出発前に準備編。
大縦走に行くにあたり、一番時間が掛かるのはやはり食料準備。
多すぎては重量が重くなり、登り下りが大変になる上にザックに入り切らなくなる。
持って行きたいものはもっと有るけれど、今までの経験上このくらいが僕の限界のようだ。
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出発前に準備編。
大縦走に行くにあたり、一番時間が掛かるのはやはり食料準備。
多すぎては重量が重くなり、登り下りが大変になる上にザックに入り切らなくなる。
持って行きたいものはもっと有るけれど、今までの経験上このくらいが僕の限界のようだ。
主食は無洗米。
その他リフィルタイプのラーメンと餅、パスタが主要な食べ物になる。
アルファ米は災害など非常時に使うもの。
山でまで食べたいとは思わないので今までに自分で山に持って行ったことは無い。
担ぐことが出来ないくらい体力が落ちてしまうまではアルファ米のお世話にはならない事にしている。
地元安曇野産の無洗米5kgとパスタ750g。ラーメンと餅は15食分持った。
フランスパンはテン場でブルーチーズを塗り、赤ワインと一緒にちびちびやるのに使う。
栄養補給の為にジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、ゴボウ、長ネギなど生野菜も2kgほど。
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主食は無洗米。
その他リフィルタイプのラーメンと餅、パスタが主要な食べ物になる。
アルファ米は災害など非常時に使うもの。
山でまで食べたいとは思わないので今までに自分で山に持って行ったことは無い。
担ぐことが出来ないくらい体力が落ちてしまうまではアルファ米のお世話にはならない事にしている。
地元安曇野産の無洗米5kgとパスタ750g。ラーメンと餅は15食分持った。
フランスパンはテン場でブルーチーズを塗り、赤ワインと一緒にちびちびやるのに使う。
栄養補給の為にジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、ゴボウ、長ネギなど生野菜も2kgほど。
長期縦走をやる人の中には毎日白飯にマヨネーズ塗って、エネルギーだけ補給して歩き続ける人もいるらしいが、僕はそこまで極限を求めている訳ではないし、それでは山の楽しみが満喫できない。
食事は可能な限りバリエーションを付けて楽しめるように準備をする。
好物の納豆も毎回10パック持って行く。
納豆は10パックが限界。
水場で冷たい水を汲み、納豆が冷えるようにザックの中にパッキングしたりして、けっこう気を遣う(笑)
納豆が終わると乾燥納豆を使うようにしている。
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長期縦走をやる人の中には毎日白飯にマヨネーズ塗って、エネルギーだけ補給して歩き続ける人もいるらしいが、僕はそこまで極限を求めている訳ではないし、それでは山の楽しみが満喫できない。
食事は可能な限りバリエーションを付けて楽しめるように準備をする。
好物の納豆も毎回10パック持って行く。
納豆は10パックが限界。
水場で冷たい水を汲み、納豆が冷えるようにザックの中にパッキングしたりして、けっこう気を遣う(笑)
納豆が終わると乾燥納豆を使うようにしている。
ガスはロング缶とレギュラー缶を一つずつ。
停滞などで計画が長引かなければこれで充分もつ。
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ガスはロング缶とレギュラー缶を一つずつ。
停滞などで計画が長引かなければこれで充分もつ。
主な行動食はスナックにミックスナッツなどを混ぜたものとカロリーメイト。
スナックとミックスナッツは小さなナルゲンボトルに入れ、つまみながら歩く。
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主な行動食はスナックにミックスナッツなどを混ぜたものとカロリーメイト。
スナックとミックスナッツは小さなナルゲンボトルに入れ、つまみながら歩く。
カロリーメイトはパッキングすると割れてバラバラになってしまうので、100円ショップのプラケースに綺麗に並べて入れる。
日が進むごとに中身が減っていくので、空きスペースに他の物を入れていくとザックに余裕が出来てきてパッキングが楽になって行く。
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8/6 20:01
カロリーメイトはパッキングすると割れてバラバラになってしまうので、100円ショップのプラケースに綺麗に並べて入れる。
日が進むごとに中身が減っていくので、空きスペースに他の物を入れていくとザックに余裕が出来てきてパッキングが楽になって行く。
ザックやテント、シュラフ、着替え、一眼レフカメラ、各種装備品なども並べてみた。
忘れ物ないかな・・・
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ザックやテント、シュラフ、着替え、一眼レフカメラ、各種装備品なども並べてみた。
忘れ物ないかな・・・
食料を用途ごとにスタッフバックに収納するとこんな感じ。
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食料を用途ごとにスタッフバックに収納するとこんな感じ。
一通りパッキングしてみた。
ここに当日の朝に買う1日目の昼食おにぎりと水が入る。
ザックはグレゴリーのホイットニー95(98リットル)
最近のグレゴリーは他社と同じく軽量化に走り、強度的に弱くなっているが、この頃のザックは安心して使うことが出来ていい。
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一通りパッキングしてみた。
ここに当日の朝に買う1日目の昼食おにぎりと水が入る。
ザックはグレゴリーのホイットニー95(98リットル)
最近のグレゴリーは他社と同じく軽量化に走り、強度的に弱くなっているが、この頃のザックは安心して使うことが出来ていい。
ザックは大きければ良いというものではない。
登山道として線が引かれていないルートを歩いたり、ほとんど自然に返っているルートを歩く時は枝や藪に引っ掛かって動けなくなってしまうので、100Lくらいのザックが良いと僕は思っている。
これ以上大きいと倒木の下をくぐったり、乗り越えたりする時に本当に難儀する。
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ザックは大きければ良いというものではない。
登山道として線が引かれていないルートを歩いたり、ほとんど自然に返っているルートを歩く時は枝や藪に引っ掛かって動けなくなってしまうので、100Lくらいのザックが良いと僕は思っている。
これ以上大きいと倒木の下をくぐったり、乗り越えたりする時に本当に難儀する。
現段階でザック重量は40.45kg。
前回の北ア大縦走の時は1日目の途中で水を汲み、45kgちょっとあったので前回よりは少し軽く収まるのではないかと思う。
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現段階でザック重量は40.45kg。
前回の北ア大縦走の時は1日目の途中で水を汲み、45kgちょっとあったので前回よりは少し軽く収まるのではないかと思う。
おおよその準備が整い、市内にある穂高神社に参拝に行く。
大縦走の山行前は必ず穂高神社に挨拶に行くようにしている。
穂高神社は日本アルプスの総鎮守とされる神社で、交通安全の神様との事。
と言っても僕は神社にお参りする際に自分の願い事は一切しない。
これまで生きてこれた感謝と、世界が平和でありますように、山で遭難する人が一件でも減りますように。と言った漠然とした願い事しかしない。
自分の願い事を叶えるのはけっきょく自分自身しかいないと思うから。
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8/8 12:37
おおよその準備が整い、市内にある穂高神社に参拝に行く。
大縦走の山行前は必ず穂高神社に挨拶に行くようにしている。
穂高神社は日本アルプスの総鎮守とされる神社で、交通安全の神様との事。
と言っても僕は神社にお参りする際に自分の願い事は一切しない。
これまで生きてこれた感謝と、世界が平和でありますように、山で遭難する人が一件でも減りますように。と言った漠然とした願い事しかしない。
自分の願い事を叶えるのはけっきょく自分自身しかいないと思うから。
自宅から2時間弱。
5:10に山梨県北杜市の尾白川渓谷に到着。
今回の計画は登山口と下山口が同じなので自分の車で来ても良かったが、駐車場は少し寂しいところにある為、いたずら等心配なので妻に送ってもらう事にした。
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8/9 5:48
自宅から2時間弱。
5:10に山梨県北杜市の尾白川渓谷に到着。
今回の計画は登山口と下山口が同じなので自分の車で来ても良かったが、駐車場は少し寂しいところにある為、いたずら等心配なので妻に送ってもらう事にした。
直前に台風が通過。
出発までに通過してくれるか微妙だったが
、無事朝から青空が広がってくれた。
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8/9 5:48
直前に台風が通過。
出発までに通過してくれるか微妙だったが
、無事朝から青空が広がってくれた。
駐車場から登山口まではキャンプ場と神社に続く細い車道を下って行く。
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8/9 5:59
駐車場から登山口まではキャンプ場と神社に続く細い車道を下って行く。
ザックを背負って後ろから見るとこんな感じ。
かなり背の高い人に見える(笑)
40kg以上のザックを背負うのは今回が初めてではない為、驚くような重さは感じないが、慣れるまでは身のこなしが難しい。
一歩一歩踏み締めるようにしてゆっくりと歩く。
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ザックを背負って後ろから見るとこんな感じ。
かなり背の高い人に見える(笑)
40kg以上のザックを背負うのは今回が初めてではない為、驚くような重さは感じないが、慣れるまでは身のこなしが難しい。
一歩一歩踏み締めるようにしてゆっくりと歩く。
キャンプ場入り口の売店。
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8/9 6:03
キャンプ場入り口の売店。
竹宇駒ケ岳神社。
甲斐駒ヶ岳はこの神社の横を通って入山する。
尾白川の沢の音が響き、いい雰囲気の神社だ。
5
8/9 6:05
竹宇駒ケ岳神社。
甲斐駒ヶ岳はこの神社の横を通って入山する。
尾白川の沢の音が響き、いい雰囲気の神社だ。
ザックを背負ったまま神社に参拝し、
さぁ!!行くか!!
4
8/9 6:05
ザックを背負ったまま神社に参拝し、
さぁ!!行くか!!
【大縦走1日目】2018年8月9日(木) 曇り 時々 晴れ
吊り橋を渡れば登山道が始まる。
ここで妻に一枚撮ってもらった。
今回の計画は20泊21日で歩き切れる計画。
雨や疲労等で停滞する日が出てきたりすればその分日程が延びて行く。
果たして何日で帰って来れるだろうか・・・
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【大縦走1日目】2018年8月9日(木) 曇り 時々 晴れ
吊り橋を渡れば登山道が始まる。
ここで妻に一枚撮ってもらった。
今回の計画は20泊21日で歩き切れる計画。
雨や疲労等で停滞する日が出てきたりすればその分日程が延びて行く。
果たして何日で帰って来れるだろうか・・・
妻とはここでお別れ。
留守にする間の仕事は頼んだよ〜♬
天気次第では途中で短く登って来て、一緒に歩く事も考えているみたいだが、南アルプスはアクセスが悪いので上手く会えるかどうか・・・
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8/9 6:12
妻とはここでお別れ。
留守にする間の仕事は頼んだよ〜♬
天気次第では途中で短く登って来て、一緒に歩く事も考えているみたいだが、南アルプスはアクセスが悪いので上手く会えるかどうか・・・
では、行ってきます〜。
元気でね〜\(^o^)/
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では、行ってきます〜。
元気でね〜\(^o^)/
きっと泣いている事でしょう・・・
妻はこの後日向山を散策して、実家に帰省するとの事。
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きっと泣いている事でしょう・・・
妻はこの後日向山を散策して、実家に帰省するとの事。
吊り橋から見た尾白川渓谷。
4
8/9 6:13
吊り橋から見た尾白川渓谷。
吊り橋を渡ると登山道となり、20分ほど登ると渓谷沿いを行く歩道と別れる。
ここから日本三大急登の黒戸尾根を甲斐駒ヶ岳山頂まで登って行くことになる。
5
8/9 6:31
吊り橋を渡ると登山道となり、20分ほど登ると渓谷沿いを行く歩道と別れる。
ここから日本三大急登の黒戸尾根を甲斐駒ヶ岳山頂まで登って行くことになる。
実は歩き始めるまで、この尾根が日本三大急登だったことをスッカリ忘れておりまして...
そう言えば!と気付いた時にはもう遅し。
この後、1日目から自分の計画の甘さを痛感する事になりました。
標高差2200mにコテンパンにやられちゃいます(^^;)
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8/9 6:41
実は歩き始めるまで、この尾根が日本三大急登だったことをスッカリ忘れておりまして...
そう言えば!と気付いた時にはもう遅し。
この後、1日目から自分の計画の甘さを痛感する事になりました。
標高差2200mにコテンパンにやられちゃいます(^^;)
ノッソノッソとゆっくり登って行く。
最初の数日間はかなり重い為、10分歩いたら2分ほどザックごと斜面に座り、肩に掛かる重みを抜いてあげながら歩く必要がある。
コースタイムよりも遅くなってしまうが、これは計算の内。
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8/9 7:03
ノッソノッソとゆっくり登って行く。
最初の数日間はかなり重い為、10分歩いたら2分ほどザックごと斜面に座り、肩に掛かる重みを抜いてあげながら歩く必要がある。
コースタイムよりも遅くなってしまうが、これは計算の内。
木々の間からは青空が見えるが、甲斐駒ヶ岳の方向には雲があり、歩いている辺りは日陰で暑くなく助かる。
とは言え荷物が重いので汗がダラダラ流れる。
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8/9 8:34
木々の間からは青空が見えるが、甲斐駒ヶ岳の方向には雲があり、歩いている辺りは日陰で暑くなく助かる。
とは言え荷物が重いので汗がダラダラ流れる。
8:40 笹ノ平分岐に到着
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8/9 8:43
8:40 笹ノ平分岐に到着
青空が多くなってきて、木々の間から日差しが入ってくるようになり暑い。
なんだか肺の辺りが苦しい。
暑くて水を多く消費してしまう。
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8/9 9:36
青空が多くなってきて、木々の間から日差しが入ってくるようになり暑い。
なんだか肺の辺りが苦しい。
暑くて水を多く消費してしまう。
最終日の下山ルートである日向山の砂礫地帯が見えた。
妻はもう登り終えて下山中かな。
あそこを歩いて下山するのは8月29日の予定だが、果たして今年は予定通り行けるだろうか...
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8/9 9:58
最終日の下山ルートである日向山の砂礫地帯が見えた。
妻はもう登り終えて下山中かな。
あそこを歩いて下山するのは8月29日の予定だが、果たして今年は予定通り行けるだろうか...
腹が減ったのでコンビニおにぎりを一つ食べた。
汗でTシャツがビショビショ。
下から吹き上げてくる風がヒンヤリして気持ち良かった。
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8/9 10:17
腹が減ったのでコンビニおにぎりを一つ食べた。
汗でTシャツがビショビショ。
下から吹き上げてくる風がヒンヤリして気持ち良かった。
黒戸尾根らしい石像などが所々に祀られている。
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8/9 10:56
黒戸尾根らしい石像などが所々に祀られている。
11:04 刃渡りに到着。
ずっと樹林帯歩きだったので、視界が開けて気持ちがいい。
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8/9 11:04
11:04 刃渡りに到着。
ずっと樹林帯歩きだったので、視界が開けて気持ちがいい。
日向山と八ヶ岳から広がる広い裾野を見下ろすことが出来た。
残念ながら八ヶ岳の山頂付近には雲が掛かっている。
4
8/9 11:06
日向山と八ヶ岳から広がる広い裾野を見下ろすことが出来た。
残念ながら八ヶ岳の山頂付近には雲が掛かっている。
最終日の下山ルート、日向八丁尾根。
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8/9 11:06
最終日の下山ルート、日向八丁尾根。
こちらは韮崎市の方向。
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8/9 11:07
こちらは韮崎市の方向。
こちらは甲府方面。
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8/9 11:08
こちらは甲府方面。
急登区間。
ハシゴやロープ。
よく整備はされているが、斜度が上がると大変。
4
8/9 11:26
急登区間。
ハシゴやロープ。
よく整備はされているが、斜度が上がると大変。
11:35 刀利天狗に到着。 2049m
ここまでにコースタイムから1時間弱遅れてしまっている。
本当は五合目小屋跡あたりで正午を迎えたいと思っていたんだけど...
けっこう疲れているし、先が思いやられる。
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8/9 11:35
11:35 刀利天狗に到着。 2049m
ここまでにコースタイムから1時間弱遅れてしまっている。
本当は五合目小屋跡あたりで正午を迎えたいと思っていたんだけど...
けっこう疲れているし、先が思いやられる。
12:50 五合目小屋跡に到着。
この区間は斜度が緩やかになったのでスピードを上げて歩くことが出来た。
4
8/9 12:51
12:50 五合目小屋跡に到着。
この区間は斜度が緩やかになったのでスピードを上げて歩くことが出来た。
でもここからが大変なんだよな〜。
3
8/9 12:50
でもここからが大変なんだよな〜。
小屋跡の下にあるコル。
ここから崖っぷちの急登が始まる。
3
8/9 12:53
小屋跡の下にあるコル。
ここから崖っぷちの急登が始まる。
普段は簡単な登りも、ザックが重いとまるで筋トレをしているかのよう(笑)
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8/9 13:02
普段は簡単な登りも、ザックが重いとまるで筋トレをしているかのよう(笑)
ほぼ垂直に掛けられたハシゴなどはザックが後ろに引っ張ってくるので腕がきつい。
でも、こういう場所は時間を短縮することが出来ることが多いので頑張る。
9
8/9 13:46
ほぼ垂直に掛けられたハシゴなどはザックが後ろに引っ張ってくるので腕がきつい。
でも、こういう場所は時間を短縮することが出来ることが多いので頑張る。
14:11 七丈小屋にやっとこ到着。
後半がんばったので、コースタイムからちょうど一時間遅れでここまで上がってくることが出来た。
トイレをお借りし、おにぎりを食べて休憩する。
小屋の女性と登山者とお話。
思ったよりも水を多く消費してしまい、山頂までもつか厳しい状況だ。
小屋は湧き水を引いているのだが、泊まらない人は有料との事...
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8/9 14:11
14:11 七丈小屋にやっとこ到着。
後半がんばったので、コースタイムからちょうど一時間遅れでここまで上がってくることが出来た。
トイレをお借りし、おにぎりを食べて休憩する。
小屋の女性と登山者とお話。
思ったよりも水を多く消費してしまい、山頂までもつか厳しい状況だ。
小屋は湧き水を引いているのだが、泊まらない人は有料との事...
頑張るしかないか!
出発。
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8/9 14:38
頑張るしかないか!
出発。
小屋から少し登るとテン場がある。
本当はここのテン場で今日の行動を終了したい気持ちだったが、1日目から計画変更するのが悔しくて、先に進むことに決めた。
テントでも泊れば水が無料で汲めるので、計画段階で泊るように計画しなかった事を悔やんだ。
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8/9 14:43
小屋から少し登るとテン場がある。
本当はここのテン場で今日の行動を終了したい気持ちだったが、1日目から計画変更するのが悔しくて、先に進むことに決めた。
テントでも泊れば水が無料で汲めるので、計画段階で泊るように計画しなかった事を悔やんだ。
樹林がだんだんと低くなり、眼下の景色が綺麗になってきた。
が、小屋を出発してから体が思うように動かなくなり、一気にペースが落ちてしまう。
肺というか腹筋というか...胸のあたりの筋肉がおかしいようで、呼吸をする度に鈍い痛みを感じる。
ザックを置くと治るので、ザックの重さからきている不調なのは分かる。
4
8/9 15:32
樹林がだんだんと低くなり、眼下の景色が綺麗になってきた。
が、小屋を出発してから体が思うように動かなくなり、一気にペースが落ちてしまう。
肺というか腹筋というか...胸のあたりの筋肉がおかしいようで、呼吸をする度に鈍い痛みを感じる。
ザックを置くと治るので、ザックの重さからきている不調なのは分かる。
16:03 八合目御来迎場
胸のあたりの違和感を騙し騙し登ってきた。
休んでいるとポツポツっと雨が降ってきて嫌な予感がしたが、本降りになる事なくすぐに止んでくれた。
4
8/9 16:13
16:03 八合目御来迎場
胸のあたりの違和感を騙し騙し登ってきた。
休んでいるとポツポツっと雨が降ってきて嫌な予感がしたが、本降りになる事なくすぐに止んでくれた。
ここから山頂まではコースタイムで1時間半。
大幅に遅れそうだけど頑張れば行ける!
そう思って行くしかない。
5
8/9 16:18
ここから山頂まではコースタイムで1時間半。
大幅に遅れそうだけど頑張れば行ける!
そう思って行くしかない。
花崗岩の大岩が行く手を阻むようにあり、鎖を掴んで垂直に登らなくてはいけない所も多くある。
軽ければ何の問題も無く登れるのに...、鎖を全力で引っ張って体を引き上げる。
5
8/9 16:36
花崗岩の大岩が行く手を阻むようにあり、鎖を掴んで垂直に登らなくてはいけない所も多くある。
軽ければ何の問題も無く登れるのに...、鎖を全力で引っ張って体を引き上げる。
岩場の急登の途中。
もう誰も通る事が無いので登山道の真ん中にザックを休憩。
日本三大急登を43kgを超えるザックで登ろうと思った自分のアホさに嫌気を感じつつも、一日で登り切る事が出来れば自信にも繋がる!なんてことを考えて自分を奮い立たせて登った。
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8/9 16:48
岩場の急登の途中。
もう誰も通る事が無いので登山道の真ん中にザックを休憩。
日本三大急登を43kgを超えるザックで登ろうと思った自分のアホさに嫌気を感じつつも、一日で登り切る事が出来れば自信にも繋がる!なんてことを考えて自分を奮い立たせて登った。
こういう辛い時でも登山道脇の花を見ると癒される。
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8/9 17:05
こういう辛い時でも登山道脇の花を見ると癒される。
大岩の上の剣を越えれば急登区間も終わる。
もう一息だ。
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8/9 17:14
大岩の上の剣を越えれば急登区間も終わる。
もう一息だ。
急登区間を抜けた。
あとは一歩一歩足を出していれば山頂が見えてくる。
ここで全ての水を飲み切ってしまった。
小屋までは水なしで行くしかない。
3
8/9 17:34
急登区間を抜けた。
あとは一歩一歩足を出していれば山頂が見えてくる。
ここで全ての水を飲み切ってしまった。
小屋までは水なしで行くしかない。
駒ヶ岳神社の奥社に到着。
神社の前まで行ける余力がない。
登山道から手を合わせた。
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8/9 17:57
駒ヶ岳神社の奥社に到着。
神社の前まで行ける余力がない。
登山道から手を合わせた。
ガスの切れ間から山頂の社の姿を見ることが出来た。
ここで登頂を確信。
7
8/9 17:57
ガスの切れ間から山頂の社の姿を見ることが出来た。
ここで登頂を確信。
北沢峠への分岐点に到着。
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8/9 17:59
北沢峠への分岐点に到着。
砂礫の道の先に摩利支天。
もう誰の姿も無く、夕暮れ前の寂しい雰囲気が漂っている。
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8/9 18:00
砂礫の道の先に摩利支天。
もう誰の姿も無く、夕暮れ前の寂しい雰囲気が漂っている。
18:03 甲斐駒ヶ岳山頂 2967m
コースタイムからは2時間半くらい遅れてしまったが、それでも無事山頂まで登る事ができた。
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8/9 18:08
18:03 甲斐駒ヶ岳山頂 2967m
コースタイムからは2時間半くらい遅れてしまったが、それでも無事山頂まで登る事ができた。
山頂の標識は文字がかなり薄くなっていたが、ここでも記念写真。
43kg背負って標高770mから2967mへ...
標高差2200m!途中のアップダウンを入れればもっと登ったことになる。
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8/9 18:13
山頂の標識は文字がかなり薄くなっていたが、ここでも記念写真。
43kg背負って標高770mから2967mへ...
標高差2200m!途中のアップダウンを入れればもっと登ったことになる。
一瞬、ガスが薄くなって太陽の姿が見えた。
太陽の位置がかなり低い。
はやく下らなければ!!
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8/9 18:13
一瞬、ガスが薄くなって太陽の姿が見えた。
太陽の位置がかなり低い。
はやく下らなければ!!
三角点
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8/9 18:14
三角点
山頂から六合目小屋までは点線ルートになる。
何度も歩いているので道は分かっているが、ここはけっこう急いでもコースタイムよりも時間が掛かる。
恐らく途中で暗くなってしまうので、そこまで出来るだけ頑張るつもりで下って行く。
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8/9 18:45
山頂から六合目小屋までは点線ルートになる。
何度も歩いているので道は分かっているが、ここはけっこう急いでもコースタイムよりも時間が掛かる。
恐らく途中で暗くなってしまうので、そこまで出来るだけ頑張るつもりで下って行く。
大岩の間をすり抜けていくような場所が多く、下りに使うと尾根から下って行くような踏み跡が多くある。
下りて行く踏み跡に騙されずに尾根の一番高いところを進むと、岩の裏側に正しい道が隠れている。
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8/9 18:35
大岩の間をすり抜けていくような場所が多く、下りに使うと尾根から下って行くような踏み跡が多くある。
下りて行く踏み跡に騙されずに尾根の一番高いところを進むと、岩の裏側に正しい道が隠れている。
ガスで視界がないと尚更むずかしい。
19時を回りかなり暗くなってきて、ヘッデンなしで歩くのはもうそろそろ限界だ。
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8/9 19:04
ガスで視界がないと尚更むずかしい。
19時を回りかなり暗くなってきて、ヘッデンなしで歩くのはもうそろそろ限界だ。
19:27 六合目小屋に到着。
最後の15分ほどはヘッデン点灯となったが、岩場区間は明るいうちに通過できたので難なく歩いてくることが出来た。
これで終了なら良いんだけど...。
小屋から15分くらいの場所にある水場へと水汲みに行かなくてはならないのだ。
9
8/9 19:28
19:27 六合目小屋に到着。
最後の15分ほどはヘッデン点灯となったが、岩場区間は明るいうちに通過できたので難なく歩いてくることが出来た。
これで終了なら良いんだけど...。
小屋から15分くらいの場所にある水場へと水汲みに行かなくてはならないのだ。
真っ暗な中、すごい急坂を下り、無事水場に到着。
思い返してみればここに来る時はいつも真っ暗だ(笑)
冷たい水が岩の間から流れ出ている。
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8/9 19:52
真っ暗な中、すごい急坂を下り、無事水場に到着。
思い返してみればここに来る時はいつも真っ暗だ(笑)
冷たい水が岩の間から流れ出ている。
近くの木にじょうごが入った袋がぶら下がっているので、これを使えばスムーズに満タン入れることが出来る。
5
8/9 19:59
近くの木にじょうごが入った袋がぶら下がっているので、これを使えばスムーズに満タン入れることが出来る。
水を持ち帰って夕食。
今晩はカレーヌードルに餅を1個入れて食べた。
本当はもっとゆっくり食べたいけど、明日も長い行動時間になるので、ササっと食べて夕食終了。
8
8/9 20:46
水を持ち帰って夕食。
今晩はカレーヌードルに餅を1個入れて食べた。
本当はもっとゆっくり食べたいけど、明日も長い行動時間になるので、ササっと食べて夕食終了。
明日の朝からはお米を炊くので、5kgの米袋の封を切った。
米は計算上では5.7kgほど必要なのだが、5kgしか持ってきていない。
前半はたくさんのエネルギーを使うのでたくさん食べるが、後半はザックが軽くなってエネルギー消費を抑えられるので、食べる量を減らして全体のバランスを取るようにしている。
停滞する日が多くなると後半厳しくなってしまうが、今回は上手く最後まで持たせることが出来るだろうか。
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8/9 20:52
明日の朝からはお米を炊くので、5kgの米袋の封を切った。
米は計算上では5.7kgほど必要なのだが、5kgしか持ってきていない。
前半はたくさんのエネルギーを使うのでたくさん食べるが、後半はザックが軽くなってエネルギー消費を抑えられるので、食べる量を減らして全体のバランスを取るようにしている。
停滞する日が多くなると後半厳しくなってしまうが、今回は上手く最後まで持たせることが出来るだろうか。
【大縦走2日目】2018年8月10日(金) 曇り 一時 晴れ
3:03 起床
夜は最高に良く眠ることが出来た。
昨日あれだけ酷使したのだから当たり前か...。
この小屋は案内に「登山者のマナー不足でネズミが出る小屋になってしまいました。」と記載が有るが、ここ数年はネズミの気配を感じた事は一切ない。
小屋周辺もゴミは散見するも、そこまで酷い状態ではないので、ネズミも居なくなったのだろう。
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8/10 3:25
【大縦走2日目】2018年8月10日(金) 曇り 一時 晴れ
3:03 起床
夜は最高に良く眠ることが出来た。
昨日あれだけ酷使したのだから当たり前か...。
この小屋は案内に「登山者のマナー不足でネズミが出る小屋になってしまいました。」と記載が有るが、ここ数年はネズミの気配を感じた事は一切ない。
小屋周辺もゴミは散見するも、そこまで酷い状態ではないので、ネズミも居なくなったのだろう。
縦走中の朝ご飯の定番。
納豆ごはんと味噌汁。
みそ汁の具は市販の乾燥みそ汁の具ととろろ昆布。
それから長ネギとゴボウが入る。
納豆は10パック持って来ている。これが無くなると乾燥納豆で凌ぐことになる。
6
8/10 3:45
縦走中の朝ご飯の定番。
納豆ごはんと味噌汁。
みそ汁の具は市販の乾燥みそ汁の具ととろろ昆布。
それから長ネギとゴボウが入る。
納豆は10パック持って来ている。これが無くなると乾燥納豆で凌ぐことになる。
4:50 明るくなったので六合目小屋を出発。
ザックの雨蓋がウェストバックのようになるので、その中に雨具や行動食・水など最低限必要な物だけを入れて鋸岳ピストンへ。
3
8/10 4:50
4:50 明るくなったので六合目小屋を出発。
ザックの雨蓋がウェストバックのようになるので、その中に雨具や行動食・水など最低限必要な物だけを入れて鋸岳ピストンへ。
小屋を出発して稜線に出たところ。
砂礫の広場があり、水場への下降点にもなっている。
2
8/10 4:52
小屋を出発して稜線に出たところ。
砂礫の広場があり、水場への下降点にもなっている。
長野県側の谷は多少景色が見える。
山梨県側は濃いガスが登って来ていて何も見えない。
2
8/10 4:53
長野県側の谷は多少景色が見える。
山梨県側は濃いガスが登って来ていて何も見えない。
しばらく稜線を進むと山梨県側のガスが切れ。その先に御来光が見えた。
16
8/10 5:02
しばらく稜線を進むと山梨県側のガスが切れ。その先に御来光が見えた。
たまたまガスが切れたのと、たまたま樹林帯が途切れて東の方向が開けたタイミングで御来光が見れた。
これはとてもラッキーだった。
15
8/10 5:03
たまたまガスが切れたのと、たまたま樹林帯が途切れて東の方向が開けたタイミングで御来光が見れた。
これはとてもラッキーだった。
歩き始めた六合目小屋の辺りの森が赤く染まっていた。
6
8/10 5:04
歩き始めた六合目小屋の辺りの森が赤く染まっていた。
この辺りにはタカネビランジが多く咲いている。
8
8/10 5:08
この辺りにはタカネビランジが多く咲いている。
ガスが減って来て仙丈ヶ岳ももう少しで見えてきそうだ。
3
8/10 5:13
ガスが減って来て仙丈ヶ岳ももう少しで見えてきそうだ。
右端の一番高い辺りが三ツ頭。
ルートは崖っぷちギリギリに通っているところが多いので注意しながら進む。
樹林帯の中にもルートがある所もあるが、樹林帯側は間違った踏み跡も多い為、出来るだけ稜線通しで行った方が楽だし早い。
5
8/10 5:16
右端の一番高い辺りが三ツ頭。
ルートは崖っぷちギリギリに通っているところが多いので注意しながら進む。
樹林帯の中にもルートがある所もあるが、樹林帯側は間違った踏み跡も多い為、出来るだけ稜線通しで行った方が楽だし早い。
5:21 三ツ頭
まだガスが多く、鋸岳の姿はまだ見ることが出来ない。
1
8/10 5:21
5:21 三ツ頭
まだガスが多く、鋸岳の姿はまだ見ることが出来ない。
ガスが慌ただしく姿を変え、晴れるのか、ガスに隠れるのか、この時点ではどちらに転ぶのか分からない展開だった。
1
8/10 5:21
ガスが慌ただしく姿を変え、晴れるのか、ガスに隠れるのか、この時点ではどちらに転ぶのか分からない展開だった。
鋸岳方面の稜線。
けっこうアップダウンがあるので、距離の割に時間が掛かる。
1
8/10 5:21
鋸岳方面の稜線。
けっこうアップダウンがあるので、距離の割に時間が掛かる。
三ツ頭の山頂から少し下ったところにある三ツ頭分岐。
鋸岳までは1時間半ほどとのこと。
夜の間にガスが下草を濡らし、ここまで濡れながらなんとか歩いて来たが、さすがに限界でレインウェアの下だけ着た。
1
8/10 5:23
三ツ頭の山頂から少し下ったところにある三ツ頭分岐。
鋸岳までは1時間半ほどとのこと。
夜の間にガスが下草を濡らし、ここまで濡れながらなんとか歩いて来たが、さすがに限界でレインウェアの下だけ着た。
これは熊ノ穴沢を見ているところ。
ガスでよく分からないが、崩落した岩が集まって出来ている谷だ。
3
8/10 6:01
これは熊ノ穴沢を見ているところ。
ガスでよく分からないが、崩落した岩が集まって出来ている谷だ。
中ノ川乗越が見えてきた。
乗越への下りは滑りやすく、登山道脇が崩落している場所があるので少し注意して下る。
2
8/10 6:07
中ノ川乗越が見えてきた。
乗越への下りは滑りやすく、登山道脇が崩落している場所があるので少し注意して下る。
6:07 中ノ川乗越
岩が集まって荒れた雰囲気の乗越。
ビバーク出来るような平地が作られている場所が何か所かあるが、前回来た時に休んだ平地は大きな落石が落ちてきて埋まっていた。
2
8/10 6:07
6:07 中ノ川乗越
岩が集まって荒れた雰囲気の乗越。
ビバーク出来るような平地が作られている場所が何か所かあるが、前回来た時に休んだ平地は大きな落石が落ちてきて埋まっていた。
少し休んでいたらガスが切れてきて長野県側の景色が見えた。
相変わらずガスが慌ただしく湧き上がっている。
3
8/10 6:10
少し休んでいたらガスが切れてきて長野県側の景色が見えた。
相変わらずガスが慌ただしく湧き上がっている。
第二高点へ続くガリー。
斜度はそこまでないので落石はあまり気にならないが、浮石が多いので登りやすい場所ではない。
意外と高山植物が多く咲いている。
0
8/10 6:12
第二高点へ続くガリー。
斜度はそこまでないので落石はあまり気にならないが、浮石が多いので登りやすい場所ではない。
意外と高山植物が多く咲いている。
ミヤマアキノキリンソウ
1
8/10 6:14
ミヤマアキノキリンソウ
タカネビランジ
4
8/10 6:26
タカネビランジ
タカネマツムシソウ
4
8/10 6:28
タカネマツムシソウ
ガリーを登り切って少し登ると視界が開ける。
第二高点も近い。
1
8/10 6:35
ガリーを登り切って少し登ると視界が開ける。
第二高点も近い。
6:36 鋸岳第二高点 2675m
晴れていれば後に第一高点が見えるのだが、今日はガスに覆われてしまっていた。
3
8/10 6:36
6:36 鋸岳第二高点 2675m
晴れていれば後に第一高点が見えるのだが、今日はガスに覆われてしまっていた。
ちょうどガスの高さに居るようで、薄っすらと仙丈ヶ岳や北岳が見える。
4
8/10 6:36
ちょうどガスの高さに居るようで、薄っすらと仙丈ヶ岳や北岳が見える。
タイミングによって見えたり見えなくなったり...
3
8/10 6:40
タイミングによって見えたり見えなくなったり...
あちらからの景色はかなり良さそうだな。
5
8/10 6:41
あちらからの景色はかなり良さそうだな。
伊那谷の方は雲海が広がっている。
なんか良くなってきそうだ。
2
8/10 6:42
伊那谷の方は雲海が広がっている。
なんか良くなってきそうだ。
第一高点への稜線。
相変わらず第一高点は見えない。
このまま稜線を行けそうだが、実際には大ギャップと呼ばれるキレット状に切れ落ちた場所があり、登攀装備なしでの通過は不可能。
大きく長野県側に下って登り返すルートを行く必要がある。
1
8/10 6:42
第一高点への稜線。
相変わらず第一高点は見えない。
このまま稜線を行けそうだが、実際には大ギャップと呼ばれるキレット状に切れ落ちた場所があり、登攀装備なしでの通過は不可能。
大きく長野県側に下って登り返すルートを行く必要がある。
タカネビランジ
3
8/10 6:44
タカネビランジ
甲斐駒ケ岳も見えてきた。
7
8/10 6:45
甲斐駒ケ岳も見えてきた。
第二高点からの下りは少し分かりずらいが、良く見ると踏み跡がある。
思わず近道をしたくなってしまうような踏み跡もあるが、そこは我慢してひたすら下る踏み跡を追う。
1
8/10 6:47
第二高点からの下りは少し分かりずらいが、良く見ると踏み跡がある。
思わず近道をしたくなってしまうような踏み跡もあるが、そこは我慢してひたすら下る踏み跡を追う。
下り途中、ガスが取れて第一高点が姿を現しているのが見えた。
先行き明るくて嬉しくなる。
3
8/10 6:48
下り途中、ガスが取れて第一高点が姿を現しているのが見えた。
先行き明るくて嬉しくなる。
こんなに下るの!?と思ってしまうくらい下る。
でも、これが正しいルート。
途中で我慢しきれず近道をしようとすると崖に出てしまったり、上手く谷に出れても結局同じところまで下って来る事になってしまう。
2
8/10 6:54
こんなに下るの!?と思ってしまうくらい下る。
でも、これが正しいルート。
途中で我慢しきれず近道をしようとすると崖に出てしまったり、上手く谷に出れても結局同じところまで下って来る事になってしまう。
下り切ると荒れた細いルンゼに出る。
下り気味に横断し、今度は登り返しとなる。
僅かな石清水がいつも出ている。
4
8/10 6:57
下り切ると荒れた細いルンゼに出る。
下り気味に横断し、今度は登り返しとなる。
僅かな石清水がいつも出ている。
ルンゼから上を見上げる。
1
8/10 6:57
ルンゼから上を見上げる。
右上から下って来て、ルンゼを横断して登り返してきたところ。
ちょうど自然落石で大き目の岩がルンゼを転がり落ちて行った。
この辺りはいかにも落石が多そうな場所。
他に登山者がいればかなり注意が必要な場所だ。
4
8/10 7:00
右上から下って来て、ルンゼを横断して登り返してきたところ。
ちょうど自然落石で大き目の岩がルンゼを転がり落ちて行った。
この辺りはいかにも落石が多そうな場所。
他に登山者がいればかなり注意が必要な場所だ。
急な岩場を登り切ると一番最後に鹿窓がある。
ここの登りも落石に最大限注意が必要。
5
8/10 7:02
急な岩場を登り切ると一番最後に鹿窓がある。
ここの登りも落石に最大限注意が必要。
岩に穴が開いた鹿窓が見える。
あそこに向かって登って行く。
直登も出来るが、左側の草付にも踏み跡がある。
草付の方が歩きやすいが、下草が濡れているのを嫌い直登した。
6
8/10 7:03
岩に穴が開いた鹿窓が見える。
あそこに向かって登って行く。
直登も出来るが、左側の草付にも踏み跡がある。
草付の方が歩きやすいが、下草が濡れているのを嫌い直登した。
岩ばかりの世界。
鎖もあるが、登りは使わなくても登れるくらい手掛かり足がかりがある。
0
8/10 7:10
岩ばかりの世界。
鎖もあるが、登りは使わなくても登れるくらい手掛かり足がかりがある。
登って来た谷を振り返る。
1
8/10 7:11
登って来た谷を振り返る。
鹿窓直下。
ここは何度通ってもなんかワクワクする。
10
8/10 7:11
鹿窓直下。
ここは何度通ってもなんかワクワクする。
鹿窓を抜けて振り返る。
7
8/10 7:13
鹿窓を抜けて振り返る。
鹿窓を抜けると第一高点がドーンと姿を現していた!
これは嬉しい。
またガスってしまう前に早く山頂まで行かなくては。
6
8/10 7:13
鹿窓を抜けると第一高点がドーンと姿を現していた!
これは嬉しい。
またガスってしまう前に早く山頂まで行かなくては。
いや〜、最高の景色じゃないか!!
5
8/10 7:16
いや〜、最高の景色じゃないか!!
山頂まではスグソコと言った感じだが、実際にはその手前に小ギャップと呼ばれる鞍部があるため大きく下らなくてはならない。
個人的には大ギャップより小ギャップの方が落ち込みが大きいのではないかと思う。
小ギャップは鎖がしっかり設置してあるので登攀具なしでも通過できる。
3
8/10 7:16
山頂まではスグソコと言った感じだが、実際にはその手前に小ギャップと呼ばれる鞍部があるため大きく下らなくてはならない。
個人的には大ギャップより小ギャップの方が落ち込みが大きいのではないかと思う。
小ギャップは鎖がしっかり設置してあるので登攀具なしでも通過できる。
長い鎖が鞍部まで続いている。
右側の草付を下るルートもあるが、以前草付を下っていて草付が根元からごっそり崩れ落ちて危うく墜落しそうになった事がある。
この場所は要注意だ。
4
8/10 7:19
長い鎖が鞍部まで続いている。
右側の草付を下るルートもあるが、以前草付を下っていて草付が根元からごっそり崩れ落ちて危うく墜落しそうになった事がある。
この場所は要注意だ。
下って来たクサリ場。
2
8/10 7:22
下って来たクサリ場。
こちらは登り返しのクサリ場。
角度的には第一高点側の方がきつく、鎖をゴボウで掴み、腕力で体を引き上げる感じになる。
ここを大きなザックで登るのはけっこう大変だろう。
6
8/10 7:22
こちらは登り返しのクサリ場。
角度的には第一高点側の方がきつく、鎖をゴボウで掴み、腕力で体を引き上げる感じになる。
ここを大きなザックで登るのはけっこう大変だろう。
登り切った辺りで一休みしていると足元に小動物が・・・
8
8/10 7:26
登り切った辺りで一休みしていると足元に小動物が・・・
おやおや、オコジョさんじゃないですか(^^)
49
8/10 7:26
おやおや、オコジョさんじゃないですか(^^)
見慣れない大きな動物がやって来て興味津々のようす。
僕のまわりをグルグル回りながら様子をうかがっている。
29
8/10 7:28
見慣れない大きな動物がやって来て興味津々のようす。
僕のまわりをグルグル回りながら様子をうかがっている。
ズームで。
44
8/10 7:28
ズームで。
すばしっこく動き回るもんで、撮るのも大変。
激しく動くと警戒して逃げてしまうので、そーっとカメラを動かしてシャッターを切る。
16
8/10 7:28
すばしっこく動き回るもんで、撮るのも大変。
激しく動くと警戒して逃げてしまうので、そーっとカメラを動かしてシャッターを切る。
登山靴が特に気になるようで、靴に乗っかって何度も様子を確認していた。
25
8/10 7:28
登山靴が特に気になるようで、靴に乗っかって何度も様子を確認していた。
動物の皮の匂いがするからかな。
18
8/10 7:29
動物の皮の匂いがするからかな。
小さくて目がクリクリで、なんとも言えなくカワイイ。
22
8/10 7:29
小さくて目がクリクリで、なんとも言えなくカワイイ。
可愛いのでかなりたくさん載せちゃう。
これでもかなりカットしてます(笑)
27
8/10 7:30
可愛いのでかなりたくさん載せちゃう。
これでもかなりカットしてます(笑)
しばらく僕を観察した後、ハイマツの中へと消えて行った。
16
8/10 7:30
しばらく僕を観察した後、ハイマツの中へと消えて行った。
思い掛けない出会いに心が満たされたところで、いざ山頂へ。
ここから先は難しい場所もなく登って行ける。
1
8/10 7:34
思い掛けない出会いに心が満たされたところで、いざ山頂へ。
ここから先は難しい場所もなく登って行ける。
7:38 鋸岳第二高点 2685m
六合目小屋から3時間弱で到着。
鋸岳の山頂はいつも晴れてくれて相性がいい。
6
8/10 7:38
7:38 鋸岳第二高点 2685m
六合目小屋から3時間弱で到着。
鋸岳の山頂はいつも晴れてくれて相性がいい。
まずまずの時間で来れたので安心した。
甲斐駒ケ岳はまだ若干ガスを纏っているものの、綺麗に眺めることが出来るようになった。
9
8/10 7:39
まずまずの時間で来れたので安心した。
甲斐駒ケ岳はまだ若干ガスを纏っているものの、綺麗に眺めることが出来るようになった。
ここでアクシデント発生!!
たぶん第二高点から下りだと思うけど、滑って尻もちをついた時にバックに入っていた日焼け止めのチューブを潰してしまったようで、バックの中にクリームが飛び出てしまっていた!!
これは悲惨な状況だ(/ェ\)
アタック装備なので拭き取れるものは僅かなトイレットペーパーしか持って来ていない。
取り敢えずチューブで吸い取れる分は吸い取って、残りは顔や肌に塗りまくる(笑)
5
8/10 8:10
ここでアクシデント発生!!
たぶん第二高点から下りだと思うけど、滑って尻もちをついた時にバックに入っていた日焼け止めのチューブを潰してしまったようで、バックの中にクリームが飛び出てしまっていた!!
これは悲惨な状況だ(/ェ\)
アタック装備なので拭き取れるものは僅かなトイレットペーパーしか持って来ていない。
取り敢えずチューブで吸い取れる分は吸い取って、残りは顔や肌に塗りまくる(笑)
日焼け止めの処理に約1時間を要してしまった...
気を取り直して記念写真。
心なしか黒い顔が美白されているような...(^^;)
21
8/10 8:39
日焼け止めの処理に約1時間を要してしまった...
気を取り直して記念写真。
心なしか黒い顔が美白されているような...(^^;)
鋸岳から入笠山の方に続く稜線。
登山道が無いので計画には入れていないが、僕的には南アルプスの北端は入笠山辺りなのではないかと思っている。
この稜線に登山道が通っていたら是非歩いてみたい。
2
8/10 8:40
鋸岳から入笠山の方に続く稜線。
登山道が無いので計画には入れていないが、僕的には南アルプスの北端は入笠山辺りなのではないかと思っている。
この稜線に登山道が通っていたら是非歩いてみたい。
雲の多い景色だけど、青空が広がって暖かく気持ちがいい。
5
8/10 8:40
雲の多い景色だけど、青空が広がって暖かく気持ちがいい。
明日登る仙丈ヶ岳。
5
8/10 8:40
明日登る仙丈ヶ岳。
北岳・間ノ岳
3
8/10 8:40
北岳・間ノ岳
甲斐駒ケ岳
6
8/10 8:40
甲斐駒ケ岳
今日の目的地、北沢峠も見下ろす事が出来た。
2
8/10 8:41
今日の目的地、北沢峠も見下ろす事が出来た。
戸台からの日帰りルートになっている角兵衛沢。
このルートは未だに歩いた事がないが、熊ノ穴沢よりも格段に歩きやすいらしい。
3
8/10 8:41
戸台からの日帰りルートになっている角兵衛沢。
このルートは未だに歩いた事がないが、熊ノ穴沢よりも格段に歩きやすいらしい。
8:44 鋸岳山頂を出発。
到着してすぐに折り返せれば良かったが、日焼け止めのアクシデントのおかげで1時間もタイムロスしてしまった...
1
8/10 8:44
8:44 鋸岳山頂を出発。
到着してすぐに折り返せれば良かったが、日焼け止めのアクシデントのおかげで1時間もタイムロスしてしまった...
帰りも同じルートを辿る。
小ギャップを下って長いクサリ場を登り返す。
1
8/10 8:50
帰りも同じルートを辿る。
小ギャップを下って長いクサリ場を登り返す。
登り切ると第三高点が見える。
ちょうど鹿窓の真上辺り。
なんとなくいつも通り過ぎてしまい、第三高点のピークには今まで立ったことがない。
0
8/10 8:55
登り切ると第三高点が見える。
ちょうど鹿窓の真上辺り。
なんとなくいつも通り過ぎてしまい、第三高点のピークには今まで立ったことがない。
鹿窓の入口で第一高点を振り返る。
また少しガスが出て来た。
0
8/10 8:59
鹿窓の入口で第一高点を振り返る。
また少しガスが出て来た。
鹿窓をくぐって帰ります。
1
8/10 9:00
鹿窓をくぐって帰ります。
鹿窓の岩場にもタカネビランジ。
良くこんな栄養もないような場所で生きて行けるな。
2
8/10 9:01
鹿窓の岩場にもタカネビランジ。
良くこんな栄養もないような場所で生きて行けるな。
ダイモンジソウも咲いていた。
2
8/10 9:02
ダイモンジソウも咲いていた。
鹿窓から下って行くと左側に明瞭な踏み跡がある。
一度この道を行ってみた事があるが、けっこう危うい場所をへつることになる。
ルンゼに抜けることが出来るが、結局はルンゼを下って正規のルートまで下ることになるので、ここを行っても近道にはならない。
4
8/10 9:06
鹿窓から下って行くと左側に明瞭な踏み跡がある。
一度この道を行ってみた事があるが、けっこう危うい場所をへつることになる。
ルンゼに抜けることが出来るが、結局はルンゼを下って正規のルートまで下ることになるので、ここを行っても近道にはならない。
行きは下草が濡れていたので岩場を直登したが、帰りは下草も乾き、簡単な踏み跡を通って下って行く。
0
8/10 9:08
行きは下草が濡れていたので岩場を直登したが、帰りは下草も乾き、簡単な踏み跡を通って下って行く。
ミネウスユキソウ
2
8/10 9:09
ミネウスユキソウ
下り切った所のルンゼを横断。
0
8/10 9:11
下り切った所のルンゼを横断。
ひたすら登って第二高点に戻って来た。
一気にガスが湧き上がり、周りの山々は姿を隠しつつある。
2
8/10 9:29
ひたすら登って第二高点に戻って来た。
一気にガスが湧き上がり、周りの山々は姿を隠しつつある。
先ほどまで見えていた甲斐駒ケ岳もガスに隠れた。
0
8/10 9:29
先ほどまで見えていた甲斐駒ケ岳もガスに隠れた。
中ノ川乗越に下るガリーの最上部。
長谷村が付けた看板。
いまは伊那市長谷になっている。
3
8/10 9:33
中ノ川乗越に下るガリーの最上部。
長谷村が付けた看板。
いまは伊那市長谷になっている。
ガリーはこんな感じの岩がゴロゴロ。
浮石も多いので注意して下る。
1
8/10 9:36
ガリーはこんな感じの岩がゴロゴロ。
浮石も多いので注意して下る。
中ノ川乗越が近付いてきました。
1
8/10 9:41
中ノ川乗越が近付いてきました。
こちらは熊ノ穴沢方面の谷。
とにかく岩だらけ。
2
8/10 9:44
こちらは熊ノ穴沢方面の谷。
とにかく岩だらけ。
中ノ川乗越まで下って来て振り返る。
緑が多いので恐怖感は少ないが、6月に来た時はまだ緑が一切なく、いや〜な雰囲気だけがあった。
3
8/10 9:46
中ノ川乗越まで下って来て振り返る。
緑が多いので恐怖感は少ないが、6月に来た時はまだ緑が一切なく、いや〜な雰囲気だけがあった。
少し登り返して再び熊ノ穴沢を見下ろす。
本当に岩ばかり(笑)
明確な踏み跡もなく、岩は浮石だらけ。
ここを下る時は苦労する事を覚悟して下った方が良いです(^^;)
4
8/10 9:56
少し登り返して再び熊ノ穴沢を見下ろす。
本当に岩ばかり(笑)
明確な踏み跡もなく、岩は浮石だらけ。
ここを下る時は苦労する事を覚悟して下った方が良いです(^^;)
これは何て植物なんだろうか...
ギンリョウソウみたいに葉緑素を持たない植物みたいだけど。
4
8/10 10:26
これは何て植物なんだろうか...
ギンリョウソウみたいに葉緑素を持たない植物みたいだけど。
三ツ頭分岐まで戻って来た。
帰りは下草も乾いているので何も気にせず歩いて来れた。
烏帽子岳に寄り道する事に。
2
8/10 10:35
三ツ頭分岐まで戻って来た。
帰りは下草も乾いているので何も気にせず歩いて来れた。
烏帽子岳に寄り道する事に。
烏帽子岳山頂 2594m
烏帽子岳は今回の計画最終日に通るので今日来なくても良かったのだが、場合によってはこっちに来ないで夜叉神峠の方に下山する可能性も僅かにあるので、踏める時に分銅いた方が良いと思って立ち寄ってみた。
ガスで真っ白。次に来る時は晴れていると良い。
1
8/10 10:43
烏帽子岳山頂 2594m
烏帽子岳は今回の計画最終日に通るので今日来なくても良かったのだが、場合によってはこっちに来ないで夜叉神峠の方に下山する可能性も僅かにあるので、踏める時に分銅いた方が良いと思って立ち寄ってみた。
ガスで真っ白。次に来る時は晴れていると良い。
最終日に歩く下山ルートの日向八丁尾根がこの先に続いているが、今日はまったく見えず。
1
8/10 10:44
最終日に歩く下山ルートの日向八丁尾根がこの先に続いているが、今日はまったく見えず。
元の稜線ルートに戻り、六合目小屋に向かって歩く。
少し足が疲れてきた。
1
8/10 11:03
元の稜線ルートに戻り、六合目小屋に向かって歩く。
少し足が疲れてきた。
崖っぷちにルートがある。
歩く場所は安定しているので問題はないが、ちょっとスリルを感じる。
2
8/10 11:04
崖っぷちにルートがある。
歩く場所は安定しているので問題はないが、ちょっとスリルを感じる。
小屋の手前の砂礫広場に到着。
すっかりガスってしまったな...
鋸岳でばっちり晴れていたのが嘘のようだ。
1
8/10 11:19
小屋の手前の砂礫広場に到着。
すっかりガスってしまったな...
鋸岳でばっちり晴れていたのが嘘のようだ。
11:21 六合目小屋に帰還。
六合目小屋から鋸岳を往復するとコースタイムで9時間半。
山頂で1時間ロスしたけど6時間半で帰って来た。
5
8/10 11:21
11:21 六合目小屋に帰還。
六合目小屋から鋸岳を往復するとコースタイムで9時間半。
山頂で1時間ロスしたけど6時間半で帰って来た。
巨大なザックが待っていた。
また君を担いで歩くのか...(ーー;)
昼食を食べて荷物をまとめる。
11
8/10 11:22
巨大なザックが待っていた。
また君を担いで歩くのか...(ーー;)
昼食を食べて荷物をまとめる。
12:30 六合目小屋出発。
お、重い...。
午前中に軽い荷物で歩いてしまったからか、余計に重く感じる...。
ここから北沢峠までは4時間半歩かなくてはならない。
辛いな〜。
4
8/10 12:34
12:30 六合目小屋出発。
お、重い...。
午前中に軽い荷物で歩いてしまったからか、余計に重く感じる...。
ここから北沢峠までは4時間半歩かなくてはならない。
辛いな〜。
岩場を乗り越え、昨日下って来た甲斐駒ケ岳までの登山道をゆっくりと登って行く。
2
8/10 13:25
岩場を乗り越え、昨日下って来た甲斐駒ケ岳までの登山道をゆっくりと登って行く。
この区間のコースタイムはかなり厳しく書かれている為、遅れても焦らずに登る。
2
8/10 13:52
この区間のコースタイムはかなり厳しく書かれている為、遅れても焦らずに登る。
14:30 再び甲斐駒ケ岳に登頂。
2回目の山頂もガスの中...
あともう一回チャンスがあるので、次は晴れていたらいいけど。
北沢峠から登って来た登山者が3名いた。
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8/10 14:36
14:30 再び甲斐駒ケ岳に登頂。
2回目の山頂もガスの中...
あともう一回チャンスがあるので、次は晴れていたらいいけど。
北沢峠から登って来た登山者が3名いた。
下りは巻道で摩利支天に寄って行く予定。
1
8/10 14:52
下りは巻道で摩利支天に寄って行く予定。
甲斐駒ケ岳特有の砂礫の登山道。
さすがメジャールートだけあり、踏み跡が明瞭で歩きやすく道が作られている。
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8/10 14:53
甲斐駒ケ岳特有の砂礫の登山道。
さすがメジャールートだけあり、踏み跡が明瞭で歩きやすく道が作られている。
ガスっていて摩利支天の分岐点を通り過ぎてしまったと思い、無駄に引き返してタイムロスしてしまった。
分岐にザックを置いて摩利支天へ。
0
8/10 15:12
ガスっていて摩利支天の分岐点を通り過ぎてしまったと思い、無駄に引き返してタイムロスしてしまった。
分岐にザックを置いて摩利支天へ。
空身なので走ってでも行けるが、まだ先は長いので疲労が蓄積しないように無理のないペースで歩いた。
1
8/10 15:13
空身なので走ってでも行けるが、まだ先は長いので疲労が蓄積しないように無理のないペースで歩いた。
15:22 摩利支天 2821m
分かっていましたが、ガスで真っ白でした。
2
8/10 15:22
15:22 摩利支天 2821m
分かっていましたが、ガスで真っ白でした。
摩利支天からの帰り道、眼下のガスが薄くなって仙水峠が見えた。
1
8/10 15:27
摩利支天からの帰り道、眼下のガスが薄くなって仙水峠が見えた。
六方石。
この辺りから駒津峰までアップダウンが続き、体力が奪われていく。
ザックが更に重く感じるようになり、我慢の時間が続いた。
それでもザックの重さの割にはいいペースで歩けている。
2
8/10 15:48
六方石。
この辺りから駒津峰までアップダウンが続き、体力が奪われていく。
ザックが更に重く感じるようになり、我慢の時間が続いた。
それでもザックの重さの割にはいいペースで歩けている。
16:16 駒津峰 2750m
やっとの事で駒津峰...。
本当はここから仙水峠の方へ下り、仙水小屋を通って長衛小屋に行く方が登りがなくて楽なのだが、稜線ルートの方がピークを一つ多く踏めるので稜線ルートへ進む。
2
8/10 16:25
16:16 駒津峰 2750m
やっとの事で駒津峰...。
本当はここから仙水峠の方へ下り、仙水小屋を通って長衛小屋に行く方が登りがなくて楽なのだが、稜線ルートの方がピークを一つ多く踏めるので稜線ルートへ進む。
思っていたよりも登り返しが長くて辛かったが、なんとか双児山2649mのピークを踏むことが出来た。
ここからは北沢峠まで下りばかりだ。
暗くなるまでまだ2時間ある。
焦らずに下ろう。
4
8/10 17:03
思っていたよりも登り返しが長くて辛かったが、なんとか双児山2649mのピークを踏むことが出来た。
ここからは北沢峠まで下りばかりだ。
暗くなるまでまだ2時間ある。
焦らずに下ろう。
長い長い下り坂。
途中から足がガクガクになったが無心で下り続け、18:17北沢峠に到着。
小屋の音が聞こえ始め、小屋の姿が見えた時は何とも言えなく嬉しかった。
5
8/10 18:17
長い長い下り坂。
途中から足がガクガクになったが無心で下り続け、18:17北沢峠に到着。
小屋の音が聞こえ始め、小屋の姿が見えた時は何とも言えなく嬉しかった。
峠からは10分ほど林道を下って行けば長衛小屋のキャンプ場だ。
0
8/10 18:17
峠からは10分ほど林道を下って行けば長衛小屋のキャンプ場だ。
キャンプ場が見えた。
今日までは平日なので、まだ空いている。
2
8/10 18:26
キャンプ場が見えた。
今日までは平日なので、まだ空いている。
18:26 長衛小屋に到着。
小屋に近い一段目はかなり埋まっているが、二段目より先はまだ空いていた。
5
8/10 18:27
18:26 長衛小屋に到着。
小屋に近い一段目はかなり埋まっているが、二段目より先はまだ空いていた。
受付を済ませて、前回幕営した場所とほぼ同じ場所に幕営。
あと15分ほどで暗くなるので、ササッと幕営。
ササッと夕食。と思っていたが、近くに幕営していた登山者に話し掛けられ、長らく立ち話。
明日も早いので早く休みたい気持ちはあるが、話し掛ける人の気持ちも非常によく分かる。
明らかに巨大なザックを背負い、20泊以上の計画で歩いていると聞いたら、そりゃ興味津々。質問攻めにもしたくなる(笑)
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8/10 18:46
受付を済ませて、前回幕営した場所とほぼ同じ場所に幕営。
あと15分ほどで暗くなるので、ササッと幕営。
ササッと夕食。と思っていたが、近くに幕営していた登山者に話し掛けられ、長らく立ち話。
明日も早いので早く休みたい気持ちはあるが、話し掛ける人の気持ちも非常によく分かる。
明らかに巨大なザックを背負い、20泊以上の計画で歩いていると聞いたら、そりゃ興味津々。質問攻めにもしたくなる(笑)
しばらく山の話で盛り上がり、テントに入って手っ取り早くラーメンと餅で夕食。
さんまの缶詰をひとつ開けた。
明日は午後から雨が降るかも知れない。
今は晴れて星空が見えているが、どこかで稲妻が光っているのが分かる。
出来るだけ早めに出発して両俣小屋に早く着きたいところだ。
長衛小屋のテン場は2000mを少し下回る為とても暖かい。
気温は21℃。今夜はシュラフに入らないで寝るようだな。
15
8/10 20:00
しばらく山の話で盛り上がり、テントに入って手っ取り早くラーメンと餅で夕食。
さんまの缶詰をひとつ開けた。
明日は午後から雨が降るかも知れない。
今は晴れて星空が見えているが、どこかで稲妻が光っているのが分かる。
出来るだけ早めに出発して両俣小屋に早く着きたいところだ。
長衛小屋のテン場は2000mを少し下回る為とても暖かい。
気温は21℃。今夜はシュラフに入らないで寝るようだな。
【大縦走3日目】2018年8月11日(土) 曇り 一時 晴れ
2:30 起床
夜は少し暑く感じるくらいの気温だった。
起きてテントの外の気温を計ると16℃もある。
空には星も見えるが、薄く雲が掛かっているようだ。
朝食を食べてパッキングをする。
0
8/11 4:45
【大縦走3日目】2018年8月11日(土) 曇り 一時 晴れ
2:30 起床
夜は少し暑く感じるくらいの気温だった。
起きてテントの外の気温を計ると16℃もある。
空には星も見えるが、薄く雲が掛かっているようだ。
朝食を食べてパッキングをする。
パッキングはテントの外に荷物を全部出してから行った。
大縦走の最初のうちはザックに隙間なく荷物を入れて行かないと空間が出来てしまって全ての荷物が入らなくなってしまう。
狭いテントの中での作業となると時間が掛かるので、雨が降っていなければ外でやった方が早い。
とは言え、炊飯もしてから大荷物と格闘するので、起きてから出発するまでに2時間半も掛かった。
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8/11 5:00
パッキングはテントの外に荷物を全部出してから行った。
大縦走の最初のうちはザックに隙間なく荷物を入れて行かないと空間が出来てしまって全ての荷物が入らなくなってしまう。
狭いテントの中での作業となると時間が掛かるので、雨が降っていなければ外でやった方が早い。
とは言え、炊飯もしてから大荷物と格闘するので、起きてから出発するまでに2時間半も掛かった。
長衛小屋を出発して林道を横切ると仙丈ヶ岳の登山道に入る。
1
8/11 5:06
長衛小屋を出発して林道を横切ると仙丈ヶ岳の登山道に入る。
上を見上げると雲が赤く染まっていた。
今日は午後から雨に降られるかも知れない予報だったので、降られるまでに少しでも進んでいられたらと思っている。
2
8/11 5:16
上を見上げると雲が赤く染まっていた。
今日は午後から雨に降られるかも知れない予報だったので、降られるまでに少しでも進んでいられたらと思っている。
登山口からしばらくはオオシラビソの森の斜面をトラバース気味に登って行く。
尾根道と合流するまでは木々を避けるために小さくアップダウンしたりするのであまり好きではない。
尾根道に合流すると安定した登りやすい道になった。
2
8/11 6:44
登山口からしばらくはオオシラビソの森の斜面をトラバース気味に登って行く。
尾根道と合流するまでは木々を避けるために小さくアップダウンしたりするのであまり好きではない。
尾根道に合流すると安定した登りやすい道になった。
7:10 五合目 大滝ノ頭
いつもは尾根を直進して小仙丈ヶ岳を目指すが、今回は知り合いが働いている馬ノ背ヒュッテに立ち寄る為、藪沢へ続くトラバース道へ進む事に。
音楽を流して歩いている登山者がいて迷惑だったのであまり休憩せずに出発した。
音楽が聞こえて気持ちいいのは本人だけで、周りの人は全員雑音を聞かされている事に早く気付いて欲しい。
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8/11 7:11
7:10 五合目 大滝ノ頭
いつもは尾根を直進して小仙丈ヶ岳を目指すが、今回は知り合いが働いている馬ノ背ヒュッテに立ち寄る為、藪沢へ続くトラバース道へ進む事に。
音楽を流して歩いている登山者がいて迷惑だったのであまり休憩せずに出発した。
音楽が聞こえて気持ちいいのは本人だけで、周りの人は全員雑音を聞かされている事に早く気付いて欲しい。
藪沢までは緩やかに標高を上げて行くトラバース道。
小さな沢をいくつも横切る。
登山道脇の木に背の高いザックが何度も引っかかった。
1
8/11 7:24
藪沢までは緩やかに標高を上げて行くトラバース道。
小さな沢をいくつも横切る。
登山道脇の木に背の高いザックが何度も引っかかった。
トリカブトが沢の近くにはトリカブトが多く咲いていた。
いつもは尾根ルートしか歩かないので、水分たっぷりな仙丈ヶ岳は何だか新鮮だった。
2
8/11 7:36
トリカブトが沢の近くにはトリカブトが多く咲いていた。
いつもは尾根ルートしか歩かないので、水分たっぷりな仙丈ヶ岳は何だか新鮮だった。
綺麗な沢...
空が開けていて登ったら気持ちよさそうだ。
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8/11 7:37
綺麗な沢...
空が開けていて登ったら気持ちよさそうだ。
藪沢小屋に到着。
ここは無人の小屋だそうだ。
ちょうど管理者が小屋の手入れに来ていた。
中を少し見せてもらったが、なかなか雰囲気のいい小屋だった。
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8/11 7:40
藪沢小屋に到着。
ここは無人の小屋だそうだ。
ちょうど管理者が小屋の手入れに来ていた。
中を少し見せてもらったが、なかなか雰囲気のいい小屋だった。
藪沢小屋から少し歩くと藪沢本流の渡渉点に到着。
ここから少し登ると馬ノ背ヒュッテだ。
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8/11 8:01
藪沢小屋から少し歩くと藪沢本流の渡渉点に到着。
ここから少し登ると馬ノ背ヒュッテだ。
思ったよりは登った...(^^;)
2
8/11 8:11
思ったよりは登った...(^^;)
8:11 馬ノ背ヒュッテに到着。
小屋番をしている斉藤しのぶさんを呼んでもらい、小屋の前でしばらくお話。
彼女は一昨年の北アルプス大縦走の時に最終宿泊地だった栂海山荘で出会った。
その時彼女は日本海から太平洋に向かってスタートしたばかりで、長期縦走の話で盛り上がった。
10
8/11 8:27
8:11 馬ノ背ヒュッテに到着。
小屋番をしている斉藤しのぶさんを呼んでもらい、小屋の前でしばらくお話。
彼女は一昨年の北アルプス大縦走の時に最終宿泊地だった栂海山荘で出会った。
その時彼女は日本海から太平洋に向かってスタートしたばかりで、長期縦走の話で盛り上がった。
ザックを背負いたいとのこと。
2
8/11 8:29
ザックを背負いたいとのこと。
3日目とは言え、まだ40kgは切っていないと思う。
さすがに慣れたもんです。
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8/11 8:29
3日目とは言え、まだ40kgは切っていないと思う。
さすがに慣れたもんです。
ザックを背負っている状態の自分って見れないので、人に背負ってもらうとザックの大きさがよく分かる(笑)
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8/11 8:30
ザックを背負っている状態の自分って見れないので、人に背負ってもらうとザックの大きさがよく分かる(笑)
今年新たに作ったと言う馬ノ背ヒュッテの手ぬぐいをいただきました。
「私の代わりに連れて行ってください」との事。
ありがとうございました。大切にしますね〜。
10
8/11 8:32
今年新たに作ったと言う馬ノ背ヒュッテの手ぬぐいをいただきました。
「私の代わりに連れて行ってください」との事。
ありがとうございました。大切にしますね〜。
馬ノ背ヒュッテを出発して少し登ると丹渓新道から来る稜線に出る。
分岐点で休んでいると後ろから来た大阪のトレラン二人組に話し掛けられた。
ザックの大きさ、計画の長さにとても驚き、ここでもやはりザックを「担がせて欲しい。」と言う話になる(^^;)
トレランの人がこれだけのザックを担ぐことはまず有り得ないから、それはそれは喜んでいただけました(笑)
6
馬ノ背ヒュッテを出発して少し登ると丹渓新道から来る稜線に出る。
分岐点で休んでいると後ろから来た大阪のトレラン二人組に話し掛けられた。
ザックの大きさ、計画の長さにとても驚き、ここでもやはりザックを「担がせて欲しい。」と言う話になる(^^;)
トレランの人がこれだけのザックを担ぐことはまず有り得ないから、それはそれは喜んでいただけました(笑)
山でいきなり出会って、いきなり楽しい会話ができる人ってとても好き。
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山でいきなり出会って、いきなり楽しい会話ができる人ってとても好き。
さすが大阪の人達...(^_^;)
ノリが良くって盛り上がりました!
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さすが大阪の人達...(^_^;)
ノリが良くって盛り上がりました!
分岐から少し進むとハイマツ帯になり視界が開けた。
仙丈小屋と仙丈ヶ岳が綺麗に見えている。
青空が広がって雨が降る気配は全くない。
3
8/11 9:19
分岐から少し進むとハイマツ帯になり視界が開けた。
仙丈小屋と仙丈ヶ岳が綺麗に見えている。
青空が広がって雨が降る気配は全くない。
振り返ると甲斐駒ケ岳。
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8/11 9:17
振り返ると甲斐駒ケ岳。
西側からひんやりとした気持ちのいい風が吹いているが、ハイマツ帯に入ると風が流れて来ない。
しかも炎天下なので暑くて汗がたくさん出た。
仙丈小屋前の水場は涸れているとの事だったが、行くとしっかりと出ていた。
冷たくて生き返った。
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8/11 9:38
西側からひんやりとした気持ちのいい風が吹いているが、ハイマツ帯に入ると風が流れて来ない。
しかも炎天下なので暑くて汗がたくさん出た。
仙丈小屋前の水場は涸れているとの事だったが、行くとしっかりと出ていた。
冷たくて生き返った。
9:42 仙丈小屋に到着。
ここでしばらく休憩。
ここまでは青空優勢で良かったのだけど...
3
8/11 9:46
9:42 仙丈小屋に到着。
ここでしばらく休憩。
ここまでは青空優勢で良かったのだけど...
小屋を出発する頃にはガスが優勢に変わっていた...
これは山頂に着くまでにガスに巻かれてしまいそうだ(-_-;)
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8/11 9:58
小屋を出発する頃にはガスが優勢に変わっていた...
これは山頂に着くまでにガスに巻かれてしまいそうだ(-_-;)
山頂までの最後の登りを進む僕。
大阪の二人に撮っていただきました。
ありがとうございます!
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山頂までの最後の登りを進む僕。
大阪の二人に撮っていただきました。
ありがとうございます!
山頂目前。
さっきまでの青空はどこへ...
1
8/11 10:23
山頂目前。
さっきまでの青空はどこへ...
これも撮っていただきました。
ソロだと自分が歩いている写真ってほとんどないので、頼んでもいないのに気を利かせて撮ってもらえると本当に有難い。
3
これも撮っていただきました。
ソロだと自分が歩いている写真ってほとんどないので、頼んでもいないのに気を利かせて撮ってもらえると本当に有難い。
10:22 仙丈ヶ岳山頂 3032.9m
ガスっているけど、ここまで天気がもってくれたので良かった。
前回の南ア大縦走の時よりも1時間以上遅れての登頂...。まぁ、遠回りもしているし重量も増えているので仕方ないか。
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8/11 10:27
10:22 仙丈ヶ岳山頂 3032.9m
ガスっているけど、ここまで天気がもってくれたので良かった。
前回の南ア大縦走の時よりも1時間以上遅れての登頂...。まぁ、遠回りもしているし重量も増えているので仕方ないか。
小仙丈ヶ岳の方から来る登山道。
やはりこちらから来る方がずっと尾根道なので体力的にも時間的にも簡単のようだ。
1
8/11 10:29
小仙丈ヶ岳の方から来る登山道。
やはりこちらから来る方がずっと尾根道なので体力的にも時間的にも簡単のようだ。
休んでいたら少し青空が見えるようになったので改めて記念撮影。
3
8/11 10:48
休んでいたら少し青空が見えるようになったので改めて記念撮影。
やっぱり青空があるだけで雰囲気が全然違う。
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8/11 10:48
やっぱり青空があるだけで雰囲気が全然違う。
途中何度も一緒になったタキヤマさんと、
4
8/11 10:48
途中何度も一緒になったタキヤマさんと、
サカイさん。
楽しかったです!ありがとうございました。
4
8/11 10:49
サカイさん。
楽しかったです!ありがとうございました。
小仙丈ヶ岳の方の登山道を見ると30人は居るであろう団体が登って来ている!!
飲み込まれる前にサッサと山頂から離れてしまおう。
1
8/11 10:56
小仙丈ヶ岳の方の登山道を見ると30人は居るであろう団体が登って来ている!!
飲み込まれる前にサッサと山頂から離れてしまおう。
山頂を出発して振り返る。
聞いた話によると今日は『山の日』だそうだ。
どおりで登山者が多いと思った。
1
8/11 10:57
山頂を出発して振り返る。
聞いた話によると今日は『山の日』だそうだ。
どおりで登山者が多いと思った。
大仙丈ヶ岳に向けて一旦下る。
お花畑があり、花の香りがして癒された。
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8/11 11:03
大仙丈ヶ岳に向けて一旦下る。
お花畑があり、花の香りがして癒された。
鞍部の辺りは岩稜帯で少し細くなっている場所がある。
1
8/11 11:07
鞍部の辺りは岩稜帯で少し細くなっている場所がある。
大仙丈沢カール。
水は遥か下の方で無くなっていて、この沢を登るのは面白くなさそうだ。
1
8/11 11:10
大仙丈沢カール。
水は遥か下の方で無くなっていて、この沢を登るのは面白くなさそうだ。
11:22 大仙丈ヶ岳山頂 2975m
両俣小屋から登って来た二人が休んでいた。
少し話して情報交換。高望池の水場はちゃんと水が出ているとの事だった。
1
8/11 11:23
11:22 大仙丈ヶ岳山頂 2975m
両俣小屋から登って来た二人が休んでいた。
少し話して情報交換。高望池の水場はちゃんと水が出ているとの事だった。
大仙丈ヶ岳からの下りはしばらく景色のいい場所を歩けるが、今日はガスってしまい特に見どころは無く、ただただ歩く感じだった。
ハイマツ帯を進むと時々お花畑を歩く繰り返し。
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8/11 12:04
大仙丈ヶ岳からの下りはしばらく景色のいい場所を歩けるが、今日はガスってしまい特に見どころは無く、ただただ歩く感じだった。
ハイマツ帯を進むと時々お花畑を歩く繰り返し。
腹が減ったので西風のない開けた場所でお昼ご飯。
朝炊いた米を半分残しているので、お湯を沸かしてお茶漬けにして食べる。
今日はコースタイム10時間ほどの計画なので、遅れてはいるものの充分余裕はある。
でも、この先まだけっこう長い距離が残っている為か、天気がイマイチな為か、なんとなく気分が優れない...。
0
8/11 12:46
腹が減ったので西風のない開けた場所でお昼ご飯。
朝炊いた米を半分残しているので、お湯を沸かしてお茶漬けにして食べる。
今日はコースタイム10時間ほどの計画なので、遅れてはいるものの充分余裕はある。
でも、この先まだけっこう長い距離が残っている為か、天気がイマイチな為か、なんとなく気分が優れない...。
マルバタケブキの群生地帯。
今年は7月後半から猛烈な暑さがあったので、殆どが咲き終わって枯れていた。
0
8/11 13:19
マルバタケブキの群生地帯。
今年は7月後半から猛烈な暑さがあったので、殆どが咲き終わって枯れていた。
樹林帯の隙間からこれから進む稜線を見た。
まだまだ先は長い...
天気も少し怪しくなってきた。
0
8/11 13:33
樹林帯の隙間からこれから進む稜線を見た。
まだまだ先は長い...
天気も少し怪しくなってきた。
歩くのにかなり飽きてきた頃、伊那荒倉岳山頂に到着。2519m
ここから少し下れば高望池に着く。
そこまで行って一休みしよう。
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8/11 13:51
歩くのにかなり飽きてきた頃、伊那荒倉岳山頂に到着。2519m
ここから少し下れば高望池に着く。
そこまで行って一休みしよう。
10分ほどで高望池に到着。
時計を見たら仙丈ヶ岳からここまでコースタイム通り3時間で到着できた。
荷物が重いと下りもスピードを出して歩けないので遅れているかと思った。
でも、ここから先は台風の影響で倒木のオンパレードらしい。
1
8/11 14:02
10分ほどで高望池に到着。
時計を見たら仙丈ヶ岳からここまでコースタイム通り3時間で到着できた。
荷物が重いと下りもスピードを出して歩けないので遅れているかと思った。
でも、ここから先は台風の影響で倒木のオンパレードらしい。
今回は水を少し多めに担いで来たので高望池では水を汲まなかったが、一応水が出ているか確かめる為に水場を見下ろせる場所まで行ってみた。
ちゃんと出てる出てる(^^)
3
8/11 14:03
今回は水を少し多めに担いで来たので高望池では水を汲まなかったが、一応水が出ているか確かめる為に水場を見下ろせる場所まで行ってみた。
ちゃんと出てる出てる(^^)
高望池を出発するといきなり倒木ゾーン!!
オオシラビソがあっちでもこっちでもぶっ倒れてる(^^;)
0
8/11 14:22
高望池を出発するといきなり倒木ゾーン!!
オオシラビソがあっちでもこっちでもぶっ倒れてる(^^;)
先に歩いた人の踏み跡が薄っすら付いているので助かるが、大きなザックでは通過できないような場所もあり、迂回しながら進んだ。
踏み跡も一つではない為、注意深くルートファインディングしないとルートを見失いそうな場所も有った。
0
8/11 14:22
先に歩いた人の踏み跡が薄っすら付いているので助かるが、大きなザックでは通過できないような場所もあり、迂回しながら進んだ。
踏み跡も一つではない為、注意深くルートファインディングしないとルートを見失いそうな場所も有った。
倒木ゾーンが終わっていつも通りの登山道に戻ったと思ったの束の間...
1
8/11 14:37
倒木ゾーンが終わっていつも通りの登山道に戻ったと思ったの束の間...
またしても倒木...(^^;)
身軽であればそこまで苦労しないと思うけど、くぐる事も乗り越えることも出来ないような場所もあり、その度に藪に入ったりとけっこう大変。
噂には聞いていたが、実際行ったらそんなでもないだろうと思っていたが、そんなでした(笑)
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8/11 14:45
またしても倒木...(^^;)
身軽であればそこまで苦労しないと思うけど、くぐる事も乗り越えることも出来ないような場所もあり、その度に藪に入ったりとけっこう大変。
噂には聞いていたが、実際行ったらそんなでもないだろうと思っていたが、そんなでした(笑)
15:01 独標に到着。
独標手前からパラパラと雨が降り始め、独標あたりではレインウェアを着た方が良いくらいの雨になってしまった。
が、以前もこの場所でにわか雨に降られ、レインウェアを着た途端にパタッと雨が止んだことを思い出した。
今回はギリギリまで我慢してみることにしたら、あの時と同じように本当に雨が止んでくれた。
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8/11 15:01
15:01 独標に到着。
独標手前からパラパラと雨が降り始め、独標あたりではレインウェアを着た方が良いくらいの雨になってしまった。
が、以前もこの場所でにわか雨に降られ、レインウェアを着た途端にパタッと雨が止んだことを思い出した。
今回はギリギリまで我慢してみることにしたら、あの時と同じように本当に雨が止んでくれた。
15:37 横川岳山頂 2478m
これが本日最後のピーク。
あとは下りだけだけど、その下りが500mくらい下らなくてはいけない...(^^;)
1
8/11 15:37
15:37 横川岳山頂 2478m
これが本日最後のピーク。
あとは下りだけだけど、その下りが500mくらい下らなくてはいけない...(^^;)
野呂川越に到着。
今日の仙塩尾根はここまで。
両俣小屋まで下って1泊し、明日またここまで登って来て残りを進む。
以前は熊ノ平まで一日で行ってしまったが、今回の荷物ではさすがに無理。途中で完全に日が暮れてしまう。
2
8/11 15:58
野呂川越に到着。
今日の仙塩尾根はここまで。
両俣小屋まで下って1泊し、明日またここまで登って来て残りを進む。
以前は熊ノ平まで一日で行ってしまったが、今回の荷物ではさすがに無理。途中で完全に日が暮れてしまう。
野呂川越で三峰岳側から下って来た男性と一緒になり、しばらく話しながら一緒に下った。
急坂をドンドン下り、沢音が近付いて来て、やがて沢と並行して平坦な道を歩く。
2
8/11 16:16
野呂川越で三峰岳側から下って来た男性と一緒になり、しばらく話しながら一緒に下った。
急坂をドンドン下り、沢音が近付いて来て、やがて沢と並行して平坦な道を歩く。
両俣小屋から北岳にダイレクトに登るルートは以前通行止めのまま。
まだ歩いた事がないルートなので行ってみたいが、今後開通する事はないのかな...
1
8/11 16:28
両俣小屋から北岳にダイレクトに登るルートは以前通行止めのまま。
まだ歩いた事がないルートなので行ってみたいが、今後開通する事はないのかな...
16:31 両俣小屋に到着。
今回は山の日に来てしまった為か登山客や釣り客が多い。
小屋番の星さんとお話するのを楽しみにしてきたが、忙しそうだったので受付だけしてテン場に行くことにした。
もう一つの楽しみ、猫とのご対面も叶わず・・・
3
8/11 16:31
16:31 両俣小屋に到着。
今回は山の日に来てしまった為か登山客や釣り客が多い。
小屋番の星さんとお話するのを楽しみにしてきたが、忙しそうだったので受付だけしてテン場に行くことにした。
もう一つの楽しみ、猫とのご対面も叶わず・・・
テン場もいつもよりずっとテントが多い。
もうすぐ世間も夏休みに入る事を実感。
1
8/11 16:35
テン場もいつもよりずっとテントが多い。
もうすぐ世間も夏休みに入る事を実感。
今日は早めに到着できたのでテントでゆっくり出来る時間がある。
スープをいれてのんびりする。
このかんてんぱぱの寒天野菜スープのトマト味は本当に美味い!
3
8/11 17:34
今日は早めに到着できたのでテントでゆっくり出来る時間がある。
スープをいれてのんびりする。
このかんてんぱぱの寒天野菜スープのトマト味は本当に美味い!
寝転んでゆっくりしていたら、いきなり「ザバァーーー!!」と言う音が聞こえて飛び起きる。
何かと思ったらエアマットの一部がポッコリ膨らんでいるではないか!
大きな音はエアマットの中身が剥離して膨らんだ音だった。
そう言えば昨日も「チリチリ...チリチリ...」と正体不明な音が聞こえていた。これだったのか。
実はこのマット、同じ物をもう一枚持っていて、そっちは何年も使っていて耐久性に不安があり、今回の大縦走に行くに当たり新品の方を持ってきた。
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8/11 18:08
寝転んでゆっくりしていたら、いきなり「ザバァーーー!!」と言う音が聞こえて飛び起きる。
何かと思ったらエアマットの一部がポッコリ膨らんでいるではないか!
大きな音はエアマットの中身が剥離して膨らんだ音だった。
そう言えば昨日も「チリチリ...チリチリ...」と正体不明な音が聞こえていた。これだったのか。
実はこのマット、同じ物をもう一枚持っていて、そっちは何年も使っていて耐久性に不安があり、今回の大縦走に行くに当たり新品の方を持ってきた。
裏側もこの通り...(-_-;)
新品のマットが僅か3日でトラブル発生(^^;)オイオイ
膨らんでしまった部分に空気が集まってしまい、本来膨らんでほしい部分に空気が溜まらず、地面のゴツゴツした部分に体が当たってしまう。
更に空気を入れるとドンドン剥離が進んで風船みたいに膨らんでしまう...
まだ2週間以上このマットを使わなくてはいけないのに。
ヤバイなこれは・・・
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8/11 18:08
裏側もこの通り...(-_-;)
新品のマットが僅か3日でトラブル発生(^^;)オイオイ
膨らんでしまった部分に空気が集まってしまい、本来膨らんでほしい部分に空気が溜まらず、地面のゴツゴツした部分に体が当たってしまう。
更に空気を入れるとドンドン剥離が進んで風船みたいに膨らんでしまう...
まだ2週間以上このマットを使わなくてはいけないのに。
ヤバイなこれは・・・
【大縦走4日目】2018年8月12日(日) 曇り 一時 雨
2:30 起床 テントの外は星空だ。
夜に雨が降ると思ったが、結局一滴も降らなかった。
木の下に幕営すれば良かった...。
エアマットが内部剥離してしまい身体が地面に付いてしまう為、寝苦しい夜になってしまったが、それでも疲れているため良く眠ったと思う。
1
8/12 4:44
【大縦走4日目】2018年8月12日(日) 曇り 一時 雨
2:30 起床 テントの外は星空だ。
夜に雨が降ると思ったが、結局一滴も降らなかった。
木の下に幕営すれば良かった...。
エアマットが内部剥離してしまい身体が地面に付いてしまう為、寝苦しい夜になってしまったが、それでも疲れているため良く眠ったと思う。
準備を済ませて小屋に行ってみると、いたいたミーコ!!
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8/12 4:41
準備を済ませて小屋に行ってみると、いたいたミーコ!!
ミーコは前に来た時は人見知りで登山者を見ると逃げてしまう猫だったけど、去年から急に人前に出てくるようになったそうだ。
3
8/12 4:41
ミーコは前に来た時は人見知りで登山者を見ると逃げてしまう猫だったけど、去年から急に人前に出てくるようになったそうだ。
歯ブラシで遊んでもらうのが好き。
6
8/12 4:41
歯ブラシで遊んでもらうのが好き。
気持ちよさそう(*^^)
3
8/12 4:41
気持ちよさそう(*^^)
しばらくカワイイ姿を見せてくれて、小屋の裏の方に歩いて行った。
ありがとう。
1
8/12 4:41
しばらくカワイイ姿を見せてくれて、小屋の裏の方に歩いて行った。
ありがとう。
森の中はヘッデンを使わないでギリギリ歩けるくらい。
昨日下って来た急坂を250m少々登り返す。
調子よく登るが、フルパワーで登っているので汗が噴き出してくる。
徐々に明るくなってきた。
1
8/12 5:15
森の中はヘッデンを使わないでギリギリ歩けるくらい。
昨日下って来た急坂を250m少々登り返す。
調子よく登るが、フルパワーで登っているので汗が噴き出してくる。
徐々に明るくなってきた。
5:47 野呂川越
コースタイム通り1時間で到着。
乗越に出ると西側からひんやりとした風が吹いていて汗があり、汗が冷えて気持ちがいい。
乗越には3名いて、全員同じ三峰岳方面へ進むとの事だった。
看板の前にザックを置いてしまい申し訳なかった。
1
8/12 5:47
5:47 野呂川越
コースタイム通り1時間で到着。
乗越に出ると西側からひんやりとした風が吹いていて汗があり、汗が冷えて気持ちがいい。
乗越には3名いて、全員同じ三峰岳方面へ進むとの事だった。
看板の前にザックを置いてしまい申し訳なかった。
三峰岳の方向へ出発するとすぐに三角点がある。2315.3m
野呂川越を出発すると登りばかりが続く記憶だったが、ダラダラとしたアップダウンが続く。
こんな感じだったかな...?
0
8/12 6:00
三峰岳の方向へ出発するとすぐに三角点がある。2315.3m
野呂川越を出発すると登りばかりが続く記憶だったが、ダラダラとしたアップダウンが続く。
こんな感じだったかな...?
昨日、三峰岳から下って来た人達は倒木がすごかったと言っていたが、仙丈ヶ岳方面の倒木と比べたら全く問題にならないくらいの倒木だった。
0
8/12 7:00
昨日、三峰岳から下って来た人達は倒木がすごかったと言っていたが、仙丈ヶ岳方面の倒木と比べたら全く問題にならないくらいの倒木だった。
滑って手を付いたら、たまたま手のひらに木の尖った部分が刺さってしまい流血...(-_-;)
流血した手をずっと上げたまま歩く変な登山者になる。
相変わらずザックは重いので定期的に斜面に腰掛けて肩の圧迫を抜きながら休む。
休んでいるとパラパラと雨...すぐに止んでくれた。
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8/12 7:29
滑って手を付いたら、たまたま手のひらに木の尖った部分が刺さってしまい流血...(-_-;)
流血した手をずっと上げたまま歩く変な登山者になる。
相変わらずザックは重いので定期的に斜面に腰掛けて肩の圧迫を抜きながら休む。
休んでいるとパラパラと雨...すぐに止んでくれた。
三峰岳までの間には一ヶ所だけクサリ場があり、それなりに急な岩場を登る場所がある。
この辺りに来るとハイマツ林になり、景色も開けてくる訳が...
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8/12 8:29
三峰岳までの間には一ヶ所だけクサリ場があり、それなりに急な岩場を登る場所がある。
この辺りに来るとハイマツ林になり、景色も開けてくる訳が...
ガスってて全くダメ。
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8/12 8:31
ガスってて全くダメ。
クサリ場の上に出ると少し広い場所があるので休憩。
ドコモの電波が入るようになったので情報収集をしていると霧雨が降り出し、濡れてしまうくらいになった。
西風も冷たいのでレインウェアを着て出発。
0
8/12 8:50
クサリ場の上に出ると少し広い場所があるので休憩。
ドコモの電波が入るようになったので情報収集をしていると霧雨が降り出し、濡れてしまうくらいになった。
西風も冷たいのでレインウェアを着て出発。
雨は少しすると止んだが、ハイマツが濡れてしまったのでレインウェアは必須。
でも、西風のおかげで汗もかかず順調に登ることが出来た。
やがて三峰岳直下の分岐に到着。
ここまで景色のいい場所を視界ゼロで歩いて来てしまったのが残念だ。
0
8/12 9:46
雨は少しすると止んだが、ハイマツが濡れてしまったのでレインウェアは必須。
でも、西風のおかげで汗もかかず順調に登ることが出来た。
やがて三峰岳直下の分岐に到着。
ここまで景色のいい場所を視界ゼロで歩いて来てしまったのが残念だ。
9:52 三峰岳山頂 2999m
山頂に登山者がいたので撮っていただきました(^^)
背景まっしろ!!
まぁ、1か月半前に来た時は晴れてたのでいいか。
ここから熊ノ平まではずっと下り。
少し下るとまた雨が降ってきた。
5
8/12 9:52
9:52 三峰岳山頂 2999m
山頂に登山者がいたので撮っていただきました(^^)
背景まっしろ!!
まぁ、1か月半前に来た時は晴れてたのでいいか。
ここから熊ノ平まではずっと下り。
少し下るとまた雨が降ってきた。
この先クマ危険。
でも、進まなければならない・・・
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8/12 10:10
この先クマ危険。
でも、進まなければならない・・・
下りは雨が降ったり止んだり、景色もないのでスタスタ下り、三国平も素通り。
熊ノ平手前の井川越はドコモの電波が入るが、熊ノ平小屋周辺は入らないので、井川越で天気情報を調べてから小屋へ...
2
8/12 10:55
下りは雨が降ったり止んだり、景色もないのでスタスタ下り、三国平も素通り。
熊ノ平手前の井川越はドコモの電波が入るが、熊ノ平小屋周辺は入らないので、井川越で天気情報を調べてから小屋へ...
11:02 熊ノ平小屋に到着。
今日はコースタイム5時間半の道のりだったので本当に早く着いた。
ゆっくり体を休めることが出来る。
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8/12 11:04
11:02 熊ノ平小屋に到着。
今日はコースタイム5時間半の道のりだったので本当に早く着いた。
ゆっくり体を休めることが出来る。
小屋の真下の樹林帯に幕営する。
この後、北岳方面や塩見岳方面から続々と到着し、夕方になるとテントがギッシリになった。
昼食を食べて昼寝。時々雨が降っていた。
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8/12 11:02
小屋の真下の樹林帯に幕営する。
この後、北岳方面や塩見岳方面から続々と到着し、夕方になるとテントがギッシリになった。
昼食を食べて昼寝。時々雨が降っていた。
夕方が近付き、回復傾向にあるようで散歩に出掛ける。
熊ノ平小屋の前には大きなテラスがあるが、地盤の沈下の影響か大きく傾斜していてあまりくつろげない...(^^;)
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8/12 15:16
夕方が近付き、回復傾向にあるようで散歩に出掛ける。
熊ノ平小屋の前には大きなテラスがあるが、地盤の沈下の影響か大きく傾斜していてあまりくつろげない...(^^;)
小屋前は散歩をしたり受付をしたりする登山者がいて雰囲気が良かった。
マキストーブの煙の香りも心地よい。
2
8/12 15:16
小屋前は散歩をしたり受付をしたりする登山者がいて雰囲気が良かった。
マキストーブの煙の香りも心地よい。
明日進む塩見岳方面の登山道はここから。
青空テン場の方を散歩。
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8/12 15:16
明日進む塩見岳方面の登山道はここから。
青空テン場の方を散歩。
いつの間にかテントが増え、下の方のテン場まで埋め尽くされていた。
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8/12 15:21
いつの間にかテントが増え、下の方のテン場まで埋め尽くされていた。
井川越方面。
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8/12 15:22
井川越方面。
マルバタケブキの大群落地帯だが、ほぼ全ての株が終わっていた。
また一面のマルバタケブキの花畑を見たい。
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8/12 15:23
マルバタケブキの大群落地帯だが、ほぼ全ての株が終わっていた。
また一面のマルバタケブキの花畑を見たい。
農鳥岳の方が見えそうで見えない感じ。
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8/12 15:25
農鳥岳の方が見えそうで見えない感じ。
大井川の下流の方は遠くまで見えている。
2
8/12 15:26
大井川の下流の方は遠くまで見えている。
白河内岳
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8/12 15:26
白河内岳
再び井川越まで歩いて来た。
青空も見えているが、明日は昼頃からしっかり雨が降るらしい。
明後日もあまり良くなく、二軒小屋で停滞するよりも熊ノ平で停滞した方が電波が入るので有利と見て、明日は停滞する方向で考えることにした。
1
8/12 15:28
再び井川越まで歩いて来た。
青空も見えているが、明日は昼頃からしっかり雨が降るらしい。
明後日もあまり良くなく、二軒小屋で停滞するよりも熊ノ平で停滞した方が電波が入るので有利と見て、明日は停滞する方向で考えることにした。
井川越の西側は大きく崩れて薙になっている。
1日目の黒戸尾根でかなり無理をしてしまった為か、イマイチ調子が出ない日々が続いている為、しっかり休んでまた頑張ろうと思う。
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8/12 15:28
井川越の西側は大きく崩れて薙になっている。
1日目の黒戸尾根でかなり無理をしてしまった為か、イマイチ調子が出ない日々が続いている為、しっかり休んでまた頑張ろうと思う。
仙丈ヶ岳はガスに隠れ見えないが、昨日・今日と歩いて来た仙塩尾根が見える。
何度歩いても長く面白みに欠けるが、大縦走する上では歩かずに通る道はない(笑)
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8/12 15:46
仙丈ヶ岳はガスに隠れ見えないが、昨日・今日と歩いて来た仙塩尾根が見える。
何度歩いても長く面白みに欠けるが、大縦走する上では歩かずに通る道はない(笑)
オトギリソウ
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8/12 15:49
オトギリソウ
マルバタケブキ(^^;)
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8/12 15:50
マルバタケブキ(^^;)
マルバタケブキ
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8/12 15:51
マルバタケブキ
ハクサンフウロ
1
8/12 15:51
ハクサンフウロ
看板がいい雰囲気を醸し出している。
2
8/12 15:57
看板がいい雰囲気を醸し出している。
スープをいれてのんびり。
この後またガスってしまったが、雨は降らなかった。
2
8/12 16:11
スープをいれてのんびり。
この後またガスってしまったが、雨は降らなかった。
バゲットにブルーチーズを塗り、赤ワインと一緒にいただく。
ここまでのんびり出来る時間がサッパリなかったので、ここに来てようやくゆっくりワインを飲むことが出来た。
3
8/12 16:34
バゲットにブルーチーズを塗り、赤ワインと一緒にいただく。
ここまでのんびり出来る時間がサッパリなかったので、ここに来てようやくゆっくりワインを飲むことが出来た。
今日はカレーパスタを作るので、生野菜を切って下ごしらえ。
4
8/12 17:20
今日はカレーパスタを作るので、生野菜を切って下ごしらえ。
カレーパスタの出来上がり。
どんな時も、どんな場所でもカレーは美味い。
2
8/12 17:51
カレーパスタの出来上がり。
どんな時も、どんな場所でもカレーは美味い。
すっかり周りはテントだらけになり、あまりいい条件ではない場所にもテントがは有れる状況になった。
もうお盆休みに入っている人も多いのだろう。
出発する段階でお盆休みに居る場所はある程度想定して計画しているので、今日の短時間行動は正解だった。
明日は停滞決定となった。しっかり休んで明後日以降また頑張りたい。
3
8/12 17:55
すっかり周りはテントだらけになり、あまりいい条件ではない場所にもテントがは有れる状況になった。
もうお盆休みに入っている人も多いのだろう。
出発する段階でお盆休みに居る場所はある程度想定して計画しているので、今日の短時間行動は正解だった。
明日は停滞決定となった。しっかり休んで明後日以降また頑張りたい。
【大縦走5日目】2018年8月13日(月) 晴れ 一時 雨
4:37 起床 エアマットの内部剥離により、殆ど背中に空気が入っていない為、地面の冷たさが伝わって来て寒くなり、何度も起きてしまった。
一度起きてウレタンの座布団を腰から背中に敷いて寝たら多少緩和されて寝やすくなった。
1
8/13 5:19
【大縦走5日目】2018年8月13日(月) 晴れ 一時 雨
4:37 起床 エアマットの内部剥離により、殆ど背中に空気が入っていない為、地面の冷たさが伝わって来て寒くなり、何度も起きてしまった。
一度起きてウレタンの座布団を腰から背中に敷いて寝たら多少緩和されて寝やすくなった。
今日は停滞を決めていたので、遅くまで寝ていたが、朝方は続々と出発して行く登山者の音が聞こえるので、そんなにゆっくりとは寝ていられなかった。
1
8/13 5:19
今日は停滞を決めていたので、遅くまで寝ていたが、朝方は続々と出発して行く登山者の音が聞こえるので、そんなにゆっくりとは寝ていられなかった。
東の空は晴れているが、時々ガスが流れてきて農鳥岳に雲が掛かる。
1
8/13 5:24
東の空は晴れているが、時々ガスが流れてきて農鳥岳に雲が掛かる。
洗濯をした。
本当は日向に干したいところだけど、日向に細引きを張れるような立木が無いので日陰のテント前に干した。
それから米を浸して朝食準備。
もうほとんどの人が出発して行き静かになったテン場でまたひと眠り。
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8/13 6:24
洗濯をした。
本当は日向に干したいところだけど、日向に細引きを張れるような立木が無いので日陰のテント前に干した。
それから米を浸して朝食準備。
もうほとんどの人が出発して行き静かになったテン場でまたひと眠り。
テントから上を除くと青空。
米を炊くいて朝食にする。
九州から登りに来ているソロの男性が近くにテントを張ったのでお話する。
今日は両俣小屋から野呂川右俣の沢登をして、ここにテントを張ってしばらく休み、大井川の源流目指して出発して行った。
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8/13 7:48
テントから上を除くと青空。
米を炊くいて朝食にする。
九州から登りに来ているソロの男性が近くにテントを張ったのでお話する。
今日は両俣小屋から野呂川右俣の沢登をして、ここにテントを張ってしばらく休み、大井川の源流目指して出発して行った。
朝食を終えて暖かくなってきたので散歩に出掛ける。
小屋前のテラスは農鳥岳の景色が良い。
重ね重ね、テラスが傾いてしまっているのが残念だ...
2
8/13 8:52
朝食を終えて暖かくなってきたので散歩に出掛ける。
小屋前のテラスは農鳥岳の景色が良い。
重ね重ね、テラスが傾いてしまっているのが残念だ...
暇なので全てのテン場をチェックして回る事にした。
テン場は日当たりが良くて気持ちいい。
僕は納豆を持って来ているので日向に長時間テントを張るのは危険(^-^;
テン場で気持ちよく過ごすのだったら開けた場所の方が気持ちが良いと思う。
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8/13 8:56
暇なので全てのテン場をチェックして回る事にした。
テン場は日当たりが良くて気持ちいい。
僕は納豆を持って来ているので日向に長時間テントを張るのは危険(^-^;
テン場で気持ちよく過ごすのだったら開けた場所の方が気持ちが良いと思う。
テン場からは三峰岳の山頂が見える。
岩のドーム状でなかなかカッコイイ。
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8/13 8:56
テン場からは三峰岳の山頂が見える。
岩のドーム状でなかなかカッコイイ。
ヘリポートの遥か上の方にもテン場があるらしいので、登って行ってみる。
2
8/13 8:58
ヘリポートの遥か上の方にもテン場があるらしいので、登って行ってみる。
マルバタケブキの花は殆ど終わっているが、木下にはまだ少し花が残っていた。
1
8/13 9:01
マルバタケブキの花は殆ど終わっているが、木下にはまだ少し花が残っていた。
日差しで暖められてレンズが曇ってしまった...(;^ω^)
通常のテン場よりも遥か上にあるテン場。
少し傾斜はあるが4張り分くらいのスペースがあった。
混雑時のみ使われるテン場なのだそうだ。
1
8/13 9:03
日差しで暖められてレンズが曇ってしまった...(;^ω^)
通常のテン場よりも遥か上にあるテン場。
少し傾斜はあるが4張り分くらいのスペースがあった。
混雑時のみ使われるテン場なのだそうだ。
トイレや水場からは遠いものの、このテン場は景色がなかなか良い!
三峰岳もしっかり見える。
3
8/13 9:10
トイレや水場からは遠いものの、このテン場は景色がなかなか良い!
三峰岳もしっかり見える。
農鳥岳も下のテン場からよりもしっかりと見えていて、景色の面ではなかなか良い。
2
8/13 9:10
農鳥岳も下のテン場からよりもしっかりと見えていて、景色の面ではなかなか良い。
笊ヶ岳も見えた!
1
8/13 9:11
笊ヶ岳も見えた!
これは...たぶん蝙蝠岳かな(^^;
0
8/13 9:11
これは...たぶん蝙蝠岳かな(^^;
上のテン場から下って来て、井川越でドコモの電波を拾って通信する。
北西に伸びる沢は三峰川と合流して伊那市へと流れて行く。
三峰川と名が付いているが、源流は三峰岳ではなく仙丈ケ岳。
自宅では妻が仕事でトラブっているらしい...
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8/13 9:17
上のテン場から下って来て、井川越でドコモの電波を拾って通信する。
北西に伸びる沢は三峰川と合流して伊那市へと流れて行く。
三峰川と名が付いているが、源流は三峰岳ではなく仙丈ケ岳。
自宅では妻が仕事でトラブっているらしい...
遥か遠く伊那谷の街を眺めながら、しばらくトラブっている妻に仕事の指示を出す。
高額な品物が売れたらしい。健闘を祈る(笑)
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8/13 9:17
遥か遠く伊那谷の街を眺めながら、しばらくトラブっている妻に仕事の指示を出す。
高額な品物が売れたらしい。健闘を祈る(笑)
昨日歩いて来た仙塩尾根の一部と、雲間から仙丈ケ岳が見えた。
2
8/13 9:18
昨日歩いて来た仙塩尾根の一部と、雲間から仙丈ケ岳が見えた。
遥か遠くに鋸岳の姿も。
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8/13 9:18
遥か遠くに鋸岳の姿も。
今日は青空も見えるが、雲も多い。
時々南の方から雷鳴も聞こえてくる。
雨雲レーダーの画像を見ると、塩見や荒川周辺は赤く染まっていたので、かなり降られているようだ...
この後テントに戻ると大粒の雨が降ってきた!
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8/13 10:27
今日は青空も見えるが、雲も多い。
時々南の方から雷鳴も聞こえてくる。
雨雲レーダーの画像を見ると、塩見や荒川周辺は赤く染まっていたので、かなり降られているようだ...
この後テントに戻ると大粒の雨が降ってきた!
ちょうど雨の降り出しに到着したソロの女性のKさん。
地面が濡れる前に張ってしまおう!と、多少手伝ってあげた。
ヤマレコには『知多半島を愛するKさん26歳』と書いて。と言われたが、26歳は無茶だ!
雨が止んだので外で山談義。
大井川源流に行っていた九州の男性も加わって3人で楽しく喋った。
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8/13 15:09
ちょうど雨の降り出しに到着したソロの女性のKさん。
地面が濡れる前に張ってしまおう!と、多少手伝ってあげた。
ヤマレコには『知多半島を愛するKさん26歳』と書いて。と言われたが、26歳は無茶だ!
雨が止んだので外で山談義。
大井川源流に行っていた九州の男性も加わって3人で楽しく喋った。
すぐ近くに鳥の巣があるようで、小鳥が熱心に餌を加えて行き来している。
名前は忘れた。
1
8/13 15:18
すぐ近くに鳥の巣があるようで、小鳥が熱心に餌を加えて行き来している。
名前は忘れた。
停滞日は主食をあまり減らさないようにしなければいけないので、昼食兼夕食のお茶漬け。
缶詰は重いので一つ食べる事にした。
1
8/13 16:46
停滞日は主食をあまり減らさないようにしなければいけないので、昼食兼夕食のお茶漬け。
缶詰は重いので一つ食べる事にした。
夕方になると登山者がドンドン到着して、テン場もいっぱいになった。
昨日も込んでいたが、今日はそれ以上。
さすが盆休みだ。
1
8/13 17:16
夕方になると登山者がドンドン到着して、テン場もいっぱいになった。
昨日も込んでいたが、今日はそれ以上。
さすが盆休みだ。
大学のサークルと思われる大きなテントがたくさん建ち並んでいた。
今朝、三伏峠を目指して出発して行ったが、塩見岳の手前で激しい雷雨に遭って引き返してきたと言う登山者が戻ってきた。
やはり今日は停滞して正解だったかも。
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8/13 17:17
大学のサークルと思われる大きなテントがたくさん建ち並んでいた。
今朝、三伏峠を目指して出発して行ったが、塩見岳の手前で激しい雷雨に遭って引き返してきたと言う登山者が戻ってきた。
やはり今日は停滞して正解だったかも。
夕方もう一度井川越に行って天気情報などを検索する。
どうやら仕事のトラブルも回避できたようだ。
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8/13 17:17
夕方もう一度井川越に行って天気情報などを検索する。
どうやら仕事のトラブルも回避できたようだ。
通常のテン場と、遥か上の臨時テン場。
1
8/13 17:19
通常のテン場と、遥か上の臨時テン場。
東の空にはもくもくと雲が湧き立つ。
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8/13 18:00
東の空にはもくもくと雲が湧き立つ。
東の空には太陽が見え、うっすらと夕焼けにもなった。
明日は午前中は天気が良さそうだ。
0
8/13 18:07
東の空には太陽が見え、うっすらと夕焼けにもなった。
明日は午前中は天気が良さそうだ。
農鳥岳に夕陽が当たる。
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8/13 18:17
農鳥岳に夕陽が当たる。
三峰岳方面。
今日のテン場の人達は休むのが早い。
19時前にはシーンと静まり返った。
明日は二軒小屋までのコースタイム14時間30分のロングルートを歩く。
僕も早々と寝ることにした。
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8/13 18:10
三峰岳方面。
今日のテン場の人達は休むのが早い。
19時前にはシーンと静まり返った。
明日は二軒小屋までのコースタイム14時間30分のロングルートを歩く。
僕も早々と寝ることにした。
【大縦走6日目】2018年8月14日(火) 晴れ 一時 雨
2:00 起床 今日は長いルートを歩くので2時に起きたが、他のテントもみんな起きている様子。早いなぁ...
樹林帯の上には星空。今日は良さそうだ☆☆☆
なんと米を水に浸しておくのを忘れていた!
タイムロスがあったものの、なんとか4:20には熊ノ平小屋を出発することが出来た。
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8/14 4:20
【大縦走6日目】2018年8月14日(火) 晴れ 一時 雨
2:00 起床 今日は長いルートを歩くので2時に起きたが、他のテントもみんな起きている様子。早いなぁ...
樹林帯の上には星空。今日は良さそうだ☆☆☆
なんと米を水に浸しておくのを忘れていた!
タイムロスがあったものの、なんとか4:20には熊ノ平小屋を出発することが出来た。
小屋から15分ほど樹林帯を登って行くと仙塩尾根の稜線上に戻ってきて景色が開ける。
東にある農鳥岳の方が薄明るくなり、スカイラインがとても綺麗に描かれていた。
2
8/14 4:40
小屋から15分ほど樹林帯を登って行くと仙塩尾根の稜線上に戻ってきて景色が開ける。
東にある農鳥岳の方が薄明るくなり、スカイラインがとても綺麗に描かれていた。
北の方向には甲斐駒ヶ岳。
1
8/14 4:41
北の方向には甲斐駒ヶ岳。
南には塩見岳が見えた。
樹林帯の中に入るとまだ薄暗いのでヘッデン点灯で歩く。
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8/14 4:41
南には塩見岳が見えた。
樹林帯の中に入るとまだ薄暗いのでヘッデン点灯で歩く。
時間が経つにつれて農鳥岳の周りがピンク色に染まってきた。
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8/14 4:51
時間が経つにつれて農鳥岳の周りがピンク色に染まってきた。
4:55 阿部荒倉岳山頂 2692.6m
登山道から30秒くらい逸れた稜線上に三角点がある。
山頂と言う雰囲気はないが、三角点の場所に経つと西側の景色を眺めることが出来る。
きっと測量する上でこの場所に三角点が必要にだったのだろう。
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8/14 4:57
4:55 阿部荒倉岳山頂 2692.6m
登山道から30秒くらい逸れた稜線上に三角点がある。
山頂と言う雰囲気はないが、三角点の場所に経つと西側の景色を眺めることが出来る。
きっと測量する上でこの場所に三角点が必要にだったのだろう。
昨日熊ノ平小屋で出会った知多半島を愛するKさんも二軒小屋までの計画なので、一緒に行動する事になった。
お喋りしながら歩くとザックの重さを忘れられるので助かる。
悪沢岳のTシャツを着てたので「悪そうな人だなぁ...」と思ったが、意外といい人だった(^^)
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8/14 5:36
昨日熊ノ平小屋で出会った知多半島を愛するKさんも二軒小屋までの計画なので、一緒に行動する事になった。
お喋りしながら歩くとザックの重さを忘れられるので助かる。
悪沢岳のTシャツを着てたので「悪そうな人だなぁ...」と思ったが、意外といい人だった(^^)
白峰南嶺の稜線から朝日が昇ってきた。
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8/14 5:36
白峰南嶺の稜線から朝日が昇ってきた。
振り返ると間ノ岳。
左側に三峰岳。
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8/14 5:36
振り返ると間ノ岳。
左側に三峰岳。
このパーティの人達とは塩見岳辺りまで抜いたり抜かれたりのデットヒートを繰り広げた。
天気が良いのでみんな楽しそう♬
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8/14 5:37
このパーティの人達とは塩見岳辺りまで抜いたり抜かれたりのデットヒートを繰り広げた。
天気が良いのでみんな楽しそう♬
北荒川岳までは主に樹林帯の中の稜線を進む。
南アルプスらしい穏やかな樹林帯で、この区間は好きな区間だ。
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8/14 5:37
北荒川岳までは主に樹林帯の中の稜線を進む。
南アルプスらしい穏やかな樹林帯で、この区間は好きな区間だ。
塩見岳を眺めながら休憩。
知多半島を愛するKさんにとっていただきました。
2018年11月25日 14:11撮影
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11/25 14:11
塩見岳を眺めながら休憩。
知多半島を愛するKさんにとっていただきました。
知多半島を愛する悪沢岳を着たKさん。
熊ノ平から二軒小屋までをテン泊装備で計画するなんて、すごい健脚な女性だ。
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8/14 5:37
知多半島を愛する悪沢岳を着たKさん。
熊ノ平から二軒小屋までをテン泊装備で計画するなんて、すごい健脚な女性だ。
東側の谷に滝が見える。
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8/14 5:41
東側の谷に滝が見える。
西側からはひんやりとした風が吹き、稜線はとても気持ちがいい。
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8/14 5:47
西側からはひんやりとした風が吹き、稜線はとても気持ちがいい。
6:06 新蛇抜山山頂 2667m
登山道から2分くらい外れた稜線にある。
ココもあまり山頂らしくはない。
でも、大縦走は一つでも多くのピークに立つのが目標の一つになっているので、小さなピークでも道があればちゃんと行く。
4
8/14 6:03
6:06 新蛇抜山山頂 2667m
登山道から2分くらい外れた稜線にある。
ココもあまり山頂らしくはない。
でも、大縦走は一つでも多くのピークに立つのが目標の一つになっているので、小さなピークでも道があればちゃんと行く。
まだしばらく樹林帯歩きが続く感じだ。
今日は午後から崩れてくるらしいので、晴れている内に塩見岳と蝙蝠岳に立ってしまいたい。
2
8/14 6:03
まだしばらく樹林帯歩きが続く感じだ。
今日は午後から崩れてくるらしいので、晴れている内に塩見岳と蝙蝠岳に立ってしまいたい。
来た方向を見るとこんな感じ。
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8/14 6:04
来た方向を見るとこんな感じ。
蝙蝠岳はまだかなり遠くに見える。
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8/14 6:05
蝙蝠岳はまだかなり遠くに見える。
大井川
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8/14 6:14
大井川
優しい樹林帯のアップダウンをぺちゃくちゃと話しながら歩き、ハイマツ林の急登を少し登ると・・・
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8/14 7:04
優しい樹林帯のアップダウンをぺちゃくちゃと話しながら歩き、ハイマツ林の急登を少し登ると・・・
一気に視界が開けて目の前に塩見岳がバーンと広がる!!
7:06 北荒川岳山頂に到着した。2697.6m
4
8/14 7:30
一気に視界が開けて目の前に塩見岳がバーンと広がる!!
7:06 北荒川岳山頂に到着した。2697.6m
長い樹林帯から抜け出し、景色が良いのでみんなここで休憩する。
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8/14 7:28
長い樹林帯から抜け出し、景色が良いのでみんなここで休憩する。
富士山も見えた。
手前のピークは笹山北峰かな?
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8/14 7:28
富士山も見えた。
手前のピークは笹山北峰かな?
塩見岳の手前には北俣分岐までの急登がある。
あそこを登り切ってしまえば今日は何とかなる。
頑張ろう。
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8/14 7:30
塩見岳の手前には北俣分岐までの急登がある。
あそこを登り切ってしまえば今日は何とかなる。
頑張ろう。
塩見岳の西側に塩見小屋。
建て替えられたので屋根の色が濃く新しく見えた。
2
8/14 7:30
塩見岳の西側に塩見小屋。
建て替えられたので屋根の色が濃く新しく見えた。
なにやらメモを取る私。
背景は中央アルプス。
2
なにやらメモを取る私。
背景は中央アルプス。
塩見岳をバックに一枚撮ってもらった。
やっぱ青空だと綺麗に撮れる♬
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8/14 7:31
塩見岳をバックに一枚撮ってもらった。
やっぱ青空だと綺麗に撮れる♬
知多半島を愛する悪そうなKさんもご機嫌です(*'▽')b
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8/14 7:31
知多半島を愛する悪そうなKさんもご機嫌です(*'▽')b
さぁ行きますか!!
4
8/14 7:35
さぁ行きますか!!
北荒川岳の山頂からは視界の開けた気持ちのいいルートを歩けるので、モチベーションも上がります↑↑↑
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8/14 7:36
北荒川岳の山頂からは視界の開けた気持ちのいいルートを歩けるので、モチベーションも上がります↑↑↑
タカネビランジ
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8/14 7:40
タカネビランジ
北荒川岳キャンプ場跡。
ここはマルバタケブキが咲く頃は本当に綺麗な場所。
まるで公園のような丘陵地帯が広がる。
3
8/14 7:42
北荒川岳キャンプ場跡。
ここはマルバタケブキが咲く頃は本当に綺麗な場所。
まるで公園のような丘陵地帯が広がる。
このキャンプ場が使えると蝙蝠尾根を計画するのに楽なんだけど・・・
残念ながらキャンプ禁止。
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8/14 7:42
このキャンプ場が使えると蝙蝠尾根を計画するのに楽なんだけど・・・
残念ながらキャンプ禁止。
空の開けた花畑と、ダケカンバが点在する登山道を塩見岳に向かって歩く。
ここの景色が特に好き!!
4
8/14 7:43
空の開けた花畑と、ダケカンバが点在する登山道を塩見岳に向かって歩く。
ここの景色が特に好き!!
この区間は南アルプスの中でもとても好きな場所。
でも、稜線の東側を歩くと風が止まって蒸し暑く、一気に汗が噴き出した。
2
8/14 7:48
この区間は南アルプスの中でもとても好きな場所。
でも、稜線の東側を歩くと風が止まって蒸し暑く、一気に汗が噴き出した。
寝そべって昼寝でもしたくなる景色。
でも暑い...
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8/14 7:52
寝そべって昼寝でもしたくなる景色。
でも暑い...
再び稜線に戻るとヒヤッとした風に当たって気持ちがいい。
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8/14 8:09
再び稜線に戻るとヒヤッとした風に当たって気持ちがいい。
軽く下っていよいよ北俣分岐への登りが始まる。
洗濯物をザックで干しながら歩く私...(^^;)
3
軽く下っていよいよ北俣分岐への登りが始まる。
洗濯物をザックで干しながら歩く私...(^^;)
知多半島を愛するKさんは日焼け止めの完全防備。
悪沢岳のTシャツに合わせて強盗でもするような姿に...(笑)
3
8/14 8:10
知多半島を愛するKさんは日焼け止めの完全防備。
悪沢岳のTシャツに合わせて強盗でもするような姿に...(笑)
塩見岳の向こう側。
少し雲が増えているのが気になります・・・
3
8/14 8:13
塩見岳の向こう側。
少し雲が増えているのが気になります・・・
急登の手前で一休みしていたら、同じ方向に進むソロの男性が行動食を分けてくれた。「重いのであげる。」との事。
僕もまだザックがかなり重くて苦しいので、「登り切ったら返しましょうか?」って聞いたら「要らない要らない!」って断られた(^-^;
1
8/14 8:29
急登の手前で一休みしていたら、同じ方向に進むソロの男性が行動食を分けてくれた。「重いのであげる。」との事。
僕もまだザックがかなり重くて苦しいので、「登り切ったら返しましょうか?」って聞いたら「要らない要らない!」って断られた(^-^;
さぁ登りだ!
画像で見ると緩そうだけど、実際はけっこう急登。
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8/14 8:31
さぁ登りだ!
画像で見ると緩そうだけど、実際はけっこう急登。
気合いを入れて登ります!
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8/14 8:38
気合いを入れて登ります!
上から見るとけっこう登ってるのが分かるでしょ。
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8/14 8:57
上から見るとけっこう登ってるのが分かるでしょ。
カメラを向けられれば笑顔ですが、けっこうキツイ(>_<)
でも、こう言うところは一気に登り切ってしまった方が気分的に楽に登り切れる。
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カメラを向けられれば笑顔ですが、けっこうキツイ(>_<)
でも、こう言うところは一気に登り切ってしまった方が気分的に楽に登り切れる。
行動食をいただいた方はけっこう足に来ている様子...(^^;)
2
8/14 9:01
行動食をいただいた方はけっこう足に来ている様子...(^^;)
9:01 なんとか北俣分岐に到着。
ここにザックを置いて、塩見岳ピストンへ行ってきます。
知多半島を愛するKさんは晴れている内に蝙蝠岳のピークに立ちたいとの事で、ここで先に行ってもらう事になった。
行動食をいただいた方は今日は三伏峠までとの事。
ピークはもう少しだけど、三伏峠はまだけっこう長いので頑張ってください!
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8/14 9:10
9:01 なんとか北俣分岐に到着。
ここにザックを置いて、塩見岳ピストンへ行ってきます。
知多半島を愛するKさんは晴れている内に蝙蝠岳のピークに立ちたいとの事で、ここで先に行ってもらう事になった。
行動食をいただいた方は今日は三伏峠までとの事。
ピークはもう少しだけど、三伏峠はまだけっこう長いので頑張ってください!
一眼レフだけを担いでひとっ走り塩見岳へ。
2
8/14 9:13
一眼レフだけを担いでひとっ走り塩見岳へ。
ザックが無ければ本当に身軽。
雲が多くなってきたな〜(^^;)
0
8/14 9:22
ザックが無ければ本当に身軽。
雲が多くなってきたな〜(^^;)
9:24 塩見岳 東峰 3052m
コースタイム45分のところ、10分少々で到着した。
見る見るうちに空にガスが広がって行く。
辛うじて間に合った感じだ。
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8/14 9:27
9:24 塩見岳 東峰 3052m
コースタイム45分のところ、10分少々で到着した。
見る見るうちに空にガスが広がって行く。
辛うじて間に合った感じだ。
間ノ岳や農鳥岳はもうガスの中。
天気が崩れてくるのが早まっているのか・・・
0
8/14 9:27
間ノ岳や農鳥岳はもうガスの中。
天気が崩れてくるのが早まっているのか・・・
北股岳から蝙蝠岳に続く稜線。
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8/14 9:27
北股岳から蝙蝠岳に続く稜線。
そして蝙蝠岳。
あちらはまだ大丈夫そうだけど、この感じだと山頂に着くまで天気は持ってくれなそうな雰囲気になってきた。
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8/14 9:27
そして蝙蝠岳。
あちらはまだ大丈夫そうだけど、この感じだと山頂に着くまで天気は持ってくれなそうな雰囲気になってきた。
吊り尾根を歩いて西峰にも行く。
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8/14 9:28
吊り尾根を歩いて西峰にも行く。
塩見岳 西峰 3046.9m
塩見岳は大縦走後半でもう一度来る計画になっているので、あまり長居する必要はない。
写真だけ撮ってサッサと先に進まねば。
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8/14 9:29
塩見岳 西峰 3046.9m
塩見岳は大縦走後半でもう一度来る計画になっているので、あまり長居する必要はない。
写真だけ撮ってサッサと先に進まねば。
三伏峠から上がってくる方向。
まだ10日ほど先の話だ(笑)
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8/14 9:29
三伏峠から上がってくる方向。
まだ10日ほど先の話だ(笑)
帰りも駆け足で。
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8/14 9:33
帰りも駆け足で。
ああ、蝙蝠岳の方にもガスが...(^^;)
0
8/14 9:33
ああ、蝙蝠岳の方にもガスが...(^^;)
北俣分岐に戻ってきました。
干していた洗濯物もほぼ乾いた。
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8/14 9:44
北俣分岐に戻ってきました。
干していた洗濯物もほぼ乾いた。
「izshunさんですか?」と声を掛けられて振り向くと、妻の大学時代のワンゲルの後輩だったと言うlastingと出会う。
lastingは今朝二軒小屋から登ってきたそうだ。
二軒小屋スタートでこの時間にここに居るなんてすごい健脚!!
その場でこの画像を妻に送ってあげたらとても興奮していた。
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8/14 9:48
「izshunさんですか?」と声を掛けられて振り向くと、妻の大学時代のワンゲルの後輩だったと言うlastingと出会う。
lastingは今朝二軒小屋から登ってきたそうだ。
二軒小屋スタートでこの時間にここに居るなんてすごい健脚!!
その場でこの画像を妻に送ってあげたらとても興奮していた。
lastingは早川町から伝付峠を越えて二軒小屋に泊まり、今日は塩見岳ピストン後に熊ノ平泊。
明日は仙丈ケ岳を越えてバスで下山するそうだ。
なんつー健脚なんだ(笑)
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8/14 9:59
lastingは早川町から伝付峠を越えて二軒小屋に泊まり、今日は塩見岳ピストン後に熊ノ平泊。
明日は仙丈ケ岳を越えてバスで下山するそうだ。
なんつー健脚なんだ(笑)
lastingとお別れして北股岳を目指す。
0
8/14 10:00
lastingとお別れして北股岳を目指す。
距離は短いが、一部両サイドが切れ落ちた場所を歩く。
0
8/14 10:04
距離は短いが、一部両サイドが切れ落ちた場所を歩く。
振り返ると塩見岳もガスの中に巻かれている。
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8/14 10:12
振り返ると塩見岳もガスの中に巻かれている。
10:13 北股岳 2920m
北股岳の山頂は標識も何もなく、何回通っても山頂の場所がいまいちハッキリしない。
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8/14 10:13
10:13 北股岳 2920m
北股岳の山頂は標識も何もなく、何回通っても山頂の場所がいまいちハッキリしない。
腹が減った。
いい高さの岩の上に腰掛けて軽食を食べる。
蝙蝠岳はまだ見えている。
よしよし、そのまま待っていてください。
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8/14 10:14
腹が減った。
いい高さの岩の上に腰掛けて軽食を食べる。
蝙蝠岳はまだ見えている。
よしよし、そのまま待っていてください。
この辺りから見る蝙蝠岳は、水晶岳辺りから見る赤牛岳と雰囲気が良く似ているように感じる。
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8/14 10:31
この辺りから見る蝙蝠岳は、水晶岳辺りから見る赤牛岳と雰囲気が良く似ているように感じる。
望遠レンズで見ると蝙蝠岳山頂まであと少しのところを知多半島を愛するKさんが登っているのが見えた。
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8/14 10:32
望遠レンズで見ると蝙蝠岳山頂まであと少しのところを知多半島を愛するKさんが登っているのが見えた。
東の空はまだ青空が見えている。
白峰南嶺の白河内岳と笹山が見えた。
0
8/14 10:32
東の空はまだ青空が見えている。
白峰南嶺の白河内岳と笹山が見えた。
時々ガスが近付いてくるも、なんとか持ち堪えている蝙蝠岳。
露地が続き、ハイペースで鞍部に向かって下って行く。
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8/14 10:35
時々ガスが近付いてくるも、なんとか持ち堪えている蝙蝠岳。
露地が続き、ハイペースで鞍部に向かって下って行く。
鞍部の手前で東側の樹林帯に入るとパラパラと雨つぶが落ちてきた。
まだ尾根の東側には青空が見えているのに・・・
何とか蝙蝠岳の山頂まで降られずに登り切れれば、と思って急いで進んだが、山頂少し手前で本降りになってしまい、ハイマツが濡れてしまったのでレインウェアを着ることになってしまった。無念・・・
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8/14 10:47
鞍部の手前で東側の樹林帯に入るとパラパラと雨つぶが落ちてきた。
まだ尾根の東側には青空が見えているのに・・・
何とか蝙蝠岳の山頂まで降られずに登り切れれば、と思って急いで進んだが、山頂少し手前で本降りになってしまい、ハイマツが濡れてしまったのでレインウェアを着ることになってしまった。無念・・・
蝙蝠岳の山頂が見えた。
残念ながら完全に視界が閉ざされてしまった・・・
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8/14 11:31
蝙蝠岳の山頂が見えた。
残念ながら完全に視界が閉ざされてしまった・・・
本当は蝙蝠岳山頂で気持ちよくランチにしようと思ってたけど、これではダメだ(^^;)
雨が小降りになったので三脚を立てて写真だけ撮って先を急ぐことにした。
昨日みたいに雷に襲われては大変なので...
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8/14 11:35
本当は蝙蝠岳山頂で気持ちよくランチにしようと思ってたけど、これではダメだ(^^;)
雨が小降りになったので三脚を立てて写真だけ撮って先を急ぐことにした。
昨日みたいに雷に襲われては大変なので...
山頂から少し下った所にライチョウがいた。
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8/14 11:47
山頂から少し下った所にライチョウがいた。
母鳥と2羽の子供が雨に打たれながら植物をついばんでいた。
5
8/14 11:47
母鳥と2羽の子供が雨に打たれながら植物をついばんでいた。
1
8/14 11:48
朝の内は晴れ渡っていたので、今日の行動開始はお昼から。って感じなのかな(^^
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8/14 11:48
朝の内は晴れ渡っていたので、今日の行動開始はお昼から。って感じなのかな(^^
30分ほど露地を下ると樹林帯の中に入る。
滑りやすい道なので気を配りながら下って行く。
1
8/14 12:13
30分ほど露地を下ると樹林帯の中に入る。
滑りやすい道なので気を配りながら下って行く。
シラビソ林を黙々と下る。
倒木も多くペースが上がらない。
徳右衛門岳までこんなに長かったか?と思ってしまうほど長かった。
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8/14 12:39
シラビソ林を黙々と下る。
倒木も多くペースが上がらない。
徳右衛門岳までこんなに長かったか?と思ってしまうほど長かった。
13:16 徳右衛門岳山頂 2599m
ココも軽く休憩しただけでさっさと先に進むことにした。
1
8/14 13:16
13:16 徳右衛門岳山頂 2599m
ココも軽く休憩しただけでさっさと先に進むことにした。
雨は殆ど降らなくなったが、根っこが濡れているので相変わらず滑りやすい。
1
8/14 13:17
雨は殆ど降らなくなったが、根っこが濡れているので相変わらず滑りやすい。
これはヤマドリタケかな?
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8/14 14:02
これはヤマドリタケかな?
苔むしたシラビソ林。
この辺りは南アルプスの奥地にいる雰囲気がムンムンとしていて良い。
2
8/14 14:09
苔むしたシラビソ林。
この辺りは南アルプスの奥地にいる雰囲気がムンムンとしていて良い。
フワフワに成長したコケが至る所にある。
もう雨は降らなそうだし、暑くなってきたのでレインウェアを脱いで下る。
2
8/14 14:11
フワフワに成長したコケが至る所にある。
もう雨は降らなそうだし、暑くなってきたのでレインウェアを脱いで下る。
ベニテングダケ
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8/14 14:43
ベニテングダケ
嫌になるほど下り続け、やっとのところで電力会社の施設があるところまで下ってきた。
大井川の谷が近付いてきたが、それでもまだ300mは下らなければならない。
1
8/14 15:10
嫌になるほど下り続け、やっとのところで電力会社の施設があるところまで下ってきた。
大井川の谷が近付いてきたが、それでもまだ300mは下らなければならない。
施設の端にある急な階段を下る。
前向きに下るのは少し怖い感じなので、後ろ向きで下った(^^;)
すると不気味な音で施設の一部が動き出した。
「ウーンガガーン...ウーンガガーン...」
全く人がいないのに、音だけが響き渡り、非常に不気味だった。
1
8/14 15:10
施設の端にある急な階段を下る。
前向きに下るのは少し怖い感じなので、後ろ向きで下った(^^;)
すると不気味な音で施設の一部が動き出した。
「ウーンガガーン...ウーンガガーン...」
全く人がいないのに、音だけが響き渡り、非常に不気味だった。
電力会社の施設を過ぎると尾根が細くなり、樹林帯の中ながら多少緊張するようなアップダウンのある登山道が続く。
蒸し暑い空気が下から吹いてくる。
湿度が高くてレンズが曇ってしまう。
0
8/14 15:37
電力会社の施設を過ぎると尾根が細くなり、樹林帯の中ながら多少緊張するようなアップダウンのある登山道が続く。
蒸し暑い空気が下から吹いてくる。
湿度が高くてレンズが曇ってしまう。
最後にものすごい急坂を下ると登山口である林道が見えてきた。
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8/14 15:52
最後にものすごい急坂を下ると登山口である林道が見えてきた。
15:53 蝙蝠岳登山口に到着。
体力的にはもちろん下りの方が楽な訳だが、感覚的には下りの方がずっと長く感じた。
ここでゴールならいいけど、二軒小屋まではまだ20分〜30分ほど歩かなければいけない...
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8/14 15:53
15:53 蝙蝠岳登山口に到着。
体力的にはもちろん下りの方が楽な訳だが、感覚的には下りの方がずっと長く感じた。
ここでゴールならいいけど、二軒小屋まではまだ20分〜30分ほど歩かなければいけない...
今日は昼ご飯を食べずに行動食だけで歩き続けてきたので、腹がペコペコだ(~_~;)
塩見岳山頂から1700mくらい下り続けてきた。
足もフラフラだ。
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8/14 16:03
今日は昼ご飯を食べずに行動食だけで歩き続けてきたので、腹がペコペコだ(~_~;)
塩見岳山頂から1700mくらい下り続けてきた。
足もフラフラだ。
木々の間から田代湖の湖面が見える。
水色の絵の具を溶かしたような独特な色をしている。
田代ダムで取水した水は南アルプスをぶち抜いて山梨県の早川町にある発電所へと流れている。
大井川水系で取水した水が天竜川水系に流されている変わった場所だ。管理も中部電力ではなく東京電力。
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8/14 16:10
木々の間から田代湖の湖面が見える。
水色の絵の具を溶かしたような独特な色をしている。
田代ダムで取水した水は南アルプスをぶち抜いて山梨県の早川町にある発電所へと流れている。
大井川水系で取水した水が天竜川水系に流されている変わった場所だ。管理も中部電力ではなく東京電力。
ここを少し登れば二軒小屋ロッジ。
もう登りたくはないけど、すぐそこからがんばっ!(>_<)
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8/14 16:12
ここを少し登れば二軒小屋ロッジ。
もう登りたくはないけど、すぐそこからがんばっ!(>_<)
16:15 二軒小屋到着
着いた〜!!
先に着いていた知多半島を愛するKさんが受付を終えてテントを張っているところだった。
お盆休み中だと言うのにテントはこれだけ。
やっぱマイナールートは空いていていいね!
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8/14 16:15
16:15 二軒小屋到着
着いた〜!!
先に着いていた知多半島を愛するKさんが受付を終えてテントを張っているところだった。
お盆休み中だと言うのにテントはこれだけ。
やっぱマイナールートは空いていていいね!
ザックとともに芝生に倒れ込む私。
知多半島を愛するKさんが撮ってくれた(^^)
このまま寝てしまいたいくらいだ(笑)
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8/14 16:16
ザックとともに芝生に倒れ込む私。
知多半島を愛するKさんが撮ってくれた(^^)
このまま寝てしまいたいくらいだ(笑)
なぜか知多半島を愛するKさんも芝生に倒れ、「撮ってぇ〜」とのこと。やらせ写真じゃ〜ん(^^;
5
8/14 16:16
なぜか知多半島を愛するKさんも芝生に倒れ、「撮ってぇ〜」とのこと。やらせ写真じゃ〜ん(^^;
まずは受付。
こんな山奥に素晴らしいロッジがある。
特殊東海フォレストの接待施設にもなっているのだとか...。
数年前に来た時と比べ、台風の影響なのか周りの山々の木が倒れまくっていた。
2
8/14 16:35
まずは受付。
こんな山奥に素晴らしいロッジがある。
特殊東海フォレストの接待施設にもなっているのだとか...。
数年前に来た時と比べ、台風の影響なのか周りの山々の木が倒れまくっていた。
知多半島を愛するKさんのテントの隣に張らせていただきます。
ココのテン場は芝生がフカフカで、しかもイスとテーブル付き。
エアマットが使い物にならない僕でも安心して眠れそうだ。
水場で体の隅々までタオルで拭いて、とってもサッパリすることが出来た(*'▽')
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8/14 16:35
知多半島を愛するKさんのテントの隣に張らせていただきます。
ココのテン場は芝生がフカフカで、しかもイスとテーブル付き。
エアマットが使い物にならない僕でも安心して眠れそうだ。
水場で体の隅々までタオルで拭いて、とってもサッパリすることが出来た(*'▽')
知多半島を愛するKさんにザックの中の食料を色々と見せながら食事の準備。
興味深く写真を撮ってくれました(^-^;
ネギとゴボウと無洗米5kg
5
8/14 17:12
知多半島を愛するKさんにザックの中の食料を色々と見せながら食事の準備。
興味深く写真を撮ってくれました(^-^;
ネギとゴボウと無洗米5kg
カロリーメートなどの割れて困る行動食はプラケースにギッシリと入れてパッキングする。
このプラケースはテントの中ではロウソク置きになったり日記を書くテーブルになったりする。
3
8/14 17:13
カロリーメートなどの割れて困る行動食はプラケースにギッシリと入れてパッキングする。
このプラケースはテントの中ではロウソク置きになったり日記を書くテーブルになったりする。
納豆
3
8/14 17:14
納豆
知多半島を愛するKさんがビールを分けてくれたヽ(´▽`)/
体の芯まで染み渡るとはこのことよ!
うめぇ〜(>_<)
3
8/14 17:27
知多半島を愛するKさんがビールを分けてくれたヽ(´▽`)/
体の芯まで染み渡るとはこのことよ!
うめぇ〜(>_<)
昼に蝙蝠岳山頂で食べられなかったお茶漬けを夕食に食べる。
フランスパンにブルーチーズを塗り、知多半島を愛するKさんにビールのお返し。
4
8/14 17:31
昼に蝙蝠岳山頂で食べられなかったお茶漬けを夕食に食べる。
フランスパンにブルーチーズを塗り、知多半島を愛するKさんにビールのお返し。
山で出会った友達とテーブルを囲んで山の話で笑い合う...
これぞ山の醍醐味(^^♪
14時間25分のロングコースだったけど、下りを頑張ったおかげで思いのほか早く到着できた。
夕暮れまでのんびりと出来たのは本当に良かった。
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8/14 18:03
山で出会った友達とテーブルを囲んで山の話で笑い合う...
これぞ山の醍醐味(^^♪
14時間25分のロングコースだったけど、下りを頑張ったおかげで思いのほか早く到着できた。
夕暮れまでのんびりと出来たのは本当に良かった。
ロッジをバックにもう一枚。
これだけの回数「知多半島を愛するKさん」と書けば、知多半島がどれだけ素晴らしいかきっと伝わっただろう(笑)
僕は行った事ないけどね...
明日は今日よりも3時間くらい短い行程だが、いきなり伝付峠まで600mの登りだし、下りより登りが多い。
今日の疲れもあるだろうから頑張らなくては。
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8/14 18:04
ロッジをバックにもう一枚。
これだけの回数「知多半島を愛するKさん」と書けば、知多半島がどれだけ素晴らしいかきっと伝わっただろう(笑)
僕は行った事ないけどね...
明日は今日よりも3時間くらい短い行程だが、いきなり伝付峠まで600mの登りだし、下りより登りが多い。
今日の疲れもあるだろうから頑張らなくては。
【大縦走7日目】2018年8月15日(水) 晴れ のち 霧雨
2:00 起床 夜はとても暖かく、芝生なので寝心地もとても良かった。
ここ数日、昼になると天気が崩れて雨が降る為、なるべく早いうちに進めるように早めに起きた。
空には星空が見える。夜露で芝生が濡れていたが、木の下に幕営したので濡れずに済んだ。
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【大縦走7日目】2018年8月15日(水) 晴れ のち 霧雨
2:00 起床 夜はとても暖かく、芝生なので寝心地もとても良かった。
ここ数日、昼になると天気が崩れて雨が降る為、なるべく早いうちに進めるように早めに起きた。
空には星空が見える。夜露で芝生が濡れていたが、木の下に幕営したので濡れずに済んだ。
出発前に知多半島を愛するKさんがザックを背負いたいと言うので背負ってもらう。
今日は伝付峠を越えて早川町に下山する予定なので、ゆっくり出発して充分間に合う。
ここでお別れとなりました。
早川町へ下るルートは道が分かり辛いとの事なのでお気をつけて(^^)/
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8/15 4:19
出発前に知多半島を愛するKさんがザックを背負いたいと言うので背負ってもらう。
今日は伝付峠を越えて早川町に下山する予定なので、ゆっくり出発して充分間に合う。
ここでお別れとなりました。
早川町へ下るルートは道が分かり辛いとの事なのでお気をつけて(^^)/
出発してしばらくはヘッデンの明かりだけで伝付峠までの急登をひたすら登って行く。
出発して1時間弱登ると山に朝陽が当たってオレンジ色に染まっているのが見えた。
1
8/15 5:13
出発してしばらくはヘッデンの明かりだけで伝付峠までの急登をひたすら登って行く。
出発して1時間弱登ると山に朝陽が当たってオレンジ色に染まっているのが見えた。
二軒小屋から伝付峠までは600mの高低差をただひたすら登り続ける。
大変ではあるが道は整備されているので歩きやすい。
風が全然ないので汗をダラダラかきながら登った。
1
8/15 5:35
二軒小屋から伝付峠までは600mの高低差をただひたすら登り続ける。
大変ではあるが道は整備されているので歩きやすい。
風が全然ないので汗をダラダラかきながら登った。
登り切った!
笹原を少し進むと伝付峠の林道に出る。
少し前までガスで覆われていたのか、この辺りだけ笹が濡れていて少し足を濡らした。
1
8/15 6:04
登り切った!
笹原を少し進むと伝付峠の林道に出る。
少し前までガスで覆われていたのか、この辺りだけ笹が濡れていて少し足を濡らした。
6:05 伝付峠着
稜線を南北に走る林道に出た。
1
8/15 6:06
6:05 伝付峠着
稜線を南北に走る林道に出た。
森に日差しが差し込み、とても美しい光景が見られた。
3
8/15 6:12
森に日差しが差し込み、とても美しい光景が見られた。
峠には掘っ立て小屋のトイレがある。
この先山伏までトイレはないので、ここでお借りしておく。
1
8/15 6:15
峠には掘っ立て小屋のトイレがある。
この先山伏までトイレはないので、ここでお借りしておく。
ここからしばらくは林道を南下する。
1
8/15 6:14
ここからしばらくは林道を南下する。
笊ヶ岳はまだかなり遠い。
この場所は『伝付峠』と書いたり、『転付峠』と書いたりするみたい。
どっちが正しいんだろうか。
1
8/15 6:27
笊ヶ岳はまだかなり遠い。
この場所は『伝付峠』と書いたり、『転付峠』と書いたりするみたい。
どっちが正しいんだろうか。
峠を出発して少し行くと東側の景色が開けるところがある。
昨日歩いた蝙蝠尾根を見渡すことが出来る。
4
8/15 6:30
峠を出発して少し行くと東側の景色が開けるところがある。
昨日歩いた蝙蝠尾根を見渡すことが出来る。
右奥が蝙蝠岳。
左奥が塩見岳。
4
8/15 6:31
右奥が蝙蝠岳。
左奥が塩見岳。
昨日通った電力会社の施設も見えた。
ここまではとってもいい天気。
気持ちのいい朝だが、今日も崩れてくるみたい...
2
8/15 6:32
昨日通った電力会社の施設も見えた。
ここまではとってもいい天気。
気持ちのいい朝だが、今日も崩れてくるみたい...
林道はもうずっと使われていない為、進むにつれて荒廃して行き、もう車両は走れない状態になってきた。
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8/15 6:52
林道はもうずっと使われていない為、進むにつれて荒廃して行き、もう車両は走れない状態になってきた。
7:10 林道終点
ここからは再び登山道になる。
2
8/15 7:11
7:10 林道終点
ここからは再び登山道になる。
オオシラビソとシダ植物が生えるなだらかな稜線を進む。
3
8/15 7:17
オオシラビソとシダ植物が生えるなだらかな稜線を進む。
薄っすらとガスが森を覆うようになり、時々太陽光線が森に差し込んでとても綺麗だ。
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8/15 7:22
薄っすらとガスが森を覆うようになり、時々太陽光線が森に差し込んでとても綺麗だ。
森が豊かで気持ちがいい。
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8/15 7:25
森が豊かで気持ちがいい。
しばらく進むと稜線の西側を進むトラバース道になる。
稜線のアップダウンをしなくていいので楽だが、細く延々と続く道に飽きる。
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8/15 7:35
しばらく進むと稜線の西側を進むトラバース道になる。
稜線のアップダウンをしなくていいので楽だが、細く延々と続く道に飽きる。
まるで白いサンゴのような植物。
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8/15 8:15
まるで白いサンゴのような植物。
この頃から空にドンドン雲が増え、西側の南アルプス主稜線をあっと言う間に隠して行った。
1
8/15 8:16
この頃から空にドンドン雲が増え、西側の南アルプス主稜線をあっと言う間に隠して行った。
雲間に千枚小屋が見えた。
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8/15 8:17
雲間に千枚小屋が見えた。
トラバース道終点で再び稜線に出ると東風が強く吹いていて、霧雨も降ってきたのでレインウェアを着たが、風はそこだけで、すぐに暑くなって脱ぐことになった。
9:00 天上小屋山山頂
通り道のような山頂。標高は良く分からなかったが、地理院地図を見る限り2420mほど。
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8/15 9:00
トラバース道終点で再び稜線に出ると東風が強く吹いていて、霧雨も降ってきたのでレインウェアを着たが、風はそこだけで、すぐに暑くなって脱ぐことになった。
9:00 天上小屋山山頂
通り道のような山頂。標高は良く分からなかったが、地理院地図を見る限り2420mほど。
マスタケ
天上小屋山を過ぎると雨が降ってきたので再びレインウェアを着たが、すぐに止んでまた脱ぐことになった。
この日はレインウェアの脱ぎ着を何度も繰り返してタイムロスしてしまった。
湿度が高く、レインウェアを着ているとすぐに汗だくになってしまうのだ。
1
8/15 9:53
マスタケ
天上小屋山を過ぎると雨が降ってきたので再びレインウェアを着たが、すぐに止んでまた脱ぐことになった。
この日はレインウェアの脱ぎ着を何度も繰り返してタイムロスしてしまった。
湿度が高く、レインウェアを着ているとすぐに汗だくになってしまうのだ。
10:30 生木割山山頂 2539.7m
ここは電波の中継地になっているようで、アルプスには似つかわしくないアンテナが立っている。
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8/15 10:31
10:30 生木割山山頂 2539.7m
ここは電波の中継地になっているようで、アルプスには似つかわしくないアンテナが立っている。
生木割山から少し進むと大きく南ア南部を大きく見渡せる薙の上端に出る。
伝付峠から南では見晴らしが良いのはこの場所と笊ヶ岳山頂くらいなものなのだが、残念ながら真っ白...
下から強風が吹き上がってきている。
寒いし景色もないので早々に通過した。
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8/15 10:56
生木割山から少し進むと大きく南ア南部を大きく見渡せる薙の上端に出る。
伝付峠から南では見晴らしが良いのはこの場所と笊ヶ岳山頂くらいなものなのだが、残念ながら真っ白...
下から強風が吹き上がってきている。
寒いし景色もないので早々に通過した。
偃松尾山までの登山道はヤブ気味だったけど、今回通ったら綺麗になっていた。
1
8/15 11:06
偃松尾山までの登山道はヤブ気味だったけど、今回通ったら綺麗になっていた。
ベニテングダケ
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8/15 11:09
ベニテングダケ
偃松尾山から少し下って水場分岐を通過。
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8/15 11:24
偃松尾山から少し下って水場分岐を通過。
椹島への下降点までは思っていたよりも長く疲れた。
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8/15 12:26
椹島への下降点までは思っていたよりも長く疲れた。
椹島分岐からはひと登りすれば笊ヶ岳山頂だが、ここで雨に降られてしまった。
レインウェアを着て登る。
少しヤブ気味になっていて全身濡れた。
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8/15 12:27
椹島分岐からはひと登りすれば笊ヶ岳山頂だが、ここで雨に降られてしまった。
レインウェアを着て登る。
少しヤブ気味になっていて全身濡れた。
13:03 笊ヶ岳山頂 2629m
残念ながら今年の笊ヶ岳はガスの中...
この辺りはでは唯一と言って良い展望の開けた山頂なので、出来れば晴れてもらいたかったんだけど...
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8/15 13:11
13:03 笊ヶ岳山頂 2629m
残念ながら今年の笊ヶ岳はガスの中...
この辺りはでは唯一と言って良い展望の開けた山頂なので、出来れば晴れてもらいたかったんだけど...
山頂の片隅に三角点がある。
しばらくすると少しだけ空が明るくなって太陽の明るさを感じる。
ここでのんびり50分ほど休憩。
休んでいるとソロの男性が登って来て、大急ぎで写真だけ撮って下って行った。
山梨百名山で登ってきたが、大幅に遅れているらしい...(^^;)
しばらくするともう一人男性が登って来て、同様に大急ぎで下って行った(笑)
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8/15 13:46
山頂の片隅に三角点がある。
しばらくすると少しだけ空が明るくなって太陽の明るさを感じる。
ここでのんびり50分ほど休憩。
休んでいるとソロの男性が登って来て、大急ぎで写真だけ撮って下って行った。
山梨百名山で登ってきたが、大幅に遅れているらしい...(^^;)
しばらくするともう一人男性が登って来て、同様に大急ぎで下って行った(笑)
笊ヶ岳を出発すると急に登山道が歩きやすくなる。
レインウェアを着たまま歩き出したが、布引山までの登りが暑くて脱いだ。
布引山までは記憶よりもずいぶん長く感じた。
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8/15 14:11
笊ヶ岳を出発すると急に登山道が歩きやすくなる。
レインウェアを着たまま歩き出したが、布引山までの登りが暑くて脱いだ。
布引山までは記憶よりもずいぶん長く感じた。
布引山の山頂周辺はしっかり整地されたテン場が数張分ある。
1
8/15 15:03
布引山の山頂周辺はしっかり整地されたテン場が数張分ある。
15:04 布引山山頂 2584.1m
さぁ、ここから今日の宿泊地、所ノ沢越の下の幕営地までは600m下りだ。
大きく下ってしまうが、下れば着くと思えば気が楽だ。
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8/15 15:04
15:04 布引山山頂 2584.1m
さぁ、ここから今日の宿泊地、所ノ沢越の下の幕営地までは600m下りだ。
大きく下ってしまうが、下れば着くと思えば気が楽だ。
布引山からはまた登山道が荒れ気味な道に変わり、下草が濡れているのでまたレインウェアを着て歩く。
木の根っこが多く滑りやすい。疲れてきたのもあって何度も転んだ。
1
8/15 15:36
布引山からはまた登山道が荒れ気味な道に変わり、下草が濡れているのでまたレインウェアを着て歩く。
木の根っこが多く滑りやすい。疲れてきたのもあって何度も転んだ。
布引大崩れ
登山道がかなりスレスレの場所についているが、危険であれば藪の中を歩けば安全に通過できる。
コルまで下るとしばらくアップダウンするが、道が分かり難い場所がある。
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8/15 15:36
布引大崩れ
登山道がかなりスレスレの場所についているが、危険であれば藪の中を歩けば安全に通過できる。
コルまで下るとしばらくアップダウンするが、道が分かり難い場所がある。
倒木を跨いだ時、尖った枝がレインパンツに引っ掛かったようで派手に破ってしまった!
今回の山行で初使用のレインパンツだったのに(~_~;)
2
8/15 16:36
倒木を跨いだ時、尖った枝がレインパンツに引っ掛かったようで派手に破ってしまった!
今回の山行で初使用のレインパンツだったのに(~_~;)
16:32 所ノ沢越 2039m
長い下りに足がガクガク...
ここまで来れば幕営地はもうすぐだ。
2
8/15 16:32
16:32 所ノ沢越 2039m
長い下りに足がガクガク...
ここまで来れば幕営地はもうすぐだ。
乗越から西へと緩やかに下って行く。
今日はレインウェアの脱ぎ着を何度も何度もしてタイムロスした。
思ったよりもずっと時間が掛かってしまった。
早出して良かった。
1
8/15 16:37
乗越から西へと緩やかに下って行く。
今日はレインウェアの脱ぎ着を何度も何度もしてタイムロスした。
思ったよりもずっと時間が掛かってしまった。
早出して良かった。
16:41 所ノ沢越下の幕営遅着
こんな天気の悪い日にこんなマニアックな場所に止まる人はいないと思っていたが、なんと先客がひと張り!!
2
8/15 16:41
16:41 所ノ沢越下の幕営遅着
こんな天気の悪い日にこんなマニアックな場所に止まる人はいないと思っていたが、なんと先客がひと張り!!
小雨の降る中の幕営になった。
地面は腐葉土が敷き詰められ、ゴツゴツしていなくて寝心地良さそうだ。
先客の男性は山伏から歩いて来たそうだ。
僕はその逆ルートを明日歩くので情報をいただいた。
雨のおかげで昼に食べられなかったお茶漬けを食べると睡魔に襲われ仮眠を取る。
2
8/15 17:00
小雨の降る中の幕営になった。
地面は腐葉土が敷き詰められ、ゴツゴツしていなくて寝心地良さそうだ。
先客の男性は山伏から歩いて来たそうだ。
僕はその逆ルートを明日歩くので情報をいただいた。
雨のおかげで昼に食べられなかったお茶漬けを食べると睡魔に襲われ仮眠を取る。
この幕営地は谷合の薄暗い感じの場所にあるが、すぐ目の前に水場があり便利だ。
明日は一度も歩いた事の無いルートになるので晴れの日に歩けるように調整したのだが、天気が変わって明日も雨になりそうだ...
今回のルート最大の難所が待ち受けているので気を付けて進みたい。
疲れで朦朧とする中、破ってしまったレインパンツの補修をしてからの就寝となった。
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8/15 17:01
この幕営地は谷合の薄暗い感じの場所にあるが、すぐ目の前に水場があり便利だ。
明日は一度も歩いた事の無いルートになるので晴れの日に歩けるように調整したのだが、天気が変わって明日も雨になりそうだ...
今回のルート最大の難所が待ち受けているので気を付けて進みたい。
疲れで朦朧とする中、破ってしまったレインパンツの補修をしてからの就寝となった。
【大縦走8日目】2018年8月16日(木) 強風 と 雨
2:00 起床 寝ている間もずっと雨が降ったり止んだりする音が聞こえていた。
起きて朝食を食べている間も時々雨が強くなったりしたが、テントの撤収中は運よく雨は降らず、雨垂れで少し濡れるくらいで済んだ。
4:45に幕営地を出発した。
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8/16 4:41
【大縦走8日目】2018年8月16日(木) 強風 と 雨
2:00 起床 寝ている間もずっと雨が降ったり止んだりする音が聞こえていた。
起きて朝食を食べている間も時々雨が強くなったりしたが、テントの撤収中は運よく雨は降らず、雨垂れで少し濡れるくらいで済んだ。
4:45に幕営地を出発した。
ヘッデンの明かりで緩やかな登山道を少し登ると、昨日の所ノ沢越に戻ってきた。
ここから稲又山までの区間は踏み跡がほとんど消えていて、以前来た時はかなり慎重に進まないと道が分からなくなってしまう場所が多かった。
気を付けて進もうと思う。
2
8/16 5:00
ヘッデンの明かりで緩やかな登山道を少し登ると、昨日の所ノ沢越に戻ってきた。
ここから稲又山までの区間は踏み跡がほとんど消えていて、以前来た時はかなり慎重に進まないと道が分からなくなってしまう場所が多かった。
気を付けて進もうと思う。
東の空が少し赤く染まっている。
『もしかして天気が良くなってくれるかも...』と淡い期待を抱いたが、すぐにガスに覆われて霧雨が降るようになった。
0
8/16 5:00
東の空が少し赤く染まっている。
『もしかして天気が良くなってくれるかも...』と淡い期待を抱いたが、すぐにガスに覆われて霧雨が降るようになった。
稜線を少し南下すると森林管理の為の作業小屋があったと思われる場所に出る。
辺りには人工物や木材を引っ張る為の太いワイヤーが散乱している。
0
8/16 5:22
稜線を少し南下すると森林管理の為の作業小屋があったと思われる場所に出る。
辺りには人工物や木材を引っ張る為の太いワイヤーが散乱している。
前に来た時は目印も踏み跡もない荒れたルートだったが、目印も踏み跡も増えていた。
恐らく中ノ宿吊り橋から所ノ沢越に登ってくるルートが廃道扱いになって、このルートを歩く人が増えたのだろう。
それでもとても分かりやすいとは言えない。一応この画像の正面に道が伸びているのだが、画像だとサッパリ道が分からない(^^;
1
8/16 5:50
前に来た時は目印も踏み跡もない荒れたルートだったが、目印も踏み跡も増えていた。
恐らく中ノ宿吊り橋から所ノ沢越に登ってくるルートが廃道扱いになって、このルートを歩く人が増えたのだろう。
それでもとても分かりやすいとは言えない。一応この画像の正面に道が伸びているのだが、画像だとサッパリ道が分からない(^^;
6:45 稲又山山頂 2405.6m
霧雨がだんだん強くなってきた。
西からの風も強くなり、木々が「ゴォー」とうなり声を上げている。
数日前の予報では、今日は晴れの予報だったんだけどな...
大変な一日になりそうな予感(~_~;)
0
8/16 6:45
6:45 稲又山山頂 2405.6m
霧雨がだんだん強くなってきた。
西からの風も強くなり、木々が「ゴォー」とうなり声を上げている。
数日前の予報では、今日は晴れの予報だったんだけどな...
大変な一日になりそうな予感(~_~;)
稲又山から少し下り、青薙山へと登り返していく。
レインウェアを着ているが、西風がかなり強いので暑くはならない。
樹林帯の中だから良いが、主稜線を歩いている人達は恐らく行動不能だろうな...などと思いながら歩いた。
7:58 青笹山分岐に到着。
ここにザックを置いて、少し南にある青薙山までピストンする。
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8/16 7:58
稲又山から少し下り、青薙山へと登り返していく。
レインウェアを着ているが、西風がかなり強いので暑くはならない。
樹林帯の中だから良いが、主稜線を歩いている人達は恐らく行動不能だろうな...などと思いながら歩いた。
7:58 青笹山分岐に到着。
ここにザックを置いて、少し南にある青薙山までピストンする。
青薙山の周辺には綺麗な草原が点在していて、幕営できそうな場所がいくつもある。
ガスが薄くなり、時々太陽の日が差し込む時がある。
晴れてくれ〜。
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8/16 8:03
青薙山の周辺には綺麗な草原が点在していて、幕営できそうな場所がいくつもある。
ガスが薄くなり、時々太陽の日が差し込む時がある。
晴れてくれ〜。
8:05 青薙山山頂 2406m
こんな荒れた天気なので、もちろん誰もいない。
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8/16 8:05
8:05 青薙山山頂 2406m
こんな荒れた天気なので、もちろん誰もいない。
自撮り。
1
8/16 8:06
自撮り。
上を見上げるとガスの合間からほんの少しだけ青空が見える。
ものすごい速度でガスが流れて行く。
残念ながら少しするとまた真っ白になり、雨が降ってきた。
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8/16 8:06
上を見上げるとガスの合間からほんの少しだけ青空が見える。
ものすごい速度でガスが流れて行く。
残念ながら少しするとまた真っ白になり、雨が降ってきた。
ザックをデポしている青笹山分岐に戻ってきた。
少し休憩してエネルギー補給をする。
雨で濡れているので風に当たりながら休憩していると少し寒い。
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8/16 8:15
ザックをデポしている青笹山分岐に戻ってきた。
少し休憩してエネルギー補給をする。
雨で濡れているので風に当たりながら休憩していると少し寒い。
いよいよか・・・
今回の計画中、一番の難所である『青薙崩れ』がこの先にある。
まさかこんな大荒れの天候でこの場所に来ることになってしまうとは・・・
果たして35kg以上はまだあるザックを背負って通過できるだろうか。
ここから先、登山地図に線は無く、ルートがない事になっている。
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いよいよか・・・
今回の計画中、一番の難所である『青薙崩れ』がこの先にある。
まさかこんな大荒れの天候でこの場所に来ることになってしまうとは・・・
果たして35kg以上はまだあるザックを背負って通過できるだろうか。
ここから先、登山地図に線は無く、ルートがない事になっている。
分岐からはいきなり急坂になる。
少し下って開けた場所から振り返る。
なんとか難所に着くまでに晴れてくれないか空を見上げた。
0
8/16 8:22
分岐からはいきなり急坂になる。
少し下って開けた場所から振り返る。
なんとか難所に着くまでに晴れてくれないか空を見上げた。
辺りは真っ白なので、この先の様子を窺い知ることは出来ない。
なんとも異様な雰囲気が漂っていた。
難所を通過できずに登り返してくるような事にならないと良いけど...
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8/16 8:22
辺りは真っ白なので、この先の様子を窺い知ることは出来ない。
なんとも異様な雰囲気が漂っていた。
難所を通過できずに登り返してくるような事にならないと良いけど...
画像では分らないと思うけど、笹原のものすごい急坂を下って行く。
雨で濡れているのでとにかく滑る。
小木やササを掴んで慎重に下った。
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8/16 8:27
画像では分らないと思うけど、笹原のものすごい急坂を下って行く。
雨で濡れているのでとにかく滑る。
小木やササを掴んで慎重に下った。
下って行って右側(南側)の斜面が崩壊している場所に出てきた。
いよいよか...
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8/16 8:42
下って行って右側(南側)の斜面が崩壊している場所に出てきた。
いよいよか...
ここか・・・状況を見てしばし愕然とする。
画像中央の辺りが足を置ける幅15〜20cmくらいを残して両側ともスッパリ切れ落ちているではないか...
画像で見ると水平のように見えるが、実際にはかなりの下りになっていて、足を垂直には置けない。
しかも右から左へとかなり強い風雨に晒されている。
これはけっこうヤバいぞ...(-_-;)
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8/16 8:44
ここか・・・状況を見てしばし愕然とする。
画像中央の辺りが足を置ける幅15〜20cmくらいを残して両側ともスッパリ切れ落ちているではないか...
画像で見ると水平のように見えるが、実際にはかなりの下りになっていて、足を垂直には置けない。
しかも右から左へとかなり強い風雨に晒されている。
これはけっこうヤバいぞ...(-_-;)
しばらく足元のこの花を見ながらどうやって行くか考えた。
下調べはして来たものの、現物は画像で見るより遥かに危険だ。
地面に両手両足をつき、クライムダウンの姿勢でズルズルと這うように極細のナイフリッジを降り始める。
雨が染み込んだ地面は弱くなっているだろうから、慎重に慎重に降りた。
グローブをした手はドロドロになった。
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8/16 8:44
しばらく足元のこの花を見ながらどうやって行くか考えた。
下調べはして来たものの、現物は画像で見るより遥かに危険だ。
地面に両手両足をつき、クライムダウンの姿勢でズルズルと這うように極細のナイフリッジを降り始める。
雨が染み込んだ地面は弱くなっているだろうから、慎重に慎重に降りた。
グローブをした手はドロドロになった。
なんとか一番の難所を通り過ぎ、安全に立てる場所まで下ってきた。
以前は木の根っこが有って手掛かりがあったらしいが、そんなものは崖下に落ちて行ったのだろう。
何も掴まるものが無く、微妙なバランスの状態でずり落ちてきた感じだった。
あの細い部分が完全に崩れてしまったら、このルートは本当に通れなくなるかも知れないな。
久々に痺れるような緊張感を味わった気分だった(;^ω^)
5
8/16 8:48
なんとか一番の難所を通り過ぎ、安全に立てる場所まで下ってきた。
以前は木の根っこが有って手掛かりがあったらしいが、そんなものは崖下に落ちて行ったのだろう。
何も掴まるものが無く、微妙なバランスの状態でずり落ちてきた感じだった。
あの細い部分が完全に崩れてしまったら、このルートは本当に通れなくなるかも知れないな。
久々に痺れるような緊張感を味わった気分だった(;^ω^)
最大の難所『青薙崩れ』を無事通過することが出来て取り敢えず安心したが、2137の小ピークでロスト。違う尾根を下っていた。
すぐに気付いて登り返したが、油断は出来ない。
イタドリ山の手前にある小笹平は綺麗な笹原の斜面が広がってとても綺麗な場所との事だが、この日は下から風雨が吹き上がってきて、とても楽しめる状況ではなかった(^^;
樹林帯の外に出ると風で体が冷やされてしまうので、簡単に眺めるだけでそそくさと通過した。
2
8/16 9:57
最大の難所『青薙崩れ』を無事通過することが出来て取り敢えず安心したが、2137の小ピークでロスト。違う尾根を下っていた。
すぐに気付いて登り返したが、油断は出来ない。
イタドリ山の手前にある小笹平は綺麗な笹原の斜面が広がってとても綺麗な場所との事だが、この日は下から風雨が吹き上がってきて、とても楽しめる状況ではなかった(^^;
樹林帯の外に出ると風で体が冷やされてしまうので、簡単に眺めるだけでそそくさと通過した。
10:26 イタドリ山山頂 2059m
景色の無い山頂に看板だけが付けられていた。
1
8/16 10:26
10:26 イタドリ山山頂 2059m
景色の無い山頂に看板だけが付けられていた。
この区間は笹薮が続くらしかったが、実際は膝丈くらいの笹で歩くのにほとんど支障はない。
鹿道も有るので気を付けなくてはいけないが、踏み跡も結構あるので進むのに苦労するような場所は少なかった。
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8/16 10:27
この区間は笹薮が続くらしかったが、実際は膝丈くらいの笹で歩くのにほとんど支障はない。
鹿道も有るので気を付けなくてはいけないが、踏み跡も結構あるので進むのに苦労するような場所は少なかった。
青笹山少し手前の広い稜線。
雨風が強いと楽しくない上に疲労も大きい。
意識も朦朧としてくる。
それでもこの辺りは緑が濃くて綺麗な場所だと感じた。
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8/16 11:42
青笹山少し手前の広い稜線。
雨風が強いと楽しくない上に疲労も大きい。
意識も朦朧としてくる。
それでもこの辺りは緑が濃くて綺麗な場所だと感じた。
11:45 青笹山山頂 2209.1m
天候は更に荒れて来ているように感じる。
ここまで一眼レフで撮ってきたが、かなり濡れてきてやばそうなのでザックの中に仕舞い、あとはスマホで撮る事に。
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8/16 11:45
11:45 青笹山山頂 2209.1m
天候は更に荒れて来ているように感じる。
ここまで一眼レフで撮ってきたが、かなり濡れてきてやばそうなのでザックの中に仕舞い、あとはスマホで撮る事に。
三角点の柱石もあった。
小さなアップダウンの連続で足も疲れて来ているが、精神的にも疲れているようで、この日は幻聴も良く聞こえてきた。
何かの大会の放送のような...
呼ばれているような...
サイレンやチャイムの音も聞こえるような気が何度もしていた。
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8/16 11:45
三角点の柱石もあった。
小さなアップダウンの連続で足も疲れて来ているが、精神的にも疲れているようで、この日は幻聴も良く聞こえてきた。
何かの大会の放送のような...
呼ばれているような...
サイレンやチャイムの音も聞こえるような気が何度もしていた。
そんな状況でも自撮りは笑顔で(^-^;
こんな重いザックを背負って、こんな悪条件の中を俺はいったい何やってるんだ!?と何度も思ったが、”楽しむために来ているんじゃないんだ。自分がどこまで出来るか試しに来ているんだから...”などと思いながらこの後も歩き続けた。
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8/16 11:48
そんな状況でも自撮りは笑顔で(^-^;
こんな重いザックを背負って、こんな悪条件の中を俺はいったい何やってるんだ!?と何度も思ったが、”楽しむために来ているんじゃないんだ。自分がどこまで出来るか試しに来ているんだから...”などと思いながらこの後も歩き続けた。
14:45 小河内山景山頂 2065m
ここまで来る途中、数え切れない程のアップダウンを繰返しやっとの事でたどり着いた。
途中、一瞬だけ雲の切れ間から太陽が顔を出し、暖かい日差しを浴びる事が出来た。
その暖かさ、太陽の有難さに涙が出た。
青枯山や三ノ沢山や水無峠山は山頂の看板を探したが見付からなかった。
途中の写真は一枚もない。ただひたすら歩き続けてきた。
ここは電波が入ったので情報収集をしながら少し休憩。
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8/16 14:45
14:45 小河内山景山頂 2065m
ここまで来る途中、数え切れない程のアップダウンを繰返しやっとの事でたどり着いた。
途中、一瞬だけ雲の切れ間から太陽が顔を出し、暖かい日差しを浴びる事が出来た。
その暖かさ、太陽の有難さに涙が出た。
青枯山や三ノ沢山や水無峠山は山頂の看板を探したが見付からなかった。
途中の写真は一枚もない。ただひたすら歩き続けてきた。
ここは電波が入ったので情報収集をしながら少し休憩。
まだかなり長いが先の目途が立ったことにより気が楽になる。
小河内山からは登山道の線が引かれているだけあり、スピードを出して歩けるようになった。
風は一段と強くなり、とにかく寒い。
徐々に標高を下げて行くと大笹峠の車道が見えた。
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8/16 16:18
まだかなり長いが先の目途が立ったことにより気が楽になる。
小河内山からは登山道の線が引かれているだけあり、スピードを出して歩けるようになった。
風は一段と強くなり、とにかく寒い。
徐々に標高を下げて行くと大笹峠の車道が見えた。
法面工事の為の工事車両が止められているが人の気配はなかった。
お盆休みだからな...。
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8/16 16:18
法面工事の為の工事車両が止められているが人の気配はなかった。
お盆休みだからな...。
車道を横切ってあの山を登り切れば山伏の山頂に着く。
早く山伏小屋に入って体を暖めたい。
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8/16 16:18
車道を横切ってあの山を登り切れば山伏の山頂に着く。
早く山伏小屋に入って体を暖めたい。
16:20 大笹峠
ここから200m弱の登り返し。
風雨の中をひたすら歩いて来たため疲労感がものすごいが、これを登り切ってしまえばあとは小屋に入れる。頑張ろう!
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8/16 16:20
16:20 大笹峠
ここから200m弱の登り返し。
風雨の中をひたすら歩いて来たため疲労感がものすごいが、これを登り切ってしまえばあとは小屋に入れる。頑張ろう!
16:52 山伏山頂 2013.2m
地形図を見て分かっていたが、予想通りのすごい急登だった(^^;
でも、最後なので気力で登ってきた。
1
8/16 16:52
16:52 山伏山頂 2013.2m
地形図を見て分かっていたが、予想通りのすごい急登だった(^^;
でも、最後なので気力で登ってきた。
ここもやっぱり景色なし。
今日は本当に厳しい一日になったが、無事にここまで来ることが出来て本当に良かった(^^)
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8/16 16:52
ここもやっぱり景色なし。
今日は本当に厳しい一日になったが、無事にここまで来ることが出来て本当に良かった(^^)
後はのんびり20分ほど下って行けば避難小屋がある。
1
8/16 16:53
後はのんびり20分ほど下って行けば避難小屋がある。
車も通れそうなくらいの広い道をゆっくり下って行く。
粘土質のヌルヌルな場所があり、何度か滑って転んで手や雨具がドロドロになった...(+_+)
ここを入って行くと小屋はすぐそこ。
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8/16 17:10
車も通れそうなくらいの広い道をゆっくり下って行く。
粘土質のヌルヌルな場所があり、何度か滑って転んで手や雨具がドロドロになった...(+_+)
ここを入って行くと小屋はすぐそこ。
17:11 山伏小屋に到着。
入り口はこの反対側。貸し切りだった。
小屋の入り口から踏み跡を下って行くと1分ほどの所に水量充分な沢がある。トイレはない。
ザックを置いて取り敢えず水汲みに行き、ドロドロになった雨具も洗い流した。
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8/16 17:11
17:11 山伏小屋に到着。
入り口はこの反対側。貸し切りだった。
小屋の入り口から踏み跡を下って行くと1分ほどの所に水量充分な沢がある。トイレはない。
ザックを置いて取り敢えず水汲みに行き、ドロドロになった雨具も洗い流した。
貸し切りだったので濡れている装備を一通り広げて干した。
テントも濡れたままだったので広げた。
今日はテント撤収時に話した男性以外、一人とも出会わなかったな...。
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8/16 18:06
貸し切りだったので濡れている装備を一通り広げて干した。
テントも濡れたままだったので広げた。
今日はテント撤収時に話した男性以外、一人とも出会わなかったな...。
誰も来ないので広げたい放題でスミマセン(^^;
身体を動かさなくなると途端に寒くなる。
昼に食べられなかったお茶漬けを食べ、暖かいスープを飲んで体が暖まると倒れ込むように眠ってしまった。
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8/16 18:06
誰も来ないので広げたい放題でスミマセン(^^;
身体を動かさなくなると途端に寒くなる。
昼に食べられなかったお茶漬けを食べ、暖かいスープを飲んで体が暖まると倒れ込むように眠ってしまった。
【大縦走9日目】2018年8月17日(金) 晴れ 時々 曇り
4:00 起床 夜中は風が森を揺らす音が時々聞こえてきたが、朝になると風は止んでいた。
明るくなると晴れている事が分かった。
今朝は野菜をもう少し減らして軽くしたかった為、カレーパスタを作って食べた。
2
8/17 7:10
【大縦走9日目】2018年8月17日(金) 晴れ 時々 曇り
4:00 起床 夜中は風が森を揺らす音が時々聞こえてきたが、朝になると風は止んでいた。
明るくなると晴れている事が分かった。
今朝は野菜をもう少し減らして軽くしたかった為、カレーパスタを作って食べた。
板の間に直で寝ている感じになっているので、多少体が痛いが、鳥のさえずりが聞こえる森の中の避難小屋で雰囲気がとても良い。
昨日は今日の準備を全くしないで寝てしまった。
今日のコースタイムは7時間40分程と少ないので、朝はゆっくり準備をすることが出来た。
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8/17 7:10
板の間に直で寝ている感じになっているので、多少体が痛いが、鳥のさえずりが聞こえる森の中の避難小屋で雰囲気がとても良い。
昨日は今日の準備を全くしないで寝てしまった。
今日のコースタイムは7時間40分程と少ないので、朝はゆっくり準備をすることが出来た。
7:27 山伏小屋出発
稜線に戻ると青空が広がり、気持ちの良い朝の雰囲気。
晴れてくれて嬉しいが、なんで下って来てから晴れるかな(^-^;
1
8/17 7:30
7:27 山伏小屋出発
稜線に戻ると青空が広がり、気持ちの良い朝の雰囲気。
晴れてくれて嬉しいが、なんで下って来てから晴れるかな(^-^;
ガスの向こうに大無間・小無間が見えた。
明日はあの山に登るのか。
ここまでけっこう苦しい登山が続き、疲労が溜まっている感じがする。
頑張れるかな...と若干不安を感じながら眺めた。
2
8/17 7:31
ガスの向こうに大無間・小無間が見えた。
明日はあの山に登るのか。
ここまでけっこう苦しい登山が続き、疲労が溜まっている感じがする。
頑張れるかな...と若干不安を感じながら眺めた。
左の高いところが大無間山。
一番左が小無間山。
小無間山の左下にある薙の部分も昨日の青薙崩れのように稜線の両側が危険な状態になっているらしい。
ただ、青薙崩れと比べたら全然優しいらしい。
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8/17 7:33
左の高いところが大無間山。
一番左が小無間山。
小無間山の左下にある薙の部分も昨日の青薙崩れのように稜線の両側が危険な状態になっているらしい。
ただ、青薙崩れと比べたら全然優しいらしい。
光岳も綺麗に見ることが出来た。
光小屋の南側ってけっこう大きく崩れているんだなぁ...
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8/17 7:32
光岳も綺麗に見ることが出来た。
光小屋の南側ってけっこう大きく崩れているんだなぁ...
7:38 百畳平分岐
ここから10分ほど下った所に百畳峠の登山口があり、トイレが有るのでザックをデポしてトイレを借りに行く。
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8/17 7:38
7:38 百畳平分岐
ここから10分ほど下った所に百畳峠の登山口があり、トイレが有るのでザックをデポしてトイレを借りに行く。
百畳峠
駐車車両は無し。
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8/17 7:53
百畳峠
駐車車両は無し。
トイレ有った。
伝付峠からここまでトイレが無かったのできつかった(;^ω^)
用を済ませてザックに戻る。
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8/17 7:43
トイレ有った。
伝付峠からここまでトイレが無かったのできつかった(;^ω^)
用を済ませてザックに戻る。
緑の濃い森の中を進む。
稜線はかなり平坦な地形になっていて歩きやすい。
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8/17 8:07
緑の濃い森の中を進む。
稜線はかなり平坦な地形になっていて歩きやすい。
木漏れ日が入って来て気持ちがいい。
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8/17 8:25
木漏れ日が入って来て気持ちがいい。
ただ、歩く人はかなり少ないようで踏み跡がかなり薄いところが多い...
どこも道のように見えるし、道じゃないようにも見える。
稜線がかなり広いので、変な方向に進んでしまうと戻ってくるのも大変なので、けっこう慎重に進む必要があった。
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8/17 8:28
ただ、歩く人はかなり少ないようで踏み跡がかなり薄いところが多い...
どこも道のように見えるし、道じゃないようにも見える。
稜線がかなり広いので、変な方向に進んでしまうと戻ってくるのも大変なので、けっこう慎重に進む必要があった。
1785m地点からは今までのまっ平らな道から打って変わって急激な下り坂になる。
樹林帯じゃなかったら怖いほどの斜度だ(^^;)
里山的な場所だと気楽に考えていたが、意外とワイルドなルートだった。
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8/17 8:55
1785m地点からは今までのまっ平らな道から打って変わって急激な下り坂になる。
樹林帯じゃなかったら怖いほどの斜度だ(^^;)
里山的な場所だと気楽に考えていたが、意外とワイルドなルートだった。
激坂を下り切ると牛首峠の車道が見えた。
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8/17 9:08
激坂を下り切ると牛首峠の車道が見えた。
ここは北西が開けていて、ここからも南アルプス主脈の景色が見えた。
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8/17 9:08
ここは北西が開けていて、ここからも南アルプス主脈の景色が見えた。
手前の尾根の向こうに聖岳と上河内岳も少しだけ。
2
8/17 9:09
手前の尾根の向こうに聖岳と上河内岳も少しだけ。
上河内岳
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8/17 9:09
上河内岳
聖岳
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8/17 9:09
聖岳
変わったきのこ(?)が生えていた。
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8/17 9:25
変わったきのこ(?)が生えていた。
牛首峠からは最初だけ急登で、その後はダラダラと緩やかに登る感じの尾根道。
踏み跡が無く分かり辛い場所もあった。
ここで久々に一人の登山者とすれ違った。
この辺りを日帰りで歩いているそうだ。
1
8/17 9:46
牛首峠からは最初だけ急登で、その後はダラダラと緩やかに登る感じの尾根道。
踏み跡が無く分かり辛い場所もあった。
ここで久々に一人の登山者とすれ違った。
この辺りを日帰りで歩いているそうだ。
10:03 笹山山頂 1763.2m
晴天の山頂はずいぶん久々だな...やはり気持ちがいい。
富士山も見えるではないか!
今日は珍しく東風が吹いていて、しかも秋のようなカラッとした冷たい風が吹いている。
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8/17 10:46
10:03 笹山山頂 1763.2m
晴天の山頂はずいぶん久々だな...やはり気持ちがいい。
富士山も見えるではないか!
今日は珍しく東風が吹いていて、しかも秋のようなカラッとした冷たい風が吹いている。
多少木立もあるが景色が見えるのは嬉しい。
南ア主脈の方にはガスが掛かってしまった。
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8/17 10:47
多少木立もあるが景色が見えるのは嬉しい。
南ア主脈の方にはガスが掛かってしまった。
井川湖と湖畔の井川集落も見下ろすことが出来た。
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8/17 10:47
井川湖と湖畔の井川集落も見下ろすことが出来た。
南の方向に目をやると太平洋が見える。
意外と近いじゃないか!
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8/17 10:48
南の方向に目をやると太平洋が見える。
意外と近いじゃないか!
駿河湾の向こうに伊豆半島も見えた。
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8/17 10:49
駿河湾の向こうに伊豆半島も見えた。
今回の計画の最南端に当たるアツラ沢ノ頭も見える。
手前の芝生は静岡県民の森だそうだ。
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8/17 10:48
今回の計画の最南端に当たるアツラ沢ノ頭も見える。
手前の芝生は静岡県民の森だそうだ。
笹山から下り、井川峠までの道も相変わらず平坦な稜線が続く。
踏み跡も薄い。
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8/17 11:06
笹山から下り、井川峠までの道も相変わらず平坦な稜線が続く。
踏み跡も薄い。
昨日までの道と比べたら圧倒的に歩きやすいが、少々飽きてきた。
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8/17 11:11
昨日までの道と比べたら圧倒的に歩きやすいが、少々飽きてきた。
11:38 井川峠
きっと歴史のある峠なのだろう...
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8/17 11:39
11:38 井川峠
きっと歴史のある峠なのだろう...
井川峠からひと山越えたところに屋根のある休憩所が有ったので、ここにザックを置いてアツラ沢ノ頭までピストンする事にした。
ザックカバーを掛けているので雨が降っている訳ではなく、いたずら防止です(^^;)
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8/17 12:10
井川峠からひと山越えたところに屋根のある休憩所が有ったので、ここにザックを置いてアツラ沢ノ頭までピストンする事にした。
ザックカバーを掛けているので雨が降っている訳ではなく、いたずら防止です(^^;)
小走りでスタスタを進む。
やはりザックを下ろすとものすごく身軽だ。
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8/17 12:13
小走りでスタスタを進む。
やはりザックを下ろすとものすごく身軽だ。
県民の森のアスレチックゾーンが登山道脇にある。
アルプスの縦走中なのにこう言う場所にいる自分が少し不思議に感じられる(笑)
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8/17 12:18
県民の森のアスレチックゾーンが登山道脇にある。
アルプスの縦走中なのにこう言う場所にいる自分が少し不思議に感じられる(笑)
12:31 アツラ沢の頭 1513.4m
今回の山行で最南端に当たる三角点のあるピーク。
樹林帯の中にひっそりと佇んでいる感じの、特徴のないピークではあるが、僕にとっては意義のある場所だ。
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8/17 12:31
12:31 アツラ沢の頭 1513.4m
今回の山行で最南端に当たる三角点のあるピーク。
樹林帯の中にひっそりと佇んでいる感じの、特徴のないピークではあるが、僕にとっては意義のある場所だ。
ちゃんと看板のある場所で良かった。
三脚を立てて記念撮影。
なんとかここまで来れた。
全行程から言うとまだ半分までは来ていないが、これからは北上する方向に進む事になるので、気分的には折り返し地点のような気持ちになった。
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8/17 12:35
ちゃんと看板のある場所で良かった。
三脚を立てて記念撮影。
なんとかここまで来れた。
全行程から言うとまだ半分までは来ていないが、これからは北上する方向に進む事になるので、気分的には折り返し地点のような気持ちになった。
ザックまでの帰りは同じ道を歩いたらつまらないので違う道で行く事にした。
県民の森の管理区域になっているようで、至る所に道がある。
だが、殆どの道がもう少しで自然に還ってしまうような状態だ(^^;)
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8/17 12:39
ザックまでの帰りは同じ道を歩いたらつまらないので違う道で行く事にした。
県民の森の管理区域になっているようで、至る所に道がある。
だが、殆どの道がもう少しで自然に還ってしまうような状態だ(^^;)
一部車道を歩いて、県民の森のキャンプ場も軽く視察。
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8/17 12:49
一部車道を歩いて、県民の森のキャンプ場も軽く視察。
管理事務所のロッジ。
0
8/17 12:51
管理事務所のロッジ。
ザックを置いた休憩所に戻ってきた。
ここから井川湖まではほぼ一直線に900m下る道だ。
今日は昼食の米は炊いていないので、カロリーメートなどを食べて出発する。
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8/17 13:02
ザックを置いた休憩所に戻ってきた。
ここから井川湖まではほぼ一直線に900m下る道だ。
今日は昼食の米は炊いていないので、カロリーメートなどを食べて出発する。
車道に出て井川湖への下り口へ。
少し雲の多い天気になってきた。
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8/17 13:15
車道に出て井川湖への下り口へ。
少し雲の多い天気になってきた。
ここから車道と別れて下り始める。
落ち葉などのクッションが効いて歩きやすそうな感じだ。
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8/17 13:23
ここから車道と別れて下り始める。
落ち葉などのクッションが効いて歩きやすそうな感じだ。
最初の内は県民の森の散策コースになっているようで踏み跡がしっかりしていたが、そこを過ぎると踏み跡がドンドン薄くなり、一部勘で歩く場所もあった。
基本的には目印がある。
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8/17 13:31
最初の内は県民の森の散策コースになっているようで踏み跡がしっかりしていたが、そこを過ぎると踏み跡がドンドン薄くなり、一部勘で歩く場所もあった。
基本的には目印がある。
綺麗な大木だなぁ...(*'▽')
2
8/17 13:35
綺麗な大木だなぁ...(*'▽')
複雑な地形の場所もある。
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8/17 13:56
複雑な地形の場所もある。
おーっとハナビラタケを発見!!
でも、もう古くなっていた。
1
8/17 14:06
おーっとハナビラタケを発見!!
でも、もう古くなっていた。
やがて植林地帯に入る。
この辺も少し分かり難かった。
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8/17 14:12
やがて植林地帯に入る。
この辺も少し分かり難かった。
目印のある登山道と、植林地の作業道が並行していて分かり辛い。
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8/17 14:19
目印のある登山道と、植林地の作業道が並行していて分かり辛い。
標高840m付近で林道を横切る。
1
8/17 14:23
標高840m付近で林道を横切る。
下ってきた道。
1
8/17 14:23
下ってきた道。
ここには嘗て山奥の一軒家があったようで、廃屋が一件と畑跡が残っていた。
ものすごい量のわらびが繁茂していた。
1
8/17 14:25
ここには嘗て山奥の一軒家があったようで、廃屋が一件と畑跡が残っていた。
ものすごい量のわらびが繁茂していた。
林道を横切った廃屋の所で登山道をロストしてしまったが、そのまま下っても車道に出られるようなので、登山口ではないところの車道へと降りた。
1
8/17 14:42
林道を横切った廃屋の所で登山道をロストしてしまったが、そのまま下っても車道に出られるようなので、登山口ではないところの車道へと降りた。
井川湖畔に到着。
若干車道歩きが長くなってしまったが、結果的には早く降りてくることが出来たと思う。
すっかり曇り空になっていた。
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8/17 14:47
井川湖畔に到着。
若干車道歩きが長くなってしまったが、結果的には早く降りてくることが出来たと思う。
すっかり曇り空になっていた。
井川大橋が見えてきた。
標高765m。
さすがにここまで下って来るとかなり蒸し暑さを感じる。
でも、これでも今日はかなり涼しいのだとか...
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8/17 14:50
井川大橋が見えてきた。
標高765m。
さすがにここまで下って来るとかなり蒸し暑さを感じる。
でも、これでも今日はかなり涼しいのだとか...
14:53 井川大橋
2tまでの車両も通れる大きな吊り橋だ。
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8/17 14:53
14:53 井川大橋
2tまでの車両も通れる大きな吊り橋だ。
橋の上から見た井川湖の下流方向
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8/17 14:55
橋の上から見た井川湖の下流方向
上流方向。
対岸に渡ったら上流方向へ車道をしばらく歩く予定だ。
1
8/17 14:57
上流方向。
対岸に渡ったら上流方向へ車道をしばらく歩く予定だ。
橋を渡った所にバス停があった。
ここでしばらく休憩させてもらった。
登山靴の紐を緩め、1時間弱の車道歩きの準備をする。
田代集落から大無間−光岳までのルートは妻も歩きたいらしく、この後合流する予定。
そのうち追い抜かれる(笑)
2
8/17 15:00
橋を渡った所にバス停があった。
ここでしばらく休憩させてもらった。
登山靴の紐を緩め、1時間弱の車道歩きの準備をする。
田代集落から大無間−光岳までのルートは妻も歩きたいらしく、この後合流する予定。
そのうち追い抜かれる(笑)
車の行き交う車道横を田代の集落に向かって歩き始める。
車道脇には古い家屋やお茶畑などがあり、『静岡県の山奥を歩いているんだな...』と実感させられた。
南アルプスの主要ルートはほぼ全て歩いているが、井川の街に来るのは今回が始めてだ。
2
8/17 15:17
車の行き交う車道横を田代の集落に向かって歩き始める。
車道脇には古い家屋やお茶畑などがあり、『静岡県の山奥を歩いているんだな...』と実感させられた。
南アルプスの主要ルートはほぼ全て歩いているが、井川の街に来るのは今回が始めてだ。
車道脇の集落や植物を興味深く眺めながら歩き続ける。
登山靴でのアスファルト歩きは苦手だ。
昨日の雨で登山靴はまだしっかりと濡れていて、ふやけた足が擦れて傷んでいるのを感じる。
1
8/17 15:31
車道脇の集落や植物を興味深く眺めながら歩き続ける。
登山靴でのアスファルト歩きは苦手だ。
昨日の雨で登山靴はまだしっかりと濡れていて、ふやけた足が擦れて傷んでいるのを感じる。
妻が長野県から山梨を回って車で到着。
写真だけ撮られて先に行ってしまった(;^ω^)
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妻が長野県から山梨を回って車で到着。
写真だけ撮られて先に行ってしまった(;^ω^)
蛇行した大井川の向こうに田代の集落が見えた。
今日は行動時間が短い日だったが、出発が遅かった分、それなりにいい時間になってしまったな。
1
8/17 15:48
蛇行した大井川の向こうに田代の集落が見えた。
今日は行動時間が短い日だったが、出発が遅かった分、それなりにいい時間になってしまったな。
井川の集落からは昨日嵐の中で通過した小河内山を見ることが出来た。
どおりであそこだけ電波が入ると思った。
2
8/17 15:51
井川の集落からは昨日嵐の中で通過した小河内山を見ることが出来た。
どおりであそこだけ電波が入ると思った。
15:58 田代 てしゃまんくの里駐車場
今日の目的地はここ。
これで前半戦終了。と言ったところかな。
予想以上にキツイ展開だった。
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8/17 15:59
15:58 田代 てしゃまんくの里駐車場
今日の目的地はここ。
これで前半戦終了。と言ったところかな。
予想以上にキツイ展開だった。
先に到着していた妻と合流。
疲れが溜まっている事と、今後の計画の事を考え、話し合った結果明日は停滞して休息日にする事にした。
6
8/17 16:25
先に到着していた妻と合流。
疲れが溜まっている事と、今後の計画の事を考え、話し合った結果明日は停滞して休息日にする事にした。
てしゃまんくの里駐車場前で一枚。
予定ではここの駐車場かキャンプ場前の登山者駐車場に野宿しようと思っていたが、妻が来てくれたのにそれは申し訳ない為、すぐ目の前にあるオートキャンプ場に泊まる事にした。
2
8/17 16:35
てしゃまんくの里駐車場前で一枚。
予定ではここの駐車場かキャンプ場前の登山者駐車場に野宿しようと思っていたが、妻が来てくれたのにそれは申し訳ない為、すぐ目の前にあるオートキャンプ場に泊まる事にした。
オートキャンプ場の入り口にはTJARのチェックポイントがあり、選手の到着を待ち構えていた。
通過選手はまだ一人だけだそうだ。
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8/17 15:56
オートキャンプ場の入り口にはTJARのチェックポイントがあり、選手の到着を待ち構えていた。
通過選手はまだ一人だけだそうだ。
まさか大縦走中にオートキャンプするとは...(^^;)
利用者は少なく、広々していて快適なキャンプ場だった。
1
8/17 16:57
まさか大縦走中にオートキャンプするとは...(^^;)
利用者は少なく、広々していて快適なキャンプ場だった。
明日は休息日と決めたので、妻とのんびり今までの事や仕事の話をして過ごす。
明日も晴れそうなので、濡れている装備を乾燥させたり、衣服の洗濯などをやろうと思っている。
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8/17 17:22
明日は休息日と決めたので、妻とのんびり今までの事や仕事の話をして過ごす。
明日も晴れそうなので、濡れている装備を乾燥させたり、衣服の洗濯などをやろうと思っている。
【大縦走10日目】2018年8月18日(土) 晴れ のち 曇り
5:00 起床
芝生のキャンプ場なので非常に気持ちよく眠れた。
キャンプ場の入り口にあるTJARのチェックポイントに顔を出して通過選手の情報を見る。
でも、僕はあまり興味のない分野なので見ても良く分からない...
1
8/18 6:13
【大縦走10日目】2018年8月18日(土) 晴れ のち 曇り
5:00 起床
芝生のキャンプ場なので非常に気持ちよく眠れた。
キャンプ場の入り口にあるTJARのチェックポイントに顔を出して通過選手の情報を見る。
でも、僕はあまり興味のない分野なので見ても良く分からない...
午前中は気持ちのいい青空が広がり、朝から炊事場で洗濯をしたり、装備の修理をしたりして過ごす。
すぐ近くの山で崩落があり、凄い轟音が集落に響き渡って驚いた!
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8/18 9:40
午前中は気持ちのいい青空が広がり、朝から炊事場で洗濯をしたり、装備の修理をしたりして過ごす。
すぐ近くの山で崩落があり、凄い轟音が集落に響き渡って驚いた!
ロープを渡して洗った洗濯物を干す。
風も爽やかで本当に気持ちがいい。
疲れが癒えるのを感じる。
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8/18 9:41
ロープを渡して洗った洗濯物を干す。
風も爽やかで本当に気持ちがいい。
疲れが癒えるのを感じる。
ずっと濡れていた登山靴もしっかりと乾いてくれた。
2
8/18 10:09
ずっと濡れていた登山靴もしっかりと乾いてくれた。
この様な気持ちいい青空の日に森林限界より上を歩けていたら気持ちいいのに...などとも考えるが、今日は体を休める為に一日使うことにして良かったと思う。
0
8/18 10:09
この様な気持ちいい青空の日に森林限界より上を歩けていたら気持ちいいのに...などとも考えるが、今日は体を休める為に一日使うことにして良かったと思う。
妻が大無間〜光岳を歩いた後、下山する時に使う折りたたみ自転車を白樺荘にデポしに行くとの事なので、同行させてもらう事にした。
まずは明日、大無間山に登る登山口をチェック。
飲み水はここで汲めるようになっている。
焼津市から来たバイクの男性が居て、今日は小無間小屋に泊るとの事だった。
明日どこかですれ違う事になるので、しばらくお話をして別れた。
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8/18 10:25
妻が大無間〜光岳を歩いた後、下山する時に使う折りたたみ自転車を白樺荘にデポしに行くとの事なので、同行させてもらう事にした。
まずは明日、大無間山に登る登山口をチェック。
飲み水はここで汲めるようになっている。
焼津市から来たバイクの男性が居て、今日は小無間小屋に泊るとの事だった。
明日どこかですれ違う事になるので、しばらくお話をして別れた。
妻の車で大井川を遡り、白樺荘の方へ走って行くと、谷の間から青薙山の姿が見えた。
山頂部だけガスってしまっているが、二日前に決死の覚悟で越えた青薙崩れの場所を見ることが出来た。
4
8/18 10:48
妻の車で大井川を遡り、白樺荘の方へ走って行くと、谷の間から青薙山の姿が見えた。
山頂部だけガスってしまっているが、二日前に決死の覚悟で越えた青薙崩れの場所を見ることが出来た。
稜線が窪んでいるところの僅かに左側が青薙崩れのナイフリッジの場所だ...
よくあの状況で越えることが出来たな...と改めて振り返った。
2
8/18 10:49
稜線が窪んでいるところの僅かに左側が青薙崩れのナイフリッジの場所だ...
よくあの状況で越えることが出来たな...と改めて振り返った。
白樺荘に着くとTJARのランナーが何名か到着していて、入り口に人だかりが出来ていた。
1
8/18 11:18
白樺荘に着くとTJARのランナーが何名か到着していて、入り口に人だかりが出来ていた。
施設の人に許可を得て、施設の片隅に折りたたみ自転車を置かせてもらった。
大縦走の途中なのに車で移動している自分が非常に不思議な感覚になった。
本来歩くルートを車で移動している訳ではないので、まぁこれはアリという事にした(^^;)
1
8/18 11:41
施設の人に許可を得て、施設の片隅に折りたたみ自転車を置かせてもらった。
大縦走の途中なのに車で移動している自分が非常に不思議な感覚になった。
本来歩くルートを車で移動している訳ではないので、まぁこれはアリという事にした(^^;)
キャンプ場に戻り明日の準備をする。
明日は気持ちよく晴れる予報だが、その後の天気が変わってしまい、またしばらく良くないようだ...(-_-;)
妻は雨の中を歩き続けるのを嫌い、明日からの山行は取りやめる事になった。
傷んでいた足も今日一日休めたおかげでいくらか良くなった。
明日からまた一人で頑張るか!
3
8/18 17:42
キャンプ場に戻り明日の準備をする。
明日は気持ちよく晴れる予報だが、その後の天気が変わってしまい、またしばらく良くないようだ...(-_-;)
妻は雨の中を歩き続けるのを嫌い、明日からの山行は取りやめる事になった。
傷んでいた足も今日一日休めたおかげでいくらか良くなった。
明日からまた一人で頑張るか!
【大縦走11日目】2018年8月19日(日) 晴れ
2:00 起床
今日は妻のテントからの出発なので30分程早く準備が終わった。
例によって僕のザックを背負いたがる人(笑)
持って来てくれた秤でザックを測ったら36kgになっていた。
4
8/19 3:37
【大縦走11日目】2018年8月19日(日) 晴れ
2:00 起床
今日は妻のテントからの出発なので30分程早く準備が終わった。
例によって僕のザックを背負いたがる人(笑)
持って来てくれた秤でザックを測ったら36kgになっていた。
3:37 出発
本当にいい休息日になったと思う。
今年の大縦走はこの後も天気が悪い日が続きそうだけど、ザックも軽くなってきたし、光岳まで行ってしまえば整備された南アのメジャールートを歩けるから頑張れる気がする。
3
3:37 出発
本当にいい休息日になったと思う。
今年の大縦走はこの後も天気が悪い日が続きそうだけど、ザックも軽くなってきたし、光岳まで行ってしまえば整備された南アのメジャールートを歩けるから頑張れる気がする。
キャンプ場の入り口まで見送りに来てくれた妻と別れる。
白樺荘にデポした自転車を忘れて帰らないようにね〜(笑)
2
キャンプ場の入り口まで見送りに来てくれた妻と別れる。
白樺荘にデポした自転車を忘れて帰らないようにね〜(笑)
登山道入り口にある看板。
登攀具など充分な装備はまったくありませんが...(^^;)
まぁ行ってみれば分かるか。
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8/19 3:59
登山道入り口にある看板。
登攀具など充分な装備はまったくありませんが...(^^;)
まぁ行ってみれば分かるか。
登山届の提出所は車道から少し登った所にある。
神社の駐車場から入って来てもこの場所に出てくる。
0
8/19 4:03
登山届の提出所は車道から少し登った所にある。
神社の駐車場から入って来てもこの場所に出てくる。
1時間ほどは暗い登山道をヘッデンを点けて黙々と登り続ける。
日帰りのソロの男性が早々に抜いていった。
太陽が出て明るくなったのでザックを下ろして休憩。
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8/19 5:38
1時間ほどは暗い登山道をヘッデンを点けて黙々と登り続ける。
日帰りのソロの男性が早々に抜いていった。
太陽が出て明るくなったのでザックを下ろして休憩。
その後も急登が続くが、アップダウンは殆どなく、一定の斜度でどんどん標高を上げていけるので比較的楽だ。
0
8/19 7:08
その後も急登が続くが、アップダウンは殆どなく、一定の斜度でどんどん標高を上げていけるので比較的楽だ。
7:11 小無間小屋があるP4に到着。
山頂部は広々としている。
0
8/19 7:11
7:11 小無間小屋があるP4に到着。
山頂部は広々としている。
三角点より少し先に進むと小無間小屋があった。
0
8/19 7:12
三角点より少し先に進むと小無間小屋があった。
中は8畳ほどの板の間があるだけ。
昨日、登山口でお話をした焼津市の男性の荷物がデポしてあった。
カロリーメートを食べて休憩する。
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8/19 7:13
中は8畳ほどの板の間があるだけ。
昨日、登山口でお話をした焼津市の男性の荷物がデポしてあった。
カロリーメートを食べて休憩する。
小屋を出発するとここにも注意喚起の看板があった。
ここから尾根が細くなり、小無間山までアップダウンしながら登って行く鋸歯と呼ばれる区間になる。
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8/19 7:26
小屋を出発するとここにも注意喚起の看板があった。
ここから尾根が細くなり、小無間山までアップダウンしながら登って行く鋸歯と呼ばれる区間になる。
ガスが湧いてきてしまったな・・・
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8/19 7:30
ガスが湧いてきてしまったな・・・
両側が急峻になり、岩の多い樹林帯を進む。
1
8/19 7:35
両側が急峻になり、岩の多い樹林帯を進む。
P3からの下り。
けっこう急な場所が多く、場所によってはクライムダウンで下った。
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8/19 7:59
P3からの下り。
けっこう急な場所が多く、場所によってはクライムダウンで下った。
P2は少し広い感じのピーク。
ナッツを食べて小休憩。
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8/19 8:25
P2は少し広い感じのピーク。
ナッツを食べて小休憩。
P1の狭いピークを過ぎると崩壊地の雰囲気が漂ってくる。
ここから先は登山地図で線が消されている区間になる。
どんな場所が待ち受けているのだろうか...
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8/19 8:55
P1の狭いピークを過ぎると崩壊地の雰囲気が漂ってくる。
ここから先は登山地図で線が消されている区間になる。
どんな場所が待ち受けているのだろうか...
樹林の向こうに崩壊してむき出しになった岩肌が見え隠れする。
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8/19 9:01
樹林の向こうに崩壊してむき出しになった岩肌が見え隠れする。
問題の場所に到着。
こちらは南側崩壊地。
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8/19 9:02
問題の場所に到着。
こちらは南側崩壊地。
ここがナイフリッジ上の崩壊地。
確かに両側とも崩れているが、切れ落ちているという程のことはなく、普通に歩けそうだ。
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8/19 9:03
ここがナイフリッジ上の崩壊地。
確かに両側とも崩れているが、切れ落ちているという程のことはなく、普通に歩けそうだ。
ナイフリッジ上の場所から両サイドの崩壊地を見るとこんな感じ。
リッジの頂点は人が普通に歩ける幅が充分にある。
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8/19 9:03
ナイフリッジ上の場所から両サイドの崩壊地を見るとこんな感じ。
リッジの頂点は人が普通に歩ける幅が充分にある。
リッジ部を過ぎると急なザレ地を登るが、ロープを使わなくても普通に登れるくらいの斜度。
先日の青薙崩れと比べたら全く何の問題も無い場所だった。
北アルプスだったら普通に実線ルートだと思う。
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8/19 9:04
リッジ部を過ぎると急なザレ地を登るが、ロープを使わなくても普通に登れるくらいの斜度。
先日の青薙崩れと比べたら全く何の問題も無い場所だった。
北アルプスだったら普通に実線ルートだと思う。
むしろその後の急登の方が大変だった。
倒木が多く、乗り越えられれば良いのだが、狭いスペースをくぐり抜けるしかない場所が多かった。
大きなザックだとかなり無駄な体力を使う。
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8/19 9:08
むしろその後の急登の方が大変だった。
倒木が多く、乗り越えられれば良いのだが、狭いスペースをくぐり抜けるしかない場所が多かった。
大きなザックだとかなり無駄な体力を使う。
倒木区間が終わっても急登が続いたが、ザックの重量もそれなりに軽くなってきたので調子よく登ることが出来た。
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8/19 9:42
倒木区間が終わっても急登が続いたが、ザックの重量もそれなりに軽くなってきたので調子よく登ることが出来た。
小無間山の山頂直下でソロの男性とすれ違った。
聞くと環境省の関係の方で、レッドリストに載る絶滅危惧種の蛾の調査をしているそうだ。
すごくジェントルマンな雰囲気を醸し出している方で、話し方もすごく素敵でとても引き込まれた。
蝶の種類よりも蛾の種類の方が20倍も多いらしく、研究するなら蛾の方がずっと奥が深いのだそうだ。
僕が安曇野に住んでいると話したら、田淵行男さんの事について感慨深く話してくれた。
幕営地で出会えればもっと話をしたかった。
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8/19 10:01
小無間山の山頂直下でソロの男性とすれ違った。
聞くと環境省の関係の方で、レッドリストに載る絶滅危惧種の蛾の調査をしているそうだ。
すごくジェントルマンな雰囲気を醸し出している方で、話し方もすごく素敵でとても引き込まれた。
蝶の種類よりも蛾の種類の方が20倍も多いらしく、研究するなら蛾の方がずっと奥が深いのだそうだ。
僕が安曇野に住んでいると話したら、田淵行男さんの事について感慨深く話してくれた。
幕営地で出会えればもっと話をしたかった。
10:06 小無間山山頂 2149.7m
大きな看板はなく、地元山岳会と思われる看板と三角点が埋設されていた。
山頂は広く穏やかな雰囲気。青空も見えてきた。
白樺荘の方から登ってくるルートも有るらしい。
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8/19 10:07
10:06 小無間山山頂 2149.7m
大きな看板はなく、地元山岳会と思われる看板と三角点が埋設されていた。
山頂は広く穏やかな雰囲気。青空も見えてきた。
白樺荘の方から登ってくるルートも有るらしい。
小無間山から先はとても穏やかな樹林帯の稜線歩きとなる。
アップダウンも緩やかでスピードを上げて歩く事が出来る。
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8/19 10:24
小無間山から先はとても穏やかな樹林帯の稜線歩きとなる。
アップダウンも緩やかでスピードを上げて歩く事が出来る。
だが、木の根っこが罠のように輪っかになっていて、そこに足を引っかけて派手に転んでしまった。
転んだ先に太い木が立っていて、手で押さえたけどザックが重すぎて額を強打(+_+)
これは痛かった...
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8/19 10:34
だが、木の根っこが罠のように輪っかになっていて、そこに足を引っかけて派手に転んでしまった。
転んだ先に太い木が立っていて、手で押さえたけどザックが重すぎて額を強打(+_+)
これは痛かった...
唐松谷ノ頭に到着。
殆ど同じ高さに広がる雲海の向こうに目指す大無間山が浮かび上がっていた。
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8/19 10:36
唐松谷ノ頭に到着。
殆ど同じ高さに広がる雲海の向こうに目指す大無間山が浮かび上がっていた。
せっかくだから記念写真でも撮ろうかとザックを下ろしたところ、ザックに付けていた帽子がない事に気付く!
たぶん小無間手前の倒木ゾーンで枝に引っ掛かって取れてしまったんだ...(T_T)
これからまだまだ使う予定あるし、かなり気に入っていたのでガッカリ。
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8/19 10:43
せっかくだから記念写真でも撮ろうかとザックを下ろしたところ、ザックに付けていた帽子がない事に気付く!
たぶん小無間手前の倒木ゾーンで枝に引っ掛かって取れてしまったんだ...(T_T)
これからまだまだ使う予定あるし、かなり気に入っていたのでガッカリ。
11:19 関ノ沢ノ頭(中無間山) 2109m
昨日出会った焼津市の方と、朝追い抜かれた男性とすれ違ったので事情を話し、もし帽子が落ちていたら着払いで送ってもらえるように連絡先を渡しておいた。
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8/19 11:19
11:19 関ノ沢ノ頭(中無間山) 2109m
昨日出会った焼津市の方と、朝追い抜かれた男性とすれ違ったので事情を話し、もし帽子が落ちていたら着払いで送ってもらえるように連絡先を渡しておいた。
緩やかなアップダウンが続き、歩いていて気持ちのいい稜線を大無間に向かって緩やかに登って行く。
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8/19 11:28
緩やかなアップダウンが続き、歩いていて気持ちのいい稜線を大無間に向かって緩やかに登って行く。
小さな崩壊地から富士山が見えた。
今日は風も穏やかだし、暑さもあまり感じない晴天で、本当に気持ちがいい。
こんな日が続いてくれると有難いのだけれど...(^^;)
2
8/19 12:14
小さな崩壊地から富士山が見えた。
今日は風も穏やかだし、暑さもあまり感じない晴天で、本当に気持ちがいい。
こんな日が続いてくれると有難いのだけれど...(^^;)
大無間山は視界のないピークらしいが、南アルプスを見渡せる場所があった。
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8/19 12:18
大無間山は視界のないピークらしいが、南アルプスを見渡せる場所があった。
明日到着する予定の光岳。
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8/19 12:21
明日到着する予定の光岳。
左が聖岳。真ん中が茶臼岳。右が赤石岳。
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8/19 12:21
左が聖岳。真ん中が茶臼岳。右が赤石岳。
赤石岳。山頂の右に避難小屋が見える。
1
8/19 12:21
赤石岳。山頂の右に避難小屋が見える。
悪沢岳
1
8/19 12:21
悪沢岳
これは遠すぎて良く分からないけど、たぶん右から白河内岳、広河内岳、農鳥岳、間ノ岳だと思う。
1
8/19 12:22
これは遠すぎて良く分からないけど、たぶん右から白河内岳、広河内岳、農鳥岳、間ノ岳だと思う。
鳳凰三山までも見えた!
凄いな、南アルプスのほぼ端から端まで見えている事になる。
3
8/19 12:22
鳳凰三山までも見えた!
凄いな、南アルプスのほぼ端から端まで見えている事になる。
これはたぶん中央アルプスの千畳敷や宝剣岳あたりだと思う。
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8/19 12:22
これはたぶん中央アルプスの千畳敷や宝剣岳あたりだと思う。
これから向かうルート。
左が小根沢山で、右が大根沢山。
この辺りも登山地図に線が引かれていないルートになる。
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8/19 12:30
これから向かうルート。
左が小根沢山で、右が大根沢山。
この辺りも登山地図に線が引かれていないルートになる。
大無間山の山頂すぐ手前に三方嶺方面に下る分岐がある。
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8/19 12:42
大無間山の山頂すぐ手前に三方嶺方面に下る分岐がある。
12:43 大無間山山頂 2329m
広々とした山頂部にしっかりとした看板が立てられていた。
2
8/19 12:48
12:43 大無間山山頂 2329m
広々とした山頂部にしっかりとした看板が立てられていた。
良く分からないが山頂部にはタンクとかの人工物が多くあった。
幕営跡も多い。
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8/19 12:43
良く分からないが山頂部にはタンクとかの人工物が多くあった。
幕営跡も多い。
大無間山のすぐ南に前無間山と言うのが有るので、ついでに行ってみる事にした。
0
8/19 13:02
大無間山のすぐ南に前無間山と言うのが有るので、ついでに行ってみる事にした。
前無間山は南側の展望があり、海を見ることが出来た。
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8/19 13:03
前無間山は南側の展望があり、海を見ることが出来た。
この先も踏み跡が続いており、風イラズを経て大井川ダムの方に下るルートがあるらしい。
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8/19 13:03
この先も踏み跡が続いており、風イラズを経て大井川ダムの方に下るルートがあるらしい。
大無間に戻ってお湯を沸かし、お茶漬けを食べた。
昼にガスを使ってお茶漬けを食べられたのは仙塩尾根以来の事だ(笑)
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8/19 13:17
大無間に戻ってお湯を沸かし、お茶漬けを食べた。
昼にガスを使ってお茶漬けを食べられたのは仙塩尾根以来の事だ(笑)
大無間を出発。
大きなきのこが生えていた。
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8/19 13:56
大無間を出発。
大きなきのこが生えていた。
大無間からは小木の乱立する穏やかな稜線を下り、やがて急な下りになる。
道はしっかりしている。
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8/19 14:06
大無間からは小木の乱立する穏やかな稜線を下り、やがて急な下りになる。
道はしっかりしている。
200mほど下るとコルに出た。
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8/19 14:11
200mほど下るとコルに出た。
三隅池は昔はちゃんとした池だったらしいが、今は沼地になっていて、鹿のヌタ場になっていた。
0
8/19 14:16
三隅池は昔はちゃんとした池だったらしいが、今は沼地になっていて、鹿のヌタ場になっていた。
今朝であった蛾の調査をしていた男性はこの辺りに泊まり込んで調査していたそうだ。
昔はここはちゃんとした池で、小さな小屋があったそうだ。
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8/19 14:18
今朝であった蛾の調査をしていた男性はこの辺りに泊まり込んで調査していたそうだ。
昔はここはちゃんとした池で、小さな小屋があったそうだ。
三隅池から先は笹が生える稜線となり、南ア深南部の雰囲気となる。
低い笹原なので抵抗は感じないが、足をちゃんと踏ん張れる所に置き難いので、やはり少し歩き難さを感じる。
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8/19 14:21
三隅池から先は笹が生える稜線となり、南ア深南部の雰囲気となる。
低い笹原なので抵抗は感じないが、足をちゃんと踏ん張れる所に置き難いので、やはり少し歩き難さを感じる。
南部の見晴らしが良い。
ガスが掛かっているのが風イラズだと思う。
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8/19 14:27
南部の見晴らしが良い。
ガスが掛かっているのが風イラズだと思う。
笹原の向こう側が明るい。
三方嶺に着いたようだ。
0
8/19 14:42
笹原の向こう側が明るい。
三方嶺に着いたようだ。
14:44 三方嶺 2150m
三方嶺の東側は大きく崩壊していた。
景色も良く、穏やかで広い山頂部で気持ちのいい場所だった。
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8/19 14:44
14:44 三方嶺 2150m
三方嶺の東側は大きく崩壊していた。
景色も良く、穏やかで広い山頂部で気持ちのいい場所だった。
三方嶺から先は線の引かれていないルートになる。
コースタイムの目安がない為、どのくらい時間が掛かるのか未知数だ。
崩壊地を巻くようにして北へと進んでいく。
1
8/19 14:54
三方嶺から先は線の引かれていないルートになる。
コースタイムの目安がない為、どのくらい時間が掛かるのか未知数だ。
崩壊地を巻くようにして北へと進んでいく。
小根沢山を過ぎたところにも大きく崩壊した場所があった。
縁を歩くのは恐ろしい為、樹林の中を歩く。
1
8/19 15:41
小根沢山を過ぎたところにも大きく崩壊した場所があった。
縁を歩くのは恐ろしい為、樹林の中を歩く。
道は意外としっかりしていて迷うことは無いが、根っこや砂利道が多く、歩き難い下りがアザミ沢ノコルまで300m弱続く。
0
8/19 15:55
道は意外としっかりしていて迷うことは無いが、根っこや砂利道が多く、歩き難い下りがアザミ沢ノコルまで300m弱続く。
木の間から大根沢山が見えた。
今日はどこまで行けるだろうか。
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8/19 15:57
木の間から大根沢山が見えた。
今日はどこまで行けるだろうか。
アザミ沢ノコルの手前にある幕営適地。
ここに泊まろうかとも考えていたが、思っていたよりもコルの水場まで遠い...
水を汲んでまた戻ってくる事を考えると、コルを過ぎた先に幕営適地が有ればそこまで行ってしまいたい。(有ればの話だけど...)
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8/19 16:11
アザミ沢ノコルの手前にある幕営適地。
ここに泊まろうかとも考えていたが、思っていたよりもコルの水場まで遠い...
水を汲んでまた戻ってくる事を考えると、コルを過ぎた先に幕営適地が有ればそこまで行ってしまいたい。(有ればの話だけど...)
悩んだ結果、事前に予定していた幕営適地は諦めてアザミ沢ノコルまで下る事にした。
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8/19 16:23
悩んだ結果、事前に予定していた幕営適地は諦めてアザミ沢ノコルまで下る事にした。
16:23 アザミ沢ノコル 1850m
このコルは水を得るのが非常に簡単。
コルの東側はシダ植物が生えていて、底を下って行くと2〜3分で水が湧き出る沢に出る。
コルからも覗き込むと流れが見える距離だ。
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8/19 16:24
16:23 アザミ沢ノコル 1850m
このコルは水を得るのが非常に簡単。
コルの東側はシダ植物が生えていて、底を下って行くと2〜3分で水が湧き出る沢に出る。
コルからも覗き込むと流れが見える距離だ。
少し下って行くと水の音が聞こえてくる。
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8/19 16:25
少し下って行くと水の音が聞こえてくる。
プラティパス二袋に満タン約5リットル汲んだ。
2
8/19 16:29
プラティパス二袋に満タン約5リットル汲んだ。
コルから少し登った所に平地がありそうだったので狙っていたが、イマイチ平坦な場所が無く、悩んだが先に進む事にした。
出発してから既に13時間半が経過しているが、日没時間までにはまだ余裕がある。
0
8/19 16:59
コルから少し登った所に平地がありそうだったので狙っていたが、イマイチ平坦な場所が無く、悩んだが先に進む事にした。
出発してから既に13時間半が経過しているが、日没時間までにはまだ余裕がある。
明日は昼過ぎくらいからまた崩れてくるみたいだし、今日の内に少しでも先に進んでしまうのが得策かも知れないと思い、良い幕営地が現れなければ大根沢山まで頑張ってしまおうと思う。
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8/19 17:21
明日は昼過ぎくらいからまた崩れてくるみたいだし、今日の内に少しでも先に進んでしまうのが得策かも知れないと思い、良い幕営地が現れなければ大根沢山まで頑張ってしまおうと思う。
遥か遠くに池口岳が見えてきた。
日が傾いてきていい雰囲気だ。
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8/19 17:36
遥か遠くに池口岳が見えてきた。
日が傾いてきていい雰囲気だ。
南アルプスは樹林帯が多いが、隆起に伴う大規模崩壊地が多くあるので、標高が低くても景色を楽しめる場所が意外と多い。
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8/19 17:37
南アルプスは樹林帯が多いが、隆起に伴う大規模崩壊地が多くあるので、標高が低くても景色を楽しめる場所が意外と多い。
5リットルの水を汲んだので、再び40kgのザックを担いでの登りだ。
3
8/19 17:37
5リットルの水を汲んだので、再び40kgのザックを担いでの登りだ。
南西部の山々が雲海から浮かび上がっている。
あちらの方の山にはまだ行った事が全くない。
5
8/19 17:38
南西部の山々が雲海から浮かび上がっている。
あちらの方の山にはまだ行った事が全くない。
秋を思わせるような雲。
お盆も過ぎたし、もうそろそろ秋の空に変わって来てもおかしくはないか...
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8/19 17:39
秋を思わせるような雲。
お盆も過ぎたし、もうそろそろ秋の空に変わって来てもおかしくはないか...
登ってきた尾根。
左端がアザミ沢ノコルだ。
ずいぶん登ってきた。もう少しで大根沢山に着きそう。
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8/19 17:59
登ってきた尾根。
左端がアザミ沢ノコルだ。
ずいぶん登ってきた。もう少しで大根沢山に着きそう。
18:00 日没時間が近くなってきた。
風も弱く穏やかな晴天の一日。
こんな日は良い日は今回の山行で初めてだったと思う。
終わってしまうのが名残惜しいくらいだった。
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8/19 18:00
18:00 日没時間が近くなってきた。
風も弱く穏やかな晴天の一日。
こんな日は良い日は今回の山行で初めてだったと思う。
終わってしまうのが名残惜しいくらいだった。
登りが終わると木々に囲まれたものすごい広い平坦地に出た。
大根沢山の山頂部なのだが、どこが本当の山頂という事になっているのか良く分からない。
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8/19 18:07
登りが終わると木々に囲まれたものすごい広い平坦地に出た。
大根沢山の山頂部なのだが、どこが本当の山頂という事になっているのか良く分からない。
18:14 大根沢山山頂 2239.2m
周りより少し高いような気がするところに標石があった。
これが三角点なのかな?
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8/19 18:14
18:14 大根沢山山頂 2239.2m
周りより少し高いような気がするところに標石があった。
これが三角点なのかな?
とにかく平坦が続く山頂部なので、どこにでも幕営できるような感じだ。
落ち葉が敷き詰められて自然のクッションが良さそうな場所にテントを張る事にした。
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8/19 18:16
とにかく平坦が続く山頂部なので、どこにでも幕営できるような感じだ。
落ち葉が敷き詰められて自然のクッションが良さそうな場所にテントを張る事にした。
テントを張っていると木の間から夕陽が差し込んできた。
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8/19 18:25
テントを張っていると木の間から夕陽が差し込んできた。
森の中にオレンジ色の光線が差し込み、幻想的な光景が広がった。
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8/19 18:30
森の中にオレンジ色の光線が差し込み、幻想的な光景が広がった。
振り返ってみると、森にたくさんの灯が点けられたような光景が...
こんな景色は今までに見たことが無かったので感動した。
5
8/19 18:30
振り返ってみると、森にたくさんの灯が点けられたような光景が...
こんな景色は今までに見たことが無かったので感動した。
今日は15時間ほどの行動時間になった。
さすがに疲れたようでテントに入って夕食を食べたら眠気に負けて寝てしまった。
23時頃に目が覚めて日記と明日の準備をした。
月や星が木の間から見えていた。
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8/19 18:31
今日は15時間ほどの行動時間になった。
さすがに疲れたようでテントに入って夕食を食べたら眠気に負けて寝てしまった。
23時頃に目が覚めて日記と明日の準備をした。
月や星が木の間から見えていた。
【大縦走12日目】2018年8月20日(月)霧雨 時々 曇り
2:30 起床 夜は地面がフカフカなおかげで快適な睡眠がとれた。起きて炊飯していたらテントにポツリポツリと水滴の落ちる音...。
今日までは天気が持つ予報だったのに!?とガッカリする。その後も雨はシトシトと降り続け、テントがまた濡れてしまった。
1
8/20 4:41
【大縦走12日目】2018年8月20日(月)霧雨 時々 曇り
2:30 起床 夜は地面がフカフカなおかげで快適な睡眠がとれた。起きて炊飯していたらテントにポツリポツリと水滴の落ちる音...。
今日までは天気が持つ予報だったのに!?とガッカリする。その後も雨はシトシトと降り続け、テントがまた濡れてしまった。
5:00 大根沢山出発。
大根沢山までは白樺荘からの周回で歩く人が多い為か、踏み跡が割と分かりやすかったが、大根沢をスタートすると急に踏み跡が薄くなった。
まだ薄暗く、尾根を外して下る場所もあり、この辺りは特に注意して下る必要がある。
1
8/20 5:26
5:00 大根沢山出発。
大根沢山までは白樺荘からの周回で歩く人が多い為か、踏み跡が割と分かりやすかったが、大根沢をスタートすると急に踏み跡が薄くなった。
まだ薄暗く、尾根を外して下る場所もあり、この辺りは特に注意して下る必要がある。
下り切ると岩をよじ登るような痩せ尾根に出る。
これはよじ登った場所を見下ろしている画像。
ブナ沢のコルはまだ先のようだ。
出発時はレインウェアを着ていたが、暑くなって脱いだ。
1
8/20 5:59
下り切ると岩をよじ登るような痩せ尾根に出る。
これはよじ登った場所を見下ろしている画像。
ブナ沢のコルはまだ先のようだ。
出発時はレインウェアを着ていたが、暑くなって脱いだ。
この辺りは踏み跡が分かりやすい。
と言うか、ここしか歩く場所がないからだろう。
2
8/20 6:16
この辺りは踏み跡が分かりやすい。
と言うか、ここしか歩く場所がないからだろう。
ブナ沢のコルに到着。
15分程休憩。シトシトと雨が降り続いているが、樹林帯の中なので濡れずに歩けている。
稜線のどちら側を撮った画像か忘れてしまった・・・
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8/20 6:17
ブナ沢のコルに到着。
15分程休憩。シトシトと雨が降り続いているが、樹林帯の中なので濡れずに歩けている。
稜線のどちら側を撮った画像か忘れてしまった・・・
前の画像の反対側の谷。
どちらも降りて行けそう。
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8/20 6:17
前の画像の反対側の谷。
どちらも降りて行けそう。
ひと張り分だけテントを張れるスペースがあるが、ブナ沢のコルは水場まで遠いらしい。
ここで幕営するのはあまり得策ではないように感じ、今回の計画からは外していたテン場だ。
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8/20 6:18
ひと張り分だけテントを張れるスペースがあるが、ブナ沢のコルは水場まで遠いらしい。
ここで幕営するのはあまり得策ではないように感じ、今回の計画からは外していたテン場だ。
30分程アップダウンを繰返すと広い稜線に変わる。
この辺りは幕営するのに適していそうだが、この辺りは簡単に水を得られないのが問題。
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8/20 7:07
30分程アップダウンを繰返すと広い稜線に変わる。
この辺りは幕営するのに適していそうだが、この辺りは簡単に水を得られないのが問題。
7:24 ブナ沢の頭 1913m
山頂部がかなり広いので、本当にここが山頂なのかははっきりしなかった。
ブナ沢の頭周辺は稜線がかなり広く、歩いていてとても気持ちいい場所だった。
1
8/20 7:24
7:24 ブナ沢の頭 1913m
山頂部がかなり広いので、本当にここが山頂なのかははっきりしなかった。
ブナ沢の頭周辺は稜線がかなり広く、歩いていてとても気持ちいい場所だった。
空が少し明るくなり、谷の下の方はガスが切れて見えるようになってきているようだ。
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8/20 7:32
空が少し明るくなり、谷の下の方はガスが切れて見えるようになってきているようだ。
ガレの縁から南側の谷を見下ろすことが出来た。
地形図では分からないような小さなアップダウンが非常に多く、しかも濡れている木の葉を避けながら歩いているのでペースが上がらない。
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8/20 7:59
ガレの縁から南側の谷を見下ろすことが出来た。
地形図では分からないような小さなアップダウンが非常に多く、しかも濡れている木の葉を避けながら歩いているのでペースが上がらない。
8:45 西俣山山頂 2107m
15分休憩。事前に予定していた時間よりも45分も遅れての到着になってしまった...
道が乾いてくれていればもっと早く歩けるんだけどな。
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8/20 8:46
8:45 西俣山山頂 2107m
15分休憩。事前に予定していた時間よりも45分も遅れての到着になってしまった...
道が乾いてくれていればもっと早く歩けるんだけどな。
西俣山からは軽く下り、小ピークを一つ越えると信濃俣まで300mほどの長い登りが続く。
アップダウンは疲れるが、一定の角度で登り続けるような場所は得意なので楽に感じられた。
踏み跡も少し分かりやすくなってきた。
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8/20 9:48
西俣山からは軽く下り、小ピークを一つ越えると信濃俣まで300mほどの長い登りが続く。
アップダウンは疲れるが、一定の角度で登り続けるような場所は得意なので楽に感じられた。
踏み跡も少し分かりやすくなってきた。
10:20 椹沢山山頂 2320m
ここは寸又川左岸林道へ下る旧道の分岐点になっている。
古い看板がいくつかあった。
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8/20 10:20
10:20 椹沢山山頂 2320m
ここは寸又川左岸林道へ下る旧道の分岐点になっている。
古い看板がいくつかあった。
ここまで来れば信濃俣はもうすぐだ。
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8/20 10:20
ここまで来れば信濃俣はもうすぐだ。
道も分かりやすくなってきた。
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8/20 10:25
道も分かりやすくなってきた。
あの辺りが信濃俣の山頂だ。
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8/20 10:27
あの辺りが信濃俣の山頂だ。
トリカブトが群落を作っていた。
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8/20 10:28
トリカブトが群落を作っていた。
10:38 信濃俣山頂 2332.1m
とても狭い山頂に三角点が設置されていた。
ここでお湯を沸かしてお昼ご飯を食べる事にした。
お茶漬けを食べていたらまた霧雨が強めに降り出してしまって、急いで片付けたが、その後また止んでくれたので一安心。
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8/20 10:38
10:38 信濃俣山頂 2332.1m
とても狭い山頂に三角点が設置されていた。
ここでお湯を沸かしてお昼ご飯を食べる事にした。
お茶漬けを食べていたらまた霧雨が強めに降り出してしまって、急いで片付けたが、その後また止んでくれたので一安心。
信濃俣を出発すると、さっきの霧雨で乾きかけた登山道がまた濡れてしまっていた...
信濃俣ノコルまでも一気に下るのではなく、アップダウンを繰り返しながら下って行く。
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8/20 11:55
信濃俣を出発すると、さっきの霧雨で乾きかけた登山道がまた濡れてしまっていた...
信濃俣ノコルまでも一気に下るのではなく、アップダウンを繰り返しながら下って行く。
11:57 信濃俣ノコル
さぁ、今度は百俣沢ノ頭までの登り返しだ。
百俣沢ノ頭まで登ってしまえば、後は光小屋まで楽に進める。
数え切れない程のアップダウンにかなり消耗してきているが、もうひと頑張りだ。
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8/20 11:57
11:57 信濃俣ノコル
さぁ、今度は百俣沢ノ頭までの登り返しだ。
百俣沢ノ頭まで登ってしまえば、後は光小屋まで楽に進める。
数え切れない程のアップダウンにかなり消耗してきているが、もうひと頑張りだ。
登りは更にアップダウンが連続して疲れた。
百俣沢ノ頭が近付くと低い草が敷き詰められた尾根を登るようになる。
ガスが広がって幻想的な雰囲気。
なかなか綺麗な場所だった。
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8/20 13:31
登りは更にアップダウンが連続して疲れた。
百俣沢ノ頭が近付くと低い草が敷き詰められた尾根を登るようになる。
ガスが広がって幻想的な雰囲気。
なかなか綺麗な場所だった。
人工物が現われた。
どうやら百俣沢ノ頭は気付かないうちに通り過ぎてしまったようだ...
大きな標柱が有るらしいが気付かなかった。
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8/20 14:16
人工物が現われた。
どうやら百俣沢ノ頭は気付かないうちに通り過ぎてしまったようだ...
大きな標柱が有るらしいが気付かなかった。
間違いなく通ってきているだろうけど...まぁいいか。
光小屋の分岐まではもう少し。
百俣沢ノ頭辺りからは踏み跡がかなり明瞭になり歩きやすくなったが、なぜか時々ロストしてしまう。
疲れているからかな。
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8/20 14:16
間違いなく通ってきているだろうけど...まぁいいか。
光小屋の分岐まではもう少し。
百俣沢ノ頭辺りからは踏み跡がかなり明瞭になり歩きやすくなったが、なぜか時々ロストしてしまう。
疲れているからかな。
しばらく樹林帯を進むといきなりハイマツ帯に飛び出した。
ここは日本のハイマツの南限だそうだ。
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8/20 14:28
しばらく樹林帯を進むといきなりハイマツ帯に飛び出した。
ここは日本のハイマツの南限だそうだ。
またアルプスに戻ってきた!
と言う感覚になった。
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8/20 14:30
またアルプスに戻ってきた!
と言う感覚になった。
晴れていれば展望のいい場所なんだろうけどね。
今日は真っ白だ。
霧雨が次第に強くなってきている。小屋へ急ごう。
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8/20 14:31
晴れていれば展望のいい場所なんだろうけどね。
今日は真っ白だ。
霧雨が次第に強くなってきている。小屋へ急ごう。
再び樹林帯に入り、少し進むと前方に標柱が見えた。
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8/20 14:42
再び樹林帯に入り、少し進むと前方に標柱が見えた。
久々に赤石山脈の主脈に戻ってきた(^^)
山頂は明日行けるので、今日はまっすぐ小屋へと向かいます。
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8/20 14:43
久々に赤石山脈の主脈に戻ってきた(^^)
山頂は明日行けるので、今日はまっすぐ小屋へと向かいます。
少し下るとテン場と小屋が見えた。
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8/20 14:45
少し下るとテン場と小屋が見えた。
14:45 光小屋着
昨日、大根沢山まで頑張った分、15時前に到着することが出来た。
でも、今日のルートは丸一日歩き続けたくらいの疲れを感じるルートだった。
しばらく小屋の中で小屋番さんや登山者と話をしてから幕営。
ドコモの電波が僅かに入ったので見てみると、大無間で出会った男性が落とした帽子を見付けて回収してくれたそうだ!!
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8/20 14:45
14:45 光小屋着
昨日、大根沢山まで頑張った分、15時前に到着することが出来た。
でも、今日のルートは丸一日歩き続けたくらいの疲れを感じるルートだった。
しばらく小屋の中で小屋番さんや登山者と話をしてから幕営。
ドコモの電波が僅かに入ったので見てみると、大無間で出会った男性が落とした帽子を見付けて回収してくれたそうだ!!
霧雨が降ってはいるものの、明日の事を考えて今日の内にイザルガ岳だけ登っておくことにした。
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8/20 17:27
霧雨が降ってはいるものの、明日の事を考えて今日の内にイザルガ岳だけ登っておくことにした。
真っ白ですけど...
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8/20 17:18
真っ白ですけど...
17:18 イザルヶ岳山頂 2540m
取り敢えずこれで明日来なくても良くなった。
なだらかな山頂ではあるものの、この辺りでは展望がきく唯一の山頂なので晴れると素晴らしいのだが...
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8/20 17:18
17:18 イザルヶ岳山頂 2540m
取り敢えずこれで明日来なくても良くなった。
なだらかな山頂ではあるものの、この辺りでは展望がきく唯一の山頂なので晴れると素晴らしいのだが...
取り敢えず証拠写真をと...(^-^;
後はテントに戻ってゆっくりしよう。
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8/20 17:18
取り敢えず証拠写真をと...(^-^;
後はテントに戻ってゆっくりしよう。
夕食は納豆ご飯。
生の納豆はこれで全て食べ終わってしまった。
これからは乾燥納豆やふりかけなどを食べる事になり、夕飯が少し寂しくなる。
明日は天気が良ければ池口岳を往復する予定だが、朝雨が降っていたら停滞してしまおうと思っている。
今年は本当に天気が悪く、上手くスケジュールを消化できない...。
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8/20 20:03
夕食は納豆ご飯。
生の納豆はこれで全て食べ終わってしまった。
これからは乾燥納豆やふりかけなどを食べる事になり、夕飯が少し寂しくなる。
明日は天気が良ければ池口岳を往復する予定だが、朝雨が降っていたら停滞してしまおうと思っている。
今年は本当に天気が悪く、上手くスケジュールを消化できない...。
【大縦走13日目】2018年8月21日(火)霧雨 のち 晴れ
夜はけっこうしっかりと雨が降り、早朝の出発は取りやめる事にした。
今日も停滞か...
まぁ、大型台風も来ているらしいし、ここで急いでもあまり関係なさそうなので、成るように成れ!って感じで焦らずに行こう。
2
8/21 6:20
【大縦走13日目】2018年8月21日(火)霧雨 のち 晴れ
夜はけっこうしっかりと雨が降り、早朝の出発は取りやめる事にした。
今日も停滞か...
まぁ、大型台風も来ているらしいし、ここで急いでもあまり関係なさそうなので、成るように成れ!って感じで焦らずに行こう。
隣に張っていたアライテントの男性は両俣小屋でも一緒になった人だった。
北沢峠からかなりの各駅停車で主脈を縦走して来て、今日易老渡に下山するそうだ。
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8/21 6:20
隣に張っていたアライテントの男性は両俣小屋でも一緒になった人だった。
北沢峠からかなりの各駅停車で主脈を縦走して来て、今日易老渡に下山するそうだ。
暇なので小屋に遊びに行く。
昨日もお話して、今日は停滞すると言っていた小坂さんと言う男性と話をしながら時間を潰す。
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8/21 6:25
暇なので小屋に遊びに行く。
昨日もお話して、今日は停滞すると言っていた小坂さんと言う男性と話をしながら時間を潰す。
お土産物。
バッチはかなりレアらしい。
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8/21 6:37
お土産物。
バッチはかなりレアらしい。
この高山植物ブローチもなかなかステキ。
高齢の女性には人気がありそうですね(^-^;
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8/21 6:37
この高山植物ブローチもなかなかステキ。
高齢の女性には人気がありそうですね(^-^;
テントに戻り、朝食を食べる。(停滞中は食料節約の為、出来るだけ食べるのを遅らせる)
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8/21 10:13
テントに戻り、朝食を食べる。(停滞中は食料節約の為、出来るだけ食べるのを遅らせる)
ふと気づくとテントの外が明るくなった。
外に出るとガスに切れ間が現われて青空が見えているではないか!!
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8/21 11:57
ふと気づくとテントの外が明るくなった。
外に出るとガスに切れ間が現われて青空が見えているではないか!!
北部の方はかなり青空が広がってきている。
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8/21 11:58
北部の方はかなり青空が広がってきている。
大根沢山の方も見えそうになってきた。
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8/21 11:58
大根沢山の方も見えそうになってきた。
イザルガ岳
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8/21 11:59
イザルガ岳
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8/21 12:02
0
8/21 12:02
テントでのんびりしていたら小屋泊の夫婦が訪ねてきて、「1,000円出すのでお湯を沸かして欲しい。」と頼まれた。
小屋に頼んだら「そういうサービスはやっていない」と断らたたそうだ。
お金もらわなくてもいいと言ったが、受け取って欲しいとの事だったので有難くいただいた。
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8/21 12:12
テントでのんびりしていたら小屋泊の夫婦が訪ねてきて、「1,000円出すのでお湯を沸かして欲しい。」と頼まれた。
小屋に頼んだら「そういうサービスはやっていない」と断らたたそうだ。
お金もらわなくてもいいと言ったが、受け取って欲しいとの事だったので有難くいただいた。
もう少し早く晴れてくれれば池口岳ピストンに行けたけどな〜。
しっかり準備しておいて、遅めに出発していても良かったかも知れない...と少し後悔した。
取り敢えず晴れているので光岳と光石に行ってみる事に。
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8/21 12:54
もう少し早く晴れてくれれば池口岳ピストンに行けたけどな〜。
しっかり準備しておいて、遅めに出発していても良かったかも知れない...と少し後悔した。
取り敢えず晴れているので光岳と光石に行ってみる事に。
取り合えず昨日歩いて来た百俣沢ノ頭方面に少し行ってみて、景色のいいところまで行ってみた。
ハイマツ帯まで行っても良かったかな...
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8/21 12:56
取り合えず昨日歩いて来た百俣沢ノ頭方面に少し行ってみて、景色のいいところまで行ってみた。
ハイマツ帯まで行っても良かったかな...
戻って光岳へと登って行く。
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8/21 12:57
戻って光岳へと登って行く。
山頂が見えた。
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8/21 13:03
山頂が見えた。
13:03 光岳山頂 2591.5m
ここの山頂はアルプスの百名山なのに、樹林帯の中で景色が全く楽しめないのが残念。
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8/21 13:03
13:03 光岳山頂 2591.5m
ここの山頂はアルプスの百名山なのに、樹林帯の中で景色が全く楽しめないのが残念。
すぐ近くに展望台が有るので、そこまで行くと南西部の景色が開けている。
池口岳も見えている。
やはり今日の内に行けばよかったか...
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8/21 13:04
すぐ近くに展望台が有るので、そこまで行くと南西部の景色が開けている。
池口岳も見えている。
やはり今日の内に行けばよかったか...
昨日歩いたハイマツの南限帯も見える。
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8/21 13:04
昨日歩いたハイマツの南限帯も見える。
下の方を見ると光石が見えた。
でも、実はこれは光石ではなかった。
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8/21 13:05
下の方を見ると光石が見えた。
でも、実はこれは光石ではなかった。
眺めている内にガスが取れて池口岳やその奥の鶏冠山も見えてきた。
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8/21 13:09
眺めている内にガスが取れて池口岳やその奥の鶏冠山も見えてきた。
池口岳。
右側が最高点。
左側が三角点があるピーク。
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8/21 13:09
池口岳。
右側が最高点。
左側が三角点があるピーク。
光岳から少し下って光石に向かいます。
青空だとどこを歩いていても綺麗な景色に感じる(^^;)
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8/21 13:11
光岳から少し下って光石に向かいます。
青空だとどこを歩いていても綺麗な景色に感じる(^^;)
光石と池口岳方面の分岐
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8/21 13:12
光石と池口岳方面の分岐
少し下ると有りました。
光岳には何度か来ているけど、光石に来るのは初めて。
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8/21 13:14
少し下ると有りました。
光岳には何度か来ているけど、光石に来るのは初めて。
確かに真っ白な石。
人がコンクリートで作ったように白い(笑)
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8/21 13:15
確かに真っ白な石。
人がコンクリートで作ったように白い(笑)
向こう側に同じような岩峰がもう一つ見える。
上の展望台から見えたのはあちらのようだ。
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8/21 13:31
向こう側に同じような岩峰がもう一つ見える。
上の展望台から見えたのはあちらのようだ。
もう一枚。
岩の上に腰掛けてしばらく景色を楽しんだ。
今回の縦走ではこういう時間をあまり作れなかったので、とても癒される時間だった。
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8/21 13:31
もう一枚。
岩の上に腰掛けてしばらく景色を楽しんだ。
今回の縦走ではこういう時間をあまり作れなかったので、とても癒される時間だった。
光岳から下ってきた方向。
道は綺麗に整備されていて、坂は急でも安心して来れる道だった。
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8/21 13:32
光岳から下ってきた方向。
道は綺麗に整備されていて、坂は急でも安心して来れる道だった。
光岳に戻るとちょうど人が来たので1枚撮ってもらった。
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8/21 13:41
光岳に戻るとちょうど人が来たので1枚撮ってもらった。
テントに戻り、今度は昨日真っ白だったイザルガ岳にもう一度行ってみる事にした。
ザックなど濡れている装備を広げて乾燥させる。
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8/21 13:53
テントに戻り、今度は昨日真っ白だったイザルガ岳にもう一度行ってみる事にした。
ザックなど濡れている装備を広げて乾燥させる。
聖岳の方まで展望が広がっている。
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8/21 13:54
聖岳の方まで展望が広がっている。
茶臼岳
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8/21 13:54
茶臼岳
聖岳
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8/21 13:54
聖岳
兎岳
左端は大沢岳。
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8/21 13:55
兎岳
左端は大沢岳。
お花畑の真ん中を通る木道を進む。
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8/21 14:16
お花畑の真ん中を通る木道を進む。
木道から光小屋を振り返る。
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8/21 14:17
木道から光小屋を振り返る。
右に見えるのがイザルガ岳。
小屋からは15分もあれば着いてしまう距離。
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8/21 14:20
右に見えるのがイザルガ岳。
小屋からは15分もあれば着いてしまう距離。
灌木帯を抜けてザレ地を少し登ると...
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8/21 14:26
灌木帯を抜けてザレ地を少し登ると...
イザルガ岳山頂2540m
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8/21 14:28
イザルガ岳山頂2540m
小屋方面。
光岳の方はまたガスが覆っているようだ。
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8/21 14:29
小屋方面。
光岳の方はまたガスが覆っているようだ。
ハイランドしらびその向こうに中央アルプスが見えた。
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8/21 14:29
ハイランドしらびその向こうに中央アルプスが見えた。
昨日と同じ構図で1枚(^^)
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8/21 14:35
昨日と同じ構図で1枚(^^)
ガスの向こうに僅かに富士山の山頂部が見えた。
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8/21 14:47
ガスの向こうに僅かに富士山の山頂部が見えた。
帰りの方が太陽が当たって綺麗だった。
2
8/21 14:53
帰りの方が太陽が当たって綺麗だった。
帰りは旧光小屋跡にも立ち寄った。
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8/21 14:59
帰りは旧光小屋跡にも立ち寄った。
旧小屋のすぐ南側は大きく崩落している。
いつかは崩れてしまう事を考えると、今の場所に建て替えて正解だろう。
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8/21 14:59
旧小屋のすぐ南側は大きく崩落している。
いつかは崩れてしまう事を考えると、今の場所に建て替えて正解だろう。
ここは第二テン場。
小屋から少し下にあり、トイレに行く際は少し歩く必要がある。
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8/21 15:00
ここは第二テン場。
小屋から少し下にあり、トイレに行く際は少し歩く必要がある。
今度は水汲みに水場に行ってみる事に。
小屋で水はくれると言っていたが、暇つぶしと偵察を兼ねて(^^)
1
8/21 15:07
今度は水汲みに水場に行ってみる事に。
小屋で水はくれると言っていたが、暇つぶしと偵察を兼ねて(^^)
急坂を降りて行くが、ちゃんと整備されている。
0
8/21 15:08
急坂を降りて行くが、ちゃんと整備されている。
崩れそうな場所にアザミが綺麗に咲いていた。
1
8/21 15:13
崩れそうな場所にアザミが綺麗に咲いていた。
大無間側から見ると光小屋の南側は殆ど崩壊している。
その間にある安全な道を下って水場へと降りて行く感じだ。
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8/21 15:13
大無間側から見ると光小屋の南側は殆ど崩壊している。
その間にある安全な道を下って水場へと降りて行く感じだ。
水場は豊富に水が出ている。
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8/21 15:13
水場は豊富に水が出ている。
美味しい水を飲み、ボトルに汲んだ。
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8/21 15:14
美味しい水を飲み、ボトルに汲んだ。
水場周辺は高山植物がたくさん咲いている。
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8/21 15:14
水場周辺は高山植物がたくさん咲いている。
水場のすぐ下は崩壊地になっている。
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8/21 15:15
水場のすぐ下は崩壊地になっている。
写真を撮りながらだが、下り6分、登り7分だった。
0
8/21 15:22
写真を撮りながらだが、下り6分、登り7分だった。
テントに戻って寛ぐ。
乾燥の為に広げていた装備を片付け、夕食を食べていると小屋で停滞していた小坂さんが訪ねてきて、一緒に話しながら夕食を食べた。
小坂さんは悠々自適な生活を送っている感じの人で、とても面白かった。
1
8/21 16:48
テントに戻って寛ぐ。
乾燥の為に広げていた装備を片付け、夕食を食べていると小屋で停滞していた小坂さんが訪ねてきて、一緒に話しながら夕食を食べた。
小坂さんは悠々自適な生活を送っている感じの人で、とても面白かった。
夕方になったらガスが一気に取れてきて、北部の方の景色が広がった。
小屋の人たちも出て来て、小屋横の展望所がにぎやかになった。
2
8/21 18:01
夕方になったらガスが一気に取れてきて、北部の方の景色が広がった。
小屋の人たちも出て来て、小屋横の展望所がにぎやかになった。
聖岳の左肩にほんの少しだけ見えているのは赤石岳だそうだ。
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8/21 18:01
聖岳の左肩にほんの少しだけ見えているのは赤石岳だそうだ。
荒川中岳も見える
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8/21 18:01
荒川中岳も見える
大沢岳
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8/21 18:01
大沢岳
兎岳
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8/21 18:01
兎岳
上河内岳
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8/21 18:01
上河内岳
茶臼岳
上河内岳と茶臼岳は山の姿がかなり似ている。
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8/21 18:01
茶臼岳
上河内岳と茶臼岳は山の姿がかなり似ている。
富士山
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8/21 18:02
富士山
眼下の山々もどんどんガスが取れて行く。
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8/21 18:02
眼下の山々もどんどんガスが取れて行く。
一日の最後にこのような景色が観れるのは幸せだ。
明日の朝までずっと晴れていてくれるといい。
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8/21 18:31
一日の最後にこのような景色が観れるのは幸せだ。
明日の朝までずっと晴れていてくれるといい。
大沢岳の左に微かに山の姿が見える。
跡から調べてみると、塩見岳から仙丈ケ岳のようだ。
仙丈ケ岳の方が確率は高いと思うけど、かなりの距離が有るので、果たして本当に仙丈ケ岳だろうが...
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8/21 18:32
大沢岳の左に微かに山の姿が見える。
跡から調べてみると、塩見岳から仙丈ケ岳のようだ。
仙丈ケ岳の方が確率は高いと思うけど、かなりの距離が有るので、果たして本当に仙丈ケ岳だろうが...
ずっと見えそうで見えなかった大無間・小無間が初めて姿を現した。
一番奥の山並みの右が大無間。左が小無間。
一つ手前の山並みの右上が大根沢山。
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8/21 18:31
ずっと見えそうで見えなかった大無間・小無間が初めて姿を現した。
一番奥の山並みの右が大無間。左が小無間。
一つ手前の山並みの右上が大根沢山。
大無間山と大根沢山。
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8/21 18:31
大無間山と大根沢山。
この日は富士山の右側に面白い光の筋が浮かび上がった。
富士山の向こう側から光が広がっているように見えるが、太陽は後ろ側に有るので本当なら光が広がる方向が逆になるはずなんだけど...気流の関係かな。
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8/21 18:32
この日は富士山の右側に面白い光の筋が浮かび上がった。
富士山の向こう側から光が広がっているように見えるが、太陽は後ろ側に有るので本当なら光が広がる方向が逆になるはずなんだけど...気流の関係かな。
家にいる妻から帽子が届いたとのメールが送られて来た。
しかも焼津市の名産品まで一緒に届いたとの事!
なんていい人なんだろう(/ω\) 〇林さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
さて、明日は暗いうちに出発して池口岳をピストンしてから茶臼小屋まで移動する予定。アタック区間が多いけど、それでも17時間近いコースタイムになるので、かなり頑張らなければならない。早く寝よう。
2019年01月06日 02:17撮影
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1/6 2:17
家にいる妻から帽子が届いたとのメールが送られて来た。
しかも焼津市の名産品まで一緒に届いたとの事!
なんていい人なんだろう(/ω\) 〇林さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
さて、明日は暗いうちに出発して池口岳をピストンしてから茶臼小屋まで移動する予定。アタック区間が多いけど、それでも17時間近いコースタイムになるので、かなり頑張らなければならない。早く寝よう。
【大縦走14日目】2018年8月22日(水)霧雨 のち 快晴
2:00 起床 テントの外は霧雨がぱらついている。またか...
でも今日は時間と共に天気が回復してくるはずなので、朝食を手早く済ませてレインウェアを着てテントを出る。
外はまだ真っ暗。今日は池口岳を往復した後にテント撤収して茶臼岳まで行くつもりなので暗いうちからのスタート。
1
8/22 3:06
【大縦走14日目】2018年8月22日(水)霧雨 のち 快晴
2:00 起床 テントの外は霧雨がぱらついている。またか...
でも今日は時間と共に天気が回復してくるはずなので、朝食を手早く済ませてレインウェアを着てテントを出る。
外はまだ真っ暗。今日は池口岳を往復した後にテント撤収して茶臼岳まで行くつもりなので暗いうちからのスタート。
3:18 光岳山頂 2591.5m
まだ真っ暗な山頂を取り敢えず写真だけ撮って通り過ぎる。
光石への分岐点までは明瞭な道だが、そこを過ぎると急に踏み跡が薄くなる。
霧雨と濃いガスの影響もあってロストしてしまい、GPSで確認する場面が何度も有った。
明るくなるまでに少しでも先に進めれば良いと、ロストしても焦らず進む。
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8/22 3:18
3:18 光岳山頂 2591.5m
まだ真っ暗な山頂を取り敢えず写真だけ撮って通り過ぎる。
光石への分岐点までは明瞭な道だが、そこを過ぎると急に踏み跡が薄くなる。
霧雨と濃いガスの影響もあってロストしてしまい、GPSで確認する場面が何度も有った。
明るくなるまでに少しでも先に進めれば良いと、ロストしても焦らず進む。
光岳からの下りは踏み跡が薄く苦戦したが、コルまで下ってからの登りは比較的道が分かりやすく安心して登れた。
やがて明るくなり、5時前にはヘッデンが必要なくなった。
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8/22 5:02
光岳からの下りは踏み跡が薄く苦戦したが、コルまで下ってからの登りは比較的道が分かりやすく安心して登れた。
やがて明るくなり、5時前にはヘッデンが必要なくなった。
時々空が開けた草原のような場所を歩く。
シダ植物が生えていた。
霧雨も弱くなて来ているように感じる。
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8/22 5:03
時々空が開けた草原のような場所を歩く。
シダ植物が生えていた。
霧雨も弱くなて来ているように感じる。
5:11 加加森山山頂への分岐点に到着
山頂はここから数分の距離だが、帰りにゆっくり寄れるのでスルーして先へ進む。
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8/22 5:11
5:11 加加森山山頂への分岐点に到着
山頂はここから数分の距離だが、帰りにゆっくり寄れるのでスルーして先へ進む。
加加森山から下って行くとたくさんの木々が倒れて空が開けている場所に出た。
きっと台風などでやられたのだろう。
草原と倒木が何とも言えない雰囲気を醸し出していた。
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8/22 5:31
加加森山から下って行くとたくさんの木々が倒れて空が開けている場所に出た。
きっと台風などでやられたのだろう。
草原と倒木が何とも言えない雰囲気を醸し出していた。
この辺りは踏み跡が少なく、どこでも歩けてしまうような感じになっていて、稜線も広いのでちゃんと進むべき方向を確認しながら歩く必要がある。
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8/22 5:31
この辺りは踏み跡が少なく、どこでも歩けてしまうような感じになっていて、稜線も広いのでちゃんと進むべき方向を確認しながら歩く必要がある。
ガマちゃんがいた。
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8/22 5:51
ガマちゃんがいた。
こう言うのを見ると和む(#^.^#)
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8/22 5:51
こう言うのを見ると和む(#^.^#)
加加森山と池口岳の鞍部を過ぎ、池口岳の急登が始まる手前辺りに水場下降点と記載のある看板があった。
水場は確認してないが、近いようなら飯田市側から登って来る場合には助かるだろう。
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8/22 6:02
加加森山と池口岳の鞍部を過ぎ、池口岳の急登が始まる手前辺りに水場下降点と記載のある看板があった。
水場は確認してないが、近いようなら飯田市側から登って来る場合には助かるだろう。
急な登りを10分ほど登ると池口岳山頂と飯田市側へ下る登山道の分岐点に着いた。
山頂までは20分ほど。あともう少しだ。
少し風が強くなり、木々がざわついているが、空は明るくなって来ているように感じる。
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8/22 6:13
急な登りを10分ほど登ると池口岳山頂と飯田市側へ下る登山道の分岐点に着いた。
山頂までは20分ほど。あともう少しだ。
少し風が強くなり、木々がざわついているが、空は明るくなって来ているように感じる。
山頂へ向かう道を少し登って行くと西側が開けた場所に立つ。
ガスが切れ始めて青空が広がっている。
自分がいる場所はまだガスを被っている状態だが、山から離れた場所はもうすっかり晴れているようだ。
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8/22 6:16
山頂へ向かう道を少し登って行くと西側が開けた場所に立つ。
ガスが切れ始めて青空が広がっている。
自分がいる場所はまだガスを被っている状態だが、山から離れた場所はもうすっかり晴れているようだ。
これなら晴れるのも時間の問題だろう。
気持が明るくなった。
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8/22 6:16
これなら晴れるのも時間の問題だろう。
気持が明るくなった。
谷間の山荘集落なども見下ろす事が出来た。
行った事はないが、遠山郷などの集落なのだろう...
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8/22 6:17
谷間の山荘集落なども見下ろす事が出来た。
行った事はないが、遠山郷などの集落なのだろう...
6:27 池口岳山頂 2392m
分岐から山頂までは意外と長く感じた。
光小屋を出発して3時間20分で到着。まずまずのペースだと思う。
山頂は南方向に広い感じ。景色が楽しめない山頂なのが残念だ。
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8/22 6:27
6:27 池口岳山頂 2392m
分岐から山頂までは意外と長く感じた。
光小屋を出発して3時間20分で到着。まずまずのペースだと思う。
山頂は南方向に広い感じ。景色が楽しめない山頂なのが残念だ。
池口岳は双耳峰のようになっていて、標高が高いのは北峰だが、三角点があるは南峰だ。
別に三角点マニアと言う訳ではないので、わざわざ標高の低い南峰まで行く気は全く起きなかった。
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8/22 6:27
池口岳は双耳峰のようになっていて、標高が高いのは北峰だが、三角点があるは南峰だ。
別に三角点マニアと言う訳ではないので、わざわざ標高の低い南峰まで行く気は全く起きなかった。
大きな看板がありました。
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8/22 6:28
大きな看板がありました。
行動食を食べながら15分ほど休憩した。
上を見上げるとガスの合間から青空が見えている。
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8/22 6:38
行動食を食べながら15分ほど休憩した。
上を見上げるとガスの合間から青空が見えている。
池口岳から下りだすと、行きでは見えなかった場所でも景色が見えるようになっていた。
帰りは楽しみながら帰れそうだ(^^)
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8/22 6:50
池口岳から下りだすと、行きでは見えなかった場所でも景色が見えるようになっていた。
帰りは楽しみながら帰れそうだ(^^)
どんどん晴れて行く。
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8/22 6:53
どんどん晴れて行く。
行きに薄っすら見えた集落も、帰りに見るとクッキリ。
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8/22 6:53
行きに薄っすら見えた集落も、帰りに見るとクッキリ。
この辺りは車でウロウロしてみたい場所だ。
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8/22 6:54
この辺りは車でウロウロしてみたい場所だ。
ハイランドしらびそ
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8/22 6:54
ハイランドしらびそ
おお!あれは北アルプスじゃないか!!
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8/22 6:54
おお!あれは北アルプスじゃないか!!
分岐から加加森山に戻る方向へ下って行く。
森が明るくなり、歩いていて楽しい。
もう雨は完全に止んでいるが、草木が濡れているのでレインウェアは脱げない。
今日は南東から風が吹いているので着ていてもあまり暑くない。
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8/22 7:00
分岐から加加森山に戻る方向へ下って行く。
森が明るくなり、歩いていて楽しい。
もう雨は完全に止んでいるが、草木が濡れているのでレインウェアは脱げない。
今日は南東から風が吹いているので着ていてもあまり暑くない。
緑がとても綺麗
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8/22 7:15
緑がとても綺麗
加加森山が見えた。
緩やかに登って行く。
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8/22 7:18
加加森山が見えた。
緩やかに登って行く。
ハイランドしらびその方向の山。
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8/22 7:18
ハイランドしらびその方向の山。
仙丈ヶ岳も見えた。
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8/22 7:18
仙丈ヶ岳も見えた。
倒木地帯に戻って来た。
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8/22 7:33
倒木地帯に戻って来た。
明るくて綺麗だが、このエリアはガスっていた時の方が幻想的でいい雰囲気に感じた。
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8/22 7:33
明るくて綺麗だが、このエリアはガスっていた時の方が幻想的でいい雰囲気に感じた。
それにしてもなんでこの一帯だけがこんなにも壊滅的な影響が出てしまったのだろう....
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8/22 7:34
それにしてもなんでこの一帯だけがこんなにも壊滅的な影響が出てしまったのだろう....
倒木も多いが、立ち枯れている木も多かった。
0
8/22 7:37
倒木も多いが、立ち枯れている木も多かった。
倒木ゾーンを過ぎると苔ゾーンに変わる。
1
8/22 7:44
倒木ゾーンを過ぎると苔ゾーンに変わる。
雨に濡れた植物に光が当たり、キラキラ光り輝いて綺麗だった。
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8/22 7:44
雨に濡れた植物に光が当たり、キラキラ光り輝いて綺麗だった。
加加森山への登り途中で小坂さんとすれ違った。
池口岳に登ったと、飯田へと下山するとの事。
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8/22 7:49
加加森山への登り途中で小坂さんとすれ違った。
池口岳に登ったと、飯田へと下山するとの事。
帰りは加加森山山頂に立ち寄る。2419m
完全に樹林に取り囲まれ、平坦で山頂と言った雰囲気はあまりない。
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8/22 8:02
帰りは加加森山山頂に立ち寄る。2419m
完全に樹林に取り囲まれ、平坦で山頂と言った雰囲気はあまりない。
加加森山から下って来ると行きに明るくなってきた辺りの草原に出た。
ここから先は暗くて何が何だか分からない道を歩いて来たので、しっかり楽しみながら歩いて行こう。
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8/22 8:11
加加森山から下って来ると行きに明るくなってきた辺りの草原に出た。
ここから先は暗くて何が何だか分からない道を歩いて来たので、しっかり楽しみながら歩いて行こう。
森に光が差し込み、スポットライトのような光景が広がった。
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8/22 8:13
森に光が差し込み、スポットライトのような光景が広がった。
これは本当に綺麗だった。
4
8/22 8:14
これは本当に綺麗だった。
森に神が降り立つような・・・
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8/22 8:14
森に神が降り立つような・・・
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8/22 8:14
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8/22 8:21
樹林の切れ間から聖岳と赤石岳が見えた。
この後、2381mのピークからの下りでロストしてしまう。
明瞭な道に見えてテープなども付いているが、下るに連れて道が消えて行った。
稜線から北側へ段々と離れて行き、途中で稜線に登り返したが、あのまま下って行ったらどこへ行っちゃったのだろう(^^;)
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8/22 8:29
樹林の切れ間から聖岳と赤石岳が見えた。
この後、2381mのピークからの下りでロストしてしまう。
明瞭な道に見えてテープなども付いているが、下るに連れて道が消えて行った。
稜線から北側へ段々と離れて行き、途中で稜線に登り返したが、あのまま下って行ったらどこへ行っちゃったのだろう(^^;)
光岳へと登り返す鞍部まで下って来た。
ここにも草原があり綺麗な場所だった。
1
8/22 8:59
光岳へと登り返す鞍部まで下って来た。
ここにも草原があり綺麗な場所だった。
光岳への登りは行きに暗いなかかなり苦戦したが、明るくても道が分かり難い場所が多くあった。
暗い雨の中で道を外してしまったのも仕方なかったと納得。
0
8/22 9:00
光岳への登りは行きに暗いなかかなり苦戦したが、明るくても道が分かり難い場所が多くあった。
暗い雨の中で道を外してしまったのも仕方なかったと納得。
しばらく登ると加加森山と池口岳を見返す事が出来る場所に出た。
樹林帯ばかり歩くルートだったが、色々と変化のあるルートで、緑も綺麗なところが多く、意外と楽しめるルートだったと思う。
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8/22 9:23
しばらく登ると加加森山と池口岳を見返す事が出来る場所に出た。
樹林帯ばかり歩くルートだったが、色々と変化のあるルートで、緑も綺麗なところが多く、意外と楽しめるルートだったと思う。
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8/22 9:23
イザルヶ岳と富士山
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8/22 9:32
イザルヶ岳と富士山
光岳山頂にある展望台まで戻って来た。
歩いて来たルートを改めて見返す。
天気が回復するまでは暗い道を進み、帰りに景色を観ながら帰って来る作戦は見事に成功した。
1
8/22 9:39
光岳山頂にある展望台まで戻って来た。
歩いて来たルートを改めて見返す。
天気が回復するまでは暗い道を進み、帰りに景色を観ながら帰って来る作戦は見事に成功した。
9:40 光岳山頂
今回は光岳山頂を4回通った。
0
8/22 9:40
9:40 光岳山頂
今回は光岳山頂を4回通った。
9:48 光小屋着
ぽかぽかのテント。
早く食料を日陰に移そう(^^;)
0
8/22 9:48
9:48 光小屋着
ぽかぽかのテント。
早く食料を日陰に移そう(^^;)
見事に晴れ渡り、北方に見える山々が綺麗に見渡せる。
今日は良い一日になりそうだ。
2
8/22 9:49
見事に晴れ渡り、北方に見える山々が綺麗に見渡せる。
今日は良い一日になりそうだ。
この場所にもお世話になったな...
しっかりと整備している事が伝わってくるテン場だった。
1
8/22 9:52
この場所にもお世話になったな...
しっかりと整備している事が伝わってくるテン場だった。
時間はまだ早いが、撤収しながら昼食を作って食べる。
今日は朝2時から動き出しているので仕方ない。
1
8/22 10:29
時間はまだ早いが、撤収しながら昼食を作って食べる。
今日は朝2時から動き出しているので仕方ない。
濡れているものは干し、食料は日陰へ。
0
8/22 10:29
濡れているものは干し、食料は日陰へ。
昼食はラーメン。
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8/22 10:39
昼食はラーメン。
11:29 光小屋出発
スタッフの皆さんも自然で尖った所もなく、なかなか雰囲気のいい小屋でした。
易老渡方面から日帰りで登って来ている人が数人いた。
1
8/22 11:29
11:29 光小屋出発
スタッフの皆さんも自然で尖った所もなく、なかなか雰囲気のいい小屋でした。
易老渡方面から日帰りで登って来ている人が数人いた。
さあ、茶臼小屋を目指して行ってみましょう!!
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8/22 11:29
さあ、茶臼小屋を目指して行ってみましょう!!
やっぱり晴れているだけで楽しい。
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8/22 11:32
やっぱり晴れているだけで楽しい。
光小屋よサヨウナラ〜
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8/22 11:33
光小屋よサヨウナラ〜
イザルヶ岳は既に登っているので今日はスルー。
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8/22 11:36
イザルヶ岳は既に登っているので今日はスルー。
谷地形を下って行く。
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8/22 11:39
谷地形を下って行く。
水場に到着。
1L水を補給する。
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8/22 11:41
水場に到着。
1L水を補給する。
水はとても冷たくて美味しかった。
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8/22 11:42
水はとても冷たくて美味しかった。
三吉平まで長い下り坂が続く。
トリカブトが多く咲いていた。
10名くらいのツアーとすれ違った。
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8/22 11:55
三吉平まで長い下り坂が続く。
トリカブトが多く咲いていた。
10名くらいのツアーとすれ違った。
三吉平
池や沼地が点在する。
ぬかるんだ場所が多いので汚れないように注意して歩く。
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8/22 12:16
三吉平
池や沼地が点在する。
ぬかるんだ場所が多いので汚れないように注意して歩く。
平坦な樹林帯を進む。
ここ1週間くらいはマイナールートばかり歩いて来たので、しっかり整備されたメジャールートは歩きやすいと実感させられた。
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8/22 12:44
平坦な樹林帯を進む。
ここ1週間くらいはマイナールートばかり歩いて来たので、しっかり整備されたメジャールートは歩きやすいと実感させられた。
三吉ガレ
少し雲はあるものの、白い雲と青空の対比がいい。
雲も夏雲と言った感じで、久々にこう言う夏らしい雲を見たように感じる。
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8/22 12:46
三吉ガレ
少し雲はあるものの、白い雲と青空の対比がいい。
雲も夏雲と言った感じで、久々にこう言う夏らしい雲を見たように感じる。
三吉ガレを見下ろす。
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8/22 12:47
三吉ガレを見下ろす。
13:18 易老岳山頂 2354m
ザックも軽くなって来たので休憩を取らなくてはいけない回数も減り、コースタイムよりも早く歩けるようになり、体力的にも気持ち的にも余裕が出て来たように感じる。
1
8/22 13:17
13:18 易老岳山頂 2354m
ザックも軽くなって来たので休憩を取らなくてはいけない回数も減り、コースタイムよりも早く歩けるようになり、体力的にも気持ち的にも余裕が出て来たように感じる。
10分弱の休憩。
日帰りで来ている人はここで降りて行ってしまうので、ここから先の登山道は貸切状態となった。
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8/22 13:18
10分弱の休憩。
日帰りで来ている人はここで降りて行ってしまうので、ここから先の登山道は貸切状態となった。
仁田岳が見えてきた。
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8/22 13:27
仁田岳が見えてきた。
雲が掛かってしまう前に仁田岳の山頂に立てればいいな...
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8/22 13:29
雲が掛かってしまう前に仁田岳の山頂に立てればいいな...
この区間もぬかるんだ場所が多かった。
鞍部からは希望峰までは急登を登る。
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8/22 13:39
この区間もぬかるんだ場所が多かった。
鞍部からは希望峰までは急登を登る。
14:43 希望峰 2505m
なぜか希望峰の看板にビニール袋が被せてあった。
看板を保護する為なのかな?と思って回収はしなかったが、今思えばただのゴミだったな(笑)
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8/22 14:44
14:43 希望峰 2505m
なぜか希望峰の看板にビニール袋が被せてあった。
看板を保護する為なのかな?と思って回収はしなかったが、今思えばただのゴミだったな(笑)
木陰にザックを置いて仁田岳をピストンする。
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8/22 14:47
木陰にザックを置いて仁田岳をピストンする。
すこし灌木帯を歩くと一気に視界が開ける。
ハイマツ帯の向こうにピークが見えるが、あれは仁田岳ではなく、仁田岳山頂は意外と遠い。
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8/22 14:49
すこし灌木帯を歩くと一気に視界が開ける。
ハイマツ帯の向こうにピークが見えるが、あれは仁田岳ではなく、仁田岳山頂は意外と遠い。
茶臼岳
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8/22 14:49
茶臼岳
光岳から歩いて来た尾根を見下ろす。
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8/22 14:50
光岳から歩いて来た尾根を見下ろす。
以前来た時はもう少しハイマツ漕ぎが激しかったが、今回は歩きやすくなっていた。
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8/22 14:51
以前来た時はもう少しハイマツ漕ぎが激しかったが、今回は歩きやすくなっていた。
手前から見えていたピークまで登ると仁田岳山頂が見える。
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8/22 14:54
手前から見えていたピークまで登ると仁田岳山頂が見える。
14:57 仁田岳山頂 2524.2m
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8/22 14:57
14:57 仁田岳山頂 2524.2m
晴れている仁田岳に立てて良かった。
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8/22 14:58
晴れている仁田岳に立てて良かった。
この山は景色も素晴らしいし、人も少なくてとても気に入っている山だ。
と言うか、今までに人と出会った事は一度もない。
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8/22 14:59
この山は景色も素晴らしいし、人も少なくてとても気に入っている山だ。
と言うか、今までに人と出会った事は一度もない。
茶臼岳
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8/22 14:59
茶臼岳
上河内岳
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8/22 14:59
上河内岳
聖岳
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8/22 15:00
聖岳
聖岳の右肩に辛うじて赤石小屋が見えた。
赤石岳山頂は見えない。
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8/22 15:00
聖岳の右肩に辛うじて赤石小屋が見えた。
赤石岳山頂は見えない。
光岳方面
加加森山と池口岳も見えた。
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8/22 15:01
光岳方面
加加森山と池口岳も見えた。
光小屋と光岳
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8/22 15:01
光小屋と光岳
恵那山
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8/22 15:02
恵那山
数日前に通った静岡県民の森とアツラ沢ノ頭。
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8/22 15:04
数日前に通った静岡県民の森とアツラ沢ノ頭。
大無間山・小無間山
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8/22 15:05
大無間山・小無間山
10分ほど景色を楽しんで山頂を出発。
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8/22 15:06
10分ほど景色を楽しんで山頂を出発。
ハイマツ帯を歩いて希望峰へと戻る。
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8/22 15:10
ハイマツ帯を歩いて希望峰へと戻る。
希望峰からは景色の開けた乾いた道を歩く事が出来る。
とても景色の綺麗な稜線を貸切状態で歩く事が出来て幸せだった。
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8/22 15:19
希望峰からは景色の開けた乾いた道を歩く事が出来る。
とても景色の綺麗な稜線を貸切状態で歩く事が出来て幸せだった。
少し樹林帯に入ると池なども有る。
木道が傾いていて、秋などに霜が降りたりすると恐ろしそうだ(^^;)
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8/22 15:27
少し樹林帯に入ると池なども有る。
木道が傾いていて、秋などに霜が降りたりすると恐ろしそうだ(^^;)
なんて気持ちのいい空間なんだろう!
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8/22 15:34
なんて気持ちのいい空間なんだろう!
仁田池
嘗てはここに小屋が建てられていたそうだ。
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8/22 15:36
仁田池
嘗てはここに小屋が建てられていたそうだ。
仁田池からは茶臼岳へと登り始める。
最後の登りになるので気合いを入れて一気に登りあげた。
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8/22 15:46
仁田池からは茶臼岳へと登り始める。
最後の登りになるので気合いを入れて一気に登りあげた。
山頂が見えたぞ。
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8/22 15:48
山頂が見えたぞ。
15:53 茶臼岳山頂 2604m
本日最後のピークに無事到着。
かなりの長距離になったが、思ったよりは早くここまで来る事が出来た。
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8/22 16:02
15:53 茶臼岳山頂 2604m
本日最後のピークに無事到着。
かなりの長距離になったが、思ったよりは早くここまで来る事が出来た。
三脚を立てて記念写真を一枚。
今日はこんなに天気が良いのに明日からは台風20号の影響が出てくるようだ。
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8/22 15:59
三脚を立てて記念写真を一枚。
今日はこんなに天気が良いのに明日からは台風20号の影響が出てくるようだ。
見下ろすと畑薙ダムが見えた。
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8/22 16:01
見下ろすと畑薙ダムが見えた。
青薙山と富士山
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8/22 16:02
青薙山と富士山
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8/22 16:05
太平洋も。
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8/22 16:06
太平洋も。
あとは鞍部まで下って少し谷に降りれば茶臼小屋だ。
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8/22 16:24
あとは鞍部まで下って少し谷に降りれば茶臼小屋だ。
ホシガラス
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8/22 16:25
ホシガラス
下って来て茶臼岳を振り返る。
前回はここにライチョウが居たな。
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8/22 16:29
下って来て茶臼岳を振り返る。
前回はここにライチョウが居たな。
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8/22 16:31
茶臼小屋への分岐点。
小屋はスグソコだ。
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8/22 16:32
茶臼小屋への分岐点。
小屋はスグソコだ。
16:40 茶臼小屋着
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8/22 16:38
16:40 茶臼小屋着
テントは僕を含めて僅か3張り。
台風も来ているのでみんな山を降りたのかな。
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8/22 16:56
テントは僕を含めて僅か3張り。
台風も来ているのでみんな山を降りたのかな。
受付を済ませていつもの定位置に幕営する。
風が出てくる可能性が高いのでペグダウンはしっかりと行った。
この場所は樹林にも近く小屋の陰にもなっているので、風が谷を下って来ても遡って来ても守られる可能性が高い。
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8/22 17:10
受付を済ませていつもの定位置に幕営する。
風が出てくる可能性が高いのでペグダウンはしっかりと行った。
この場所は樹林にも近く小屋の陰にもなっているので、風が谷を下って来ても遡って来ても守られる可能性が高い。
取り敢えずスープを作って一息入れる。
思ったよりも早く着いたので余裕がある。
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8/22 17:36
取り敢えずスープを作って一息入れる。
思ったよりも早く着いたので余裕がある。
それから野菜を切りながら...
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8/22 18:01
それから野菜を切りながら...
ブルーチーズとワインでいっぱいやりながら...
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8/22 18:20
ブルーチーズとワインでいっぱいやりながら...
ペペロンチーノのスープパスタを作った。
味付けはシーズニングだが、ペペロンチーノ味はどうも塩分が濃すぎて刺激が強い。
ブルーチーズを混ぜたらマイルドになって美味かった(^^)
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8/22 18:37
ペペロンチーノのスープパスタを作った。
味付けはシーズニングだが、ペペロンチーノ味はどうも塩分が濃すぎて刺激が強い。
ブルーチーズを混ぜたらマイルドになって美味かった(^^)
夕食を食べたら眠くなってしまい、そのままごろ寝。
22:30頃に目が覚めて外を見ると星空が広がっていた。
久しぶりに夜空を撮れた気がする。
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8/22 22:46
夕食を食べたら眠くなってしまい、そのままごろ寝。
22:30頃に目が覚めて外を見ると星空が広がっていた。
久しぶりに夜空を撮れた気がする。
風は強くなっているが、この分なら明日は聖平小屋まで進めるかな。
聖平はここよりも標高が低いし、背の高い樹林帯の中なので台風をやり過ごすには安心できる。
今日は本当にいい一日だった。台風が行ったら晴天が続く事を願いたい。
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8/22 22:48
風は強くなっているが、この分なら明日は聖平小屋まで進めるかな。
聖平はここよりも標高が低いし、背の高い樹林帯の中なので台風をやり過ごすには安心できる。
今日は本当にいい一日だった。台風が行ったら晴天が続く事を願いたい。
【大縦走15日目】2018年8月23日(木) 暴風雨
2:30 起床 夜の間にすっかり風が強くなりガスに覆われてしまった、雨は降っていないが嵐が近付いている事を感じる。
雨さえ降りださなければ出発するつもりなので、いつものように炊飯を始めたが、途中でコッフェルをひっくり返すと言う大事件が起こった!(^^;)
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8/23 4:53
【大縦走15日目】2018年8月23日(木) 暴風雨
2:30 起床 夜の間にすっかり風が強くなりガスに覆われてしまった、雨は降っていないが嵐が近付いている事を感じる。
雨さえ降りださなければ出発するつもりなので、いつものように炊飯を始めたが、途中でコッフェルをひっくり返すと言う大事件が起こった!(^^;)
気を取り直して炊飯の続きをし、着替えをしていたらポツポツとテントに雨粒の落ちる音...
「降り出してしまったか...」これはもう茶臼小屋で台風をやり過ごすしかないか。
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8/23 4:54
気を取り直して炊飯の続きをし、着替えをしていたらポツポツとテントに雨粒の落ちる音...
「降り出してしまったか...」これはもう茶臼小屋で台風をやり過ごすしかないか。
時々ガスが切れて空が見えたりはするものの、雨は止みそうにないし、今日はこれからドンドン悪くなるだろう。
諦めて外に出てゴアのテントにフライシートを掛け、ペグダウンをより強固にする。
ああ無念....
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8/23 4:55
時々ガスが切れて空が見えたりはするものの、雨は止みそうにないし、今日はこれからドンドン悪くなるだろう。
諦めて外に出てゴアのテントにフライシートを掛け、ペグダウンをより強固にする。
ああ無念....
ガスが切れた瞬間に運よく御来光が見えた(^^)
他の2張のテントは撤収作業をしている。
想像していた通り風が谷を遡り、2張のテントの人は風をもろに受けて大変そうだった。
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8/23 5:10
ガスが切れた瞬間に運よく御来光が見えた(^^)
他の2張のテントは撤収作業をしている。
想像していた通り風が谷を遡り、2張のテントの人は風をもろに受けて大変そうだった。
やはりこの後に天候が回復する事はなかった。
今日は完全にテントに閉じ込められるだろう。
取り敢えずシュラフに入って寝ることにした。
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8/23 5:10
やはりこの後に天候が回復する事はなかった。
今日は完全にテントに閉じ込められるだろう。
取り敢えずシュラフに入って寝ることにした。
眠りから覚めて外の様子を見る。
雨は普通に降っているくらいでそこまで強くはなっていない。
だがしばらくすると一気に雨が強くなり出し、ジェット水流でテントに水をぶっ掛けられているような感じになる。
しばらく雨の音を楽しんでいたが、再び昼寝する事にした。
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8/23 11:32
眠りから覚めて外の様子を見る。
雨は普通に降っているくらいでそこまで強くはなっていない。
だがしばらくすると一気に雨が強くなり出し、ジェット水流でテントに水をぶっ掛けられているような感じになる。
しばらく雨の音を楽しんでいたが、再び昼寝する事にした。
15時頃に目覚めると今度は風が強まって来た。
「ドゴォーー!」と言う、波でも押し寄せてくるかのような音が聞こえる。
それでも小屋が盾になってくれているので、ダイレクトに風が当たらない分快適だ。
テント内の温度も18.2℃と寒くないのが有難い。
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8/23 15:56
15時頃に目覚めると今度は風が強まって来た。
「ドゴォーー!」と言う、波でも押し寄せてくるかのような音が聞こえる。
それでも小屋が盾になってくれているので、ダイレクトに風が当たらない分快適だ。
テント内の温度も18.2℃と寒くないのが有難い。
気圧が一気に下がり始めている。
今夜が台風の山になるかな。
携帯の電波は辛うじて入るが、悪天候の影響か、天気情報を検索したりするには至らず情報がない。
小屋にテン場代を払いに行きたいがテントから出られる状況ではない。明日まとめて払えばいいかな。
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8/23 15:57
気圧が一気に下がり始めている。
今夜が台風の山になるかな。
携帯の電波は辛うじて入るが、悪天候の影響か、天気情報を検索したりするには至らず情報がない。
小屋にテン場代を払いに行きたいがテントから出られる状況ではない。明日まとめて払えばいいかな。
コーンポタージュを飲んで一息。と言っても何にもしてないが(笑)
日が暮れると更に荒れ、テントの横を水が流れるようになる。
仕舞にはテントの下も水が流れるようになり、グラウンドシートがぷにょぷにょと波打っていた(笑)
外から見たら完全にテントが水没している状態だろうが、中に全く水が入って来ないのは凄いと思った。
今夜の内に台風が通過して、明日は行動できる事を願いたい。
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8/23 16:25
コーンポタージュを飲んで一息。と言っても何にもしてないが(笑)
日が暮れると更に荒れ、テントの横を水が流れるようになる。
仕舞にはテントの下も水が流れるようになり、グラウンドシートがぷにょぷにょと波打っていた(笑)
外から見たら完全にテントが水没している状態だろうが、中に全く水が入って来ないのは凄いと思った。
今夜の内に台風が通過して、明日は行動できる事を願いたい。
【大縦走16日目】2018年8月24日(金) 雨と強風
夜中はずっと荒れ模様。大量の雨が降っている。
何度も目が覚めて気圧計に目をやる。どんどん気圧が落ちて行く(笑)
テントの下をドクドクと水が流れ、グラウンド部分がプクプク波打つ。まるでウォーターベットだ(^^;)
エアマットは3日目からふくらます事が出来なくなったので、水の冷たさがほぼダイレクトに伝わって来てしまう...
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8/24 2:40
【大縦走16日目】2018年8月24日(金) 雨と強風
夜中はずっと荒れ模様。大量の雨が降っている。
何度も目が覚めて気圧計に目をやる。どんどん気圧が落ちて行く(笑)
テントの下をドクドクと水が流れ、グラウンド部分がプクプク波打つ。まるでウォーターベットだ(^^;)
エアマットは3日目からふくらます事が出来なくなったので、水の冷たさがほぼダイレクトに伝わって来てしまう...
5:00 起床 嵐はひと段落したようで、風はまだ強いが豪雨はおさまって来た。
テント内は水没しなかったが殆どの物がしっとりしている...
無事なのはマットの上のシュラフとザックカバーを敷いて置いている衣服や食料くらいなものだ。
朝食はジャガイモとゴボウとわかめスープを足しておじやに。
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8/24 5:57
5:00 起床 嵐はひと段落したようで、風はまだ強いが豪雨はおさまって来た。
テント内は水没しなかったが殆どの物がしっとりしている...
無事なのはマットの上のシュラフとザックカバーを敷いて置いている衣服や食料くらいなものだ。
朝食はジャガイモとゴボウとわかめスープを足しておじやに。
テントの外に出られるくらいになったので、トイレに行くついでに小屋に昨日のテン場代を支払いに行く。
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8/24 6:57
テントの外に出られるくらいになったので、トイレに行くついでに小屋に昨日のテン場代を支払いに行く。
24時間丸々テントの中に居たので体がバキバキだ。
まだ濃い霧雨が降っているが、手足を伸ばせて気持ち良かった。
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8/24 6:57
24時間丸々テントの中に居たので体がバキバキだ。
まだ濃い霧雨が降っているが、手足を伸ばせて気持ち良かった。
小屋前。
思い返せば、今までこの小屋に来て雨に降られなかったと気はないな...
今回も見事に降られた。
1
8/24 6:57
小屋前。
思い返せば、今までこの小屋に来て雨に降られなかったと気はないな...
今回も見事に降られた。
受付で昨日のテン場代を支払い、天気が回復しなければ今日も泊まることを伝えた。
すると「中で休んで行きませんか?」と声を掛けて下さり、有り難く食堂で休ませてもらう事に。
なんとコーヒーとお茶菓子まで出してくれて、お金を出して食べたり飲んだり出来ない事を伝えると、「サービスですから気にしないで下さい。」との事。
昨日は誰とも全く話をしなかった事もあり、とっても嬉しかった。
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8/24 7:37
受付で昨日のテン場代を支払い、天気が回復しなければ今日も泊まることを伝えた。
すると「中で休んで行きませんか?」と声を掛けて下さり、有り難く食堂で休ませてもらう事に。
なんとコーヒーとお茶菓子まで出してくれて、お金を出して食べたり飲んだり出来ない事を伝えると、「サービスですから気にしないで下さい。」との事。
昨日は誰とも全く話をしなかった事もあり、とっても嬉しかった。
スタッフの皆さんと山の話をしながら雨が止むのを待つ。
今日は予約もなく、こんな天気なので飛び込みの客も期待できず、みんな楽しく話しながら小屋の中でできる仕事をしていた。
2
8/24 10:14
スタッフの皆さんと山の話をしながら雨が止むのを待つ。
今日は予約もなく、こんな天気なので飛び込みの客も期待できず、みんな楽しく話しながら小屋の中でできる仕事をしていた。
昼食の時間になり、テントに戻ろうかと思っていたが、なんと自分の分まで用意してくれていて驚いてしまった。
なんて優しい人ばかりの小屋なんだろう!
無補給でお金は一切使えないけど、山中で出会った人達からのの暖かい施しは出来る限り断ることなく頂戴する事にしているので、図々しくもスタッフの皆さんと同じテーブルに座って有り難くご馳走になる事に!(^^)!
5
8/24 11:01
昼食の時間になり、テントに戻ろうかと思っていたが、なんと自分の分まで用意してくれていて驚いてしまった。
なんて優しい人ばかりの小屋なんだろう!
無補給でお金は一切使えないけど、山中で出会った人達からのの暖かい施しは出来る限り断ることなく頂戴する事にしているので、図々しくもスタッフの皆さんと同じテーブルに座って有り難くご馳走になる事に!(^^)!
メニューの名前は忘れたけど、雑炊やサツマイモ、きくらげのあんかけ炒め。
ダイコン煮は味がしみていてとっても美味しかった。
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8/24 11:02
メニューの名前は忘れたけど、雑炊やサツマイモ、きくらげのあんかけ炒め。
ダイコン煮は味がしみていてとっても美味しかった。
「余ってしまうと廃棄しなくちゃいけなくなるから、良かったらどうぞ。」と、豚肉のとろみ煮や鶏肉料理、塩辛までいただいた。
停滞中はあまり食料を減らさないように食べる量をセーブしているので、ぺろりとたいらげました(^^)
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8/24 11:20
「余ってしまうと廃棄しなくちゃいけなくなるから、良かったらどうぞ。」と、豚肉のとろみ煮や鶏肉料理、塩辛までいただいた。
停滞中はあまり食料を減らさないように食べる量をセーブしているので、ぺろりとたいらげました(^^)
その後も天気は回復しないまま時間が過ぎる。
時々空が明るくなったりはするものの、すぐにガスが押し寄せてきてザーっと雨を降らせる。
小屋が軋むような風も時々吹き、台風は既に通り過ぎたのに一向に回復して行かない。
小屋ではスタッフの女の子がパンを焼いて食べさせてくれた。
本当に雰囲気のいい小屋で羨ましい。
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8/24 16:44
その後も天気は回復しないまま時間が過ぎる。
時々空が明るくなったりはするものの、すぐにガスが押し寄せてきてザーっと雨を降らせる。
小屋が軋むような風も時々吹き、台風は既に通り過ぎたのに一向に回復して行かない。
小屋ではスタッフの女の子がパンを焼いて食べさせてくれた。
本当に雰囲気のいい小屋で羨ましい。
結局、夕方になっても雨は止まなかった。
そろそろテントに戻ろうと思っていたが、「今日は今シーズン初の宿泊者ゼロなので、夕食も一緒にどうぞ」と言われ、夕食までご一緒させてもらう事になりました!
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8/24 17:04
結局、夕方になっても雨は止まなかった。
そろそろテントに戻ろうと思っていたが、「今日は今シーズン初の宿泊者ゼロなので、夕食も一緒にどうぞ」と言われ、夕食までご一緒させてもらう事になりました!
厨房で天ぷらを揚げて、立食形式でいただきます。
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8/24 17:05
厨房で天ぷらを揚げて、立食形式でいただきます。
なんと金色の飲み物まで分けていただきましたヽ(´▽`)/
心に染み入ります(>_<)
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8/24 17:19
なんと金色の飲み物まで分けていただきましたヽ(´▽`)/
心に染み入ります(>_<)
みんなとっても楽しそうに働いていて、素晴らしいチームが出来上がっているな〜。と眺めていました。
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8/24 17:21
みんなとっても楽しそうに働いていて、素晴らしいチームが出来上がっているな〜。と眺めていました。
立食がひと段落するとテーブルに移動して飲み会が始まりました。
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8/24 18:24
立食がひと段落するとテーブルに移動して飲み会が始まりました。
スタッフの女の子が冬場働いていたと言う富士宮市の酒蔵のお酒。
みんなそれぞれの人生を楽しんでいる。
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8/24 18:17
スタッフの女の子が冬場働いていたと言う富士宮市の酒蔵のお酒。
みんなそれぞれの人生を楽しんでいる。
たくさんご馳走になり、たくさんお話が出来て大満足な一日だったが、最後にはなんと支配人の鈴木さんによるバイオリン演奏まで!!
これには感動した(/_;)南アルプスの山小屋でバイオリンの音を聞けるとは全く思っていなかった。
台風通過で今年も大変な茶臼小屋だったけど、こんな夢のような時間を過ごす事が出来て本当に幸せだった。
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8/24 18:58
たくさんご馳走になり、たくさんお話が出来て大満足な一日だったが、最後にはなんと支配人の鈴木さんによるバイオリン演奏まで!!
これには感動した(/_;)南アルプスの山小屋でバイオリンの音を聞けるとは全く思っていなかった。
台風通過で今年も大変な茶臼小屋だったけど、こんな夢のような時間を過ごす事が出来て本当に幸せだった。
お礼だけではとても足りないくらいの時間を過ごさせていただき、暗くなってからテントに戻って来た。
けっこう酔っ払って帰って来てしまったので、取り敢えず明日の準備だけササッと済ませて寝ることにした。
今日はたくさん力をいただいたので、このご恩を無駄にしないように頑張って最後まで歩き切りたいと思った。
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8/24 20:27
お礼だけではとても足りないくらいの時間を過ごさせていただき、暗くなってからテントに戻って来た。
けっこう酔っ払って帰って来てしまったので、取り敢えず明日の準備だけササッと済ませて寝ることにした。
今日はたくさん力をいただいたので、このご恩を無駄にしないように頑張って最後まで歩き切りたいと思った。
【大縦走17日目】2018年8月25日(土) ガス 時々 霧雨
5:04 起床 しまった!寝過ごした!!
テントの外が明るくなっている事に気付いて飛び起きたが、テントの外は相変わらず雨が降っていた。
予報では今日は天気が回復するはずなので、雨が上がる遅めの出発でちょうど良さそうだ。
腕時計の気圧計も緩やかに回復してきている。
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8/25 5:29
【大縦走17日目】2018年8月25日(土) ガス 時々 霧雨
5:04 起床 しまった!寝過ごした!!
テントの外が明るくなっている事に気付いて飛び起きたが、テントの外は相変わらず雨が降っていた。
予報では今日は天気が回復するはずなので、雨が上がる遅めの出発でちょうど良さそうだ。
腕時計の気圧計も緩やかに回復してきている。
霧雨に変わって来た。
テントを撤収して小屋に御挨拶。
小屋の窓から皆さん見送って下さいました。
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8/25 8:44
霧雨に変わって来た。
テントを撤収して小屋に御挨拶。
小屋の窓から皆さん見送って下さいました。
テントを張っていたのは左の木の奥。
テントはびっしょり濡れ、その他の装備もかなり濡れてしまったけれど、被害などは特になく再出発を切れて良かった。
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8/25 8:44
テントを張っていたのは左の木の奥。
テントはびっしょり濡れ、その他の装備もかなり濡れてしまったけれど、被害などは特になく再出発を切れて良かった。
8:45 茶臼小屋出発
この小屋はいつ来ても良い印象が残る。
今回は特に素晴らしい思い出が出来た。
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8/25 8:46
8:45 茶臼小屋出発
この小屋はいつ来ても良い印象が残る。
今回は特に素晴らしい思い出が出来た。
小屋から稜線に出るまでに聖平小屋から来たと言うソロの男性とすれ違った。
上河内岳辺りで風がかなり大変だったそうだ。
稜線に出ると確かに風が強いが、煽られてしまう程ではない。
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8/25 9:01
小屋から稜線に出るまでに聖平小屋から来たと言うソロの男性とすれ違った。
上河内岳辺りで風がかなり大変だったそうだ。
稜線に出ると確かに風が強いが、煽られてしまう程ではない。
稜線を北に向かって緩やかに登り、少し下ると亀甲状土の草原に着くと、道の真ん中に大きな池が出現していた。
ここは大雨の時だけ池が出現すると小屋の人が言っていた。
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8/25 9:19
稜線を北に向かって緩やかに登り、少し下ると亀甲状土の草原に着くと、道の真ん中に大きな池が出現していた。
ここは大雨の時だけ池が出現すると小屋の人が言っていた。
ガスに覆われてとても幻想的な雰囲気だ。
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8/25 9:19
ガスに覆われてとても幻想的な雰囲気だ。
さすがに道の有る所は歩けないので、写真右側の草地を歩かせてもらう。
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8/25 9:19
さすがに道の有る所は歩けないので、写真右側の草地を歩かせてもらう。
雨の日は歩いていても景色は悪いし楽しくない事が多いが、大雨の時だけ見ることが出来る幻の池に出会えて、この場所だけは雨に降られて報われたような気持ちになった。
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8/25 9:22
雨の日は歩いていても景色は悪いし楽しくない事が多いが、大雨の時だけ見ることが出来る幻の池に出会えて、この場所だけは雨に降られて報われたような気持ちになった。
森林限界を超えてしばらく行くとライチョウの大家族に出会った。
何羽いるか分かるかな?
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8/25 9:49
森林限界を超えてしばらく行くとライチョウの大家族に出会った。
何羽いるか分かるかな?
これなら分かるかな?
正解は7羽。
丸々した体で風に耐えながら草を食んでいた。
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8/25 9:49
これなら分かるかな?
正解は7羽。
丸々した体で風に耐えながら草を食んでいた。
上河内岳の肩に到着。
風当たりの少ないハイマツの陰にザックをデポする。
雨は止みそうでなかなか止まない。
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8/25 10:19
上河内岳の肩に到着。
風当たりの少ないハイマツの陰にザックをデポする。
雨は止みそうでなかなか止まない。
風は強いが、このくらいの風なら特に問題ない。
霧雨でレインウェアを着ていないといけないので、風があることで汗が出なくて助かる。
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8/25 10:19
風は強いが、このくらいの風なら特に問題ない。
霧雨でレインウェアを着ていないといけないので、風があることで汗が出なくて助かる。
10:25 上河内岳山頂 2803.4m
山頂までは5分ほどと近い。
この山も景色の素晴らしい山なんだけど、今回は残念ながら景色を眺められず。
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8/25 10:25
10:25 上河内岳山頂 2803.4m
山頂までは5分ほどと近い。
この山も景色の素晴らしい山なんだけど、今回は残念ながら景色を眺められず。
真上を見ると雲の中に薄い太陽の輪郭が見える。
「晴れるのか!?」と思ったが、すぐにまた真っ白になってしまった。
早めに回復してくれる事を願いつつ、先に進む事にした。
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8/25 10:25
真上を見ると雲の中に薄い太陽の輪郭が見える。
「晴れるのか!?」と思ったが、すぐにまた真っ白になってしまった。
早めに回復してくれる事を願いつつ、先に進む事にした。
ザックに戻って南岳方面へと下って行く。
上河内岳の前後は二重山稜の様になっている所が多くある。
お花畑にはマツムシソウが多く咲いていた。
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8/25 10:57
ザックに戻って南岳方面へと下って行く。
上河内岳の前後は二重山稜の様になっている所が多くある。
お花畑にはマツムシソウが多く咲いていた。
トリカブトも多い。
紫色の花が目立つようになり、夏の終わりを感じる。
夏の大縦走はまだかなり長い行程が残っているんだけど...
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8/25 10:57
トリカブトも多い。
紫色の花が目立つようになり、夏の終わりを感じる。
夏の大縦走はまだかなり長い行程が残っているんだけど...
11:02 南岳山頂 2702m
ここもガスの中。
南岳を過ぎると聖平に向かってどんどん下って行く。
樹林帯に入ると風が無くなって少し熱い。
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8/25 11:02
11:02 南岳山頂 2702m
ここもガスの中。
南岳を過ぎると聖平に向かってどんどん下って行く。
樹林帯に入ると風が無くなって少し熱い。
広い草原に出て、聖平に到着。
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8/25 11:53
広い草原に出て、聖平に到着。
聖平小屋には必ず立ち寄るので、今回も小屋まで行って休憩させてもらう事に。
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8/25 11:54
聖平小屋には必ず立ち寄るので、今回も小屋まで行って休憩させてもらう事に。
この辺りは倒木と草原が広がる異様な雰囲気がある。
ここも台風の影響でこのような景色に変わったそうだ。
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8/25 11:54
この辺りは倒木と草原が広がる異様な雰囲気がある。
ここも台風の影響でこのような景色に変わったそうだ。
分岐から2,3分歩くと聖平小屋に到着。
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8/25 11:56
分岐から2,3分歩くと聖平小屋に到着。
屋根があるのでザックを置いて休憩させていただく。
畑薙から聖沢ルートで上がって来たと言うトレランの男性とお話。今日は百間洞まで行くとの事。
休んでいると少し寒くなった。
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8/25 11:57
屋根があるのでザックを置いて休憩させていただく。
畑薙から聖沢ルートで上がって来たと言うトレランの男性とお話。今日は百間洞まで行くとの事。
休んでいると少し寒くなった。
本当はこのテン場で台風をやり過ごそうと思っていた。
でも、よく見ると傾斜が緩く水が溜まりそうだし、意外と風が吹き抜けそうだ。
茶臼小屋で正解だったかも知れない。
それに、あんなに素晴らしい出会いも有ったし(^^)
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8/25 12:31
本当はこのテン場で台風をやり過ごそうと思っていた。
でも、よく見ると傾斜が緩く水が溜まりそうだし、意外と風が吹き抜けそうだ。
茶臼小屋で正解だったかも知れない。
それに、あんなに素晴らしい出会いも有ったし(^^)
聖平小屋を出発して再び草原の稜線へ。
ここから聖岳までは700m以上の登りになる。
がんばって登ろう!山頂で景色が見れたら最高なんだけどな。
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8/25 12:33
聖平小屋を出発して再び草原の稜線へ。
ここから聖岳までは700m以上の登りになる。
がんばって登ろう!山頂で景色が見れたら最高なんだけどな。
聖光小屋への分岐
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8/25 12:54
聖光小屋への分岐
マルバタケブキ群落のお花畑。
マルバタケブキはもう完全に終わったな。
風がなく暑いが霧雨が降っていてレインウェアは脱げない。
それに再び森林限界に出れば冷たい風に晒されるので我慢して登る。
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8/25 13:23
マルバタケブキ群落のお花畑。
マルバタケブキはもう完全に終わったな。
風がなく暑いが霧雨が降っていてレインウェアは脱げない。
それに再び森林限界に出れば冷たい風に晒されるので我慢して登る。
13:50 小聖岳山頂 2662m
これを山頂と言って良いんだろうか...と言うような場所にある山頂だ。
ここで山頂までの約半分を登って来た。
ここからは風が吹いて涼しいので登りやすそうだ。
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8/25 13:50
13:50 小聖岳山頂 2662m
これを山頂と言って良いんだろうか...と言うような場所にある山頂だ。
ここで山頂までの約半分を登って来た。
ここからは風が吹いて涼しいので登りやすそうだ。
またライチョウの親子に出会った。
子供一羽と母親一羽。
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8/25 14:05
またライチョウの親子に出会った。
子供一羽と母親一羽。
子供は何だか寂しそうな面持ち。
残りの子供は恐らく捕食されてしまったんだな...。
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8/25 14:05
子供は何だか寂しそうな面持ち。
残りの子供は恐らく捕食されてしまったんだな...。
母親。
さっきは7羽の大家族を見ただけに、寂しさを感じずにいられない。
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8/25 14:06
母親。
さっきは7羽の大家族を見ただけに、寂しさを感じずにいられない。
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8/25 14:06
残りの一羽をなんとか守り抜いて、無事に冬を迎えてもらいいな。
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8/25 14:06
残りの一羽をなんとか守り抜いて、無事に冬を迎えてもらいいな。
ザレた急登をただ黙々と登って行く。
景色がなく、涼しいので登る以外なにも考えられない(笑)
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8/25 14:47
ザレた急登をただ黙々と登って行く。
景色がなく、涼しいので登る以外なにも考えられない(笑)
15:05 聖岳山頂(前聖岳)3013m
残念だな〜(笑)ここで晴れてくれれば感動的だったんだけどな〜。
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8/25 15:05
15:05 聖岳山頂(前聖岳)3013m
残念だな〜(笑)ここで晴れてくれれば感動的だったんだけどな〜。
ちょっとだけ空が明るく感じるものの、南アルプス最南の3,000m峰で晴れず!!
予報では今日は晴れ間があるはずだったんだけどな〜(>_<)
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8/25 15:05
ちょっとだけ空が明るく感じるものの、南アルプス最南の3,000m峰で晴れず!!
予報では今日は晴れ間があるはずだったんだけどな〜(>_<)
ザックをデポして奥聖岳往復に出発。
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ザックをデポして奥聖岳往復に出発。
ほとんどアップダウンのない稜線を10分ほど小走りで進むと、
15:19 奥聖岳山頂 2978.3m
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8/25 15:19
ほとんどアップダウンのない稜線を10分ほど小走りで進むと、
15:19 奥聖岳山頂 2978.3m
自撮り。
帰り途中は太陽の輪郭が見え、日差しの暖かさを感じるくらいまでに至ったが、結局青空は見えず。
南アルプス周辺だけ雲が掛かってしまっている状況なのかも知れないな...
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8/25 15:20
自撮り。
帰り途中は太陽の輪郭が見え、日差しの暖かさを感じるくらいまでに至ったが、結局青空は見えず。
南アルプス周辺だけ雲が掛かってしまっている状況なのかも知れないな...
ザックに戻って兎岳との間のコルに向かってハイマツ帯を下って行く。
風はあまり受けない。
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8/25 16:01
ザックに戻って兎岳との間のコルに向かってハイマツ帯を下って行く。
風はあまり受けない。
下るに連れて登山道が赤くなって行き、南アルプスならではのチャートの岩質変わる。
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8/25 16:10
下るに連れて登山道が赤くなって行き、南アルプスならではのチャートの岩質変わる。
兎岳と聖岳のコル周辺は特にチャートが多い。
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8/25 16:10
兎岳と聖岳のコル周辺は特にチャートが多い。
マツムシソウ
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8/25 16:16
マツムシソウ
コル手前は大岸壁一面が真っ赤!
コルの手前から北側を見ると、さほど遠くない距離の谷に沢水が流れていた。
今までに見た事のない沢だったので、大雨で現れた沢なのだろう。
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8/25 16:16
コル手前は大岸壁一面が真っ赤!
コルの手前から北側を見ると、さほど遠くない距離の谷に沢水が流れていた。
今までに見た事のない沢だったので、大雨で現れた沢なのだろう。
コルから30分ほど登り返し、今日の宿泊地、兎岳避難小屋に到着。
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8/25 16:53
コルから30分ほど登り返し、今日の宿泊地、兎岳避難小屋に到着。
前にはなかった新しい看板が掛けられていた。
取り敢えずザックを置いて兎岳山頂に行き、長野側の電波を取って明日の天気予報を確認。
明日はちゃんと晴れそうな予感!
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8/25 16:54
前にはなかった新しい看板が掛けられていた。
取り敢えずザックを置いて兎岳山頂に行き、長野側の電波を取って明日の天気予報を確認。
明日はちゃんと晴れそうな予感!
小屋は貸切。外観は3年前に比べて更にボロくなっていた。
入口は扉を閉めても隙間が広がって風が入って来てしまうような状態。
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8/25 16:56
小屋は貸切。外観は3年前に比べて更にボロくなっていた。
入口は扉を閉めても隙間が広がって風が入って来てしまうような状態。
でも中はリフォームされているので綺麗。
到着した時は霧の影響で床がびっしょり濡れていた。
持ち歩いている雑巾で全部綺麗に吹き上げてから使わせてもらった。
テントなど、濡れている装備も広げて少しでも乾燥させる。
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8/25 18:42
でも中はリフォームされているので綺麗。
到着した時は霧の影響で床がびっしょり濡れていた。
持ち歩いている雑巾で全部綺麗に吹き上げてから使わせてもらった。
テントなど、濡れている装備も広げて少しでも乾燥させる。
ロウソクの灯りでワインを飲みつつ日記を書く。
明日は一日を通して晴れてくれる可能性が高い。
いいペースで歩ければ荒川小屋を通り越して高山裏避難小屋まで進めるかも知れない。
高山裏から塩見岳をピストンしてしまえば1日分巻き返せるかも...なんて考えながら眠りに就いた。
【今回はここまで。つづきはまた後日書き進めたいと思います。(^^)】
ずっと冬期の南アルプス縦走に行きたかったけど雪がサッパリ降らずにお預け状態でした。今夜はけっこう積もった気がするのでもうそろそろかな♫♫♫!(^^)!
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8/25 19:22
ロウソクの灯りでワインを飲みつつ日記を書く。
明日は一日を通して晴れてくれる可能性が高い。
いいペースで歩ければ荒川小屋を通り越して高山裏避難小屋まで進めるかも知れない。
高山裏から塩見岳をピストンしてしまえば1日分巻き返せるかも...なんて考えながら眠りに就いた。
【今回はここまで。つづきはまた後日書き進めたいと思います。(^^)】
ずっと冬期の南アルプス縦走に行きたかったけど雪がサッパリ降らずにお預け状態でした。今夜はけっこう積もった気がするのでもうそろそろかな♫♫♫!(^^)!
早く続きが読みたいで〜す( ´∀`)
楽しみに待ってま〜す!
お疲れ様でした〜
higumiさんご無沙汰しております(^^)/
お元気していますか?
こちらの方にも遊びに来てくださいね!
仕事を1か月近くも休んでしまった為、帰ってきたら仕事が山積み...(-_-;)
早くも山に逃げたくなってきました。
しばらくは休業中に積もってしまった仕事を片付けるのに追われそうです。
記録は仕事の合間を見付けて少しでも書き進めたいと思いますが、期待しないで待っていてくださいね(^_^;)
今夏も偉業を完遂し、
無事ご帰還の折には奥様もizushunさんに惚れ直されたことでしょうw!
毎度の事ながら、izshunさんの美しい写真とリアリティあふれる言葉に感動ですが、なんと言ってもその心意気と笑顔に感動です!
今回の記録も楽しみにしています。お仕事優先でね!
また、ご夫婦のレコも楽しみにしています。奥様のコメントも大好きです!
amkoba様
コメントいただきありがとうございます(^^)
私達の記録をご覧いただいているとの事、ありがとうございます。
こうやってコメントいただけると励みになります。
まだ1日目しかアップできておらず、毎年下山後は特に忙しくなるため休み休みの更新になりますが、思い出したように時々見ていただけたら嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します(^^)/
(こちらは2人組でした)
ものすごい山行ですね‼️
続きも楽しみにしてます☆
お疲れ様でした♫
兎岳と子兎岳の間でお会いしたトレラン姿の楽しそうなお二人でしょうか!?
コメントありがとうございます!!
あの日は天気最高でご機嫌な一日でしたねヽ(´▽`)/
やはり天気が良いと出会う人もみんな笑顔でいいですよね。
お二人が登場するのはまだかなり先の話になりますが...(^^;)気長に読み進めていただければと思います。
悲しいけれど、まねできない(齢だから)。ごく一部区間だけ参考にさせていただきます。他も見せていただきます。
mtbun様
メッセージありがとうございます。
これは若いから出来ると言うものでもないと私は思っていますよ。
私ももう決して若いと言える歳ではありませんし...(^-^;
これだけの時間を自由に使える職業を得る事から始まり、最後まで歩き通すだけの知識や知恵、歩き方や背負い方、そして何より我慢。
全てにおいて日頃の積み重ねがモノを言いますので、若い頃では難しかったのではないかと私は思っています。
まだ二日目(笑)臨場感ある文章にワタシも一緒に歩いてるよう
続きを楽しみにしております
〜8月一番の快晴の塩見岳山頂でお話させていただいた者より〜
haruko1234様
おおぉ〜!!覚えていてくれたんですね!
ありがとうございます(^o^)/
そうなんです。まだ2日目なんです(^^;)
予定よりもかなり長く山に居ちゃったもんで、帰ってきたら仕事が山のように溜まっていまして...。
ヤマレコゆっくり書いてる時間がないのです。
すこ〜しずつ更新して行きますので、思い出したように見ていただければと思います。
あの日は天気良かったですね!
あの後の稜線歩きも気持ち良かったんじゃないですか!(^^)!
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