記録ID: 903050
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山(雄山・浄土山)登山~『地獄谷温泉』めぐりの「雷鳥沢テント泊」~
2016年06月23日(木) ~
2016年06月25日(土)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 18:51
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 3:23
- 合計
- 6:58
距離 8.6km
登り 234m
下り 375m
16:43
2日目
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:32
距離 11.9km
登り 1,047m
下り 1,049m
3日目
- 山行
- 1:56
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 2:02
距離 1.9km
登り 172m
下り 16m
___【 今回のコース 】___
3泊4日の予定が、荒天のため2泊3日になりました。
--<< 1日目 >>--
雨模様でしたが、午後から晴れました。テント(BC)設営後、室堂周辺を散策してのんびり過ごしました。
(開始):室堂駅-雷鳥沢BC-室堂駅(ランチ)-雷鳥荘(入浴)-雷鳥沢BC(宿泊):(帰投)
--<< 2日目 >>--
午前中は晴れていました。無事、雄山と浄土山を登頂しました。夕方から暴風雨になり、テントが被害を受けました。眠れない一夜を過ごしました。
(開始):雷鳥沢BC-一ノ越-雄山(往復)-一ノ越-浄土山-室堂平-室堂駅(ランチ)-みくりが池温泉(入浴)-雷鳥沢BC(宿泊):(帰投)
--<< 3日目 >>--
天候の回復なく、朝早くから撤退を開始しました。
(開始):雷鳥沢BC-室堂駅-立山駅:(終了)
3泊4日の予定が、荒天のため2泊3日になりました。
--<< 1日目 >>--
雨模様でしたが、午後から晴れました。テント(BC)設営後、室堂周辺を散策してのんびり過ごしました。
(開始):室堂駅-雷鳥沢BC-室堂駅(ランチ)-雷鳥荘(入浴)-雷鳥沢BC(宿泊):(帰投)
--<< 2日目 >>--
午前中は晴れていました。無事、雄山と浄土山を登頂しました。夕方から暴風雨になり、テントが被害を受けました。眠れない一夜を過ごしました。
(開始):雷鳥沢BC-一ノ越-雄山(往復)-一ノ越-浄土山-室堂平-室堂駅(ランチ)-みくりが池温泉(入浴)-雷鳥沢BC(宿泊):(帰投)
--<< 3日目 >>--
天候の回復なく、朝早くから撤退を開始しました。
(開始):雷鳥沢BC-室堂駅-立山駅:(終了)
天候 | 1日目:雨のち晴れ/2日目:晴れのち雨のち暴風雨/3日目:暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
実質は「雷鳥沢-雄山-浄土山」間の往復登山です。日帰りでも可能なコースですが、「雷鳥沢温泉(地獄谷温泉)に入って酒を呑みたかった」~ので泊まることにしました。 __【 地獄谷温泉(じごくだにおんせん) 】__ 地獄谷温泉は、室堂平から雷鳥沢に下りるルート上にある温泉です。源泉のある位置が標高2300mなので日本最高所の温泉と銘打っています。(※:日本最高所の温泉には、諸説があります。)地獄谷の源泉から引湯され、周囲の温泉宿(山小屋)に送られています。 ・泉質:単純酸性泉。 ・温泉宿(山小屋)は室堂から近い順に~ ① 「みくりが池温泉」を名乗る同名の宿(山小屋)。 ② 「らいちょう温泉」を名乗る「雷鳥荘」。 ③ 「雷鳥沢温泉」を名乗る「雷鳥沢ヒュッテ」と「ロッジ立山連峰」、両館は姉妹館。 ~以上の三湯四館になります。 __【 室堂ターミナルまでのアクセス 】__ < 富山方面からのアクセス > 自家用車、電車、直行バスの3通りのパターンがあります。 ①[自家用車]:立山インター-立山駅-立山ケーブルカー-高原バス-室堂ターミナル ②[電車]:富山駅-電鉄-立山駅-立山ケーブルカー-高原バス-室堂ターミナル ③[立山室堂直行バス](要予約):「富山駅」もしくは「立山あるぺん村(無料駐車場あり)」から乗車-室堂ターミナル (※:ケーブルカーを利用せず、立山有料道路の桂台ゲートからアルペンルートに直接、バスが上がります。) < 信濃大町方面からのアクセス > 扇沢駐車場は、立山駅駐車場ほど大きくありませんので、ハイシーズンの頃は、自家用車で扇沢にアクセスするのは大変かもしれません。 ①[自家用車]:安曇野インターもしくは麻績(おみ)インター-扇沢駐車場-扇沢駅-関電トンネルトロリーバス-黒部ダム/黒部湖-黒部ケーブルカー-黒部平-黒部ロープウェイ-大観峰-立山トンネルトロリーバス-室堂ターミナル ②[電車]:信濃大町駅-路線バス-扇沢駅-関電トンネルトロリーバス-黒部ダム/黒部湖-黒部ケーブルカー-黒部平-黒部ロープウェイ-大観峰-立山トンネルトロリーバス-室堂ターミナル ___【 立山アルペンルート運行の概要 】___ ● 立山ケーブルカー:立山駅~美女平駅(片道7分)。通常20分間隔(混雑時は最速10分間隔?)。立山駅始発は7:00(ハイシーズンは6:00)、美女平駅最終は17:00(ハイシーズンは18:40)。 ● 立山高原バス:美女平-室堂間を片道50分、20~50分間隔で運行。室堂駅最終は16:20~17:05~17:40と時期により3通りある。 ● 立山トンネルトロリーバス:室堂-大観峰間を片道5分、30分間隔で運行。 ● 立山ロープウェイ:大観峰-黒部平間を片道7分、30分間隔で運行。 ● 黒部ケーブルカー:黒部平-黒部湖間を片道5分、20分間隔で運行。 ● 関電トンネルトロリーバス:黒部湖-扇沢間を片道16分、30分間隔で運行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特別、危険な箇所はありません。今年は残雪が、例年より少なかったのですが、谷側のルートは一部、雪渓の状態が残されていました。今回は使用しませんでしたが、必要に応じてアイゼン等は準備して下さい。 |
その他周辺情報 | ___【 日帰り温泉入浴 】___ 立山山麓には、数々の温泉があります。今回は、定番の日帰り温泉のうち一湯のみご紹介します。 ● 立山吉峰温泉「ゆーらんど」 「下山したあとはいつもここ」という人が多いです。県道6号線を立山ICに向かって進みアルペン村を2kmほど過ぎたところに案内表示があります。製材所(立山山麓森林組合下田加工場)のところを右に曲がり、吉峰を1km進んだところに「ゆーらんど」が所在します。宿泊施設の「吉峰ハイツ」が併設されています。また、日帰り宴会もOKです。 ・泉質:アルカリ性単純泉(Ph9.2)、無色、無臭。 ・営業時間:午前10時00分~午後9時00分 ・休館日:無休 ・入浴料:610円(10名以上なら550円に割り引き) ・吉峰ハイツの宿泊料金:1泊2食円10,500円~(木曜限定で9,500円) |
写真
< 相棒のカリマーSF >
~を先に座らせました。最大140Lのザックで、この時は35kgほどありました。座席2人分を占拠していますが、ケーブルカーが、がら空きなので許されました。通常は、下部につなげられた台車に大型の荷物を載せます。
~を先に座らせました。最大140Lのザックで、この時は35kgほどありました。座席2人分を占拠していますが、ケーブルカーが、がら空きなので許されました。通常は、下部につなげられた台車に大型の荷物を載せます。
< 各駅周辺の天候 >
~がモニターに映し出されています。安全のため、手荷物にも気配りが必要です。有難いことに今年から、10kg以上の手荷物に課せられていた荷物料「300円」が廃止されました。大きな私のザックも無料です。
~がモニターに映し出されています。安全のため、手荷物にも気配りが必要です。有難いことに今年から、10kg以上の手荷物に課せられていた荷物料「300円」が廃止されました。大きな私のザックも無料です。
< 売店の左右に >
~出発口と到着口があります。出発口側の奥にトイレと屋上展望台に上がる階段があります。20年ほど前までは、この駅舎に「美女平ホテル」がありましたが、現在は、通過駅のようになっています。また、ここ美女平から室堂まで『歩くアルペンルート(登山道)』が整備されています。
~出発口と到着口があります。出発口側の奥にトイレと屋上展望台に上がる階段があります。20年ほど前までは、この駅舎に「美女平ホテル」がありましたが、現在は、通過駅のようになっています。また、ここ美女平から室堂まで『歩くアルペンルート(登山道)』が整備されています。
< 美女平駅入り口 >
左のバスは「ホテル立山」の通勤用バスです。この後、20名ほどの従業員の方々が、このバスで出勤されました。この画面の右後側に、室堂行きの高原バスの乗り場があります。
左のバスは「ホテル立山」の通勤用バスです。この後、20名ほどの従業員の方々が、このバスで出勤されました。この画面の右後側に、室堂行きの高原バスの乗り場があります。
< 仙洞スギ >
森の巨人百選(No.52)です。幹生周り9.4mあります。この巨人は、美女平駅から3kmほど進んだ場所にただずんでいます。立山アルペンルートの「美女平-室堂」間は約23kmあり、バスの乗車時間は約50分です。
森の巨人百選(No.52)です。幹生周り9.4mあります。この巨人は、美女平駅から3kmほど進んだ場所にただずんでいます。立山アルペンルートの「美女平-室堂」間は約23kmあり、バスの乗車時間は約50分です。
< 滝見台 1280m >
美女平駅から5km弱の所です。称名滝の瀑布からは2km以上手前になりますが、バスの中から覗けるスポットになっています。今回は、雨模様のため、あまりよく見えませんでした。
美女平駅から5km弱の所です。称名滝の瀑布からは2km以上手前になりますが、バスの中から覗けるスポットになっています。今回は、雨模様のため、あまりよく見えませんでした。
< 弥陀ヶ原ホテル 1930m >
ホテル立山、宇奈月国際ホテルと供に、『立山黒部貫光株式会社』の系列ホテルです。紅葉のシーズンでは、ここで下車して、弥陀ヶ原を散策するコースも人気です。
ホテル立山、宇奈月国際ホテルと供に、『立山黒部貫光株式会社』の系列ホテルです。紅葉のシーズンでは、ここで下車して、弥陀ヶ原を散策するコースも人気です。
< 1日目の山行軌跡 >
所要時間は、約7時間でしたが、途中、ホテル立山の「ティーラウンジりんどう」で『アルプスカレー』と生ビールを頂き、帰り道の「雷鳥荘」で外来入浴してから、BC(雷鳥沢)に戻りました。
所要時間は、約7時間でしたが、途中、ホテル立山の「ティーラウンジりんどう」で『アルプスカレー』と生ビールを頂き、帰り道の「雷鳥荘」で外来入浴してから、BC(雷鳥沢)に戻りました。
< 立山センター総合活動拠点施設 >
自然保護官事務所、上市警察派出所(山岳警備隊)、森林事務所作業場、診療所、中部保健所センター、救急隊分遣所~の6つの事務所が集合しています。私達、登山客(観光客)にとっては、診療所の建物という意味合いが大きいです。
自然保護官事務所、上市警察派出所(山岳警備隊)、森林事務所作業場、診療所、中部保健所センター、救急隊分遣所~の6つの事務所が集合しています。私達、登山客(観光客)にとっては、診療所の建物という意味合いが大きいです。
< 重いザックを背負い >
雷鳥沢キャンプ場に下ります。200mほど進んで、振り返りました。ホテル立山とターミナル(室堂駅)は、融合しています。また、ターミナルと自然保護センターは、連絡路で繋がっています。
雷鳥沢キャンプ場に下ります。200mほど進んで、振り返りました。ホテル立山とターミナル(室堂駅)は、融合しています。また、ターミナルと自然保護センターは、連絡路で繋がっています。
< ご夫婦でお迎え? >
誰が呼んだか~通称『地獄の階段』で、つがいの雷鳥に出会いました。上の写真がオスで、下がメスです。1mほど近づくと、2匹仲良く、雷鳥沢の方向に飛んでいきました。このアベックバードとは、三度、出会うことになります。
誰が呼んだか~通称『地獄の階段』で、つがいの雷鳥に出会いました。上の写真がオスで、下がメスです。1mほど近づくと、2匹仲良く、雷鳥沢の方向に飛んでいきました。このアベックバードとは、三度、出会うことになります。
< 雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰 >
~の横を通過します。この2館は姉妹館(同じオーナー)です。地獄谷温泉には3種類あります。雷鳥沢温泉(雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰)、らいちょう温泉(雷鳥荘)、みくりが池温泉(同名の山小屋)~の3箇所4軒の温泉宿(山小屋)です。
~の横を通過します。この2館は姉妹館(同じオーナー)です。地獄谷温泉には3種類あります。雷鳥沢温泉(雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰)、らいちょう温泉(雷鳥荘)、みくりが池温泉(同名の山小屋)~の3箇所4軒の温泉宿(山小屋)です。
< 雷鳥沢キャンプ場 >
~に到着。この管理棟の右側が公衆トイレです(チップ制)。ここは、県営で、「立山自然保護センター(室堂駅の隣)」の管轄です。別山乗越の向こう側にある『剱沢キャンプ場』も同じく県営ですが、「立山センター(診療所のある建物)」の管轄です。
~に到着。この管理棟の右側が公衆トイレです(チップ制)。ここは、県営で、「立山自然保護センター(室堂駅の隣)」の管轄です。別山乗越の向こう側にある『剱沢キャンプ場』も同じく県営ですが、「立山センター(診療所のある建物)」の管轄です。
< 浄土川(称名川)のそば >
~に設営しました。せせらぎを感じながら、くつろぎたいと考えたからです。この設営場所は、風の通り道でした。明日の夜、強風に襲われさんざんな目にあわされることを、この時点では、私の知るところではありませんでした。
~に設営しました。せせらぎを感じながら、くつろぎたいと考えたからです。この設営場所は、風の通り道でした。明日の夜、強風に襲われさんざんな目にあわされることを、この時点では、私の知るところではありませんでした。
< ヤマガラシ(山芥子) >
アブラナ科ヤマガラシ属。管理棟の前で咲いていました。アブラナ(油菜)と同じで、開花前の若い株は、天ぷらやおひたしにして食べることができます(ここでは、採取できませんが)。
アブラナ科ヤマガラシ属。管理棟の前で咲いていました。アブラナ(油菜)と同じで、開花前の若い株は、天ぷらやおひたしにして食べることができます(ここでは、採取できませんが)。
< 雨も模様のなか >
~雷鳥沢BCから出かけました。マイハウス(テント装備)等を入れた特大ザック(カリマーSF)を背負って来た道を引き返します。今度は、中型ザック(セイバー30)を背負って室堂平に戻ります。
~雷鳥沢BCから出かけました。マイハウス(テント装備)等を入れた特大ザック(カリマーSF)を背負って来た道を引き返します。今度は、中型ザック(セイバー30)を背負って室堂平に戻ります。
< イワイチョウ(岩銀杏) >
ミツガシワ科イワイチョウ属。雷鳥沢では、7月後半から8月にかけて、見頃になる花です。この写真の花は「地獄の階段」のそばで見つけました。本来、キャンプ場に沢山、群生しているのですが、まだ1本も咲いていませんでした。
ミツガシワ科イワイチョウ属。雷鳥沢では、7月後半から8月にかけて、見頃になる花です。この写真の花は「地獄の階段」のそばで見つけました。本来、キャンプ場に沢山、群生しているのですが、まだ1本も咲いていませんでした。
< オオイタドリ(大疼取) >
タデ科オンタデ属。同科他属のイタドリ(虎枝、タデ科ソバカズラ属)とよく似ていますが、葉っぱの形で鑑別出来ます。元々、アルペンルート下の立山駅周辺に生育していたものが、2~30年かけて、室堂~雷鳥沢まで進出してきたものと思われます。室堂に上がってくる途中のバスの中からも、オオイタドリの大軍団が目に付きました。
タデ科オンタデ属。同科他属のイタドリ(虎枝、タデ科ソバカズラ属)とよく似ていますが、葉っぱの形で鑑別出来ます。元々、アルペンルート下の立山駅周辺に生育していたものが、2~30年かけて、室堂~雷鳥沢まで進出してきたものと思われます。室堂に上がってくる途中のバスの中からも、オオイタドリの大軍団が目に付きました。
< 大日連山の展望台(休憩所) >
雷鳥沢ロッジと雷鳥荘の中間に位置します。ここまで来ると、地獄の階段の大半を登ってきたことになります。赤ランプで火山性ガス5ppm以上を警告します。しかしまだ、ランプが設置されていません。去年も、警報装置(通信ケーブルの埋設等)の工事をされていましたが、なかなか完成しません。たぶん、植生への影響を考えて、工事の進捗を遅くしているのではないでしょうか?
雷鳥沢ロッジと雷鳥荘の中間に位置します。ここまで来ると、地獄の階段の大半を登ってきたことになります。赤ランプで火山性ガス5ppm以上を警告します。しかしまだ、ランプが設置されていません。去年も、警報装置(通信ケーブルの埋設等)の工事をされていましたが、なかなか完成しません。たぶん、植生への影響を考えて、工事の進捗を遅くしているのではないでしょうか?
< 池塘(ちとう) >
いわゆる「餓鬼の田」です。向こうの崖を越えたところに、ここで2番目の大きさの「ミドリガ池」があります。今回は、「ミドリガ池」のわきを通る道には入りませんでした。
いわゆる「餓鬼の田」です。向こうの崖を越えたところに、ここで2番目の大きさの「ミドリガ池」があります。今回は、「ミドリガ池」のわきを通る道には入りませんでした。
< 「地獄の釜」は営業していました? >
お湯とガスの噴泉口の一つをズームしました。地獄谷を通過する登山道は、長い間通行止めになっています。ここ2,3年の間、吹き出すガスの温度が上昇しているそうです。「みくりが池温泉ー雷鳥荘」のルートが、閉鎖(通行止め)される日も、やがて来るかもしれません。
お湯とガスの噴泉口の一つをズームしました。地獄谷を通過する登山道は、長い間通行止めになっています。ここ2,3年の間、吹き出すガスの温度が上昇しているそうです。「みくりが池温泉ー雷鳥荘」のルートが、閉鎖(通行止め)される日も、やがて来るかもしれません。
< ミクリガ池 >
~の反対方向に、「地獄谷」に下りる道があるのですが、閉鎖中です。雷鳥沢ヒュッテの後ろ側からも、「地獄谷」に下りる道があります(同じく閉鎖中)。下で1本の道になり、尾根を巻くように進み、室堂の下(西側)で、歩くアルペンルートに合流します(下にある地獄谷の入口も閉鎖中)。
~の反対方向に、「地獄谷」に下りる道があるのですが、閉鎖中です。雷鳥沢ヒュッテの後ろ側からも、「地獄谷」に下りる道があります(同じく閉鎖中)。下で1本の道になり、尾根を巻くように進み、室堂の下(西側)で、歩くアルペンルートに合流します(下にある地獄谷の入口も閉鎖中)。
< 駅2階と屋上の間の踊り場 >
~に、「有頼」少年の石造が展示されていました。また、屋上の1階上にある展示室(遙拝殿)に、「旧雄山神社本殿」が保存展示されているのですが、今回、見に行くのを忘れてしまいました。
~に、「有頼」少年の石造が展示されていました。また、屋上の1階上にある展示室(遙拝殿)に、「旧雄山神社本殿」が保存展示されているのですが、今回、見に行くのを忘れてしまいました。
< ティーラウンジりんどう >
~に入り、ランチしました。『アルプスカレー』と生ビールを頂きました。10年ほど前に、このカレーを頂いたときは、まん丸いお皿でした。ごはんも、黄色いサフランライスで「立山盛り?」になっていました。このカレーよりも、お子様ランチぽくしてたかな?カレーライスにホークをつけてからの撮影でしたが、山崎カールを演出してみました?
~に入り、ランチしました。『アルプスカレー』と生ビールを頂きました。10年ほど前に、このカレーを頂いたときは、まん丸いお皿でした。ごはんも、黄色いサフランライスで「立山盛り?」になっていました。このカレーよりも、お子様ランチぽくしてたかな?カレーライスにホークをつけてからの撮影でしたが、山崎カールを演出してみました?
< 駅1階に下りました >
奥で「立山自然保護センター」と繋がっていますが、屋根がないので雨の日は濡れます。また、観光地にしては珍しく、ゴミの回収が可能です。バスに乗るとき、空き瓶などが、危険になることがありますので、ここでザックから出しておきます。足元にある黄緑のフタの箱は、携帯トイレの回収ボックスです。茶色い中味は、トイレに流してから、ここに捨てます。
奥で「立山自然保護センター」と繋がっていますが、屋根がないので雨の日は濡れます。また、観光地にしては珍しく、ゴミの回収が可能です。バスに乗るとき、空き瓶などが、危険になることがありますので、ここでザックから出しておきます。足元にある黄緑のフタの箱は、携帯トイレの回収ボックスです。茶色い中味は、トイレに流してから、ここに捨てます。
< 立山センター >
~の方角です。正式名称は「立山センター総合活動拠点施設」です。駅側にある「立山自然保護センター」と名前が似ていて紛らわしいです。私は、立山センターのことを診療所と呼ぶようにしています。向こうの方に、明日登る予定の「浄土山」が見えますが、厳密には頂上部分は、途中の尾根に隠されています。
~の方角です。正式名称は「立山センター総合活動拠点施設」です。駅側にある「立山自然保護センター」と名前が似ていて紛らわしいです。私は、立山センターのことを診療所と呼ぶようにしています。向こうの方に、明日登る予定の「浄土山」が見えますが、厳密には頂上部分は、途中の尾根に隠されています。
< シナノキンバイ(信濃金梅) >
キンポウゲ科キンバイソウ属。室堂駅(ターミナル)の近くで見つけました。実は、自分で見つけた花ではありません。あまりにも綺麗だったので、女性の方が撮影していたところを割り込んでしまいました。
キンポウゲ科キンバイソウ属。室堂駅(ターミナル)の近くで見つけました。実は、自分で見つけた花ではありません。あまりにも綺麗だったので、女性の方が撮影していたところを割り込んでしまいました。
< 日本最古の『立山室堂』 >
北室と南室の2棟からなり、40年ほど前までは、現役の山小屋でした。築約300年でしたが、1992年に解体され、文化財として、再建されたものです。昔の材をそのまま使用しております。1995年に、国の重要文化財に指定されました。
北室と南室の2棟からなり、40年ほど前までは、現役の山小屋でした。築約300年でしたが、1992年に解体され、文化財として、再建されたものです。昔の材をそのまま使用しております。1995年に、国の重要文化財に指定されました。
< 1日目のルート >
雨の中、室堂駅に到着して、まず、雷鳥沢キャンプ場でテント設営。そして、室堂に舞い戻り、アルプスカレーと生ビールを頂いているうちに梅雨晴れ。散策の帰りに、雷鳥荘で入浴し、BC(ベースキャンプ)に帰還しました。
雨の中、室堂駅に到着して、まず、雷鳥沢キャンプ場でテント設営。そして、室堂に舞い戻り、アルプスカレーと生ビールを頂いているうちに梅雨晴れ。散策の帰りに、雷鳥荘で入浴し、BC(ベースキャンプ)に帰還しました。
< ミヤマクロユリ(深山黒百合) >
ユリ科バイモ属。 足元で見つけました~というのはウソです。実は、自然保護センターの館長さんから、クロユリの生育場所を聴きだしておりました。ミヤマクロユリは、白山や立山では、別称の「クロユリ」と呼ばれています。
ユリ科バイモ属。 足元で見つけました~というのはウソです。実は、自然保護センターの館長さんから、クロユリの生育場所を聴きだしておりました。ミヤマクロユリは、白山や立山では、別称の「クロユリ」と呼ばれています。
< 北の方角にBCがあります >
別山の手前にある谷底が、「雷鳥沢」です。キャンプ場のある平らなところは「雷鳥平」と呼ばれています。また、剱御前の手前に見えるつづら折りの坂道は「雷鳥坂」と呼ばれています。
別山の手前にある谷底が、「雷鳥沢」です。キャンプ場のある平らなところは「雷鳥平」と呼ばれています。また、剱御前の手前に見えるつづら折りの坂道は「雷鳥坂」と呼ばれています。
< 明日登る雄山 >
「雄山」の南側は、五段に刻まれています。1~5の越(段)で、山頂が5段目になります。なかでも『四ノ越』は、ほとんど平らな部分がなく、かろうじて、小さな御堂があるので識別されます。
「雄山」の南側は、五段に刻まれています。1~5の越(段)で、山頂が5段目になります。なかでも『四ノ越』は、ほとんど平らな部分がなく、かろうじて、小さな御堂があるので識別されます。
< 覗いてみました >
4月中旬から営業していますが、6月13日から6月23日(本日)まで館内工事のため休業でした。明日、入館してみたら、館内の廊下で電気配線の工事をしていました。
4月中旬から営業していますが、6月13日から6月23日(本日)まで館内工事のため休業でした。明日、入館してみたら、館内の廊下で電気配線の工事をしていました。
< タカネナナカマド(高嶺七竃)の若い実 >
バラ科ナナカマド属。同属の「ナナカマド」「ウラジロナナカマド」の鑑別が雑種などもあり難しいことがあります。この「タカネナナカマド」は、花も実も下向きに付くことが特徴です。「ナナカマド」の実は、初めは上を向いているのですが、実が大きくなるに従って下方向に垂れ下がってきます。
バラ科ナナカマド属。同属の「ナナカマド」「ウラジロナナカマド」の鑑別が雑種などもあり難しいことがあります。この「タカネナナカマド」は、花も実も下向きに付くことが特徴です。「ナナカマド」の実は、初めは上を向いているのですが、実が大きくなるに従って下方向に垂れ下がってきます。
< エンマ台の手前で振り返りました >
室堂の西側にある「天狗山」は、天狗平の下(西側)から眺めると、天狗の顔が空を見上げているように見えることから、その名が付きました。画面左端の「室堂山」の向こう側には『立山カルデラ』を眺望する展望台があります。
室堂の西側にある「天狗山」は、天狗平の下(西側)から眺めると、天狗の顔が空を見上げているように見えることから、その名が付きました。画面左端の「室堂山」の向こう側には『立山カルデラ』を眺望する展望台があります。
< 大日連山 >
雷鳥沢から新室堂乗越に上がり~奥大日岳-中大日岳-大日小屋-大日岳(往復)-称名坂登山口-立山駅-アルペンルート-室堂-雷鳥沢~と周回することも可能です。オプションとして、称名坂登山口の向かいのある八郎坂から歩くアルペンルートの「弘法」に登り、室堂に戻るコースもいかがでしょうか。
雷鳥沢から新室堂乗越に上がり~奥大日岳-中大日岳-大日小屋-大日岳(往復)-称名坂登山口-立山駅-アルペンルート-室堂-雷鳥沢~と周回することも可能です。オプションとして、称名坂登山口の向かいのある八郎坂から歩くアルペンルートの「弘法」に登り、室堂に戻るコースもいかがでしょうか。
< 大日連峰の峰々 >
手前から~P2440峰-P2511峰-P2611峰-奥大日岳-中大日岳-大日岳-早乙女岳-前大日岳~と連峰します。眼下の地獄谷のにある小山のことを、以前「地獄谷山」と呼んでいたような気がしますが、どの地図を調べても、その名前が見当たりません。
手前から~P2440峰-P2511峰-P2611峰-奥大日岳-中大日岳-大日岳-早乙女岳-前大日岳~と連峰します。眼下の地獄谷のにある小山のことを、以前「地獄谷山」と呼んでいたような気がしますが、どの地図を調べても、その名前が見当たりません。
< 浄土山 >
天狗山から始まり、浄土山-雄山-別山-大日岳の峰々に取り囲まれた窪地(天狗平、室堂平、雷鳥沢など)が「称名川」に流れる水を集めています。特に、浄土山(もしくは一ノ越)から雷鳥沢までの流れを『浄土川』と呼んでいます。
天狗山から始まり、浄土山-雄山-別山-大日岳の峰々に取り囲まれた窪地(天狗平、室堂平、雷鳥沢など)が「称名川」に流れる水を集めています。特に、浄土山(もしくは一ノ越)から雷鳥沢までの流れを『浄土川』と呼んでいます。
< らいちょう温泉「雷鳥荘」 >
~入りました。3泊4日で三湯をめぐるつもりでした。1日目は、ここ「雷鳥荘」。2日目は、休業明けの「みくりが池温泉」。実は、3日目は敗退してしまい、『三湯をめぐり』が達成出来ませんでした。
~入りました。3泊4日で三湯をめぐるつもりでした。1日目は、ここ「雷鳥荘」。2日目は、休業明けの「みくりが池温泉」。実は、3日目は敗退してしまい、『三湯をめぐり』が達成出来ませんでした。
< 源泉の温泉槽 >
奥に源泉のお風呂があります。露天ではありませんが、窓が大きく風情のある天然温泉です。2つある浴槽を合わせると、4館ある地獄谷温泉の中では、最も大きなお風呂になります(半分は白湯槽ですが)。
奥に源泉のお風呂があります。露天ではありませんが、窓が大きく風情のある天然温泉です。2つある浴槽を合わせると、4館ある地獄谷温泉の中では、最も大きなお風呂になります(半分は白湯槽ですが)。
< 雷鳥荘をあとにしました >
「雷鳥沢ヒュッテ」の上にある「大日連山展望台(休憩所)」から地獄谷をみました。私が名付けた?「地獄谷山」の山頂には、祠のようなものがあります。禁を犯して登ってみたいような気も??
「雷鳥沢ヒュッテ」の上にある「大日連山展望台(休憩所)」から地獄谷をみました。私が名付けた?「地獄谷山」の山頂には、祠のようなものがあります。禁を犯して登ってみたいような気も??
< 管理人さんが出迎えてくれました >
今は良い天気ですが、明日の午後から雨が降ると教えてくれました。天気予報では午後6時から雨になっていましたが、管理人さんは、くれぐれも登山は午前中に完了するように忠告してくれました。
今は良い天気ですが、明日の午後から雨が降ると教えてくれました。天気予報では午後6時から雨になっていましたが、管理人さんは、くれぐれも登山は午前中に完了するように忠告してくれました。
< 「別山」と「別山乗越」の眺め >
別山乗越には「剱御前小舎」があります。6本の道が交差する場所です。新室堂乗越ルート、雷鳥坂ルート、別山登山ルート、剱沢ルート、剱登山ルート、剱御前登山ルート~の6本です。
別山乗越には「剱御前小舎」があります。6本の道が交差する場所です。新室堂乗越ルート、雷鳥坂ルート、別山登山ルート、剱沢ルート、剱登山ルート、剱御前登山ルート~の6本です。
< 川を渡らないと >
~先に進めません。このキャンプ場の横(下)に「浄土川(称名川)」が流れていて、橋(浄土橋)が架けられています。山の上の雲がかかっている部分が、別山山頂です。山頂は南峰に相当し、そこから北東350mの所に南峰より6mほど標高の高い「別山北峰」があります。別山北峰は、劒岳の眺望が良い場所です。
~先に進めません。このキャンプ場の横(下)に「浄土川(称名川)」が流れていて、橋(浄土橋)が架けられています。山の上の雲がかかっている部分が、別山山頂です。山頂は南峰に相当し、そこから北東350mの所に南峰より6mほど標高の高い「別山北峰」があります。別山北峰は、劒岳の眺望が良い場所です。
< 別山乗越のあたりをズーム >
「剱御前小舎」が、見えます。小舎の前には公衆トイレがありますが、たぶん利用出来るのは7月1日からです。小舎は5月中旬から開いていますので、小舎のトイレが利用出来ます。つづら折りの坂道は「雷鳥坂」です。急登が苦手な方は、新室堂乗越から迂回して登ることも出来ます。
「剱御前小舎」が、見えます。小舎の前には公衆トイレがありますが、たぶん利用出来るのは7月1日からです。小舎は5月中旬から開いていますので、小舎のトイレが利用出来ます。つづら折りの坂道は「雷鳥坂」です。急登が苦手な方は、新室堂乗越から迂回して登ることも出来ます。
< 明日は「賽の河原」から >
~「一ノ越」に直登します。実は、残雪期の「浄土川ルート(通称)」は、難ルートになるので、「雷鳥荘-ミクリガ池」ルートに迂回したほうが安全です。このルートには決まった名称がありません、私が勝手に「浄土川ルート」と呼んでいるだけです。雷鳥沢ルートと呼んでもいいのですが、雷鳥坂ルートとかぶるので、浄土川の名を使いました。
~「一ノ越」に直登します。実は、残雪期の「浄土川ルート(通称)」は、難ルートになるので、「雷鳥荘-ミクリガ池」ルートに迂回したほうが安全です。このルートには決まった名称がありません、私が勝手に「浄土川ルート」と呼んでいるだけです。雷鳥沢ルートと呼んでもいいのですが、雷鳥坂ルートとかぶるので、浄土川の名を使いました。
< 雄山・大汝山・富士ノ折立 >
雄山の三角点のある場所の標高が2992m。雄山神社本殿の位置で、3003m。大汝山山頂が、3015mで最高所です。ここからだと一番高くみえる富士ノ折立は2999mです。また、大汝休憩所(雷鳥荘の管理)は、大汝山山頂横の窪地にあるので、どこから見上げても見えません。
雄山の三角点のある場所の標高が2992m。雄山神社本殿の位置で、3003m。大汝山山頂が、3015mで最高所です。ここからだと一番高くみえる富士ノ折立は2999mです。また、大汝休憩所(雷鳥荘の管理)は、大汝山山頂横の窪地にあるので、どこから見上げても見えません。
< 「本殿」は石垣の上にあります >
山頂本殿(峰本社の社殿)は本丸に建つ天守閣のようにも見えます。7月1日からの営業ですが、社務所と本殿の間には公衆トイレがあります。社務所でカップ麺を購入すると、巫女さんが、お湯を注いでくれます。
山頂本殿(峰本社の社殿)は本丸に建つ天守閣のようにも見えます。7月1日からの営業ですが、社務所と本殿の間には公衆トイレがあります。社務所でカップ麺を購入すると、巫女さんが、お湯を注いでくれます。
< 明日のルートをズーム >
一ノ越まで一直線のように見えますが、そうでもありません。アップダウンのある斜面を横に進むルートです。残雪があるとルートファインディングが難しくなります。残雪がなくなったら、今度は別の難所が出現します。ルートの上部は岩だらけで、岩の上を飛びながら歩くルートになります。
一ノ越まで一直線のように見えますが、そうでもありません。アップダウンのある斜面を横に進むルートです。残雪があるとルートファインディングが難しくなります。残雪がなくなったら、今度は別の難所が出現します。ルートの上部は岩だらけで、岩の上を飛びながら歩くルートになります。
< 登山道をラインマーク >
~してみました。「浄土川ルート」の途中から分岐している2本は、現在通行止めです。工事中のルートは、完成すると、室堂平から雷鳥沢に下る新ルートになると思います(私の予想)。
~してみました。「浄土川ルート」の途中から分岐している2本は、現在通行止めです。工事中のルートは、完成すると、室堂平から雷鳥沢に下る新ルートになると思います(私の予想)。
< 良い天気(梅雨の晴れ間) >
~なので、シートをしいて、一人しゃぶしゃぶ宴会しました。沢山の食材を用意してきましたが、実は、2日目から暴風雨に見舞われてしまい、ほとんど自炊出来なくなり、大部分、持って帰ることになってしまいました。
~なので、シートをしいて、一人しゃぶしゃぶ宴会しました。沢山の食材を用意してきましたが、実は、2日目から暴風雨に見舞われてしまい、ほとんど自炊出来なくなり、大部分、持って帰ることになってしまいました。
< 2日目の朝を迎えました >
昨晩は何事もなく、2日目を迎えることが出来ました。5:45に出発しました。下の橋(浄土橋)を渡る前に外人さんのカップルに「あふたぬ~ん レイン」と、管理人さんの天気予報を教えたあげました。実祭、12:30から雨になりましたので、凄い管理人さんでした。あの外人さんたちも感謝したことでしょう?
昨晩は何事もなく、2日目を迎えることが出来ました。5:45に出発しました。下の橋(浄土橋)を渡る前に外人さんのカップルに「あふたぬ~ん レイン」と、管理人さんの天気予報を教えたあげました。実祭、12:30から雨になりましたので、凄い管理人さんでした。あの外人さんたちも感謝したことでしょう?
< 2日目の山行軌跡 >
所要時間は、9時間40分でしたが、途中、ホテル立山の「レストラン立山」で『白海老から揚げ丼定食』と生ビールを頂き、帰り道の「みくりが池温泉」で外来入浴してから、BC(雷鳥沢)に戻りました。
所要時間は、9時間40分でしたが、途中、ホテル立山の「レストラン立山」で『白海老から揚げ丼定食』と生ビールを頂き、帰り道の「みくりが池温泉」で外来入浴してから、BC(雷鳥沢)に戻りました。
< 2日目の山行グラフ >
総歩行距離:約12km。累積標高差(+):約1150m。BC(雷鳥沢)から浄土川を遡り、「一ノ越」へ。「一ノ越」から「雄山」へは往復登山となります。その後「浄土山」に登り、室堂に下山。温泉経由でBCに帰還します。
総歩行距離:約12km。累積標高差(+):約1150m。BC(雷鳥沢)から浄土川を遡り、「一ノ越」へ。「一ノ越」から「雄山」へは往復登山となります。その後「浄土山」に登り、室堂に下山。温泉経由でBCに帰還します。
< 浄土橋の上から北西方向 >
~を眺めました。ここから、新室堂乗越に上がり、大日岳への往復登山の考えていましたが、向こうにある「大日小屋」がまだ営業していません。大日岳方面は、非常時のエスケープが難しいと判断して、本日は、室堂にすぐ下りれる「雄山-浄土山」方面としました。
~を眺めました。ここから、新室堂乗越に上がり、大日岳への往復登山の考えていましたが、向こうにある「大日小屋」がまだ営業していません。大日岳方面は、非常時のエスケープが難しいと判断して、本日は、室堂にすぐ下りれる「雄山-浄土山」方面としました。
< 浄土橋の上から南東方向 >
~を眺めました。進行方向になります。直接、一ノ越に向かわず、大走りルートから真砂岳手前に上がり、大汝山-雄山と進むことも出来ますが、時間がかかります。天候もいつ崩れるか判りません。もし早くから雨が降るようなら、登頂せずに室堂に向かい、白エビや生ビールに取りかかるのもあり~と考えていました。
~を眺めました。進行方向になります。直接、一ノ越に向かわず、大走りルートから真砂岳手前に上がり、大汝山-雄山と進むことも出来ますが、時間がかかります。天候もいつ崩れるか判りません。もし早くから雨が降るようなら、登頂せずに室堂に向かい、白エビや生ビールに取りかかるのもあり~と考えていました。
< 過去にルートが変更されています >
以前は、川のそばを通っていました。確か、10年ほど前までは、画面右手奥の方に、鉄製の橋が架けられていたのですが、流されてしまった~と記憶しています。
以前は、川のそばを通っていました。確か、10年ほど前までは、画面右手奥の方に、鉄製の橋が架けられていたのですが、流されてしまった~と記憶しています。
< 橋のない橋桁 >
浄土川の支流です。後で、木の橋が架けられるのかもしれません。昨年、ここを通過したときは、この石組みの橋桁さえもありませんでした。本流ではないので川幅は広くありませんが、登山靴が水に浸かることを覚悟してて方が良いです。
浄土川の支流です。後で、木の橋が架けられるのかもしれません。昨年、ここを通過したときは、この石組みの橋桁さえもありませんでした。本流ではないので川幅は広くありませんが、登山靴が水に浸かることを覚悟してて方が良いです。
< 六地蔵の御堂 >
支流を渡って、少し進んだ所にあります。眼をこらせば、キャンプ場からも、この御堂が見えます。佐伯さんという方が建立されています。立山関連の施設では、多くの佐伯さんたちが関与されています。何軒もある現代の「佐伯家」は、1300年前に立山を開山した「佐伯有頼」にどこかで繋がっているのかも?
支流を渡って、少し進んだ所にあります。眼をこらせば、キャンプ場からも、この御堂が見えます。佐伯さんという方が建立されています。立山関連の施設では、多くの佐伯さんたちが関与されています。何軒もある現代の「佐伯家」は、1300年前に立山を開山した「佐伯有頼」にどこかで繋がっているのかも?
< 山崎カール >
雄山と大汝山の間から氷河による侵食が始まり、雷鳥沢方向にえぐられています。それが、山崎圏谷(カール)です。カールの内側には、「ロウソク岩」と呼ばれる奇岩があるらしいのですが、山頂からスキーで下りて来ないと見つけられないかも?
雄山と大汝山の間から氷河による侵食が始まり、雷鳥沢方向にえぐられています。それが、山崎圏谷(カール)です。カールの内側には、「ロウソク岩」と呼ばれる奇岩があるらしいのですが、山頂からスキーで下りて来ないと見つけられないかも?
< 地獄谷のガスを迂回するルート >
~になるかも?近年、地獄谷から噴出する火山性ガスが増えています。「みくりが池温泉-雷鳥荘」のルートは、ガス濃度が5ppm以上になると、通行止めです。そうなると、新たに、浄土川を渡り、雷鳥沢に向かうエスケープルートが必要になってきます。
~になるかも?近年、地獄谷から噴出する火山性ガスが増えています。「みくりが池温泉-雷鳥荘」のルートは、ガス濃度が5ppm以上になると、通行止めです。そうなると、新たに、浄土川を渡り、雷鳥沢に向かうエスケープルートが必要になってきます。
< 室堂山荘近くにある「水路の入口」 >
以前に撮影したものです。この水路沿いに下ると、浄土川の最上流部分で、反対側で工事中の道とぶつかるはずです。ここから道が向こうに繋がると、一ノ越経由で雷鳥沢に向かうより、1時間ほど短縮出来るはずです。
以前に撮影したものです。この水路沿いに下ると、浄土川の最上流部分で、反対側で工事中の道とぶつかるはずです。ここから道が向こうに繋がると、一ノ越経由で雷鳥沢に向かうより、1時間ほど短縮出来るはずです。
< 室堂山荘は崖の上 >
~に建っています。崖のお腹には、「玉殿岩屋(たまどのいわや)」があります。かって、修験者がこもった小洞窟が2つあります。8月になり、完全に雪が溶けないと見に行けない場所です。
~に建っています。崖のお腹には、「玉殿岩屋(たまどのいわや)」があります。かって、修験者がこもった小洞窟が2つあります。8月になり、完全に雪が溶けないと見に行けない場所です。
< 2年前、迷い込みました >
立山トンネルの非常口なのでしょう。川の上流側と岩屋の近くの2箇所にあります。この時は、7月中旬でしたが、今回より残雪が多く、岩屋のある場所は、まったく見当が付きませんでした。
立山トンネルの非常口なのでしょう。川の上流側と岩屋の近くの2箇所にあります。この時は、7月中旬でしたが、今回より残雪が多く、岩屋のある場所は、まったく見当が付きませんでした。
< 西方向に富山県(平野部) >
~が見えます。「呉羽丘陵から牛岳を結ぶライン」で、富山は二分されます。「呉西(高岡市側)」と「呉東(富山市側)」と呼ばれ、それぞれ郷土の特徴があります。
~が見えます。「呉羽丘陵から牛岳を結ぶライン」で、富山は二分されます。「呉西(高岡市側)」と「呉東(富山市側)」と呼ばれ、それぞれ郷土の特徴があります。
< 地図に載っていない道② >
残雪で埋まっていますが、右手に下る道が分岐しています。「室堂-一ノ越」ルートの途中にショートカットする道ですが、谷の部分で壊れて(消滅して)います。岩に通行止めの「×印」が記されているのですが、以前、迷い込んだ事があります。
残雪で埋まっていますが、右手に下る道が分岐しています。「室堂-一ノ越」ルートの途中にショートカットする道ですが、谷の部分で壊れて(消滅して)います。岩に通行止めの「×印」が記されているのですが、以前、迷い込んだ事があります。
< 通行止めの道2本 >
①浄土川に下る道(工事中):浄土山方面から集まった水を流す排水路があり、それに沿うルートが造られるのではないかと想像しています。②以前「室堂-一ノ越」ルートの途中から雷鳥沢方面にショートカットする道がありましたが、現在使われていません(壊れた道ですが、残雪が溶けると通行出来ないこともないかも?)。
①浄土川に下る道(工事中):浄土山方面から集まった水を流す排水路があり、それに沿うルートが造られるのではないかと想像しています。②以前「室堂-一ノ越」ルートの途中から雷鳥沢方面にショートカットする道がありましたが、現在使われていません(壊れた道ですが、残雪が溶けると通行出来ないこともないかも?)。
< 「一の越山荘」 標高2700m >
こちらのトイレは、いつも清潔です。洋式水洗(ウォシュレットなし、利用料100円)です。向かいにある公衆トイレ(チップ制)は、まだ閉まっていました。
こちらのトイレは、いつも清潔です。洋式水洗(ウォシュレットなし、利用料100円)です。向かいにある公衆トイレ(チップ制)は、まだ閉まっていました。
< 峰々を同定してみました >
笠-三俣-野口-南沢-・・・-白馬(立山の影で見えません)~と後立山連峰が北に伸びています。「後立山」の後ろには、「槍ヶ岳」や「八ヶ岳」、さらに遠くの「富士山」までもが見えました。
笠-三俣-野口-南沢-・・・-白馬(立山の影で見えません)~と後立山連峰が北に伸びています。「後立山」の後ろには、「槍ヶ岳」や「八ヶ岳」、さらに遠くの「富士山」までもが見えました。
< 「二ノ越」から「一ノ越」を見下ろしました >
雄山登頂の後に向かう予定の「富山大学の施設」が見えます。「施設」のある場所は、「浄土山南峰」に相当します。「浄土山山頂」は、山稜の影になっています。北峰が山頂になります。
雄山登頂の後に向かう予定の「富山大学の施設」が見えます。「施設」のある場所は、「浄土山南峰」に相当します。「浄土山山頂」は、山稜の影になっています。北峰が山頂になります。
< 「槍と穂高」をズーム >
「槍」の手前で「野口五郎岳」の隣に位置する「真砂岳(まさごだけ)」は、「立山の真砂岳」と同名です。雷鳥沢の東に位置する「真砂岳」で3年前、雪崩事故があり7名の方が亡くなられています。以後、一層の遭難対策が計られています。
「槍」の手前で「野口五郎岳」の隣に位置する「真砂岳(まさごだけ)」は、「立山の真砂岳」と同名です。雷鳥沢の東に位置する「真砂岳」で3年前、雪崩事故があり7名の方が亡くなられています。以後、一層の遭難対策が計られています。
< タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子) >
キク科ヤマハハコ属。まだ蕾です。ヤマハハコの仲間は、8月頃が見頃になります。葉が次第に細くなり、茎に接する姿が『矢筈(矢の弦をつがえる所)』に似ることが、名前の由来です。
キク科ヤマハハコ属。まだ蕾です。ヤマハハコの仲間は、8月頃が見頃になります。葉が次第に細くなり、茎に接する姿が『矢筈(矢の弦をつがえる所)』に似ることが、名前の由来です。
< 「小隊」がこちら(雄山)に >
~向かってきています。私が、雄山から下るときに、この小隊とすれ違いました。数名のガイドさんと一緒に、年齢層がバラバラのツアーの方々30名以上で、登ってこられました。
~向かってきています。私が、雄山から下るときに、この小隊とすれ違いました。数名のガイドさんと一緒に、年齢層がバラバラのツアーの方々30名以上で、登ってこられました。
< 室堂平から雷鳥平まで >
~を見回しました。登山道(遊歩道)をラインマークしてみました。4月の残雪期(4月の中頃にアルペンルートが開通します)だと、ミクリガ池から雷鳥沢まで谷(浄土川)沿いに雪上を歩いて(滑って)行けます。
~を見回しました。登山道(遊歩道)をラインマークしてみました。4月の残雪期(4月の中頃にアルペンルートが開通します)だと、ミクリガ池から雷鳥沢まで谷(浄土川)沿いに雪上を歩いて(滑って)行けます。
< 「白山」をズーム >
白山にも「別山」があります。ややこしいことに「立山別山(北峰+南峰)」のすぐ東側に「黒部別山(北峰+主峰+南峰)」もあるんです。画面右側に、白山の北側に位置する「笈ヶ岳」も見えています。「笈ヶ岳」は二百名山の一つであるにも関わらず、登山道がなく、積雪期でないと登頂が難しい山です。
白山にも「別山」があります。ややこしいことに「立山別山(北峰+南峰)」のすぐ東側に「黒部別山(北峰+主峰+南峰)」もあるんです。画面右側に、白山の北側に位置する「笈ヶ岳」も見えています。「笈ヶ岳」は二百名山の一つであるにも関わらず、登山道がなく、積雪期でないと登頂が難しい山です。
< 西方向をズーム >
遠くの「医王山」の峰々が同定出来ました。また、立山インターから立山駅に車で向かう途中にある「尖山(とんがりやま)」もよく見えます。ピラミット型の山でUFO基地ではないかという伝説があります。ここから監視していれば、証拠写真が撮れるかも?
遠くの「医王山」の峰々が同定出来ました。また、立山インターから立山駅に車で向かう途中にある「尖山(とんがりやま)」もよく見えます。ピラミット型の山でUFO基地ではないかという伝説があります。ここから監視していれば、証拠写真が撮れるかも?
< 雄山神社峰本社(本殿) >
~を拝みました。先客の方2名、上がっておられました。映像製作会社の方々でした。あちらの山頂で少しお話しさせて頂きました。プロデュサーの方が天候を気にされていましたので、キャンプ場管理人さんから聴いた天気予報を教えて上げたのですが、「何時から雨か」と聞き返され、適当に「午後3時から雨かな」と答えてしまいました。実祭は、12:30から雨、18:00からは、恐ろしいほどの暴風雨になってしまいました。
~を拝みました。先客の方2名、上がっておられました。映像製作会社の方々でした。あちらの山頂で少しお話しさせて頂きました。プロデュサーの方が天候を気にされていましたので、キャンプ場管理人さんから聴いた天気予報を教えて上げたのですが、「何時から雨か」と聞き返され、適当に「午後3時から雨かな」と答えてしまいました。実祭は、12:30から雨、18:00からは、恐ろしいほどの暴風雨になってしまいました。
< 「八ヶ岳」と「富士山」 >
私は「八ヶ岳」には、3度お邪魔しています。「富士山」は1度だけです。「富士山」は、登らずに遠くから眺めているほうが良さそうな気がします。世界遺産の山ですから、いずれは登山禁止になるかも?
私は「八ヶ岳」には、3度お邪魔しています。「富士山」は1度だけです。「富士山」は、登らずに遠くから眺めているほうが良さそうな気がします。世界遺産の山ですから、いずれは登山禁止になるかも?
< 「北穂高」が見えません >
「穂高連峰」は南側から~西-間ノ-天狗-前-奥-涸沢-北~と連山しています。「槍」の影で「北穂高」だけは見えません。また「涸沢岳」は「奥穂高」の前(北側)に位置していて見えているはずですが、同定出来ませんでした。
「穂高連峰」は南側から~西-間ノ-天狗-前-奥-涸沢-北~と連山しています。「槍」の影で「北穂高」だけは見えません。また「涸沢岳」は「奥穂高」の前(北側)に位置していて見えているはずですが、同定出来ませんでした。
< 山頂休憩所(社務所) >
雄山神社峰本社の社務所の左側が休憩所になっています。巫女さまに、カップ麺を作って頂くことも出来ます。毎年、巫女のアルバイトが募集されています。年齢は30歳までです(女性のみ)。
雄山神社峰本社の社務所の左側が休憩所になっています。巫女さまに、カップ麺を作って頂くことも出来ます。毎年、巫女のアルバイトが募集されています。年齢は30歳までです(女性のみ)。
< 今朝の8時半ころから飛んで来ています >
朝から雄山に飛んで来たのは、これで3回目になりますが、最終便だったようです。一台のヘリで「一ノ越」と「雄山」の2箇所に、交互に運搬してるみたいです。それぞれ3往復ずつしたようでした。
朝から雄山に飛んで来たのは、これで3回目になりますが、最終便だったようです。一台のヘリで「一ノ越」と「雄山」の2箇所に、交互に運搬してるみたいです。それぞれ3往復ずつしたようでした。
< 「立山別山」の二峰山です >
主峰が南峰で、標高2874mです。北峰は2880mあり、より近くから「剱」を望めます。また「立山別山」の東北東約4kmの位置に「黒部別山」があります。北峰-主峰(2353m)-南峰の三峰山になっています。
主峰が南峰で、標高2874mです。北峰は2880mあり、より近くから「剱」を望めます。また「立山別山」の東北東約4kmの位置に「黒部別山」があります。北峰-主峰(2353m)-南峰の三峰山になっています。
< タカネツメクサ(高嶺爪草) >
ナデシコ科タカネツメクサ属。同科他属の「イワツメクサ(岩爪草、ナデシコ科ハコベ属)」と似ていますが、花びらが違います。どちらも5枚(5弁花)なのですが、「イワツメクサ」の花は1枚の花弁(花びら)が2つに裂けているので、10枚になって見えます。
ナデシコ科タカネツメクサ属。同科他属の「イワツメクサ(岩爪草、ナデシコ科ハコベ属)」と似ていますが、花びらが違います。どちらも5枚(5弁花)なのですが、「イワツメクサ」の花は1枚の花弁(花びら)が2つに裂けているので、10枚になって見えます。
< 「ズバリ岳」「針ノ木岳」「蓮華岳」 >
「ズバリ岳」が「蓮華岳」の前方にあり、重なっています。「ズバリ岳」と「針木岳」を結ぶ稜線のキレットのように見える鞍部の後ろに「針ノ木峠」があります。
「ズバリ岳」が「蓮華岳」の前方にあり、重なっています。「ズバリ岳」と「針木岳」を結ぶ稜線のキレットのように見える鞍部の後ろに「針ノ木峠」があります。
< 「後立山連峰」は「針ノ木峠」で >
~終わります。明治の初期には、日本初の有料道路「越信新道」が通されました。立山カルデラ内にあつた「立山温泉」から「ザラ峠」を越え、黒部川を渡り「針ノ木峠」を越え、信濃野口村(現在の大町市)まで牛車が通行していました。
~終わります。明治の初期には、日本初の有料道路「越信新道」が通されました。立山カルデラ内にあつた「立山温泉」から「ザラ峠」を越え、黒部川を渡り「針ノ木峠」を越え、信濃野口村(現在の大町市)まで牛車が通行していました。
< 背の低いしゃくなげです >
「ハクサンシャクナゲ」よりも高地に生育します。厳しい環境の中なので、背が伸びません。「カラマツ(唐松)」より高所に生育する「ハイマツ(這松)」の背が低いのと、同様ですね。
「ハクサンシャクナゲ」よりも高地に生育します。厳しい環境の中なので、背が伸びません。「カラマツ(唐松)」より高所に生育する「ハイマツ(這松)」の背が低いのと、同様ですね。
< 二と四の「越」が不明瞭です >
雄山から東(黒部ダムのある方向)に伸びる尾根があります。尾根上の途中に、峰のように見えるピークがありますが、とくに名前がありません。もう少し尖っていれば「白山」にある「剣ヶ峰」みたいな存在だったかも?
雄山から東(黒部ダムのある方向)に伸びる尾根があります。尾根上の途中に、峰のように見えるピークがありますが、とくに名前がありません。もう少し尖っていれば「白山」にある「剣ヶ峰」みたいな存在だったかも?
< イチイの木に似ている? >
「蘇芳(スオウ)」とは、イチイ(一位、イチイ科イチイ属)のことです。葉がイチイに似ていることと、高い峰に生えることから「峰蘇芳」と名付けられました。
「蘇芳(スオウ)」とは、イチイ(一位、イチイ科イチイ属)のことです。葉がイチイに似ていることと、高い峰に生えることから「峰蘇芳」と名付けられました。
< 富山大学立山施設(旧研究所) >
戦時中、旧日本軍によって、建てられた観測所が元となりました。戦後、富山大学に移管され「富山大学立山研究所」となっていました。近年、老朽化のため建て替えられ、2010年、「富山大学立山施設」として生まれ変わりました。
戦時中、旧日本軍によって、建てられた観測所が元となりました。戦後、富山大学に移管され「富山大学立山研究所」となっていました。近年、老朽化のため建て替えられ、2010年、「富山大学立山施設」として生まれ変わりました。
< 「毛勝三山」をズーム >
「毛勝」は富山県魚津市と黒部市の行政境界上にあります。隣の「大明神山」は、魚津市に属しています。同名の「大明神山」は、上高地の長野県側入口の長野県安曇野市にもあります。また、穂高連峰に付随する「明神岳」もよく似た名前です。
「毛勝」は富山県魚津市と黒部市の行政境界上にあります。隣の「大明神山」は、魚津市に属しています。同名の「大明神山」は、上高地の長野県側入口の長野県安曇野市にもあります。また、穂高連峰に付随する「明神岳」もよく似た名前です。
< 何処まで続くのか?「立山連峰」 >
ここから先は~鬼岳-獅子岳(鬼岳の後ろ)-ザラ峠-五色ヶ原-鷲岳-鳶山-越中沢岳-間山(まやま)-北薬師岳-薬師岳-・・-黒部五郎岳-三俣蓮華岳(水晶岳の後ろ)~と連山しています。
ここから先は~鬼岳-獅子岳(鬼岳の後ろ)-ザラ峠-五色ヶ原-鷲岳-鳶山-越中沢岳-間山(まやま)-北薬師岳-薬師岳-・・-黒部五郎岳-三俣蓮華岳(水晶岳の後ろ)~と連山しています。
< 「常念山脈」の峰々 >
北から~唐沢岳-・・-大天井岳-東天井岳-横通岳(よことおしだけ)-常念岳-・・-霞沢岳~と連山しています。なぜ、最高峰の名を戴いて『大天井山脈』とお呼びしないのでしょうか?
北から~唐沢岳-・・-大天井岳-東天井岳-横通岳(よことおしだけ)-常念岳-・・-霞沢岳~と連山しています。なぜ、最高峰の名を戴いて『大天井山脈』とお呼びしないのでしょうか?
< もっと高くなれ~山頂の「ケルン」 >
「浄土山山頂」の尖り方が少ないので、室堂から、この山を見上げても山頂部分が見えません。この「ケルン」を10m位の高さにすれば、下から見えるかも?
「浄土山山頂」の尖り方が少ないので、室堂から、この山を見上げても山頂部分が見えません。この「ケルン」を10m位の高さにすれば、下から見えるかも?
< 「立山カルデラ」を見下ろせます >
実は「カルデラ」と言うのは名ばかりで、「立山カルデラ」は、浸食により出来上がった窪みであることが判明しています。この窪みがなければ、「五色ヶ原」と「弥陀ヶ原」が一つの広大な原っぱになっていたはずです。
実は「カルデラ」と言うのは名ばかりで、「立山カルデラ」は、浸食により出来上がった窪みであることが判明しています。この窪みがなければ、「五色ヶ原」と「弥陀ヶ原」が一つの広大な原っぱになっていたはずです。
< カルデラ展望台は3つあります >
ここ「室堂山展望台」の他、「弥陀ヶ原」と「松尾峠」の3箇所です。「立山カルデラ」の底には、かって「立山温泉」がありましたが、災害が相次ぎ1973年に廃湯になりました。明治時代、『パーシヴァル・ローウェル卿』が能登を旅し「和倉温泉」の次に入ったのが、ここにあった「立山温泉」でした。
ここ「室堂山展望台」の他、「弥陀ヶ原」と「松尾峠」の3箇所です。「立山カルデラ」の底には、かって「立山温泉」がありましたが、災害が相次ぎ1973年に廃湯になりました。明治時代、『パーシヴァル・ローウェル卿』が能登を旅し「和倉温泉」の次に入ったのが、ここにあった「立山温泉」でした。
< 登山口に戻ってきました >
浄土山から下りてきた道をラインマークしてみました。短い距離でしたが、急登のガレ場がありました。さて、この登山口から室堂平(室堂山荘口)まであと1kmあまりとなりました。
浄土山から下りてきた道をラインマークしてみました。短い距離でしたが、急登のガレ場がありました。さて、この登山口から室堂平(室堂山荘口)まであと1kmあまりとなりました。
< スキー場(ゲレンデ) >
~のような感じになっています。もう夏ですが、春スキーがまだ出来そうです。右手に下るところ左側に滑り降りてしまいました。幸い見通しが良いので、登山道にすぐ戻れました。
~のような感じになっています。もう夏ですが、春スキーがまだ出来そうです。右手に下るところ左側に滑り降りてしまいました。幸い見通しが良いので、登山道にすぐ戻れました。
< 白海老から揚げ丼定食 >
「レストラン立山」の営業時間に間に合いました。入店終了時間ちょうどの13:30にすべ込み、4分後にはこのご馳走にありつけました。値段は1,650円もしますが、ためらう必要はありません。
「レストラン立山」の営業時間に間に合いました。入店終了時間ちょうどの13:30にすべ込み、4分後にはこのご馳走にありつけました。値段は1,650円もしますが、ためらう必要はありません。
< PH2.18! >
この天然温泉は「胃液」なみの酸性度です。お肌を鍛えるのに適した温泉かも?引湯距離350mと記載されています。ちょうど真下の「地獄谷」までの距離に相当しますね。無加水で温泉ですが、実際に入る時、熱すぎれば各自自分で加水(水道の蛇口をひねる)しなければ入ることが出来ません。このことは、他の宿でも同じです。
この天然温泉は「胃液」なみの酸性度です。お肌を鍛えるのに適した温泉かも?引湯距離350mと記載されています。ちょうど真下の「地獄谷」までの距離に相当しますね。無加水で温泉ですが、実際に入る時、熱すぎれば各自自分で加水(水道の蛇口をひねる)しなければ入ることが出来ません。このことは、他の宿でも同じです。
< 大変なことになりました >
2日目の夕方から、風が強くなり、18時頃には歩くことも困難なくらいの強風になりました。テントの中に耐えていましたが、一晩中の暴風雨、テントも破損し、シュラフや衣類が濡れてしまい、レインウェアのまま朝を迎えました。
2日目の夕方から、風が強くなり、18時頃には歩くことも困難なくらいの強風になりました。テントの中に耐えていましたが、一晩中の暴風雨、テントも破損し、シュラフや衣類が濡れてしまい、レインウェアのまま朝を迎えました。
< 3日目の朝(6時半頃)です >
少し風が弱くなりましたが、まだ強風で天候も明日まで回復する見込みがありませんでした。テントのポールは曲り、中は水浸しです。風も強く自炊も不可能。ザックにすべてを詰め込んで、撤退を開始しました。
少し風が弱くなりましたが、まだ強風で天候も明日まで回復する見込みがありませんでした。テントのポールは曲り、中は水浸しです。風も強く自炊も不可能。ザックにすべてを詰め込んで、撤退を開始しました。
< あいつが見送りに出てきました >
オスのあの雷鳥(一昨日と同一個体)です。「大日連山展望所」のそばです。嵐を呼び寄せた「雷鳥」かもしれませんが、幸い「雷」は落ちてきませんでした。
オスのあの雷鳥(一昨日と同一個体)です。「大日連山展望所」のそばです。嵐を呼び寄せた「雷鳥」かもしれませんが、幸い「雷」は落ちてきませんでした。
< ニホンライチョウ(日本雷鳥) >
キジ目ライチョウ科ライチョウ属。30cmくらいにまで近づいても逃げませんでした。私のことを覚えていたのでしょうか?特大のザックを担いでいるので、熊だと思われたか?あるいは、メスのボディディーガードをしていただけなのか?
キジ目ライチョウ科ライチョウ属。30cmくらいにまで近づいても逃げませんでした。私のことを覚えていたのでしょうか?特大のザックを担いでいるので、熊だと思われたか?あるいは、メスのボディディーガードをしていただけなのか?
< メスのウンチ >
いわゆる「抱卵糞(ため糞)」です。この時期は、オスのウンチより大きいのをひねります。それは、オスはパトロール中に、何度もすませますが、メスは抱卵しているため、排便回数が少なくなり、1回に出すウンチが大きくなします。ともかく、子供が生まれるので、めでたいことです。
いわゆる「抱卵糞(ため糞)」です。この時期は、オスのウンチより大きいのをひねります。それは、オスはパトロール中に、何度もすませますが、メスは抱卵しているため、排便回数が少なくなり、1回に出すウンチが大きくなします。ともかく、子供が生まれるので、めでたいことです。
< ヨツバシオガマ(四葉塩釜) >
ハマウツボ科シオガマギク属。この花も、今回2度目です。ミクリガ池近くのベンチのそばで見つけました。水に濡れた荷物が40kgほどになってしまいました。100mごとくらいに、休憩しながら進んでいます。
ハマウツボ科シオガマギク属。この花も、今回2度目です。ミクリガ池近くのベンチのそばで見つけました。水に濡れた荷物が40kgほどになってしまいました。100mごとくらいに、休憩しながら進んでいます。
< ミヤマクロユリ(クロユリ) >
一昨日、自然保護センターの館長さんにクロユリの生育場所を2箇所教えて頂いたのですが、この場所が分からずにいました。偶然、撤退の途中で見つけました。思わず大声で「クロユリ」と叫んでしまいましたが、近くにいたのは、韓国からの登山客さん達でした。「ニホンゴワカリマシェン」と言われたので「ぶらっくりりー」と返答したら理解されました。
一昨日、自然保護センターの館長さんにクロユリの生育場所を2箇所教えて頂いたのですが、この場所が分からずにいました。偶然、撤退の途中で見つけました。思わず大声で「クロユリ」と叫んでしまいましたが、近くにいたのは、韓国からの登山客さん達でした。「ニホンゴワカリマシェン」と言われたので「ぶらっくりりー」と返答したら理解されました。
< 「クロユリ」には2種類あります >
北海道で生育しているものを「エゾクロユリ」、本州のものは「ミヤマクロユリ」と言います。「エゾクロユリ」は「ミヤマクロユリ」より染色体の数が多く、花も大型です。日本アルプスでは「ミヤマクロユリ」しかありませんので『クロユリ』と呼んでいても良いでしょう。
北海道で生育しているものを「エゾクロユリ」、本州のものは「ミヤマクロユリ」と言います。「エゾクロユリ」は「ミヤマクロユリ」より染色体の数が多く、花も大型です。日本アルプスでは「ミヤマクロユリ」しかありませんので『クロユリ』と呼んでいても良いでしょう。
< カリマーSF+セイバー30 >
立山駅の駐車場です。無事、地上に降りて来れました。中型のザック(セイバー)は、一昨日、ここを出発する時は、大型ザックの中に収まっていました。帰ってくる時には『親亀子亀』のドッキング状態になってしまいました。
立山駅の駐車場です。無事、地上に降りて来れました。中型のザック(セイバー)は、一昨日、ここを出発する時は、大型ザックの中に収まっていました。帰ってくる時には『親亀子亀』のドッキング状態になってしまいました。
< 工夫して連結しました >
食糧の半分以上が残り、空き瓶空き缶も持ち帰り、衣類やシュラフは水浸し、ザックも水を吸い込んでいます。行きは35kgで帰りは40kgくらいの重量になっていました。
食糧の半分以上が残り、空き瓶空き缶も持ち帰り、衣類やシュラフは水浸し、ザックも水を吸い込んでいます。行きは35kgで帰りは40kgくらいの重量になっていました。
< 吉峰温泉「ゆ~ランド」 >
立山アルペンルートの帰り道に立ち寄のに適した定番の温泉です。この温泉で雨に濡れた体を温めてから、「ブラックリリー」ではなく『ブラックラーメン』を食べに富山市内に向かいました。
立山アルペンルートの帰り道に立ち寄のに適した定番の温泉です。この温泉で雨に濡れた体を温めてから、「ブラックリリー」ではなく『ブラックラーメン』を食べに富山市内に向かいました。
装備
個人装備 |
■[テント・装備等]■
テント一式(ヒルバークスタイカ)
特大ザック(カリマーSF)
セカンドザック(カリマーSabre30)
ストック
アイゼン
キャップ
軍手
サングラス
ロングスパッツ
ハイドレーションバッグ(6L)
ストーブ
フリント式ライター
ガス(OD缶250gX2)
コッヘル
フライパン
ナルゲンボトル
トレッキングアンブレラ
■[電気製品・GPS等]■
スマートホン
GPS
ヘッドライド
LEDランタン
一眼レフカメラ
コンパクトカメラ
予備電池
ABCウォッチ
ラジオ
■[寝具・アメニティーグッズ]■
シュラフ(オーロラ900DX)
シュラフカバー
インナーシーツ
マット
ピロー
ガベッジバッグ4L(携帯トイレ3回分・トイレットペーパー)
植物図鑑
■[クロージング等]■
衣類(上下2着・Tシャツ2着・ロングタイツ・下着3着)
防寒具(ダウン)
レインウエア(上下)
タオル4本
■[食糧・水等]■
和牛(0.3kg)
日本酒(1L)
食糧3日分(アルファー米・ ラーメン ・各種 レトルト食品)
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感想
___【 良かったこと 】___
● まだ6月でしたが、思いの外、お花たちに会えました。
● アルプスカレー、白エビ、温泉~など満喫出来ました。
● 梅雨の晴れ間に、良い眺望が得られました。
___【 悪かったこと 】___
● 嵐のような最悪の天候に見舞われた。
● テントを破損してしまった。2日目の嵐の夜は早めにテントをたたみ、山小屋に避難すれば良かった。
___【 最後に 】___
災害一歩手前の災難(嵐のような荒天)に遭いました。しかし~良い眺め(お花と眺望)、美味しいもの(酒と肴)、温泉(地獄谷温泉)~の三拍子そえることが出来ましたので、良しとしたいと思います。
テントの防衛方法については、勉強になりました。強風の中、下手にテントを守ろうとして浸水(テントから出たためにグランドシートがまくり上がりました)。ガイライン(細引き)を重い岩に固定したがために~テントポールや生地を傷めてしまった。『テントを仕舞うことが出来なくても、倒した状態にして天幕(生地)に包まって嵐をやる過ごせば良かった』~今考えると、こう思いました。
「傷ついたテント」は、修理して大事に使い続けます。また「地獄谷温泉」には、年に何度も行けませんが、今後も通いたいと思います。
___【 近隣の山行記録のリンク 】___
去年の秋も、地獄谷温泉巡りをしました。
● 「雷鳥沢キャンプ」で湯治
2015年10月09日~12日(3泊4日)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-742138.html
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