした。
下るのは本当にあっという間だな。
1
3/31 10:34
下るのは本当にあっという間だな。
大きく斜めに進みながら下って行こうかと思ったが、下の方に来ると新雪が20cmほど降り積もっていた。
新雪の下は凍り付いた斜面なので、雪崩を誘発してしまうかも知れない。
斜めに進むのは止め、斜度が緩くなるまで一直線に下ることにした。
2
3/31 10:44
大きく斜めに進みながら下って行こうかと思ったが、下の方に来ると新雪が20cmほど降り積もっていた。
新雪の下は凍り付いた斜面なので、雪崩を誘発してしまうかも知れない。
斜めに進むのは止め、斜度が緩くなるまで一直線に下ることにした。
暑い・・・
風が全然ないではないか。
3
3/31 10:44
暑い・・・
風が全然ないではないか。
斜度が緩くなったので一気にトラバース。
まだ油断は出来ないので休むことなく一気に駆け降りてきた。
5
3/31 10:52
斜度が緩くなったので一気にトラバース。
まだ油断は出来ないので休むことなく一気に駆け降りてきた。
ダケカンバ林に逃げ込み、ザックをビレーして休む。
ここでシェルやフリースを脱ぎ、谷歩きモードに切り替えて出発する。
まだ斜度があるのでアイゼンだけは履いている。
3
3/31 10:52
ダケカンバ林に逃げ込み、ザックをビレーして休む。
ここでシェルやフリースを脱ぎ、谷歩きモードに切り替えて出発する。
まだ斜度があるのでアイゼンだけは履いている。
しかし、猛烈にアイゼン団子が出来る!!
なんど爪が利かずに転んだことか。
1
3/31 11:10
しかし、猛烈にアイゼン団子が出来る!!
なんど爪が利かずに転んだことか。
冬のダケカンバはやっぱり綺麗だなぁ。
6
3/31 11:10
冬のダケカンバはやっぱり綺麗だなぁ。
夏道が近付いてきた。
1
3/31 11:20
夏道が近付いてきた。
赤符があった。
1
3/31 11:24
赤符があった。
薄っすらとトレースも見える。
トレース上は固くなっていて歩きやすい。
取り敢えず木陰のあるところまで進み、アイゼンからワカンに切り替えて槍平を目指す。
2
3/31 11:47
薄っすらとトレースも見える。
トレース上は固くなっていて歩きやすい。
取り敢えず木陰のあるところまで進み、アイゼンからワカンに切り替えて槍平を目指す。
穂高も遥か上の世界になってしまった。
4
3/31 11:48
穂高も遥か上の世界になってしまった。
槍平小屋が見えてきた。
3
3/31 12:02
槍平小屋が見えてきた。
12:10 槍平小屋の冬期小屋に到着
ちょうどお昼になったので昼食にする。
小屋のすぐ東側に小川が流れているので水を汲める。
2
3/31 12:10
12:10 槍平小屋の冬期小屋に到着
ちょうどお昼になったので昼食にする。
小屋のすぐ東側に小川が流れているので水を汲める。
屋根の雪が面白いことになっている。
16
3/31 12:24
屋根の雪が面白いことになっている。
こちらも
4
3/31 12:25
こちらも
本館も2m以上は埋まっているかな。
2
3/31 12:26
本館も2m以上は埋まっているかな。
さあ、新穂高温泉まで頑張って下ろう。
下山は何時ころになるかな・・・
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3/31 12:38
さあ、新穂高温泉まで頑張って下ろう。
下山は何時ころになるかな・・・
あちこちで雪崩た後のデブリが広がっている。
3
3/31 12:49
あちこちで雪崩た後のデブリが広がっている。
そんなに大量に降ってはいないが、気温が上がっているので注意は必要だ。
1
3/31 12:49
そんなに大量に降ってはいないが、気温が上がっているので注意は必要だ。
滝谷の避難小屋が見えてきた。
その前に壁のように立ちはだかるデブリの川(笑)
6
3/31 13:00
滝谷の避難小屋が見えてきた。
その前に壁のように立ちはだかるデブリの川(笑)
デブリの中を歩くのは足元が安定しなくて嫌いだ・・・
3
3/31 13:04
デブリの中を歩くのは足元が安定しなくて嫌いだ・・・
13:08 滝谷避難小屋着
中は特に異常なし。軽く休んで出発した。
1
3/31 13:08
13:08 滝谷避難小屋着
中は特に異常なし。軽く休んで出発した。
その後もデブリの谷を何度も横切る。
ワカンは途中で脱いだ。
2
3/31 13:37
その後もデブリの谷を何度も横切る。
ワカンは途中で脱いだ。
トレースがしっかりしているので楽だが、雪はかなり腐ってきているので踏ん張りが利かない。
1
3/31 13:51
トレースがしっかりしているので楽だが、雪はかなり腐ってきているので踏ん張りが利かない。
樹林の間から笠ヶ岳が見えた。
小屋も見える。
あそこに居たなんて・・・
5
3/31 13:53
樹林の間から笠ヶ岳が見えた。
小屋も見える。
あそこに居たなんて・・・
仰ぎ見ればもうこんなに大きな木が立っている。
1
3/31 13:57
仰ぎ見ればもうこんなに大きな木が立っている。
白出沢の巨大堰堤に到着。
ずいぶん雪も少なくなってきた。
2
3/31 14:14
白出沢の巨大堰堤に到着。
ずいぶん雪も少なくなってきた。
ここからは林道歩き。
トレースがいっぱいある。
1
3/31 14:24
ここからは林道歩き。
トレースがいっぱいある。
斜面の雪は根開きして春を感じさせる。
1
3/31 14:44
斜面の雪は根開きして春を感じさせる。
お!これは!!
この植物を見てから、なぜかペースがガクンと落ちた。
6
3/31 14:50
お!これは!!
この植物を見てから、なぜかペースがガクンと落ちた。
穂高平小屋
3
3/31 15:14
穂高平小屋
穂高平からの近道は雪が中途半端に残り、かなり歩きにくかった。
毎回思うが、この近道は早いのか?
ゆっくり近道を行くより、大股で林道を歩いたほうが早くて楽なんじゃなかろうか・・・
1
3/31 15:17
穂高平からの近道は雪が中途半端に残り、かなり歩きにくかった。
毎回思うが、この近道は早いのか?
ゆっくり近道を行くより、大股で林道を歩いたほうが早くて楽なんじゃなかろうか・・・
そして林道終点に到着。
ここからはアスファルトの道になる。
拒否反応でも起こったかのようにいきなり足が痛くなる。
3
3/31 16:42
そして林道終点に到着。
ここからはアスファルトの道になる。
拒否反応でも起こったかのようにいきなり足が痛くなる。
バスターミナル
ここで終わりなら良いけど、あと30〜40分は車道歩きをしなければいけない・・・
7
3/31 16:47
バスターミナル
ここで終わりなら良いけど、あと30〜40分は車道歩きをしなければいけない・・・
足が痛い・・・
やはり車道は嫌だなぁ。
1
3/31 17:10
足が痛い・・・
やはり車道は嫌だなぁ。
駐車場まで目前。
振り返ると槍ヶ岳が見えた。
6
3/31 17:20
駐車場まで目前。
振り返ると槍ヶ岳が見えた。
17:26 駐車場着
素晴らしい景色を堪能した4日間だった。
さぁ、風呂入って海の物でも食べに行こう!!
58
3/31 17:52
17:26 駐車場着
素晴らしい景色を堪能した4日間だった。
さぁ、風呂入って海の物でも食べに行こう!!
帰りに立ち寄った温泉。
緑色の湯で雰囲気満点だった。
14
3/31 18:36
帰りに立ち寄った温泉。
緑色の湯で雰囲気満点だった。
よく見させていただき感謝、素晴らしいの一言です。
夢にも見れない景色で感激。
katasoneさん、
ありがとうございます。
今回は本当に美しい雪山を堪能することが出来たと振り返っています。
山の厳しさも、美しさも大いに満喫できました(^_^)
拝見させて頂きましたが、
自分もその場を歩いている気分になりました。
izshunさんの、その時その時の思いが伝わって来て、
感涙しそうです(´Д` )
azusanさん、
とても感動していただけたご様子で、僕もうれしいです(^_^)
笠ヶ岳直前では、さっきまで降っていた大雪、さっきまで巻かれていたガスが、見る見るうちに晴れて行き、ガスの中から真っ白な山々がどんどん姿を現してきた光景は本当に泣けました。
泣きながら笑いながら、意味不明な言葉を叫びながら最後の登りを登っていました(笑)
夢の世界にでも入り込んでしまったかのような光景でした。
いつか、僕もこんな山行をしてみたい!
貴方を目標に、邁進します!
素晴らしい景色、レコをありがとうございました。
お疲れさまでした!
bicycleさん、
ありがとうございます(^_^)
僕は昔から長い山行が好きで、尾根をひたすら登って行って、同じ道を戻ってくるような日帰り登山をするより、稜線を歩いて山から山へ旅するのが好きなんです。
冬は天候が安定せず、なかなか難しいですが、今回はとてもいい山行が出来たと自分でも思いました。
笠だけでも攻略困難なのに・・・マジで槍まで行っちゃうとはね。
しかし、ホワイトアウトは怖いね。回復するまで待つしかないし。
また、話聞かせてくださいな。
gluttonyさん、
笠ヶ岳まではトレースがあったので助けられました。
ノートレースだったら到達できなかったと思います。
双六までの稜線は最高でしたよ!
ホワイトアウトは本当に嫌ですね・・・(^_^.)
回復すると信じてましたが、あのまま回復しなかったらどうしたかな?と思ってしまいます。
雪の笠ヶ岳や西鎌尾根、憧れます。
貴重な写真見せていただきありがとうございます(*´ω`*)
クリヤ谷からの笠、秋に登りましたがかなり時間かかりました…あそこを雪の時期に登るなんて…!
すごいの一言です((o(*˘ω˘*)o))
笠から双六への道も、いいですね!
いつか歩きたいですっ
ruonickさん、
笠ヶ岳は入って行く季節が難しいですね。
今年は積雪が少なかったので3月中に入って行けましたが、冬はなかなか近寄りがたい山だと思います。
雪道で1日に2000mほど登るのは結構厳しいです。
テン泊装備&アイゼンピッケルスコップやら、ロープやハーネスなど、すべて一人で担がなくてはいけないですから、ザックは余裕で30kgを超えていたと思います。
その分達成感は大きいですけどね(^_^;)
笠ヶ岳から双六までの稜線は本当に素晴らしかったです。
これほど綺麗で楽しめた稜線歩きは今までになかったかも知れません。
僕もいつかまた行きたいです(^_-)-☆
サバイバル過ぎて参考になりませんが、憧れますね〜
素敵な写真に魅了されたうえに細かく丁寧なヤマレコ、とても勉強になります。
ホワイトアウトが何時間も続くようですとどういった対応をされるんですか?
ありがとうございました。
次回も楽しみにしています!
tenjinyamaさんこんにちは。
やはり、あまり参考にならなかったですかね・・・(笑)
ホワイトアウトは本当に恐ろしいです。
手を伸ばした先がすべて真っ白になるので、一歩先が斜面なのか、それとも雪庇の先の空なのか、全く判別できません。
平衡感覚も狂うので、段差もないのにつまずいたりします(笑)
無理して歩けない訳ではないですが、目を閉じて崖っぷちを歩いているようなものですから、視界が確保できるまで気長に待つのが一番だと思います。
ホワイトアウトした場合、何時間とは言わず、ザックを置いたらすぐ保温に努めます。
もし、今回のような急斜面で日が暮れてしまうくらい長いホワイトアウトに出会ってしまったら、スコップで僅かながら平地を作り、ビレーしてテントを被って夜を明かす。
と言った感じになったかも知れないですね(^_^;)
mixiで 「トミーのつけたトレースじゃない?? 」と ある方から
教えてもらい izshunさんの 事を知ることとなりました。
3月29.30で 槍ヶ岳 出かけていたトミーと 申します。(´▼`)
29日は 中崎尾根でテン泊し 30日、朝8時頃 頂上山荘にいました。
爆風で 視界も無く 穂先はあきらめ さっさと下山してしまったのだけど・・・・。 あ・・・間違いなくわたしのトレースだ・・・と
嬉しくなって ついメッセージしたくなり ヤマレコに登録してしまいました(笑)
同じく 長野県に お住まいなんですね! 親近感わくなあ〜。
来年 笠ヶ岳にいこうと 思っていたのでとても参考になりました。
それにしても ロングルート完登 とってもすごい!! 贅沢!!
林道ショートカットの道は わたしも 「林道通ったほうがよっぽど早かったのでは・・・?」とわたしも思いつつ通りました(笑)
31日は 天気安定してましたね。その日は 西穂高岳にいました。
そんなわけで 突然の訪問 失礼いたしました(´▼`)
tomy825さんはじめまして。
メッセージありがとうございます。
千丈乗越で中崎尾根方面から来ていたトレースは登りも下りも新しいように感じていました。
時間的にはtomy825さんが帰りに千丈乗越を過ぎた2時間ほど後に僕が登って行った感じみたいですね。
お会い出来ず残念でした。
29日も、笠ヶ岳からの稜線を歩きながら、「中崎尾根を歩いている人はいないかな・・・」と目を光らせていたのですが、tomy825さんの姿は発見できませんでした(^^)
30日の槍は登ってもあまり意味がない感じでしたよね(笑)
僕も、31日に天気が良くならない様だったら山頂は登らず、南岳まで稜線を進んで下山したと思います。
仕事中に足を痛めてしまい、足の小指にヒビが入っている為、岩稜帯や林道歩きやアスファルトの道は最悪です。(雪の上では快調なのですが・・・)
岩が露出し、凍結した林道の近道区間には本当に参りました(^_^;)
それでは、今度はどこかの山でお会い出来れば良いですね。
yokowyさんとお二人で 歩いてたら 話しかけちゃいますねww 近いしどこかで
会いそうですね。 全身黒ずくめの 一人の怪しい女がいたら それは私です。
あとは 子供と ちょくちょく テン泊してますので〜(´▼`)
また 笠ヶ岳いく時期になったら 記録 読み返させていただきますね!!
よろしくおねがいします!!でわでわ。
tomy825さん
見掛けたら是非話し掛けてください。
因みに、歯以外完全に真っ黒なのが私です(^^)
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